2025年11月
プロが教える【瓦屋根の葺き替え費用とタイミング】よくあるトラブル・回避策も紹介

瓦屋根の葺き替えをしたいけど、「費用はどれくらいかかるんだろう?」「どこへ依頼すればいい?」「トラブルは絶対に避けたい!」など、不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
屋根の葺き替え工事には100万円以上の費用がかかるので、後悔したくないですよね。
そこでこの記事では、瓦屋根の葺き替え方法や費用相場、適切なタイミングなどをご紹介します。
よくあるトラブルや回避策、優良業者の見つけ方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
瓦屋根の葺き替え方法は3つ
瓦屋根の葺き替えには、大きく分けて3つの選択肢があります。
① 瓦→ガルバリウム剛板
② 瓦→スレート
③ 瓦→瓦
各屋根材の耐用年数と単価は、以下の表を参考にしてみてください。
|
屋根材 |
耐用年数 |
単価 (㎡) |
|
スレート |
15〜25年 |
4,000〜8,000円 |
|
ガルバリウム |
25〜35年 |
6,000〜9,000円 |
|
瓦 |
50〜100年 |
9,000〜1万2,000円 |
どの屋根材を使用するかによって、費用や耐用年数だけでなく、建物に与える影響も大きく異なります。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で選びましょう。
① 瓦→ガルバリウム剛板
日本瓦からガルバリウム鋼板への葺き替えは、軽量化による耐震性の向上が最大のメリットです。
瓦屋根:約50kg/㎡
ガルバリウム鋼板:約5kg/㎡
屋根材の重さが10分の1程度になることで、建物への負荷を大幅に軽減できます。
重心が低くなるため、地震の際に揺れを抑える効果も期待できるでしょう。
台風や強風による瓦の飛散も防げます。
一方で、瓦特有の重厚感や高級感が失われ、遮音性や断熱性も瓦に比べて劣ります。
また、日本瓦には不要だった定期的な塗装が必要です。
② 瓦→スレート
瓦からスレートに葺き替えるメリットは、費用を安く抑えられることです。
また、スレートは瓦の約2分の1程度と軽量で、デザインやカラーバリエーションも豊富です。
しかし、耐用年数が15~25年とやや短く、ひび割れやコケが発生しやすいため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
施工費用だけでなく、将来的な補修やメンテナンスコストも考慮して選びましょう。
③ 瓦→瓦
瓦から新しい瓦への葺き替えは、日本建築の格式や重厚感を維持したい方におすすめです。
日本瓦なら耐用年数が50~100年程度と長いため、最小限のメンテナンスで長く使用できることもメリットです。
ただし、瓦は高価で撤去にも設置にも手間がかかるため施工費用が高く、対応できる業者が限られることもあります。
なお、瓦が気に入っているけれど耐震性も高めたい場合には、軽量瓦に葺き替える方法もあります。
耐用年数は30~50年程度と日本瓦より短いですが、重さは3分の2~半分程度に軽減できるでしょう。
また、瓦屋根には「葺き直し」という選択肢もあります。
瓦屋根の葺き直しとは?
葺き直しは、既存の瓦を再利用して下地だけ新しくする工事方法です。
瓦を一度すべて撤去し、防水シートや野地板などの下地材を交換・補修したあと、同じ瓦を元に戻します。
新しい屋根材の購入や古い瓦の処分費用がかからないため、葺き替えと比べて30万~100万円ほどの節約になるでしょう。
30坪戸建て住宅なら、70万~110万円程度が相場です。
ただし、葺き直しができるのは陶器瓦のみで、瓦自体に破損や劣化がないことが条件です。
瓦屋根の葺き替え費用の相場

一般的な30坪戸建て住宅の場合、瓦屋根の葺き替え費用は100万~260万円が相場です。
新しい屋根材別の費用目安は、以下の表を参考にしてみてください。
|
新しい屋根材 |
葺き替え費用 (30坪) |
|
スレート |
100万〜170万円 |
|
ガルバリウム |
120万〜 220万円 |
|
瓦 |
150万〜260万円 |
なお、実際の料金は施工面積や屋根の劣化状態、依頼する施工会社など、さまざまな条件によって異なります。
正確な金額が知りたい場合には、リフォーム会社などへ見積もりを依頼しましょう。
瓦屋根の葺き替え費用が高くなる8つの要因
・建物の高さ
・屋根の面積
・屋根の勾配
・工事範囲
・屋根の劣化状態
・屋根材の種類
・立地
・施工会社
建物の高さ
建物が高くなるほど足場代が高くなります。
たとえば、3階建ての住宅では2階建てよりも丈夫な足場が必要です。
また、足場の高さが増すことで必要な資材や設置・撤去の手間も増えるため、費用が高額になる傾向があります。
屋根の面積
同じ坪数の住宅でも、デザインや屋根の形状によって屋根の面積が異なります。
屋根の面積が広いほど、使用する屋根材や防水シートの量が増え、より多くの費用がかかります。
屋根の勾配
屋根の勾配が急になるほど、屋根の面積は大きくなります。
また、一般的に勾配が6寸(約30度)を超えると屋根の上にも足場が必要となり、足場代が1~2割ほど高くなるケースがあります。
工事範囲
屋根の葺き替えだけでなく、付帯部(雨どい・破風板・軒天・鼻隠しなど)の塗装や交換も行う場合には、追加費用がかかります。
ただ、別々に施工するとそのつど足場代や養生代がかかるため、まとめて行うことで将来的なメンテナンス費用を抑えられる可能性があります。
屋根の劣化状態
屋根材だけでなく、下地となる野地板や垂木まで劣化している場合には、下地補修の費用がかさみます。
また、長期にわたって屋根の劣化を放置していると、雨もりで柱や梁が腐食したり、カビやシロアリが発生したりする恐れがあります。
最悪の場合には家の建て替えが必要になるケースもあるため、早期に対処することが重要です。
屋根材の種類
新しい屋根材によって材料費が変動するのはもちろん、既存の屋根材の種類によって撤去・処分費用も変わります。
特に土葺き工法の瓦屋根は、土の撤去に手間と時間がかかるため、費用が高くなりやすい傾向があります。
立地
車が入れないほどの狭小地や、隣家との距離が近い現場では、資材の搬入・搬出を手作業で行う必要があります。
通常よりも多くの手間と時間がかかるため、追加料金が加算される可能性が高いでしょう。
また、離島や山間部では交通費や出張費が割増されたり、宿泊費がかかったりするケースもあります。
施工会社
屋根の葺き替え工事は、以下のようにさまざまな業者が請け負っています。
・工務店
・屋根塗装会社
・リフォーム会社
・ハウスメーカー など
それぞれ料金体系が異なるので、しっかりと比較検討を行いましょう。
葺き替え工事の経験が豊富かどうかも重要なポイントです。
瓦屋根を葺き替えるタイミングと劣化のサイン

