【二階建て住宅の外壁塗装の相場は40万〜230万円】料金に影響する7つの要因・安く抑えるコツも解説

二階建て住宅の外壁塗装の費用は40万~230万円が相場です。「どうしてこんなに差が出るの?」「うちの場合はいくらになるんだろう?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
実は同じ二階建て住宅でも、外壁の状態や塗料の種類、施工会社などさまざまな要因によって料金は大きく変動します。
そこでこの記事では、二階建て住宅の外壁塗装の費用相場だけでなく、料金に影響する13の要因や安く抑えるコツも解説します。
塗料の種類や選び方も紹介しているので、外壁塗装を検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
二階建て住宅の外壁塗装の相場
二階建て住宅の外壁塗装は、40万~230万円程度が相場です。
坪数ごとの目安は以下の表を参考にしてみてください。
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延べ坪数 |
塗装費用 |
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20坪 |
約40万~70万円 |
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30坪 |
約60万~100万円 |
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40坪 |
約80万~130万円 |
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50坪 |
約100万~160万円 |
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60坪 |
約120万~190万円 |
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70坪 |
約140万~230万円 |
ただし、正確な料金は実際に外壁の状態を点検してみなければ分かりません。
ご自宅の塗装費用が知りたい場合は、リフォーム会社や塗装会社へ見積もりを依頼しましょう。
二階建て住宅の外壁塗装費用の内訳

外壁塗装の費用は、大きく4つに分かれています。
・塗料代:20%
・足場代:20%
・工事費:30%
・諸経費:30%
塗料代
塗料代は種類やグレードによって、1平方メートルあたり1,000~5,500円と大きく異なります。
安い塗料を使用すれば今回の塗装費用は抑えられますが、次回の塗装時期が早くなるため、トータルのメンテナンス費用は高くなる可能性があります。
予算やライフプランに応じて、適切なグレードの塗料を選びましょう。
足場代
安全かつ高品質な作業を行うために、足場の設置は欠かせない項目です。
中には「足場代0円」をうたう業者もいますが、二階建て住宅では足場なしで作業を行うことはできません。
また、塗装費用の約20%を占める足場代を無料にすることも不可能です。
足場代が0円になっている場合は、別の項目に上乗せされている可能性が高いでしょう。
相場より割高になっているケースもあるためご注意ください。
工事費
工事費は塗装費用の約30%を占めています。
工事費には、高圧洗浄や養生、下地処理、塗装などの作業にかかわる職人の人件費が含まれます。
諸経費
諸経費には、交通費や駐車場代、現場管理費、廃材処理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などが含まれます。
工事費用の20~30%程度が相場ですが、依頼した業者が外壁塗装を外注している場合には中間マージンが含まれ、高額になる可能性があります。
二階建て住宅の外壁塗装費用の実例
ここでは、一般的な30坪二階建て住宅の外壁塗装費用の実例をご紹介します。
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工事内容 |
単価 (㎡) |
30坪の費用目安 |
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足場設置 |
700〜900円 |
15万〜20万 |
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飛散防止ネット設置 |
100〜200円 |
2万〜4万円 |
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養生 |
200〜400円 |
3万〜6万円 |
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高圧洗浄 |
