屋根塗装

屋根のサビは放置すると危険!DIYで落とせる?補修方法や費用、予防策も解説


屋根のサビは見た目の問題だけでなく、建物全体の耐久性に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

軽度なサビであれば部分的な補修や屋根塗装で対応できますが、放置していると葺き替えなどの大掛かりな修繕が必要になるケースもあります。

高額な費用がかかるため、早めに対処することが大切です。

この記事では、屋根にサビが発生する原因や放置するリスク、補修費用などをご紹介します。

屋根のサビが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

屋根にサビが発生する原因


・塗膜の経年劣化
・もらいサビ
・施工不良・手抜き工事
・傷や金属部品の劣化
・環境要因

塗膜の経年劣化


金属製の屋根材はそのままだとサビやすいため、塗膜で保護されています。

しかし、経年劣化により塗膜にひび割れやはがれが起こると、金属が露出してダイレクトに雨の影響を受け、サビが発生しやすくなります。

塗膜の寿命は塗料の種類によって異なるため、以下の表を参考にしてみてください。

塗料の種類

耐用年数

アクリル

約3~8年

ウレタン

約5~10年

シリコン

約7~15年

フッ素

約12~15年

無機

約15〜20年


ただし、屋根材の種類や周辺環境、お手入れの状況によっては、上記の目安より劣化が早まることもあります。

もらいサビ


もらいサビとは、他の金属からサビが移ってくる現象です。

屋根に設置している金属製品だけでなく、飛来物が原因となることもあります。

【もらいサビの原因となるもの】
・照明
・アンテナ
・周囲の建物のサビ
・鳥が運んできた金属片 
・研磨作業で発生した鉄粉 など

施工不良・手抜き工事


新築やリフォームから
1年以内にサビが発生した場合は、施工不良もしくは手抜き工事の可能性が高いでしょう。

・塗料の選定ミス
・下地処理の不足
・塗装回数の不足
・防サビ剤の未塗布

などが考えられます。

施工不良や手抜き工事が原因の場合は、保証を受けられるはずです。

保証書の期限や内容を確認し、速やかに施工会社へ連絡しましょう。

傷や金属部品の劣化


飛来物がぶつかったりして傷がつくと、そこからサビが広がる可能性があります。

またクギやビスなど、屋根に使われている金属部品の劣化が原因となることもあります。

環境要因


海に近い地域では、塩害により屋根にサビが発生しやすい傾向があります。

塩害とは、海風で運ばれた塩分が屋根に付着し、塗膜の劣化や金属の腐食を引き起こす現象です。

また、日差しが強い地域や日当たりの良い立地では、紫外線や熱により塗膜の劣化が早まり、サビが発生しやすくなることもあります。

屋根のサビを放置するリスク


・屋根に穴があく
・雨もりが発生する
・家の寿命が短くなる

屋根に穴があく


サビは金属を腐食させます。

放っておくと屋根材に穴があいたり、破損したりする恐れがあります。

雨もりが発生する


サビて穴があいた部分から侵入した雨水が屋内にまで入り込むと、雨もりが起こります。

湿気がたまるとカビやシロアリが発生しやすく、健康被害や建物の耐久性低下にもつながりかねません。

また、雨もり修理やカビの除去、シロアリ駆除には高額な費用がかかります。

家の寿命が短くなる


雨もりは鉄筋コンクリートや柱、梁などの構造部分にダメージを与え、建物全体の寿命にも影響します。

最悪の場合は建て替えが必要になることもあるため、早急に対処することが重要です。

屋根のサビを補修する方法と費用


補修方法はサビの進行具合によって異なります。

サビの状態を大きく3つの段階に分けて、補修方法や費用を見ていきましょう。

・軽度のサビ
・中度のサビ
・重度のサビ

軽度のサビ


屋根の表面にわずかなサビがある状態です。

サビを削り落とす「ケレン作業」を行い、サビ止めと防水塗装を施します。

部分的なサビ除去と塗装の費用は、数万
~10万円程度が目安です。

中度のサビ


屋根材の一部が腐食している状態です。

サビが進行している部分の屋根材の補修または交換と、屋根全体の塗装が必要なケースが多いでしょう。

費用の目安は
40万~70万円程度(30坪戸建て住宅の場合)です。

重度のサビ


屋根全体にサビが広がり、穴が空いているところもある状態です。

塗装をしても意味がないため、「カバー工法」か「葺き替え」により屋根材を交換します。

カバー工法とは、傷んだ屋根の上から新しい屋根材を重ねる方法です。

既存の屋根の撤去・処分費用がかからないため葺き替えよりも安く抑えられますが、屋根の重みが増すことで耐震性に影響する可能性があります。

一方、葺き替えは傷んだ屋根を撤去して下地まで点検・補修を行い、新しい屋根材に交換する方法です。

費用は高くなりますが、屋根が完全に新しくなり耐震性にも影響しません。

屋根のダメージがひどく下地まで腐食している場合には、カバー工法が使えないため葺き替えを行います。

カバー工法の費用:60万~150万円程度
葺き替えの費用:70万~260万円程度

屋根に発生するサビの種類


ひと口に屋根のサビといっても、その種類はさまざまです。

サビの種類によって対処法が異なるため、それぞれの特徴を把握しておきましょう。

主なサビの種類は以下の
4つです。

・赤サビ
・白サビ
・黒サビ
・青サビ

赤サビ


赤サビは、鉄や鋼などの金属が酸素と水分に反応して生じるもっとも一般的なサビです。

赤褐色のザラついた見た目が特徴で、金属を内側から腐食させる性質があります。

放置すると屋根材の強度が大幅に低下したり、穴が開いたりする恐れがあるため、発見したら早めに対処しましょう。

屋根のサビといえば、赤サビを指すことがほとんどです。

白サビ


白サビは、ガルバリウム剛板などの亜鉛メッキ剛板に発生しやすいサビで、白いチョークの粉のような見た目が特徴です。

短期的には屋根の強度低下への影響はほとんどありませんが、外観が気になる場合は専用の除去剤で落としましょう。

湿気の多い環境や結露が発生しやすい箇所で繁殖する傾向があります。

黒サビ


黒サビは、鉄が高温で酸化した際に発生する酸化鉄の一種です。

赤サビとは異なる良性のサビで、金属表面を覆う保護膜の役割をすることにより腐食を食い止めます。

ただし、屋根材に自然発生する黒い変色は、黒サビではなくカビや藻であるケースが多いため、専門家に判断してもらいましょう。

また、黒サビがはがれた部分には赤サビが発生することがあるため、定期点検などの経過観察は必要です。

青サビ


青サビは銅が酸化することで生じるサビで、緑青(ろくしょう)とも呼ばれます。

青緑色の見た目が特徴で、銅製の屋根材や雨どいなどに発生します。

黒サビと同様に金属の腐食を抑える効果があるため、必ずしもすぐに対処する必要はないでしょう。

ただし、青サビが雨水に溶け出すと外壁や庭、玄関まわりなどに広がり、外観が悪くなる可能性があります。

屋根のサビ除去~塗装の流れと工期


屋根のサビ除去と塗装を行う場合の工期は、一般的な大きさの住宅で
1週間~10日程度が目安です。

【屋根のサビ除去~塗装の流れ】
足場設置
↓
高圧洗浄
↓
ケレン作業
↓
下地補修
↓
養生
↓
下塗り(サビ止め塗装)
↓
中塗り・上塗り
↓
完了検査
↓
足場撤去・清掃

それぞれの工程について、詳しく見ていきましょう。

足場設置


屋根上での作業には足場が不可欠です。

また、急勾配の屋根の場合は職人がすべって作業ができないため、屋根の上にも足場を組む必要があります。

金属の部材を組み立てる際に騒音が発生するので、トラブル回避のために近隣の方へは事前にスケジュールを伝え、あいさつをしておきましょう。

高圧洗浄


高圧洗浄機で屋根全体の汚れや古い塗膜、サビなどを洗い流します。

ご自身で高圧洗浄をする場合には水圧に注意しましょう。

塗膜や屋根材を傷つけたり、サビで穴があいた部分から浸水したりする恐れがあります。

ケレン作業


高圧洗浄で除去しきれなかった汚れやサビは、手作業で削り落とします。

汚れやサビ、古い塗膜などが残ったまま塗装すると、塗料が密着せず早々にはがれてしまう可能性があります。

下地補修


サビが進行して穴があいている場合には、部分的な補修や屋根材の交換が必要です。

クギの浮きなどがあれば打ち直しも行います。

雨もりが発生して防水シートや野地板まで傷んでいる場合には、塗装ではなく葺き替えが必要になるケースもあります。

養生


養生とは、塗装しない部分や汚れると困るものを保護する作業です。

外壁や窓ガラス、玄関ドア、エアコンの室外機などを、養生シートとテープで覆います。

下塗り(サビ止め塗装)


屋根塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの
3回塗りが基本です。

下塗り塗料には、サビを防ぐとともに中塗り・上塗り塗料の密着性を高める働きがあります。

屋根材や上塗り塗料の種類、屋根の状態などに応じて、最適なサビ止め塗料を選ぶことが重要です。

中塗り・上塗り


中塗り・上塗りでは基本的に同じ塗料を使用します。

2度塗り重ねることで塗膜の厚みを確保し、耐久性を高めます。

完了検査


塗装が完了したら、施工業者と施主さまとで仕上がり確認を行います。

塗り残しや汚れがないかしっかりと確認し、気になることがあればその場で伝えましょう。

足場を撤去してからでは、すぐに対応してもらえない可能性があります。

足場撤去・清掃


仕上がりに問題がなければ、足場を撤去して清掃を行います。

工事完了後は必ず保証書を受け取り、大切に保管しておきましょう。

万が一施工不良が起こっても、保証期間内であれば無償で対応してもらえる可能性があります。

屋根のサビはDIYで除去できる?


屋根のサビは
DIYでも除去できる可能性がありますが、高所作業には危険がともなうためおすすめできません。

軽度のサビを除去するにも、正しい知識やある程度の技術、専用工具などが必要です。

不適切な処置でサビが残ると短期間で再発したり、サビ止め処理や塗装が不完全だと逆に悪化したりするリスクもあります。

また、経年劣化している場合は表面のサビだけでなく、屋根内部もダメージを受けている可能性が高いでしょう。

新築や前回の塗装から
10年以上が経過している場合には、一度プロの点検を受けてみることをおすすめします。

屋根のサビを予防する方法


屋根のサビは「発生する前に防ぐ」ことも大切です。

そこで、予防方法を
3つご紹介します。

・屋根を洗浄する
・定期的に点検を受ける
・適切なタイミングで屋根塗装を行う

屋根を洗浄する


汚れや塩分は塗膜の劣化や金属の腐食を引き起こす原因となるため、屋根を洗浄してきれいな状態に保つことが大切です。

付着したばかりの汚れなら、ホースの水でも洗い流せるでしょう。

高圧洗浄機を使用する場合は、水圧に注意が必要です。

強すぎると塗膜や屋根材に傷がつき、逆にサビが発生しやすくなることがあります。

定期的に点検を受ける


定期的に点検を受けて屋根の傷や劣化を早期に発見することで、サビの発生や屋根材の腐食、穴あきなどを防げます。

症状が軽いうちに補修すれば、メンテナンス費用もグッと抑えられる可能性が高いでしょう。

適切なタイミングで屋根塗装を行う


屋根塗装にはサビ止めと防水の効果があります。

塗膜が劣化してひび割れやはがれを起こす前に塗り替えることで、サビを防いで屋根材を長持ちさせましょう。

一般的に屋根塗装のタイミングは
10~15年に1回程度とされていますが、使用している塗料や周辺環境、お手入れ状況によっても異なります。

屋根のサビ除去·塗装の費用を安く抑えるコツ


・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・地元の会社へ依頼する
・補助金や助成金を利用する

相見積もりをする


相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。

1社だけの見積もりでは提示された金額や作業内容が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。

塗装会社やリフォーム会社なら、サビの除去だけでなく塗装についても相談できます。

相場と比較して極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。

高すぎる場合には、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。

安すぎる場合には、手抜き工事や低品質な材料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。

自社施工の会社を探す


大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは屋根のサビ除去や塗装を外注しているケースが多く、
10~30%程度の仲介手数料が発生します。

一方、自社で職人を抱えている会社なら、仕上がりに直接影響しない余計な費用がかかりません。

ホームページのスタッフ紹介で、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認してみましょう。

地元の会社へ依頼する


地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。

また、地域の気候や特性もよく理解しているため、最適な塗料や工法を提案してもらえる可能性が高いでしょう。

何かトラブルが起こっても、すぐに駆けつけてもらいやすい点もメリットです。

補助金や助成金を利用する


屋根のサビ除去とあわせて屋根塗装も行う場合には、補助金や助成金を利用できる可能性があります。

対象となる工事内容や支給金額は自治体によって異なるため、役所の窓口やホームページなどでご確認ください。
※残念ながら岡山市は対象外です。

まとめ|岡山市で屋根リフォームをするならベストホームへ!