葺き替えが必要なタイミングは、瓦の種類によって異なります。
|
瓦の種類 |
耐用年数 |
|
日本瓦(陶器瓦) |
50〜100年 |
|
素焼き瓦 |
50年以上 |
|
粘土瓦 |
40〜50年 |
|
いぶし瓦 |
30〜50年 |
|
金属瓦 |
25〜35年 |
|
セメント瓦 |
20〜40年 |
|
モニエル瓦 |
20〜30年 |
|
スレート瓦 |
15〜25年 |
ただし、上記は適切に塗装などのメンテナンスや補修を行なっていた場合の目安です。
瓦の汚れや破損、塗膜の劣化などを放置していると、通常よりも早く屋根材や下地の交換が必要になる可能性があります。
また、海沿いや紫外線が強い地域など、環境によって劣化が早まることもあるためご注意ください。
以下のような症状が出ている場合には、耐用年数にかかわらず葺き替えを検討した方がよいでしょう。
・全体的にコケや藻が発生している
・広範囲にひび割れや欠けがある
・瓦がズレている
・雨もりしている
全体的にコケや藻が発生している
広範囲に広がるコケや藻は、瓦の防水機能が低下しているサインです。
瓦は非常に耐用年数の長い屋根材ですが、寿命を迎えた場合は交換する必要があります。
広範囲にひび割れや欠けがある
部分的なひび割れや欠けであれば、その部分だけ補修することも可能です。
しかし、広範囲に及ぶ場合は屋根全体の葺き替えを行う必要があります。
すき間から雨水が侵入して下地や防水シートを傷める恐れがあるため、早めに対処しましょう。
瓦がズレている
地震や強風などで瓦にズレが生じると、雨水の侵入経路になります。
数枚程度であれば部分補修で対応できるケースもありますが、広範囲のズレは葺き替えを検討した方がよいでしょう。
雨もりしている
すでに雨もりをしている場合には、すぐにでも補修が必要です。
放置していると雨水が柱や梁を腐食し、最悪の場合には建て替えが必要になることもあります。
早急にリフォーム会社などへ連絡し、点検を受けましょう。
瓦屋根の葺き替え工事の工期と流れ
瓦屋根の葺き替えには1~2週間ほどかかります。
屋根の面積や状態、天候などによっては工期が延びることもありますが、一般的な工事の流れは以下のとおりです。
1日目:足場・飛散防止ネットの設置
2〜3日目:既存の屋根瓦を撤去
4日目:下地補修
5日目:防水シートの設置
6〜8日目:新しい屋根材を設置
9日目:役物を設置
10日目:仕上げ・完了検査
11日目:足場の解体・清掃
作業工程によっては日常生活にも影響が出る可能性があります。
各工程でどのような制限があるのかを把握しておくと安心です。
1日目:足場・飛散防止ネットの設置
まずは足場を設置し、そのまわりを飛散防止ネットで覆います。
鉄製パイプなどの資材を使うため、足場の設置時には大きな音が発生します。
近隣トラブルを回避するには、あらかじめ工事のスケジュールを伝えてあいさつをしておくことが大切です。
2~3日目:既存の屋根瓦を撤去
既存の屋根瓦を撤去する際には粉塵や土ぼこりが発生しますが、飛散防止ネットでカバーしているため周囲に広がる心配はありません。
ただ、作業中は洗濯物の外干しや窓を開けての換気ができないので、乾燥機やコインランドリー、空気清浄機の利用を検討しましょう。
4日目:下地補修
瓦を撤去したら、下地(野地板や垂木)の状態を確認します。
腐食や変形が見られる場合には、必要に応じて補修・交換を行います。
下地補修は、屋根の耐久性に直結する重要な工程です。
5日目:防水シートの設置
野地板の上に防水シートを敷きつめます。
防水シートは、万が一屋根材のすき間から雨水が入っても建物内部への浸入を防ぐ「二次防水」の役割を担います。
6~8日目:新しい屋根材を設置
防水シートの上から新しい屋根材を張っていきます。
葺き替え工事中は常に在宅している必要はなく、家の中でも普段通りに生活できるケースがほとんどです。
施工期間は屋根材の種類によって異なります。
9日目:役物を設置
役物とは、屋根の最頂部や端部に設置する専用部材のことです。
必要に応じて棟板金やケラバ板金、水切りなどを設置し、雨水の侵入を防ぎます。
10日目:仕上げ・完了検査
工事が完了したら、施主さまと業者とで仕上がりの状態を確認します。
要望通りに仕上がっているか、汚れや傷がないかなどをしっかりとチェックし、気になるところがあればその場で遠慮なく伝えましょう。
足場の解体後ではすぐに対応してもらえない可能性があります。
11日目:足場の解体・清掃
仕上がりに問題がなければ、足場を解体して清掃を行います。
工事後は保証書を受け取り、大切に保管しておきましょう。
万が一施工不良が起こっても、保証期間内であれば無償で対応してもらえる可能性があります。
瓦屋根の葺き替え工事でよくあるトラブル

屋根の葺き替え工事では、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
・施工不良
・高額請求
・詐欺
・会社が倒産して保証が受けられない
施工不良
技術不足や手抜き工事などによる施工不良で、工事後すぐに雨もりが発生したり、屋根材がはがれたりすることがあります。
保証書があれば施工会社に無償で対応してもらえますが、中には何度直しても解決しないケースもあるため、業者選びが非常に重要です。
創業年数が長く、葺き替え工事の実績が豊富な業者へ依頼しましょう。
ホームページなどで創業年や施工事例、口コミをチェックしたり、近所で屋根リフォームをされた方に聞いてみたりするのがおすすめです。
保証やアフターサービスが充実しているかどうかも確認しておきましょう。
高額請求
悪質業者は、消費者の知識不足につけ込んで相場より高額な請求をしたり、工事が始まってから「予想以上に劣化がひどい」などの理由で追加請求をしたりするケースがあります。
騙されないためには、事前に相場を把握した上で複数社の見積もりをとり、比較検討することが重要です。
また、契約前に「どのような場合に追加料金が発生するのか」も必ず確認しておきましょう。
通常、追加料金が発生することはほとんどありません。
詐欺
最近では、訪問営業による詐欺も大きな問題になっています。
・支払い後に連絡がつかなくなる
・実際には必要ない工事を強引にすすめる
・点検と称して屋根に登り、わざと破損させる など
すべての訪問営業が悪いわけではありませんが、その場ですぐに契約や支払いをするのは危険です。
詐欺だった場合、支払ったお金は戻ってこないケースが多いため、特に全額前払いの業者は避けた方がよいでしょう。
通常、屋根のリフォーム工事では「工事の前後で分割払い」か「全額あと払い」が一般的です。
屋根の状態が不安なら、訪問してきた業者とは別の業者へも点検を依頼してみましょう。
会社が倒産して保証が受けられない
屋根の葺き替え工事には5~10年程度の保証がつくのが一般的ですが、施工会社が倒産すると保証やアフターフォローを受けられません。
創業10年未満の会社は特に倒産リスクが高いとされているので、10年以上の実績がある会社を選んだ方がよいでしょう。
瓦屋根の葺き替え工事で後悔しない業者選びのポイント
・時間をかけて屋根の点検をしているか
・見積書に内訳が記載されているか
・キャンセル料はかかるか
・追加料金はかかるか
・クーリング・オフについて説明があるか
・契約を急かさないか
時間をかけて屋根の点検をしているか
正確な見積もりを出すには、ていねいに屋根の点検を行って瓦や下地の状態、雨もりの有無などを把握する必要があります。
5~10分程度の目視だけで終わらせる業者や、そもそも点検を行わない業者は避けた方が賢明です。
工事が始まってから新たな劣化が見つかって追加料金を請求されたり、施工不良を起こしたりする恐れがあります。
見積書に内訳が記載されているか
適正な見積書には、工程ごとに使用する材料の製品名やメーカー名、単価、施工面積などが明記されています。
見積書は工事内容を証明する重要な書類です。
内訳の記載がない場合、打ち合わせで伝えた工事が行われなかったり、違う屋根材が使われたりしても、証明しようがありません。
特に「屋根葺き替え工事 一式」と記載されている場合は要注意です。
詳細を明記してもらうか、別の業者を探した方がよいでしょう。
キャンセル料はかかるか
キャンセル料がかかるか、どのタイミングで発生するかは、業者によって異なります。
一般的に資材の発注後や職人の手配後には、キャンセル料が発生する可能性があります。
中には意図的に説明や記載をせず、高額な料金を請求する悪質業者も存在するため、必ず契約前に確認して書面に残してもらいましょう。
追加料金はかかるか
しっかりと点検をした上で見積もりを出している場合、追加料金がかかることはほとんどありません。
しかし葺き替え工事では、まれに屋根の撤去後に予期せぬ下地の劣化が判明するケースがあります。
事前に追加料金が発生する可能性や、金額の目安を確認しておきましょう。
もし追加料金がかかる場合には、見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約することが重要です。
クーリング・オフについて説明があるか
訪問販売や電話営業で契約した場合、8日以内であればクーリング・オフ制度により無条件で解約できます。
しかし、悪質業者はクーリング・オフについて説明しなかったり、「屋根の葺き替え工事は対象外」と嘘をついたりするケースがあるためご注意ください。
ただし、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、店舗を訪問して契約した場合は対象外です。
契約を急かさないか
「この価格でできるのは今日まで」「すぐに屋根を葺き替えないと危険」など、契約を急かす業者に注意しましょう。
屋根の葺き替えは高額な工事のため、他社と比較したり家族と相談したり、十分に時間をとって検討することが大切です。
優良業者であれば快く待ってくれるはずです。
瓦屋根の葺き替え費用を安く抑えるコツ

