【サイディング外壁材4種類の価格と特徴】メリット・デメリットや選び方のコツをプロが徹底解説


外壁リフォームでサイディングを使いたいけど、「どんな種類があるんだろう?」「初期費用やメンテナンスコストはどれくらい?」と、気になっている方も多いのではないでしょうか。

サイディングは現在、日本の戸建て住宅でもっとも多く使われている外壁材です。

種類が豊富でコストを抑えやすい一方、素材によっては耐久性が低くメンテナンスに手間やコストがかかるものもあるため、それぞれの特徴をよく理解した上で選ぶことが大切です。

そこでこの記事では、サイディング外壁材4種類の特徴や価格、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。

外壁リフォームにかかる費用相場も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

サイディング外壁材とは?


サイディングとは、建物の外壁に使用されるパネル状の素材のことです。

工場で大量生産されるため品質が安定しており、施工もしやすいことから、日本では新築住宅の
8割以上で使用されています。

サイディングは素材によって「窯業系・金属系・木質系・樹脂系」の
4種類に分類され、デザインや価格の選択肢が豊富なことが魅力です。

サイディング外壁材4種類の価格・特徴を徹底比較


サイディング外壁には大きく分けて以下の
4種類があり、もっとも人気が高いのが「窯業系サイディング」です。

外壁材の種類

費用目安(㎡)

耐用年数

窯業系
サイディング

3,000〜7,000円

20〜40年

金属系
サイディング

4,000〜9,000円

20〜40年

木質系
サイディング

5,000〜8,000円

15〜40年

樹脂系
サイディング

8,000〜1万円

20〜50年


それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

窯業系サイディング外壁材の特徴


セメントと木質繊維を主原料とし、窯で高温処理して成型したものが窯業系サイディングです。

日本では戸建て住宅の約
7割で採用されており、もっともスタンダードな選択肢です。

窯業系サイディングのメリット


窯業系サイディングの最大の魅力は、豊富なデザインとコストパフォーマンスの高さです。

レンガ調・タイル調・石目調・木目調など、ほかの外壁材では再現が難しいデザインも、窯業系サイディングなら比較的安価に取り入れられます。

また、施工実績が豊富なためほとんどのリフォーム業者が対応しており、業者選びで困ることもないでしょう。防火性能にも優れています。

窯業系サイディングのデメリット


注意したいのは将来的なメンテナンスコストです。

目地(外壁材同士のつぎ目)を埋めるコーキング材は約
7~10年で劣化し、ひび割れや収縮が起きると雨水が侵入する原因になるため、定期的な点検と補修が欠かせません。

また、素材自体に防水性がないので、
10~15年ごとに塗装が必要です。

セメントを主原料とするため熱を吸収しやすく、夏場は外壁や室内が高温になる傾向があります。

日当たりや立地によっては、遮熱塗料や断熱材による対策が必要になるケースもあります。

金属系サイディング外壁材の特徴


金属系サイディングは、金属製の板と断熱材を一体化した外壁材です。

モダンでスタイリッシュな見た目が人気で、近年多くの住宅で採用されています。

非常に軽量で耐久性も高いため、特にカバー工法(既存の外壁の上から新しい外壁材を重ね張りする方法)に最適です。

金属系サイディングのメリット


金属製サイディングの最大の特徴は軽さです。

外壁材の種類

重量

樹脂系サイディング

2〜3kg

金属系サイディング

3〜6kg

木質系サイディング

10〜15kg

窯業系サイディング

17〜20kg


窯業系サイディングと比べて
3分の1~5分の1程度の軽さのため、カバー工法でも建物への負担を最小限に抑えられます。

また、重い外壁材から金属系サイディングへ張り替えを行うことで、耐震性を高めることも可能です。

振動や水分の吸収による膨張・収縮により、ひび割れが起こりにくい点もメリットです。

金属系サイディングのデメリット


薄い金属製の素材であるため、強い衝撃を受けると傷やヘコみができることがあります。

塗膜のはがれや劣化を放置するとサビが発生しやすいので、定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。