今回は、屋根にサビが発生する原因や放置するリスク、補修費用などをご紹介しました。

サビを放置していると、屋根材の劣化や雨もりにつながる恐れがあります。

家の寿命を縮めることにもなりかねないため、早めに対処することが大切です。

ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。

岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

屋根のサビ除去・リフォームの対応エリア


岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区

【太陽光パネルを設置している屋根の塗装方法3選】費用相場や安く抑えるコツも紹介


「太陽光パネルを設置している屋根は塗装できるの?」「外さないとダメなのかな?」「費用が高そう
…」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、太陽光パネルを設置している屋根でも塗装は可能です。

ただし、太陽光パネルを傷つけてしまうと高額な補修費用がかかるため、塗装方法や業者選びには注意が必要です。

この記事では、太陽光パネルを設置している屋根の塗り替え方法や費用相場、注意点をご紹介します。

安く抑えるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

太陽光パネルを設置した屋根に塗装が必要な理由


太陽光パネルの設置は屋根に負担がかかります。

塗膜の劣化により屋根の耐久性が低下するとパネルを支えられなくなる恐れがあるため、定期的な塗装で屋根を保護し、強度を保つことが重要です。

屋根塗装のタイミングは10~15年に1回程度が目安とされています。

ただ、塗膜が劣化するスピードは塗料のグレードや立地環境などによって異なります。

劣化症状が出ている場合には、耐用年数内でも屋根塗装を検討した方がよいでしょう。

屋根塗装が必要な劣化症状


・色あせが激しい
・塗装がはがれている
・塗膜にひび割れがある
・サビが発生している
・カビやコケ、藻が繁殖している など

色あせが激しい


激しい色あせは塗膜が経年劣化しているサインです。

放置しているとひび割れやはがれにつながるため、そろそろ屋根塗装を検討した方がよいでしょう。

塗装がはがれている


塗装がはがれている部分には防水機能が働いていません。

屋根材が雨の影響をダイレクトに受けて劣化が早まる恐れがあるため、早急に塗り替えを行いましょう。

放置していると屋根材自体が劣化し、交換が必要になる恐れがあります。

塗膜にひび割れがある


塗膜のひび割れからは、雨水が侵入する恐れがあります。

屋根材がダメージを受ける可能性があるため、そろそろ塗り替えが必要です。

軽度なひび割れであれば、下塗り塗料で補修できるでしょう。

サビが発生している


サビは一度発生すると自然に消えることはなく、雨や風で周囲へ広がっていきます。

最終的には屋根に穴が開き、下地の劣化や雨もりにつながる恐れがあるため、初期の段階で除去しておくことが需要です。

カビやコケ、藻が繁殖している


カビやコケ、藻は塗膜の防水機能が切れているサインです。

また、コケなどが付着すると常に湿った状態になり、そのままにしておくと更に塗膜の劣化が進みます。

高圧洗浄やバイオ洗浄で洗い落とし、屋根塗装を行いましょう。

なお、屋根材自体に割れや欠けがあったり、すでに雨もりが発生していたりする場合には、塗装では補修しきれません。

屋根材の交換が必要です。

中には太陽光パネルの設置ミスにより屋根に穴があき、雨もりが発生しているケースもあります。

気になる症状がある場合には、早急にプロの点検を受けましょう。

太陽光パネルを設置している屋根を塗装する3つの方法


①
太陽光パネルを設置したまま塗装する
② 一時的に太陽光パネルを取り外して塗装する
③ 太陽光パネルの交換時に塗装する

それぞれのメリット・デメリットや注意点を見ていきましょう。

① 太陽光パネルを外さずに塗装する


新築時に太陽光パネルを設置している場合、
1回目の屋根塗装(築10~15年)では太陽光パネルを外さずに塗装することも可能です。

パネルを設置している部分は紫外線の影響を受けにくく、他の部分よりも劣化のスピードが遅いためです。

太陽光パネルの脱着がなく塗装面積も少ないので、工期が短く費用も安く抑えられるでしょう。

ただし、太陽光パネルの取り扱いに慣れていない業者へ依頼すると、故障などのトラブルが発生することがあるためご注意ください。

また、太陽光パネルには10~25年のメーカー保証がついていますが、塗装作業により故障や不具合が起こった場合には、メーカーからの保証が受けられなくなる可能性があります。

施工前後の写真が必要なケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

② 一時的にパネルを取り外して塗装する


一時的にパネルを取り外して屋根塗装を行い、その後に設置し直す方法もあります。

パネル下まで塗装できるため屋根全体の耐久性を高められますが、脱着には少なくとも
20万円以上の費用がかかります。

また、太陽光パネルの洗浄や保管が必要な場合には、別途料金がかかる可能性もあるため、太陽光パネルのメーカーや設置した業者へ確認しておきましょう。

なお、太陽光パネルの脱着時の破損や再設置後の不具合は、多くのメーカーで保証の対象外です。

③ 太陽光パネルの交換時に塗装する


太陽光パネルの寿命は
25年~30年程度が目安です。

新築から
2回目の塗装時期(築20~30年)は太陽光パネルの交換時期と重なるため、それにあわせて屋根塗装を行うとよいでしょう。

塗装で補修できないほど傷んでいる場合には、屋根材を交換することも可能です。

また、これから太陽光パネルの設置を検討している場合には、事前に塗装しておくことをおすすめします。

屋根の状態によっては設置できないケースもあるので、屋根材や野地板の強度も確認しておきましょう。

太陽光パネルを設置した屋根の塗装費用


一般的な30坪2階建て住宅の屋根塗装にかかる費用は、40万~60万円程度が相場です。

太陽光パネルを外さずに塗装する場合は、通常よりも塗装面積が少なくなるため、もう少し安くなるでしょう。

坪数ごとの目安は以下の表を参考にしてみてください。

延べ坪数

塗装費用

20坪

約30万~40万円

30坪

約40万~60万円

40坪

約50万~80万円

50坪

約60万~100万円

60坪

約70万~120万円


一方、太陽光パネルを外して塗装する場合には、追加で20万~30万円程度の脱着費用がかかります。

このタイミングでパネルを洗浄する場合は洗浄費用、塗装中にパネルの保管が必要な場合は保管費用がかかることもあるので、事前に確認しておきましょう。

屋根塗装の費用が高くなる8つの要因


①
建物の階数
② 塗装面積
③ 屋根の勾配
④ 塗料の種類
⑤ 塗装範囲
⑥ 屋根の劣化状態
⑦ 立地条件
⑧ 施工会社

① 建物の階数


3
階建て以上の住宅では、2階建て住宅よりも足場の設置面積が増えます。

また、高さが増すことでより頑丈な足場が必要となるため、足場代が
1.3~1.5倍程度になる可能性があります。

② 塗装面積


塗装面積が大きくなるほど、使用する塗料や作業量が増えるため、費用が高くなります。

太陽光パネルの下を塗装するかどうかだけでなく、屋根のデザインによっても面積が異なります。

③ 屋根の勾配


急勾配の屋根では足がすべって作業ができないため、屋根の上にも足場を設置する必要があります。

また、屋根の勾配がきつくなるほど、屋根の面積は大きくなります。

足場代や塗料代、施工費などが増えるため、費用が高くなるでしょう。

④ 塗料の種類


塗料代は塗装費用の約
20%を占めており、種類によって大きく変動します。

塗料の種類

耐用年数

費用相場(㎡)

アクリル

約3~8年

1,000~1,800円

ウレタン

約5~10年

1,500~2,500円

シリコン

約7~15年

1,800~3,500円

フッ素

約12~15年

3,000~5,000円

無機

約15〜20年

4,500〜5,500円


一般的に、耐用年数が長いほど価格も高くなります。

しかし、塗装の頻度が少なくなるため、トータルのメンテナンス費用を安く抑えられる可能性があります。

次回の塗装時期も考慮して、最適な塗料を選びましょう。

⑤ 塗装範囲


軒天や鼻隠し、雨どいなど、屋根以外の部分も一緒に塗装する場合には、追加費用がかかります。

まとめて塗装することで今回の費用は高くなりますが、足場代が1回分で済むため、トータルのメンテナンスコストは安く抑えられる可能性があります。

⑥ 屋根の劣化状態


屋根の劣化が激しい場合は、下地補修に多くの時間と費用がかかります。

例えば、軽度なひび割れであれば塗装で補修可能ですが、屋根材自体のひび割れはコーキング剤などで埋める必要があります。

また、屋根材や下地、防水シートなどが劣化している場合や、雨もりが発生している場合には、塗装では補修しきれません。

屋根の状態に応じて、カバー工法か葺き替えを行いましょう。

30坪戸建て住宅の施工費用の目安は、以下のとおりです。

カバー工法:60万~150万円
葺き替え:100万~260
万円

屋根材の交換には塗装の1.5~4倍の費用がかかるため、定期的な塗装で劣化を防ぐことが重要です。

⑦ 立地条件


道幅がせまく車が通れない場合、手作業で資材の搬入・搬出を行う必要があります。

また、隣家との距離が近い場合には、特殊な足場や別の工法が必要になるケースもあります。

さらに、離島や山間部では、交通費や出張費、宿泊費などがかかることもあるでしょう。

⑧ 施工会社


屋根塗装は以下のような会社が請け負っています。

・塗装会社
・地域の工務店
・家を建てた時のハウスメーカー
・リフォーム会社
・家電量販店
・ホームセンター など

それぞれ料金体系が異なるため、比較して検討しましょう。

太陽光パネルを設置した屋根塗装の工期・工程


一般的な戸建て住宅で、太陽光パネルを撤去して屋根全体を塗装する場合には、
10日~2週間ほどかかります。

一方、太陽光パネルを外さずに塗装する場合の目安は、
1週間程度です。

ただし、気温や天候によっては作業できない日もあるため、工期が延びる可能性があります。

作業の流れは以下のとおりです。

1. 足場の設置
2. 太陽光パネルの撤去(全体塗装の場合)
3. 高圧洗浄
4. 下地補修
5. 養生
6. 下塗り
7. (タスペーサーの設置)
8. 中塗り・上塗り
9. (付帯部塗装)
10. 完了検査
11. 太陽光パネルの再設置(全体塗装の場合)
12. 足場の撤去・清掃