・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・地元の会社へ依頼する
・適切なタイミングでメンテナンスを行う
・複数の工事をまとめて行う
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や屋根材の種類、工法などが妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。
相場と比較して極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。
高すぎる場合は、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。
安すぎる場合には、手抜き工事や追加請求、低品質な材料の使用といったリスクが考えられます。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、屋根の葺き替え工事を外注している可能性が高く、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社施工の会社へ依頼すれば、仕上がりに直接影響しない余計な費用がかかりません。
施工品質を保ちながら大幅な節約効果が期待できるでしょう。
職人が在籍しているかどうかは、ホームページのスタッフ紹介などで確認できるはずです。
地元の会社へ依頼する
地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。
また、地域の気候や特性をよく理解しているため、最適な屋根材や工法を提案してもらえる可能性が高いでしょう。
何かトラブルが起こった場合に、すぐ駆けつけてもらいやすい点もメリットです。
適切なタイミングでメンテナンスを行う
劣化症状が進むほど、下地補修に多くのコストがかかります。
また、雨もりが発生している場合には躯体や内装の補修が必要になるケースもあるため、適切なタイミングでメンテナンスを行うことが重要です。
複数の工事をまとめて行う
屋根の葺き替え工事には足場が必須です。
足場には15万~25万円程度の費用がかかるため、特に高所のメンテナンスはまとめて行った方が経済的です。
外壁や雨どい、ベランダなどの劣化も気になっている場合には、まとめて補修を行うことで将来的なメンテナンス費用を抑えられる可能性があります。
補助金や助成金を利用する
一部の自治体では、瓦屋根の葺き替え工事に補助金や助成金が支給される可能性があります。
対象となる建物や工事内容、支給金額は自治体によって異なるため、役所の窓口やホームページでご確認ください。
火災保険を利用する
台風や落雷、ひょうなどが原因で屋根の葺き替えが必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。
対象となる災害や保険金額は加入している保険によって異なるため、担当者へ問い合わせるか保険証券でご確認ください。
まとめ|岡山市で瓦屋根の葺き替えをするならベストホームへ!
今回は、瓦屋根の葺き替え費用相場やタイミング、悪質業者の見分け方、費用を抑えるコツなどをご紹介しました。
瓦からガルバリウム剛板などの軽い素材に葺き替えることで、耐震性を高めることも可能です。
屋根材によって価格や機能性が大きく異なるので、最適なものを選びましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根葺き替え工事の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
【ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用とメリット・デメリット】後悔しない業者選びのポイントも解説

ガルバリウム剛板は、多くの葺き替え工事で選ばれている人気の屋根材です。
「ガルバリウム剛板に葺き替えたいけど、費用はどれくらいかかるんだろう?」「デメリットはないのかな?」など、迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用やメリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。
後悔しない業者選びのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用
一般的な30坪戸建て住宅の場合、ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用は120万~250万円程度が相場です。
既存の屋根材の種類によっては希望の屋根材を選択できないケースもありますが、ガルバリウム剛板はどの屋根材からも葺き替え可能です。
費用は既存の屋根材によって異なるため、以下の表を参考にしてみてください。
|
既存の屋根材 |
葺き替え費用 |
|
瓦 |
150万〜220万円 |
|
スレート |
140万〜180万円 |
|
ガルバリウム |
130万〜170万円 |
|
トタン |
120万〜150万円 |
|
アスファルト |
130万〜160万円 |
重量のある瓦屋根は撤去費用が高額になります。
一方で、トタンやガルバリウム、アスファルトシングルなどは軽量で撤去が比較的かんたんなため、費用を抑えられるでしょう。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用の内訳
見積書を理解するために、内訳の相場も把握しておきましょう。
|
内容 |
費用目安 (30坪) |
|
|
足場 |
10〜20万円 |
|
|
防水シート |
3万〜9万円 |
|
|
下地補修 |
15万〜21万円 |
|
|
屋根の撤去 |
9万〜18万円 |
|
|
屋根の処分 |
9万〜18万円 |
|
|
新しい屋根材 |
36万〜54万円 |
|
|
棟板金 |
3万〜6万円 |
|
|
諸経費 |
15万〜50万円 |
|
|
合計 |
100万〜186万円 |
|
上記は、一般的な30坪戸建て住宅の屋根葺き替え費用の目安です。
実際の料金は屋根の劣化状態や依頼する施工会社、地域によっても変動するため、正確な金額を知りたい場合は見積もりを依頼しましょう。
なお、2004年以前に施工されたスレート屋根には、アスベストが含まれている可能性があります。
撤去する際には飛散防止対策や処分費用が必要なため、20万~40万円程度の追加料金がかかります。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替えるメリット

・コストパフォーマンスが良い
・軽量で耐震性に優れている
・耐久性が高い
・断熱性に優れている
・シンプルでモダン
・工期が短い
・汚れにくい
コストパフォーマンスが良い
ガルバリウム鋼板は他の屋根材と比べて価格がやや高めですが、適切にメンテナンスを行えば25年から35年もちます。
|
屋根材 |
耐用年数 |
単価 (㎡) |
|
日本瓦 |
50〜100年 |
9,000〜1万2,000円 |
|
セメント瓦 |
30〜40年 |
5,000〜8,000円 |
|
ガルバリウム |
25〜35年 |
6,000〜9,000円 |
|
スレート |
15〜25年 |
4,000〜8,000円 |
|
アスファルト |
15〜25年 |
6,000〜8,000円 |
|
トタン |
10〜20年 |
5,000〜6,000円 |
地震や台風などの災害やひび割れにも強く、メンテナンス費用を抑えられるため、コストパフォーマンスに優れています。
また、屋根リフォームでメーカー保証が受けられる点も大きなメリットです。
通常、屋根材のメーカー保証は「新築のみ」ですが、ガルバリウム剛板はリフォームでも保証がつきます。
※一部保証がない製品もあるため、施工会社へお問い合わせください
軽量で耐震性に優れている
軽いガルバリウム剛板の屋根材に葺き替えて建物の重心を低くすることで、地震時の揺れが軽減されます。
柱や基礎への負担も減るため、建物全体の耐震性を高めることにもつながります。
ガルバリウム鋼板の重さは、スレートの3分の1~4分の1、瓦屋根の10分の1程度です。
特に築年数の古い住宅では、現在の耐震基準に近づける効果が期待できるでしょう。
耐久性が高い
瓦やスレートなどは、経年劣化や振動でひび割れたり欠けたりすることがありますが、金属製のガルバリウム剛板にはこのような劣化症状が起こりません。
また、従来のトタン屋根と比較して圧倒的にサビに強く、美観や機能を長く維持できます。
断熱性に優れている
金属素材でありながら、断熱材一体型の製品を選ぶことで優れた断熱性能を実現できます。
夏場の屋根の温度上昇を抑え、室内への熱の侵入を効果的に防ぎます。
室温が1℃下がると冷房費を約10%削減できると言われており、夏場の電気代削減にも効果的です。
逆に冬場は室内の暖かい空気を逃がしにくく、年間を通じて快適な住環境を維持できるでしょう。
シンプルでモダン
シンプルなガルバリウム剛板の屋根は、スタイリッシュでモダンな印象を与えます。
カラーバリエーションも豊富なので、建物の外観やデザインに合わせて最適な選択ができるでしょう。
工期が短い
ガルバリウム鋼板は、軽量で施工しやすいことが特徴です。
通常、屋根の葺き替えには1週間~2週間ほどかかりますが、一般的な大きさの住宅なら1週間程度で完了するでしょう。
瓦屋根の葺き替え工事と比較すると、半分ほどの期間で済むケースが多く、生活への影響を最小限に抑えられます。
また、工期の短縮による人件費の削減効果も期待できます。
汚れにくい
ガルバリウム剛板は表面がなめらかで、汚れが付着しにくいことが特徴です。
また、屋根材自体が湿気や雨水を吸収することがないため、カビ・コケ・藻などが発生しにくいこともメリットです。
頻繁に洗浄しなくても、きれいな状態を長く維持できるでしょう。
ただし、ざらざらした質感のマットカラー製品を選ぶと、表面の凹凸に汚れがたまりやすくなるためご注意ください。
ガルバリウム剛板の屋根に葺き替えるデメリット

