2025年11月
プロが教える【瓦屋根の葺き替え費用とタイミング】よくあるトラブル・回避策も紹介

瓦屋根の葺き替えをしたいけど、「費用はどれくらいかかるんだろう?」「どこへ依頼すればいい?」「トラブルは絶対に避けたい!」など、不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
屋根の葺き替え工事には100万円以上の費用がかかるので、後悔したくないですよね。
そこでこの記事では、瓦屋根の葺き替え方法や費用相場、適切なタイミングなどをご紹介します。
よくあるトラブルや回避策、優良業者の見つけ方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
瓦屋根の葺き替え方法は3つ
瓦屋根の葺き替えには、大きく分けて3つの選択肢があります。
① 瓦→ガルバリウム剛板
② 瓦→スレート
③ 瓦→瓦
各屋根材の耐用年数と単価は、以下の表を参考にしてみてください。
|
屋根材 |
耐用年数 |
単価 (㎡) |
|
スレート |
15〜25年 |
4,000〜8,000円 |
|
ガルバリウム |
25〜35年 |
6,000〜9,000円 |
|
瓦 |
50〜100年 |
9,000〜1万2,000円 |
どの屋根材を使用するかによって、費用や耐用年数だけでなく、建物に与える影響も大きく異なります。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で選びましょう。
① 瓦→ガルバリウム剛板
日本瓦からガルバリウム鋼板への葺き替えは、軽量化による耐震性の向上が最大のメリットです。
瓦屋根:約50kg/㎡
ガルバリウム鋼板:約5kg/㎡
屋根材の重さが10分の1程度になることで、建物への負荷を大幅に軽減できます。
重心が低くなるため、地震の際に揺れを抑える効果も期待できるでしょう。
台風や強風による瓦の飛散も防げます。
一方で、瓦特有の重厚感や高級感が失われ、遮音性や断熱性も瓦に比べて劣ります。
また、日本瓦には不要だった定期的な塗装が必要です。
② 瓦→スレート
瓦からスレートに葺き替えるメリットは、費用を安く抑えられることです。
また、スレートは瓦の約2分の1程度と軽量で、デザインやカラーバリエーションも豊富です。
しかし、耐用年数が15~25年とやや短く、ひび割れやコケが発生しやすいため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
施工費用だけでなく、将来的な補修やメンテナンスコストも考慮して選びましょう。
③ 瓦→瓦
瓦から新しい瓦への葺き替えは、日本建築の格式や重厚感を維持したい方におすすめです。
日本瓦なら耐用年数が50~100年程度と長いため、最小限のメンテナンスで長く使用できることもメリットです。
ただし、瓦は高価で撤去にも設置にも手間がかかるため施工費用が高く、対応できる業者が限られることもあります。
なお、瓦が気に入っているけれど耐震性も高めたい場合には、軽量瓦に葺き替える方法もあります。
耐用年数は30~50年程度と日本瓦より短いですが、重さは3分の2~半分程度に軽減できるでしょう。
また、瓦屋根には「葺き直し」という選択肢もあります。
瓦屋根の葺き直しとは?
葺き直しは、既存の瓦を再利用して下地だけ新しくする工事方法です。
瓦を一度すべて撤去し、防水シートや野地板などの下地材を交換・補修したあと、同じ瓦を元に戻します。
新しい屋根材の購入や古い瓦の処分費用がかからないため、葺き替えと比べて30万~100万円ほどの節約になるでしょう。
30坪戸建て住宅なら、70万~110万円程度が相場です。
ただし、葺き直しができるのは陶器瓦のみで、瓦自体に破損や劣化がないことが条件です。
瓦屋根の葺き替え費用の相場

