屋根塗装
【ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用とメリット・デメリット】後悔しない業者選びのポイントも解説

ガルバリウム剛板は、多くの葺き替え工事で選ばれている人気の屋根材です。
「ガルバリウム剛板に葺き替えたいけど、費用はどれくらいかかるんだろう?」「デメリットはないのかな?」など、迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用やメリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。
後悔しない業者選びのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用
一般的な30坪戸建て住宅の場合、ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用は120万~250万円程度が相場です。
既存の屋根材の種類によっては希望の屋根材を選択できないケースもありますが、ガルバリウム剛板はどの屋根材からも葺き替え可能です。
費用は既存の屋根材によって異なるため、以下の表を参考にしてみてください。
|
既存の屋根材 |
葺き替え費用 |
|
瓦 |
150万〜220万円 |
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スレート |
140万〜180万円 |
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ガルバリウム |
130万〜170万円 |
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トタン |
120万〜150万円 |
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アスファルト |
130万〜160万円 |
重量のある瓦屋根は撤去費用が高額になります。
一方で、トタンやガルバリウム、アスファルトシングルなどは軽量で撤去が比較的かんたんなため、費用を抑えられるでしょう。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用の内訳
見積書を理解するために、内訳の相場も把握しておきましょう。
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内容 |
費用目安 (30坪) |
|
|
足場 |
10〜20万円 |
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防水シート |
3万〜9万円 |
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下地補修 |
15万〜21万円 |
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|
屋根の撤去 |
9万〜18万円 |
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屋根の処分 |
9万〜18万円 |
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|
新しい屋根材 |
36万〜54万円 |
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|
棟板金 |
3万〜6万円 |
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諸経費 |
15万〜50万円 |
|
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合計 |
100万〜186万円 |
|
上記は、一般的な30坪戸建て住宅の屋根葺き替え費用の目安です。
実際の料金は屋根の劣化状態や依頼する施工会社、地域によっても変動するため、正確な金額を知りたい場合は見積もりを依頼しましょう。
なお、2004年以前に施工されたスレート屋根には、アスベストが含まれている可能性があります。
撤去する際には飛散防止対策や処分費用が必要なため、20万~40万円程度の追加料金がかかります。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替えるメリット

・コストパフォーマンスが良い
・軽量で耐震性に優れている
・耐久性が高い
・断熱性に優れている
・シンプルでモダン
・工期が短い
・汚れにくい
コストパフォーマンスが良い
ガルバリウム鋼板は他の屋根材と比べて価格がやや高めですが、適切にメンテナンスを行えば25年から35年もちます。
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屋根材 |
耐用年数 |
単価 (㎡) |
|
日本瓦 |
50〜100年 |
9,000〜1万2,000円 |
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セメント瓦 |
30〜40年 |
5,000〜8,000円 |
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ガルバリウム |
25〜35年 |
6,000〜9,000円 |
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スレート |
15〜25年 |
4,000〜8,000円 |
|
アスファルト |
15〜25年 |
6,000〜8,000円 |
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トタン |
10〜20年 |
5,000〜6,000円 |
地震や台風などの災害やひび割れにも強く、メンテナンス費用を抑えられるため、コストパフォーマンスに優れています。
また、屋根リフォームでメーカー保証が受けられる点も大きなメリットです。
通常、屋根材のメーカー保証は「新築のみ」ですが、ガルバリウム剛板はリフォームでも保証がつきます。
※一部保証がない製品もあるため、施工会社へお問い合わせください
軽量で耐震性に優れている
軽いガルバリウム剛板の屋根材に葺き替えて建物の重心を低くすることで、地震時の揺れが軽減されます。
柱や基礎への負担も減るため、建物全体の耐震性を高めることにもつながります。
ガルバリウム鋼板の重さは、スレートの3分の1~4分の1、瓦屋根の10分の1程度です。
特に築年数の古い住宅では、現在の耐震基準に近づける効果が期待できるでしょう。
耐久性が高い
瓦やスレートなどは、経年劣化や振動でひび割れたり欠けたりすることがありますが、金属製のガルバリウム剛板にはこのような劣化症状が起こりません。
また、従来のトタン屋根と比較して圧倒的にサビに強く、美観や機能を長く維持できます。
断熱性に優れている
金属素材でありながら、断熱材一体型の製品を選ぶことで優れた断熱性能を実現できます。
夏場の屋根の温度上昇を抑え、室内への熱の侵入を効果的に防ぎます。
室温が1℃下がると冷房費を約10%削減できると言われており、夏場の電気代削減にも効果的です。
逆に冬場は室内の暖かい空気を逃がしにくく、年間を通じて快適な住環境を維持できるでしょう。
シンプルでモダン
シンプルなガルバリウム剛板の屋根は、スタイリッシュでモダンな印象を与えます。
カラーバリエーションも豊富なので、建物の外観やデザインに合わせて最適な選択ができるでしょう。
工期が短い
ガルバリウム鋼板は、軽量で施工しやすいことが特徴です。
通常、屋根の葺き替えには1週間~2週間ほどかかりますが、一般的な大きさの住宅なら1週間程度で完了するでしょう。
瓦屋根の葺き替え工事と比較すると、半分ほどの期間で済むケースが多く、生活への影響を最小限に抑えられます。
また、工期の短縮による人件費の削減効果も期待できます。
汚れにくい
ガルバリウム剛板は表面がなめらかで、汚れが付着しにくいことが特徴です。
また、屋根材自体が湿気や雨水を吸収することがないため、カビ・コケ・藻などが発生しにくいこともメリットです。
頻繁に洗浄しなくても、きれいな状態を長く維持できるでしょう。
ただし、ざらざらした質感のマットカラー製品を選ぶと、表面の凹凸に汚れがたまりやすくなるためご注意ください。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替えるデメリット

・選べる質感やデザインが少ない
・へこみやすい
・サビが発生する可能性がある
選べる質感やデザインが少ない
カラーバリエーションは豊富ですが、質感やデザインの選択肢はそれほど多くありません。
基本的に金属特有のシンプルでなめらかな仕上がりになるため、窯業系サイディングのように多彩なデザインの表現は困難です。
ただ、金属のシンプルで洗練された質感を好む方にとっては、メリットとなるでしょう。
へこみやすい
ガルバリウム剛板は薄い金属板のため、外部からの強い衝撃によりへこみが生じる可能性があります。
一度へこむと自力で元に戻すことは難しく、部分的な交換が必要です。
通常の生活環境で問題になることはありませんが、「お子さんがよく庭でボール遊びをする」「公園や学校が近い」などの場合には、厚みのある製品を選んだ方がよいかもしれません。
サビが発生する可能性がある
ガルバリウム剛板はサビに強い素材ですが、金属製である以上サビのリスクはゼロではありません。
傷がついたり他の金属と接触したりすると、サビが発生することがあります。
また、海沿いの地域では、塩害によりサビが発生しやすい傾向があるため注意が必要です。
ただ、定期的に塗装を行う、傷がついたらサビが発生する前に補修するなど、適切にメンテナンスを行うことで予防が可能です。
ガルバリウム剛板屋根の葺き方は3種類
① 横葺き
② 縦葺き
③ 瓦調葺き
それぞれの特徴を見ていきましょう。
① 横葺き
横葺きは、屋根材を横向き(平行)に配置する工法です。
もっとも一般的な施工方法で、シンプルかつスタイリッシュな外観に仕上がります。
多くのメーカーが製品を出しており、カラーバリエーションも豊富です。
ただ、縦葺きよりも雨水が流れにくいため、屋根の勾配が2.5寸以下の場合には施工できないことがあります。
② 縦葺き
縦葺きは、屋根材を縦(垂直)に配置する工法です。
横葺きよりも施工費用が安く、雨水が流れやすいため勾配が少ない屋根にも施工可能です。
ただ、デザインや色の選択肢がやや少なく、複雑な形状の屋根には施工できないケースがあります。
③ 瓦調葺き
瓦調葺きは、瓦屋根の外観をガルバリウム剛板で再現した工法です。
金属製の屋根ながら、和風住宅にもしっかりとマッチします。
ただ、材料費が高く施工にも高い技術力が必要なため、価格は他の工法と比べてかなり高額です。
ガルバリウム剛板屋根の葺き替えで後悔しない!業者選びのポイント

・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・施工実績が豊富な会社を選ぶ
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼してみましょう。
ただし、相場より極端に安い場合は、手抜き工事や追加請求、詐欺などのリスクが考えられます。
最安値にこだわりすぎず、内訳までしっかり確認して信頼できる業者を選ぶことが大切です。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、屋根の葺き替えを外注しているケースが多く、10~30%の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社で職人を抱えている会社なら余計な費用がかかりません。
ホームページのスタッフ紹介などで、職人が在籍しているか確認してみましょう。
施工実績が豊富な会社を選ぶ
ガルバリウム剛板の葺き替え工事には、専門的な知識や技術が必要です。
仕上がりや耐久性に影響するため、施工実績が豊富な会社を選びましょう。
施工事例は、ホームページやSNSで確認できるはずです。
Googleなどの口コミや評価も参考になります。
まとめ|岡山市で屋根葺き替え工事をするならベストホームへ!
今回は、ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用やメリット・デメリット、後悔しない業者選びのポインなどをご紹介しました。
ガルバリウム剛板への葺き替え工事には120万~250万円ほどの費用がかかりますが、軽量で地震に強く耐久性も高いため、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れていると言えます。
ただ、施工費用は業者によって大きく異なるため、まずは地元のリフォーム会社など2~3社へ見積もりを依頼してみましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根葺き替え工事の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
【屋根の葺き替え・カバー工法の選び方ガイド】メリット・デメリットや費用相場を徹底解説

屋根のリフォームを考えているけど、「葺き替えとカバー工法どっちにしよう?」「費用はどれくらい違う?」「それぞれのデメリットも知っておきたい」など、迷っている方も多いのではないでしょうか。
実は、屋根の種類や状態によってはカバー工法が選択できないケースがあります。
そこでこの記事では、屋根の葺き替えとカバー工法の違いやメリット・デメリット、費用相場などをわかりやすくご紹介します。
選び方のポイントも解説しているので、どちらにしようか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
屋根の葺き替え・カバー工法の費用相場
一般的な30坪戸建て住宅の場合、屋根の葺き替えとカバー工法の費用相場はそれぞれ以下のとおりです。
|
工法 |
費用目安 |
|
カバー工法 |
60万〜150万円 |
|
葺き替え |
100万〜260万円 |
施工会社や屋根の状態、新しい屋根材の種類によっても変動しますが、40万~110万円ほどの差があります。
屋根の葺き替えとカバー工法の違い
屋根カバー工法(重ね葺き)は、古い屋根材を撤去せず、上から新しい屋根材を重ねる方法です。
屋根材のみが劣化している場合には、カバー工法が有効なケースがあります。
一方、葺き替えとは、古い屋根材や防水シート、場合によっては下地材まで撤去し、すべてを新しいものに交換する全面改修工事です。
雨もりが発生しているなど下地まで劣化している可能性が高い場合には、カバー工法では対処できないため葺き替え工事を行います。
葺き替えとカバー工法の違いは、既存の屋根材を撤去して下地まで確認・補修ができるかどうかです。
カバー工法の方が工期が短く費用も抑えられますが、新しい屋根の下で古い屋根材や下地の劣化が進み続けることに注意が必要です。
屋根カバー工法のメリット

・工期が短い
・費用を抑えられる
・遮音性・断熱性がアップする
工期が短い
既存の屋根材の解体や撤去、下地の補修などを行わないため、葺き替え工事と比べて工期は短くなります。
葺き替え:1週間~10日程度
カバー工法:5日~1週間程度
また、工事期間中も普段と変わらない生活ができるので、ストレスも少ないでしょう。
費用を抑えられる
カバー工法の最大のメリットは、工事費用を安く抑えられることです。
古い屋根材の撤去・処分費用がかからず、工期も短縮できるため、トータルコストを大幅に削減できます。
アスベストを含む屋根材でも、撤去しないため追加の処分費用がかからない点もメリットです。
遮音性・断熱性がアップする
屋根が二重構造になることで、遮音性・断熱性の向上が期待できます。
特に金属屋根は雨音が気になることがありますが、既存の屋根材がクッションの役割をすることで、室内に音が伝わりにくくなります。
また、空気層が増えるため断熱効果が高まり、夏は涼しく冬は暖かい環境を保てることもメリットです。
冷暖房費の節約効果にも期待ができるでしょう。
屋根カバー工法のデメリット

・屋根材の選択肢が少ない
・下地の点検・補修ができない
・葺き替えよりも寿命が短い
・耐震性が低下する恐れがある
・将来のメンテナンスコストが高くなる
屋根材の選択肢が少ない
屋根が重くなりすぎると建物への負荷が増し、耐震性にも影響するため、選択肢は主に軽量な金属製の屋根材に限られます。
重量のある瓦やスレートなどは選べません。
また、屋根のデザインや凹凸、勾配などによっても、ご希望の屋根材を選べないケースがあります。
下地の点検・補修ができない
既存の屋根材を撤去しないため、野地板や垂木などの下地の状態を直接確認できません。
もし下地に腐食や損傷があっても発見できず、将来的に大きな問題に発展するリスクがあります。
雨もりが発生している場合や、下地の劣化が疑われる場合には、カバー工法を避けた方がよいでしょう。
また、施工後に下地の問題が発覚した場合、二重の屋根を撤去して補修する必要があり、結果的に高額な修繕費用がかかる可能性があります。
葺き替えよりも寿命が短い
カバー工法で施工した屋根の寿命は、葺き替えより5~10年ほど短い傾向があります。
既存の屋根材や防水シート、下地材の劣化が進み続けることが主な原因です。
メンテナンス頻度が高くなる可能性があることも考慮し、慎重に検討しましょう。
耐震性が低下する恐れがある
屋根の重量が増して建物の重心が高くなると、地震の際に揺れが大きくなる可能性があります。
特に築年数が古い住宅や、もともと重い屋根材を使用している建物では、耐震性が低下する恐れがあるため注意が必要です。
場合によっては、屋根の下地や建物の構造を補強する工事が必要になることもあります。
将来のメンテナンスコストが高くなる
カバー工法を行った屋根を次回リフォームする際には、二重になった屋根材をすべて撤去して葺き替える必要があります。
そのため解体・撤去・廃材処理費などが倍増し、工期が長くなることで人件費も高額になりがちです。
また、下地の劣化が進行している可能性が高く、大がかりな改修工事になることが予想されます。
今回のリフォーム費用を安く抑えられても、将来的に高額なメンテナンス費用がかかる可能性が高いでしょう。
あと何年住む予定かも考慮して判断することが重要です。
屋根を葺き替えるメリット

・屋根が完全に新しくなる
・耐震性を高められる
・屋根材の選択肢が多い
屋根が完全に新しくなる
葺き替え工事では、屋根材だけでなく防水シートや断熱材、野地板などの下地も補修・交換ができるため、屋根の性能が新築時と同等まで回復します。
防水シートの寿命は20年程度です。
屋根リフォームの際に交換しておくことで、雨もりのリスクを大幅に軽減できます。
完全リニューアルにより、今後20~30年は大規模な屋根のメンテナンスが必要ないでしょう。
耐震性を高められる
今よりも軽い屋根材を選ぶことで、耐震性を高めることもできます。
例えば、日本瓦から軽量なガルバリウム剛板に変更した場合、屋根の重さが10分の1程度まで軽くなり、地震時の建物への負担が大幅に軽減されます。
また、野地板の補強工事を同時に行うことで、屋根の強度を向上させることも可能です。
屋根材の選択肢が多い
カバー工法の場合は選択できる屋根材の種類が限られますが、葺き替え工事では比較的自由に選択できます。
また、太陽光パネルの設置を検討している場合にも、適した屋根材(ガルバリウム剛板など)への変更が可能です。
屋根材ごとの耐久性や価格は、以下の表を参考にしてみてください。
|
屋根材 |
耐用年数 |
単価 (㎡) |
|
日本瓦 |
50〜100年 |
9,000〜1万2,000円 |
|
セメント瓦 |
30〜40年 |
5,000〜8,000円 |
|
ガルバリウム |
25〜35年 |
6,000〜9,000円 |
|
スレート |
15〜25年 |
4,000〜8,000円 |
|
アスファルト |
15〜25年 |
6,000〜8,000円 |
|
トタン |
10〜20年 |
5,000〜6,000円 |
屋根を葺き替えるデメリット

・費用が高い
・工期が長い
費用が高い
古い屋根材を解体・撤去・処分する必要があるため、費用が高くなります。
また、2004年以前に製造されたスレート屋根にはアスベストが含まれている可能性があり、飛散防止対策や処分費用として20万~40万円程度の追加料金がかかります。
ただ、アスベストの処分費用は年々高くなっているため、先送りにすると将来的にはさらに高額な費用がかかる可能性が高いでしょう。
工期が長い
カバー工法よりも工程が多いため、工期が2~3日ほど長くなります。
また、作業が天候に左右されやすく、梅雨や台風シーズンにはさらに延びる可能性があります。
日常生活にも影響するため、できるだけ短くしたい場合は、春や秋など気候が安定している時期を選ぶとよいでしょう。
【選び方ガイド】葺き替えとカバー工法どっちが正解?
以下のような場合には、カバー工法が有効です。
・15~20年程度で住み替えを検討している
・今回のリフォーム費用を安く抑えたい
・雨もりや下地の劣化がない
一方、以下のような場合には葺き替え工事を検討した方がよいでしょう。
・築30年以上
・屋根の劣化がひどい
・雨もりしたことがある
・屋根材を自由に選びたい
・今の家に長く住み続けたい
・太陽光パネルの設置を検討している
・将来的なリフォーム費用を抑えたい
長く住む予定なら、基本的には葺き替えがおすすめです。
今回のリフォーム費用は高くなりますが、屋根の問題を根本から解決できるため、長期的に見れば経済的と言えるでしょう。
なお、以下のようなケースではカバー工法が使えないため、葺き替え工事を行うことになります。
・瓦屋根
表面が平らでない瓦屋根には、カバー工法の施工が困難です。また、瓦自体が重いため、さらに屋根材を重ねて重量が増すと地震の際に倒壊する恐れがあります。
・下地が劣化している
雨もりなどで防水シートや下地材が劣化している場合には、上から新しい屋根材を重ねても根本的な解決にはなりません。後に深刻なダメージへと発展する恐れがあるため、葺き替え工事による下地の補修・交換が必要です。
・屋根の勾配が緩すぎる
カバー工法では主に金属製の屋根材が使用されますが、一部の金属屋根は勾配が緩すぎる屋根に適さないことがあります。
・すでにカバー工法を施工済み
カバー工法ができるのは1度限りです。どれだけ軽い屋根材を使用しても、三重構造になると建物が重さに耐えられないためです。カバー工法済みの屋根のリフォームでは、既存の二重屋根を撤去して葺き替える必要があります。
まとめ|岡山市で屋根の葺き替え工事をするならベストホームへ!
今回は、屋根の葺き替えとカバー工法の違いや費用相場、選び方のポイントなどをご紹介しました。
カバー工法の方が費用は安く抑えられますが、長く住む予定であれば葺き替えをおすすめします。
葺き替え工事なら屋根の問題を根本から解決し、耐震性を高めることも可能です。
ただ、既存屋根の状態や屋根材の種類によっては選択肢が限られることもあるため、まずは点検を受けてみましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なリフォーム方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
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【30坪住宅の屋根葺き替え工事】費用相場・工程・安く抑えるコツまで徹底解説