各工程について、詳しく見ていきましょう。

1. 足場の設置


建物のまわりに足場を組み、飛散防止ネットで覆います。

こうすることで、高圧洗浄の水や塗料が周囲へ飛び散って汚れるのを防ぎます。

2. 太陽光パネルの撤去


屋根全体を塗装する場合には、一時的に太陽光パネルを撤去します。

太陽光パネルの撤去は設置した業者が行うため、事前に連絡しておく必要があります。

3. 高圧洗浄


高圧洗浄機で屋根の汚れやコケ、古い塗膜などを洗い流します。

窓の鍵を閉め忘れると水圧で開き、室内へ浸水する恐れがあるため、必ず確認しておきましょう。

4. 下地補修


高圧洗浄では落としきれなかった汚れやサビなどを、手作業で除去します。

また、必要に応じて屋根材のひび割れやコーキングの補修も行い、塗装面をなめらかに整えます。

5. 養生


養生とは、塗装しない部分や汚れると困るものを保護する作業です。

車や庭木、エアコンの室外機などをビニールシートとテープでカバーします。

なお、養生中にエアコンを使用したい場合は、事前に業者へ伝えておきましょう。

ビニールシートをかけたまま使用すると故障の原因になりますが、メッシュシートで保護すれば使用可能です。

太陽光パネルを設置したまま塗装する場合は、パネルにも入念に養生を施します。

6. 下塗り


屋根塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの
3回塗りが基本です。

下塗りの役割は、屋根の表面をなめらかに整え、中塗り・上塗り塗料の密着性を高めることです。
※塗料の種類によっては、2回や4回塗りのものもあります

7. (タスペーサーの設置)


スレート屋根の場合は、下塗り後にタスペーサーの設置を行います。

スレート同士が重なる部分にタスペーサーを入れることで、塗料ですき間が埋まるのを防ぎます。

すき間がなくなると雨水が排出されず、内部に水分や湿気がたまって雨もりや結露の原因となってしまうのです。

タスペーサーを使用せず、塗膜を切り離してすき間をつくる「縁切り」をするケースもあります。

縁切りの場合は上塗り後に行います。

8. 中塗り・上塗り


中塗り・上塗りでは基本的に同じ塗料を使用します。

2回塗り重ねることで色ムラをなくし、塗膜の厚みを確保して耐久性を高めます。

9.( 付帯部塗装)


付帯部とは、軒天や鼻隠し、雨どいなど屋根以外の部分を指します。

屋根塗装には含まれないため、一緒に塗装を希望する場合は、見積もりや打ち合わせの際に業者へ伝えておきましょう。

10. 完了検査


塗装が完了したら、業者と一緒に確認を行います。

塗りムラや塗り残し、打ち合わせで伝えた箇所の塗り忘れがないかなど、細かくチェックしましょう。

足場の撤去後に気づくと、対応が遅くなる可能性があります。

11. 太陽光パネルの再設置


太陽光パネルを外して塗装した場合は、塗料が完全に乾いた後に再設置します。

撤去時と同様、太陽光パネルの設置業者へ依頼する必要があります。

12. 足場の撤去・清掃


塗装や太陽光パネルの設置に問題がないことを確認したら、足場を撤去します。

その後ゴミの回収や清掃を行い、工事完了です。

太陽光パネルを設置した屋根の塗装費用を安く抑えるコツ


・塗装の専門業者へ依頼する
・地域の施工会社を選ぶ 
・相見積もりをとる
・塗装工事をまとめて行う
・火災保険を利用する

塗装の専門業者へ依頼する


屋根塗装は、塗装の専門業者へ依頼した方が費用を安く抑えられます。

太陽光発電のメーカーや設置業者へ依頼した場合、屋根塗装を外注しているケースが多いため、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。

一方、塗装会社へ直接依頼すれば余計な費用がかかりません。

地域の施工会社を選ぶ 


大手のリフォーム会社やハウスメーカーでも、塗装工事は外注している可能性が高いでしょう。

太陽光発電の設置業者へ依頼した場合と同じく仲介手数料がかかるため、費用が高くなる傾向があります。

できるだけ安く抑えるなら、自社で職人を抱えている地域の施工会社を選ぶとよいでしょう。

仲介手数料はもちろん、出張費や交通費なども抑えられます。

相見積もりをとる


相見積もりとは、複数社の見積もりを取って比較することです。

1社だけでは提示された金額が妥当か判断が難しいため、2~3社へ見積もりを依頼するとよいでしょう。

ただし、相場より極端に安い場合は、悪質業者による詐欺や手抜き工事、追加請求などトラブルのリスクが高いため要注意です。

塗装工事をまとめて行う


屋根塗装が必要な時期には、外壁やベランダ、付帯部の塗装も劣化している可能性が高いでしょう。

別々に行うとそのつど足場代や養生費、出張費などがかかりますが、同時施工なら重複費用を
1回分に抑えられます。

特に足場代は塗装費用の約20%を占めているため、高所の塗装をまとめて行う効果は高いでしょう。

10万~30万円程度の節約になります。

火災保険を利用する


台風や落雷などの自然災害が原因で屋根塗装が必要になった場合には、火災保険が使える可能性があります。

保険金額や適用される自然災害は加入している保険によって異なるため、保険証券などでご確認ください。

保険金の請求期限は被災してから
3年ですが、時間が経つほど因果関係の証明が難しくなるため、早めに請求しましょう。

太陽光パネルを設置している屋根の塗装で注意すること


・太陽光パネルの設置業者へ事前に連絡しておく
・塗装作業中は発電量が低下する
・太陽光パネルの扱いに慣れた業者へ依頼する
・施工後に発電できているか確認する

太陽光パネルの設置業者へ事前に連絡しておく


太陽光パネルの設置業者へ屋根塗装を行うことを伝えておきましょう。

パネルを脱着する場合には、塗装会社ではなく設置業者が行います。

また、塗装時・脱着時・再設置後の故障や破損について、メーカー保証の内容を把握しておくことも大切です。

通常、塗装工事による故障は保証の対象外ですが、追加で保証に加入できるケースもあります。

メーカーによっては保証を受けるために施工前後の写真を求められることもあるため、必ず事前に確認しておきましょう。

塗装作業中は発電量が低下する


太陽光パネルを外して塗装する場合はもちろん、設置したまま塗装する場合にも発電量は低下します。

塗装作業中は、太陽光パネルに塗料が付着しないよう養生を行うためです。

パネル全体をシートで覆うので、どうしても発電量は低下してしまいます。

塗装作業は
3~4日で終わりますが、晴れた日にしかできないため、雨が続くと工期が延びる可能性があります。

太陽光パネルの扱いに慣れた業者へ依頼する


太陽光パネルを外さずに塗装する場合は「パネルの上に乗らない」
「パネルを汚さない」など注意して作業を行う必要があります。

また、太陽光パネルを高圧洗浄機で洗ってしまうと、水道水に含まれるカルキが付着して発電性能が低下する可能性があります。

多くのメーカーでは塗装工事による破損や故障は保証の対象外のため、太陽光パネルの扱いに慣れている塗装会社へ依頼しましょう。

施工後に発電できているか確認する


塗装後に太陽光パネルが再設置されたら、きちんと発電できているかチェックしておくことが重要です。

気になることがあれば必ず確認してもらいましょう。

足場を撤去する前なら、すぐに対応してもらえるはずです。

太陽光パネルの設置に適しているのは「金属屋根」


屋根材の劣化や強度の低下が気になる場合には、塗装ではなく葺き替えを行う方法もあります。

塗装より費用は高額になりますが、完全に新しくなるため屋根の問題を根本的に解決できます。

太陽光パネルの設置に適しているのは、ガルバリウム剛板やSGL剛板といった金属製の屋根材です。

非常に軽く耐久性にも優れており、工法によっては穴を開けずに太陽光パネルの設置が可能です。

また、太陽光パネルを設置することで屋根の重みが増すと耐震性が低下する恐れがありますが、軽い金属屋根に葺き替えることで耐震性の向上にも期待ができるでしょう。

瓦屋根から金属製の屋根材に変えた場合、屋根材の重さを10分の1程度まで軽量化できます。

まとめ|岡山市で太陽光パネル設置の屋根を塗装をするならベストホームへ!


今回は、太陽光パネルを設置している屋根の塗り替え方法や費用相場、注意点などをご紹介しました。

新築時に太陽光パネルを設置している場合、1回目の屋根塗装(築10~15年)では設置したまま塗装できます。

2回目の塗装時(築20~30年)には太陽光パネルも寿命を迎えるため、交換時期にあわせて塗装を検討するとよいでしょう。

ベストホームでは、屋根診断のプロが無料でしっかりと点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。

岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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【屋根・外壁塗装に使われる断熱塗料の効果とは?】費用や遮熱塗料との違いも解説


断熱塗料は、一年を通して室内の温度を快適に保つ効果がある人気の塗料です。

断熱塗料で塗装したいけど「費用はどれくらいかかる?」「遮熱塗料とはどう違うの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、断熱塗料の費用やメリット・デメリット、遮熱塗料との違いなどをご紹介します。

断熱効果をさらに高めるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

屋根・外壁塗装に使われる断熱塗料とは?


断熱塗料とは「太陽光の反射」と「熱伝導の抑制」により、室内の温度を快適に保つ効果のある塗料です。

一般的な塗料とは異なり、塗膜内部に微細なセラミックや特殊な中空ビーズが含まれており、これが断熱層として機能します。

外壁の温度上昇を防ぐとともに、熱が室内へ伝わりにくくすることで、暑い夏でも涼しく過ごせるでしょう。

また、暖房で温まった室内の熱も外へ逃さないため、冬でも暖かく保てます。

特に築年数の古い住宅や、断熱材が不十分な建物では大きな効果を発揮するでしょう。

断熱塗料と遮熱塗料の違い


断熱塗料と遮熱塗料は混同されがちですが、機能には明確な違いがあります。

断熱塗料は、室内と室外の熱移動を抑制する働きにより、暑さと寒さ両方の対策ができます。

一方、遮熱塗料の効果は、太陽の光を反射して室内へ熱が伝わるのを防ぐことです。

夏場の室温上昇は抑えられますが、保温効果は期待できないため、冬の寒さ対策にはなりません。

夏の暑さだけを軽減したい場合には遮熱塗料で十分ですが、寒さ対策もしたい場合には断熱塗料がおすすめです。

断熱塗料を使って屋根・外壁塗装する費用


断熱塗料の価格は一般的な塗料と比べてやや高めに設定されており、3,000~6,000円/㎡程度が相場です
(遮熱塗料は2,000~4,000円/㎡)

延べ坪数30坪の2階建て住宅を断熱塗料で塗装する場合の費用相場は、以下のとおりです。

【外壁塗装のみ】

延べ坪数

塗装費用

20坪

約50万~110万円

30坪

約80万~160万円

40坪

約100万~210万円

50坪

約130万~260万円

60坪

約150万~300万円


【屋根塗装のみ】

延べ坪数

塗装費用

20坪

約40万~70万円

30坪

約50万~100万円

40坪

約65万~130万円

50坪

約80万~160万円

60坪

約90万~190万円


【外壁+屋根塗装】

延べ坪数

塗装費用

20坪

約80万~170万円

30坪

約100万~240万円

40坪

約130万~270万円

50坪

約160万~300万円

60坪

約180万~380万円


断熱塗料にもさまざまな種類があり、それぞれ価格や耐用年数が異なります。

予算や求める機能に応じて、最適な塗料を選ぶとよいでしょう。

また、外壁と屋根の断熱塗装を一緒に行うことで、足場代や養生代などの費用が1回分で済むため、トータルのメンテナンスコストを抑えられる可能性があります。

屋根・外壁塗装で人気の断熱塗料3選


屋根塗装・外壁塗装に使われる断熱塗料の中で、特に人気の高い製品を3つご紹介します。

塗料の種類

耐用年数

価格(1缶)

ガイナ

約15〜20年

約6万円

キルコ
(
キルコート)

約15年〜

約5万円

断熱コートEX

約8〜10年

2万円


それぞれの塗料の特徴を見ていきましょう。

ガイナ


断熱塗料の中でもっとも人気が高いのが、日進産業のガイナ塗料です。

日本のロケット開発技術を応用してつくられた最先端の塗料で、塗膜内部に含まれる特殊なセラミックビーズが熱エネルギーを効率的に反射・放出し、室温を快適に保ちます。

断熱だけでなく、遮熱・防音・消臭などの効果も期待できます。

1缶あたりの価格は約6万円と高額ですが、耐久性が15~20年と長いため、長期的に見ればメンテナンス回数を減らしてコスト削減につながるでしょう。

キルコ(キルコート)