一般的な30坪戸建て住宅の場合、瓦屋根の葺き替え費用は100万~260万円が相場です。
新しい屋根材別の費用目安は、以下の表を参考にしてみてください。
|
新しい屋根材 |
葺き替え費用 (30坪) |
|
スレート |
100万〜170万円 |
|
ガルバリウム |
120万〜 220万円 |
|
瓦 |
150万〜260万円 |
なお、実際の料金は施工面積や屋根の劣化状態、依頼する施工会社など、さまざまな条件によって異なります。
正確な金額が知りたい場合には、リフォーム会社などへ見積もりを依頼しましょう。
瓦屋根を葺き替えるタイミングと劣化のサイン
葺き替えが必要なタイミングは、瓦の種類によって異なります。
|
瓦の種類 |
耐用年数 |
|
日本瓦(陶器瓦) |
50〜100年 |
|
素焼き瓦 |
50年以上 |
|
粘土瓦 |
40〜50年 |
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いぶし瓦 |
30〜50年 |
|
金属瓦 |
25〜35年 |
|
セメント瓦 |
20〜40年 |
|
モニエル瓦 |
20〜30年 |
|
スレート瓦 |
15〜25年 |
ただし、上記は適切に塗装などのメンテナンスや補修を行なっていた場合の目安です。
瓦の汚れや破損、塗膜の劣化などを放置していると、通常よりも早く屋根材や下地の交換が必要になる可能性があります。
また、海沿いや紫外線が強い地域など、環境によって劣化が早まることもあるためご注意ください。
以下のような症状が出ている場合には、年数にかかわらず葺き替えを検討した方がよいでしょう。
・広範囲にひび割れや欠けがある
・全体的にコケや藻が発生している
・瓦がズレている
・雨もりしている
特に雨もりをしている場合には早急に補修が必要です。
すぐにでもリフォーム会社などへ連絡し、点検を受けましょう。
放置していると雨水が柱や梁を腐食し、最悪の場合には建て替えが必要になることもあります。
瓦屋根の葺き替え工事の工期と流れ
瓦屋根の葺き替えには1週間~10日ほどかかります。
屋根の面積や状態、天候などによっては工期が延びることもありますが、一般的な工事の流れは以下のとおりです。
1日目:足場の設置・養生
2日目:既存の屋根瓦を撤去
3~4日目:下地補修·防水シートの設置
5~7日目:新しい屋根材を設置
8日目:雨どいなどの役物を設置
9日目:仕上げ・完了検査
10日目:足場の解体・清掃
工事中は洗濯物を外へ干したり自由に窓を開けて換気したりすることはできませんが、家の中では普段どおりに生活できるケースがほとんどです。
屋外での工事ですので、常に在宅していただく必要もありません。
ただ、工事前の確認や完了検査の際には、立ち会いを求められる可能性が高いでしょう。
瓦屋根の葺き替え工事でよくあるトラブルと優良業者の見つけ方

屋根の葺き替え工事では、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
・施工不良
・高額請求
・詐欺
回避策や優良業者を見つけるコツを知っておくことで、未然に防ぎましょう。
施工不良
技術不足や手抜き工事などによる施工不良で、工事後すぐに雨もりが発生したり、屋根材がはがれたりすることがあります。
保証書があれば施工会社に無償で対応してもらえますが、中には何度直しても解決しないケースもあるため、業者選びが非常に重要です。
創業年数が長く、葺き替え工事の実績が豊富な業者へ依頼しましょう。
ホームページなどで創業年や施工事例、口コミをチェックしたり、近所で屋根リフォームをされた方に聞いてみたりするのがおすすめです。
保証やアフターサービスが充実しているかどうかも確認しておきましょう。
高額請求
悪質業者は、消費者の知識不足につけ込んで相場より高額な請求をしたり、工事が始まってから「予想以上に劣化がひどい」などの理由で追加請求をしたりするケースがあります。
騙されないためには、事前に相場を把握した上で複数社から相見積もりを取ることが重要です。
また、契約前に「どのような場合に追加料金が発生するのか」も必ず確認しておきましょう。
通常、追加料金が発生することはほとんどありません。
なお、大手のハウスメーカーやリフォーム会社では、屋根の葺き替え工事を外注している可能性が高く、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
自社施工の会社へ依頼することで、大幅な節約効果が期待できるでしょう。
ホームページなどで職人が在籍しているか確認するか、見積もりの際に問い合わせてみることをおすすめします。
詐欺
最近では、訪問営業による詐欺も大きな問題になっています。
・支払い後に連絡がつかなくなる
・実際には必要ない工事を強引にすすめる
・点検と称して屋根に登り、わざと破損させる など
すべての訪問営業が悪いわけではありませんが、その場ですぐに契約や支払いをするのは危険です。
詐欺だった場合、支払ったお金は戻ってこないケースが多いため、特に全額前払いの業者は避けた方がよいでしょう。
通常、屋根のリフォーム工事では「工事の前後で分割払い」か「全額あと払い」が一般的です。
屋根の状態が不安なら、訪問してきた業者とは別の業者へも点検を依頼してみましょう。
まとめ|岡山市で瓦屋根の葺き替えをするならベストホームへ!
今回は、瓦屋根の葺き替え費用相場やタイミング、悪質業者の見分け方などをご紹介しました。
瓦から軽量な屋根材に変えることで、耐震性を高めることも可能です。
屋根材によって価格や機能性が大きく異なるので、最適なものを選びましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根葺き替え工事の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
【ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用とメリット・デメリット】後悔しない業者選びのポイントも解説