「30坪の家の屋根葺き替え費用はどれくらいなんだろう?」「できるだけ安く抑えたい」「工事には何日くらいかかる?」と、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、30坪住宅の葺き替え費用や安く抑えるコツ、工事の工程、日数などを紹介しています。
葺き替え工事で使われる屋根材6種類の特徴やメリット・デメリットも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
30坪住宅の屋根葺き替え費用と内訳
一般的な30坪戸建て住宅の屋根葺き替え費用は、100万~260万円が相場です。
ただし、実際の料金は屋根の状態や使用する屋根材の種類などによって変動します。
見積もりの際に提示された金額が妥当か判断できるよう、内訳も把握しておきましょう。
|
内容 |
費用目安 (30坪) |
|
|
足場 |
10〜20万円 |
|
|
防水シート |
3万〜9万円 |
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|
下地補修 |
15万〜21万円 |
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|
屋根の撤去 |
9万〜18万円 |
|
|
屋根の処分 |
9万〜18万円 |
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|
新しい屋根材 |
24万〜72万円 |
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|
棟板金 |
3万〜6万円 |
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諸経費 |
15万〜50万円 |
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|
合計 |
90万〜214万円 |
|
諸経費には、現場までの交通費や現場管理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されています。
なお、依頼した業者が屋根の葺き替え工事を外注している場合には、仲介手数料も含まれます。
屋根の葺き替え·葺き直し·カバー工法はどう違う?
屋根リフォームには、以下の3つの方法があります。
・葺き替え
・葺き直し
・カバー工法
それぞれにメリット・デメリットがあり、価格も大きく異なるため、よく理解した上で選択することが大切です。
葺き替えとは?
葺き替えは、既存の屋根材をすべて撤去して新しい屋根材に交換する工法です。
屋根材だけでなく野地板や垂木、防水シートといった屋根内部の状態も確認し、必要に応じて補修・交換を行います。
既存の屋根を撤去・処分する必要があるためカバー工法よりも費用は高くなりますが、強度低下や雨もりといったあらゆる屋根の問題を根本的に解決できることがメリットです。
葺き直しとは?
葺き直しは、既存の屋根材を一度すべて撤去して下地の補修・交換を行い、同じ屋根材を再度施工する方法です。
新しい屋根材の購入や廃材処理が不要なため、費用を大幅に安く抑えられます。
30坪住宅の葺き替えの費用が100万~260万円であるのに対して、葺き直しの費用は70万~110万円程度が相場です。
ただし、葺き直しができるのは屋根材自体の耐用年数が長い「日本瓦」のみです。
カバー工法とは?
カバー工法は、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねて張る方法です。
屋根材の撤去・処分が不要なため工期が短く、費用を大幅に安く抑えられます。
しかし、屋根が二重になると建物への負荷が増すため、選択肢が軽量な金属系サイディングに限定されます。
重心が高くなることで地震の揺れが増幅され、耐震性が低下する恐れもあります。
また、下地が劣化している場合や過去にカバー工法を行なっている場合には、カバー工法が選択できません。
費用面だけで考えれば魅力的ですが、長く住む予定の場合は葺き替えを選択した方がよいでしょう。
30坪住宅の屋根葺き替え費用に影響する8つの要因

・建物の高さ
・既存屋根の撤去費用
・屋根材の種類
・屋根の面積
・屋根の勾配
・屋根の劣化状態
・立地
・施工会社
建物の高さ
建物が高くなるほど、より頑丈な足場が必要になります。
また、足場を設置する面積も増すため、材料費や組み立て・解体費用が高くなる傾向があります。
2階建てと3階建てでは、10万~20万円ほどの差になるでしょう。
既存屋根の撤去費用
以前にカバー工法を行っている場合は、2重の屋根を解体して廃材を処分する必要があります。
通常の1.5~2倍程度の撤去費用がかかるでしょう。
また、アスベストを含むスレート屋根を撤去する際には、飛散防止対策や処分費用として20万~40万円の追加料金がかかります。
屋根材の種類
屋根の葺き替え費用にもっとも大きく影響するのが、屋根材の種類です。
どの屋根材を選ぶかによって、材料費や施工費用が異なります。
例えば、スレートは4,000円/㎡~ですが、日本瓦は1万2,000円/㎡を超えることもあり、その差は3倍以上です。
また、重い屋根材を使用する場合は、下地の補強工事が必要になることもあるため、さらに多くの費用がかかります。
屋根の面積
同じ坪数の家でも、建物の形状やデザインによって屋根の面積が異なります。
面積が大きくなるほど材料費や施工費が増えるため、費用が高くなります。
30坪戸建て住宅の屋根面積の目安は55~65㎡程度です。
ご自宅のおおまかな屋根面積は「1階の床面積×1.5」で求められます。
例えば、1階の床面積が40㎡だった場合、40×1.5=60㎡となります。
屋根の勾配
勾配がきつくなるほど屋根の面積は大きくなります。
また、勾配が6寸を超えると職人がすべって作業ができないため、屋根の上にも足場の設置が必要です。
施工面積と足場の面積が増えるため、材料費や施工費が通常よりも高くなります。
屋根の劣化状態
下地の野地板や垂木の劣化が進んでいる場合には、補修や交換が必要となり、費用が増加します。
雨もりが発生している屋根では、水分や湿気で下地が腐食している可能性が高いでしょう。
軽微な補修なら15万~20万円程度で済みますが、全体的に交換する場合には50万円以上かかるケースもあります。
立地
道路の幅が狭い場合は、手作業で材料や廃材を搬入·搬出する必要があるため、追加料金が発生する可能性があります。
また、離島や山奥などでは、資材の運搬費や出張費、宿泊費などがかかることも考えられます。
施工会社
屋根の葺き替え工事は、以下のようにさまざまな会社が請け負っています。
・工務店
・リフォーム会社
・屋根塗装会社
・ハウスメーカー など
それぞれ料金体系が異なるため、比較検討することが重要です。
金額だけでなく「屋根の葺き替え工事の経験が豊富か」も確認して選びましょう。
30坪住宅の葺き替えにはどんな屋根材がおすすめ?種類別の費用と特徴

屋根の葺き替え工事では、カバー工法と比べて選択できる屋根材の種類が豊富です。
ただ、基本的には今と同じか、より軽い屋根材を選んだ方がよいでしょう。
屋根を軽くすることで建物の重心が下がり、地震時の揺れを軽減できるためです。
例えば、日本瓦からガルバリウム剛板などの金属屋根に葺き替えると、10分の1程度にまで軽量化できます。
屋根材ごとの価格と耐用年数は、以下の表を参考にしてみてください。
|
屋根材 |
単価 (㎡) |
50坪の費用相場 |
|
日本瓦 |
9,000〜1万2,000円 |
100万〜130万円 |
|
軽量瓦 |
7,000〜1万2,000円 |
75万〜130万円 |
|
ガルバリウム |
6,000〜9,000円 |
65万〜100万円 |
|
スレート |
4,000〜8,000円 |
45万〜90万円 |
|
アスファルト |
6,000〜8,000円 |
65万〜90万円 |
|
トタン |
5,000〜6,000円 |
55万〜65万円 |
各屋根材の特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
日本瓦
日本瓦の最大のメリットは、耐久性が高いことです。
塗装も不要で、メンテナンス次第では100年以上使い続けられます。
割れや欠けが起こった場合に、部分的な補修ができることもメリットです。
しかし、非常に重いため、スレートやアスファルトシングル、金属などの軽い屋根材から瓦への葺き替えはできません。
建物が屋根の重さに耐えられず、倒壊する恐れがあるためです。
軽量瓦
軽量瓦はセメントや樹脂などを原料としており、日本瓦より軽量でありながら耐久性も高いことが魅力です。
日本瓦から軽量瓦へ葺き替えることで、屋根の重さを3分の2~半分程度に軽減できます。
建物への負荷が減って重心が下がるため、地震の揺れも軽減できるでしょう。
和風の外観を維持しながら、耐震性も高めたい方に向いています。
ガルバリウム剛板
ガルバリウム剛板は、非常に軽量で耐震性に優れています。
施工しやすく耐久性も高いことから、多くの住宅の屋根リフォームで選ばれています。
ただ、薄い金属板のため衝撃に弱く、へこみやすいことが難点です。
傷やへこみを放置するとサビが発生する可能性があるため、早めに補修を行う必要があります。
スレート
スレートはコロニアルやカラーベストとも呼ばれており、軽量で建物への負担が少なく価格も安いため、多くの住宅で使われています。
色やデザインが豊富なことも特徴です。
ただ、非常に薄い素材のため、経年劣化や衝撃によりひび割れや欠けが発生しやすい傾向があります。
また、ガルバリウムやセメント瓦に比べて耐用年数が短く、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。
アスファルトシングル
アスファルトシングルはガルバリウム剛板に次いで軽く、柔軟性が高いため地震によるひび割れが起こりにくい屋根材です。
複雑な形状の屋根にも対応可能で、カラーバリエーションやデザインが豊富なことも特徴です。
ただ、カビやコケが生えやすく強風に弱いため、立地によってはメンテナンスに手間がかかる可能性があります。
トタン
トタン屋根は軽量で価格が安く、施工も簡単ですが、断熱性や遮音性が低く、サビやすいことが難点です。
耐用年数も短いため現在ではあまり使われることがなく、ガルバリウム剛板に置き換わってきています。
ただ、長く住み続ける予定がないなどの理由で費用を最小限に抑えたい場合には、選択肢の一つとなり得ます。
30坪住宅の屋根葺き替えの見積もりでチェックすべき14項目

1. ていねいに屋根の点検を行っているか
2. 「建設許可」があるか
3. 見積額が相場からかけ離れていないか
4. 具体的な製品名や単価が記載されているか
5. 「坪」ではなく「平米」で記載されているか
6. 諸経費が多すぎないか
7. 打ち合わせの内容が反映されているか
8. 屋根葺き替え工事の経験が豊富か
9. 保証やアフターサービスがあるか
10. クーリング·オフについて説明はあったか
11. 追加料金の有無
12. キャンセル料はかかるか
13. 極端な値引きをしていないか
14. 契約を急かさないか
1. ていねいに屋根の点検を行っているか
適切な見積もりを出すには、屋根の状態を正確に把握することが不可欠です。
5~10分程度の目視だけで見積もりを出す業者や、そもそも点検を行わない業者は避けた方が賢明です。
工事が始まってから深刻な劣化症状が見つかって追加料金を請求されたり、施工不良を起こしたりする恐れがあります。
2. 「建設業許可」があるか
500万円未満の工事は建設業許可がなくても請け負えますが、取得するには一定の実績や資本、誠実性などが求められるため、信頼性を判断する目安となります。
許可を取得しているかどうかは、業者のホームページや国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で確認できます。
3. 見積額が相場からかけ離れていないか
屋根葺き替え工事の費用は、一般的な30坪戸建て住宅で100万~260万円が相場です。
ここから大きく外れていないかを確認しましょう。
極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。
高すぎる場合には、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。
安すぎる場合には、手抜き工事や追加請求、低品質な材料の使用といったリスクが考えられます。
4. 具体的な製品名や単価が記載されているか
「屋根葺き替え工事 一式」などのように詳細がわからない場合は必ず内訳を確認し、見積書に記載してもらいましょう。
信頼できる見積書には、使用する屋根材の製品名やメーカー名、単価、施工面積などが明記されています。
製品名がわかれば、ご自身で価格や性能を調べて適正かどうかを判断できます。
5. 「坪」ではなく「平米」で記載されているか
屋根葺き替え工事では、施工面積を「平米」で記載するのが一般的です。
同じ坪数の住宅でも、屋根の形状や勾配によって面積が異なるためです。
「坪」表記の場合、業者が実際の面積を正確に把握できていないために途中で材料が不足したり、あいまいな計算で過剰請求されたりする恐れがあります。
6. 諸経費が多すぎないか
諸経費には現場までの交通費や出張費、現場管理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されます。
目安は工事費全体の10~30%程度です。
大幅に超えている場合は、不当な利益や高額な外注費が上乗せされている可能性があるため、どのような費用が含まれているのか尋ねてみましょう。
あいまいな回答で納得できない場合は、別の業者を探した方がよいかもしれません。
7. 打ち合わせの内容が反映されているか
見積書は工事の内容を証明する重要な書類です。
打ち合わせの内容が正確に反映されているか、必ず確認しておきましょう。
口頭での約束が書面に残っていないと、「言った、言わない」のトラブルになることがあります。
8. 屋根葺き替え工事の経験が豊富か
屋根の葺き替えは、非常に専門性の高い工事です。
ホームページやSNSで施工件数・施工事例・口コミなどをチェックし、経験豊富な業者へ依頼しましょう。
経験の浅い業者に依頼すると、施工不良による雨もりや再工事のリスクが高まります。
9. 保証やアフターサービスがあるか
工事後の保証についても確認しておきましょう。
万が一施工不良が起こっても、保証期間内であれば無償で補修してもらえる可能性があります。
保証期間は業者によって異なりますが、5~10年程度が一般的です。
また、定期点検などのアフターフォローがあるかも重要なポイントです。
劣化症状を早期発見・早期対処することで、将来的な補修コストを安く抑えられます。
10. クーリング・オフについて説明はあったか
訪問販売や電話勧誘で契約した場合、8日以内であればクーリング・オフ制度により無条件で解約できます。
業者には説明と契約書への記載義務がありますが、悪質業者は故意に行わなかったり、「屋根の葺き替えは対象外です」と嘘の説明をしたりすることがあります。
このような業者は避けた方が無難です。
なお、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、店舗に出向いて契約した場合は対象外です。
11. 追加料金の有無
事前にしっかりと点検している場合、追加料金が発生することはほとんどありません。
しかし、葺き替え工事では、まれに屋根をはがした後で予期せぬ下地の劣化が見つかることがあります。
万が一追加料金が発生した場合には、必ず見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約を結ぶことが大切です。
12. キャンセル料はかかるか
キャンセル料の有無や、発生するタイミング、金額の目安について把握しておくことも重要です。
一般的に、材料の発注後や職人の手配後にはキャンセル料が発生する可能性があります。
契約書に明記されているかも確認しておきましょう。
13. 極端な値引きをしていないか
「足場代0円」「今なら半額」といった値引きを提案された場合には要注意です。
適正価格で見積もりを出している優良業者は、大幅な値引きをする余裕がありません。
できたとしても総額の5~10%程度が限度でしょう。
極端な値引きができる業者は、最初に高額な金額を提示していたり、手抜き工事や低品質な材料の使用で利益を出そうとしていたりする可能性があります。
14. 契約を急かさないか
「この価格で工事できるのは今だけ」「すぐに葺き替えをしないと危険」など、契約をせかす業者に注意しましょう。
屋根の葺き替えは高額な工事のため、他社と比較したり家族と相談したりする時間を十分に取ることが大切です。
信頼できる業者なら快く待ってくれるはずです。
30坪住宅の屋根を葺き替えるタイミング

屋根の葺き替えが必要なタイミングは、既存の屋根材の種類によって異なります。
|
屋根材 |
耐用年数 |
|
日本瓦 |
50〜100年 |
|
軽量瓦 |
30〜50年 |
|
セメント瓦 |
30〜40年 |
|
ガルバリウム |
25〜35年 |
|
スレート |
15〜25年 |
|
アスファルト |
15〜25年 |
|
トタン |
10〜20年 |
日本瓦は50年以上もちますが、スレートやアスファルトシングルは25年程度で寿命を迎えます。
ただし、上記は定期的に洗浄や塗り替えを行なっていた場合の目安です。
メンテナンス状況や立地環境によっては劣化が早まり、耐用年数内でも屋根材がダメージを受けている可能性があります。
屋根の葺き替えが必要な劣化症状
以下のような劣化症状が出ている場合には、葺き替えを検討した方がよいでしょう。
・広範囲に広がるコケや藻
・広範囲に広がるサビ
・屋根材の浮きや反り
・屋根材のひび割れや欠け
・雨もりの発生
広範囲に広がるコケや藻
広範囲に広がるコケや藻は、屋根材の防水機能が低下しているサインです。
コケや藻が付着した屋根は常に湿った状態になるため、急速に劣化が進みます。
塗装で補修できる可能性もありますが、屋根材自体の劣化が進行している場合は葺き替えを行った方がよいでしょう。
広範囲に広がるサビ
部分的なサビであれば除去+塗装で対処できますが、広範囲に広がっている場合は葺き替えが必要です。
放置していると屋根材に穴があき、雨もりにつながる恐れがあります。
屋根材の浮きや反り、ズレ
屋根材の浮き・反りは、経年劣化や下地の変形によって生じます。
すき間から雨水が入り込んで下地の腐食や雨もりにつながる恐れがあるので、部分補修で対応できないほど広範囲に及ぶ場合は葺き替えを行いましょう。
また、棟板金の浮きや瓦のズレが起こると強風時に屋根材が飛散する危険があるため、早急に対処が必要です。
屋根材のひび割れや欠け
スレートや瓦はひび割れ・欠けが起きやすい傾向があります。
物がぶつかって一部だけが割れている場合は部分交換で対処できますが、複数箇所に症状が出ている場合は屋根材全体が寿命を迎えているサインです。
放置しているとすき間から雨水が浸入する恐れがあるため、早急に葺き替えを行った方がよいでしょう。
雨もりの発生
雨もりが発生して天井や壁にシミ・水滴ができている場合は、屋根材だけでなく下地や防水シートまで腐食している可能性が高いでしょう。
時間が経つほど被害が広がり、湿気で柱や梁が腐食したり、カビやシロアリが発生したりするリスクが高くなります。
すぐにでも専門業者の点検を受け、葺き替えを行うことをおすすめします。
30坪住宅の屋根葺き替え工事にかかる日数
30坪住宅の屋根葺き替え工事にかかる日数は、1週間~10日程度が目安です。
天候や屋根の状態、職人の人数などによって変動しますが、一般的なスケジュールは以下のとおりです。
1日目:足場・飛散防止ネットの設置
2~3日目:既存の屋根材を撤去
4日目:下地補修
5日目:防水シートの設置
6~8日目:新しい屋根材を設置
9日目:役物を設置
10日目:完了検査・廃材撤去
11日目:足場の解体・清掃
梅雨や台風シーズンには、雨や風の影響で大幅に工期が延びる可能性があります。
できるだけ短くしたい場合は、春や秋など天候が安定している時期がおすすめです。
各工程の詳細を見ていきましょう。
足場・飛散防止ネットの設置
足場と飛散防止ネットは、職人の安全確保と近隣への廃材・ほこり飛散防止に不可欠です。
足場材には鉄製の板やパイプが使われるため、設置の際には騒音が発生します。
トラブルを回避するために近隣へは事前にスケジュールを伝え、あいさつを済ませておきましょう。
既存の屋根材を撤去
既存の屋根材をはがして廃材を搬出します。
屋根の撤去時にも騒音や粉塵が発生するため、注意が必要です。
特に古いスレート屋根を撤去する際にはアスベストが飛散する恐れがあるので、絶対に窓を開けないようにしましょう。
下地補修
下地(野地板や垂木)の状態を確認し、必要に応じて交換や補修を行います。
下地をしっかり整えることが、屋根を長持ちさせる重要なポイントです。
予期せぬ劣化が見つかった場合には、追加費用が発生する可能性があります。
防水シートの設置
補修した下地の上に防水シートを設置します。
防水シートは雨水の浸入を防ぐ最後の砦です。
耐用年数が短いと数年で交換が必要になるため、葺き替え時には耐用年数の長いものを選びましょう。
新しい屋根材を設置
防水シートの上に新しい屋根材を施工します。
この工程が工事全体の中でもっとも長く、屋根材の種類や面積、勾配などによって変動しますが、2~3日はかかるでしょう。
役物を設置
屋根材の施工が完了したら、仕上げに役物を取り付けます。
役物とは、屋根の頂上や端・軒先などに設置する専用部材のことです。
屋根材のすき間から雨水が侵入するのを防ぎ、見た目を美しく整えます。
完了検査・廃材撤去
工事が完了したら、施主さまと業者とで仕上がりの確認を行います。
打ち合わせ通りに施行されているか、汚れや屋根材のズレはないかなど細部までチェックし、気になることがあればその場で遠慮なく伝えましょう。
足場の撤去後では、すぐに対応してもらえない可能性があります。
足場の解体・清掃
仕上がりに問題がなければ、足場を撤去して清掃を行います。
工事完了後には保証書を受け取り、大切に保管しておきましょう。
30坪住宅の屋根葺き替え費用を安く抑えるコツ

