外壁塗装
【外壁の汚れが目立たない色5選・目立つ色3選】後悔しない色選びのコツや費用を抑えるコツも紹介

「外壁の汚れが気になる」「掃除がめんどう」「せっかく塗装するなら次は汚れにくい色にしたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
実は色選びを工夫するだけでも、汚れの目立ちやすさがまったく異なります。
また、外壁の汚れは見た目を悪くするだけでなく、塗膜の劣化を早めることにもつながります。
付着した汚れが目立ちにくいことはもちろん、汚れにくい塗料選びも大切なポイントです。
そこでこの記事では、汚れが目立たない色と目立ちやすい色、汚れが付着しにくい塗料などをわかりやすく解説します。
失敗しない業者選びのポイントや、費用を安く抑えるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
外壁が汚れる8つの原因
・土や砂ぼこり、花粉
・排気ガス
・換気扇まわりの油汚れ
・鳥や虫のフン
・サビ
・雨
・カビやコケ、藻
・施工不良
土や砂ぼこり、花粉
外壁汚れの大半は、風で舞い上がった土や砂ぼこりです。
庭や周辺の未舗装道路などから巻き上げられた土や砂が外壁に付着し、堆積することでグレーや茶色の汚れが目立ちやすくなります。
また、春に多く飛散する花粉は水を含むと粘度が増し、乾燥すると落としにくくなるため要注意です。
排気ガス
交通量の多い道路沿いの立地では、排気ガス汚れが付着しやすいでしょう。
排気ガスにはススや油分が含まれており、外壁全体がグレーっぽくくすんでいきます。
毎日少しずつ汚れていくため、気づきにくいかもしれません。
換気扇まわりの油汚れ
換気扇の吹き出し口周辺の汚れは、キッチンから排出された空気に含まれる油分が付着したものです。
ベタベタしているため空気中のホコリや汚れを吸着しやすく、放置していると頑固な黒ずみへと変化していきます。
油汚れは雨で流れないため、洗剤やスポンジを使って洗い落とす必要があります。
鳥や虫のフン
鳥や虫が多い場所では、フンの汚れが目立つことがあります。
これらの汚れは見た目が悪いだけでなく、酸性やアルカリ性の成分を含むため、塗膜を劣化させる可能性もあります。
サビ
金属製の外壁にはサビが発生することもあります。
トタンに発生するのは赤サビ、アルミニウムや亜鉛に発生するのは白サビです。
赤サビは美観を損なうだけでなく、放置すると外壁を腐食してボロボロにしてしまいます。
雨
雨水には空気中のホコリや花粉、排気ガスなどが含まれており、外壁を流れる際に黒っぽい汚れが残ります。
塗装したての頃は撥水効果により弾かれていますが、経年劣化にともなって雨筋がつきやすくなります。
カビやコケ、藻
湿気の多い場所では、カビやコケ、藻などが繁殖しやすくなります。
日当たりが悪い場所の黒っぽい汚れはカビ、植物に近い所や雨どい周辺などの緑色の汚れはコケや藻の可能性が高いでしょう。
施工不良
塗料の希釈率が不適切だったり、塗装回数が規定より少なかったりすると、塗膜の防水性・耐久性が低下します。
その結果、汚れが付着しやすくなったり、雨だれが発生しやすくなったりすることがあります。
また、下地処理が不十分だった場合には、塗膜の密着性が悪くなり、早期にひび割れやはがれが発生することもあるでしょう。
施工不良は外壁を汚れやすくするだけでなく、建物自体の劣化を早める原因にもなりかねません。
外壁の汚れが目立たない色5選

・淡いグレー
・ベージュ
・ブラウン
・アイボリー
・グリーン
淡いグレー

あらゆる種類の汚れがもっとも目立ちにくいとされているのは、淡いグレーの外壁です。
白と黒の中間色であるグレーは、鳥のフンなどの白っぽい汚れも、排気ガスなどの黒っぽい汚れも目立ちにくい特徴があります。
経年劣化による色あせが起こりにくいこともメリットです。
ただ、グレーの外壁は地味でありきたりな印象を与えることがあるため、色味を調整したり、ツートンカラーにしたりすることをおすすめします。
無彩色のため、他の色とも組み合わせやすいでしょう。
ベージュ

ベージュは黄味のある明るい色なので、同系色の花粉や砂ぼこりがほとんど目立ちません。
鳥のフンや排気ガス汚れ、経年劣化による色あせも目立ちにくい傾向があります。
ひと口にベージュと言っても、サンドベージュやアッシュベージュ、ライトベージュなどさまざまな色味があります。
汚れの種類やお好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
ブラウン

ブラウンは、赤土や砂ぼこり、排気ガスなどの汚れが目立ちにくい色です。
より汚れにくさを重視するなら、淡いブラウンを選ぶのもよいでしょう。
色あせもしにくく、おしゃれで暖かみのある外観に仕上がります。
アイボリー

アイボリーは象牙のような黄色がかった乳白色です。
特に砂やホコリなどの白っぽい汚れが目立ちにくいでしょう。
「白っぽい外壁にしたいけど汚れが気になる…」という方におすすめのカラーです。
グリーン