150〜300円 |
2万〜4万円 |
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(コーキング) |
増し打ち |
500〜1,000円/m |
8万〜15万円 |
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打ち替え |
900〜1,500円/m |
14万〜23万円 |
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下地補修 |
500〜1,000円 |
7万〜14万円 |
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下塗り |
600〜1,000円 |
7万〜12万円 |
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中・上塗り |
1,000〜5,500円 |
12万〜66万円 |
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(付帯部塗装) |
軒天 |
800〜1,200円 |
3万〜4万円 |
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雨どい |
800〜1,200円/m |
3万〜5万円 |
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諸経費 |
10〜30%程度 |
19万〜47万円 |
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合計 |
80万〜205万円 |
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各項目について、詳しく見ていきましょう。
足場設置
足場の設置は、高所での安全な作業と施工品質を確保するために欠かせない工程です。
足場代は以下の計算式で算出できます。
(建物の外周+4m)×(建物の高さ+0.5m)× 単価
例えば、建物の外周36m・高さ6m・単価700円/㎡の場合には、18万2,000円となります。
(36m+4m)×(6m+0.5m)× 700円=18万2,000円
飛散防止ネット設置
足場のまわりには飛散防止ネット(メッシュシート)を設置し、塗料や高圧洗浄の水が庭や車、隣家へ飛び散って汚れるのを防ぎます。
近隣トラブル防止にもつながる重要な工程のため、省略することはできません。
飛散防止ネットの費用は、足場と同じ計算式で算出できます。
養生
養生とは、塗装しない部分や汚れると困るものを保護する工程です。
窓ガラスや玄関ドア、車、植栽、エアコンの室外機などをビニールシートとテープで覆います。
養生を行う範囲が広くなるほど費用が高くなるため、屋内へ入れられるものは移動させておくとよいでしょう。
高圧洗浄
高圧洗浄は、外壁に付着した汚れやカビ・コケ・古い塗膜などを高圧洗浄機で洗い落とす作業です。
この工程を省いたり雑に行ったりすると、塗料の密着性が低下して早々にはがれる恐れがあります。
コーキング補修
外壁材の種類によっては、目地(外壁材同士のつぎ目)コーキングの補修が必要です。
コーキングの寿命は7~10年程度ですが、ひび割れや肉やせ、はがれが生じている場合には耐用年数内でも補修を行いましょう。
コーキング補修の方法には以下の2種類があり、それぞれ費用や耐用年数が異なります。
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工法 |
費用相場 |
耐用年数 |
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増し打ち |
8万〜15万円 |
2〜5年 |
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打ち替え |
14万〜23万円 |
7〜10年 |
増し打ちとは、既存のコーキングの上からコーキング材を補充する工法です。
古いコーキングをはがす工程がなく、使用するコーキング材の量も少ないため費用を安く抑えられますが、2~5年程度で再び補修が必要となります。
一方、打ち替えは古いコーキングをはがして新しいコーキング材を充填しなおす工法です。
費用は増し打ちよりも高くなりますが、完全に新しくなるため10年程度は補修が不要です。
特別な理由がなければ打ち替えをおすすめします。
下地補修
下地補修は、外壁のひび割れや欠けを修復する工程です。
小さなひび割れは下塗りで補修できますが、幅0.3mm以上のひび割れはコーキング材やパテで埋める必要があります。
また、高圧洗浄で落としきれなかった汚れやサビ、古い塗膜があれば、ヘラなどを使って手作業で除去します。