・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・外壁と一緒にメンテナンスをする
・適切なタイミングでメンテナンスを行う
・火災保険を利用する
・補助金や助成金を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や屋根材の種類、工法などが妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。
金額だけでなく、実績や信頼性、保証、アフターフォローなどさまざまな点を考慮して選ぶことが重要です。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、屋根の葺き替え工事を外注している可能性が高く、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社施工の会社では余計な費用がかかりません。
町の工務店や地域に密着した屋根リフォームの会社を探し、ホームページで職人が在籍しているか確認してみましょう。
外壁と一緒にメンテナンスをする
外壁のメンテナンス時期も近づいている場合は、同時に補修を行うことで足場や養生などの重複費用が1回分で済みます。
別々に行うより10万~数十万円の節約になるでしょう。
また、工期の短縮も期待できるため、日常生活への影響も最小限に抑えられます。
適切なタイミングでメンテナンスを行う
劣化症状を放置してダメージが進行すると、屋根だけでなく建物全体の補修が必要になる可能性があります。
雨もり修理やカビの除去、シロアリ駆除、柱の交換などには高額な費用がかかるため、被害が拡大する前に食い止めることが重要です。
定期的にプロの点検を受け、適切なタイミングでメンテナンスを行いましょう。
火災保険を利用する
台風や落雷などの自然災害が原因で屋根の葺き替えが必要になった場合には、火災保険の対象となる可能性があります。
適用条件や金額は加入している保険によって異なるので、保険会社へ相談してみましょう。
補助金や助成金を利用する
自治体によっては、屋根の葺き替え工事に補助金や助成金を利用できるところがあります。
ホームページなどで対象かどうか確認し、必ず着工前に申請手続きを行いましょう。
※残念ながら、岡山市は対象外です
【Q&A】屋根の葺き替え工事でよくある質問

・住みながら屋根の葺き替え工事はできる?
・太陽光パネルを設置している屋根の葺き替えはどうする?
・屋根の葺き替えにおすすめの時期は?
・葺き替え工事中に洗濯物を外に干せる?
住みながら屋根の葺き替え工事はできる?
基本的には住みながら葺き替え工事を受けられます。
室内への影響は限定的なので、仮住まいに移る必要はほとんどありません。
ただし、1~2週間は騒音・振動・ほこりなどが発生する可能性があります。
太陽光パネルを設置している屋根の葺き替えはどうする?
太陽光パネルが設置されている屋根を葺き替える場合、一時的にパネルを取り外す必要があります。
取り外しや再設置は太陽光設備の専門業者が行うため、事前に連絡しておきましょう。
20万~30万円程度の追加費用が発生します。
屋根の葺き替えにおすすめの時期は?
屋根の葺き替え工事に向いている時期は春と秋です。
天候が安定しているため工期の遅れが少なく、施工不良も起こりにくいでしょう。
一方、梅雨や台風シーズンは雨や風による中断が多いため、避けた方が無難です。
また、親戚が多く集まる年末年始やお盆の前には予約が集中しやすいので、早めに相談しておくことをおすすめします。
葺き替え工事中に洗濯物を外に干せる?
葺き替え工事中は、基本的に洗濯物の外干しができません。
特に屋根材を撤去する際には細かい破片やほこりが飛散して洗濯物が汚れる恐れがあるため、コインランドリーや乾燥機、浴室乾燥などを利用した方がよいでしょう。
ただ、工程によっては外干しができる日があるかもしれないので、業者へ確認してみてください。
まとめ|岡山市で屋根塗装をするならベストホームへ!
今回は、30坪住宅の屋根葺き替え費用や安く抑えるコツ、おすすめの屋根材などをご紹介しました。
定期的に塗り替えなどのメンテナンスを行なっていても、多くの屋根材は新築から30年前後で寿命を迎えます。
ひび割れやサビ、はがれなどが発生している場合には、そろそろ葺き替えが必要です。
劣化症状を放置していると雨もりが発生し、最悪の場合には家の寿命を縮めることにもなりかねないため、まずは点検を受けてみましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
50坪の家の屋根葺き替え費用はどれくらい?内訳や工期の目安、安く抑えるコツも紹介

「50坪の家の屋根葺き替え費用はいくらになるんだろう?」「安く抑える方法はある?」「工事に何日かかるかも知っておきたい」と、疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、50坪住宅の屋根葺き替え費用や内訳、工事にかかる日数などをわかりやすく解説しています。
費用を安く抑えるコツもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
50坪の家の屋根葺き替え費用はどれくらい?
50坪の家の屋根葺き替え費用は、150万~350万円程度が相場です。
ただし、実際の料金は屋根の面積や劣化状態、使用する屋根材の種類などによって大きく変動します。
また、太陽光パネルが設置されている場合には、脱着に別途20万~50万円程度の費用がかかります。
正確な料金が知りたい場合には、リフォーム会社などへ見積もりを依頼しましょう。
無料で屋根の状態を調査し、見積書を作成してもらえるはずです。
50坪の家の屋根葺き替え費用の内訳
50坪住宅の屋根面積を110㎡とした場合、葺き替え費用の内訳は以下のようになります。
|
内容 |
費用目安 (50坪) |
|
|
足場 |
15〜30万円 |
|
|
防水シート |
6万〜17万円 |
|
|
下地補修 |
18万〜39万円 |
|
|
屋根の撤去 |
17万〜33万円 |
|
|
屋根の処分 |
17万〜33万円 |
|
|
新しい屋根材 |
45万〜132万円 |
|
|
棟板金 |
3万〜9万円 |
|
|
諸経費 |
25万〜85万円 |
|
|
合計 |
146万〜378万円 |
|
諸経費には、現場までの交通費や現場管理費、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されます。
また、葺き替え工事を外注している場合には、仲介手数料も含まれます。
【実例】屋根材別・50坪住宅の屋根葺き替え費用
ここでは、3パターンの葺き替え費用をご紹介します。
・トタン→ガルバリウム剛板
・日本瓦→軽量瓦
・スレート→スレート
※屋根面積:110㎡、棟板金:30mとして算出
50坪住宅の屋根葺き替え【トタン→ガルバリウム剛板】
ガルバリウム剛板はトタンと比べて耐久性が3倍ほど高く、塗り替え頻度も少ない屋根材です。
トタンからガルバリウム剛板に葺き替えることで、長期的なメンテナンスコストを大幅に節約できるでしょう。
|
内容 |
単価 (㎡) |
費用目安 (50坪) |
|
|
足場 |
900円 |
30万円 |
|
|
トタンの撤去 |
1,500円 |
16万5,000円 |
|
|
トタンの処分 |
1,500円 |
16万5,000円 |
|
|
下地補修 |
3,000円 |
33万円 |
|
|
防水シート |
1,500円 |
16万5,000円 |
|
|
新しい屋根材施工 |
7,000円 |
77万円 |
|
|
棟板金 |
1,500円 |
4万5,000円 |
|
|
諸経費 |
10% |
19万4,000円 |
|
|
合計 |
213万4,000円 |
||
既存の屋根材がトタンの場合、他の屋根材に比べて撤去・処分費用が安く抑えられます。
50坪住宅の屋根葺き替え【日本瓦→軽量瓦】
軽量瓦は日本瓦より30~40%ほど軽く、他の屋根材と比べて耐久性も高いことが特徴です。
日本瓦から軽量瓦に葺き替えることで、屋根が軽くなって建物への負荷が軽減されます。
また、重心が下がることにより地震の揺れが軽減され、耐震性の向上にもつながります。
|
内容 |
単価 (㎡) |
費用目安 (50坪) |
|
|
足場 |
900円 |
30万円 |
|
|
瓦の撤去 |
3,000円 |
33万円 |
|
|
瓦の処分 |
2,000円 |
22万円 |
|
|
下地補修 |
3,000円 |
33万円 |
|
|
防水シート |
1,800円 |
19万8,000円 |
|
|
新しい屋根材施工 |
1万円 |
110万円 |
|
|
諸経費 |
10% |
24万8,000円 |
|
|
合計 |
272万6,000円 |
||
日本瓦は非常に重いため、他の屋根材と比べて撤去・処分の費用が高い傾向があります。
50坪住宅の屋根葺き替え【スレート→スレート】
最新のスレートは色あせしにくく、カラーバリエーションも豊富です。
価格が比較的安いため、施工費用も抑えられるでしょう。
ただし、古いスレートにはアスベストが含まれている可能性が高く、撤去・処分費用が別途かかる可能性があります。
|
内容 |
単価 (㎡) |
費用目安 (50坪) |
|
|
足場 |
900円 |
30万円 |
|
|
スレートの撤去 |
2,500円 |
27万5,000円 |
|
|
スレートの処分 |
2,500円 |
27万5,000円 |
|
|
下地補修 |
3,000円 |
33万円 |
|
|
防水シート |
1,200円 |
13万2,000円 |
|
|
新しい屋根材施工 |
6,000円 |
66万円 |
|
|
棟板金 |
1,200円 |
3万6,000円 |
|
|
諸経費 |
10% |
18万7,000円 |
|
|
合計 |
219万5,000円 |
||
50坪住宅の屋根葺き替え費用が高くなる要因

・建物の階数
・屋根の勾配や形状
・屋根材の種類
・屋根の劣化状態
・アスベスト
・立地
・施工業者
建物の階数
建物の階数が高くなるほど、足場代が高額になります。
3階建て以上の住宅では2階建てと比較して足場の高さが増し、通常よりも多くの資材費用と設置・解体の手間がかかるためです。
また、職人の安全対策のためにより頑丈な足場を設置する必要があるので、追加料金がかかる可能性があります。
屋根の勾配や形状
同じ50坪の住宅でも、屋根の勾配や形状によって施工面積が異なります。
複雑なデザインや急勾配になるほど屋根の面積は大きくなり、材料費や施工費が高くなるでしょう。
また、6寸を超える急勾配の屋根では職人がすべって作業ができないため、屋根の上にも足場を設置する必要があり、足場代が高くなります。
屋根材の種類
屋根の葺き替え費用にもっとも大きな影響を与えるのが、屋根材です。
種類別の費用目安は、以下の表を参考にしてみてください。
|
屋根材 |
単価 (㎡) |
50坪の費用相場 |
|
日本瓦 |
9,000〜1万2,000円 |
100万〜130万円 |
|
軽量瓦 |
7,000〜1万2,000円 |
75万〜130万円 |
|
ガルバリウム |
6,000〜9,000円 |
65万〜100万円 |
|
スレート |
4,000〜8,000円 |
45万〜90万円 |
|
アスファルト |
6,000〜8,000円 |
65万〜90万円 |
|
トタン |
5,000〜6,000円 |
55万〜65万円 |
なお、既存の屋根材の種類によって選択肢が限られます。
屋根が重くなりすぎると建物が耐えられないため、金属製の屋根から瓦屋根への葺き替えなどはできません。
屋根を軽くすることで耐震性の向上にも期待ができるので、今と同程度か、より軽い屋根材を選びましょう。
もっともおすすめの屋根材は、ガルバリウム剛板です。
瓦からガルバリウムに葺き替えると、屋根材の重さを10分の1程度まで軽量化できます。
屋根の劣化状態
屋根の劣化が激しい場合は、下地の野地板や垂木の交換が必要になるため、追加費用が発生します。
また、雨もりが長期間続いていた場合には、構造材の腐食や断熱材の劣化により、大規模な補修工事が必要になることもあるでしょう。
できるだけ早く対処することで、メンテナンスコストを抑えられます。
アスベスト
2004年以前に製造されたスレート屋根には、アスベストが含まれている可能性があります。
撤去する際に飛散防止対策や処分費用が必要になるため、30万~50万円程度の追加料金がかかるでしょう。
なお、既存の屋根を撤去せず上から重ねる「カバー工法」を選択すれば安く抑えられますが、将来的には2重になった屋根を解体・処分する必要があります。
アスベストの除去費用も高騰し続けており、トータルで考えると割高になる可能性が高いでしょう。
屋根の重みが増すことで耐震性が低下する恐れもあるため、おすすめはできません。
立地
車が入れないほどの狭小地では、足場材や屋根材を人力で少しずつ搬入・搬出する必要があるため、追加料金がかかる可能性があります。
また、離島や山間部では運搬費や交通費が通常よりも多くかかるので、そのぶん費用は高くなるでしょう。
施工業者
屋根の葺き替え工事は、以下のようにさまざまな業者が請け負っています。
・地元の工務店
・屋根塗装業者
・リフォーム会社
・家を建てた時のハウスメーカー
・大手の家電量販店
・大手のホームセンター など
それぞれ料金体系が異なり、数十万円の差が出ることも珍しくありません。
中でもハウスメーカーやホームセンター、家電量販店などは工事を外注しているケースが多く、高額な仲介手数料が上乗せさる可能性が高いでしょう。
また、技術力や得意とする工事にも違いがあるため、金額だけでなく「屋根葺き替え工事」の実績が豊富かどうかも重要なポイントです。
屋根の葺き替え工事が必要なタイミングと劣化症状
屋根材の種類によって、葺き替え工事が必要になるタイミングは異なります。
|
屋根材の種類 |
耐用年数 |
|
日本瓦 |
50〜100年 |
|
セメント瓦 |
30〜40年 |
|
ガルバリウム剛板 |
25〜35年 |
|
スレート |
15〜25年 |
|
アスファルトシングル |
15〜25年 |
|
トタン |
10〜20年 |
ただし、立地や周辺環境、メンテナンス状況(定期的な洗浄や塗装など)によっては、通常よりも屋根の劣化が早まる可能性があります。
以下のような症状が出ている場合には、耐用年数内でも葺き替えを検討した方がよいでしょう。
・下地の腐食
・屋根材のひび割れ
・屋根材のはがれや破損
・雨もり
下地の腐食
屋根の土台となる野地板や防水シートが腐食すると、屋根全体の強度や防水機能が著しく低下します。
屋根材を交換するだけでは根本的な解決にならないため、下地の補修も含めた葺き替え工事が必要です。
屋根材のひび割れ
経年劣化や急激な温度変化、地震の揺れなどによって屋根材にひびが入ると、すき間から雨水が侵入して内部の腐食や雨もりにつながる恐れがあります。
特にスレートやセメント瓦にはひび割れが起こりやすいでしょう。
広範囲に及ぶ場合は部分補修で対応しきれないため、全面的な葺き替えが必要です。
屋根材のはがれや破損
強風や地震、経年劣化による固定力の低下が原因で生じる、屋根材のズレ・欠け・はがれなどを放置すると非常に危険です。
脱落するとケガをしたり物が壊れたりする可能性があります。
一部のはがれであれば部分補修で対応できるケースもあるでしょう。
しかし、広範囲にわたる場合や同じ箇所でくり返し発生する場合は、土台まで劣化が進んでいるサインであり、葺き替えを検討すべきです。
雨もり
天井や壁から水滴が落ちてきたり、シミやカビが発生したりしている場合には、屋根の葺き替えとあわせて内装の補修も必要です。
特にカビはアレルギーや喘息といった健康被害を引き起こす恐れもあるため、早急に対処しましょう。
50坪住宅の屋根葺き替え工事の工期と流れ