グリーン系の外壁は、コケや藻、カビなどの汚れが目立ちません。
湿気の多い立地でカビやコケが発生しやすい場合は、グリーン系の外壁もおすすめです。
淡いグリーンなら、経年劣化による色あせも目立ちにくいでしょう。
外壁の汚れが目立ちやすい色
・真っ白
・真っ黒
・原色
真っ白
真っ白な外壁は清潔感があって爽やかな印象ですが、排気ガスやカビ、コケ、砂ぼこり、雨だれなど、さまざまな汚れが目立ちやすい傾向があります。
きれいな外壁を維持するには、頻繁に水洗いをするなどメンテナンスの手間がかかるでしょう。
真っ白を避けて少し色味のあるオフホワイトやアイボリーにするだけでも効果的です。
どうしても白い外壁にしたい場合は、汚れにくい塗料を選ぶ方法もあります。
真っ黒
真っ黒な外壁はスタイリッシュでおしゃれですが、鳥のフンや砂ぼこり、花粉などの白っぽい汚れが目立ちます。
暗い色になるほど汚れが目立ちやすくなるため、真っ黒を避けてグレー系の色味にするか、汚れにくい塗料を選ぶとよいでしょう。
一方で、排気ガスや虫のフンなどの黒っぽい汚れはあまり目立ちません。
原色
はっきりした原色系の色も汚れが目立ちやすい特徴があります。
特に赤や黄、紫などは色あせもしやすい傾向があるため、手間をかけずにきれいな外壁を維持するのは難しいでしょう。
外壁塗装の費用相場

一般的な30坪戸建て住宅の外壁塗装は、60万~100万円程度が相場です。
坪数ごとの目安は、以下の表を参考にしてみてください。
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延べ坪数 |
塗装費用 |
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20坪 |
約40万~70万円 |
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30坪 |
約60万~100万円 |
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40坪 |
約80万~130万円 |
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50坪 |
約100万~160万円 |
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60坪 |
約120万~190万円 |
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70坪 |
約140万~230万円 |
ただし、実際の料金は外壁の状態や塗装範囲、施工業者などによって大きく変動する可能性があります。
正確な金額を知りたい場合は、リフォーム会社や塗装会社へ無料見積もりを依頼しましょう。
外壁の汚れが目立たない塗料選びのポイント
・低汚染塗料を選ぶ
・防カビ機能をもつ塗料を選ぶ
・耐久性の高い塗料を選ぶ
・艶あり塗料を選ぶ
低汚染塗料を選ぶ
低汚染塗料とは、静電気を防ぐことで汚れが付着しにくく、付着しても雨で簡単に洗い流される(セルフクリーニング機能)塗料です。
頻繁に外壁の掃除をしなくても、塗装したてのきれいな状態を長く保てます。
防カビ機能をもつ塗料を選ぶ
湿気が多くカビが発生しやすい場合には、防カビ塗料がおすすめです。
防カビ剤によりカビの発生を抑制できますが、すでに繁殖しているカビを消す効果はありません。
耐久性の高い塗料を選ぶ
耐久性の高い塗料は汚れの付着や色あせが起こりにくく、長期にわたって美しい外観を保てます。
塗料の種類によって耐用年数と費用が異なるため、外壁の状態や何年住む予定なのかによって最適なものを選ぶとよいでしょう。
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塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
|
アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
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ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
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シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
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フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
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無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
艶あり塗料を選ぶ
外壁塗装の塗料には、5種類の艶レベルがあります。
・艶消し
・3分艶
・5分艶
・7分艶
・艶あり
艶感のある塗料は表面がつるつるしているため汚れが付着しにくく、掃除もしやすいことが特徴です。
一方、艶消し剤を混ぜている塗料はざらざらした仕上がりになるため、汚れが付着しやすい傾向があります。
汚れると外観が悪いだけでなく塗膜の劣化を早めることにもなるため、質感にこだわりがなければ艶あり塗料がおすすめです。
ただし、すべての塗料が5種類の艶レベルから選べるわけではありません。
製品によっては、艶消しタイプがないものや、7分艶が選べないものもあります。
後悔しない外壁塗装の色選びのコツ