キルコは、断熱性能と高い伸縮性を兼ね備えた塗料です。

ガイナと同等レベルの断熱・遮熱性能をもち、夏の暑さ対策と冬の寒さ対策の両方に効果を発揮します。

また、伸縮性が高いことからモルタルやコンクリートといったひび割れしやすい外壁材にも適しており、塗膜が建物の動きに追従してひび割れの発生を抑えます。

密着性にも優れているため、長期にわたって塗膜の浮きやはがれも防げるでしょう。

断熱性だけでなく外壁のひび割れも気になる場合には、キルコがおすすめです。

断熱コートEX


断熱コートEXは、「断熱効果を得たいけれどコストも抑えたい」という方に適した塗料です。

1缶あたりの価格がガイナやキルコの半額以下で塗装回数も少ないため、塗料代を大幅に安く抑えられます。
(通常3回塗装のところ、断熱コートEXは2回塗装)

また、防汚効果に優れており、頻繁に洗浄しなくてもきれいな状態を保ちやすいことも特徴です。

ただ、ガイナやキルコと比べて耐用年数が短いため、次回の塗装時期が早まります。

頻繁に塗り替えを行うとトータルのメンテナンス費用が高くなる可能性があるため、注意が必要です。

屋根・外壁塗装に断熱塗料を使うメリット


・室温を快適に保てる
・電気代を節約できる
・結露を防げる

室温を快適に保てる


断熱塗料を使用することで外気温の影響を受けにくくなり、室温を一年中快適に保てます。

夏場は太陽の熱を反射して熱の伝導を防ぐことにより、外壁や屋根、室内の温度上昇を大幅に抑えられるでしょう。

実際に屋根をガイナ塗料で塗装した実験では、夏場の表面温度に20℃以上の差がありました。

また、冬場の実験では、塗装後に室温が7℃以上高くなったという結果が出ています。(参照:株式会社 日進産業 公式ホームページ)

これは暖房で温まった空気が外へ逃げにくくなるためです。

特に2階の部屋や屋根裏に近い空間では効果を実感しやすいでしょう。

電気代を節約できる


断熱塗装によって室内の温度変化が緩やかになると、冷暖房機器への依存度が下がり、電気代を大幅に節約できる可能性があります。

外気温の影響を受けにくくなるため冷暖房の効率がよくなり、エアコンを使用する時期も短くなるでしょう。

実際にガイナ塗料で外壁塗装をした実験では、日中のエアコン電力消費量が33%抑制されたという結果が出ています。(参照:株式会社 日進産業 公式ホームページ)

仮に1か月の電気代が15,000円の場合、5,000円ほど節約できる可能性があります。

年間では6万円、10年間では60万円もの削減効果となるため、塗料代を回収できるかもしれません。

また、冷暖房効率が上がることでエアコン本体の負担が軽減され、寿命が延びる効果も期待できます。

結露を防げる

結露は、室内の暖かい空気と冷たい外壁との温度差によって生じます。

断熱塗装によりこの温度差が小さくなることで、結露の予防効果が期待できるでしょう。

結露が発生すると、カビが繁殖したり内装や躯体がダメージを受けたりして、家の寿命を縮めることになりかねません。

そうなると余計な補修費用がかかるため、早めに対策を行って結露を防ぐことが大切です。

屋根・外壁塗装に断熱塗料を使うデメリット


・費用が高い
・効果が実感できないことがある

費用が高い


断熱塗料の最大のデメリットは、他の塗料と比べて費用が高いことです。

例えば、外壁塗装でもっともポピュラーなシリコン塗料とガイナ塗料を比較してみると、1.5~2倍程度の差があります。

塗料の種類

耐用年数

費用相場(㎡)

アクリル

約3~8年

1,000~1,800円

ウレタン

約5~10年

1,500~2,500円

シリコン

約7~15年

1,800~3,500円

フッ素

約12~15年

3,000~5,000円

無機

約15〜20年

4,500〜5,500円

ガイナ

約15〜20年

3,800〜5,500円


30坪戸建て住宅の塗料代を比較した場合、20万円ほどの差になるでしょう。

シリコン塗料:22万~42万円
ガイナ塗料:46万~66万円

ただ、耐久性が高く塗装回数を減らせるため、トータルのメンテナンス費用を安く抑えられる可能性があります。

今の家に長く住み続ける予定なら、検討する価値は十分にあるでしょう。

効果が実感できないことがある


断熱塗料はすべての建物で同じように効果を発揮するわけではありません。

すでに十分な断熱対策をしている場合や、熱を吸収しにくい白系の屋根・外壁の建物では、それほど変化を感じられないかもしれません。

また逆に、気密性が低い家や大きな窓がある家では、外壁以外から熱の出入りが多く、断熱塗装の効果を実感できない可能性もあります。

事前に建物の構造を調査し、どの程度の効果が得られるかを確認した上で検討しましょう。

さらに断熱効果を高める塗料選びのコツ


塗料の色も断熱効果に大きく影響します。

以下のようなダークカラーは太陽の熱を吸収するため、屋根や外壁、室内が暑くなりやすい傾向があります。

・黒
・紺色
・濃いグレー など

一方で、以下のような淡い色は太陽光を反射するため、室温に影響を与えにくいでしょう。

・白
・ベージュ
・オフホワイト など

実際に白の太陽光反射率は90%以上、黒は30%以下となっており、色の効果はあなどれません。

塗料以外にも!断熱効果を高める4つの方法


・屋根や外壁に断熱材を入れる
・断熱性能の高い窓に変える
・断熱カーテンを使用する
・屋根裏の換気工事を行う

屋根や外壁に断熱材を入れる


断熱塗装よりもさらに効果が高いのは、屋根や外壁に断熱材を入れることです。

古い家では断熱材が入っていなかったり、劣化して十分に機能していなかったりすることがあります。

このようなケースでは、断熱塗装だけしても十分に効果を実感できない可能性があるので、事前に確認しておきましょう。

塗り替えのタイミングで屋根や外壁の断熱リフォームを一緒に行えば、余分に足場代などがかからないため経済的です。

断熱性能の高い窓に変える


窓は住宅の中でもっとも熱の出入りが多いため、窓の断熱性を高めることは非常に効果的です。

・二重窓にする
・断熱ガラスに交換する
・断熱性の高いサッシに交換する 

などの対策をすることで、より建物全体の断熱性能を高められるでしょう。

断熱性能の高い窓やガラスへのリフォームには、補助金が使える可能性があります。

自治体のホームページで確認するか、見積もりの際に業者へ問い合わせてみましょう。

断熱カーテンを使用する


手軽に断熱対策をしたい場合は、断熱カーテンも効果的です。

通常のカーテンと比べて厚手や多層構造の生地になっており、窓からの熱の出入りを抑える働きがあります。

価格は一般的なカーテンの1.5~2倍程度ですが、大がかりな工事が不要ですぐに導入できる点が大きなメリットです。

冬場は窓ぎわの冷気を遮断して室温の低下を防ぎ、夏場は直射日光をさえぎって室温上昇を抑えてくれます。

外壁塗装や窓リフォームと組み合わせることで、さらに高い断熱効果を実感できるでしょう。

屋根裏の換気工事を行う


屋根裏の換気対策も、住宅全体の断熱性能を高めるうえで重要なポイントです。

屋根裏に熱がこもると、天井を通じて2階の室温が上昇し、冷房効率が大幅に低下します。

特に夏場の屋根裏は60℃以上にもなることがあるため、自然換気システムや換気扇を設置して屋根裏の熱気を外部へ排出することが重要です。

断熱塗装と組み合わせることで、屋根からの熱の侵入を防ぎつつこもった熱も逃がせるため、相乗効果が期待できるでしょう。

屋根裏の換気工事の費用は10万~30万円程度が目安です。

屋根・外壁の断熱塗装はDIYできる?


結論からお伝えすると、断熱塗装のDIYはおすすめできません。

一般的な塗装作業でも専門的な知識や技術が必要ですが、断熱塗料ではさらに高度な施工技術が求められます。

例えば、塗料を均一に塗布しなければ断熱効果にムラが生じ、期待した性能が得られない可能性が高いでしょう。

また、下地処理や乾燥時間が不十分だと、施工不良を起こして早々に塗膜の浮きやはがれが発生することも考えられます。

さらにDIYで失敗すると、補修や塗り直しには通常の塗装工事よりも多くの費用がかかります。

特に断熱塗料は高価なので、失敗のリスクを考えると最初からプロに依頼した方が経済的で安心です。

屋根・外壁の断熱塗装で後悔しない!業者選びのコツ


・断熱リフォームが得意な業者を選ぶ
・評価や口コミをチェックする
・保証やアフターサービスを確認する
・建物の調査をせずに見積もりを出す業者は避ける
・突然の訪問営業ですぐに契約しない
・大幅値引きを提案する業者は警戒する
・キャンセル料や追加料金を確認しておく

断熱リフォームが得意な業者を選ぶ


断熱塗装は、一般的な塗装と比べて専門性の高い作業です。

施工ミスや施工不良が起こると断熱効果が十分に発揮できない可能性があるため、断熱塗装の経験が豊富な業者を選びましょう。

また、屋根や外壁だけでなく建物全体の構造を見極めた上で、塗装による断熱効果が見込めるか判断することも重要です。

そのため、塗装だけに特化した業者ではなく、断熱リフォーム全般に詳しい会社へ依頼した方がよいでしょう。

評価や口コミをチェックする


実際に利用した人の評価や口コミを確認することも大切です。

特に注目したいのは、施工品質や職人の対応、見積もりの正確性、アフターフォローなどの項目です。

総合評価だけでなく口コミの内容にも目を通し、重大なトラブルが起こっていないかを確認しましょう。

また、近隣や親戚で外壁塗装をした方がいれば、直接話を聞いてみるのもおすすめです。

身近な方からの口コミがもっとも信頼できるでしょう。

保証やアフターサービスを確認する


施工後の保証について、対象となる不具合や期間、有償/無償などをしっかりと確認しておきましょう。

保証があれば、万が一施工不良が起こっても無償で直してもらえるでしょう。

一般的な保証期間は3~10年程度が目安です。

ただし、あくまで施工不良に対するものであり、断熱性能を保証するものではありません。

また、アフターサービスが充実しているかどうかも重要なポイントです。

施工後も定期的に無料点検をしてくれる業者であれば、小さな不具合を早期に発見して対処でき、建物を長持ちさせられます。

建物の調査をせずに見積もりを出す業者は避ける


正確な見積もりを出すには、外壁や屋根の劣化症状、面積、建物全体の断熱構造などをしっかりと調査する必要があります。

5~10分程度の点検で終わる業者や、そもそも建物の調査を行わない業者は避けた方がよいでしょう。

工事が始まってから新たな劣化が見つかって追加料金を請求されたり、塗料が不足して施工不良を起こしたりする恐れがあります。

突然の訪問営業ですぐに契約しない


すべての訪問営業が悪いわけではありませんが、突然訪問してきて「今すぐに工事をしないと危険です」と不安をあおり、強引に工事の契約をさせようとする業者には注意が必要です。

悪質業者だった場合、支払い後に連絡がつかなくなるケースもあるため、その場で契約や支払いをするのは絶対にやめましょう。

仮に屋根や外壁に問題があったとしても、数日で急激に劣化が進むことはほとんどありません。

建物の状態が気になる場合は、ご自身で信頼できる業者を探し、点検を依頼されることをおすすめします。

大幅値引きを提案する業者は警戒する


「今なら半額にできます」「足場代を無料にします」といった大幅な値引きを提示する業者には注意が必要です。

最初から適正価格で見積もりを出している誠実な業者は、このように極端な値引きをする余裕はありません。

できたとしても10%程度が限度でしょう。

数十万円単位の値引きを提案された場合、最初に高額な見積もりを提示しているか、手抜き工事や低品質な塗料の使用によって利益を確保しようとしている可能性があります。

断熱塗装の相場とも比較し、適正価格で高品質な工事をしてくれる業者を探しましょう。

キャンセル料や追加料金を確認しておく


契約前に必ず確認しておきたいのが、キャンセル料や追加料金の有無と金額です。

契約後にやむを得ない事情でキャンセルする場合、どのタイミングでどの程度の料金が発生するのかを確認しておきましょう。

通常、着工前であればキャンセル料がかからないか、発生しても少額で済むケースが多いのですが、業者によっては高額なキャンセル料を設定している場合があります。

また、もし着工後に追加工事が必要になった場合には、必ず見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約することが大切です。