一般的な50坪住宅の屋根葺き替え工事には、10日~2週間ほどかかります。
ただし、天候や屋根の面積、劣化状態によっては、工期が延びる可能性があります。
例えば、梅雨や台風シーズンには、風雨により作業が中断することが多くなるでしょう。
できるだけ工期を短くしたい場合は、気候が安定している春や秋がおすすめです。
工事の流れは以下のとおりです。
① 足場・飛散防止シート設置
↓
② 既存屋根の撤去
↓
③ 野地板の補修
↓
④ 防水シート設置
↓
⑤ 新しい屋根材の設置
↓
⑥ 役物の設置
↓
⑦ 完了検査
↓
⑧ 足場撤去
① 足場・飛散防止シート設置
葺き替え工事には足場が不可欠です。
金属製のパイプや部材を使用するため、設置時には騒音が発生します。
大きな音がストレスになる場合は、「耳栓やイヤホンをする」「外出の予定を入れておく」など、対策を検討しておきましょう。
また、近隣から苦情がくることもあるので、事前に工事のスケジュールを伝えてあいさつをしておくことが大切です。
② 既存屋根の撤去
既存の屋根材を撤去する際にも、騒音や粉塵が発生します。
特に古いスレート屋根は解体時にアスベストが飛散する恐れがあるため、洗濯物は部屋干しし、工事期間中は窓を開けないようにしましょう。
③ 野地板の補修
野地板は、防水シートや屋根材を固定する下地材です。
劣化状態に応じて交換または増し張り(既存の野地板の上から新しい板を重ねる)を行い、屋根の強度を高めます。
④ 防水シート設置
防水シートは、屋根からの雨もりや野地板の腐食を防ぐ重要な役割をしています。
種類によって耐久性や価格が異なるため、新しい屋根材の耐用年数も考慮して選びましょう。
葺き替え時には耐久性の高い防水シートを設置するのがおすすめです。
⑤ 新しい屋根材の設置
屋根材の種類によって、工法や工事期間が大きく異なります。
たとえば、軽量で扱いやすいガルバリウム剛板は短期間で施工できますが、1枚が小さく重量がある瓦は時間がかかります。
⑥ 役物の設置
仕上げに「棟板金」や「水切り板金」といった役物を取りつけます。
役物は、すき間から雨水が侵入するのを防ぐ重要な役割をしています。
屋根の種類やお住まいの環境によって必要な役物が異なり、積雪の多い地域では「雪どめ」も必要です。
⑦ 完了検査
葺き替え工事が完了したら、業者と施主さまとで仕上がりの確認を行います。
打ち合わせで伝えた要望通りに施工されているか、汚れはないかなど、細かいところまでしっかりとチェックしましょう。
足場の撤去後ではすぐに対応してもらえないこともあるため、気になることがあればその場で遠慮なく伝えてください。
⑧ 足場撤去
仕上がりに問題がなければ、足場を撤去して清掃を行います。
工事完了後には必ず保証書を受け取り、大切に保管しておきましょう。
万が一施工不良が起こっても、保証期間内であれば無償で修理してもらえる可能性があります。
屋根の葺き替え費用を安く抑えるコツ
屋根の葺き替え費用は高額ですが、ちょっとしたコツで安く押さえられる可能性があります。
・相見積もりをする
・自社施工の会社を選ぶ
・地元の会社へ依頼する
・助成金や補助金を利用する
・火災保険を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼してみるとよいでしょう。
ただし、他社の見積額や相場より極端に安い場合には要注意です。
手抜き工事や追加請求、詐欺などのリスクが考えられます。
自社施工の会社を選ぶ
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、屋根の葺き替え工事を外注しているケースが多く、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社施工の会社では仲介手数料がかかりません。仕上がりに影響しない余計な費用なので、賢く節約しましょう。
職人が在籍しているかどうかは、ホームページのスタッフ紹介などでチェックできます。
地元の会社へ依頼する
地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。
また、地域の気候や特性をよく理解しているため、最適な屋根材や工法を提案してもらえる可能性が高いでしょう。
万が一トラブルが起こった際に、すぐ駆けつけてもらえる点もメリットです。
助成金や補助金を利用する
自治体によっては、屋根の葺き替え工事に助成金や補助金制度を設けているところがあります。
ホームページや市区町村役場の窓口で確認してみましょう。
※残念ながら、岡山市は助成金・補助金の対象外です
火災保険を利用する
台風や落雷などの自然災害が原因で屋根の葺き替え工事が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。
適用条件や金額は加入している保険によって異なるため、保険証券で確認してみましょう。
ただし、火災保険が適用されるのは、「損害か所を元の状態に戻す工事」を行う場合です。
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる「カバー工法」は対象外となるケースが多いため、ご注意ください。
まとめ|岡山市で屋根の葺き替えをするならベストホームへ!
今回は、50坪の家の屋根葺き替え費用や内訳、費用を安く抑えるコツなどをご紹介しました。
屋根の葺き替えには150万~350万円と決して安くない費用がかかります。
適正価格で質の高い工事を行うには、屋根のリフォーム経験が豊富な自社施工の会社を探して、相見積もりとることが重要です。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、見積もりを作成しております。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根葺き替えの対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
屋根の葺き替え工事とは?費用や適切なタイミング、おすすめの屋根材を紹介

「屋根の葺き替えってどんな工事?」「他の補修方法とどう違うの?」「費用はどれくらいかかるんだろう?」など、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
屋根の補修方法には主に、塗装・カバー工法(重ね張り)・葺き替えの3つがありますが、屋根のトラブルを完全に解決できるのは葺き替えだけです。
この記事では、屋根の葺き替え工事の内容や工程、費用相場などをわかりやすく解説します。
おすすめの屋根材や業者選びのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
屋根の葺き替え工事とは?
屋根の葺き替え工事とは、既存の屋根材をすべて撤去し、下地から屋根材まで一新する根本的な改修工事です。
屋根材だけでなく防水紙や野地板などの下地もダメージを受けている場合には、カバー工法では補修できないため、葺き替え工事を行う必要があります。
なお、表面の塗膜のみが劣化している場合は、塗装で補修可能です。
また、屋根材が傷んでいても下地がダメージを受けていない場合には、カバー工法で対処できる可能性があります。
カバー工法とは、既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねる方法です。
古い屋根の撤去・処分費用がかからないため費用を安く抑えられますが、屋根が二重になることで重量が増し、耐震性が低下する恐れがあります。
また、表面に凹凸がある瓦屋根には施工できません。
葺き替えはもっとも大がかりな工事ですが、屋根の問題を根本的に解決できる唯一の方法です。
屋根の葺き替え工事にかかる費用相場
一般的な30坪の家の屋根吹き替え工事には、100万~260万円程度の費用がかかります。
坪数ごとの相場は、以下の表でご確認ください。
|
延べ坪数 |
葺き替え費用 |
|
20坪 |
約80万~180万円 |
|
30坪 |
約100万~260万円 |
|
40坪 |
約120万~300万円 |
|
50坪 |
約150万~350万円 |
|
60坪 |
約180万~400万円 |
ただし、上記はあくまでも目安です。
実際の料金は、屋根の劣化状態や施工面積、依頼する施工会社などによって異なります。
また、屋根にアスベストが含まれている場合は、さらに費用が高くなります。
2004年以前に製造されたスレート屋根には、アスベストが含まれている可能性があるためです。
撤去時には飛散防止対策や処分の費用として、追加で10万~30万円ほどかかるでしょう。
屋根を葺き替えるタイミング
屋根の葺き替えが必要になるタイミングは、使用されている屋根材の種類によって異なります。
|
屋根材の種類 |
耐用年数 |
|
日本瓦 |
50〜100年 |
|
セメント瓦 |
30〜40年 |
|
ガルバリウム剛板 |
25〜35年 |
|
スレート |
15〜25年 |
|
アスファルトシングル |
15〜25年 |
|
トタン |
10〜20年 |
上記の耐用年数は、10~15年ごとに屋根塗装を行っていた場合の目安です。
塗膜の劣化を放置していると、屋根材が紫外線や雨の影響をダイレクトに受け、寿命が短くなってしまいます。
また、地震や台風などの自然災害によって劣化が早まるケースもあるため、定期的にプロの点検を受け、適切なタイミングでメンテナンスを行うことが重要です。
屋根の葺き替え工事が必要な劣化症状
屋根材の耐用年数内でも、以下のような劣化症状が起こっている場合には葺き替えを検討する必要があります。
・屋根材のひび割れ・はがれ
・サビによる穴あき
・雨もり
屋根材自体にひび割れやはがれ、穴あきなどが生じている場合は、内部に雨水が侵入して下地まで劣化している可能性が高いでしょう。
カバー工法では対応できないため、葺き替え工事を行います。
また、すでに雨もりが発生している場合はかなり緊急性の高い状態です。
すぐにでも点検を受け、適切なメンテナンスを行いましょう。
雨もりは柱や梁の腐食、カビやシロアリの発生につながり、家の寿命を縮める恐れがあります。
一方で、色あせやコケ、軽微な塗膜のひび割れなどは、屋根塗装で補修可能です。
まずは無料点検を受け、屋根の劣化状態を確認した上で補修方法を検討しましょう。
屋根を葺き替えるメリット
・雨もりが解消される
・屋根の劣化を根本解決できる
・耐震性を高められる
・外観を一新できる
雨もりが解消される
雨もりの原因は一か所だけではないことが多く、部分的な補修では完全に解決できない場合があります。
葺き替え工事では屋根材から下地まですべてが新しくなるため、雨もりの原因を根本から取り除けます。
屋根の劣化を根本解決できる
屋根の葺き替え工事では、カバー工法や塗装では対処できない下地の劣化まで補修できます。
野地板の腐食や垂木の損傷といった構造的な問題も解決できるため、建物全体の耐久性向上にもつながるでしょう。
一方、カバー工法は既存の屋根をはがさないため、もし下地が劣化していても補修や交換ができません。
耐震性を高められる
屋根が重くなるほど建物の重心は高くなり、地震の際に揺れが大きくなります。
葺き替え工事の際に軽量な屋根材を選択することで、従来よりも屋根を軽くすることが可能です。
例えば、瓦からガルバリウム鋼板へ変更した場合には、屋根材の重さが約10分の1程度になるため、大幅な耐震性の向上に期待ができるでしょう。
一方、カバー工法は屋根が二重になって重量が増すことで、耐震性が低下する恐れがあります。
外観を一新できる
これまでとは異なる素材や色、質感の屋根材に変更することで、建物の印象を一新できます。
新築のような美しい外観を取り戻すことができ、住宅の資産価値向上にもつながるでしょう。
屋根を葺き替えるデメリット
・工期が長い
・費用が高い
工期が長い
葺き替え工事では、既存の屋根材を撤去して下地の補修や交換も行うため、塗装やカバー工法と比べて工期が長くなります。
また、屋根の工事は天候に左右されやすく、雨や台風が多いシーズンにはさらに工期が延びることもあるでしょう。
できるだけ短くしたい場合には、気候が安定している春や秋がおすすめです。
費用が高い
葺き替え工事には、塗装の2~4倍、カバー工法の1.5~2倍程度の費用がかかります。
しかし、屋根材の選び方によっては、耐震性や耐久性を高めて家の寿命を長持ちさせることが可能です。
屋根の葺き替えにおすすめの屋根材
屋根の葺き替えに最適な屋根材は、ガルバリウム鋼板です。
非常に軽く耐久性にも優れており、既存の屋根材の種類を問わず葺き替えが可能です。
葺き替えの際に選べる屋根材は、現在の屋根材の種類によって限られます。
屋根の重量が大幅に増すと建物が重さに耐えられないため、今と同程度か、より軽い素材を選ぶ必要があります。

屋根の葺き替え工事にかかる日数と工程
一般的な30坪戸建て住宅の葺き替え工事には、7~10日程度かかります。
作業の流れを見ていきましょう。
1日目:足場設置
2日目:既存の屋根材撤去
3日目:下地補修
4~6日目:新しい屋根材の設置
7日目:屋根周辺部材の取り付け
8日目:完了検査・清掃
9日目:足場撤去
なお、工事期間中は粉じんが発生するため、洗濯物は外に干せません。
コインランドリーの使用や室内干しなど、対策を考えておきましょう。
また、近隣住宅にも影響があるため、事前に工事の日程を伝え、あいさつをしておくことが大切です。
基本的には施工会社が行いますが、施主さまが同行されるケースもあります。
屋根の葺き替え工事はどこへ依頼する?
屋根の葺き替え工事は、以下のような会社へ依頼できます。
・工務店
・リフォーム会社
・屋根・外壁の塗装会社
・家を建てたハウスメーカー
・ホームセンター など
依頼する会社によって、料金体系や工事品質、アフターサービスなどが大きく異なります。
数十万円の差がつくこともあるため、それぞれの特徴をよく理解した上で検討しましょう。
後悔しない!屋根の葺き替え業者を選ぶコツ

・相見積もりをとる
・自社施工の会社を探す
・地元で長く営業している会社を選ぶ
・口コミや評価をチェックする
・保証やアフターサービスもチェックする
相見積もりをとる
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけでは提示された工事内容や金額が妥当か判断するのが難しいため、2~3社へ依頼してみましょう。
ただし、相場より極端に高い場合はもちろん、安すぎる場合にも注意が必要です。
手抜き工事や追加請求、詐欺などのリスクが考えられます。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカー、ホームセンターなどでは、屋根の葺き替え工事を外注しているケースが多く、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社施工の会社なら余計な費用がかかりません。
ホームページのスタッフ紹介などで、職人が在籍しているかどうかチェックしてみましょう。
地元で長く営業している会社を選ぶ
屋根を長持ちさせるには、信頼できる業者へ工事を依頼することが重要です。
地元で長く営業している会社は、実績が豊富で技術力も優れている可能性が高いでしょう。
創業年や施工事例はホームページで確認できるはずです。
口コミや評価をチェックする
Googleなどの口コミや評価も参考になります。
すべてを鵜呑みにする必要はありませんが、スタッフや職人の対応、説明のわかりやすさ、仕上がりの満足度などに注目してみましょう。
ご近所で屋根リフォームをされた方がいれば、どこへ依頼したのか聞いてみるのもおすすめです。
保証やアフターサービスもチェックする
万が一施工不良が起こった場合にも、保証があれば無償で直してもらえる可能性があります。
見積もりの際に確認しておきましょう。
保証期間は3~10年程度が一般的です。
塗料の耐用年数は最大でも20年程度なので、長すぎる保証期間は現実的ではありません。
口約束ではなく、必ず保証書を発行してもらいましょう。
また、無料点検などのアフターサービスがあるかどうかも重要なポイントです。
屋根の劣化は気づきにくいため、定期点検で早期に発見し、対処することでメンテナンスコストを抑えられます。
まとめ|岡山市で屋根の葺き替えをするならベストホームへ!
今回は、屋根の葺き替え工事の内容や工程、費用相場などをご紹介しました。
屋根材だけでなく下地まで劣化している場合や、雨もりが発生している場合には、屋根の葺き替え工事が必要です。
依頼する施工会社によって料金が大きく異なるため、まずは地元のリフォーム会社や塗装会社2~3社へ見積もりを依頼してみましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根葺き替え工事の対応エリア
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屋根塗装は「足場なし」でもできる?絶対に必要な理由と費用相場、安く抑えるコツを解説

「足場代って意外と高いな…」「足場なしで屋根塗装はできないのかな?」「なるべく安く抑えたい」と思われている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、足場の重要性や足場なしで工事を行うケース、費用相場などをご紹介します。
屋根塗装の費用を抑えるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
屋根塗装は「足場なし」でもできる?
結論からお伝えすると、屋根塗装には足場が不可欠です。
しかし、例外として以下のような場合には、足場を設置しない(できない)こともあります。
・建物の高さが2m未満
・屋根に勾配がなく平坦
・足場を設置するスペースがない
建物の高さが2m未満
建物の高さが2m未満の場合には、脚立でも比較的安全に作業ができるため、足場なしでの屋根塗装が可能です。
しかし、実際には2m未満の住宅はほとんど存在しません。
一般的な住宅の高さは平屋でも3m以上、2階建てでは6m以上になるため、足場が不要なケースは極めて稀です。
屋根に勾配がなく平坦
陸屋根や屋上のように傾斜がなく平らな屋根の場合は、落下のリスクが少なく安全に作業できるため、足場を設置しないケースが多いでしょう。
ただし手すりや柵がない場合や、屋上へのアクセスが困難な場合には、安全対策として簡易的な足場や柵を設置することもあります。
足場を設置するスペースがない
都市部の住宅密集地では隣家との距離が極端に近く、足場を組むための十分なスペースが確保できないことがあります。
足場を設置するには、外壁から少なくとも60cm~1m程度の余裕が必要です。
また、建物の一方が崖や川に面している場合や、敷地の境界ギリギリに建物が建っている場合も、足場の設置が困難です。
こうした状況では無足場工法を採用することがあります。
ただし、無足場工法はコストが高くなったり工期が長くなったりするデメリットがあるため、一時的に隣家の敷地を借りるなど、可能な限り足場を設置できる方法を検討するのが一般的です。
屋根塗装に足場が欠かせない4つの理由
① 法律による規定
② 作業員の安全確保
③ 仕上がりと施工品質の向上
④ 近隣への配慮
① 法律による規定
厚生労働省が定める労働安全衛生規則により、2m以上の高所作業には足場の設置が義務づけられています。
一般的な2階建て住宅の屋根は6~8mの高さになるため、足場なしでの塗装工事は法令違反となる可能性があります。
万が一事故が発生した際には施主側が民事責任を問われるリスクもあるため、交渉して無理に足場代を削るのは危険です。
② 作業員の安全性確保
高所での作業には、転落や工具の落下といった危険がともないます。
足場があることで職人が安定した姿勢を保ち、安全に作業を行えます。
万が一手や足を滑らせても重大な事故は回避できるでしょう。
また、足場周りに設置するメッシュシートも落下防止の重要な役割を果たしています。
③ 仕上がりと施工品質の向上
足場があることで職人が安定した姿勢で作業に集中でき、効率的に作業を進められます。
結果として高品質な仕上がりにつながり、塗装を長持ちさせられるでしょう。
足場なしで塗装工事を行うと、安全面に気を取られて手元の作業に集中できず、施工不良につながるリスクがあります。
④ 近隣への配慮
屋根塗装の工事中には、注意していても塗料や高圧洗浄の水が飛び散る可能性があります。
塗料が隣家の車や建物に付着すると大きなトラブルに発展する恐れがあるため、飛散防止対策としても足場とシートの設置が欠かせません。
足場を設置しない「無足場工法」とは?