塗料の色選びでは、汚れの目立ちにくさだけでなく、建物全体のバランスや周辺環境との調和も考慮することが大切です。
ここでは、外壁塗装で後悔しないために重要なポイントをご紹介します。
・外壁以外の部分との相性を考慮する
・周辺住宅に配慮する
・サイズの大きな色見本を使う
・光の効果に注意する
・色は2~3色までに抑える
・配色のバランスに注意する
・カラーシミュレーションを活用する
外壁以外の部分との相性を考慮する
外壁の色を選ぶ際は、屋根や窓わく、玄関ドア、雨どい、軒天などの色との相性を必ず確認しましょう。
外壁単体で考えて色を決めると、全体のバランスが悪くなることがあります。
特に屋根は面積が大きいため、外壁の色との組み合わせが外観の印象を大きく左右します。
一般的には、外壁を明るい色にする場合は屋根を濃い色にすると引きしまって見え、外壁を濃い色にする場合は屋根も同系色の濃い色にするとまとまりが良くなります。
また、面積は小さいですが、窓わくや雨どい、ドアの色も建物のアクセントとなる重要なポイントです。
さらに、庭の植栽や門扉、フェンスなどエクステリアとの調和も考慮すると、より統一感のある美しい外観に仕上がるでしょう。
周辺住宅に配慮する
外壁の色を選ぶ際は、周辺の住宅や街並みとの調和も考慮することが大切です。
住宅街の中で一軒だけ極端に目立つ色にすると、周囲から浮いて見えたり、近隣住民とのトラブルに発展したりすることがあります。
景観条例が定められている地域では、使用できる色に制限があるケースもあるため、事前に確認が必要です。
サイズの大きな色見本を使う
外壁の色を決める際には、できるだけ大きなサイズの見本を使いましょう。
カタログなどの小さな色見本だけで色を決めてしまうと、実際に塗装したあとで「イメージと違った」と後悔することがよくあります。
これは「面積効果」と呼ばれる視覚現象で、面積が大きくなるほど明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えるためです。
色選びの最終段階ではA4サイズ以上の色見本板を用意してもらい、実際に外壁に当てて確認しましょう。
可能であれば、試し塗りをしてもらうのも効果的です。
光の効果に注意する
光の当たり方や時間帯によっても、色の見え方は大きく変わります。
同じ色でも晴れた日には明るく鮮やかに、くもりや雨の日には暗くくすんで見えるでしょう。
また、朝のやわらかい光、昼間の強い光、夕方のオレンジ色の光のもとでは、それぞれ異なる印象を与えます。
蛍光灯と太陽光でも違って見えるので、色見本を確認する際は必ず屋外で、さまざまな天候や時間帯にチェックされることをおすすめします。
色は2~3色までに抑える
外壁塗装で使用する色は、2~3色までに抑えましょう。
あまり多くの色を使いすぎると、まとまりのない雑然とした印象になってしまいます。
2色以上使う場合は、配色のバランスにも注意が必要です。
ツートンカラーの場合、ベースカラーと組み合わせる色(アソートカラー)のバランスは、6:4~7:3が目安です。
アクセントカラーを入れる場合にはアソートカラーの割合を減らし、全体の5~10%程度に抑えるとよいでしょう。
カラーシミュレーションを活用する
カラーシミュレーションとは、ご自宅の写真を使ってさまざまな色の組み合わせを試せるサービスです。
色見本だけではイメージしにくい建物全体の配色バランスを確認できるため、色選びの失敗を大幅に減らせます。
ただ、モニターによって実際の色とは多少見え方が異なるため、最終決定の前には必ず色見本板で確認しましょう。
また、塗装会社の中にはカラーシミュレーションに対応していないところもあるので、事前にご確認ください。
外壁をきれいな状態に保つ方法
せっかく汚れにくい色や塗料を選んでも、適切なメンテナンスを怠ると外壁は徐々に汚れていきます。
そこで、ここでは美しい外観を長く維持する方法をご紹介します。
・年に1回は外壁を洗浄する
・定期的にプロの点検を受ける
・適切なタイミングで塗り替えを行う
外壁を洗浄する
定期的に外壁を洗浄することで、汚れの蓄積を防いできれいな状態を長く維持できます。
年に1~2回程度、やわらかいブラシやスポンジを使って水洗いするだけでも効果的です。
ホースで水をかけながら、上から下へ優しくこすり洗いしましょう。
高圧洗浄機は、水圧が強すぎると外壁材や塗膜を傷める恐れがあるため注意が必要です。
また、頑固な汚れには薄めた中性洗剤が有効です。
強い酸性やアルカリ性の洗剤は塗膜にダメージを与える可能性があるので、避けた方がよいでしょう。
カビやコケが発生している場合は、専用の除去剤を使用するか、プロに依頼することをおすすめします。
2階部分など高所の洗浄は危険をともなうため、無理せず業者に任せましょう。
外壁の汚れを落として塗膜を長持ちさせることで、次回の塗装時期を延ばせる可能性があります。
定期的にプロの点検を受ける
外壁は一見問題がなさそうでも、実は劣化が進行していることがあります。
3~5年に一度は専門業者による点検を受けた方がよいでしょう。
プロの目でチェックすることで、塗膜のひび割れやはがれ、外壁材の傷みといった劣化症状を早期に発見できます。
劣化が進行する前に補修すれば費用は安く済みますが、放置して大規模な工事が必要になると高額な費用がかかってしまいます。
多くの塗装業者やリフォーム会社は無料で点検を行っているため、気軽に相談してみましょう。
今回の外壁塗装を依頼する際に、アフターサービスとして無料点検を行っている業者を選ぶことも大切です。
適切なタイミングで塗り替えを行う
塗膜の経年劣化により防水機能が低下すると、汚れが付着しやすくなります。
適切なタイミングで塗り替えを行い、防水機能を復活させましょう。
塗膜の劣化を放置していると外観が悪くなるだけでなく、外壁材自体がダメージを受けて交換が必要になることもあります。
外壁塗装のタイミングは、10~15年に1回程度が目安です。
ただし、立地条件やお手入れ状況によっては、劣化が早まることもあります。
以下のような症状が出ていたら、外壁塗装を検討しましょう。
・激しい色あせ
・塗膜のひび割れ・ふくれ・はがれ
・チョーキング(触ると白い粉がつく)現象
・カビ・コケ・藻の発生
・外壁材のひび割れ
・雨もり など
外壁材自体のひび割れや雨もりは、特に緊急性の高い劣化症状です。
早急に対処しましょう。
外壁塗装で失敗しない業者選びのポイント