・選べる質感やデザインが少ない
・へこみやすい
・サビが発生する可能性がある
選べる質感やデザインが少ない
カラーバリエーションは豊富ですが、質感やデザインの選択肢はそれほど多くありません。
基本的に金属特有のシンプルでなめらかな仕上がりになるため、窯業系サイディングのように多彩なデザインの表現は困難です。
ただ、金属のシンプルで洗練された質感を好む方にとっては、メリットとなるでしょう。
へこみやすい
ガルバリウム剛板は薄い金属板のため、外部からの強い衝撃によりへこみが生じる可能性があります。
一度へこむと自力で元に戻すことは難しく、部分的な交換が必要です。
通常の生活環境で問題になることはありませんが、「お子さんがよく庭でボール遊びをする」「公園や学校が近い」などの場合には、厚みのある製品を選んだ方がよいかもしれません。
サビが発生する可能性がある
ガルバリウム剛板はサビに強い素材ですが、金属製である以上サビのリスクはゼロではありません。
傷がついたり他の金属と接触したりすると、サビが発生することがあります。
また、海沿いの地域では、塩害によりサビが発生しやすい傾向があるため注意が必要です。
ただ、定期的に塗装を行う、傷がついたらサビが発生する前に補修するなど、適切にメンテナンスを行うことで予防が可能です。
ガルバリウム剛板屋根の葺き方は3種類
① 横葺き
② 縦葺き
③ 瓦調葺き
それぞれの特徴を見ていきましょう。
① 横葺き
横葺きは、屋根材を横向き(平行)に配置する工法です。
もっとも一般的な施工方法で、シンプルかつスタイリッシュな外観に仕上がります。
多くのメーカーが製品を出しており、カラーバリエーションも豊富です。
ただ、縦葺きよりも雨水が流れにくいため、屋根の勾配が2.5寸以下の場合には施工できないことがあります。
② 縦葺き
縦葺きは、屋根材を縦(垂直)に配置する工法です。
横葺きよりも施工費用が安く、雨水が流れやすいため勾配が少ない屋根にも施工可能です。
ただ、デザインや色の選択肢がやや少なく、複雑な形状の屋根には施工できないケースがあります。
③ 瓦調葺き
瓦調葺きは、瓦屋根の外観をガルバリウム剛板で再現した工法です。
金属製の屋根ながら、和風住宅にもしっかりとマッチします。
ただ、材料費が高く施工にも高い技術力が必要なため、価格は他の工法と比べてかなり高額です。
ガルバリウム剛板屋根の葺き替えで後悔しない!業者選びのポイント

・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・施工実績が豊富な会社を選ぶ
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼してみましょう。
ただし、相場より極端に安い場合は、手抜き工事や追加請求、詐欺などのリスクが考えられます。
最安値にこだわりすぎず、内訳までしっかり確認して信頼できる業者を選ぶことが大切です。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、屋根の葺き替えを外注しているケースが多く、10~30%の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社で職人を抱えている会社なら余計な費用がかかりません。
ホームページのスタッフ紹介などで、職人が在籍しているか確認してみましょう。
施工実績が豊富な会社を選ぶ
ガルバリウム剛板の葺き替え工事には、専門的な知識や技術が必要です。
仕上がりや耐久性に影響するため、施工実績が豊富な会社を選びましょう。
施工事例は、ホームページやSNSで確認できるはずです。
Googleなどの口コミや評価も参考になります。
まとめ|岡山市で屋根葺き替え工事をするならベストホームへ!
今回は、ガルバリウム剛板の屋根に葺き替える費用やメリット・デメリット、後悔しない業者選びのポインなどをご紹介しました。
ガルバリウム剛板への葺き替え工事には120万~250万円ほどの費用がかかりますが、軽量で地震に強く耐久性も高いため、長期的に見るとコストパフォーマンスに優れていると言えます。
ただ、施工費用は業者によって大きく異なるため、まずは地元のリフォーム会社など2~3社へ見積もりを依頼してみましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
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【屋根の葺き替え・カバー工法の選び方ガイド】メリット・デメリットや費用相場を徹底解説

屋根のリフォームを考えているけど、「葺き替えとカバー工法どっちにしよう?」「費用はどれくらい違う?」「それぞれのデメリットも知っておきたい」など、迷っている方も多いのではないでしょうか。
実は、屋根の種類や状態によってはカバー工法が選択できないケースがあります。
そこでこの記事では、屋根の葺き替えとカバー工法の違いやメリット・デメリット、費用相場などをわかりやすくご紹介します。
選び方のポイントも解説しているので、どちらにしようか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
屋根の葺き替え・カバー工法の費用相場
一般的な30坪戸建て住宅の場合、屋根の葺き替えとカバー工法の費用相場はそれぞれ以下のとおりです。
|
工法 |
費用目安 |
|
カバー工法 |
60万〜150万円 |
|
葺き替え |
100万〜260万円 |
施工会社や屋根の状態、新しい屋根材の種類によっても変動しますが、40万~110万円ほどの差があります。
屋根の葺き替えとカバー工法の違い
屋根カバー工法(重ね葺き)は、古い屋根材を撤去せず、上から新しい屋根材を重ねる方法です。
屋根材のみが劣化している場合には、カバー工法が有効なケースがあります。
一方、葺き替えとは、古い屋根材や防水シート、場合によっては下地材まで撤去し、すべてを新しいものに交換する全面改修工事です。
雨もりが発生しているなど下地まで劣化している可能性が高い場合には、カバー工法では対処できないため葺き替え工事を行います。
葺き替えとカバー工法の違いは、既存の屋根材を撤去して下地まで確認・補修ができるかどうかです。
カバー工法の方が工期が短く費用も抑えられますが、新しい屋根の下で古い屋根材や下地の劣化が進み続けることに注意が必要です。
屋根カバー工法のメリット

・工期が短い
・費用を抑えられる
・遮音性・断熱性がアップする
工期が短い
既存の屋根材の解体や撤去、下地の補修などを行わないため、葺き替え工事と比べて工期は短くなります。
葺き替え:1週間~10日程度
カバー工法:5日~1週間程度
また、工事期間中も普段と変わらない生活ができるので、ストレスも少ないでしょう。
費用を抑えられる
カバー工法の最大のメリットは、工事費用を安く抑えられることです。
古い屋根材の撤去・処分費用がかからず、工期も短縮できるため、トータルコストを大幅に削減できます。
アスベストを含む屋根材でも、撤去しないため追加の処分費用がかからない点もメリットです。
遮音性・断熱性がアップする
屋根が二重構造になることで、遮音性・断熱性の向上が期待できます。
特に金属屋根は雨音が気になることがありますが、既存の屋根材がクッションの役割をすることで、室内に音が伝わりにくくなります。
また、空気層が増えるため断熱効果が高まり、夏は涼しく冬は暖かい環境を保てることもメリットです。
冷暖房費の節約効果にも期待ができるでしょう。
屋根カバー工法のデメリット