ガルバリウム剛板は、多くの葺き替え工事で選ばれている人気の屋根材です。
「ガルバリウム剛板に葺き替えたいけど、費用はどれくらいかかるんだろう?」「デメリットはないのかな?」など、迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用やメリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。
後悔しない業者選びのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用
一般的な30坪戸建て住宅の場合、ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用は120万~250万円程度が相場です。
既存の屋根材の種類によっては希望の屋根材を選択できないケースもありますが、ガルバリウム剛板はどの屋根材からも葺き替え可能です。
費用は既存の屋根材によって異なるため、以下の表を参考にしてみてください。
|
既存の屋根材 |
葺き替え費用 |
|
瓦 |
150万〜220万円 |
|
スレート |
140万〜180万円 |
|
ガルバリウム |
130万〜170万円 |
|
トタン |
120万〜150万円 |
|
アスファルト |
130万〜160万円 |
重量のある瓦屋根は撤去費用が高額になります。
一方で、トタンやガルバリウム、アスファルトシングルなどは軽量で撤去が比較的かんたんなため、費用を抑えられるでしょう。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用の内訳
見積書を理解するために、内訳の相場も把握しておきましょう。
|
内容 |
費用目安 (30坪) |
|
|
足場 |
10〜20万円 |
|
|
防水シート |
3万〜9万円 |
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下地補修 |
15万〜21万円 |
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|
屋根の撤去 |
9万〜18万円 |
|
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屋根の処分 |
9万〜18万円 |
|
|
新しい屋根材 |
36万〜54万円 |
|
|
棟板金 |
3万〜6万円 |
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諸経費 |
15万〜50万円 |
|
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合計 |
100万〜186万円 |
|
上記は、一般的な30坪戸建て住宅の屋根葺き替え費用の目安です。
実際の料金は屋根の劣化状態や依頼する施工会社、地域によっても変動するため、正確な金額を知りたい場合は見積もりを依頼しましょう。
なお、2004年以前に施工されたスレート屋根には、アスベストが含まれている可能性があります。
撤去する際には飛散防止対策や処分費用が必要なため、20万~40万円程度の追加料金がかかります。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替えるメリット

・コストパフォーマンスが良い
・軽量で耐震性に優れている
・耐久性が高い
・断熱性に優れている
・シンプルでモダン
・工期が短い
・汚れにくい
コストパフォーマンスが良い
ガルバリウム鋼板は他の屋根材と比べて価格がやや高めですが、適切にメンテナンスを行えば25年から35年もちます。
|
屋根材 |
耐用年数 |
単価 (㎡) |
|
日本瓦 |
50〜100年 |
9,000〜1万2,000円 |
|
セメント瓦 |
30〜40年 |
5,000〜8,000円 |
|
ガルバリウム |
25〜35年 |
6,000〜9,000円 |
|
スレート |
15〜25年 |
4,000〜8,000円 |
|
アスファルト |
15〜25年 |
6,000〜8,000円 |
|
トタン |
10〜20年 |
5,000〜6,000円 |
地震や台風などの災害やひび割れにも強く、メンテナンス費用を抑えられるため、コストパフォーマンスに優れています。
また、屋根リフォームでメーカー保証が受けられる点も大きなメリットです。
通常、屋根材のメーカー保証は「新築のみ」ですが、ガルバリウム剛板はリフォームでも保証がつきます。
※一部保証がない製品もあるため、施工会社へお問い合わせください
軽量で耐震性に優れている
軽いガルバリウム剛板の屋根材に葺き替えて建物の重心を低くすることで、地震時の揺れが軽減されます。
柱や基礎への負担も減るため、建物全体の耐震性を高めることにもつながります。
ガルバリウム鋼板の重さは、スレートの3分の1~4分の1、瓦屋根の10分の1程度です。
特に築年数の古い住宅では、現在の耐震基準に近づける効果が期待できるでしょう。
耐久性が高い
瓦やスレートなどは、経年劣化や振動でひび割れたり欠けたりすることがありますが、金属製のガルバリウム剛板にはこのような劣化症状が起こりません。
また、従来のトタン屋根と比較して圧倒的にサビに強く、美観や機能を長く維持できます。
断熱性に優れている
金属素材でありながら、断熱材一体型の製品を選ぶことで優れた断熱性能を実現できます。
夏場の屋根の温度上昇を抑え、室内への熱の侵入を効果的に防ぎます。
室温が1℃下がると冷房費を約10%削減できると言われており、夏場の電気代削減にも効果的です。
逆に冬場は室内の暖かい空気を逃がしにくく、年間を通じて快適な住環境を維持できるでしょう。
シンプルでモダン
シンプルなガルバリウム剛板の屋根は、スタイリッシュでモダンな印象を与えます。
カラーバリエーションも豊富なので、建物の外観やデザインに合わせて最適な選択ができるでしょう。
工期が短い
ガルバリウム鋼板は、軽量で施工しやすいことが特徴です。
通常、屋根の葺き替えには1週間~2週間ほどかかりますが、一般的な大きさの住宅なら1週間程度で完了するでしょう。
瓦屋根の葺き替え工事と比較すると、半分ほどの期間で済むケースが多く、生活への影響を最小限に抑えられます。
また、工期の短縮による人件費の削減効果も期待できます。
汚れにくい
ガルバリウム剛板は表面がなめらかで、汚れが付着しにくいことが特徴です。
また、屋根材自体が湿気や雨水を吸収することがないため、カビ・コケ・藻などが発生しにくいこともメリットです。
頻繁に洗浄しなくても、きれいな状態を長く維持できるでしょう。
ただし、ざらざらした質感のマットカラー製品を選ぶと、表面の凹凸に汚れがたまりやすくなるためご注意ください。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替えるデメリット