見積もりの段階でしっかりと建物の状態を調査していても、ごく稀に追加工事が必要になるケースがあります。

屋根・外壁の断熱塗装の費用を安く抑えるポイント


・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・地元の会社へ依頼する
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する

相見積もりをする


相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。

1社だけの見積もりでは提示された塗料や工法、金額などが妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。

相場と比較して極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。

高すぎる場合には不当な利益が上乗せされている可能性があります。

一方、安すぎる場合には追加請求や低品質な塗料の使用、手抜き工事などのリスクが考えられます。

自社施工の会社を探す


大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは断熱塗装を外注しているケースが多く、10~30%程度の仲介手数料が発生します。

工事料金が100万円の場合、10万~30万円が上乗せされる計算です。

一方、自社で職人を抱えている会社では余計な費用がかからないため、安く抑えられます。

ホームページのスタッフ紹介ページなどで、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認してみましょう。

地元の会社へ依頼する


地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。

また、地域の気候を理解した上で塗料や工法を提案してもらえるため、施工不良が起こりにくく塗装が長持ちしやすいでしょう。

万が一トラブルが起こった場合に、すぐ駆けつけてもらえる点もメリットです。

補助金や助成金を利用する


自治体によっては、屋根や外壁の断熱リフォームに補助金や助成金が支給されるところがあります。

対象となる工事や補助金額は自治体ごとに異なりますが、工事費用の10~20%程度、上限10万~30万円程度が一般的です。

申請は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が終了することもあるためご注意ください。

自治体の窓口やホームページで確認するか、見積もりの際に業者へ問い合わせてみましょう。

火災保険を利用する


台風や落雷、ひょうなどの自然災害が原因で外壁や屋根が破損した場合には、火災保険を利用して修繕できる可能性があります。

対象となる災害や保険金額は加入している保険によって異なるため、担当者へ確認するか保険証券でご確認ください。

一般的な申請期限は被害発生から3年以内ですが、時間が経過するほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、早めに連絡しておきましょう。

まとめ|岡山市で外壁・屋根の断熱塗装をするならベストホームへ!


今回は、屋根や外壁の塗装に使われる断熱塗料の費用やメリット・デメリット、遮熱塗料との違いなどをご紹介しました。

断熱塗料は高価ですが、一年を通して快適な室温に保てるため、電気代や結露による建物へのダメージを抑えられます。

長期的に見れば、節約効果が期待できるでしょう。

ただ、建物の構造や劣化状態によってはあまり効果を実感できない可能性もあるため、塗装会社とよく相談して検討することをおすすめします。

ベストホームでは断熱塗装だけでなく、屋根や外壁、床下、窓、サッシなどの断熱リフォームも行っております。

補助金が使える工事もありますので、岡山市にお住まいの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。

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「屋根塗装は意味がない」って本当?必要ない3つのケース・塗装しないリスクも紹介


「屋根塗装って必要なの?」「”意味がない”という情報を見たことがあるけど、本当なのかな?」「塗装しないとどうなるの?」と、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

実際、屋根塗装が不要なケースもあります。

また、屋根の劣化状態によっては塗装で補修できないため、意味がない場合もあります。

ただ、塗装が必要な屋根にもかかわらず放置していると、最悪の場合は建物が倒壊する恐れがあり、大変危険です。

ご自宅の屋根の特徴を理解し、適切にメンテナンスを行いましょう。

この記事では、屋根塗装が不要なケースや、必要なのに塗装しないリスク、塗装費用の相場などを紹介します。

屋根塗装をすべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「屋根塗装は意味がない」って本当?必要ない3つのケース


以下のような場合、屋根塗装は必要ありません。

・粘土瓦の屋根
・屋根の劣化がひどい
・新築から10年未満

粘土瓦の屋根


いぶし瓦やゆう薬瓦といった、粘土瓦の屋根には塗装が不要です。

ただし、時間の経過とともに色あせや色ムラが起こるため、美観を保ちたい場合や屋根の色を変えたい場合には、塗装することもあります。

ご自宅の屋根の種類がわからない場合は、購入時の資料をご確認ください。

見積もりの際、塗装会社に確認してもらう方法もあります。

屋根の劣化がひどい


屋根材の破損や内部の腐食など、屋根自体の劣化がひどい場合には塗装をしても意味がありません。

カバー工法や葺き替えによるリフォームが必要です。

【カバー工法】
カバー工法(重ね葺き)とは、既存の屋根の上から新しい屋根材をかぶせる方法です。塗膜だけでなく屋根材まで劣化している場合は、カバー工法による補修を行います。

【葺き替え】
葺き替えとは、既存の屋根を撤去して防水シートや野地板を補修し、新しい屋根材に替える工法です。

屋根材だけでなく防水シートや野地板など内部まで傷んでいる場合は、カバー工法で補修できないため、葺き替え工事を行います。

新築から10年未満


屋根塗装のタイミングは、10~15年に1回程度が目安とされています。

築年数が浅い場合や、前回のリフォームから数年しか経っていない場合は、まだ必要ないでしょう。

屋根塗装の耐用年数は、塗料の種類によって異なります。

塗料の種類

耐用年数

ウレタン

約5~10年

シリコン

約7~15年

フッ素

約12~15年

無機

約15〜20年


ただし、紫外線の影響や塩害など、お住まいの環境によっては耐用年数内でも劣化が早まることがあります。

新築から10年を超えている場合はもちろん、劣化が気になっている場合にも、点検を受けた方がよいでしょう。

塗装する意味がある屋根材


以下の屋根には塗装が必要です。

・スレート
・アスファルトシングル
・ガルバリウム剛板などの金属屋根
・粘土瓦以外の瓦屋根

スレート


スレート屋根自体には防水機能がないため、定期的な塗り替えが欠かせません。

塗膜が劣化してひび割れやはがれが起こると、雨水を吸収して膨張・収縮をくり返し、屋根材自体に割れや欠けが発生します。

屋根材の交換には高額な費用がかかるため、塗膜で保護して長持ちさせることが重要です。

ただし、パミールやコロニアルNEOなどの2000年代前後に製造されたノンアスベスト製品は、耐久性が非常に低いため塗装しても長持ちしません。

これらのスレート屋根が劣化した場合は、葺き替えやカバー工法を検討しましょう。

アスファルトシングル


アスファルトシングルの屋根は防水性・耐久性が比較的高いため、必ずしも塗装をする必要はありません。

ただし屋根の表面が色あせている場合や、表面の石粒がはがれ落ちている場合には、塗装によるメンテナンスが有効です。

放置していると雨どいに石粒がたまり、雨もりを引き起こす恐れがあります。

庭やベランダの掃除も大変になるので、状況によっては塗装を検討した方がよいかもしれません。

ガルバリウム剛板などの金属屋根


ガルバリウム剛板やトタンといった金属製の屋根材は、塗装がはがれるとサビが発生するため、定期的な塗り替えが必要です。

サビが進行すると穴があいて下地の劣化や雨もりを引き起こす恐れもあるので、発見したら早めに対処しましょう。

ただし、ガルバリウム剛板の表面に石粒がコーティングされている「ジンカリウム剛板」は、サビや色あせが起こりにくく非常に耐久性が高いため塗装不要です。

粘土瓦以外の瓦屋根


セメント瓦やモニエル瓦はセメントが主原料のため、屋根材自体に防水性がありません。

製造時に塗装を施すことで防水性をもたせており、定期的な塗り替えが必要です。

塗膜がはがれるとスポンジのように水分を吸収し、乾燥と吸水をくり返すことで膨張・収縮し、割れや欠けが生じます。

下地の腐食や雨もりにもつながりかねないので、劣化がひどくなる前に塗装を行いましょう。

屋根塗装3つの役割


・屋根材を保護する
・美観を保つ
・屋根の機能性を高める

屋根材を保護する


屋根は毎日、太陽の熱・紫外線・雨・風・雪などにさらされています。

塗装によって屋根材を保護することで外的ダメージから屋根材を守り、劣化を遅らせることが可能です。

また塗膜が傷んで防水効果が失われると、雨水が屋根材に直接浸透して内部の腐食や雨もりを引き起こし、建物の耐久性を低下させる恐れがあります。

定期的な塗り替えは、屋根材だけでなく建物全体の寿命を長持ちさせる上でも重要です。

美観を保つ


塗装には、住宅の外観を美しく保つ役割もあります。

色あせや変色、コケ・藻による黒ずみなどは、建物全体の印象を大きく損ないます。

塗装によってきれいな状態を維持することで、住まいへの愛着が増すだけでなく、売却時の資産価値にも影響するでしょう。

塗料の色やデザインの選択肢が豊富なので、リフォームを機にイメージチェンジをされる方も少なくありません。

屋根の機能性を高める


塗装することで、屋根本来の防水性能を維持するだけでなく、さまざまな機能を強化することも可能です。

代表的なものが遮熱塗料で、太陽光を反射することにより屋根表面や室内の温度上昇を抑える効果が期待できます。

夏場のエアコン代節約につながることから、人気が高い塗料です。

また、防カビ塗料・防藻塗料は湿気の多い環境でカビやコケ、藻などの繁殖を抑制します。

さらに、雨水で汚れを自然に洗い流すセルフクリーニング機能をもつ低汚染塗料もあり、メンテナンスの手間を軽減できます。

屋根塗装が必要な劣化症状


「粘土瓦」以外の屋根には、塗装による定期的なメンテナンスが欠かせません。

屋根塗装には美しい外観を維持するだけでなく、雨や紫外線などのダメージから屋根材を守り、長持ちさせる重要な役割があります。

塗膜の劣化は建物全体の寿命にまで影響を与えるため、以下のような症状が起こっている場合には、屋根塗装を検討しましょう。

・色あせや変色
・藻やコケの発生
・塗膜のひび割れやはがれ
・金属部分のサビ
・屋根材のひび割れ
・軽微な反りや割れ、欠け など

色あせや変色


色あせや変色はそれほど緊急性の高い症状ではありませんが、塗膜の劣化が始まっていることを示しています。

定期的に経過観察を行い、数年以内には塗り替えを検討しましょう。

色あせが出始めた段階で塗装しておくと、屋根材自体へのダメージがほとんどないため、今回の塗装費用だけでなく将来的なメンテナンスコストも安く抑えられる可能性があります。