・屋根材の選択肢が少ない
・下地の点検・補修ができない
・葺き替えよりも寿命が短い
・耐震性が低下する恐れがある
・将来のメンテナンスコストが高くなる
屋根材の選択肢が少ない
屋根が重くなりすぎると建物への負荷が増し、耐震性にも影響するため、選択肢は主に軽量な金属製の屋根材に限られます。
重量のある瓦やスレートなどは選べません。
また、屋根のデザインや凹凸、勾配などによっても、ご希望の屋根材を選べないケースがあります。
下地の点検・補修ができない
既存の屋根材を撤去しないため、野地板や垂木などの下地の状態を直接確認できません。
もし下地に腐食や損傷があっても発見できず、将来的に大きな問題に発展するリスクがあります。
雨もりが発生している場合や、下地の劣化が疑われる場合には、カバー工法を避けた方がよいでしょう。
また、施工後に下地の問題が発覚した場合、二重の屋根を撤去して補修する必要があり、結果的に高額な修繕費用がかかる可能性があります。
葺き替えよりも寿命が短い
カバー工法で施工した屋根の寿命は、葺き替えより5~10年ほど短い傾向があります。
既存の屋根材や防水シート、下地材の劣化が進み続けることが主な原因です。
メンテナンス頻度が高くなる可能性があることも考慮し、慎重に検討しましょう。
耐震性が低下する恐れがある
屋根の重量が増して建物の重心が高くなると、地震の際に揺れが大きくなる可能性があります。
特に築年数が古い住宅や、もともと重い屋根材を使用している建物では、耐震性が低下する恐れがあるため注意が必要です。
場合によっては、屋根の下地や建物の構造を補強する工事が必要になることもあります。
将来のメンテナンスコストが高くなる
カバー工法を行った屋根を次回リフォームする際には、二重になった屋根材をすべて撤去して葺き替える必要があります。
そのため解体・撤去・廃材処理費などが倍増し、工期が長くなることで人件費も高額になりがちです。
また、下地の劣化が進行している可能性が高く、大がかりな改修工事になることが予想されます。
今回のリフォーム費用を安く抑えられても、将来的に高額なメンテナンス費用がかかる可能性が高いでしょう。
あと何年住む予定かも考慮して判断することが重要です。
屋根を葺き替えるメリット

・屋根が完全に新しくなる
・耐震性を高められる
・屋根材の選択肢が多い
屋根が完全に新しくなる
葺き替え工事では、屋根材だけでなく防水シートや断熱材、野地板などの下地も補修・交換ができるため、屋根の性能が新築時と同等まで回復します。
防水シートの寿命は20年程度です。
屋根リフォームの際に交換しておくことで、雨もりのリスクを大幅に軽減できます。
完全リニューアルにより、今後20~30年は大規模な屋根のメンテナンスが必要ないでしょう。
耐震性を高められる
今よりも軽い屋根材を選ぶことで、耐震性を高めることもできます。
例えば、日本瓦から軽量なガルバリウム剛板に変更した場合、屋根の重さが10分の1程度まで軽くなり、地震時の建物への負担が大幅に軽減されます。
また、野地板の補強工事を同時に行うことで、屋根の強度を向上させることも可能です。
屋根材の選択肢が多い
カバー工法の場合は選択できる屋根材の種類が限られますが、葺き替え工事では比較的自由に選択できます。
また、太陽光パネルの設置を検討している場合にも、適した屋根材(ガルバリウム剛板など)への変更が可能です。
屋根材ごとの耐久性や価格は、以下の表を参考にしてみてください。
|
屋根材 |
耐用年数 |
単価 (㎡) |
|
日本瓦 |
50〜100年 |
9,000〜1万2,000円 |
|
セメント瓦 |
30〜40年 |
5,000〜8,000円 |
|
ガルバリウム |
25〜35年 |
6,000〜9,000円 |
|
スレート |
15〜25年 |
4,000〜8,000円 |
|
アスファルト |
15〜25年 |
6,000〜8,000円 |
|
トタン |
10〜20年 |
5,000〜6,000円 |
屋根を葺き替えるデメリット

・費用が高い
・工期が長い
費用が高い
古い屋根材を解体・撤去・処分する必要があるため、費用が高くなります。
また、2004年以前に製造されたスレート屋根にはアスベストが含まれている可能性があり、飛散防止対策や処分費用として20万~40万円程度の追加料金がかかります。
ただ、アスベストの処分費用は年々高くなっているため、先送りにすると将来的にはさらに高額な費用がかかる可能性が高いでしょう。
工期が長い
カバー工法よりも工程が多いため、工期が2~3日ほど長くなります。
また、作業が天候に左右されやすく、梅雨や台風シーズンにはさらに延びる可能性があります。
日常生活にも影響するため、できるだけ短くしたい場合は、春や秋など気候が安定している時期を選ぶとよいでしょう。
【選び方ガイド】葺き替えとカバー工法どっちが正解?
以下のような場合には、カバー工法が有効です。
・15~20年程度で住み替えを検討している
・今回のリフォーム費用を安く抑えたい
・雨もりや下地の劣化がない
一方、以下のような場合には葺き替え工事を検討した方がよいでしょう。
・築30年以上
・屋根の劣化がひどい
・雨もりしたことがある
・屋根材を自由に選びたい
・今の家に長く住み続けたい
・太陽光パネルの設置を検討している
・将来的なリフォーム費用を抑えたい
長く住む予定なら、基本的には葺き替えがおすすめです。
今回のリフォーム費用は高くなりますが、屋根の問題を根本から解決できるため、長期的に見れば経済的と言えるでしょう。
なお、以下のようなケースではカバー工法が使えないため、葺き替え工事を行うことになります。
・瓦屋根
表面が平らでない瓦屋根には、カバー工法の施工が困難です。また、瓦自体が重いため、さらに屋根材を重ねて重量が増すと地震の際に倒壊する恐れがあります。
・下地が劣化している
雨もりなどで防水シートや下地材が劣化している場合には、上から新しい屋根材を重ねても根本的な解決にはなりません。後に深刻なダメージへと発展する恐れがあるため、葺き替え工事による下地の補修・交換が必要です。
・屋根の勾配が緩すぎる
カバー工法では主に金属製の屋根材が使用されますが、一部の金属屋根は勾配が緩すぎる屋根に適さないことがあります。
・すでにカバー工法を施工済み
カバー工法ができるのは1度限りです。どれだけ軽い屋根材を使用しても、三重構造になると建物が重さに耐えられないためです。カバー工法済みの屋根のリフォームでは、既存の二重屋根を撤去して葺き替える必要があります。
まとめ|岡山市で屋根の葺き替え工事をするならベストホームへ!
今回は、屋根の葺き替えとカバー工法の違いや費用相場、選び方のポイントなどをご紹介しました。
カバー工法の方が費用は安く抑えられますが、長く住む予定であれば葺き替えをおすすめします。
葺き替え工事なら屋根の問題を根本から解決し、耐震性を高めることも可能です。
ただ、既存屋根の状態や屋根材の種類によっては選択肢が限られることもあるため、まずは点検を受けてみましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なリフォーム方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
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【30坪住宅の屋根葺き替え工事】費用相場・工程・安く抑えるコツまで徹底解説