「隣家との間隔が狭すぎてスペースがない」など、特殊な事情により足場の設置が難しい場合には、無足場工法で対応します。
無足場工法とは、足場の代わりに別の手段で安定を確保して工事を行うことで、主に以下の3つの方法があります。
・ロープアクセス
・高所作業車
・ゴンドラ
ロープアクセス
ロープアクセスは、産業用ロープを使って建物上部から吊り下がって作業する方法です。
建物周囲のスペースが不要で、足場の設置が難しい狭小地でも作業可能です。
しかし、左右の動きが難しく体勢も不安定になりやすいため、工期が長くなる可能性があります。
高所作業車
高所作業車とは、荷台に昇降式の作業床を搭載した車のことです。
部分的な補修には便利ですが、広範囲の塗装には作業効率が悪く不向きです。
また、オペレーターや警備員の人件費、高所作業車のレンタル費用などがかかるため、コストが高くなる可能性があります。
ゴンドラ
建物の屋上に専用レールを設置し、吊り下げたゴンドラに乗って作業する方法です。
ロープと比べて安定性が高いことが特徴ですが、取り付けには20万~30万円の費用がかかります。
屋根の形状によっては設置できないケースも多く、一般的な住宅の屋根塗装で採用されることはあまりないでしょう。
無足場工法をご紹介しましたが、これらはあくまで足場の設置が困難な場合の選択肢です。
足場を設置するスペースがある場合には、基本的に無足場工法が採用されることはありません。
屋根塗装の足場費用
一般的な30坪2階建住宅の場合、足場費用は約15万~20万円が相場です。
【足場費用の算出方法】
(建物外周+8m)×建物高さ×1㎡あたりの単価
1㎡あたりの単価は700~900円程度が目安です。
なお、建物外周に8mを加算するのは、作業スペース確保のために建物からやや離れた位置に足場を設置するためです。
足場の組立には足場組立作業主任者という国家資格が必要です。
足場職人が在籍していない施工会社は足場の設置を外注することになるため、仲介手数料が上乗せされて料金が高くなる可能性があります。
屋根塗装における足場の種類
屋根塗装で使用される足場には主に以下の4種類があり、建物の形状や立地条件に応じて最適なものが選択されます。
・ビケ足場(くさび足場)
・単管ブラケット足場
・単管足場
・枠組み足場
それぞれの特徴や価格を見ていきましょう。
ビケ足場(くさび足場)
単価:900~1,200円/㎡
もっとも一般的に使用されている足場です。
足場板が広いため安定性が高く、作業しやすいことが特徴です。ただし、ある程度のスペースがないと設置ができません。
単管ブラケット足場
単価:700~1,000円/㎡
ビケ足場が組み立てられない場合には、単管ブラケット足場を使用します。
足場板の幅が狭いため、40cmほどのスペースがあれば設置可能です。
単管足場
単価:600~800円/㎡
単管(鉄パイプ)のみで組み立てる従来型の足場です。
狭小地や複雑な形状の建物に対応しやすい反面、足場板がないために作業効率が劣ります。
転落する危険性もあるため、最近ではあまり使用されていません。
枠組み足場
単価:1,000~1,500円/㎡
主に大型の建物で使用される頑丈な足場です。
非常に安全性が高い一方で、組み立て作業が大変なため設置コストが高く、一般住宅ではほとんど使用されません。
屋根塗装で足場代が高くなる要因

以下のようなケースでは、足場代が相場よりも高くなることがあります。
・急勾配の屋根
・3階建以上の建物
・アクセス困難な立地
・足場を外注している
急勾配の屋根
屋根の傾斜がきついと、職人がすべってしまい作業ができません。
作業効率アップと安全確保のために、屋根の上にも足場を設置する必要があります。
屋根の勾配が6寸を超える場合には、足場費用が1.5~2倍ほど高くなる可能性があります。
3階建以上の建物
建物の高さが増すにつれて足場の安全基準も厳しくなり、3階建以上ではより頑丈な足場が必要です。
また、足場の面積も増えるため、材料費や組立費用が増加します。
アクセス困難な立地
車が入れない狭小地や、資材の搬入経路が限られている場合には、人力での運搬や小型車両での分割搬入が必要となります。
作業効率の低下と人件費の増加により、通常より20~30%足場費用が高くなる可能性があります。
足場を外注している
塗装会社の中には、自社に足場職人が在籍しておらず、足場設置を専門業者に外注しているところも少なくありません。
このような場合には、塗装業者が受けとる仲介手数料が上乗せされるため、足場代が高くなる傾向があります。
屋根塗装では「足場代無料」に注意
中には「足場代無料」をうたっている業者もいますが、これには注意が必要です。
足場代は塗装費用全体の約20%を占めており、完全に無料にすることはできません。
足場代が無料になっている場合には、塗料代や人件費など他の項目に上乗せされている可能性が高いでしょう。
結果として総額が変わらないか、むしろ割高になるケースも少なくありません。
また、本当に足場代を削減している場合には、安全基準を満たさない簡易足場を使用したり、組立作業を省略したりする危険性があります。
施工不良や事故などの重大なトラブルにつながる恐れがあるため、そのような業者は避けた方が無難です。
足場設置による生活への影響
・騒音が発生する
・洗濯物が外に干せない
・建物周辺を片付ける必要がある
・カーポートなどの撤去が必要なケースがある
・室内が暗くなる
・防犯対策を強化する必要がある
騒音が発生する
足場には金属製のパイプや板が使われており、設置・解体時には大きな音が発生します。
それぞれ1日ずつかかるので、音が気になる方は外出の予定を入れておくことをおすすめします。
また、近隣住宅にも影響するため、時間帯に配慮するとともに、事前にあいさつ周りをしてスケジュールを伝えておくことが大切です。
洗濯物が外に干せない
足場を設置している間は、庭やベランダに洗濯物を干せなくなります。
建物の周囲が足場とメッシュシートで覆われるので日当たりが悪く、高圧洗浄の水や塗料が飛び散って洗濯物が汚れる可能性があるためです。
10日~2週間程度は部屋干しや浴室乾燥にするか、コインランドリーを利用しましょう。
建物周辺を片付ける必要がある
足場を設置するには、建物の外周に一定のスペースを確保する必要があります。
外に車や自転車、植木鉢、物置などを置いている場合には、一時的に移動させなければなりません。
塗料で汚れる恐れもあるので、できるだけ室内へ入れておきましょう。
カーポートなどの撤去が必要なケースがある
カーポートや物置などが足場設置の妨げになる場合には、一時的に撤去しなければならないことがあります。
撤去と再設置に別途費用がかかるケースもあるので、見積もり時に業者へ確認しておきましょう。
室内が暗くなる
足場の周囲には塗料や水の飛散を防ぐメッシュシートを張るため、どうしても日光が遮られて室内が暗くなってしまいます。
日中でも照明が必要になるかもしれません。
ただ、工事期間中に毎日在宅している必要はないので、「暗くて気分が落ち込む…」という場合は、外出の機会を増やすとよいでしょう。
防犯対策を強化する必要がある
足場の設置中は、不審者が簡単に2階やベランダに侵入できてしまいます。
メッシュシートで外からの視線も遮断されるため、普段以上に防犯対策を強化しましょう。
すべての窓やドアを必ず施錠し、可能であればセンサーライトや防犯カメラを設置するのも効果的です。
貴重品は目につきにくい場所に保管し、カーテンを閉めて室内が見えないようにしましょう。
屋根塗装の費用を節約するコツ

足場なしで屋根塗装を行うのは難しいですが、費用を安く抑える方法は他にもあります。
ここでは、特に節約効果の高い方法を5つご紹介します。
・相見積もりをとる
・自社施工の会社を選ぶ
・塗料のグレードを調整する
・外壁塗装や付帯部塗装を一緒にする
・火災保険や助成金を利用する
相見積もりを取る
相見積もりとは、複数の業者から見積もりをとることです。
2~3社の見積もりを比較することで、適正価格や必要な工事内容がわかってきます。
極端に高い場合はもちろん、安すぎる場合にも注意しましょう。
手抜き工事や追加請求、詐欺などのリスクが考えられます。
金額だけでなく、見積もり内容の詳細まで確認することが大切です。
自社施工の会社を選ぶ
自社施工の会社を選ぶことで、仕上がりには影響しない余計な費用を削減できます。
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは屋根塗装を外注しているケースが多く、10~ 30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社で職人を抱えている会社へ依頼すれば、仲介手数料がかかりません。
ホームページのスタッフ紹介などで、足場職人や塗装職人が在籍しているかを確認してみましょう。
塗料のグレードを調整する
屋根塗装の費用は、使用する塗料の種類によって大きく変動します。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
|
アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
|
シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
|
無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
一般的に、耐用年数が長くなるほど価格も高くなります。
「あと何年住む予定か」「次の塗装時期をいつにするのか」なども考慮し、適切なグレードの塗料を選択しましょう。
必要以上に高級な塗料を選ぶ必要はありません。
外壁塗装や付帯部塗装を一緒にする
屋根塗装の際に、外壁や付帯部(雨どい・軒天・破風板など)の塗装も同時に行うことで、足場や養生、出張費などの重複費用を節約できます。
また「今回は屋根塗装だけ」という場合には、塗料のグレードを調整することで次回の塗装時期を合わせることも可能です。
できるだけ同時に塗装することで、トータルの補修費用を節約しましょう。
火災保険や助成金を利用する
台風や落雷などの自然災害が原因で屋根の補修が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。
また、自治体によっては屋根塗装に助成金や補助金制度を設けているところもあるため、事前に確認しみましょう。
※残念ながら、岡山市は助成金の対象外です
【Q&A】屋根塗装の足場についてよくある質問
・2階建てでも足場なしでできるケースはある?
・足場だけ別の業者へ頼んだ方が安くなる?
・足場を組むと近所に迷惑がかかる?
・工事期間はどれくらい?
2階建てでも足場なしでできるケースはある?
一般的な2階建て住宅の場合、法律的に足場なしで屋根塗装を行うことはできません。
ただし例外として、建物周辺に足場を組むスペースがない場合は、ロープアクセスや高所作業車などの無足場工法を採用することがあります。
足場だけ別の業者へ頼んだ方が安くなる?
「足場だけ専門業者に依頼すれば安くなるのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはかえって高くつくケースがほとんどです。
塗装業者と足場業者がそれぞれ利益を確保するため、トータルコストは変わらないか、むしろ高くなる傾向があります。
もっとも安く抑える方法は、足場職人と塗装職人の両方が在籍している自社施工の会社へ依頼することです。
足場を組むと近所に迷惑がかかる?
足場の設置や解体時には金属パーツを組み立てる音が発生するため、近隣への配慮が必要です。
また、足場が隣家の敷地にはみ出す場合や、作業車両が道路を一時的に占有する場合もあります。
しかしこれらの問題は、事前のあいさつやスケジュール伝達をていねいに行うことで解決できるでしょう。
足場やメッシュシートは、ご自宅だけでなく隣家へ塗料や高圧洗浄の水が飛び散るのも防ぐ重要な役割をしています。
屋根塗装には欠かせない工程なので、信頼できる業者へ依頼してしっかりと事前対策を行い、トラブルを回避することが重要です。
工事期間はどれくらい?
一般的な30坪2階建て住宅の場合、屋根塗装の工事期間は10日~2週間程度が目安です。
このうち、足場の設置・撤去にはそれぞれ1日ずつかかります。
ただ、屋根の塗装作業は天候に影響されやすいため、梅雨や台風シーズンには予定より工期が延びることもあります。
できるだけ短くしたい場合は、天候が比較的安定している春や秋に工事を行うとよいでしょう。
まとめ|岡山市で屋根塗装をするならベストホームへ!
今回は、屋根塗装における足場の重要性や、足場代の相場、費用を安く抑えるコツなどをご紹介しました。
安全性の確保や施工品質の向上、近隣への配慮などの面から、足場の設置は欠かせません。
「足場代無料」などの極端な値引き提案には注意が必要です。
費用をできるだけ安く抑えるなら、自社施工の会社を探して相見積もりをとりましょう。
安全性と品質を確保した上で、賢く節約することが重要です。
ベストホームでは、屋根塗装のプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
足場の設置から塗装まで自社で行っておりますの、岡山市にお住まいの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
【コロニアル(スレート)屋根の塗装費用と内訳】塗り替えが必要なタイミングや劣化症状も紹介

「コロニアル(スレート)屋根に塗装は必要なの?」「費用はどれくらい?」「どのタイミングで塗装すればいいんだろう?」など、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、コロニアル屋根に塗装が必要な理由や費用相場、最適な塗り替えのタイミングなどをご紹介します。
費用が高くなる要因や安く抑えるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
費用を安く抑えるポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コロニアル(スレート)屋根に塗装は必要?
結論からお伝えすると、コロニアル(スレート)屋根には塗装が欠かせません。
塗膜が劣化すると防水性が失われ、雨水が浸透して屋根材自体がダメージを受けたり、雨もりが発生したりする恐れがあるためです。
建物の寿命にも大きく影響するので、適切なタイミングで塗り替えを行うことが大切です。
コロニアル、スレート、カラーベストの屋根はどう違う?
コロニアル屋根は「スレート」や「カラーベスト」と呼ばれることもありますが、全て同じ種類の屋根材を指しています。
スレート:セメントに繊維を混ぜた薄い板状の屋根材の総称
カラーベスト:スレート屋根の中のブランド名
コロニアル:カラーベストの中の商品名
コロニアル屋根の塗装費用と内訳
一般的な30坪戸建て住宅の場合、コロニアル屋根の塗装費用は40万~60万円が相場です。
坪数ごとの費用目安は、以下の表を参考にしてみてください。
|
延べ坪数 |
塗装費用 |
|
20坪 |
約30万~40万円 |
|
30坪 |
約40万~60万円 |
|
40坪 |
約50万~80万円 |
|
50坪 |
約60万~100万円 |
|
60坪 |
約70万~120万円 |
ただし、実際の料金は屋根の状態や塗料の種類、依頼する施工会社などによって変動します。
内訳も見ていきましょう。
|
工程 |
単価 (㎡) |
|
|
足場設置 |
700〜900円 |
|
|
飛散防止ネット設置 |
100〜200円 |
|
|
養生 |
200〜400円 |
|
|
高圧洗浄 |
150〜 300円 |
|
|
下地補修 |
500〜1,000円 |
|
|
(縁切り/タスペーサー) |
400〜600円 |
|
|
塗料 |
下塗り |
500〜900円 |
|
中・上塗り |
1,500〜5,500円 |
|
|
付帯部塗装 |
軒天 |
800〜1,200円 |
|
雨どい |
800〜1,200円/m |
|
|
破風板 |
650〜800円/m |
|
|
鼻隠し |
650〜800円/m |
|
|
諸経費 |
20〜30%程度 |
|
付帯部とは、屋根や外壁以外の部分のことです。
見積もりに記載がなければ料金に含まれないため、一緒に塗装したい場合は事前に伝えておきましょう。
諸経費には、現場までの交通費や現場管理費、廃材処理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されています。
依頼した会社が塗装工事を外注している場合は、仲介手数料も含まれます。
コロニアル屋根の塗装費用に影響する9つの要因

・建物の階数
・屋根の面積
・太陽光パネルの有無
・屋根の勾配
・工事範囲
・屋根の劣化状態
・立地
・施工会社
・塗料の種類
建物の階数
建物の階数が増えると足場の資材や設置・撤去の手間が増えます。
高さが増すことでより頑丈な足場が必要となるケースもあり、足場代が高くなる傾向があります。
2階建てと3階建てでは、数万~十数万円の差になるでしょう。
屋根の面積
屋根の面積が広いほど、使用する塗料の量や作業時間が増えるため費用が高くなります。
見積もりの際には、屋根の面積が正確に記載されているか確認しておきましょう。
同じ坪数の建物でも屋根の形状によって施工面積が異なるため、「坪」ではなく「平米(㎡)」で記載されていることが重要なポイントです。
太陽光パネルの有無
屋根に太陽光パネルを設置している場合、以下のどちらの方法で塗装するかによって費用が大きく異なります。
・太陽光パネルを撤去して屋根全体を塗装する
・太陽光パネル以外の部分だけ塗装する
屋根全体を塗装する場合には、太陽光パネルの脱着に別途20万~30万円程度の費用がかかります。
一方、太陽光パネルを撤去せず、それ以外の部分だけ塗装する場合は、施工面積が大幅に減るため通常よりも安くなるでしょう。
太陽光パネルを設置している部分は紫外線の影響を受けにくく、塗装が長持ちする傾向があります。
しかし、屋根の状態によっては塗装しておいた方がよいケースもあるため、業者と相談しながら判断するとよいでしょう。
屋根の勾配
勾配がきついほど屋根の面積が大きくなり、使用する塗料の量が増えます。
また、急勾配の屋根では職人がすべって作業ができないため、屋根の上にも足場を設置する必要があります。
一般的に6寸(約31度)を超える場合には、屋根足場が必要になるケースが多いでしょう。
工事範囲
屋根だけなのか、外壁や付帯部(雨どい・軒店・破風板・鼻隠しなど)も塗装するのかによって、塗装費用は大きく変わります。
屋根塗装が必要な時期には他の部分も劣化している可能性が高いため、まとめて塗装しておいた方が経済的でしょう。
別々に行うと、そのつど足場代や養生費用がかかってしまいます。
今回の施工費用だけでなく、将来的なメンテナンスコストも考慮して判断することが大切です。
屋根の劣化状態
塗膜だけでなく屋根材自体も劣化している場合は、補修費用が高くなります。
例えば、軽度なひび割れであれば下塗りで補修できますが、大きなひび割れや欠けがある場合には、パテ埋めや屋根材の交換が必要です。
さらに、ひび割れ部分から浸水して下地まで腐食している場合には、屋根をはがして下地を補修し、新しい屋根材に交換するため、塗装の2~3倍の費用がかかります。
立地
道幅が狭く車が通れない場所では、資材の搬入・搬出を手作業で行う必要があり、追加費用がかかる可能性があります。
また、隣家との距離が近すぎて通常の足場が組めない場合には、特殊な足場や工法が必要になるため費用が高くなる傾向があります。
業者の事業所からかなり遠い場所や山間部、離島などでは、交通費や出張費、宿泊費などが上乗せされるケースもあるでしょう。
施工会社
屋根塗装は、以下のようにさまざまな業者が請け負っています。
・工務店
・塗装会社
・リフォーム会社
・ハウスメーカー
・大手の家電量販店
・大手ホームセンター など
それぞれ料金体系が異なるため、比較して選ぶことが重要です。
金額だけでなく、施工実績や信頼性、口コミなどもチェックして総合的に判断しましょう。
塗料の種類
塗料代は費用全体の約20%を占めており、使用する塗料のグレードによって大きく変動します。
一般的にグレードの高い塗料ほど高価ですが、そのぶん耐用年数が長いため塗り替えの頻度を減らせます。
トータルのメンテナンスコストを抑えられる可能性があるので、今後のライフプランや、費用と耐久性のバランスも考慮して選びましょう。
コロニアル屋根の塗装におすすめの塗料