下塗り
外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装が基本です。
下塗り塗料にはシーラーやフィラー、プライマーなどの種類があり、それぞれ価格や役割が異なります。
塗装を長持ちさせるには、外壁材の種類や状態に応じて適切な製品を選ぶことが重要です。
ただし、製品によっては2回塗装や4回塗装のものもあります。
例えばクリア塗装の場合は、下塗りが不要なため2回塗装となります。
中塗り・上塗り
中塗りと上塗りでは、基本的に同じ塗料を使います。
2回塗り重ねることで均一な厚みを確保し、塗膜の耐久性を高めます。
塗装費用が安すぎる場合には、下塗りや中塗りを省くことで利益を確保しているケースもあるためご注意ください。
見積書に記載された塗料の製品名をメーカー公式サイトで検索すれば、適切な塗装回数が確認できます。
付帯部塗装
付帯部とは、外壁や屋根以外の部分を指します。
付帯部も塗装する場合、追加費用がかかるため今回の工事費用は高くなりますが、足場を共有できるので別々に塗装するよりも経済的です。
見積もりの際には、外壁だけでなく付帯部の状態も点検してもらい、必要に応じて塗装を検討しましょう。
外壁塗装の施工面積を算出する3つの方法

外壁塗装の費用は「施工面積×単価」で決まるため、面積の算出方法を知っておきましょう。主な方法は3つあります。
・係数を使う
・実測する
・図面から算出する
係数を使う
建築図面に記載されている延べ床面積(各階の床面積の合計)に、係数をかけて外壁の面積を算出する方法です。
一般的に外壁面積は延べ床面積の1.2~1.5倍程度とされており、係数は1.2~1.5となります。
例えば延べ床面積が100㎡の場合、外壁面積は120~150㎡程度と推定できます。
係数は窓の面積が大きい場合1.2~1.3、ベランダなどの凹凸が多い場合1.4~1.5が目安です。
簡易的に把握したい場合に役立ちますが、建物の形状によって誤差が生じるため、あくまで目安として活用しましょう。
実測する
メジャーなどを使って外壁の縦・横のサイズを実際に計測し、面積を算出する方法です。
窓やドアなどの塗装しない部分も実測して差し引けば、より正確な塗装面積を計算できます。
窓の面積は外壁の約15~20%程度と言われているので、実測がめんどうな場合は0.8をかければおおよその外壁面積を把握できるでしょう。
ただし、二階建て住宅では足場がないと正確に測定できない部分もあるため、現実的には一階部分を中心に計測し、業者の数値と比較する方法がおすすめです。
立面図から算出する
建築時の立面図をもとに外壁面積を計算することもできます。
正確な数値を使って算出するため、もっとも精度の高い方法です。
ただ、縮尺によっては計算が難しいため、見積もりの際に業者へ渡して計算してもらうとよいでしょう。
図面が手元にない場合、家を建てた時の施工会社へ問い合わせれば取り寄せられる可能性があります。
【岡山市の施工事例】二階建て住宅の外壁塗装

【岡山市南区 N様邸 127万円】
・シーリング打ち替え
・外壁塗装

【岡山市中区 K様邸 146万円】
・シーリング打ち替え
・外壁塗装
・付帯部塗装
【岡山市北区 W様邸 123万円】
・シーリング打ち替え
・外壁塗装
・付帯部塗装
【岡山市東区 Y様邸 157万円】
・屋根塗装
・外壁塗装
・付帯部塗装
二階建て住宅の外壁塗装費用に影響を与える7つの要因
① 外壁の面積
② 塗装範囲
③ 外壁の劣化状態
④ 外壁の種類
⑤ 立地
⑥ 施工会社
⑦ 塗料の種類
① 外壁の面積
同じ坪数でも、凹凸の多い複雑なデザインの住宅では外壁の面積が増えます。
窓やドアなどの開口部が少ない建物も、塗装面積が大きくなるでしょう。
外壁の面積が広いほど塗料の量や職人の作業時間も増え、費用が高くなります。
② 塗装範囲
屋根や付帯部も塗装する場合は、追加料金がかかります。
付帯部とは、以下のような部分を指します。
・雨どい
・破風板
・鼻隠し
・軒天
・シャッター など
単価は800~1,200円/㎡で、1か所あたり2万~5万円程度が相場です。
屋根も一緒に塗装する場合の追加料金は、一般的な大きさの住宅で20万~40万円になるでしょう。
外壁以外もまとめて塗装することで今回の施工費用は高くなりますが、足場代や養生費用などが1回分で済むため将来的なメンテナンスコストを安く抑えられます。
③ 外壁の劣化状態
外壁の劣化が進んでいる場合は、塗装の前に補修作業を行います。
例えば、軽度なひび割れは下塗りで補修できますが、大きなひび割れはコーキング材による補修が必要です。
また、サビが発生している場合には手作業で除去したり、コケや藻はバイオ洗浄で落としたりするため、通常よりも工事費用は高くなるでしょう。
なお、外壁材自体の劣化が激しい場合には、交換が必要になることもあります。