「30坪の家の屋根葺き替え費用はどれくらいなんだろう?」「できるだけ安く抑えたい」「工事には何日くらいかかる?」と、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、30坪住宅の葺き替え費用や安く抑えるコツ、工事の工程、日数などを紹介しています。
葺き替え工事で使われる屋根材6種類の特徴やメリット・デメリットも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
30坪住宅の屋根葺き替え費用と内訳
一般的な30坪戸建て住宅の屋根葺き替え費用は、100万~260万円が相場です。
ただし、実際の料金は屋根の状態や使用する屋根材の種類などによって変動します。
見積もりの際に提示された金額が妥当か判断できるよう、内訳も把握しておきましょう。
|
内容 |
費用目安 (30坪) |
|
|
足場 |
10〜20万円 |
|
|
防水シート |
3万〜9万円 |
|
|
下地補修 |
15万〜21万円 |
|
|
屋根の撤去 |
9万〜18万円 |
|
|
屋根の処分 |
9万〜18万円 |
|
|
新しい屋根材 |
24万〜72万円 |
|
|
棟板金 |
3万〜6万円 |
|
|
諸経費 |
15万〜50万円 |
|
|
合計 |
90万〜214万円 |
|
諸経費には、現場までの交通費や現場管理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されています。
なお、依頼した業者が屋根の葺き替え工事を外注している場合には、仲介手数料も含まれます。
屋根の葺き替え·葺き直し·カバー工法はどう違う?
屋根リフォームには、以下の3つの方法があります。
・葺き替え
・葺き直し
・カバー工法
それぞれにメリット・デメリットがあり、価格も大きく異なるため、よく理解した上で選択することが大切です。
葺き替えとは?
葺き替えは、既存の屋根材をすべて撤去して新しい屋根材に交換する工法です。
屋根材だけでなく野地板や垂木、防水シートといった屋根内部の状態も確認し、必要に応じて補修・交換を行います。
既存の屋根を撤去・処分する必要があるためカバー工法よりも費用は高くなりますが、強度低下や雨もりといったあらゆる屋根の問題を根本的に解決できることがメリットです。
葺き直しとは?
葺き直しは、既存の屋根材を一度すべて撤去して下地の補修・交換を行い、同じ屋根材を再度施工する方法です。
新しい屋根材の購入や廃材処理が不要なため、費用を大幅に安く抑えられます。
30坪住宅の葺き替えの費用が100万~260万円であるのに対して、葺き直しの費用は70万~110万円程度が相場です。
ただし、葺き直しができるのは屋根材自体の耐用年数が長い「日本瓦」のみです。
カバー工法とは?
カバー工法は、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねて張る方法です。
屋根材の撤去・処分が不要なため工期が短く、費用を大幅に安く抑えられます。
しかし、屋根が二重になると建物への負荷が増すため、選択肢が軽量な金属系サイディングに限定されます。
重心が高くなることで地震の揺れが増幅され、耐震性が低下する恐れもあります。
また、下地が劣化している場合や過去にカバー工法を行なっている場合には、カバー工法が選択できません。
費用面だけで考えれば魅力的ですが、長く住む予定の場合は葺き替えを選択した方がよいでしょう。
30坪住宅の屋根葺き替え費用に影響する8つの要因

・建物の高さ
・既存屋根の撤去費用
・屋根材の種類
・屋根の面積
・屋根の勾配
・屋根の劣化状態
・立地
・施工会社
建物の高さ
建物が高くなるほど、より頑丈な足場が必要になります。
また、足場を設置する面積も増すため、材料費や組み立て・解体費用が高くなる傾向があります。
2階建てと3階建てでは、10万~20万円ほどの差になるでしょう。
既存屋根の撤去費用
以前にカバー工法を行っている場合は、2重の屋根を解体して廃材を処分する必要があります。
通常の1.5~2倍程度の撤去費用がかかるでしょう。
また、アスベストを含むスレート屋根を撤去する際には、飛散防止対策や処分費用として20万~40万円の追加料金がかかります。
屋根材の種類
屋根の葺き替え費用にもっとも大きく影響するのが、屋根材の種類です。
どの屋根材を選ぶかによって、材料費や施工費用が異なります。
例えば、スレートは4,000円/㎡~ですが、日本瓦は1万2,000円/㎡を超えることもあり、その差は3倍以上です。
また、重い屋根材を使用する場合は、下地の補強工事が必要になることもあるため、さらに多くの費用がかかります。
屋根の面積
同じ坪数の家でも、建物の形状やデザインによって屋根の面積が異なります。
面積が大きくなるほど材料費や施工費が増えるため、費用が高くなります。
30坪戸建て住宅の屋根面積の目安は55~65㎡程度です。
ご自宅のおおまかな屋根面積は「1階の床面積×1.5」で求められます。
例えば、1階の床面積が40㎡だった場合、40×1.5=60㎡となります。
屋根の勾配
勾配がきつくなるほど屋根の面積は大きくなります。
また、勾配が6寸を超えると職人がすべって作業ができないため、屋根の上にも足場の設置が必要です。
施工面積と足場の面積が増えるため、材料費や施工費が通常よりも高くなります。
屋根の劣化状態
下地の野地板や垂木の劣化が進んでいる場合には、補修や交換が必要となり、費用が増加します。
雨もりが発生している屋根では、水分や湿気で下地が腐食している可能性が高いでしょう。
軽微な補修なら15万~20万円程度で済みますが、全体的に交換する場合には50万円以上かかるケースもあります。
立地
道路の幅が狭い場合は、手作業で材料や廃材を搬入·搬出する必要があるため、追加料金が発生する可能性があります。
また、離島や山奥などでは、資材の運搬費や出張費、宿泊費などがかかることも考えられます。
施工会社
屋根の葺き替え工事は、以下のようにさまざまな会社が請け負っています。
・工務店
・リフォーム会社
・屋根塗装会社
・ハウスメーカー など
それぞれ料金体系が異なるため、比較検討することが重要です。
金額だけでなく「屋根の葺き替え工事の経験が豊富か」も確認して選びましょう。
30坪住宅の葺き替えにはどんな屋根材がおすすめ?種類別の費用と特徴

屋根の葺き替え工事では、カバー工法と比べて選択できる屋根材の種類が豊富です。
ただ、基本的には今と同じか、より軽い屋根材を選んだ方がよいでしょう。
屋根を軽くすることで建物の重心が下がり、地震時の揺れを軽減できるためです。
例えば、日本瓦からガルバリウム剛板などの金属屋根に葺き替えると、10分の1程度にまで軽量化できます。
屋根材ごとの価格と耐用年数は、以下の表を参考にしてみてください。
|
屋根材 |
単価 (㎡) |
50坪の費用相場 |
|
日本瓦 |
9,000〜1万2,000円 |
100万〜130万円 |
|
軽量瓦 |
7,000〜1万2,000円 |
75万〜130万円 |
|
ガルバリウム |
6,000〜9,000円 |
65万〜100万円 |
|
スレート |
4,000〜8,000円 |
45万〜90万円 |
|
アスファルト |
6,000〜8,000円 |
65万〜90万円 |
|
トタン |
5,000〜6,000円 |
55万〜65万円 |
各屋根材の特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
日本瓦
日本瓦の最大のメリットは、耐久性が高いことです。
塗装も不要で、メンテナンス次第では100年以上使い続けられます。
割れや欠けが起こった場合に、部分的な補修ができることもメリットです。
しかし、非常に重いため、スレートやアスファルトシングル、金属などの軽い屋根材から瓦への葺き替えはできません。
建物が屋根の重さに耐えられず、倒壊する恐れがあるためです。
軽量瓦
軽量瓦はセメントや樹脂などを原料としており、日本瓦より軽量でありながら耐久性も高いことが魅力です。
日本瓦から軽量瓦へ葺き替えることで、屋根の重さを3分の2~半分程度に軽減できます。
建物への負荷が減って重心が下がるため、地震の揺れも軽減できるでしょう。
和風の外観を維持しながら、耐震性も高めたい方に向いています。
ガルバリウム剛板
ガルバリウム剛板は、非常に軽量で耐震性に優れています。
施工しやすく耐久性も高いことから、多くの住宅の屋根リフォームで選ばれています。
ただ、薄い金属板のため衝撃に弱く、へこみやすいことが難点です。
傷やへこみを放置するとサビが発生する可能性があるため、早めに補修を行う必要があります。
スレート
スレートはコロニアルやカラーベストとも呼ばれており、軽量で建物への負担が少なく価格も安いため、多くの住宅で使われています。
色やデザインが豊富なことも特徴です。
ただ、非常に薄い素材のため、経年劣化や衝撃によりひび割れや欠けが発生しやすい傾向があります。
また、ガルバリウムやセメント瓦に比べて耐用年数が短く、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。
アスファルトシングル
アスファルトシングルはガルバリウム剛板に次いで軽く、柔軟性が高いため地震によるひび割れが起こりにくい屋根材です。
複雑な形状の屋根にも対応可能で、カラーバリエーションやデザインが豊富なことも特徴です。
ただ、カビやコケが生えやすく強風に弱いため、立地によってはメンテナンスに手間がかかる可能性があります。
トタン
トタン屋根は軽量で価格が安く、施工も簡単ですが、断熱性や遮音性が低く、サビやすいことが難点です。
耐用年数も短いため現在ではあまり使われることがなく、ガルバリウム剛板に置き換わってきています。
ただ、長く住み続ける予定がないなどの理由で費用を最小限に抑えたい場合には、選択肢の一つとなり得ます。
30坪住宅の屋根葺き替えの見積もりでチェックすべき14項目