藻やコケの発生


広範囲に藻やコケが発生している場合、塗膜の防水機能が大幅に低下しているサインです。

水分を含んだ藻やコケは塗膜や外壁材の劣化を加速させるため、早めに除去しましょう。

高圧洗浄を行えば一時的にはきれいな状態になりますが、防水機能が回復するわけではないため塗装によるコーティングも必要です。

塗膜のひび割れやはがれ


塗膜がひび割れたりはがれたりしている部分は、すでに防水効果が失われている状態です。

そのまま放置すると屋根材自体が直接雨水の影響を受け、腐食や下地の劣化が進みます。

屋根材や下地の交換には高額な費用がかかるため、早めに対処しましょう。

金属部分のサビ


棟板金や谷といなどの金属部分や、金属製の屋根材にサビが発生している場合には、サビの除去とあわせて塗装が必要です。

放置していると腐食が進み、最終的には穴が開いて雨もりの原因になります。

雨水でサビが広がることもあるので、早めに対処して修繕費を抑えましょう。

屋根材のひび割れ


外壁材自体にひび割れが生じると、すき間から雨水が侵入して防水シートや断熱材、下地といった屋根内部の劣化につながります。

軽微なひび割れであればコーキング材と塗装で補修できますが、劣化が進んでいる場合は屋根材の交換や下地補修、防水シートの交換などが必要になる可能性があります。

特にスレート屋根は経年劣化によるひび割れが生じやすいため、注意しましょう。

屋根材の反りや割れ、欠け


外壁材の反りや割れ、欠けは非常に緊急性の高い劣化症状です。

放置するとそこから雨水が侵入して雨もりが発生し、大掛かりなリフォームが必要になる可能性があります。

早急に補修と塗装を行いましょう。

ただし屋根自体の劣化が激しい場合や、すでに雨もりが発生している場合は、塗装では補修できません。

屋根の葺き替え工事を行う必要があります。

雨もりは柱・梁の腐食やシロアリ被害による耐久性の低下、カビによる健康被害などにもつながる恐れがあるため、できるだけ早く業者へ相談することをおすすめします。

屋根塗装の費用相場


屋根塗装の費用は、30坪の戸建て住宅の場合40万~60万円が相場です。

坪数ごとの料金は、以下の表を参考にしてみてください。

延べ坪数

塗装費用

20坪

約30万~40万円

30坪

約40万~60万円

40坪

約50万~80万円

50坪

約60万~100万円

60坪

約70万~120万円


塗装費用は屋根の劣化状態や勾配、塗料の種類などによっても変動します。

塗料の費用相場は、以下の表を参考にしてみてください。

塗料の種類

耐用年数

費用相場(㎡)

ウレタン

約5~10年

1,500~2,500円

シリコン

約7~15年

1,800~3,500円

フッ素

約12~15年

3,000~5,000円

無機

約15〜20年

4,500〜5,500円


耐用年数が長いほど高価ですが、そのぶん塗装回数を減らせるため、トータルのメンテナンス費用を節約できるでしょう。

また、外壁塗装と同時に行うことで、屋根塗装の費用を安く抑えられます。

屋根塗装と外壁塗装にはそれぞれ15~25万円の足場代がかかりますが、一緒に塗装することで足場代1回分の節約が可能です。

同時施工なら、外壁塗装の料金+20万~40万円程度で屋根塗装ができるでしょう。

屋根塗装をしないリスク


塗装が必要な屋根にもかかわらず劣化を放置した場合には、以下のようなリスクがあります。

・高額なリフォーム費用がかかる
・湿気でカビやシロアリが発生する
・家の寿命が短くなる

高額なリフォーム費用がかかる


塗装では補修しきれないほど劣化が進んだ場合には、カバー工法や葺き替えが必要となり、塗装の1.5~4倍程度の費用がかかります。

【30坪戸建て住宅の屋根補修の費用相場】
・塗装:40万~60万円
・カバー工法:60万~150万円
・葺き替え:70万~260万円

また、雨もりが発生すると室内の壁にシミができたり、柱や梁が腐食したりする可能性があります。

クロスの張り替えや柱の交換には、数万~100万円以上の費用がかかることもあります。

湿気でカビやシロアリが発生する


塗膜が劣化して防水効果が切れると、雨水が屋根や建物の内部にまで侵入し、カビやシロアリが発生する可能性があります。

そうなると屋根の修理や塗装費用だけでなく、カビの除去やシロアリ駆除などに余計な費用がかかります。

カビはアレルギーや喘息、アトピー性皮膚炎などの健康被害を引き起こすこともあるため、特に注意が必要です。

家の寿命が短くなる


建物を支える柱や梁が雨水に侵食されたり、シロアリ被害に遭ったりすると、耐久性が低下して家の寿命が短くなります。

最悪の場合には地震や台風などの災害時に倒壊し、建て直しが必要になるケースもあります。

屋根塗装は、屋内に雨水を侵入させないための重要な防水工事です。

家の寿命を長持ちさせるに定期的な塗装が欠かせません。

屋根を長持ちさせるコツ


・定期的に点検を受ける
・適切なタイミングでメンテナンスを行う
・汚れを放置しない
・施工実績が豊富な業者へ依頼する

定期的に点検を受ける


屋根の状態は地上から見えにくいため、気づいたときには大きく傷んでいるケースが少なくありません。

最低でも5年に1回程度は専門業者による点検を受けましょう。

屋根塗装を行う際に、アフターフォローとして無料点検を実施している業者を選ぶことも重要です。

適切なタイミングでメンテナンスを行う


塗装が必要な屋根はもちろん、塗装が不要な粘土瓦の屋根であっても、漆喰の詰め直しや瓦のズレ補修といったメンテナンスは不可欠です。

屋根材の種類に合わせたメンテナンスサイクルを把握し、適切なタイミングで対処することが、長期的な維持費の節約につながります。

汚れを放置しない


汚れやほこり、コケ、藻などは、塗膜や外壁材の劣化を早める原因です。

付着したばかりの汚れであればホースの水でも落とせるケースが多いので、見つけたら放置せず早めに対処しましょう。

ただし、高圧洗浄機を使用する場合は水圧に注意が必要です。

水圧が高すぎると屋根材を傷つける恐れがあります。

施工実績が豊富な業者へ依頼する


屋根材の仕上がりや耐久性は、施工業者の知識や技術力に大きく左右されます。

経験が豊富な業者へ依頼すれば、屋根の種類や状態に応じて相性のよい塗料を選定し、適切な工法で塗装してもらえるでしょう。

ホームページで施工事例や口コミをチェックし、信頼できる業者を見つけることが重要です。

屋根塗装の費用を安く抑える方法


・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・地元の会社へ依頼する
・塗装工事をまとめて行う
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する

相見積もりをする


相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。

1社だけの見積もりでは提示された金額や塗料の種類、工法などが妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼してみましょう。

相場と比較して極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。

高すぎる場合は、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。

安すぎる場合は、追加請求や低品質な塗料の使用、手抜き工事などのリスクが考えられます。

自社施工の会社を探す


大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは屋根塗装を外注しているケースが多く、
10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。

一方、自社で職人を抱えている会社へ依頼すれば、仕上がりに直接影響しない余計な費用がかかりません。

ホームページのスタッフ紹介で、職人が在籍しているか確認してみましょう。

地元の会社へ依頼する


地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。

また、地域の特性をよく理解しているため、環境に合った塗料や工法を提案してもらいやすい点もメリットです。

塗装工事をまとめて行う


屋根塗装が必要な時期には、外壁やベランダも劣化している可能性が高いでしょう。

別々に塗装するとそのつど足場代や養生代、出張費などがかかりますが、まとめて行えば
1回分で済みます。

補助金や助成金を利用する


一部の地域では、屋根塗装に補助金や助成金が支給される可能性があります。

対象となる工事や支給金額は自治体によって異なるため、役所の窓口やホームページでご確認ください。
※残念ながら岡山市は対象外です

火災保険を利用する


台風や落雷、ひょうなどの自然災害が原因で屋根塗装が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。

対象となる災害や保険金額は加入している保険によって異なるため、保険証券でご確認ください。

まとめ|岡山市で屋根塗装をするならベストホームへ!


今回は、屋根塗装が必要なケースと不要なケース、塗装しないリスク、塗装費用の相場などをご紹介しました。

まずはご自宅の屋根の種類を把握し、必要な場合は定期的に塗装を行うことが大切です。

屋根の種類がわからない場合や、塗装が必要かどうか判断できない場合は、塗装会社の点検を受けてみましょう。

ベストホームでは無料で屋根の点検を行っております。

岡山市にお住まいの方は、お気軽にご相談くださいませ。

屋根塗装の対応エリア


岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区

【屋根塗装の費用相場と内訳】費用に影響する10の要因・安く抑えるコツも解説


屋根塗装は人生で何度も経験することではないため、どのくらいの費用がかかるのかよくわかりませんよね。

相場を知らずに塗装会社を決めてしまうと、無用なトラブルに巻き込まれたり「実はもっと安くできたのに
…」と後悔したりすることになりかねません。

この記事では、坪数ごとの屋根塗装の相場や費用に影響する要因、安く抑えるコツなどを解説します。

見積もり時にチェックすべきポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【坪数別】屋根塗装の費用相場


一般的な
30坪戸建て住宅の場合、屋根塗装の費用は40万~60万円程度が相場です。

坪数ごとの費用は、以下の表を参考にしてみてください。

延べ坪数

塗装費用

20坪

約30万~40万円

30坪

約40万~60万円

40坪

約50万~80万円

50坪

約60万~100万円

60坪

約70万~120万円


上記の金額はあくまで目安です。実際の塗装費用は、面積や屋根の状態、塗料の種類などによっても変動します。

正確な金額を知りたい場合は、塗装会社へ無料点検・見積もりを依頼してみましょう。

相場価格とも比較することで、提示された金額が妥当かどうかを判断できます。

屋根塗装の費用の内訳と平米単価


屋根塗装の費用は大きく
4つに分かれており、以下のような比率になっています。
・塗料代:約20%
・足場代:約20%
・工事費:約30%
・諸経費:約30%

さらに細かく見てみましょう。

【延べ坪数30坪の住宅の費用相場】

工程

単価 (㎡)

費用相場 (30坪)

足場設置

700〜900円

10万〜20万

飛散防止ネット設置

100〜200円

1万5,000〜3万円

養生

200〜400円

2万〜4万円

高圧洗浄

150〜 300円

1万〜2万円

下地補修

500〜1,000円

5万〜7万円

塗料

下塗り

500〜900円

3万〜6万円

中・上塗り

1,500〜5,500円

9万〜33万円

(縁切り/タスペーサー)

400〜600円

3万〜4万円

(付帯部塗装)

軒天

800〜1,200円

3万〜4万円

雨どい

800〜1,200円/m

3万〜5万円

破風板

650〜800円/m

2万〜3万円

鼻隠し

650〜800円/m

2万〜3万円

諸経費

10〜30%程度

8万〜18万円

 