コロニアル屋根には、耐久性の高い塗料や遮熱機能をもつ塗料がおすすめです。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
|
シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
|
無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
|
遮熱塗料 |
約10〜20年 |
2,500〜5,000円 |
それぞれの特徴を見ていきましょう。
シリコン塗料
シリコン塗料は、価格と機能性のバランスが良い塗料です。
耐候性・耐熱性・防汚性が高く、幅広い環境に対応できます。
また、人気が高いため多くの塗料メーカーがさまざまな種類の製品を出しており、カラーバリエーションが豊富なことも魅力です。
迷ったらシリコン塗料を選ぶとよいでしょう。
フッ素塗料
フッ素塗料は耐久性・防汚性に優れた塗料です。
紫外線や塩害に強く、日差しの強い場所や海沿いの地域でも塗膜が劣化しにくいでしょう。
汚れも付着しにくいため、きれいな外観を長く維持できます。
ただ、シリコン塗料に比べて価格はやや高めです。
無機塗料
無機塗料はもっとも耐久性が高い塗料です。
有機物をほとんど含まないためカビやコケが発生しにくく、色あせやチョーキングなどの劣化症状も起こりにくいでしょう。
ただし、塗膜が硬くひび割れしやすいことが難点です。
地震の多い地域や交通量の多い道路沿いでは、振動で塗膜がひび割れる可能性があるためご注意ください。
遮熱塗料
遮熱塗料とは、太陽光を反射する機能をもつ塗料のことです。
熱による劣化を防ぎ、屋根塗装を長もちさせる効果が期待できます。
また、屋根の温度上昇を防ぐことで夏場の室温上昇も抑えられるため、冷房代の節約にもつながるでしょう。
室温が1℃下がると、冷房にかかる消費電力を10%削減できると言われています。
コロニアル屋根を塗装するタイミング

コロニアル屋根を塗装するタイミングは、10~15年に1回程度が目安です。
使用している塗料の種類によって異なるため、以下の表でご確認ください。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
|
アクリル |
約3~8年 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
|
シリコン |
約7~15年 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
|
無機 |
約15〜20年 |
ただし、塗装が必要な時期は、立地環境やメンテナンス状況によっても変動します。
日当たりの良い立地や海沿いの地域では、紫外線や塩害の影響で劣化が早まる可能性が高いでしょう。
定期的に点検を受け、適切なタイミングを見極めることが大切です。
コロニアル屋根の塗装が必要な劣化症状
以下のような劣化症状が出ている場合には、耐用年数内でも塗り替えを検討した方がよいでしょう。
・チョーキング
・カビ・コケ・藻の発生
・塗膜のひび割れ・はがれ
・屋根材のひび割れ・欠け
・屋根材の浮き・反り
・棟板金の劣化
・雨もり
チョーキング
チョーキングとは、手で触ると白い粉が付着する現象です。
この白い粉は、経年劣化により塗料中の顔料が粉化して表面に浮き出てきたものです。
屋根材自体はまだダメージを受けていない可能性が高いため、塗り替えには最適な時期と言えるでしょう。
このタイミングで塗り替えておくことで、費用を抑えながら屋根材を長持ちさせられます。
カビ・コケ・藻の発生
塗膜の防水機能が低下すると、カビやコケ、藻などが発生しやすくなります。
コケなどが付着した屋根は見た目が悪いだけでなく、水分を含んでいるため常に湿った状態になり、塗膜の劣化が早まります。
高圧洗浄による除去とあわせて、そろそろ塗り替えを行いましょう。
塗膜のひび割れ・はがれ
塗膜が劣化してひび割れやはがれが起こると、屋根材がむき出しになり、ダイレクトに雨や紫外線の影響を受けてしまいます。
屋根材自体が劣化して交換が必要になると高額な費用がかかるため、早めに塗装を行い、保護することが重要です。
屋根材のひび割れ・欠け
スレート(コロニアル)は薄い素材のため、ひびや割れ、欠けが起こりやすい傾向があります。
屋根材自体が割れてしまうと雨水が内部へ侵入し、下地の腐食や雨もりを引き起こしかねません。
軽度のひび割れであれば補修可能ですが、大きく欠けている場合は屋根材の交換が必要になるケースもあります。
屋根材の浮き・反り
屋根材に雨水が浸透すると、水分の吸収・乾燥により膨張と収縮をくり返し、変形して浮きや反りが起こります。
屋根材同士のすき間が広がるため、内部に雨水が侵入しやすくなるでしょう。
下地の腐食や雨もりにつながる恐れがあるため、早めの補修が必要です。
屋根材の状態によっては、部分的な交換が必要になるかもしれません。
棟板金の劣化
棟板金とは屋根の頂上部分にある金属部材のことで、屋根材同士の接合部分やすき間を覆い、雨水の侵入を防ぐ重要な役割をしています。
サビやクギ抜け、浮きなどの劣化が進むと雨もりに直結するため、できるだけ早く補修を行いましょう。
強風で飛ばされると、近隣住宅への被害や事故につながる恐れもあります。
雨もり
すでに雨もりが発生している場合は、塗装をしても意味がありません。
すぐに点検を受け、適切な補修を行いましょう。
放置していると雨水で柱や梁が腐食したり、カビやシロアリが発生したりする恐れがあります。
屋根だけでなく建物全体の耐久性低下につながり、最悪の場合には建て替えが必要になるケースもあるため、早急な対応が必要です。
コロニアル屋根の塗装工程

コロニアル屋根の塗装には10日~2週間ほどかかります。
工程を見ていきましょう。
足場設置(1日)
建物の周囲に足場を設置し、その周りを飛散防止ネットで覆います。
職人の安全確保とていねいな塗装作業のためには、足場が欠かせません。
また、飛散防止ネットを設置することで、塗料や高圧洗浄の水が近隣住宅へ飛び散ってトラブルになることを防ぎます。
高圧洗浄(1日)
屋根表面の汚れやコケ、古い塗膜などを高圧洗浄機で洗い落とします。
塗料の密着性を高めるために重要な工程です。
下地補修(半日~1日)
高圧洗浄で落としきれなかった汚れや古い塗膜を、手作業で除去します。
また、屋根材にひび割れや欠けがある場合には、コーキング材による補修や交換を行います。
養生(1日)
養生とは、塗装しない部分や汚れると困るものをシートとテープで保護する作業です。
養生中は自由に窓を開けて換気することができません。
どうしても窓を開けたい場合は、塗装会社へ相談してみましょう。
下塗り(1日)
屋根塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。
下塗りには屋根の表面を均一に整え、中塗り・上塗り塗料の密着性を高める役割があります。
中塗り・上塗り(2~3日)
中塗り・上塗りでは基本的に同じ塗料を使用します。
2回塗り重ねることで色ムラをなくし、塗膜の厚みを確保して耐久性を高めます。
縁切り/タスペーサー設置
コロニアル屋根の塗装には「縁切り/タスペーサー設置」が欠かせません。
縁切りとは、塗装後に屋根材同士が重なった部分の塗膜を除去し、水や空気の通り道を確保する工程です。
湿気による屋根材の劣化や、雨もりを防ぐ効果があります。
現在では、中塗りの前にタスペーサーを設置する方法が主流となっています。
完了検査
塗装工事が完了したら、塗装会社と施主さまで塗り残しや汚れなどがないかをチェックします。
足場を撤去してからでは補修に時間がかかるため、気になることがあれば遠慮なく伝えましょう。
足場解体(1日)
仕上がりに問題がなければ、足場を解体・撤去します。
コロニアル屋根の塗装を長持ちさせるコツ
屋根塗装を長持ちさせることで、屋根材自体の劣化を防いで大掛かりなリフォームの時期を遅らせられます。
以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
・定期的に点検を受ける
・適切なタイミングでメンテナンスを行う
・施工実績が豊富な業者へ依頼する
定期的に点検を受ける
屋根は普段の生活の中で目に入りにくく、外壁と比べて劣化のサインに気づきにくい傾向があります。
初期症状のうちに対処すれば修繕費用を大幅に抑えられるため、定期的にプロの点検を受けて早期に発見・対処することが重要です。
業者選びの際には、定期点検などのアフターサービスがあるかをチェックしておきましょう。
適切なタイミングでメンテナンスを行う
屋根塗装が必要なタイミングは使用している塗料の種類によって異なりますが、立地環境やメンテナンス状況によっても大きく変動します。
紫外線や潮風の影響を受けやすい地域、コケや藻が付着しやすい場所などでは、耐用年数内でも劣化がかなり進んでいるケースが多くあります。
実際の屋根の状態に応じて、適切なタイミングでメンテナンスを行いましょう。
屋根の劣化が進むほどダメージが広範囲に広がり、高額な修繕費用がかかります。
施工実績が豊富な業者へ依頼する
屋根塗装の仕上がりや耐久性は、使用する塗料だけでなく、施工業者の技術力にも大きく左右されます。
コロニアル屋根特有の縁切りやタスペーサーの設置といった工程は、適切に行われないと雨もりの原因になることもあるため特に注意が必要です。
施工実績が豊富な業者であれば、細かな工程までしっかりと対応してくれるでしょう。
依頼する前に、ホームページで屋根塗装の施工件数や実例、口コミなどを確認しておくと安心です。
コロニアル屋根の塗装費用を安く抑えるコツ

・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・地元の会社へ依頼する
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や塗料、工法などが妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。
相場や他社と比較して、極端に高いまたは安い場合には注意が必要です。
高すぎる場合には、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。
逆に安すぎる場合には、手抜き工事や低品質な塗料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは屋根塗装を外注しているケースが多く、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社で職人を抱えている会社なら、仕上がりに直接影響しない余計な費用がかかりません。
ホームページのスタッフ紹介などで、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認してみましょう。
地元の会社へ依頼する
地元の会社へ依頼することで、遠方からの出張費や交通費を抑えられます。
また、地域の気候や特性をよく理解しているため、最適な塗料や工法を提案してもらいやすいでしょう。
何かトラブルが起こった際、すぐに駆けつけてもらいやすい点もメリットです。
補助金や助成金を利用する
一部の地域では、屋根塗装に助成金や補助金制度を設けています。
対象となる工事内容や支給金額は自治体によって異なるため、役所の窓口かホームページでご確認ください。
申請期限は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が締め切られるケースが多いので、利用したい場合は早めに準備しておきましょう。
火災保険を利用する
台風や落雷、ひょうなどの自然災害が原因で屋根塗装が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。
対象となる災害や保険金額は加入している保険によって異なるため、保険証券で確認するか保険会社へお問い合わせください。
請求期限は被害発生から3年以内が一般的です。
ただ、時間が経過するほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、被害を受けたら速やかに担当者へ連絡しておきましょう。
まとめ|岡山市で屋根塗装をするならベストホームへ!
今回は、コロニアル屋根の塗装費用やタイミング、補修が必要な劣化症状などをご紹介しました。
コロニアル屋根の塗装は10~15年に1回程度が目安です。
塗膜の劣化を放置していると屋根材自体がダメージを受け、下地の腐食や雨もりにつながる恐れがあります。
屋根の葺き替えや、最悪の場合には家の建て替えが必要になることもあるため、適切なタイミングで塗り替えを行いましょう。
ベストホームでは、屋根塗装のプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
【破風板の塗装が必要な3つの理由】費用相場や劣化のサイン、色選びのコツも紹介

「破風板の劣化が気になるけど、塗装した方がいいの?」「費用はどれくらいかかるんだろう?」「DIYできないかな?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、破風板を塗装する重要性や費用、後悔しない色選びのコツなどをご紹介しています。
費用を安く抑える方法やDIYの注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
破風板とは?役割と重要性
破風板とは屋根の側面に取り付けられた板のことです。
雨風が屋根内部へ吹き込むのを防ぎ、火災時には延焼を防ぐ役割もしています。
また、屋根の複雑な構造部分をまとめて隠すことで、建物の見栄えを良くする効果もあります。
破風板には紫外線や雨風が直接あたるため、建物の中でも特に劣化しやすい部分です。
定期的なメンテナンスを怠ると、破風板だけでなく軒天や外壁、さらには建物内部にまで悪影響が及ぶ可能性があります。
破風板と鼻隠しの違い

破風板と鼻隠しはどちらも屋根の端に取り付けられる板材ですが、設置される位置が異なります。
破風板は屋根の三角形に見える側面に取り付けられています。
一方、鼻隠しは軒先の地面と水平になっている部分に取り付けられており、雨どいを支える下地としての役割も担っています。
どちらも雨風から建物を守り、美観を維持するために重要な部材です。
雨どいに守られている鼻隠しに比べて破風板は雨風に直接さらされるため、劣化の進行が早い傾向があります。
ただ、数年違いで別々に塗装すると足場や養生などの費用が2回分かかってしまうので、一緒に塗装しておいた方が経済的でしょう。
破風板の塗装が必要な3つの理由
破風板に塗装が欠かせない理由は主に3つあります。
・破風板の劣化防止
・雨もり防止
・美観の維持
破風板の劣化防止
塗装がはがれたりひび割れたりすると、破風板自体がダイレクトに紫外線や風雨の影響を受けて劣化が早まります。
交換が必要になると塗装よりも高額な費用がかかるため、塗膜で保護して破風板を長持ちさせることが大切です。
特に南側や西側などの日差しが強い面や風雨が集中しやすい面は劣化が早く進むため、定期的に点検を受けて早めに対処しましょう。
雨もり防止
塗膜の劣化により破風板が水分を含むと、軒天や外壁、建物内部へと浸透していき、雨もりが発生することがあります。
雨もりは柱や梁の腐食、カビの発生、シロアリ被害などの重大なトラブルにつながりかねません。
カビによるアレルギーを発症したり、建物の強度が低下して寿命が短くなったりする可能性があるため、塗装で破風板の防水機能を維持することが重要です。
美観の維持
破風板は建物正面に位置するため、よく目立ちます。
特に切妻屋根のような破風板が見えやすい造りの住宅では、破風板の状態が建物全体の印象を大きく左右します。
その破風板に色あせやひび割れ、はがれなどが起こると、建物全体の印象が悪くなってしまうでしょう。
美観を維持するには、定期的な塗り替えが欠かせません。
破風板の塗装時期と劣化のサイン

破風板の塗装時期は8~12年に1回程度が目安です。
ただし、以下のような劣化症状が出ている場合には、耐用年数内でも補修が必要です。
・カビやコケの発生
・チョーキング現象の発生
・塗膜のはがれ
・コーキングのはがれやひび割れ
・破風板の腐食
カビやコケの発生
塗膜が劣化して防水機能が低下すると、カビやコケ、藻などが発生しやすくなります。
洗い流してもすぐに再発する場合は、プロによる高圧洗浄とあわせてそろそろ塗り替えも必要です。
この段階で塗装を行えば、破風板本体へのダメージを最小限に抑えられるでしょう。
コケや藻を放置していると見た目が悪いだけでなく、常に湿った状態になり塗膜や破風板の劣化が加速します。
特に日当たりが悪い場所の破風板は、湿気がこもってカビやコケが発生しやすいため、早めに対処することが重要です。
チョーキング現象の発生
チョーキングとは、塗膜の経年劣化により顔料が粉状になって表面に現れ、白っぽくなる現象です。
塗膜の防水機能が低下しているサインで、塗装にはベストなタイミングと言えます。
この段階ではまだ破風板本体は劣化していないケースが多く、塗装することで寿命を延ばせるでしょう。
塗膜のはがれやひび割れ
塗膜がひび割れたりはがれたりしている部分には防水機能が働いていないため、破風板がダイレクトに雨水の影響を受けてしまいます。
破風板自体が水分を吸収すると、膨張と収縮をくり返し、反りや変形が起こります。
放置していると破風板自体の交換が必要になることもあるため、早めに塗装を行いましょう。
コーキングのはがれやひび割れ
コーキングとは、破風板のつぎ目を埋めるゴム状の素材のことです。
破風板に施されたコーキングにはがれやひび割れが起こると、そこから雨水が侵入して破風板本体にダメージを与える可能性があります。
コーキングの寿命は塗膜より短く、7~10年程度で補修が必要です。
破風板を塗装する際にはコーキングの状態も確認してもらい、劣化している場合には打ち直しを依頼しましょう。
コーキングと塗装を同時に行うことで、防水性能を最大限に高められます。
破風板の腐食
塗膜の劣化症状を放置していると、雨水が破風板の内部に浸透して腐食が進行します。
そこから軒天や屋根裏へ水が伝わると、最終的には雨もりにつながる恐れもあります。
腐食した破風板には塗装をしても意味がないため、破風板自体の交換や補修が必要になるでしょう。
塗装よりも高額な費用がかかるので、劣化が進む前に早めに対処することが重要です。
破風板が劣化する3つの原因
破風板が劣化する原因は主に以下の3つです。
・紫外線
・風雨
・積雪
紫外線
破風板は屋根の側面に位置しているため、紫外線を直接浴び続けます。
紫外線は塗膜を分解し、色あせやチョーキング現象といった劣化症状を引き起こします。
特に日照時間が長い南側や西側の破風板は、劣化のスピードが早いでしょう。
紫外線による劣化は目に見えにくく徐々に進行するため、気づいたときには塗膜の保護機能が大幅に低下していることも少なくありません。
風雨
破風板はその名のとおり風を破る(防ぐ)役割をしており、強い風雨にさらされます。
特に台風や強風時には、横から激しく雨が吹きつけるため、破風板への負担は非常に大きくなるでしょう。
また、雨どいがない破風板は屋根から流れてくる大量の雨水が直接流れ落ちる場所でもあり、風雨によって塗膜が少しずつ削られ、やがてひび割れやはがれが発生します。
積雪
積雪地域では、屋根に積もった雪の重みや雪どけ水が破風板に大きな負担をかけます。
雪が破風板に接触している時間が長いと、水分を吸収して劣化しやすくなります。
雪の重みによって破風板が変形したり、破損したりする可能性も高いでしょう。
また、寒暖差による凍結と融解のくり返しも破風板にダメージを与える要因です。
雪の多い地域では破風板の劣化が通常よりも早く進むことを考慮し、こまめな点検が欠かせません。
破風板の塗装費用