・選べる質感やデザインが少ない
・へこみやすい
・サビが発生する可能性がある
選べる質感やデザインが少ない
カラーバリエーションは豊富ですが、質感やデザインの選択肢はそれほど多くありません。
基本的に金属特有のシンプルでなめらかな仕上がりになるため、窯業系サイディングのように多彩なデザインの表現は困難です。
ただ、金属のシンプルで洗練された質感を好む方にとっては、メリットとなるでしょう。
へこみやすい
ガルバリウム剛板は薄い金属板のため、外部からの強い衝撃によりへこみが生じる可能性があります。
一度へこむと自力で元に戻すことは難しく、部分的な交換が必要です。
通常の生活環境で問題になることはありませんが、「お子さんがよく庭でボール遊びをする」「公園や学校が近い」などの場合には、厚みのある製品を選んだ方がよいかもしれません。
サビが発生する可能性がある
ガルバリウム剛板はサビに強い素材ですが、金属製である以上サビのリスクはゼロではありません。
傷がついたり他の金属と接触したりすると、サビが発生することがあります。
また、海沿いの地域では、塩害によりサビが発生しやすい傾向があるため注意が必要です。
ただ、定期的に塗装を行う、傷がついたらサビが発生する前に補修するなど、適切にメンテナンスを行うことで予防が可能です。
ガルバリウム剛板屋根の葺き方は3種類
① 横葺き
② 縦葺き
③ 瓦調葺き
それぞれの特徴を見ていきましょう。
① 横葺き
横葺きは、屋根材を横向き(平行)に配置する工法です。
もっとも一般的な施工方法で、シンプルかつスタイリッシュな外観に仕上がります。
多くのメーカーが製品を出しており、カラーバリエーションも豊富です。
ただ、縦葺きよりも雨水が流れにくいため、屋根の勾配が2.5寸以下の場合には施工できないことがあります。
② 縦葺き
縦葺きは、屋根材を縦(垂直)に配置する工法です。
横葺きよりも施工費用が安く、雨水が流れやすいため勾配が少ない屋根にも施工可能です。
ただ、デザインや色の選択肢がやや少なく、複雑な形状の屋根には施工できないケースがあります。
③ 瓦調葺き
瓦調葺きは、瓦屋根の外観をガルバリウム剛板で再現した工法です。
金属製の屋根ながら、和風住宅にもしっかりとマッチします。
ただ、材料費が高く施工にも高い技術力が必要なため、価格は他の工法と比べてかなり高額です。
ガルバリウム剛板屋根の葺き替えで後悔しない!業者選びのポイント

・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・施工実績が豊富な会社を選ぶ
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼してみましょう。
ただし、相場より極端に安い場合は、手抜き工事や追加請求、詐欺などのリスクが考えられます。
最安値にこだわりすぎず、内訳までしっかり確認して信頼できる業者を選ぶことが大切です。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、屋根の葺き替えを外注しているケースが多く、10~30%の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社で職人を抱えている会社なら余計な費用がかかりません。
ホームページのスタッフ紹介などで、職人が在籍しているか確認してみましょう。
施工実績が豊富な会社を選ぶ
ガルバリウム剛板の葺き替え工事には、専門的な知識や技術が必要です。
仕上がりや耐久性に影響するため、施工実績が豊富な会社を選びましょう。
施工事例は、ホームページやSNSで確認できるはずです。
Googleなどの口コミや評価も参考になります。
まとめ|岡山市で屋根葺き替え工事をするならベストホームへ!
今回は、ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用やメリット・デメリット、後悔しない業者選びのポインなどをご紹介しました。
ガルバリウム剛板への葺き替え工事には120万~250万円ほどの費用がかかりますが、軽量で地震に強く耐久性も高いため、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れていると言えます。
ただ、施工費用は業者によって大きく異なるため、まずは地元のリフォーム会社など2~3社へ見積もりを依頼してみましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根葺き替え工事の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
【屋根の葺き替え・カバー工法の選び方ガイド】メリット・デメリットや費用相場を徹底解説