足場設置


屋根塗装では職人が安全かつ正確に作業できるよう、建物の周囲や屋根の上に足場を組みます。

足場代は全体の約
20%を占めており、30坪の住宅では10万~20万円程度が相場です。

足場の面積は「( 家の外周+8m ) × 高さ」で算出できます。

例えば、以下のような条件で足場を組むケースを考えてみましょう。

・建物の外周:25m
・建物の高さ:6m
・足場単価:800円/㎡

足場代を計算すると、約16万円となります。

( 25m+8m ) × 6m = 198㎡
800円 × 198㎡ = 15万8,400円

飛散防止ネット設置


足場のまわりには飛散防止ネットを張り、塗料や高圧洗浄の水が周囲へ飛び散るのを防ぎます。

ご自宅の庭や車を守るだけでなく、汚れによる近隣トラブルを回避するためにも欠かせない工程です。

養生


養生とは、汚れると困るものや塗装しない部分を保護する作業です。

壁や玄関ドア、窓ガラス、エアコンの室外機などをビニールシートとテープでカバーします。

養生中は自由に窓を開けて換気したり、エアコンを使用したりできません。

希望がある場合は事前に塗装会社へ相談しておきましょう。

エアコンの室外機をメッシュシートでカバーする、窓の養生をはずして帰るなどの対応をしてもらえる可能性があります。

高圧洗浄


屋根の汚れや古い塗膜、コケなどを高圧洗浄機で洗い流す工程です。

ていねいに作業することで新しい塗料の密着性を高め、塗膜や屋根材を長もちさせられます。

下地補修


屋根材にひび割れやはがれ、サビなどがある場合は、塗装前に補修を行います。

劣化が激しい場合は、部分的に屋根材の交換が必要になるケースもあります。

下塗り


屋根塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の
3回塗りが基本です。

下塗り塗料にはシーラーやフィラー、プライマーなどの種類があります。

それぞれ塗料の吸い込み防止やひび割れ補修、サビ止め、密着性の向上といった異なる機能をもつため、屋根材の種類や状態によって最適なものを使用することが大切です。

中塗り・上塗り


中塗り・上塗りでは基本的に同じ塗料を使用します。

2度塗り重ねることで色ムラをなくし、塗膜の厚みを確保して耐久性を高めます。

さまざまなグレードや色、質感などがあるので、カラーシミュレーションも活用しながら最適な製品を選びましょう。

縁切り/タスペーサー設置


スレート(コロニアル)屋根の場合は、縁切り/タスペーサーの設置を行います。

屋根材が重なっている部分が塗料でふさがれると、雨水が排出されず雨もりを引き起こす恐れがあるため、すき間を確保する工程が必要です。

縁切りは上塗りの後に、タスペーサーの設置は下塗りの後に行います。

付帯部塗装


付帯部とは、軒天や雨どい、破風板、鼻かくしなど、屋根以外の部分を指します。

これらは屋根塗装に含まれないため、一緒に塗装したい場合は打ち合わせの際に伝えておきましょう。

同時施行することで建物全体の外観が新しくなり、統一感のある仕上がりになります。

また、屋根塗装で使う足場を共有できるため、トータルのメンテナンスコストも抑えられます。

諸経費


諸経費は総額の
10~30%程度が相場で、以下のような費用が含まれます。

・現場までの交通費
・出張費
・駐車料金
・現場管理費
・廃材処理費
・事務手数料
・工具や機材のレンタル料
・保険料
・事業者の利益 など

また、依頼した業者が屋根塗装の工事を外注している場合には、中間マージンも上乗せされます。

屋根塗装の費用に影響を与える10の要因


・建物の階数
・屋根の面積
・屋根の勾配
・太陽光パネルの有無
・工事範囲
・屋根の劣化状態
・屋根材の種類
・立地
・施工会社
・塗料の種類

建物の階数


建物の階数が増えるほど足場の設置面積が大きくなり、材料費や施工費が高くなります。

また
3階以上の高所作業になると、より頑丈な足場が必要となるケースもあります。

2階建てと3階建てを比べた場合、足場代だけで10万円程度の差が出ることも珍しくありません。

屋根の面積


同じ坪数の住宅でも、形状やデザインによって屋根の面積は異なります。

大きいほどより多くの塗料が必要になるため塗装費用が高額になります。

また屋根が
1階と2階に分かれていたり、凹凸が多いなど複雑な造りになっていたりする場合も、通常より割高になる可能性があります。

屋根の勾配


勾配がきついほど塗装面積が大きくなり、塗料代がかさみます。

また、
6寸(約31度)を超える急勾配の屋根では職人が滑って作業ができないため、屋根の上にも足場を設置することがあり、通常よりも足場代が高くなる可能性があります。

太陽光パネルの有無


屋根に太陽光パネルが設置されているかどうかで、費用が大きく変動します。

パネルを設置したまま周辺だけ塗装する場合は、塗装面積が大幅に減るため安く抑えられるでしょう。

一方、パネルを取り外して全体を塗装する場合は、脱着に別途
20万~30万円の費用がかかります。

工事範囲


屋根だけ塗装するのか、外壁や付帯部も含めて建物全体を塗装するのかによって、当然ながら費用は大きく異なります。

一般的な
30坪戸建て住宅の場合、屋根だけなら40万~60万円ですが、外壁も一緒に塗装すると80万~150万円程度になります。

ただ、外壁塗装の費用相場は60万~100万円なので、別々に塗装するよりも10万~20万円ほど安く抑えられるでしょう。

屋根の劣化状態


屋根の劣化状態に応じて、塗装の前に下地補修を行います。

ひび割れや欠けがある場合は、パテやコーキング材で埋めたり、部分的に屋根材を交換したりする工程が必要です。

また、金属製の屋根材にサビが発生している場合は、サンドペーパーや電動工具を使って削り落とします。

なお、全体的に屋根材の劣化が激しい場合や、雨もりが発生している場合には、塗装をしても意味がないためカバー工法や葺き替えが必要です。

30坪戸建て住宅の費用相場はそれぞれ以下のとおりです。

カバー工法:60万~150万円
葺き替え:70万~260
万円

屋根材の種類


スレートやガルバリウム鋼板、セメント瓦など、屋根材の種類によっても塗装面積が異なります。

凹凸が大きいと
1.5倍程度になることもあり、そのぶん多くの塗料が必要です。

また、スレート(コロニアル)屋根の場合は、縁切り/タスペーサーの設置を行うため、材料費や施工費が高くなります。

立地


住宅の立地条件も費用に影響を与える要因の一つです。

例えば、道幅が狭く車が通れない場合には、資材の搬入・搬出を手作業で行うことになるため、費用が高くなる傾向があります。

また、隣家との距離が近すぎて通常の足場が設置できない場合には、特殊な足場や工法が必要となることもあるでしょう。

山間部や離島など業者の拠点から離れた場所では、交通費や出張費などが上乗せされる可能性もあります。

施工会社


屋根塗装は以下のようにさまざまな会社が請け負っています。

・工務店
・塗装会社
・リフォーム会社
・ハウスメーカー
・大手の家電量販店 など

それぞれ料金体系が異なるため、比較して選ぶことが大切です。

金額だけでなく、担当者の対応や実績、信頼性なども含めて総合的に判断しましょう。

塗料の種類


塗料代は塗装費用の約
20%を占めており、使用する塗料のグレードによって大きく変動します。

グレード別の価格と耐久性は以下のとおりです。

塗料の種類

耐用年数

費用相場(㎡)

ウレタン

約5~10年

1,500~2,500円

シリコン

約7~15年

1,800~3,500円

フッ素

約12~15年

3,000~5,000円

無機

約15〜20年

4,500〜5,500円


例えば塗装面積が
60㎡の場合、2,000円/㎡と5,000円/㎡の塗料では18万円ほどの差がつきます。

60㎡ × 2,000円 = 12万円
60㎡ × 5,000円 = 30
万円

安い塗料を選べば今回の塗装費用を抑えられますが、耐用年数の長い塗料の方が塗装回数を減らせます。

塗装のたびに足場の設置や解体、養生などの費用がかかるため、長い目で見ると長もちする塗料を使用した方が節約になるでしょう。

屋根塗装で使われる塗料の種類と特徴


屋根塗装で使われる塗料には、
4つのグレードの他に特殊な機能をもつものもあります。

・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・フッ素塗料
・無機塗料
・遮熱塗料・断熱塗料
・防カビ・防藻塗料
・低汚染塗料

それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

ウレタン塗料


ウレタン塗料は密着性と柔軟性に優れており、特に金属製や凹凸のある屋根材に適しています。

ひび割れに強いことから、振動が多い幹線道路沿いや地震が起きやすい場所での屋根塗装にも向いています。

ただ、紫外線に弱く色あせや劣化が起こりやすいため、近年はより耐久性の高いシリコン塗料の方が主流です。

シリコン塗料


屋根塗装でもっとも多く選ばれているのが、価格と耐久性のバランスに優れているシリコン塗料です。

人気が高いため各メーカーからさまざまな製品が発売されており、機能性やカラーバリエーションも豊富です。

汚れや色あせに強い点も魅力ですが、シリコンの含有率によって性能が大きく左右される点に注意しましょう。

シリコン含有量の少ない塗料は安価ですが、耐久性も低い傾向があります。

フッ素塗料


フッ素塗料は非常に耐久性が高く、塗り替えの頻度が低いことが魅力です。

汚れや紫外線、塩害にも強く、さまざまな環境に対応できます。

屋根は建物の中でもっとも紫外線や風雨の影響を受けやすい部分なので、特にフッ素塗料の効果を実感しやすいでしょう。

無機塗料


無機塗料はもっとも耐久性・防汚性に優れた塗料です。

紫外線や風雨による劣化に強く、汚れも付着しにくいため、洗浄や塗り替えといったメンテナンスの手間を大幅に減らせます。

また、有機物をほとんど含まないので、それをエサとするカビやコケ、藻などが繁殖しにくい点もメリットです。

ただ、そのぶん価格も高く、塗膜が硬いためひび割れに弱いことが難点です。

遮熱塗料・断熱塗料


遮熱塗料には、太陽の光を反射して屋根や室内の温度上昇を抑える働きがあります。

室温が
1℃下がるとエアコンの消費電力を10%削減できるとされており、電気代の節約にもつながります。

熱による塗膜の劣化を抑える効果にも期待ができるでしょう。

一方、断熱塗料は熱の伝わりを抑える塗料です。

夏場は外の熱が屋内へ伝わるのを防ぎ、冬場は室内の熱が外へ逃げるのを防ぐことで、室温を一年中快適に保てます。

防カビ・防藻塗料


屋根にカビやコケ、藻などが発生しやすい場合は、防カビ・防藻塗料がおすすめです。

カビや藻の繁殖を抑える成分を配合しており、日当たりの悪い北側の屋根や湿気がこもりやすい立地でも長期にわたって美観を維持できるでしょう。

ただし、すべてのカビや藻に効果があるわけではないため、見極めが重要です。

低汚染塗料


低汚染塗料とは、汚れが付着しにくく付着しても雨で洗い流される「セルフクリーニング機能」をもつ塗料のことです。

排気ガスや砂ぼこりなどで屋根が汚れやすい環境でも、手間をかけずにきれいな外観を維持しやすいでしょう。

汚れは塗膜の劣化を早めることにもつながるので、付着を防ぐことが大切です。

屋根塗装で後悔しない!見積もり時にチェックすべき18項目


1.
ていねいに点検を行っている
2. 許可や資格がある
3. 見積額が相場からかけ離れていない
4. 具体的な製品名や単価が記載されている
5.「坪」ではなく「平米」で記載されている
6. 塗装回数が「3回」になっている
7. 打ち合わせの内容が正確に反映されている
8. 必要な工程が省略されていない
9. 屋根塗装の実績が豊富
10. 保証やアフターサービスがある
11. 長く営業を続けている
12. 口コミや評価が良い
13. 会社情報が確認できる
14. クーリング·オフについて説明があった
15. 追加料金の有無
16. キャンセル料の有無
17. 極端な値引きをしていない
18. 契約を急かさない

1. ていねいに点検を行っている


適正な見積もりを出すには、屋根の状態や面積を正確に把握する必要があります。

10分程度の目視だけで終わる業者や、そもそも現地調査を行わない業者は避けた方がよいでしょう。

着工後に劣化が見つかって追加料金を請求されたり、途中で塗料が不足して施行不良を起こしたりするリスクがあります。

2. 許可や資格がある


500
万円未満の塗装工事は「建設業許可」の資格がなくても可能ですが、取得には一定の実績や技術力、誠実性などが求められるため、信頼性を判断する目安となります。

また、「一級塗装技能士」の資格をもつ職人が在籍しているかどうかも重要なポイントです。

取得には
7年以上の実務経験が必要で、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があるため、高品質な工事をしてもらえる可能性が高いでしょう。

許可や資格の有無は、業者のホームページで確認できるはずです。

建設業許可については、国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」でも検索できます。

3. 見積額が相場からかけ離れていない


屋根塗装の費用相場と比較して、見積額が極端に高い場合はもちろん安い場合にも注意しましょう。

高すぎる場合は、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。

逆に安すぎる場合は、低品質な塗料の使用や手抜き工事、追加請求などのリスクが考えられます。

4. 具体的な製品名や単価が記載されている


適正な見積書には、使用する塗料のメーカー名や製品名、単価、施工面積などが明記されます。

製品名がわかればご自身でも価格の目安や機能をインターネットで検索できますが、「屋根塗装
一式 200万円」のように詳細がまったくわからない場合は調べようがありません。