一般的な30坪戸建て住宅の場合、破風板の塗装費用は15万~35万円が目安です。
|
単価 |
800〜1,500円/㎡ |
|
塗装費用 |
5万〜15万円 |
|
足場代 |
10万〜20万円 |
|
合計 |
15万〜35万円 |
なお、破風板の劣化や損傷が激しい場合、塗装では補修しきれません。
板金巻きや、既存の破風板をはがして新しい破風板に交換する工事が必要です。
|
板金巻き |
15万〜25万円 |
|
交換 |
25万〜40万円 |
|
足場代 |
10万〜20万円 |
板金巻きとは、ガルバリウム剛板で既存の破風板を覆う補修方法です。
破風板の劣化を防いで耐久性を高め、見た目も美しく仕上がります。
破風板の素材別おすすめ塗料
破風板の素材は主に以下の5種類です。
・木材
・金属系
・窯業系
・モルタル
・ケイカル板
それぞれの素材に適した塗料を選ぶことで、塗装の耐久性を高められます。
木材
木材は吸水性が高く紫外線や風雨の影響も受けやすいため、劣化が早く進む傾向があります。
木製の破風板には「浸透性塗料」がおすすめです。
木材の呼吸や通気性を妨げることなく破風板を保護し、木目の美しさも保てます。
木製の破風板はメンテナンス頻度が高いため、耐久性を重視するなら板金巻きへのリフォームや、金属系の破風板への交換も検討する価値があります。
金属系
ガルバリウム剛板など金属系の破風板は軽量で耐久性が高く、火災にも強いことがメリットです。
しかし、塗膜に傷やひび割れ、はがれなどが生じるとサビが発生することがあるため、サビ止め効果のある下塗り塗料が欠かせません。
また、金属は太陽の熱で変形しやすいので、上塗り塗料には伸縮性の高い「シリコン塗料」を選ぶとよいでしょう。
太陽光を反射させる効果のある「遮熱塗料」もおすすめです。
窯業系
窯業系の破風板はデザイン性が高く、耐久性・耐火性にも優れています。
しかし、主成分が吸水性の高いセメントのため、水が内部に侵入すると膨張と収縮をくり返し、変形やひび割れが生じる恐れがあります。
窯業系の破風板には「フッ素塗料」や「シリコン塗料」がおすすめです。
紫外線や風雨に強く耐久性が高いため、長期にわたってしっかりと破風板を保護できます。
モルタル
モルタルも吸水性が高く、塗装による保護が欠かせません。
ひび割れしやすい傾向があるため、伸縮性のある「弾性塗料」がおすすめです。
破風板自体にひび割れがある場合には、下塗り塗料として「微弾性フィラー」を使用し、補修しておくことが重要です。
ケイカル板
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)は、軽量で腐食しにくいことが魅力です。
しかし、もともとが粉からできているため経年劣化により表面が粉化しやすく、水を吸い込みやすい性質があります。
下塗りには、粉化した表面を固めて塗料の吸い込みを抑える「浸透性シーラー」がおすすめです。
その上から耐久性・密着性の高い「シリコン塗料」や「フッ素塗料」「無機塗料」などを塗装するとよいでしょう。
破風板の塗装工程と工期

破風板のみの塗装であれば、1~2日ほどで完了します。
外壁や屋根塗装と一緒に行う場合は、一般的な大きさの住宅で1週間~10日ほどかかるでしょう。
工事の流れは以下のとおりです。
足場の設置
↓
高圧洗浄で汚れを落とす
↓
ケレン(残った汚れや古い塗膜を削り落とす)
↓
つぎ目のコーキング補修
↓
下塗り
↓
中塗り・上塗り
↓
養生の撤去・完了検査
↓
足場の撤去・清掃
2階以上の住宅の塗装作業には、足場の設置が必要です。
また、破風板の塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本ですが、素材や塗料の種類によっては2回塗りや4回塗りになることもあります。
破風板の塗装はDIYできる?
「一部だけだしDIYで補修できるのでは?」と思われるかもしれませんが、破風板の塗装や補修には専門的な知識と技術が必要です。
状態の見極めや塗料の選択、塗装方法などを誤ると、家の寿命を縮めることになりかねません。
また、足場の設置には国家資格が必要なため、DIYの場合でも専門業者に依頼することになります。
節約効果がそれほど高くない上に、高所作業には危険もともなうので、プロに依頼されることをおすすめします。
破風板が経年劣化する頃には他の部分も劣化している可能性が高いため、屋根や外壁もあわせて点検を受けるとよいでしょう。
失敗しない破風板塗装の色選び
破風板の色を選ぶ際には、以下のポイントを押さえておくと失敗しにくいでしょう。
・サッシの色に合わせる
・雨どいと同じ色にする
・屋根や外壁と同じ色にする
・人気色から選ぶ
サッシや雨どい、外壁、屋根などと同じ色にすることで、バランスが良く統一感のある仕上がりになります。
破風板の人気色は「白・黒・ブラウン・ベージュ・グレー」などです。
落ち着きのある色味のため、どんな色とも合わせやすいでしょう。
破風板の塗装費用を安く抑えるコツ

補助金制度の利用や業者選びにより、破風板の塗装費用を安く抑えられる可能性があります。
以下の6つのポイントを押さえておきましょう。
・訪問営業でそのまま契約しない
・相見積もりをとる
・自社施工の会社を選ぶ
・外壁塗装や屋根塗装と一緒に行う
・適切なタイミングで塗装する
・火災保険や助成金を利用する
訪問営業でそのまま契約しない
すべての訪問営業が悪いわけではありませんが、突然訪ねてきて「すぐに塗装しないと危険」「今契約すれば大幅に値引きする」など、不安をあおって契約をせかす業者には注意しましょう。
高額請求や詐欺などのリスクが考えられるため、避けた方が無難です。
破風板の劣化が気になっているなら、ご自身で信頼できる業者を探して点検・見積もりを依頼されることをおすすめします。
相見積もりをとる
1社だけの見積もりでは提示された金額が妥当か判断するのが難しいため、2~3社の見積もりをとって比較してみましょう。
ただし、安ければ安いほどよいわけではありません。
相場と比べて極端に安い場合は、手抜き工事や追加請求などのリスクが考えられます。
自社施工の会社を選ぶ
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、塗装工事を外注しているケースが多く、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされています。
一方、自社施工の会社なら余計な費用がかかりません。
外壁塗装や屋根塗装と一緒に行う
破風板の塗装が必要な時期には、外壁や屋根の塗装も劣化している可能性が高いでしょう。
破風板だけ塗装する場合にも足場や養生の費用がかかるため、まとめて施工した方が経済的です。
適切なタイミングで塗装する
破風板の劣化が進むと板金巻きや交換が必要になり、塗装の2倍ほどの費用がかかります。
適切なタイミングで塗装を行って破風板を長持ちさせることで、トータルのメンテナンス費用を抑えられるでしょう。
火災保険や助成金を利用する
台風や落雷などの自然災害で破風板の塗装が必要になった場合には、火災保険が使える可能性があります。
加入している保険によって適用条件が異なるため、保険証券などで確認してみましょう。
また、自治体によっては破風板の塗装に助成金が支給されるところもあるので、ホームページなどでご確認ください。
※残念ながら岡山市は助成金の対象外です
まとめ|岡山市で破風板を塗装をするならベストホームへ!
今回は、破風板を塗装する重要性や費用、色選びのコツなどをご紹介しました。
建物の美観を保つためだけでなく、風雨から屋根や外壁を守るためにも、破風板の塗装は必要です。
劣化を放置していると余計な補修費用がかかるので、適切なタイミングで塗装を行いましょう。
ベストホームでは、無料で破風板や外壁、屋根の点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
破風板塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
屋根のサビは放置すると危険!DIYで落とせる?補修方法や費用、予防策も解説

屋根のサビは見た目の問題だけでなく、建物全体の耐久性に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
軽度なサビであれば部分的な補修や屋根塗装で対応できますが、放置していると葺き替えなどの大掛かりな修繕が必要になるケースもあります。
高額な費用がかかるため、早めに対処することが大切です。
この記事では、屋根にサビが発生する原因や放置するリスク、補修費用などをご紹介します。
屋根のサビが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
屋根にサビが発生する原因
・塗膜の経年劣化
・もらいサビ
・施工不良・手抜き工事
・傷や金属部品の劣化
・環境要因
塗膜の経年劣化
金属製の屋根材はそのままだとサビやすいため、塗膜で保護されています。
しかし、経年劣化により塗膜にひび割れやはがれが起こると、金属が露出してダイレクトに雨の影響を受け、サビが発生しやすくなります。
塗膜の寿命は塗料の種類によって異なるため、以下の表を参考にしてみてください。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
|
アクリル |
約3~8年 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
|
シリコン |
約7~15年 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
|
無機 |
約15〜20年 |
ただし、屋根材の種類や周辺環境、お手入れの状況によっては、上記の目安より劣化が早まることもあります。
もらいサビ
もらいサビとは、他の金属からサビが移ってくる現象です。
屋根に設置している金属製品だけでなく、飛来物が原因となることもあります。
【もらいサビの原因となるもの】
・照明
・アンテナ
・周囲の建物のサビ
・鳥が運んできた金属片
・研磨作業で発生した鉄粉 など
施工不良・手抜き工事
新築やリフォームから1年以内にサビが発生した場合は、施工不良もしくは手抜き工事の可能性が高いでしょう。
・塗料の選定ミス
・下地処理の不足
・塗装回数の不足
・防サビ剤の未塗布
などが考えられます。
施工不良や手抜き工事が原因の場合は、保証を受けられるはずです。
保証書の期限や内容を確認し、速やかに施工会社へ連絡しましょう。
傷や金属部品の劣化
飛来物がぶつかったりして傷がつくと、そこからサビが広がる可能性があります。
またクギやビスなど、屋根に使われている金属部品の劣化が原因となることもあります。
環境要因
海に近い地域では、塩害により屋根にサビが発生しやすい傾向があります。
塩害とは、海風で運ばれた塩分が屋根に付着し、塗膜の劣化や金属の腐食を引き起こす現象です。
また、日差しが強い地域や日当たりの良い立地では、紫外線や熱により塗膜の劣化が早まり、サビが発生しやすくなることもあります。
屋根のサビを放置するリスク

・屋根に穴があく
・雨もりが発生する
・家の寿命が短くなる
屋根に穴があく
サビは金属を腐食させます。
放っておくと屋根材に穴があいたり、破損したりする恐れがあります。
雨もりが発生する
サビて穴があいた部分から侵入した雨水が屋内にまで入り込むと、雨もりが起こります。
湿気がたまるとカビやシロアリが発生しやすく、健康被害や建物の耐久性低下にもつながりかねません。
また、雨もり修理やカビの除去、シロアリ駆除には高額な費用がかかります。
家の寿命が短くなる
雨もりは鉄筋コンクリートや柱、梁などの構造部分にダメージを与え、建物全体の寿命にも影響します。
最悪の場合は建て替えが必要になることもあるため、早急に対処することが重要です。
屋根のサビを補修する方法と費用
補修方法はサビの進行具合によって異なります。
サビの状態を大きく3つの段階に分けて、補修方法や費用を見ていきましょう。
・軽度のサビ
・中度のサビ
・重度のサビ
軽度のサビ
屋根の表面にわずかなサビがある状態です。
サビを削り落とす「ケレン作業」を行い、サビ止めと防水塗装を施します。
部分的なサビ除去と塗装の費用は、数万~10万円程度が目安です。
中度のサビ
屋根材の一部が腐食している状態です。
サビが進行している部分の屋根材の補修または交換と、屋根全体の塗装が必要なケースが多いでしょう。
費用の目安は40万~70万円程度(30坪戸建て住宅の場合)です。
重度のサビ
屋根全体にサビが広がり、穴が空いているところもある状態です。
塗装をしても意味がないため、「カバー工法」か「葺き替え」により屋根材を交換します。
カバー工法とは、傷んだ屋根の上から新しい屋根材を重ねる方法です。
既存の屋根の撤去・処分費用がかからないため葺き替えよりも安く抑えられますが、屋根の重みが増すことで耐震性に影響する可能性があります。
一方、葺き替えは傷んだ屋根を撤去して下地まで点検・補修を行い、新しい屋根材に交換する方法です。
費用は高くなりますが、屋根が完全に新しくなり耐震性にも影響しません。
屋根のダメージがひどく下地まで腐食している場合には、カバー工法が使えないため葺き替えを行います。
カバー工法の費用:60万~150万円程度
葺き替えの費用:70万~260万円程度
屋根に発生するサビの種類
ひと口に屋根のサビといっても、その種類はさまざまです。
サビの種類によって対処法が異なるため、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
主なサビの種類は以下の4つです。
・赤サビ
・白サビ
・黒サビ
・青サビ
赤サビ
赤サビは、鉄や鋼などの金属が酸素と水分に反応して生じるもっとも一般的なサビです。
赤褐色のザラついた見た目が特徴で、金属を内側から腐食させる性質があります。
放置すると屋根材の強度が大幅に低下したり、穴が開いたりする恐れがあるため、発見したら早めに対処しましょう。
屋根のサビといえば、赤サビを指すことがほとんどです。
白サビ
白サビは、ガルバリウム剛板などの亜鉛メッキ剛板に発生しやすいサビで、白いチョークの粉のような見た目が特徴です。
短期的には屋根の強度低下への影響はほとんどありませんが、外観が気になる場合は専用の除去剤で落としましょう。
湿気の多い環境や結露が発生しやすい箇所で繁殖する傾向があります。
黒サビ
黒サビは、鉄が高温で酸化した際に発生する酸化鉄の一種です。
赤サビとは異なる良性のサビで、金属表面を覆う保護膜の役割をすることにより腐食を食い止めます。
ただし、屋根材に自然発生する黒い変色は、黒サビではなくカビや藻であるケースが多いため、専門家に判断してもらいましょう。
また、黒サビがはがれた部分には赤サビが発生することがあるため、定期点検などの経過観察は必要です。
青サビ
青サビは銅が酸化することで生じるサビで、緑青(ろくしょう)とも呼ばれます。
青緑色の見た目が特徴で、銅製の屋根材や雨どいなどに発生します。
黒サビと同様に金属の腐食を抑える効果があるため、必ずしもすぐに対処する必要はないでしょう。
ただし、青サビが雨水に溶け出すと外壁や庭、玄関まわりなどに広がり、外観が悪くなる可能性があります。
屋根のサビ除去~塗装の流れと工期

屋根のサビ除去と塗装を行う場合の工期は、一般的な大きさの住宅で1週間~10日程度が目安です。
【屋根のサビ除去~塗装の流れ】
足場設置
↓
高圧洗浄
↓
ケレン作業
↓
下地補修
↓
養生
↓
下塗り(サビ止め塗装)
↓
中塗り・上塗り
↓
完了検査
↓
足場撤去・清掃
それぞれの工程について、詳しく見ていきましょう。
足場設置
屋根上での作業には足場が不可欠です。
また、急勾配の屋根の場合は職人がすべって作業ができないため、屋根の上にも足場を組む必要があります。
金属の部材を組み立てる際に騒音が発生するので、トラブル回避のために近隣の方へは事前にスケジュールを伝え、あいさつをしておきましょう。
高圧洗浄
高圧洗浄機で屋根全体の汚れや古い塗膜、サビなどを洗い流します。
ご自身で高圧洗浄をする場合には水圧に注意しましょう。
塗膜や屋根材を傷つけたり、サビで穴があいた部分から浸水したりする恐れがあります。
ケレン作業
高圧洗浄で除去しきれなかった汚れやサビは、手作業で削り落とします。
汚れやサビ、古い塗膜などが残ったまま塗装すると、塗料が密着せず早々にはがれてしまう可能性があります。
下地補修
サビが進行して穴があいている場合には、部分的な補修や屋根材の交換が必要です。
クギの浮きなどがあれば打ち直しも行います。
雨もりが発生して防水シートや野地板まで傷んでいる場合には、塗装ではなく葺き替えが必要になるケースもあります。
養生
養生とは、塗装しない部分や汚れると困るものを保護する作業です。
外壁や窓ガラス、玄関ドア、エアコンの室外機などを、養生シートとテープで覆います。
下塗り(サビ止め塗装)
屋根塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。
下塗り塗料には、サビを防ぐとともに中塗り・上塗り塗料の密着性を高める働きがあります。
屋根材や上塗り塗料の種類、屋根の状態などに応じて、最適なサビ止め塗料を選ぶことが重要です。
中塗り・上塗り
中塗り・上塗りでは基本的に同じ塗料を使用します。
2度塗り重ねることで塗膜の厚みを確保し、耐久性を高めます。
完了検査
塗装が完了したら、施工業者と施主さまとで仕上がり確認を行います。
塗り残しや汚れがないかしっかりと確認し、気になることがあればその場で伝えましょう。
足場を撤去してからでは、すぐに対応してもらえない可能性があります。
足場撤去・清掃
仕上がりに問題がなければ、足場を撤去して清掃を行います。
工事完了後は必ず保証書を受け取り、大切に保管しておきましょう。
万が一施工不良が起こっても、保証期間内であれば無償で対応してもらえる可能性があります。
屋根のサビはDIYで除去できる?
屋根のサビはDIYでも除去できる可能性がありますが、高所作業には危険がともなうためおすすめできません。
軽度のサビを除去するにも、正しい知識やある程度の技術、専用工具などが必要です。
不適切な処置でサビが残ると短期間で再発したり、サビ止め処理や塗装が不完全だと逆に悪化したりするリスクもあります。
また、経年劣化している場合は表面のサビだけでなく、屋根内部もダメージを受けている可能性が高いでしょう。
新築や前回の塗装から10年以上が経過している場合には、一度プロの点検を受けてみることをおすすめします。
屋根のサビを予防する方法

屋根のサビは「発生する前に防ぐ」ことも大切です。
そこで、予防方法を3つご紹介します。
・屋根を洗浄する
・定期的に点検を受ける
・適切なタイミングで屋根塗装を行う
屋根を洗浄する
汚れや塩分は塗膜の劣化や金属の腐食を引き起こす原因となるため、屋根を洗浄してきれいな状態に保つことが大切です。
付着したばかりの汚れなら、ホースの水でも洗い流せるでしょう。
高圧洗浄機を使用する場合は、水圧に注意が必要です。
強すぎると塗膜や屋根材に傷がつき、逆にサビが発生しやすくなることがあります。
定期的に点検を受ける
定期的に点検を受けて屋根の傷や劣化を早期に発見することで、サビの発生や屋根材の腐食、穴あきなどを防げます。
症状が軽いうちに補修すれば、メンテナンス費用もグッと抑えられる可能性が高いでしょう。
適切なタイミングで屋根塗装を行う
屋根塗装にはサビ止めと防水の効果があります。
塗膜が劣化してひび割れやはがれを起こす前に塗り替えることで、サビを防いで屋根材を長持ちさせましょう。
一般的に屋根塗装のタイミングは10~15年に1回程度とされていますが、使用している塗料や周辺環境、お手入れ状況によっても異なります。
屋根のサビ除去·塗装の費用を安く抑えるコツ
・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・地元の会社へ依頼する
・補助金や助成金を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や作業内容が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。
塗装会社やリフォーム会社なら、サビの除去だけでなく塗装についても相談できます。
相場と比較して極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。
高すぎる場合には、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。
安すぎる場合には、手抜き工事や低品質な材料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは屋根のサビ除去や塗装を外注しているケースが多く、10~30%程度の仲介手数料が発生します。
一方、自社で職人を抱えている会社なら、仕上がりに直接影響しない余計な費用がかかりません。
ホームページのスタッフ紹介で、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認してみましょう。
地元の会社へ依頼する
地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。
また、地域の気候や特性もよく理解しているため、最適な塗料や工法を提案してもらえる可能性が高いでしょう。
何かトラブルが起こっても、すぐに駆けつけてもらいやすい点もメリットです。
補助金や助成金を利用する
屋根のサビ除去とあわせて屋根塗装も行う場合には、補助金や助成金を利用できる可能性があります。
対象となる工事内容や支給金額は自治体によって異なるため、役所の窓口やホームページなどでご確認ください。
※残念ながら岡山市は対象外です。
まとめ|岡山市で屋根リフォームをするならベストホームへ!
今回は、屋根にサビが発生する原因や放置するリスク、補修費用などをご紹介しました。
サビを放置していると、屋根材の劣化や雨もりにつながる恐れがあります。
家の寿命を縮めることにもなりかねないため、早めに対処することが大切です。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根のサビ除去・リフォームの対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
【太陽光パネルを設置している屋根の塗装方法3選】費用相場や安く抑えるコツも紹介

