モルタル外壁の塗装はDIYできる?塗料の選び方・手順・メリット・デメリットまで徹底解説


モルタルの外壁塗装には
100万円前後の費用がかかります。

そのため、「自分で塗装すれば安く抑えられるのでは?」と考える方も少なくないでしょう。

しかし、外壁塗装はベテランの職人が行っても稀に施工不良が起こるほど難しい作業です。

また、使用する塗料の種類や塗装方法をまちがえると、施工後すぐにはがれてやり直しが必要になったり、劣化症状を悪化させたりする恐れがあります。

最悪の場合には雨もりや躯体の腐食が発生することもあるため、慎重に検討しましょう。

この記事では、モルタル外壁のDIYが可能なケースと避けるべきケース、必要な道具や材料、手順などをわかりやすく解説します。

プロに任せた場合とDIYとの費用比較も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

モルタル外壁の塗装はDIYできる?


低い場所の軽微な劣化症状であれば、部分的に
DIYで塗装できる可能性があります。

しかし、劣化が進んだ外壁全体を自力で塗り替えるのはかなり難しいでしょう。

費用だけでなく安全性や仕上がり、耐久性なども踏まえて判断することが大切です。

以下のようなケースはプロに任せた方がよいでしょう。

・塗装範囲が広い
・外壁自体の劣化が激しい
・高所の塗装

塗装範囲が広い


外壁塗装には多くの工程があり、想像以上に時間と体力が必要です。

プロが複数人で毎日作業しても
1週間~10日以上かかるので、休日などに1人で行う場合は数か月かかることもあるでしょう。

途中で塗料が不足したり、塗装に時間がかかって塗り終わる前に乾燥し始めたりすることで、色ムラや施工不良が発生する恐れもあります。

外壁自体の劣化が激しい


チョーキング(触ると白い手に粉がつく)現象や色あせ、小さなひび割れ程度なら塗装で補修できますが、塗膜のはがれや幅
0.3mm以上のひび割れがある場合には注意が必要です。

表面の塗装だけでなく、下地や躯体まで傷んでいる可能性が高いでしょう。

内部の劣化を放置したまま塗装すると、外壁のはがれや雨もりにつながり、最悪の場合には建て替えが必要になる恐れがありま
す。

外壁の劣化状態に応じた補修作業が必要なため、自己判断で塗装だけ行うのは非常に危険です。

高所の塗装


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階部分や屋根付近の外壁を塗装するには、安定した足場が不可欠です。

脚立やハシゴだけで作業すると転落して大けがをする恐れがあるため、
DIYはおすすめできません。

また、足場の設置には国家資格が必要なため、DIY塗装の場合でも専門業者へ依頼することになります。

塗装会社へ依頼した場合と同じくらいの費用がかかるので、節約効果はそれほど高くありません。

足場が必要な高所の外壁塗装はプロに任せましょう。

モルタル外壁のDIY塗装に必要な道具と材料


モルタル外壁を
DIYで塗装するには、以下の道具と材料をそろえる必要があります。

【道具】
・高圧洗浄機
・ワイヤーブラシ
・スクレーパー
・コーキングガン
・ローラー
・ローラーバケット
・ハケ
・養生テープ、ビニールシート

高圧洗浄機やワイヤーブラシ、スクレーパーは、外壁の汚れや古い塗膜を落とすために必要です。

コーキングガンは、サッシ周りのコーキングやひび割れの補修に使います。

ローラーとローラーパケット、ハケは塗装に必要で、場所によって使い分けます。

養生テープとビニールシートは、窓ガラスや玄関ドア、庭木、車など、塗装しない箇所や汚れると困るものを保護するために必要です。

【材料】
・コーキング材
・下塗り塗料
・中塗り·上塗り塗料

材料は、モルタル外壁や既存の塗膜との相性、扱いやすさなどを考慮して選ぶことが重要です。

選択を誤ると、施工不良や耐久性の低下、色ムラなどを起こす可能性があります。

DIYでモルタル外壁を塗装する手順


モルタル外壁の
DIY塗装の手順は以下のとおりです。

( プロによる足場設置 )

高圧洗浄

ケレン

ひび割れや欠けを補修

養生

下塗り

中塗り・上塗り

( プロによる足場撤去
)

まずは高圧洗浄機で外壁の汚れや古い塗膜を洗い流し、除去しきれなかったものはケレン作業で削り落とします。

汚れや古い塗膜が残っていると塗料が密着せずすぐにはがれてしまうため、ていねいに作業を行いましょう。

洗浄後は十分に乾燥させてから次の工程へ移ります。

外壁自体にひび割れや欠けがある場合は、コーキング材で埋めて補修します。

外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装が基本です。

それぞれ塗装後にしっかりと乾燥させることがポイントです。

モルタル外壁のDIY塗装に適した塗料選び


外壁塗装では「下塗り塗料」と「中塗り・上塗り塗料」の
2種類を使用します。

それぞれモルタル外壁に適した、
DIYで扱いやすい塗料を選ぶことが重要です。

下塗り塗料の選び方


下塗り塗料は上塗り塗料の吸い込みを抑え、微細なひび割れを埋める役割をしています。

モルタル外壁ではシーラーや微弾性フィラーがよく使われます。

劣化症状が軽い場合はシーラーひび割れが目立つ場合は補修効果のある微弾性フィラーを選ぶとよいでしょう。

中塗り・上塗り塗料の選び方


モルタル外壁はひび割れが発生しやすいため、伸縮性の高い「弾性塗料」がおすすめです。

樹脂の種類によって耐用年数や価格が異なります。

塗料の種類

耐用年数

費用相場(㎡)