劣化が進むほど補修費用がかさむので、軽度なうちに塗り替えることが大切です。
④ 外壁の種類
塗装費用は、外壁材の種類によっても変動します。
サイディングやALCパネルの外壁には、外壁材同士のつぎ目(目地)にコーキングが施されています。
コーキングは7~10年程度で寿命を迎えるため、外壁塗装のタイミングで一緒に補修するのが一般的です。
目地がないモルタル外壁と比べると、補修費用は高くなるでしょう。
コーキング補修の費用は、500~1,500円/㎡程度が相場です。
⑤ 立地
住宅密集地や狭小地では足場の設置が難しく、特殊な組み方や工法が必要になる可能性があります。
また、道幅がせまく大型車両が入れない場所では、資材の搬入・搬出を手作業で行う必要があるため、追加費用が発生することもあるでしょう。
山間部や離島では、交通費や出張費、宿泊費などがかかるケースもあります。
⑥ 施工会社
依頼する業者によっても費用は大きく変動します。
外壁塗装は、主に以下のような会社へ依頼できます。
・家を建てた時のハウスメーカー
・地元の工務店
・塗装業者
・リフォーム会社
・家電量販店
・ホームセンター など
それぞれにメリット・デメリットがあるので、よく理解した上で選びましょう。
安さだけで選ぶと後悔することになりかねません。
施工品質や担当者の対応、保証内容なども総合的に判断して決めることが重要です。
⑦ 塗料の種類
使用する塗料のグレードは、塗装費用を左右するもっとも大きな要素です。
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塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
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アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
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ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
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シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
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フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
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無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
一般的に耐用年数が長いほど高価ですが、そのぶん塗り替えの頻度が減るため、長期的には節約になる可能性があります。
ただし、耐用年数が長ければ長いほどよいわけではありません。
今後どれくらい今の家に住む予定かも考慮し、最適な塗料を選びましょう。
外壁塗装で使われる塗料の特徴・選び方

外壁塗装に使われる塗料には、さまざまなグレードや機能性のものがあります。
それぞれの特徴をよく理解した上で、立地環境やライフスタイルに合ったものを選びましょう。
・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・フッ素塗料
・無機塗料
・遮熱・断熱塗料
・低汚染塗料
・防カビ・防藻塗料
アクリル塗料
アクリルはもっとも安価な塗料です。
今回の塗装費用を抑えたい場合には魅力的な選択肢ですが、耐用年数が短いため他の塗料と比べて塗り替えサイクルが早くなります。
長期的なメンテナンスコストを考えるとかえって割高になるケースが多く、最近ではあまり使われていません。
部分的な補修や、数年で住み替えを予定している住宅の塗装には向いています。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は密着性・柔軟性に優れた塗料で、複雑な形状の部分や鉄部、木部、ひび割れが生じやすいモルタル外壁などの塗装に適しています。
ただし紫外線に弱いため、日当たりがよすぎる部分の塗装にはあまりおすすめできません。
費用を抑えたい場合には、軒天などの日が当たりにくい箇所や木部、金属製の手すりなどをウレタンで、日当たりの良い面はシリコン塗料で塗装するなど、塗り分ける方法もあります。
シリコン塗料
外壁塗装でもっとも広く使われているのが、価格と耐久性のバランスに優れたシリコン塗料です。
非常に人気が高いため多くのメーカーがさまざまな製品を出しており、色や機能性の選択肢も豊富です。