1. ていねいに屋根の点検を行っているか
2. 「建設許可」があるか
3. 見積額が相場からかけ離れていないか
4. 具体的な製品名や単価が記載されているか
5. 「坪」ではなく「平米」で記載されているか
6. 諸経費が多すぎないか
7. 打ち合わせの内容が反映されているか
8. 屋根葺き替え工事の経験が豊富か
9. 保証やアフターサービスがあるか
10. クーリング·オフについて説明はあったか
11. 追加料金の有無
12. キャンセル料はかかるか
13. 極端な値引きをしていないか
14. 契約を急かさないか
1. ていねいに屋根の点検を行っているか
適切な見積もりを出すには、屋根の状態を正確に把握することが不可欠です。
5~10分程度の目視だけで見積もりを出す業者や、そもそも点検を行わない業者は避けた方が賢明です。
工事が始まってから深刻な劣化症状が見つかって追加料金を請求されたり、施工不良を起こしたりする恐れがあります。
2. 「建設業許可」があるか
500万円未満の工事は建設業許可がなくても請け負えますが、取得するには一定の実績や資本、誠実性などが求められるため、信頼性を判断する目安となります。
許可を取得しているかどうかは、業者のホームページや国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で確認できます。
3. 見積額が相場からかけ離れていないか
屋根葺き替え工事の費用は、一般的な30坪戸建て住宅で100万~260万円が相場です。
ここから大きく外れていないかを確認しましょう。
極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。
高すぎる場合には、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。
安すぎる場合には、手抜き工事や追加請求、低品質な材料の使用といったリスクが考えられます。
4. 具体的な製品名や単価が記載されているか
「屋根葺き替え工事 一式」などのように詳細がわからない場合は必ず内訳を確認し、見積書に記載してもらいましょう。
信頼できる見積書には、使用する屋根材の製品名やメーカー名、単価、施工面積などが明記されています。
製品名がわかれば、ご自身で価格や性能を調べて適正かどうかを判断できます。
5. 「坪」ではなく「平米」で記載されているか
屋根葺き替え工事では、施工面積を「平米」で記載するのが一般的です。
同じ坪数の住宅でも、屋根の形状や勾配によって面積が異なるためです。
「坪」表記の場合、業者が実際の面積を正確に把握できていないために途中で材料が不足したり、あいまいな計算で過剰請求されたりする恐れがあります。
6. 諸経費が多すぎないか
諸経費には現場までの交通費や出張費、現場管理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されます。
目安は工事費全体の10~30%程度です。
大幅に超えている場合は、不当な利益や高額な外注費が上乗せされている可能性があるため、どのような費用が含まれているのか尋ねてみましょう。
あいまいな回答で納得できない場合は、別の業者を探した方がよいかもしれません。
7. 打ち合わせの内容が反映されているか
見積書は工事の内容を証明する重要な書類です。
打ち合わせの内容が正確に反映されているか、必ず確認しておきましょう。
口頭での約束が書面に残っていないと、「言った、言わない」のトラブルになることがあります。
8. 屋根葺き替え工事の経験が豊富か
屋根の葺き替えは、非常に専門性の高い工事です。
ホームページやSNSで施工件数・施工事例・口コミなどをチェックし、経験豊富な業者へ依頼しましょう。
経験の浅い業者に依頼すると、施工不良による雨もりや再工事のリスクが高まります。
9. 保証やアフターサービスがあるか
工事後の保証についても確認しておきましょう。
万が一施工不良が起こっても、保証期間内であれば無償で補修してもらえる可能性があります。
保証期間は業者によって異なりますが、5~10年程度が一般的です。
また、定期点検などのアフターフォローがあるかも重要なポイントです。
劣化症状を早期発見・早期対処することで、将来的な補修コストを安く抑えられます。
10. クーリング・オフについて説明はあったか
訪問販売や電話勧誘で契約した場合、8日以内であればクーリング・オフ制度により無条件で解約できます。
業者には説明と契約書への記載義務がありますが、悪質業者は故意に行わなかったり、「屋根の葺き替えは対象外です」と嘘の説明をしたりすることがあります。
このような業者は避けた方が無難です。
なお、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、店舗に出向いて契約した場合は対象外です。
11. 追加料金の有無
事前にしっかりと点検している場合、追加料金が発生することはほとんどありません。
しかし、葺き替え工事では、まれに屋根をはがした後で予期せぬ下地の劣化が見つかることがあります。
万が一追加料金が発生した場合には、必ず見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約を結ぶことが大切です。
12. キャンセル料はかかるか
キャンセル料の有無や、発生するタイミング、金額の目安について把握しておくことも重要です。
一般的に、材料の発注後や職人の手配後にはキャンセル料が発生する可能性があります。
契約書に明記されているかも確認しておきましょう。
13. 極端な値引きをしていないか
「足場代0円」「今なら半額」といった値引きを提案された場合には要注意です。
適正価格で見積もりを出している優良業者は、大幅な値引きをする余裕がありません。
できたとしても総額の5~10%程度が限度でしょう。
極端な値引きができる業者は、最初に高額な金額を提示していたり、手抜き工事や低品質な材料の使用で利益を出そうとしていたりする可能性があります。
14. 契約を急かさないか
「この価格で工事できるのは今だけ」「すぐに葺き替えをしないと危険」など、契約をせかす業者に注意しましょう。
屋根の葺き替えは高額な工事のため、他社と比較したり家族と相談したりする時間を十分に取ることが大切です。
信頼できる業者なら快く待ってくれるはずです。
30坪住宅の屋根を葺き替えるタイミング

