プロが解説【防水工事の単価表と費用相場】高くなる要因や安く抑えるコツも解説


ご自宅の防水工事を検討する際、もっとも気になるのが「費用はどれくらいかかるのか?」という点ではないでしょうか。

防水工事には複数の工法があり、それぞれ価格や耐用年数が大きく異なります。

そこでこの記事では、防水工事5種類の単価表や、費用が高くなる要因をわかりやすく解説します。

安く抑えるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

防水工事5種類の単価表


屋上やベランダの防水工事の工法は主に
5種類あり、単価はそれぞれ以下のとおりです。

工法

単価 ()

耐用年数

トップコート塗装

2,0003,000

510

ウレタン防水

4,0006,000

810

シート防水

4,0008,000

1015

FRP防水

6,0008,000

1015

アスファルト防水

7,0001万円

1525


一般的に単価が高い工法ほど、耐用年数も長い傾向があります。

今回の工事費用は高くなりますが、メンテナンスの頻度を減らすことで将来的な補修費用を抑えられる可能性があるため、長期的な視点で検討することも大切です。

各工法について詳しく見ていきましょう。

トップコート塗装


トップコート塗装は、劣化した表面の塗装のみを塗り替えるメンテナンス方法です。

紫外線や雨による劣化から防水層を守り、寿命を長持ちさせる役割を果たします。

単価は防水工事の中でもっとも安く、一般的な大きさのベランダ(約20㎡)であれば5万~7万円程度で施工できるでしょう。

ただし、防水層自体の劣化が激しく大きなひび割れや雨もりが発生している場合には、トップコート塗装だけでは補修できません

防水層の補修工事が必要になると
2倍以上の費用がかかるため、ダメージが進行する前にトップコートの塗り替えを行うことが大切です。

ウレタン防水


ウレタン防水は、液状のポリウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成する工法です。

軽量でつぎ目がなく、複雑な形状にも対応できることから、屋上やベランダ、通路などさまざまな場所に使われています。

既存の防水層の上から重ね塗りができるので、撤去費用がかからないこともメリットです。

ただ、手作業で塗装するため、仕上がりの美しさや耐久性が職人の技術力に左右されます。

またウレタンは紫外線に弱く、トップコート塗装が欠かせません。

シート防水


シート防水は、塩化ビニールやゴム製の防水シートを下地に貼り付けて防水層を形成する工法です。

工場で製造されたシートを使用するため品質が安定しており、広い面積でも短期間で施工できることが特徴です。

摩擦や紫外線に強く耐久性が高いため、頻繁に使用する屋上やベランダなどにも向いています。

ただ、シートを貼り合わせて施工するため、複雑な形状や凹凸のある面には向きません。

また、シートのつぎ目のシーリングが適切に施行されていないと、漏水するリスクがあります。

なお、塩化ビニールシートはトップコート不要ですが、より耐久性を高めるために塗装することも可能です。

FRP防水


FRP
(繊維強化プラスチック)防水は、ガラス繊維にポリエステル樹脂を浸透させ、硬化剤で固めてつぎ目のない防水層を形成する工法です。

軽量で建物への負担が少なく衝撃や摩擦にも強いことから、使用頻度の高いベランダの防水工事に特に適しています。

一方で、硬化後はプラスチックのように硬く伸縮性がないため、ひび割れやすい点がデメリットです。

地震の多い地域や幹線道路沿いの建物、木造住宅の広い屋上などにはあまり向きません。

アスファルト防水


アスファルト防水は、熱で溶かしたアスファルトとシートを交互に重ねて防水層をつくる工法です。

5つの工法の中でもっとも耐久性が高く、屋上や陸屋根など面積が広い箇所の施工にも適しています。

ただ、重量があるため建物への負荷が大きくなります。

また、施工が難しく職人の技術力によって仕上がりに大きな差が出るため、業者選びが重要なポイントです。

外壁塗装·屋根塗装による防水工事の費用相場


「住宅の防水機能を高める」という意味では、屋根塗装や外壁塗装も防水工事に含まれます。

一般的な302階建て住宅の外壁塗装の費用は60万~100万円屋根塗装は40万~60万円程度が相場です。

坪数ごとの目安は以下の表を参考にしてみてください。

【外壁塗装】

延べ坪数

塗装費用

20

40万~70万円

30

60万~100万円

40

80万~130万円

50

100万~160万円

60

120万~190万円

 