ただし同じシリコン塗料でも、シリコンの配合量によって耐久性や機能が大きく異なります。
シリコンの含有率が少ない塗料は安価ですが、そのぶん耐久性も低いためご注意ください。
フッ素塗料
フッ素塗料は非常に耐久性が高く、色あせしにくいことが特徴です。
汚れも付着しにくいため、塗装したてのきれいな外観を長く維持できるでしょう。
初期費用は高めですが塗り替え頻度が減るため、今の家に長く住み続ける予定の方や、メンテナンスの手間を減らしたい方に向いています。
無機塗料
無機塗料はもっとも耐久性が高く、汚れにも強い塗料です。
色あせの原因やカビ・コケの栄養源となる有機物をほとんど含まないため、手間をかけなくてもきれいな外壁を長く保てます。
排気ガスやホコリだけでなく、カビやコケによる外壁の汚れも気になる方におすすめの塗料です。
デメリットとしては、初期費用が高くなること、塗膜が硬くひび割れが生じる可能性があることが挙げられます。
遮熱・断熱塗料
遮熱塗料には太陽光を反射して外壁や室温の上昇を抑える働きがあり、夏場の冷房効率を高めて電気代を節約する効果が期待できます。
室温が1℃下がると、冷房代を約10%削減できるとされています。
また、断熱塗料には外気温の影響を抑える効果があるため、夏は室内を涼しく、冬は暖かく保てるでしょう。
低汚染塗料
低汚染塗料は汚れが付きにくく、もし付着しても雨水で洗い流されるため、きれいな外壁を長期にわたって維持できます。
また、塗膜の劣化につながるカビやコケの繁殖を抑制し、長持ちさせる効果も期待できます。
定期的に外壁を洗浄するのがめんどうな方や、汚れが目立ちやすい白系の外壁にしたい方におすすめの塗料です。
防カビ・防藻塗料
防カビ・防藻塗料には、カビやコケ、藻の発生を抑制する成分が含まれています。
特に日当たりが悪い北側の外壁や湿気の多い場所では、コケや藻が繁殖しやすいため防藻塗料が有効です。
ただし、すべてのカビやコケに対応しているわけではありません。
二階建て住宅の外壁塗装の見積もりでチェックすべき13項目

詐欺や施工不良などのトラブルを回避するために、見積もりの際には以下の13項目をチェックしておきましょう。
1. ていねいに点検を行っているか
2. 許可や資格があるか
3. 見積額が相場からかけ離れていないか
4. 具体的な製品名や単価が記載されているか
5. 「坪」ではなく「平米」で記載されているか
6. 打ち合わせの内容が反映されているか
7. 外壁塗装の経験が豊富か
8. 保証やアフターサービスがあるか
9. クーリング・オフについて説明があるか
11. 追加料金の有無
11. キャンセル料がかかるタイミング
12. 極端な値引きをしていないか
13. 契約を急かさないか
1. ていねいに点検を行っているか
適正な見積もりを出すには、外壁の状態や面積を正確に把握する必要があります。
5~10分程度の目視だけで終わる業者や、そもそも現地調査を行わない業者は避けた方が賢明です。
工事が始まってから劣化が見つかり、追加料金を請求される恐れがあります。
2. 許可や資格があるか
「建設業許可」や「外壁劣化診断士」などの許可や資格があるか、確認しておきましょう。
500万円未満の外壁塗装工事は建設業許可がなくても行えますが、取得には一定の実績や技術、誠実性が求められるため、信頼性を判断する目安となります。
また、外壁の点検は一般の営業マンでもできますが、外壁劣化診断士の資格をもつプロに依頼することで、より正確かつ信頼性の高い診断が受けられます。
3. 見積額が相場からかけ離れていないか
相場と比較して極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。
高すぎる場合には、不当な利益や高額な中間マージンが上乗せされている可能性があります。
逆に安すぎる場合には、手抜き工事や低品質な塗料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。
4. 具体的な製品名や単価が記載されているか
適正な見積書には、使用する塗料のメーカー名や製品名、単価、塗装面積などが明記されます。
「外壁塗装 一式 200万円」のようにあいまいな場合は必ず内訳を確認し、見積書に記載してもらいましょう。
製品名がわかればメーカーの公式サイトで価格や性能、塗装回数などを調べることも可能です。
5. 「坪」ではなく「平米」で記載されているか
外壁塗装の施工面積は、「坪」ではなく「平米(㎡)」で記載するのが一般的です。
同じ坪数の住宅でも、建物の形状やデザインによって外壁の面積が異なるためです。
坪数で計算されている場合、業者が正確に外壁の面積を把握できていない可能性が高いでしょう。
大ざっぱな計算で実際よりも割高になっていたり、途中で塗料が足りなくなって施工不良を起こしたりする恐れがあるため、平米で算出し直してもらうことをおすすめします。