・地元の施工会社を選ぶ
・長く営業している会社へ依頼する
・外壁塗装の施工経験が豊富な会社を探す
・口コミや評価をチェックする
地元の施工会社を選ぶ
地元の施工会社は、地域の気候特性をよく理解しています。
適切な塗料や工法を提案してもらえるため、施工不良が起こりにくいでしょう。
また、自然災害やトラブルが発生した際に、すぐ駆けつけてもらいやすい点もメリットです。
長く営業している会社へ依頼する
悪質業者は悪い噂や口コミが広がりやすいため、長く営業を続けられません。
同じ地域で長年営業している会社を選べば、悪質業者を回避しやすいでしょう。
また、創業10年未満の会社は倒産リスクが高いと言われています。
施工会社が倒産すると保証やアフターサービスが受けられなくなってしまうため、創業10年以上の会社の方が安心です。
外壁塗装の施工経験が豊富な会社を探す
外壁塗装を請け負う業者には、工務店やリフォーム会社、塗装会社などさまざまな種類があります。
それぞれ得意分野が異なるため、外壁塗装の経験が豊富な会社を選びましょう。
施工事例はホームページやSNSでチェックできるはずです。
口コミや評価をチェックする
Googleの評価や口コミサイトも参考になります。
すべてを鵜のみにする必要はありませんが、「支払い後に連絡がとれなくなった」「見積もりと金額が違った」「工事が雑だった」など、悪い口コミが多すぎる業者は避けた方がよいでしょう。
星の数だけでなく、具体的なコメント内容にも注目することが重要です。
また、親戚や近隣で外壁塗装をされた方がいれば、どこへ依頼しのたか聞いてみるのもおすすめです。
身近な方からの情報がもっとも信頼できるでしょう。
外壁塗装の費用を安く抑える5つのコツ
・相見積もりをとる
・自社施工の会社を選ぶ
・助成金や補助金を利用する
・火災保険を利用する
・塗装工事をまとめて行う
相見積もりをとる
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼しましょう。
相場と比べて極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。
追加請求や低品質な塗料の使用、手抜き工事などのリスクが考えられます。
自社施工の会社を選ぶ
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは外壁塗装を外注しているケースが多く、10~30%程度の中間マージンが発生します。
一方、自社施工の会社なら仕上がりに直接影響しない余計な費用がかかりません。
ホームページなどで、職人が在籍しているか確認してみましょう。
助成金や補助金を利用する
自治体によっては、外壁塗装の工事に助成金や補助金が支給されるところがあります。
お住まいの地域が対象かどうかは、自治体のホームページか役所の窓口でご確認ください。
申請は着工前までに行う必要があります。
なお、申請期間内であっても予算が上限に達すると受付が終了するケースが多いため、希望する場合は早めに申請しておきましょう。
火災保険を利用する
台風や落雷などの自然災害が原因で外壁塗装が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。
対象となる災害や保険金額は加入している保険によって異なるため、保険証券などでご確認ください。
申請期限は被害発生から3年以内が一般的です。
ただ、時間が経過するほど自然災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、被害を受けたら速やかに保険会社へ連絡しましょう。
塗装工事をまとめて行う
外壁塗装が必要な時期には、屋根や雨どい、ベランダなどの塗装も劣化している可能性が高いでしょう。
別々に行うとそのつど足場や養生の費用がかかるため、まとめて行った方が経済的です。
まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!
今回は、外壁汚れが目立たない色と目立ちやすい色、汚れにくい塗料選びのポイントなどをご紹介しました。
外壁の色によって、同じ築年数の建物でも外観の印象がまったく違います。
白い外壁は排気ガスや雨だれ、コケなどの汚れが目立ちますが、淡いグレーの外壁ではほとんど気になりません。
どうしても汚れが目立ちやすい色にしたい場合は、低汚染塗料や艶のある塗料を選ぶとよいでしょう。
ベストホームでは外壁のプロが無料で点検を行い、お客さまのご要望にあわせて最適な塗料や色をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
外壁塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
【木造住宅の外壁塗装にかかる費用とおすすめの塗料】安く抑える3つのコツも解説

「木造住宅の外壁塗装にはどれくらいの費用がかかるんだろう?」「何年くらいで塗装が必要なの?」「塗装しないとどうなるんだろう?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
木造や木質系サイディングの外壁は、そのままだと湿気や紫外線、カビ、シロアリなどに弱く、あっという間に劣化してしまいます。
外壁の劣化は美観を損なうだけでなく、建物の耐久性低下にもつながるため、定期的な塗装で保護することが重要です。
この記事では、木造住宅の外壁塗装にかかる費用やおすすめの塗料、塗装が必要なタイミングなどをご紹介します。
外壁塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
木造住宅の外壁塗装にかかる費用
木造住宅の外壁塗装にかかる費用は、30坪戸建て住宅で60万~100万円が相場です。
坪数ごとの費用目安は、以下の表を参考にしてみてください。
|
延べ坪数 |
塗装費用 |
|
20坪 |
約40万~70万円 |
|
30坪 |
約60万~100万円 |
|
40坪 |
約80万~130万円 |
|
50坪 |
約100万~160万円 |
|
60坪 |
約120万~190万円 |
|
70坪 |
約140万~230万円 |
実際の料金は、依頼する塗装会社や塗料の種類、外壁の状態などによっても変動します。
正確な金額が知りたい場合には、塗装会社へ無料見積もりを依頼してみましょう。
木造住宅の外壁塗装費用の内訳
外壁塗装の費用は大きく4つに分かれています。
・足場代:20%
・塗料代:20%
・工事費:30%
・諸経費:30%
足場代
2階建て以上の住宅の外壁塗装には、足場が欠かせません。
足場代は塗装費用の約20%を占めており、一般的な30坪2階建て住宅の場合は10万~20万円程度が相場です。
3階建て以上になるとより丈夫な足場が必要になり、足場の設置面積も増えるため、費用が高額になる傾向があります。
業者の中には「足場代0円」をうたっているところもありますが、実際に無料にしたり足場なしで塗装工事を行ったりするのは現実的ではありません。
足場代が無料になっている場合、他の項目に上乗せされて総額が割高になっているケースもあるため注意しましょう。
塗料代
塗料代は全体の約20%を占めており、種類やグレードによって大きく変動します。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
|
アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
|
シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
|
無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
30坪住宅(外壁面積120㎡程度)の場合、塗料代だけでも40万~50万円ほどの差が出ることがあります。
アクリル塗料:12万~22万円
無機塗料:54万~66万円
ただ、耐用年数の長い塗料ほど価格は高くなりますが、そのぶん塗装サイクルが長くなります。
今の家に長く住み続ける場合は、長持ちする塗料を選んだ方が経済的かもしれません。
今回の塗装費用だけでなく、ライフプランやトータルのメンテナンス費用も考慮した上で最適な塗料を選ぶことが重要です。
工事費
工事費とは、高圧洗浄・養生・下地補修・塗装などの作業にかかわる職人の人件費です。
塗装費用の約30%を占めており、建物の高さや塗装範囲が増えるほど、作業量が多くなるため費用は高額になります。
また、道幅が極端にせまく大型車両が通れない場合には、資材の搬入・搬出を手作業で行うことになるため、追加料金がかかることがあります。
諸経費
諸経費は全体の約30%を占めており、以下のような費用が含まれます。
・交通費
・出張費
・現場管理費
・廃材処理費
・事務手数料
・保険料
・事業者の利益 など
また、依頼した業者が外壁塗装を外注している場合には、中間マージンが上乗せされます。
木造住宅の外壁塗装のタイミング
木造住宅の外壁塗装のタイミングは、使用している塗料の種類によって異なります。
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塗料の種類 |
耐用年数 |
|
アクリル |
約3~8年 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
|
シリコン |
約7~15年 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
|
無機 |
約15〜20年 |
ただし、木材は他の外壁材と比べて劣化しやすく、耐用年数の目安よりも早く劣化が進行している可能性があるためご注意ください。
日当たりの良い立地や海沿いの地域など、お住まいの環境によって劣化が早まるケースもあります。
放置すると危険な木造外壁の劣化症状