屋根のリフォームを考えているけど、「葺き替えとカバー工法どっちにしよう?」「費用はどれくらい違う?」「それぞれのデメリットも知っておきたい」など、迷っている方も多いのではないでしょうか。
実は、屋根の種類や状態によってはカバー工法が選択できないケースがあります。
そこでこの記事では、屋根の葺き替えとカバー工法の違いやメリット・デメリット、費用相場などをわかりやすくご紹介します。
選び方のポイントも解説しているので、どちらにしようか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
屋根の葺き替え・カバー工法の費用相場
一般的な30坪戸建て住宅の場合、屋根の葺き替えとカバー工法の費用相場はそれぞれ以下のとおりです。
|
工法 |
費用目安 |
|
カバー工法 |
60万〜150万円 |
|
葺き替え |
100万〜260万円 |
施工会社や屋根の状態、新しい屋根材の種類によっても変動しますが、40万~110万円ほどの差があります。
屋根の葺き替えとカバー工法の違い
屋根カバー工法(重ね葺き)は、古い屋根材を撤去せず、上から新しい屋根材を重ねる方法です。
屋根材のみが劣化している場合には、カバー工法が有効なケースがあります。
一方、葺き替えとは、古い屋根材や防水シート、場合によっては下地材まで撤去し、すべてを新しいものに交換する全面改修工事です。
雨もりが発生しているなど下地まで劣化している可能性が高い場合には、カバー工法では対処できないため葺き替え工事を行います。
葺き替えとカバー工法の違いは、既存の屋根材を撤去して下地まで確認・補修ができるかどうかです。
カバー工法の方が工期が短く費用も抑えられますが、新しい屋根の下で古い屋根材や下地の劣化が進み続けることに注意が必要です。
屋根カバー工法のメリット

・工期が短い
・費用を抑えられる
・遮音性・断熱性がアップする
工期が短い
既存の屋根材の解体や撤去、下地の補修などを行わないため、葺き替え工事と比べて工期は短くなります。
葺き替え:1週間~10日程度
カバー工法:5日~1週間程度
また、工事期間中も普段と変わらない生活ができるので、ストレスも少ないでしょう。
費用を抑えられる
カバー工法の最大のメリットは、工事費用を安く抑えられることです。
古い屋根材の撤去・処分費用がかからず、工期も短縮できるため、トータルコストを大幅に削減できます。
アスベストを含む屋根材でも、撤去しないため追加の処分費用がかからない点もメリットです。
遮音性・断熱性がアップする
屋根が二重構造になることで、遮音性・断熱性の向上が期待できます。
特に金属屋根は雨音が気になることがありますが、既存の屋根材がクッションの役割をすることで、室内に音が伝わりにくくなります。
また、空気層が増えるため断熱効果が高まり、夏は涼しく冬は暖かい環境を保てることもメリットです。
冷暖房費の節約効果にも期待ができるでしょう。
屋根カバー工法のデメリット

・屋根材の選択肢が少ない
・下地の点検・補修ができない
・葺き替えよりも寿命が短い
・耐震性が低下する恐れがある
・将来のメンテナンスコストが高くなる
屋根材の選択肢が少ない
屋根が重くなりすぎると建物への負荷が増し、耐震性にも影響するため、選択肢は主に軽量な金属製の屋根材に限られます。
重量のある瓦やスレートなどは選べません。
また、屋根のデザインや凹凸、勾配などによっても、ご希望の屋根材を選べないケースがあります。
下地の点検・補修ができない
既存の屋根材を撤去しないため、野地板や垂木などの下地の状態を直接確認できません。
もし下地に腐食や損傷があっても発見できず、将来的に大きな問題に発展するリスクがあります。
雨もりが発生している場合や、下地の劣化が疑われる場合には、カバー工法を避けた方がよいでしょう。
また、施工後に下地の問題が発覚した場合、二重の屋根を撤去して補修する必要があり、結果的に高額な修繕費用がかかる可能性があります。
葺き替えよりも寿命が短い
カバー工法で施工した屋根の寿命は、葺き替えより5~10年ほど短い傾向があります。
既存の屋根材や防水シート、下地材の劣化が進み続けることが主な原因です。
メンテナンス頻度が高くなる可能性があることも考慮し、慎重に検討しましょう。
耐震性が低下する恐れがある
屋根の重量が増して建物の重心が高くなると、地震の際に揺れが大きくなる可能性があります。
特に築年数が古い住宅や、もともと重い屋根材を使用している建物では、耐震性が低下する恐れがあるため注意が必要です。
場合によっては、屋根の下地や建物の構造を補強する工事が必要になることもあります。
将来のメンテナンスコストが高くなる
カバー工法を行った屋根を次回リフォームする際には、二重になった屋根材をすべて撤去して葺き替える必要があります。
そのため解体・撤去・廃材処理費などが倍増し、工期が長くなることで人件費も高額になりがちです。
また、下地の劣化が進行している可能性が高く、大がかりな改修工事になることが予想されます。
今回のリフォーム費用を安く抑えられても、将来的に高額なメンテナンス費用がかかる可能性が高いでしょう。
あと何年住む予定かも考慮して判断することが重要です。
屋根を葺き替えるメリット