応じてもらえない場合は別の業者を探した方がよいでしょう。
6. 打ち合わせの内容が反映されているか
見積書は工事内容を証明する重要な書類です。
塗装範囲や塗料の種類、色など、打ち合わせで伝えた要望や条件が正確に反映されているか確認しておきましょう。
口約束だけでは後々トラブルになった場合に証明できないため、書面に残してもらうことが重要です。
7. 外壁塗装の経験が豊富か
外壁塗装には専門的な知識や技術が必要です。
施工経験が豊富かどうかが仕上がりや品質に大きく影響するため、ホームページで確認しておきましょう。
施工件数だけでなく、実際の施工事例やビフォアアフター写真を載せているかどうかが重要です。
Googleマップや口コミサイトの評価も参考になります。
8. 保証やアフターサービスがあるか
施工後の保証やアフターサービスがあるかどうかも重要なポイントです。
保証があれば、万が一施工不良が起こっても無償で補修してもらえる可能性があります。
保証の有無だけでなく期間や内容、免責事項も確認し、必ず書面で発行してもらいましょう。
保証期間は使用した塗料や施工会社によって異なりますが、3~10年程度が一般的です。「20年保証」など、塗料の耐用年数を超える保証を提示している場合は注意しましょう。
適用条件が厳しく、実際にはほとんど役に立たないケースがあります。
また、アフターサービスがあれば、外壁の劣化を早期に発見・対処できるため、将来的なメンテナンスコストを抑えられます。
9. クーリング・オフについて説明があるか
訪問販売や電話勧誘で契約した場合にはクーリング・オフ制度が適用され、契約から8日以内であれば無条件で解約できます。
説明があるか、見積書や契約書に記載があるか、必ず確認しておきましょう。
悪質業者は故意に説明や記載をしなかったり、「外壁塗装は対象外です」と嘘をついたりする可能性があるためご注意ください。
ただし、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、店舗へ出向いて契約した場合は対象外です。
11. 追加料金の有無
外壁の状態をしっかりと確認した上で見積もりを出していれば、追加料金が発生することはほとんどありません。
しかし、まれに工事が始まってから予期せぬ劣化症状が見つかるケースもあるため、追加料金が発生する条件や金額の目安を確認しておくことが大切です。
もし追加料金が発生した場合には見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約しましょう。
11. キャンセル料がかかるタイミング
キャンセル料の有無や発生するタイミング、料金目安を確認しておきましょう。
一般的に、材料の発注後や職人の手配後にはキャンセル料がかかる可能性があります。
12. 極端な値引きをしていないか
「今なら半額」「足場代無料」などの極端な値引きを提案してくる業者には注意しましょう。
最初に高額な料金を提示しているか、手抜き工事や低品質な材料を使用することで利益を確保しようとしている可能性があります。
適正な見積もりを出している業者は、大幅な値引きをする余裕がありません。
できたとしても総額の10%程度が限度でしょう。
13. 契約を急かさないか
「この金額でできるのは今日まで」「すぐに塗装しないと危険」などと、契約を急かす業者にも注意が必要です。
外壁塗装は100万円前後の高額な工事です。
優良業者であれば、「家族とも相談したい」「他社と比較したい」と伝えても快く待ってくれるでしょう。
契約を急かすのは悪質業者の典型的な手口です。
【外壁塗装費用の支払い方法】お金が足りない時はどうする?

外壁塗装の費用は、「工事前後での分割払い」か「全額あと払い」が一般的です。
全額前払いを要求された場合は注意しましょう。
悪質業者や詐欺だった場合には、支払い後に連絡が取れなくなって工事が行われないケースもあるため、別の業者を探した方が賢明です。
支払い方法は主に3つあります。
・現金
・クレジットカード
・ローン
現金
もっとも一般的な支払い方法です。
多くの場合は銀行振込になるため、現金を持ち歩く必要はありません。
ただし、現金払いにすると支払い後のトラブル対応が難しくなることもあるので、信頼できる業者なのか見極めが非常に重要です。
クレジットカード
クレジットカードに対応している業者であれば、外壁塗装費用の支払いでポイントを貯められます。
分割払いも可能ですが、回数によっては手数料が発生する可能性があるのでご注意ください。
またカード会社を通した支払いになるため、トラブル時の返金対応など、現金払いより安心感がある点もメリットです。
ただし、カードの限度額に注意しましょう。
足りない場合、事前に限度額を引き上げる手続きが必要になることがあります。
ローン
すぐにまとまったお金を用意するのが難しい場合には、ローンを利用する方法があります。