以下のような劣化症状が出ている場合は、塗料の耐用年数内でも一度プロの点検を受けてみた方がよいでしょう。
・チョーキングが発生している
・コケやカビが生えている
・塗膜がはがれている
・外壁にひび割れや反り、はがれがある
・目地コーキングにひび割れやはがれがある
・雨もりが発生している
チョーキングが発生している
チョーキングとは、外壁を触ると手に白い粉がつく現象です。
経年劣化により塗料中の顔料が粉化している状態で、外壁塗装にはベストなタイミングと言えるでしょう。
コケやカビが生えている
外壁に発生したコケやカビは、塗膜の防水機能が低下しているサインです。
そのままにしておくと外観が悪いだけでなく、外壁を劣化させる原因にもなるため、そろそろ塗装を検討した方がよいでしょう。
塗膜がはがれている
木造の外壁は、調湿作用により膨張・収縮をくり返しており、他の外壁材と比べて塗装がはがれやすい傾向があります。
塗膜がはがれた部分では防水機能や保護機能が働かず、紫外線や風雨の影響をダイレクトに受けてしまうため、早めに塗装を行いましょう。
放置していると外壁が劣化し、早々に交換が必要になる可能性があります。
外壁にひび割れや反り、はがれがある
塗膜の防水効果が切れると、外壁材が水分を吸収してダメージを受け、ひび割れや反り、はがれなどが起こります。
雨もりや外壁の腐食につながりかねないため、早急に補修を行いましょう。
状態によっては、外壁の交換が必要になるケースもあります。
目地コーキングにひび割れやはがれがある
木質系サイディング外壁の場合は、7~10年程度で外壁材のつぎ目(目地)のコーキングにひび割れやはがれが発生します。
すき間ができるとそこから雨水が侵入して外壁を劣化させるため、コーキング補修が必要です。
雨もりが発生している
屋内で雨もりが発生している場合、外壁塗装では補修しきれない可能性が高いでしょう。
外壁からの雨もりは気づきにくく、発見した時にはすでに外壁の下地や柱、梁なども腐食している恐れがあります。
そうなると下地補修や外壁の張り替え、柱や梁の交換などが必要になるため、高額な費用がかかります。
これ以上劣化が進む前に、すぐにでも補修を行いましょう。
木造住宅の外壁塗装におすすめの塗料