・屋根が完全に新しくなる
・耐震性を高められる
・屋根材の選択肢が多い
屋根が完全に新しくなる
葺き替え工事では、屋根材だけでなく防水シートや断熱材、野地板などの下地も補修・交換ができるため、屋根の性能が新築時と同等まで回復します。
防水シートの寿命は20年程度です。
屋根リフォームの際に交換しておくことで、雨もりのリスクを大幅に軽減できます。
完全リニューアルにより、今後20~30年は大規模な屋根のメンテナンスが必要ないでしょう。
耐震性を高められる
今よりも軽い屋根材を選ぶことで、耐震性を高めることもできます。
例えば、日本瓦から軽量なガルバリウム剛板に変更した場合、屋根の重さが10分の1程度まで軽くなり、地震時の建物への負担が大幅に軽減されます。
また、野地板の補強工事を同時に行うことで、屋根の強度を向上させることも可能です。
屋根材の選択肢が多い
カバー工法の場合は選択できる屋根材の種類が限られますが、葺き替え工事では比較的自由に選択できます。
また、太陽光パネルの設置を検討している場合にも、適した屋根材(ガルバリウム剛板など)への変更が可能です。
屋根材ごとの耐久性や価格は、以下の表を参考にしてみてください。
|
屋根材 |
耐用年数 |
単価 (㎡) |
|
日本瓦 |
50〜100年 |
9,000〜1万2,000円 |
|
セメント瓦 |
30〜40年 |
5,000〜8,000円 |
|
ガルバリウム |
25〜35年 |
6,000〜9,000円 |
|
スレート |
15〜25年 |
4,000〜8,000円 |
|
アスファルト |
15〜25年 |
6,000〜8,000円 |
|
トタン |
10〜20年 |
5,000〜6,000円 |
屋根を葺き替えるデメリット

・費用が高い
・工期が長い
費用が高い
古い屋根材を解体・撤去・処分する必要があるため、費用が高くなります。
また、2004年以前に製造されたスレート屋根にはアスベストが含まれている可能性があり、飛散防止対策や処分費用として20万~40万円程度の追加料金がかかります。
ただ、アスベストの処分費用は年々高くなっているため、先送りにすると将来的にはさらに高額な費用がかかる可能性が高いでしょう。
工期が長い
カバー工法よりも工程が多いため、工期が2~3日ほど長くなります。
また、作業が天候に左右されやすく、梅雨や台風シーズンにはさらに延びる可能性があります。
日常生活にも影響するため、できるだけ短くしたい場合は、春や秋など気候が安定している時期を選ぶとよいでしょう。
【選び方ガイド】葺き替えとカバー工法どっちが正解?
以下のような場合には、カバー工法が有効です。
・15~20年程度で住み替えを検討している
・今回のリフォーム費用を安く抑えたい
・雨もりや下地の劣化がない
一方、以下のような場合には葺き替え工事を検討した方がよいでしょう。
・築30年以上
・屋根の劣化がひどい
・雨もりしたことがある
・屋根材を自由に選びたい
・今の家に長く住み続けたい
・太陽光パネルの設置を検討している
・将来的なリフォーム費用を抑えたい
長く住む予定なら、基本的には葺き替えがおすすめです。
今回のリフォーム費用は高くなりますが、屋根の問題を根本から解決できるため、長期的に見れば経済的と言えるでしょう。
なお、以下のようなケースではカバー工法が使えないため、葺き替え工事を行うことになります。
・瓦屋根
表面が平らでない瓦屋根には、カバー工法の施工が困難です。また、瓦自体が重いため、さらに屋根材を重ねて重量が増すと地震の際に倒壊する恐れがあります。
・下地が劣化している
雨もりなどで防水シートや下地材が劣化している場合には、上から新しい屋根材を重ねても根本的な解決にはなりません。後に深刻なダメージへと発展する恐れがあるため、葺き替え工事による下地の補修・交換が必要です。
・屋根の勾配が緩すぎる
カバー工法では主に金属製の屋根材が使用されますが、一部の金属屋根は勾配が緩すぎる屋根に適さないことがあります。
・すでにカバー工法を施工済み
カバー工法ができるのは1度限りです。どれだけ軽い屋根材を使用しても、三重構造になると建物が重さに耐えられないためです。カバー工法済みの屋根のリフォームでは、既存の二重屋根を撤去して葺き替える必要があります。
まとめ|岡山市で屋根の葺き替え工事をするならベストホームへ!
今回は、屋根の葺き替えとカバー工法の違いや費用相場、選び方のポイントなどをご紹介しました。
カバー工法の方が費用は安く抑えられますが、長く住む予定であれば葺き替えをおすすめします。
葺き替え工事なら屋根の問題を根本から解決し、耐震性を高めることも可能です。
ただ、既存屋根の状態や屋根材の種類によっては選択肢が限られることもあるため、まずは点検を受けてみましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なリフォーム方法をご提案いたします。
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【30坪住宅の屋根葺き替え工事】費用相場・工程・安く抑えるコツまで徹底解説