お金が足りないからと外壁塗装を先のばしにすると、劣化が進行して大掛かりなリフォームが必要になり、高額な補修費用がかかる恐れがあるためご注意ください。
カバー工法:150万~240万円
張り替え:180万~300万円
また、雨もりが起こってカビやシロアリが発生したり、柱や梁が腐食したりすると、最悪の場合には建て替えが必要になることもあります。
適切なタイミングで塗装しておくことが、将来的なメンテナンスコストの節約につながります。
外壁塗装に利用できる主なローンは以下の3種類です。
・住宅ローン
・銀行のリフォームローン
・塗装会社が提携する信販会社のローン
ローンの種類や借入額、返済期間によって返済総額が大きく異なります。
それぞれのメリット・デメリットをよく理解した上で選択しましょう。
住宅ローン
すでに住宅ローンを利用している場合、「借り換え」や「追加融資」により外壁塗装費用をまかなえる可能性があります。
住宅ローンは金利が年1~3%程度と低く、返済期間を長く設定できるため、月々の負担を抑えられる点がメリットです。
ただし、担保(自宅)の設定が必要なため審査に時間がかかるほか、借入残高や物件の担保価値によっては利用できない可能性があります。
銀行のリフォームローン
銀行や信用金庫が提供するリフォーム専用のローンです。
住宅ローンと異なり担保が不要なケースが多く、手続きが比較的シンプルなことが特徴です。
金利は2~4%程度と住宅ローンよりやや高めですが、カードローンなどと比べると低く抑えられます。
塗装会社が提携する信販会社のローン
塗装会社が信販会社(クレジット会社)と提携して提供するローンです。
外壁塗装の契約と同時に手続きが完結するため、銀行に別途申し込む手間が省けます。
担保が不要で審査も早く、工事費用をそのまま分割払いに切り替えられる手軽さが魅力です。
ただし、金利は5~15%と3つの中でもっとも高めに設定されていることが多いため、返済総額には注意が必要です。
二階建て住宅の外壁塗装費用を安く抑える7つのコツ

・相見積もりをする
・自社施工の会社を選ぶ
・地元の会社へ依頼する
・適切なタイミングで塗装を行う
・塗装工事をまとめて行う
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
同じ工事内容でも、業者によって数万~数十万円の差が出ることは珍しくありません。
2~3社へ見積もりを依頼することで、適正価格を把握できるでしょう。
自社施工の会社を選ぶ
大手ハウスメーカーやリフォーム会社、ホームセンターなどでは、外壁塗装を外注していることが多く、10~30%程度の中間マージンが発生します。
一方、自社施工の会社では余計な費用がかかりません。
ホームページのスタッフ紹介などで、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認してみましょう。
地元の会社へ依頼する
地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。
また、何かトラブルがあった際にもすぐに対応してもらえる安心感があります。
地域の気候特性を理解しているため、適した塗料や施工方法を提案してもらえる点もメリットです。
適切なタイミングで塗装を行う
外壁の劣化が進むほど、補修費用が高くなります。
ひび割れや欠けを放置していると、外壁の交換が必要になったり、雨もりが発生したりする恐れがあるため、適切なタイミングで塗装を行いましょう。
外壁塗装のタイミングは立地環境や塗料の種類によっても異なりますが、10~15年に1回程度が目安とされています。
塗装工事をまとめて行う
外壁塗装が必要な時期には、屋根やベランダ、付帯部なども劣化している可能性が高いでしょう。
まとめて行うことで、足場代や養生代などの重複費用を節約できます。
特に足場の設置・撤去には10万~30万円程度の費用がかかるため、高所のメンテナンスを一緒に行えば大幅なコスト削減になります。
補助金や助成金を利用する
自治体によっては、外壁塗装に助成金や補助金が使える可能性があります。
金額や条件は自治体によって異なるため、役所のホームページや窓口で確認してみましょう。
申請は着工前までに行う必要があります。
※残念ながら岡山市は対象外です
火災保険を利用する
台風や落雷、ひょうなどの自然災害が原因で外壁塗装が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。
金額や条件は加入している保険によって異なるため、保険証券などでご確認ください。
また、保険適用となる別の修繕工事で足場を組む場合、外壁塗装もあわせて行えば実質的に足場代を節約できます。
【Q&A】二階建て住宅の外壁塗装の疑問を解決

外壁塗装を検討する際に気になる疑問をまとめたので、参考にしてみてください。
・工期が延びると追加料金がかかる?