他社の見積もりとも比較しにくいので、内訳の記載がない場合は遠慮せず業者へ尋ねましょう。

教えてもらえない場合や見積書に記載してもらえない場合は、別の業者を探した方が賢明です。

5.「坪」ではなく「平米」で記載されている


屋根塗装の面積は「坪」ではなく「平米」で記載されるのが一般的です。

同じ坪数の住宅でも、屋根の形状やデザインによって塗装面積が異なるためです。

「坪」で記載されている場合は業者が正確な面積を把握できておらず、ざっくりと割高な金額になっていたり、追加料金を請求されたりするリスクがあります。

平米で算出し直してもらうか、別の業者を探しましょう。

6. 塗装回数が「3回」になっている


屋根塗装は
3回塗りが基本です。

また、下塗りと中塗り・上塗りでは使用する塗料が異なるため、見積書にはそれぞれ製品名や単価が記載されるはずです。

下塗り・中塗りが省かれている場合や、そもそも工程ごとに材料や単価が記載されていない場合は、業者へ確認しましょう。

本来必要な工程を省略すると、密着性が低下して早々にはがれたり、色ムラが生じたりするリスクがあります。

ただし、製品や屋根の状態によっては2回塗りや4回塗りになるケースもあります。

例えば、クリア塗装は下塗りが不要なため
2回塗りに、屋根の劣化が進んでいる場合は下塗りを2回行うため合計で4回塗りになることがあります。

7. 打ち合わせの内容が正確に反映されている


見積書は工事内容を証明する重要な書類です。

塗装範囲や使用する塗料の種類、色など、打ち合わせの際に伝えた内容が正確に反映されているか確認しましょう。

口約束だけでは、後々「言った言わない」のトラブルに発展する恐れがあるため、書面に残しておくことが大切です。

8. 必要な工程が省略されていない


高圧洗浄や下塗り、タスペーサーの設置といった、目立たないけれど重要な工程が省略されていないかを確認しておきましょう。

これらの工程を省くと、一見きれいに仕上がっているようでも、工事後すぐにはがれや雨もりなどの不具合が起こる恐れがあります。

必要な工程が抜けている場合や、そもそも工程の記載がない場合は、業者へ確認するとともに見積書にも記載してもらいましょう。

9. 屋根塗装の実績が豊富


屋根塗装の施工実績が豊富な業者は、さまざまな屋根材や劣化状況に対応してきた経験があるため、施工不良を起こしにくいという安心感があります。

実績は業者のホームページで確認できるはずです。

施工件数だけでなく、実際のビフォーアフター写真が多数掲載されているかどうかが重要なポイントです。

10. 保証やアフターサービスがある


保証やアフターサービスがあるかも大切なポイントです。
万が一施工不良が起こっても、保証期間内であれば無償で補修してもらえる可能性があります。

屋根塗装の保証期間は使用する塗料の種類や施工業者によって異なりますが、
10~15年程度が一般的です。

「
20年保証」など、塗料の耐用年数を超える非現実的な保証には注意しましょう。

適用条件や免責事項により、ほとんど利用できないケースもあります。

また、定期点検などのアフターサービスがあれば、劣化症状を早期に発見して対処できるため、トータルのメンテナンス費用を抑えられます。

屋根の劣化は下から見ても気づきにくいので、プロの点検を受けることが重要です。

11. 長く営業を続けている


せっかく保証やアフターサービスがあっても、施工会社が倒産すると受けられなくなってしまいます。

創業間もないの社は特に倒産リスクが高いとされているため、
10年以上営業を続けている会社を選ぶ方がより安心です。

業者のホームページで創業年を確認してみましょう。

12. 口コミや評価が良い


インターネット上の口コミや評価も参考になります。

すべてを鵜呑みにする必要はありませんが、極端に悪い口コミが多い場合は注意が必要です。

特に「工事後すぐに施工不良が起こったけれど対応してもらえなかった」「途中で連絡が取れなくなった」など、深刻な内容が複数見られる場合は別の業者を探した方がよいでしょう。

また、近所や親戚で屋根塗装をした方がいれば、どこへ依頼したのか聞いてみるのもおすすめです。

身近な方の口コミがもっとも信頼できるでしょう。

13. 会社情報が確認できる


インターネットで検索しても会社の所在地や電話番号、代表者名などの情報が確認できない場合や、ホームページが見つからない場合は要注意です。

創業したばかりでまだホームページが準備できていないケースもありますが、悪質業者が意図的に情報を隠している可能性もあります。

携帯電話の番号しかわからない場合、支払い後に連絡がつかなくなったり、トラブル時に対応してもらえなかったりする恐れもあります。

14. クーリング・オフについて説明があった


訪問販売や電話勧誘で契約した場合、クーリング・オフ制度により契約から
8日以内であれば無条件で解約できます。

しかし、悪質業者は故意に説明しなかったり、「屋根塗装の工事は対象外です」と嘘の説明をしたりすることがあるためご注意ください。

契約時にクーリング・オフについて説明があるか、契約書に記載があるかを必ず確認しておきましょう。

ただし、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、自主的に店舗へ出向いて契約した場合は対象外です。

15. 追加料金の有無


通常、しっかりと屋根の点検をした上で見積もりを出していれば、追加料金が発生することはほとんどありません。

しかし、稀に工事が始まってから劣化が見つかることもあるため、追加料金がかかる可能性や金額の目安を契約前に確認しておきましょう。

もし追加料金が発生した場合には見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約することが大切です。

16. キャンセル料の有無


キャンセル料が発生するタイミングや、金額の目安も確認しておきましょう。

一般的に材料の発注後や職人の手配後にはキャンセル料がかかる可能性があります。

契約書に明記されているかチェックしておくことも大切です。

17. 極端な値引きをしていない


「今なら半額」「足場代が無料」など、極端な値引き提案をする業者には注意しましょう。

初めに高額な見積額を提示してお得に見せているか、手抜き工事や低品質の使用により利益を確保しようとしている可能性があります。

最初から適正価格を提示している業者は、大幅な値引きをする余裕がありません。

できても総額の
10%程度が限度です。

適正価格で高品質な工事をしている業者へ依頼しましょう。

18. 契約を急かさない


「この金額でできるのは今日まで」「すぐに屋根塗装をしないと雨もりする」などと契約を急かす業者にも注意しましょう。

家族と相談したり他社と比較したりする時間を与えないのは、悪質業者の典型的な手口です。

信頼できる業者であれば検討する時間を十分に設け、質問にもていねいに答えてくれるはずです。

屋根塗装はDIYできる? 


「屋根だけなら
DIYできるのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、屋根塗装は単に外観をよくするだけではなく、家を水から守るために大切な防水工事です。

失敗すると雨もりや基礎の劣化など家の寿命に影響するため、おすすめはできません。

また、屋根塗装のDIYには意外と多くの費用がかかります。

・材料費:10万~20万円程度
・道具代:5万円程度
・足場代:10~20
万円程度

※足場の設置には国家資格が必要なため、DIYの場合も専門業者へ依頼することになります。

合計で25万~45万円ほどかかるので、塗装会社へ依頼した場合と比べて節約効果は10万~20万円程度です。

高所作業のリスクや失敗する恐れもあるため、プロに任せた方がよいでしょう。

屋根塗装の費用を安く抑えるコツ


・突然訪問してきた業者は避ける
・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・塗装工事をまとめて行う
・適切なタイミングでメンテナンスをする
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する

突然訪問してきた業者は避ける


依頼してもいないのに突然訪問してきた業者は、避けた方がよいでしょう。

「近くで屋根塗装をしていて気になった」「無料で点検します」などと言って屋根に上がり、故意に破損させて本来は必要のなかった高額な工事の契約を結ばせる悪質な事例が報告されています。

すべての訪問業者が悪いわけではありませんが、もし屋根の状態が気になった場合は、ご自身で信頼できる業者を探して点検を依頼した方が安心です。

相見積もりをする


相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。

1社だけの見積もりでは提示された金額や塗料が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。

金額だけでなく、担当者の対応や会社の実績、信頼性なども含めて総合的に判断することが大切です。

自社施工の会社を探す


大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、塗装作業を下請け会社へ外注しているケースが多く、
10~30%程度の仲介手数料が発生します。

一方、自社で職人を抱えている会社の場合は余計な費用がかからないため、安く抑えられます。

ホームページのスタッフ紹介で、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認しておきましょう。

塗装工事をまとめて行う


屋根塗装が必要な時期には、外壁やベランダ、雨どいなども劣化している可能性が高いでしょう。

別々にメンテナンスをするとそのつど足場代や養生費がかかりますが、同時に行えば
1回分で済みます。

特に足場代は高額なので、高所の塗装はまとめて行った方が経済的です。

適切なタイミングでメンテナンスをする


屋根の劣化が進むほど、下地補修に多くの費用がかかります。

また、雨もりが発生すると屋根だけでなく建物全体の補修が必要になることもあるため、定期的に点検を受けて適切なタイミングでメンテナンスを行うことが大切です。

劣化症状を早期に発見して対処することで、補修費用を大幅に抑えられます。

補助金や助成金を利用する


一部の地域では、屋根塗装に補助金や助成金制度を設けています。

対象となる工事や補助金額は自治体によって異なるため、役所の窓口かホームページでご確認ください。

申請期限は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が終了するケースが多いため、利用を検討している場合は早めに準備を進めておきましょう。

火災保険を利用する


台風や落雷、ひょうなどが原因で屋根塗装が必要になった場合は、火災保険が適用される可能性があります。

対象となる災害や工事内容、保険金額は加入している保険によって異なるため、保険証券で確認するか担当者へ問い合わせてみてください。

請求期限は被害発生から3年以内が一般的ですが、時間が経つほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、被害を受けたら速やかに保険会社へ連絡しましょう。

【Q&A】屋根塗装でよくある疑問を解説


・屋根塗装に向いている時期はある?
・屋根の点検や見積もりは有料?
・屋根の点検を受けたら契約しないとダメ?
・屋根塗装は何年ごとにすべき?

屋根塗装に向いている時期はある?


屋根塗装に適している環境は「気温
5℃以上、湿度85%未満」です。

地域によっても異なりますが、気候が安定している春(
3~5月)と秋(9~11月)は雨や強風による作業の中断が少なく、スケジュール通りに進みやすいでしょう。

一方、真夏や真冬、梅雨、台風シーズンなどは注意が必要です。

気温が高すぎると塗料が乾くスピードが早いため塗りムラが出やすく、逆に低すぎると乾燥時間が長くなったり、密着性が低下して施工不良を起こしたりする可能性があります。

また、雨や強風の日には塗装作業ができないため、工期が延びることもあるでしょう。

とは言え、塗装会社は天気を見て調整しながら作業を進めるため、基本的にはどの時期でも工事は可能です。

屋根の点検や見積もりは有料?


多くの塗装会社では、屋根の点検や見積もりを無料で行っています。

ただし、特殊な調査や屋根裏に入っての詳細な点検を行う場合は、別途費用が発生することもあります。

点検を依頼する前に「点検・見積もりは無料か」「追加料金がかかることはあるか」を確認しておくと安心です。

屋根の点検を受けたら契約しないとダメ?


点検を受けたからといって、必ず契約しなければならないという決まりはありません。

点検はあくまで屋根の状態や費用目安を確認するものです。

「点検してもらったのに断るのは申し訳ない」と感じる必要はなく、複数社の点検を受けて比較検討することが大切です。

しつこく契約を迫られた場合は、特にはっきりと断りましょう。

屋根塗装は何年ごとにすべき?


屋根塗装のタイミングは使用している塗料や周辺環境、メンテナンス状況などによって異なりますが、
10~15年に1回程度が目安です。

海沿いや紫外線が強い地域では劣化が早まる傾向があるため、実際に屋根の状態を確認して判断することが重要です。

激しい色あせやカビ・コケの発生、塗膜のひび割れなどの劣化症状が見られたら、点検を受けることをおすすめします。

まとめ|岡山市で屋根塗装をするならベストホームへ!


今回は屋根塗装の費用相場や内訳、費用を抑えるコツについてお伝えしました。

家を長持ちさせるためには定期的な屋根塗装が欠かせません。費用を抑える工夫もしながら、適切なタイミングで塗装を行うことが大切です。

屋根塗装の目安は10~15年に1度とされています。「そろそろ塗装が必要かも?」と思い始めたら、まずは見積もりを依頼してみてくださいね。

ベストホームでは、無料で外壁の点検と見積もりを行なっております。岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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