「30坪の家の屋根葺き替え費用はどれくらいなんだろう?」「できるだけ安く抑えたい」「工事には何日くらいかかる?」と、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、30坪住宅の葺き替え費用や安く抑えるコツ、工事の工程、日数などを紹介しています。
葺き替え工事で使われる屋根材6種類の特徴やメリット・デメリットも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
30坪住宅の屋根葺き替え費用と内訳
一般的な30坪戸建て住宅の屋根葺き替え費用は、100万~260万円が相場です。
ただし、実際の料金は屋根の状態や使用する屋根材の種類などによって変動します。
見積もりの際に提示された金額が妥当か判断できるよう、内訳も把握しておきましょう。
|
内容 |
費用目安 (30坪) |
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足場 |
10〜20万円 |
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防水シート |
3万〜9万円 |
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下地補修 |
15万〜21万円 |
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屋根の撤去 |
9万〜18万円 |
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|
屋根の処分 |
9万〜18万円 |
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新しい屋根材 |
24万〜72万円 |
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棟板金 |
3万〜6万円 |
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諸経費 |
15万〜50万円 |
|
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合計 |
90万〜214万円 |
|
諸経費には、現場までの交通費や現場管理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されています。
なお、依頼した業者が屋根の葺き替え工事を外注している場合には、仲介手数料も含まれます。
30坪住宅の屋根葺き替え費用に影響する7つの要因
・建物の高さ
・既存屋根の撤去費用
・屋根材の種類
・屋根の面積
・屋根の勾配
・屋根の劣化状態
・立地
建物の高さ
建物が高くなるほど、より頑丈な足場が必要になります。
また、足場を設置する面積も増すため、材料費や組み立て・解体費用が高くなる傾向があります。
2階建てと3階建てでは、10万~20万円ほどの差になるでしょう。
既存屋根の撤去費用
以前にカバー工法を行っている場合は、2重の屋根を解体して廃材を処分する必要があります。
通常の1.5~2倍程度の撤去費用がかかるでしょう。
また、アスベストを含むスレート屋根を撤去する際には、飛散防止対策や処分費用として20万~40万円の追加料金がかかります。
屋根材の種類
屋根の葺き替え費用にもっとも大きく影響するのが、屋根材の種類です。
どの屋根材を選ぶかによって、材料費や施工費用が異なります。
例えば、スレートは4,000円/㎡~ですが、日本瓦は1万2,000円/㎡を超えることもあり、その差は3倍以上です。
また、重い屋根材を使用する場合は、下地の補強工事が必要になることもあるため、さらに多くの費用がかかります。
屋根の面積
同じ坪数の家でも、建物の形状やデザインによって屋根の面積が異なります。
面積が大きくなるほど材料費や施工費が増えるため、費用が高くなります。
30坪戸建て住宅の屋根面積の目安は55~65㎡程度です。
ご自宅のおおまかな屋根面積は「1階の床面積×1.5」で求められます。
例えば、1階の床面積が40㎡だった場合、40×1.5=60㎡となります。
屋根の勾配
勾配がきつくなるほど屋根の面積は大きくなります。
また、勾配が6寸を超えると職人がすべって作業ができないため、屋根の上にも足場の設置が必要です。
施工面積と足場の面積が増えるため、材料費や施工費が通常よりも高くなります。
屋根の劣化状態
下地の野地板や垂木の劣化が進んでいる場合には、補修や交換が必要となり、費用が増加します。
雨もりが発生している屋根では、水分や湿気で下地が腐食している可能性が高いでしょう。
軽微な補修なら15万~20万円程度で済みますが、全体的に交換する場合には50万円以上かかるケースもあります。
立地
道路の幅が狭い場合は、手作業で材料や廃材を搬入·搬出する必要があるため、追加料金が発生する可能性があります。
また、離島や山奥などでは、資材の運搬費や出張費、宿泊費などがかかることも考えられます。
葺き替えにはどんな屋根材がおすすめ?種類別の費用と特徴