木造住宅の外壁塗装によく使われている塗料は、大きく分けて2つあります。
① 造膜系塗料
② 浸透性塗料
それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
① 造膜系塗料
造膜系塗料は、外壁表面に塗膜をつくることで耐水性・耐久性を高め、雨や紫外線から建物を守ります。
色つきの塗料でコーティングするため、外壁の傷や汚れ、色あせ、補修跡などを隠して新築のような外観を取り戻せるでしょう。
配色や質感を変えれば、外観の印象を一新することも可能です。ただし、木目を塗りつぶしてしまうため木の風合いは失われます。
塗膜の耐久性は、シリコンやフッ素など使用する塗料の種類によって異なります。
② 浸透性塗料
浸透性塗料は、防虫・防カビ・防腐効果のある薬剤を含む塗料です。
木材の内部まで染み込ませることで、腐食やカビ、シロアリの発生を抑え、外壁の劣化を防ぎます。
表面に膜を張らないため、防水性や耐久性はそれほど高くないですが、木材の伸縮により塗膜のひび割れやはがれが起こる心配がありません。
また、木造住宅の魅力である木の風合いを損なうことなく、外壁を保護できることもメリットです。
ただし、汚れや劣化症状は隠せないため、外壁の状態によっては造膜系塗料で塗りつぶした方がよいケースもあります。
木目を活かしたい場合には、外壁が劣化する前に早めの塗装を行いましょう。
木造住宅の外壁塗装の工期・工程
一般的な大きさの木造住宅の外壁塗装にかかる日数は、1週間~10日程度が目安です。
工程も見ていきましょう。
足場の設置(1日)
建物の周囲に足場を設置し、そのまわりを飛散防止ネットで覆います。
こうすることで、高圧洗浄の水や塗料が周辺に飛び散って汚れるのを防ぎます。
足場の設置時には騒音が発生するため、近隣住宅へは事前にスケジュールの伝達とあいさつをしておくことが大切です。
基本的には施工会社が行いますが、施主さまが同行されるケースもあります。
高圧洗浄(1日)
高圧洗浄機で古い塗膜や外壁の汚れを洗い落とします。
カビやコケ、藻などが落ちにくい場合は、専用の洗剤を使ったバイオ洗浄を行うこともあります。
窓を施錠していないと水圧で開いて浸水する恐れがあるため、必ずカギをかけておきましょう。
下地補修(1日)
高圧洗浄で落としきれなかった汚れやサビなどがあれば、手作業で除去します。
また、外壁にひび割れがある場合には、専用の充填材で埋めておきます。
劣化状態によっては、部分的に外壁の交換を行うこともあるでしょう。
(コーキング補修(1日))
木質系サイディングの場合、目地コーキングにひび割れやはがれなどの劣化症状があれば、補修を行います。
コーキングの補修方法には、「増し打ち」と「打ち替え」2つの工法があります。
増し打ちとは、古いコーキングの上からコーキング材を補充する工法です。
費用は安く抑えられますが、寿命が2~5年と短く、すぐにメンテナンスが必要になるでしょう。
一方、打ち替えは古いコーキングをはがして新たに充填し直す工法です。
費用は増し打ちより高額ですが、寿命が7~10年と長く、将来的なメンテナンスコストを抑えられます。
増し打ちは応急処置にしかならないため、特別な理由がなければ打ち替えをおすすめします。
養生(半日)
養生とは、塗装しない部分や汚れると困るものを保護する作業です。
窓ガラスや玄関ドア、植物などをビニールシートとテープで覆います。
なお、室外機をビニールシートで覆ったままエアコンをつけると、故障する恐れがあるためご注意ください。
使用する予定がある場合は、事前に業者へ伝えておきましょう。
専用のメッシュシートで覆えば養生中でも使えます。
車は専用カバーで養生することで簡単に着脱できるため、問題ないでしょう。
下塗り(1日)
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装が基本です。
※塗料の種類によっては2回/4回塗装のものもあります
下塗り塗料には、木材が塗料を吸い込むのを防ぎ、上塗り塗料の密着性を高める役割があります。
そのため、木造の外壁や上塗り塗料との相性がよい塗料を使用することが重要です。
中塗り・上塗り(2~3日)
中塗り・上塗りでは基本的に同じ塗料を使用します。
2回塗り重ねることで色ムラをなくし、塗料の厚みを確保して耐久性を高めます。
なお、各塗装工程の後には、数時間~1日程度の乾燥時間が必要です。
(付帯部塗装(1日))
付帯部とは、雨どい・軒天・破風板など外壁以外の部分を指します。
外壁とあわせて塗装したい場合は、見積もりの際に伝えておきましょう。
追加料金がかかるため今回の費用は高くなりますが、足場代や養生代が1回分で済みます。
特に高所の塗装作業には足場が必要なため、まとめて行う節約効果は高いでしょう。
完了検査・養生の撤去(半日)
塗装作業が完了したら、業者と施主さまで仕上がりを確認します。
塗りムラや汚れ、塗り忘れなどがないか、しっかりとチェックしましょう。
足場の撤去後では対応に時間がかかる可能性があるため、気になるところがあれば必ず伝えておくことが大切です。
足場の撤去・清掃(半日~1日)
仕上がりに問題がなければ、足場を撤去します。
念のため、ゴミの回収や清掃もきちんとされているか確認しておきましょう。
木造住宅の外壁塗装はDIYできる?