・工事中は家にいないとダメ?
・外壁塗装は何年ごとにすべき?
・外壁塗装に適した季節は?
・塗装を長持ちさせるコツは?
・外壁の点検や見積もりにはお金がかかる?
工期が延びると追加料金がかかる?
雨天や強風といった天候不良による工期延長の場合、追加料金がかかることはほとんどないでしょう。
ただし、工事途中で予期せぬ劣化症状が発覚した場合など、施工内容が増える場合は料金が変わることがあります。
工期延長時の対応については、契約前に書面で確認しておくと安心です。
工事中は家にいないとダメ?
外壁塗装の工期は1週間~10日程度が目安ですが、常に在宅している必要はありません。
屋外での作業のため、家をあけていても問題ない日がほとんどです。
ただし、工事初日や完了検査日などには立ち会いを求められることがあるため、事前に確認しておきましょう。
また、高圧洗浄を行う日に窓の鍵を閉め忘れて外出すると、水圧で開いて浸水する恐れがあるためご注意ください。
外壁塗装は何年ごとにすべき?
外壁塗装のタイミングは10~15年に1回程度が目安ですが、使用している塗料やメンテナンス状況、立地環境などによって異なります。
耐用年数内でも、以下のような症状が出ている場合には塗り替えを検討しましょう。
・カビやコケ、藻の発生
・激しい色あせや変色
・チョーキング(外壁に触ると白い粉がつく)現象
・塗膜のひび割れ・はがれ
・コーキングのひび割れやはがれ、肉やせ など
なお、外壁自体がひび割れたり、雨もりが発生したりしている場合には、塗装ではなく張り替えが必要です。
放置するほど劣化が進行して高額な補修費用がかかるため、劣化症状に気づいたら早めに業者に点検を依頼し、適切な補修を行いましょう。
外壁塗装に適した季節は?
外壁塗装に適した環境は、気温5℃以上・湿度85%以下の安定した気候です。
塗料が短時間できれいに乾燥するため、色ムラやはがれといった施工不良が起こりにくく、雨や強風により工期が延びるリスクも低いでしょう。
地域によって異なりますが、特に春(4~6月)と秋(9~11月)がおすすめです。
夏や冬も気温・湿度の条件を満たせば施工可能ですが、暑すぎる日や梅雨、台風シーズンは工期が延びやすいため、スケジュールに余裕を持って計画しましょう。
また、お盆や年末といった親戚が多く集まる時期には外壁をきれいにしておきたい方が多く、直前になると予約ができない可能性があります。
塗装を長持ちさせるコツは?
外壁塗装を長持ちさせてメンテナンスの手間や費用を抑えるコツは、定期的な点検と早めの対処です。
外壁に付着した汚れやカビ、コケなどは塗膜の劣化を早める原因となるため、年に1~2回程度は洗浄を行いましょう。
また、ご自身で外壁の状態を定期的にチェックしたり、5~10年に1回程度はプロの点検を受けたりすることも大切です。
劣化の兆候を発見したら放置せず、業者へ相談することをおすすめします。
早期に対処するほど補修費用を安く抑えられます。
外壁の点検や見積もりにはお金がかかる?
多くの塗装会社では、外壁の点検や見積もりを無料で行っています。
ただし、中には「無料点検」を口実に強引な勧誘や契約を行う悪質業者もいるため、ご注意ください。
突然訪問してきた業者ではなく、ご自身で信頼できる業者を探して点検を依頼しましょう。
まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!
今回は、二階建て住宅の外壁塗装の費用相場や、料金に影響する要因、安く抑えるコツなどをご紹介しました。
塗装費用を安く抑えるには、外壁材が劣化する前に定期的に塗り替えることが大切です。
また、依頼する会社によっても料金が大きく異なるため、まずは地元の自社施工の会社2~3社へ点検を依頼し、見積もりを比較してみましょう。
ベストホームでは、外壁診断のプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
外壁塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
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