屋根の葺き替え工事では、カバー工法と比べて選択できる屋根材の種類が豊富です。
ただ、基本的には今と同じか、より軽い屋根材を選んだ方がよいでしょう。
屋根を軽くすることで建物の重心が下がり、地震時の揺れを軽減できるためです。
例えば、日本瓦からガルバリウム剛板などの金属屋根に葺き替えると、10分の1程度にまで軽量化できます。
屋根材ごとの価格と耐用年数は、以下の表を参考にしてみてください。
|
屋根材 |
耐用年数 |
単価 (㎡) |
|
日本瓦 |
50〜100年 |
9,000〜1万2,000円 |
|
セメント瓦 |
30〜40年 |
5,000〜8,000円 |
|
ガルバリウム |
25〜35年 |
6,000〜9,000円 |
|
スレート |
15〜25年 |
4,000〜8,000円 |
|
アスファルト |
15〜25年 |
6,000〜8,000円 |
|
トタン |
10〜20年 |
5,000〜6,000円 |
各屋根材の特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
日本瓦
日本瓦の最大のメリットは、耐久性が高いことです。
塗装も不要で、メンテナンス次第では100年以上使い続けられます。
割れや欠けが起こった場合に、部分的な補修ができることもメリットです。
しかし、非常に重いため、スレートやアスファルトシングル、金属などの軽い屋根材から瓦への葺き替えはできません。
建物が屋根の重さに耐えられず、倒壊する恐れがあるためです。
なお、日本瓦の場合には、既存の瓦を再利用する「葺き直し」も可能です。
葺き直しとは、一度瓦を撤去して下地の補修を行い、ふたたび元の瓦を設置する工法です。
耐久性の高い日本瓦でしかできない工法ですが、新しい屋根材の材料費や古い屋根材の処分費用がかからないため、葺き替えよりも費用を安く抑えられます。
セメント瓦
セメント瓦は日本瓦より軽く、費用も安く抑えられます。
耐久性にも優れており、表面を塗装しているためカラーバリエーションが豊富なことも特徴です。
ただし、塗膜が劣化すると割れやすくなるため、10~15年ごとに塗り替えを行う必要があります。
ガルバリウム剛板
ガルバリウム剛板は、非常に軽量で耐震性に優れています。
施工しやすく耐久性も高いことから、多くの住宅の屋根リフォームで選ばれています。
ただ、薄い金属板のため衝撃に弱く、へこみやすいことが難点です。
傷やへこみを放置するとサビが発生する可能性があるため、早めに補修を行う必要があります。
スレート
スレートはコロニアルやカラーベストとも呼ばれており、軽量で建物への負担が少なく価格も安いため、多くの住宅で使われています。
色やデザインが豊富なことも特徴です。
ただ、非常に薄い素材のため、経年劣化や衝撃によりひび割れや欠けが発生しやすい傾向があります。
また、ガルバリウムやセメント瓦に比べて耐用年数が短く、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。
アスファルトシングル
アスファルトシングルはガルバリウム剛板に次いで軽く、柔軟性が高いため地震によるひび割れが起こりにくい屋根材です。
複雑な形状の屋根にも対応可能で、カラーバリエーションやデザインが豊富なことも特徴です。
ただ、カビやコケが生えやすく強風に弱いため、立地によってはメンテナンスに手間がかかる可能性があります。
トタン
トタン屋根は軽量で価格が安く、施工も簡単ですが、断熱性や遮音性が低く、サビやすいことが難点です。
耐用年数も短いため現在ではあまり使われることがなく、ガルバリウム剛板に置き換わってきています。
ただ、長く住み続ける予定がないなどの理由で費用を最小限に抑えたい場合には、選択肢の一つとなり得ます。
30坪住宅の屋根葺き替え工事にかかる日数
30坪住宅の屋根葺き替え工事にかかる日数は、1週間~10日程度が目安です。
天候や屋根の状態、職人の人数などによって変動しますが、一般的なスケジュールは以下のとおりです。
1日目:足場・養生シートの設置
2~3日目:既存の屋根材の撤去
4日目:下地補修・防水シートの設置
5~7日目:新しい屋根材の設置
8日目:棟板金・雨どいの取り付け
9日目:完了検査・廃材撤去
10日目:足場の解体・清掃
梅雨や台風シーズンには、雨や風の影響で大幅に工期が延びる可能性があります。
できるだけ短くしたい場合は、春や秋など天候が安定している時期を選ぶとよいでしょう。
30坪住宅の屋根葺き替え費用を安く抑えるコツ

・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・外壁と一緒にメンテナンスをする
・火災保険や助成金を利用する
相見積もりをする
複数の業者から見積もりをとることで、適正価格を把握し、もっとも条件の良い業者を選べます。
2~3社の見積もりを比較し、対応や内訳まで確認した上で検討しましょう。
ただし、相場と比べて安すぎる場合は、手抜き工事や追加請求、詐欺などのリスクが考えられるためご注意ください。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、屋根の葺き替え工事を外注している可能性が高く、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社施工の会社では余計な費用がかかりません。
町の工務店や地域に密着した屋根リフォームの会社を探し、ホームページで職人が在籍しているか確認してみましょう。
外壁と一緒にメンテナンスをする
外壁のメンテナンス時期も近づいている場合は、同時に補修を行うことで足場や養生などの重複費用が1回分で済みます。
別々に行うより10万~数十万円の節約になるでしょう。
また、工期の短縮も期待できるため、日常生活への影響も最小限に抑えられます。
火災保険や助成金を利用する
台風や落雷などの自然災害が原因で屋根の葺き替えが必要になった場合には、火災保険の対象となる可能性があります。
適用条件や金額は加入している保険によって異なるので、保険会社へ相談してみましょう。
また、自治体によっては屋根の葺き替え工事に助成金を利用できるところがあります。
ホームページなどで対象かどうか確認し、事前に申請手続きを行いましょう。
※残念ながら、岡山市は助成金の対象外です
まとめ|岡山市で屋根塗装をするならベストホームへ!
今回は、30坪住宅の屋根葺き替え費用や安く抑えるコツ、おすすめの屋根材などをご紹介しました。
定期的に塗り替えなどのメンテナンスを行なっていても、多くの屋根材は新築から30年前後で寿命を迎えます。
ひび割れやサビ、はがれなどが発生している場合には、そろそろ葺き替えが必要です。
劣化症状を放置していると雨もりが発生し、最悪の場合には家の寿命を縮めることにもなりかねないため、まずは点検を受けてみましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
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