また、断熱材が入っていないガルバリウム剛板は断熱性・遮音性が低いため、雨音が響きやすく、夏は室内が暑く冬は寒くなりやすい傾向があります。

木質系サイディング外壁材の特徴


天然木材を使用し、表面に塗装と防火処理を施した外壁材が木質系サイディングです。

自然素材ならではの温かみと風合いは、ほかのサイディングでは代替できない独自の魅力があります。

木質系サイディングのメリット


最大の魅力は、本物の木材がもつ独特の質感とぬくもりです。

同じ木材でも種類や加工によって印象が異なり、世界にひとつだけの外観を実現できます。

また、木材は熱を通しにくい性質があるため断熱性にも優れており、一年を通して室内を快適な温度に保ちやすいでしょう。

冷暖房効率が高まることによる省エネ効果にも期待ができます。

木質系サイディングのデメリット


デメリットとしては、天然木を使用しているため雨や湿気の影響を受けやすいことが挙げられます。

塗装サイクルが
3~10年程度と他の外壁材に比べて極端に短く、将来的なメンテナンスコストが割高になる可能性があります。

外壁材の種類

塗装頻度

木質系サイディング

3〜10年

窯業系サイディング

7〜15年

金属系サイディング

10〜15年

樹脂系サイディング

−


また、耐火性が低いため、防火性能が求められる地域では選択できないことがあります。

樹脂系サイディング外壁材の特徴


樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を原料とした外壁材です。

北米では広く普及していますが、日本への導入は
1990年代と比較的新しく、国内での流通量は多くありません。

樹脂系サイディングのメリット


樹脂系サイディングの最大の魅力は、メンテナンスコストの安さです。

色あせやひび割れといった劣化が起こりにくく目地がないため、定期的に塗装やコーキング補修を行う必要がありません。

また、非常に軽量で建物への負荷が少なく、凍害·塩害に強いため寒冷地や海沿いの住宅にも適しています。

樹脂系サイディングのデメリット


デメリットは、
4種類の中でもっとも価格が高いことです。

日本国内での施工実績がまだ少ないため、対応できる業者も限られます。

業者を選ぶ際には、「樹脂系サイディングの施工実績が豊富かどうか」を確認しておくことが重要です。

また、色やデザインのバリエーションが少ないため、外観に強いこだわりがある方は物足りなさを感じるかもしれません。

外壁リフォームの方法は2種類


外壁リフォームの方法には「カバー工法」と「張り替え」の
2種類があります。

【カバー工法とは?】
カバー工法は、劣化した外壁の上から新しい外壁材を重ねて張る方法です。外壁内部の状態を確認・補修できないため、雨もりが発生している場合や、下地まで劣化している可能性が高い場合には選択できません。

【張り替えとは?】
張り替えは既存の外壁材を撤去して下地の補修や防水シートの交換を行い、新しい外壁材に交換する方法です。カバー工法よりも費用は高くなりますが、下地の劣化を見逃すリスクがなく、外壁が完全に新しくなる点がメリットです。

外壁の状態や今後のライフプランに応じて、適した工法を選びましょう。

【実例】サイディング外壁材を使った外壁リフォームの費用相場


ここでは、「窯業系サイディング」を使用して一般的な
30坪戸建て住宅の外壁をリフォームする費用・内訳の例をご紹介します。

【カバー工法の費用・内訳】

工事内容

費用相場

足場設置

15万〜25万円

防水シート

4万〜6万円

銅縁取り付け

20万〜25万円

水切り設置

5万〜7万円

目地コーキング

20万〜25万円

外壁材

35万〜85万円

諸経費

10〜30%

合計

110万〜225万円


諸経費には、現場までの交通費や出張費、現場管理費、事務手数料、保険料、事業者の利益、仲介手数料などが含まれます。

【張り替えの費用・内訳】

工事内容

費用相場

足場設置

15万〜25万円

既存屋根の撤去

12万〜30万円

下地補修

20万〜25万円

防水シート

4万〜6万円

外壁材

35万〜85万円

水切り設置

5万〜7万円

目地コーキング

20万〜25万円

諸経費

10〜30%

合計

122万〜264万円


上記はあくまで目安であり、実際の料金は外壁の面積や劣化状況、サイディング材の種類、施工業者などによって大きく変動します。

正確な金額を把握するには、複数の業者に見積もりを依頼して比較することが大切です。

まとめ|岡山市で外壁リフォームをするならベストホームへ!


今回は、サイディング外壁材
4種類の特徴や価格、メリット・デメリットをご紹介しました。

外壁材の種類

選択のポイント

窯業系

コストとデザイン性重視

金属系

軽さ重視
カバー工法に最適

樹脂系

天然木の
ナチュラル感重視

木質系

長期的な
メンテナンスコスト重視


どの素材が最適かは、予算や立地環境、今後のライフプランなどによって異なります。

初期費用だけで判断せず、長期的なメンテナンスコストも含めて検討することが大切です。

ベストホームでは、外壁リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご要望に応じてご自宅に最適な外壁材をご提案いたします。

岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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