屋根の葺き替えが必要なタイミングは、既存の屋根材の種類によって異なります。
|
屋根材 |
耐用年数 |
|
日本瓦 |
50〜100年 |
|
軽量瓦 |
30〜50年 |
|
セメント瓦 |
30〜40年 |
|
ガルバリウム |
25〜35年 |
|
スレート |
15〜25年 |
|
アスファルト |
15〜25年 |
|
トタン |
10〜20年 |
日本瓦は50年以上もちますが、スレートやアスファルトシングルは25年程度で寿命を迎えます。
ただし、上記は定期的に洗浄や塗り替えを行なっていた場合の目安です。
メンテナンス状況や立地環境によっては劣化が早まり、耐用年数内でも屋根材がダメージを受けている可能性があります。
屋根の葺き替えが必要な劣化症状
以下のような劣化症状が出ている場合には、葺き替えを検討した方がよいでしょう。
・広範囲に広がるコケや藻
・広範囲に広がるサビ
・屋根材の浮きや反り
・屋根材のひび割れや欠け
・雨もりの発生
広範囲に広がるコケや藻
広範囲に広がるコケや藻は、屋根材の防水機能が低下しているサインです。
コケや藻が付着した屋根は常に湿った状態になるため、急速に劣化が進みます。
塗装で補修できる可能性もありますが、屋根材自体の劣化が進行している場合は葺き替えを行った方がよいでしょう。
広範囲に広がるサビ
部分的なサビであれば除去+塗装で対処できますが、広範囲に広がっている場合は葺き替えが必要です。
放置していると屋根材に穴があき、雨もりにつながる恐れがあります。
屋根材の浮きや反り、ズレ
屋根材の浮き・反りは、経年劣化や下地の変形によって生じます。
すき間から雨水が入り込んで下地の腐食や雨もりにつながる恐れがあるので、部分補修で対応できないほど広範囲に及ぶ場合は葺き替えを行いましょう。
また、棟板金の浮きや瓦のズレが起こると強風時に屋根材が飛散する危険があるため、早急に対処が必要です。
屋根材のひび割れや欠け
スレートや瓦はひび割れ・欠けが起きやすい傾向があります。
物がぶつかって一部だけが割れている場合は部分交換で対処できますが、複数箇所に症状が出ている場合は屋根材全体が寿命を迎えているサインです。
放置しているとすき間から雨水が浸入する恐れがあるため、早急に葺き替えを行った方がよいでしょう。
雨もりの発生
雨もりが発生して天井や壁にシミ・水滴ができている場合は、屋根材だけでなく下地や防水シートまで腐食している可能性が高いでしょう。
時間が経つほど被害が広がり、湿気で柱や梁が腐食したり、カビやシロアリが発生したりするリスクが高くなります。
すぐにでも専門業者の点検を受け、葺き替えを行うことをおすすめします。
30坪住宅の屋根葺き替え工事にかかる日数
30坪住宅の屋根葺き替え工事にかかる日数は、1週間~10日程度が目安です。
天候や屋根の状態、職人の人数などによって変動しますが、一般的なスケジュールは以下のとおりです。
1日目:足場・飛散防止ネットの設置
2~3日目:既存の屋根材を撤去
4日目:下地補修
5日目:防水シートの設置
6~8日目:新しい屋根材を設置
9日目:役物を設置
10日目:完了検査・廃材撤去
11日目:足場の解体・清掃
梅雨や台風シーズンには、雨や風の影響で大幅に工期が延びる可能性があります。
できるだけ短くしたい場合は、春や秋など天候が安定している時期がおすすめです。
各工程の詳細を見ていきましょう。
足場・飛散防止ネットの設置
足場と飛散防止ネットは、職人の安全確保と近隣への廃材・ほこり飛散防止に不可欠です。
足場材には鉄製の板やパイプが使われるため、設置の際には騒音が発生します。
トラブルを回避するために近隣へは事前にスケジュールを伝え、あいさつを済ませておきましょう。
既存の屋根材を撤去
既存の屋根材をはがして廃材を搬出します。
屋根の撤去時にも騒音や粉塵が発生するため、注意が必要です。
特に古いスレート屋根を撤去する際にはアスベストが飛散する恐れがあるので、絶対に窓を開けないようにしましょう。
下地補修
下地(野地板や垂木)の状態を確認し、必要に応じて交換や補修を行います。
下地をしっかり整えることが、屋根を長持ちさせる重要なポイントです。
予期せぬ劣化が見つかった場合には、追加費用が発生する可能性があります。
防水シートの設置
補修した下地の上に防水シートを設置します。
防水シートは雨水の浸入を防ぐ最後の砦です。
耐用年数が短いと数年で交換が必要になるため、葺き替え時には耐用年数の長いものを選びましょう。
新しい屋根材を設置
防水シートの上に新しい屋根材を施工します。
この工程が工事全体の中でもっとも長く、屋根材の種類や面積、勾配などによって変動しますが、2~3日はかかるでしょう。
役物を設置
屋根材の施工が完了したら、仕上げに役物を取り付けます。
役物とは、屋根の頂上や端・軒先などに設置する専用部材のことです。
屋根材のすき間から雨水が侵入するのを防ぎ、見た目を美しく整えます。
完了検査・廃材撤去
工事が完了したら、施主さまと業者とで仕上がりの確認を行います。
打ち合わせ通りに施行されているか、汚れや屋根材のズレはないかなど細部までチェックし、気になることがあればその場で遠慮なく伝えましょう。
足場の撤去後では、すぐに対応してもらえない可能性があります。
足場の解体・清掃
仕上がりに問題がなければ、足場を撤去して清掃を行います。
工事完了後には保証書を受け取り、大切に保管しておきましょう。
30坪住宅の屋根葺き替え費用を安く抑えるコツ

・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・外壁と一緒にメンテナンスをする
・適切なタイミングでメンテナンスを行う
・火災保険を利用する
・補助金や助成金を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や屋根材の種類、工法などが妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。
金額だけでなく、実績や信頼性、保証、アフターフォローなどさまざまな点を考慮して選ぶことが重要です。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、屋根の葺き替え工事を外注している可能性が高く、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社施工の会社では余計な費用がかかりません。
町の工務店や地域に密着した屋根リフォームの会社を探し、ホームページで職人が在籍しているか確認してみましょう。
外壁と一緒にメンテナンスをする
外壁のメンテナンス時期も近づいている場合は、同時に補修を行うことで足場や養生などの重複費用が1回分で済みます。
別々に行うより10万~数十万円の節約になるでしょう。
また、工期の短縮も期待できるため、日常生活への影響も最小限に抑えられます。
適切なタイミングでメンテナンスを行う
劣化症状を放置してダメージが進行すると、屋根だけでなく建物全体の補修が必要になる可能性があります。
雨もり修理やカビの除去、シロアリ駆除、柱の交換などには高額な費用がかかるため、被害が拡大する前に食い止めることが重要です。
定期的にプロの点検を受け、適切なタイミングでメンテナンスを行いましょう。
火災保険を利用する
台風や落雷などの自然災害が原因で屋根の葺き替えが必要になった場合には、火災保険の対象となる可能性があります。
適用条件や金額は加入している保険によって異なるので、保険会社へ相談してみましょう。
補助金や助成金を利用する
自治体によっては、屋根の葺き替え工事に補助金や助成金を利用できるところがあります。
ホームページなどで対象かどうか確認し、必ず着工前に申請手続きを行いましょう。
※残念ながら、岡山市は対象外です
【Q&A】屋根の葺き替え工事でよくある質問

・住みながら屋根の葺き替え工事はできる?
・太陽光パネルを設置している屋根の葺き替えはどうする?
・屋根の葺き替えにおすすめの時期は?
・葺き替え工事中に洗濯物を外に干せる?
住みながら屋根の葺き替え工事はできる?
基本的には住みながら葺き替え工事を受けられます。
室内への影響は限定的なので、仮住まいに移る必要はほとんどありません。
ただし、1~2週間は騒音・振動・ほこりなどが発生する可能性があります。
太陽光パネルを設置している屋根の葺き替えはどうする?
太陽光パネルが設置されている屋根を葺き替える場合、一時的にパネルを取り外す必要があります。
取り外しや再設置は太陽光設備の専門業者が行うため、事前に連絡しておきましょう。
20万~30万円程度の追加費用が発生します。
屋根の葺き替えにおすすめの時期は?
屋根の葺き替え工事に向いている時期は春と秋です。
天候が安定しているため工期の遅れが少なく、施工不良も起こりにくいでしょう。
一方、梅雨や台風シーズンは雨や風による中断が多いため、避けた方が無難です。
また、親戚が多く集まる年末年始やお盆の前には予約が集中しやすいので、早めに相談しておくことをおすすめします。
葺き替え工事中に洗濯物を外に干せる?
葺き替え工事中は、基本的に洗濯物の外干しができません。
特に屋根材を撤去する際には細かい破片やほこりが飛散して洗濯物が汚れる恐れがあるため、コインランドリーや乾燥機、浴室乾燥などを利用した方がよいでしょう。
ただ、工程によっては外干しができる日があるかもしれないので、業者へ確認してみてください。
まとめ|岡山市で屋根塗装をするならベストホームへ!
今回は、30坪住宅の屋根葺き替え費用や安く抑えるコツ、おすすめの屋根材などをご紹介しました。
定期的に塗り替えなどのメンテナンスを行なっていても、多くの屋根材は新築から30年前後で寿命を迎えます。
ひび割れやサビ、はがれなどが発生している場合には、そろそろ葺き替えが必要です。
劣化症状を放置していると雨もりが発生し、最悪の場合には家の寿命を縮めることにもなりかねないため、まずは点検を受けてみましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
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