アクリル

38

1,0001,800

ウレタン

510

1,5002,500

シリコン

715

1,8003,500

フッ素

1215

3,0005,000

無機

1520

4,5005,500


耐久性とコストのバランスがよいのはシリコン塗料です。

また、希釈材の種類によって水性と油性がありますが、
DIYではにおいが少なく比較的扱いやすい水性塗料が適しています。

必ず「外壁用」「モルタル用」を選びましょう。

DIYでモルタル外壁を塗装するメリット・デメリット


DIY
でモルタル外壁の塗装を行う唯一のメリットは、職人の人件費がかからないため費用を安く抑えられることです。

一方、デメリットとしては以下の点が挙げられます。

・施工不良が起こるリスクが高い
・深刻な劣化症状を見逃す恐れがある
・外観が悪くなることがある
・ケガをする可能性がある
・保証やアフターフォローがない
・近隣トラブルにつながることがある

施工不良が起こるリスクが高い


外壁塗装は簡単そうに見えるかもしれませんが、多くの知識と高い技術力が必要です。

下地処理や乾燥時間が不十分だったり、塗料の選択をまちがえたりすると、数か月
~数年で再塗装が必要になることがあります。

失敗したあとでやり直すと通常よりも余計に費用がかかるため、最初からプロに任せた方が安心です。

深刻な劣化症状を見逃す恐れがある


外壁内部の劣化や構造的な問題は、専門家でなければなかなか気づけません。

深刻な劣化症状を見逃すと、雨もりやカビ・シロアリの発生、躯体の劣化につながる恐れがあります。

最悪の場合には建物の耐久性が低下して建て替えが必要になるケースもあるため、安易に表面の塗装だけ行うのは危険です。

外観が悪くなることがある


外壁をきれいに仕上げるには、さまざまなポイントに注意しながら塗装する必要があります。

以下のようなミスがあると、色ムラやざらつき、塗膜のふくれなどが発生し、塗装前より外観が悪くなってしまうことも珍しくありません。

・外壁の洗浄不足
・塗料の攪拌不足
・塗膜の厚みが不均一
・乾燥時間の不足
・気温が高すぎた/低すぎた
・湿度が高すぎた など

ケガをする可能性がある


足場を設置している場合は安心ですが、はしごや脚立を使って高所の塗装作業を行うと、転落してケガをする恐れがあります。

せっかく費用を安く抑えられても、骨折するなどして通院が必要になったり、仕事に支障をきたしたりしては本末転倒です。

保証やアフターフォローがない


外壁塗装を業者へ依頼した場合は、保証やアフターフォローがあるのが一般的です。

万が一施工不良が起こっても、保証期間内であれば無償で対応してもらえるでしょう。

しかし、DIYの場合はすべてが自己責任となってしまいます。

また、定期点検などのアフターフォローにより外壁の劣化を早期発見・早期対処できるため、トータルのメンテナンスコストを抑えられます。

近隣トラブルにつながることがある


隣家に高圧洗浄の水や塗料が飛び散って庭や車が汚れると、苦情やトラブルにつながる恐れがあります。

業者へ依頼した場合は対応を任せられますが、
DIYではご自身で対応することになります。

塗装工事中は騒音も発生しやすいため、あらかじめスケジュールを伝えて理解を求め、曜日や時間帯にも配慮しながら慎重に作業することが大切です。

【モルタル外壁の塗装費用】DIYとの差はどれくらい?


一般的な
30坪戸建て住宅の外壁塗装を業者へ依頼した場合、費用は60万~100万円程度が目安です。

一方、DIYの場合は30万~55万円程度になるでしょう。内訳は以下のとおりです。

・足場代:10万~20万円程度
・塗料代:15万~25万円程度
・道具代:5万~10
万円程度

DIYの方が3045万円ほど安く抑えられるでしょう。

足場が不要な場合は、合計で
4065万円ほど削減できます。

節約効果は大きいですが、費用だけでなく仕上がりや耐久性、保証なども考慮した上で判断することが重要です。

まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!


今回は、モルタル外壁の
DIYが可能なケースと避けるべきケース、必要な道具、材料などをご紹介しました。

外壁塗装はプロが行っても稀に施工不良や塗料の飛散などのリスクがあります。

DIYの場合はすべてが自己責任となってしまうため、慎重に検討しましょう。

コストだけでなく、仕上がりの美しさや手間、リスク、耐久性、保証、アフターフォローなども踏まえて判断することが重要です。

ベストホームでは、外壁のプロが無料で点検を行い、お客さまのご要望に応じて最適な塗料や工法を提案しております。

岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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