「太陽光パネルを設置している屋根は塗装できるの?」「外さないとダメなのかな?」「費用が高そう…」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、太陽光パネルを設置している屋根でも塗装は可能です。
ただし、太陽光パネルを傷つけてしまうと高額な補修費用がかかるため、塗装方法や業者選びには注意が必要です。
この記事では、太陽光パネルを設置している屋根の塗り替え方法や費用相場、注意点をご紹介します。
安く抑えるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
太陽光パネルを設置した屋根に塗装が必要な理由
太陽光パネルの設置は屋根に負担がかかります。
塗膜の劣化により屋根の耐久性が低下するとパネルを支えられなくなる恐れがあるため、定期的な塗装で屋根を保護し、強度を保つことが重要です。
屋根塗装のタイミングは10~15年に1回程度が目安とされています。
ただ、塗膜が劣化するスピードは塗料のグレードや立地環境などによって異なります。
劣化症状が出ている場合には、耐用年数内でも屋根塗装を検討した方がよいでしょう。
屋根塗装が必要な劣化症状
・色あせが激しい
・塗装がはがれている
・塗膜にひび割れがある
・サビが発生している
・カビやコケ、藻が繁殖している など
色あせが激しい
激しい色あせは塗膜が経年劣化しているサインです。
放置しているとひび割れやはがれにつながるため、そろそろ屋根塗装を検討した方がよいでしょう。
塗装がはがれている
塗装がはがれている部分には防水機能が働いていません。
屋根材が雨の影響をダイレクトに受けて劣化が早まる恐れがあるため、早急に塗り替えを行いましょう。
放置していると屋根材自体が劣化し、交換が必要になる恐れがあります。
塗膜にひび割れがある
塗膜のひび割れからは、雨水が侵入する恐れがあります。
屋根材がダメージを受ける可能性があるため、そろそろ塗り替えが必要です。
軽度なひび割れであれば、下塗り塗料で補修できるでしょう。
サビが発生している
サビは一度発生すると自然に消えることはなく、雨や風で周囲へ広がっていきます。
最終的には屋根に穴が開き、下地の劣化や雨もりにつながる恐れがあるため、初期の段階で除去しておくことが需要です。
カビやコケ、藻が繁殖している
カビやコケ、藻は塗膜の防水機能が切れているサインです。
また、コケなどが付着すると常に湿った状態になり、そのままにしておくと更に塗膜の劣化が進みます。
高圧洗浄やバイオ洗浄で洗い落とし、屋根塗装を行いましょう。
なお、屋根材自体に割れや欠けがあったり、すでに雨もりが発生していたりする場合には、塗装では補修しきれません。
屋根材の交換が必要です。
中には太陽光パネルの設置ミスにより屋根に穴があき、雨もりが発生しているケースもあります。
気になる症状がある場合には、早急にプロの点検を受けましょう。
太陽光パネルを設置している屋根を塗装する3つの方法
① 太陽光パネルを設置したまま塗装する
② 一時的に太陽光パネルを取り外して塗装する
③ 太陽光パネルの交換時に塗装する
それぞれのメリット・デメリットや注意点を見ていきましょう。
① 太陽光パネルを外さずに塗装する

新築時に太陽光パネルを設置している場合、1回目の屋根塗装(築10~15年)では太陽光パネルを外さずに塗装することも可能です。
パネルを設置している部分は紫外線の影響を受けにくく、他の部分よりも劣化のスピードが遅いためです。
太陽光パネルの脱着がなく塗装面積も少ないので、工期が短く費用も安く抑えられるでしょう。
ただし、太陽光パネルの取り扱いに慣れていない業者へ依頼すると、故障などのトラブルが発生することがあるためご注意ください。
また、太陽光パネルには10~25年のメーカー保証がついていますが、塗装作業により故障や不具合が起こった場合には、メーカーからの保証が受けられなくなる可能性があります。
施工前後の写真が必要なケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
② 一時的にパネルを取り外して塗装する

一時的にパネルを取り外して屋根塗装を行い、その後に設置し直す方法もあります。
パネル下まで塗装できるため屋根全体の耐久性を高められますが、脱着には少なくとも20万円以上の費用がかかります。
また、太陽光パネルの洗浄や保管が必要な場合には、別途料金がかかる可能性もあるため、太陽光パネルのメーカーや設置した業者へ確認しておきましょう。
なお、太陽光パネルの脱着時の破損や再設置後の不具合は、多くのメーカーで保証の対象外です。
③ 太陽光パネルの交換時に塗装する
太陽光パネルの寿命は25年~30年程度が目安です。
新築から2回目の塗装時期(築20~30年)は太陽光パネルの交換時期と重なるため、それにあわせて屋根塗装を行うとよいでしょう。
塗装で補修できないほど傷んでいる場合には、屋根材を交換することも可能です。
また、これから太陽光パネルの設置を検討している場合には、事前に塗装しておくことをおすすめします。
屋根の状態によっては設置できないケースもあるので、屋根材や野地板の強度も確認しておきましょう。
太陽光パネルを設置した屋根の塗装費用

一般的な30坪2階建て住宅の屋根塗装にかかる費用は、40万~60万円程度が相場です。
太陽光パネルを外さずに塗装する場合は、通常よりも塗装面積が少なくなるため、もう少し安くなるでしょう。
坪数ごとの目安は以下の表を参考にしてみてください。
|
延べ坪数 |
塗装費用 |
|
20坪 |
約30万~40万円 |
|
30坪 |
約40万~60万円 |
|
40坪 |
約50万~80万円 |
|
50坪 |
約60万~100万円 |
|
60坪 |
約70万~120万円 |
一方、太陽光パネルを外して塗装する場合には、追加で20万~30万円程度の脱着費用がかかります。
このタイミングでパネルを洗浄する場合は洗浄費用、塗装中にパネルの保管が必要な場合は保管費用がかかることもあるので、事前に確認しておきましょう。
屋根塗装の費用が高くなる8つの要因
① 建物の階数
② 塗装面積
③ 屋根の勾配
④ 塗料の種類
⑤ 塗装範囲
⑥ 屋根の劣化状態
⑦ 立地条件
⑧ 施工会社
① 建物の階数
3階建て以上の住宅では、2階建て住宅よりも足場の設置面積が増えます。
また、高さが増すことでより頑丈な足場が必要となるため、足場代が1.3~1.5倍程度になる可能性があります。
② 塗装面積
塗装面積が大きくなるほど、使用する塗料や作業量が増えるため、費用が高くなります。
太陽光パネルの下を塗装するかどうかだけでなく、屋根のデザインによっても面積が異なります。
③ 屋根の勾配
急勾配の屋根では足がすべって作業ができないため、屋根の上にも足場を設置する必要があります。
また、屋根の勾配がきつくなるほど、屋根の面積は大きくなります。
足場代や塗料代、施工費などが増えるため、費用が高くなるでしょう。
④ 塗料の種類
塗料代は塗装費用の約20%を占めており、種類によって大きく変動します。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
|
アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
|
シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
|
無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
一般的に、耐用年数が長いほど価格も高くなります。
しかし、塗装の頻度が少なくなるため、トータルのメンテナンス費用を安く抑えられる可能性があります。
次回の塗装時期も考慮して、最適な塗料を選びましょう。
⑤ 塗装範囲
軒天や鼻隠し、雨どいなど、屋根以外の部分も一緒に塗装する場合には、追加費用がかかります。
まとめて塗装することで今回の費用は高くなりますが、足場代が1回分で済むため、トータルのメンテナンスコストは安く抑えられる可能性があります。
⑥ 屋根の劣化状態
屋根の劣化が激しい場合は、下地補修に多くの時間と費用がかかります。
例えば、軽度なひび割れであれば塗装で補修可能ですが、屋根材自体のひび割れはコーキング剤などで埋める必要があります。
また、屋根材や下地、防水シートなどが劣化している場合や、雨もりが発生している場合には、塗装では補修しきれません。
屋根の状態に応じて、カバー工法か葺き替えを行いましょう。
30坪戸建て住宅の施工費用の目安は、以下のとおりです。
カバー工法:60万~150万円
葺き替え:100万~260万円
屋根材の交換には塗装の1.5~4倍の費用がかかるため、定期的な塗装で劣化を防ぐことが重要です。
⑦ 立地条件
道幅がせまく車が通れない場合、手作業で資材の搬入・搬出を行う必要があります。
また、隣家との距離が近い場合には、特殊な足場や別の工法が必要になるケースもあります。
さらに、離島や山間部では、交通費や出張費、宿泊費などがかかることもあるでしょう。
⑧ 施工会社
屋根塗装は以下のような会社が請け負っています。
・塗装会社
・地域の工務店
・家を建てた時のハウスメーカー
・リフォーム会社
・家電量販店
・ホームセンター など
それぞれ料金体系が異なるため、比較して検討しましょう。
太陽光パネルを設置した屋根塗装の工期・工程

一般的な戸建て住宅で、太陽光パネルを撤去して屋根全体を塗装する場合には、10日~2週間ほどかかります。
一方、太陽光パネルを外さずに塗装する場合の目安は、1週間程度です。
ただし、気温や天候によっては作業できない日もあるため、工期が延びる可能性があります。
作業の流れは以下のとおりです。
1. 足場の設置
2. 太陽光パネルの撤去(全体塗装の場合)
3. 高圧洗浄
4. 下地補修
5. 養生
6. 下塗り
7. (タスペーサーの設置)
8. 中塗り・上塗り
9. (付帯部塗装)
10. 完了検査
11. 太陽光パネルの再設置(全体塗装の場合)
12. 足場の撤去・清掃
各工程について、詳しく見ていきましょう。
1. 足場の設置
建物のまわりに足場を組み、飛散防止ネットで覆います。
こうすることで、高圧洗浄の水や塗料が周囲へ飛び散って汚れるのを防ぎます。
2. 太陽光パネルの撤去
屋根全体を塗装する場合には、一時的に太陽光パネルを撤去します。
太陽光パネルの撤去は設置した業者が行うため、事前に連絡しておく必要があります。
3. 高圧洗浄
高圧洗浄機で屋根の汚れやコケ、古い塗膜などを洗い流します。
窓の鍵を閉め忘れると水圧で開き、室内へ浸水する恐れがあるため、必ず確認しておきましょう。
4. 下地補修
高圧洗浄では落としきれなかった汚れやサビなどを、手作業で除去します。
また、必要に応じて屋根材のひび割れやコーキングの補修も行い、塗装面をなめらかに整えます。
5. 養生
養生とは、塗装しない部分や汚れると困るものを保護する作業です。
車や庭木、エアコンの室外機などをビニールシートとテープでカバーします。
なお、養生中にエアコンを使用したい場合は、事前に業者へ伝えておきましょう。
ビニールシートをかけたまま使用すると故障の原因になりますが、メッシュシートで保護すれば使用可能です。
太陽光パネルを設置したまま塗装する場合は、パネルにも入念に養生を施します。
6. 下塗り
屋根塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。
下塗りの役割は、屋根の表面をなめらかに整え、中塗り・上塗り塗料の密着性を高めることです。
※塗料の種類によっては、2回や4回塗りのものもあります
7. (タスペーサーの設置)
スレート屋根の場合は、下塗り後にタスペーサーの設置を行います。
スレート同士が重なる部分にタスペーサーを入れることで、塗料ですき間が埋まるのを防ぎます。
すき間がなくなると雨水が排出されず、内部に水分や湿気がたまって雨もりや結露の原因となってしまうのです。
タスペーサーを使用せず、塗膜を切り離してすき間をつくる「縁切り」をするケースもあります。
縁切りの場合は上塗り後に行います。
8. 中塗り・上塗り
中塗り・上塗りでは基本的に同じ塗料を使用します。
2回塗り重ねることで色ムラをなくし、塗膜の厚みを確保して耐久性を高めます。
9.( 付帯部塗装)
付帯部とは、軒天や鼻隠し、雨どいなど屋根以外の部分を指します。
屋根塗装には含まれないため、一緒に塗装を希望する場合は、見積もりや打ち合わせの際に業者へ伝えておきましょう。
10. 完了検査
塗装が完了したら、業者と一緒に確認を行います。
塗りムラや塗り残し、打ち合わせで伝えた箇所の塗り忘れがないかなど、細かくチェックしましょう。
足場の撤去後に気づくと、対応が遅くなる可能性があります。
11. 太陽光パネルの再設置
太陽光パネルを外して塗装した場合は、塗料が完全に乾いた後に再設置します。
撤去時と同様、太陽光パネルの設置業者へ依頼する必要があります。
12. 足場の撤去・清掃
塗装や太陽光パネルの設置に問題がないことを確認したら、足場を撤去します。
その後ゴミの回収や清掃を行い、工事完了です。
太陽光パネルを設置した屋根の塗装費用を安く抑えるコツ

・塗装の専門業者へ依頼する
・地域の施工会社を選ぶ
・相見積もりをとる
・塗装工事をまとめて行う
・火災保険を利用する
塗装の専門業者へ依頼する
屋根塗装は、塗装の専門業者へ依頼した方が費用を安く抑えられます。
太陽光発電のメーカーや設置業者へ依頼した場合、屋根塗装を外注しているケースが多いため、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
一方、塗装会社へ直接依頼すれば余計な費用がかかりません。
地域の施工会社を選ぶ
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでも、塗装工事は外注している可能性が高いでしょう。
太陽光発電の設置業者へ依頼した場合と同じく仲介手数料がかかるため、費用が高くなる傾向があります。
できるだけ安く抑えるなら、自社で職人を抱えている地域の施工会社を選ぶとよいでしょう。
仲介手数料はもちろん、出張費や交通費なども抑えられます。
相見積もりをとる
相見積もりとは、複数社の見積もりを取って比較することです。
1社だけでは提示された金額が妥当か判断が難しいため、2~3社へ見積もりを依頼するとよいでしょう。
ただし、相場より極端に安い場合は、悪質業者による詐欺や手抜き工事、追加請求などトラブルのリスクが高いため要注意です。
塗装工事をまとめて行う
屋根塗装が必要な時期には、外壁やベランダ、付帯部の塗装も劣化している可能性が高いでしょう。
別々に行うとそのつど足場代や養生費、出張費などがかかりますが、同時施工なら重複費用を1回分に抑えられます。
特に足場代は塗装費用の約20%を占めているため、高所の塗装をまとめて行う効果は高いでしょう。
10万~30万円程度の節約になります。
火災保険を利用する
台風や落雷などの自然災害が原因で屋根塗装が必要になった場合には、火災保険が使える可能性があります。
保険金額や適用される自然災害は加入している保険によって異なるため、保険証券などでご確認ください。
保険金の請求期限は被災してから3年ですが、時間が経つほど因果関係の証明が難しくなるため、早めに請求しましょう。
太陽光パネルを設置している屋根の塗装で注意すること

・太陽光パネルの設置業者へ事前に連絡しておく
・塗装作業中は発電量が低下する
・太陽光パネルの扱いに慣れた業者へ依頼する
・施工後に発電できているか確認する
太陽光パネルの設置業者へ事前に連絡しておく
太陽光パネルの設置業者へ屋根塗装を行うことを伝えておきましょう。
パネルを脱着する場合には、塗装会社ではなく設置業者が行います。
また、塗装時・脱着時・再設置後の故障や破損について、メーカー保証の内容を把握しておくことも大切です。
通常、塗装工事による故障は保証の対象外ですが、追加で保証に加入できるケースもあります。
メーカーによっては保証を受けるために施工前後の写真を求められることもあるため、必ず事前に確認しておきましょう。
塗装作業中は発電量が低下する
太陽光パネルを外して塗装する場合はもちろん、設置したまま塗装する場合にも発電量は低下します。
塗装作業中は、太陽光パネルに塗料が付着しないよう養生を行うためです。
パネル全体をシートで覆うので、どうしても発電量は低下してしまいます。
塗装作業は3~4日で終わりますが、晴れた日にしかできないため、雨が続くと工期が延びる可能性があります。
太陽光パネルの扱いに慣れた業者へ依頼する
太陽光パネルを外さずに塗装する場合は「パネルの上に乗らない」「パネルを汚さない」など注意して作業を行う必要があります。
また、太陽光パネルを高圧洗浄機で洗ってしまうと、水道水に含まれるカルキが付着して発電性能が低下する可能性があります。
多くのメーカーでは塗装工事による破損や故障は保証の対象外のため、太陽光パネルの扱いに慣れている塗装会社へ依頼しましょう。
施工後に発電できているか確認する
塗装後に太陽光パネルが再設置されたら、きちんと発電できているかチェックしておくことが重要です。
気になることがあれば必ず確認してもらいましょう。
足場を撤去する前なら、すぐに対応してもらえるはずです。
太陽光パネルの設置に適しているのは「金属屋根」
屋根材の劣化や強度の低下が気になる場合には、塗装ではなく葺き替えを行う方法もあります。
塗装より費用は高額になりますが、完全に新しくなるため屋根の問題を根本的に解決できます。
太陽光パネルの設置に適しているのは、ガルバリウム剛板やSGL剛板といった金属製の屋根材です。
非常に軽く耐久性にも優れており、工法によっては穴を開けずに太陽光パネルの設置が可能です。
また、太陽光パネルを設置することで屋根の重みが増すと耐震性が低下する恐れがありますが、軽い金属屋根に葺き替えることで耐震性の向上にも期待ができるでしょう。
瓦屋根から金属製の屋根材に変えた場合、屋根材の重さを10分の1程度まで軽量化できます。
まとめ|岡山市で太陽光パネル設置の屋根を塗装をするならベストホームへ!
今回は、太陽光パネルを設置している屋根の塗り替え方法や費用相場、注意点などをご紹介しました。
新築時に太陽光パネルを設置している場合、1回目の屋根塗装(築10~15年)では設置したまま塗装できます。
2回目の塗装時(築20~30年)には太陽光パネルも寿命を迎えるため、交換時期にあわせて塗装を検討するとよいでしょう。
ベストホームでは、屋根診断のプロが無料でしっかりと点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
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