木造住宅の外壁塗装は可能ですが、おすすめはできません。
木材の塗装には、他の外壁材以上に高度な技術と知識が必要です。
まず、外壁の状態を正確に見極めて適切な下地処理を行わないと、すぐに塗膜がはがれてしまいます。
また、木材は調湿作用で膨張と収縮をくり返すため、塗料の選択や施工方法をあやまると短期間で劣化が進行する恐れもあります。
さらに、2階建て以上の住宅では足場が必須です。
足場の設置には国家資格が必要なため、DIYの場合でも専門業者へ依頼しなければなりません。
高所での作業には落下の危険もともないます。
DIYで失敗するとかえって高額な補修費用が発生する可能性もあるため、木造住宅の外壁塗装はプロに任せた方がよいでしょう。
木造住宅の外壁塗装DIYに必要な道具
木造住宅の外壁塗装をDIYで行う場合には、さまざまな道具や材料を用意する必要があります。
・高圧洗浄機
・サンドペーパー
・スクレーパー
・養生シートとテープ
・ローラーやハケ
・下塗り塗料
・中塗り・上塗り塗料
・塗料の希釈剤
・塗料の処理剤 など
これらをすべてそろえると、20万~35万円ほどかかります。
木造住宅の外壁をDIY塗装した場合の費用
一般的な30坪2階建て住宅の場合、外壁をDIY塗装する費用は30万~55万円程度が目安です。
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内容 |
費用目安 (30坪) |
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足場代 |
10万〜20万円 |
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塗料代 |
15万〜25万円 |
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道具代 |
5万〜10万円 |
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合計 |
30万〜55万円 |
|
プロに依頼した場合の相場は60万~100万円ですが、DIYでは人件費や諸経費がかからないため、30万~45万円ほどの節約になるでしょう。
木造住宅の外壁を長持ちさせるコツ
外壁を長持ちさせることは、トータルのメンテナンス費用の削減につながります。
ここでは、木造の外壁を長持ちさせる5つのコツをご紹介します。
・定期的にプロの点検を受ける
・外壁の汚れを放置しない
・耐久性の高い塗料で塗装する
・適切なタイミングで塗り替える
・信頼できる業者へ外壁塗装を依頼する
定期的にプロの点検を受ける
一般の方では気づきにくい初期の劣化症状も、プロの目では早期に発見できます。
例えば、塗膜の小さなひび割れや、木材内部で進行している腐食の兆候などは、専門知識がないと見逃してしまいがちです。
理想的な点検頻度は年に1回程度ですが、最低でも3~5年に1回は点検を受けましょう。
特に梅雨や台風シーズンといった、外壁にダメージを受けやすい時期のあとに実施すると効果的です。
早期発見できれば小規模な補修で対応できるため、結果的にメンテナンス費用を大幅に削減できます。
また、プロの点検では外壁だけでなく、屋根や雨どい、コーキングなど建物全体の状態も確認してもらえるため安心です。
多くの業者が無料点検を実施しているので、積極的に活用しましょう。
アフターサービスとして定期点検を行なっている業者へ塗装工事を依頼するのもおすすめです。
外壁の汚れを放置しない
汚れやカビ、コケなどを放置していると、外観が悪くなるだけでなく、塗膜の劣化を早めることにもなりかねません。
特にカビやコケ、藻などが付着した外壁は常に湿った状態になり、腐食のリスクが高まります。
日頃からこまめに外壁をチェックし、汚れを見つけたら早めに対処しましょう。
付着したばかりの汚れなら、ホースの水や柔らかいタオルでやさしく洗い流すだけでも効果的です。
ただし、高圧洗浄機を使用する場合は、水圧が強すぎると塗膜や木材を傷める恐れがあるためご注意ください。
落としにくい汚れは専門業者へ依頼しましょう。
耐久性の高い塗料で塗装する
耐久性の高い塗料で塗装することで、長期にわたって雨や紫外線から外壁を保護できます。
また、定期的に外壁の掃除をするのがめんどうな場合には、汚れが付着しにくく雨で簡単に洗い流せる「低汚染塗料」もおすすめです。
カビや藻が発生しやすい立地では、防カビ塗料や防藻塗料を選ぶのもよいでしょう。
適切なタイミングで塗り替える
外壁自体が劣化する前に適切なタイミングで塗り替えを行うことは、外壁を長持ちさせる上で非常に重要です。
使用している塗料によっても異なりますが、10~15年に1回程度は塗り替えが必要です。
塗膜が劣化すると、外壁材が劣化して交換が必要になったり、雨水が侵入して雨もりが発生したりする恐れがあります。
また、湿気によってシロアリの発生や躯体の腐食が起こると、建物全体の耐久性が低下し、最悪の場合には建て替えが必要になるケースもあります。
そうなると高額な補修費用がかかるため、塗膜の防水機能が失われる前に塗り替えを行いましょう。
信頼できる業者へ外壁塗装を依頼する
木造住宅の外壁を長持ちさせるには、信頼できる業者選びも重要です。
木材は他の外壁材と比べて扱いが難しく、適切な下地処理や塗料選定、高い施工技術が求められます。
経験豊富な業者であれば、木材の状態を正確に見極め、最適な工法を提案してくれるでしょう。
業者を選ぶ際は、木造住宅の施工実績が豊富かどうかを確認することが大切です。
木造住宅の外壁塗装費用を安く抑える5つのポイント

木造の外壁は塗装の効果が持続しにくく、頻繁にメンテナンスが必要なため、費用はできるだけ安く抑えたいですよね。
ここでは、外壁塗装の費用を安く抑えるコツを5つご紹介します。
・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・地元で長く営業している会社へ依頼する
・火災保険を利用する
・助成金や補助金を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけでは提示された金額が妥当かどうか判断が難しいため、2~3社に依頼してみましょう。
相場より極端に安い/高い場合は、追加料金の請求や手抜き工事、詐欺被害などのリスクがあるため、その業者を避けた方が無難です。
自社施工の会社を探す
大手のハウスメーカーやリフォーム会社では、外壁塗装を外注しているケースが多く、10~30% の仲介手数料が上乗せされています。
一方、自社施工の会社では、仕上がりに直接影響しない余計な費用がかかりません。
ホームページのスタッフ紹介などで、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認してみましょう。
地元で長く営業している会社へ依頼する
悪質業者は悪い噂や口コミが広がりやすいため、同じ場所で長く営業できません。
地元で長く営業している会社を選ぶことで、悪質業者による詐欺や高額請求を避けられるでしょう。
遠方からの交通費や出張費も抑えられます。
火災保険を利用する
台風や落雷などが原因で外壁塗装が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。
対象となる災害や保険金額は加入している保険によって異なるため、保険証券などでご確認ください。
請求期限は被害発生から3年以内が一般的です。
遅くなるほど災害との因果関係が証明しにくくなるため、被害が発生したら速やかに保険会社へ連絡しましょう。
助成金や補助金を利用する
地域によっては、外壁塗装に助成金や補助金が使えるところがあります。
利用条件や金額は自治体によって異なるため、ホームページや役所の窓口でご確認ください。
申請は着工前までに行う必要があります。
予算が上限に達すると申請期間内でも受付終了となるケースが多いため、早めに確認しておきましょう。
※岡山市は残念ながら対象外です
まとめ|岡山市で木造住宅の外壁塗装をするならベストホームへ!
今回は、木造住宅の外壁塗装にかかる費用やおすすめの塗料、塗装が必要な劣化症状などをご紹介しました。
木造や木質系サイディングの外壁は、湿気や紫外線、カビなどに弱く、定期的な外壁塗装が欠かせません。
劣化が進んでからでは塗料の選択肢が限られるため、10年に1回程度は点検を受け、適切なタイミングで塗装を行いましょう。
ベストホームでは、外壁のプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適な塗料やメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
外壁塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
レンガ・レンガ調外壁に塗装は必要?不要なケースや塗装の費用・最適なタイミングも紹介
「レンガ外壁はメンテナンス不要って本当?」「レンガ風の外壁には塗装が必要なのかな?」「塗装費用はどれくらい?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
レンガ外壁は、種類によって塗装が欠かせないケースと、しなくても問題ないケースとがあります。
ただし、塗装が必要ない外壁にも定期的な点検とメンテナンスは欠かせません。
この記事では、塗装が必要なレンガ外壁や不要なケース、メンテナンス方法などを紹介しています。
塗装が必要なタイミングや塗装費用も解説しているので、外壁塗装をすべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
レンガ外壁に塗装は必要?
レンガの外壁には3つの種類があり、このうち外壁塗装が不可欠なのは「レンガ調サイディング」だけです。
① 本物のレンガ
② レンガ風タイル
③ レンガ調サイディング
本物のレンガやレンガ風タイルは耐久性が高く、色あせやコケの発生、チョーキングなどの劣化症状が起こりにくいため、塗装で保護する必要はありません。
ただし、10年に1回程度はコーキング補修などのメンテナンスが必要です。
一方、レンガ調サイディングには防水機能が備わっていないため、長持ちさせるには定期的な塗装で雨や湿気から守ることが重要です。
レンガ調の外壁に塗装が必要なタイミング