【屋根塗装】

延べ坪数

塗装費用

20

30万~40万円

30

40万~60万円

40

50万~80万円

50

60万~100万円

60

70万~120万円


上記はあくまで目安です。

実際の料金は屋根や外壁の劣化状態、使用する塗料の種類、施工会社などによって変動する可能性があります。

防水工事の単価が高くなる5つの要因


・立地
・施工箇所の劣化状態
・工法や使用する材料のグレード
・悪質業者による高額請求
・仲介手数料

立地


狭小地や傾斜地では、特殊な足場や工法が必要になるケースがあります。

また、道路幅が狭すぎて車両が通れない場合には資材の搬入・搬出を手作業で行う必要があるため、費用が高額になる傾向があります。

施工箇所の劣化状態


既存の防水層や下地の劣化が激しい場合には、通常の防水工事に加えて補修の費用もかかることがあります。

古い防水層を撤去して施工し直す場合には、撤去・処分の費用も加算されます。

また、雨もりが発生している場合には雨もり修理も必要です。

工法や使用する材料のグレード


工法ごとに費用が異なるのはもちろん、同じ工法でも使用する防水材のグレードによって材料費が変動します

たとえばシート防水では、ゴムシートよりも塩化ビニールシートを使った場合の方が
2割ほど高くなります。

ただ、価格が高いほど耐久性も高い傾向があるため、メンテナンス頻度を減らせるでしょう。

今回の工事費用だけでなく、将来的なメンテナンスコストも考慮して選択することが大切です。

悪質業者による高額請求


防水工事や外壁塗装の業界にも、残念ながら悪質な業者が存在します。

一般の方が防水工事の相場をよく知らないことを利用して高額な料金を請求するケースがあるため、業者選びは慎重に行いましょう。

「今ならキャンペーンで半額」「この場で契約すれば大幅値引きする」などと言って契約をせかしてくる場合、最初に提示された金額が相場を大幅に上回っている可能性があります。

仲介手数料


家を建てた時のハウスメーカーや大手のリフォーム会社へ依頼すると、防水工事を外注しているケースが多く、
10~30%程度の中間マージンが発生します。

一方、地域密着のリフォーム会社や工務店は自社で職人を抱えている可能性が高く、余計な費用がかからないため費用を安く抑えられます。

職人が在籍しているかどうかは、ホームページのスタッフ紹介などで確認できるはずです。

防水工事の単価を安く抑えるコツ


・相見積もりをする
・地元で長く営業している会社を選ぶ
・メンテナンスをまとめて行う
・定期的に点検を受ける
・適切な時期にトップコートの塗り替えを行う

相見積もりをする


相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。

1社だけの見積もりでは提示された金額や工法、工事内容が妥当か判断が難しいため、23社へ依頼してみるとよいでしょう。

相場と比較して極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。

安すぎる場合、手抜き工事や低品質な材料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。

地元で長く営業している会社を選ぶ


地元で長く営業している会社は、施工経験が豊富で信頼できる可能性が高いでしょう。

一方、不当な高額請求や手抜き工事をする悪質業者は、同じ場所で長く営業を続けられません。

高額請求や施工不良などのトラブルを避けるには、同じ地域で長年営業している会社を選ぶことが重要です。

また事業所と現場が近ければ、交通費や出張費も安く抑えられます。

メンテナンスをまとめて行う


屋上やベランダの防水工事が必要な時期には、外壁やコーキングも劣化している可能性が高いでしょう。

別々に行うとそのつど足場代や養生費用、出張費などがかかりますが、まとめて行えば
1回分で済みます。

特に高所の補修工事には足場が必要なため、同時施工することで
1030万円ほど節約できます。

定期的に点検を受ける


劣化が進むほど防水工事の費用が高くなるため、早期に問題に気づくことが大切です。

定期的に点検を受けることで劣化の兆候を早く発見でき、大規模な補修が必要になる前に対策を取れます。

適切な時期にトップコートの塗り替えを行う


ウレタン防水と
FRP防水にはトップコート塗装が欠かせません。

トップコートの塗り替えは
5~10年に1回程度が目安です。

ただし、ひび割れやチョーキング(表面を触ると手に白い粉がつく)現象が発生している場合には、早めに塗り替えを検討した方がよいでしょう。

適切なタイミングでトップコート塗装を行って防水層を長持ちさせることで、トータルのメンテナンス費用を抑えられる可能性があります。

まとめ|岡山市で防水工事をするならベストホームへ!


今回は、防水工事
5種類の単価表や、費用が高くなる要因、安く抑えるコツなどをご紹介しました。

防水工事の費用は、補修箇所の状態や施工会社などによって大きく変動します。

まずは地元の
2 3社へ点検と見積もりを依頼してみましょう。

ベストホームでは無料でていねいに点検し、自社の職人が責任をもって工事を行います。

岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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