レンガ調サイディングの外壁塗装は、10~15年に1回程度が目安とされています。
塗装が必要なタイミングは使用した塗料の種類によっても異なるため、以下の表を参考にしてみてください。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
|
アクリル |
約3~8年 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
|
シリコン |
約7~15年 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
|
無機 |
約15〜20年 |
塗料の種類がわからない場合には、新築時や前回塗装した際の書類を確認してみましょう。
塗装会社の無料点検を受けて判断してもらう方法もあります。
放置すると危険なレンガ調外壁の劣化症状
海沿いや日当たりのよい立地など、お住まいの環境によっては劣化が早まる可能性があります。
以下のような症状が出ている場合には、早めに点検を受けた方がよいでしょう。
・チョーキング
・カビ・コケ・藻の発生
・塗膜のひび割れ・はがれ
・外壁材の割れ・欠け・はがれ
・目地コーキングのひび割れ・はがれ
チョーキング
チョーキングとは、塗膜の経年劣化により塗料中の顔料が粉化し、外壁を触ると白い粉が付着する現象です。
緊急性はそれほど高くありませんが、外壁塗装にはベストなタイミングです。
カビ・コケ・藻の発生
カビ・コケ・藻の発生は、塗膜の防水機能が低下しているサインです。
放置していると見た目が悪いだけでなく、外壁の劣化を早める可能性があるため、そろそろ塗装を検討した方がよいでしょう。
塗膜のひび割れ・はがれ
経年劣化が進み塗膜にひび割れやはがれが起こると、雨水が外壁内部や屋内へ侵入する恐れがあります。
雨もりが発生すると柱や梁が腐食し、建物の寿命を縮めることにもなりかねないため、早急に塗装が必要です。
外壁材の割れ・欠け・はがれ
外壁材自体に割れや欠け・はがれが起こっている場合、塗装では補修しきれない可能性が高いでしょう。
非常に緊急性の高い症状です。
防水シートや断熱材などが腐食している場合には下地から補修を行い、破損した部分のサイディングボードを交換する必要があります。
目地コーキングのひび割れ・はがれ
サイディングボードの継ぎ目(目地)のコーキングにひび割れやはがれが発生すると、すき間から雨水が入り込み、外壁の劣化や雨もりを引き起こします。
雨もりは建物の耐久性低下にもつながるため、すぐにでも補修を行いましょう。
レンガ調外壁におすすめの塗装方法
せっかくのレンガ調デザインを損なうことなく、塗装する方法を2つご紹介します。
① クリア塗装
② 2色塗り
① クリア塗装
クリア塗装とは、無色透明の塗料で塗装する方法です。
色がつかないので、レンガ調のデザインを活かしながら外壁を保護できます。
ただし、外壁の汚れや色あせ、ひび割れ補修の跡などはカバーできないため、劣化が進行する前に塗装を行う必要があります。
② 2色塗り
汚れ・修理跡を隠したい場合や、外壁の色を変えたい場合には、色のついた塗料で塗りつぶす方法もあります。
単色だとデザイン性が失われるため、2色の塗料を使って塗装するとよいでしょう。
レンガの凹凸に合わせて色を変えることで、レンガ調外壁の立体感やデザイン性を損なうことなく汚れなどをカバーし、美しい外観を取り戻せます。
【岡山市】レンガ調外壁の塗装事例
【クリア塗装の施工事例】
元のデザインを活かしてクリア塗装を行い、外壁の防水機能を回復させています。

【2色塗りの施工事例】
2色に分けて塗りつぶすことで、レンガ調のおしゃれなデザインを損なうことなく外壁の汚れやひび割れを補修しています。

レンガ調外壁の塗装費用
レンガ調サイディング外壁の塗装費用は、一般的な30坪戸建て住宅で60万~100万円程度が相場です。
坪数ごとの料金は、以下の表を参考にしてみてください。
|
延べ坪数 |
塗装費用 |
|
20坪 |
約40万~70万円 |
|
30坪 |
約60万~100万円 |
|
40坪 |
約80万~130万円 |
|
50坪 |
約100万~160万円 |
|
60坪 |
約120万~190万円 |
|
70坪 |
約140万~230万円 |
レンガ調外壁の塗装費用が変動する8つの要因
① 建物の階数
② 外壁の面積
③ 塗料の種類
④ 工事の範囲
⑤ 外壁の劣化状態
⑥ デザイン
⑦ 立地
⑧ 施工会社
① 建物の階数
建物の階数は、足場代に大きく影響します。
3階建て以上の住宅では、2階建てと比べて使用する足場材の量が多く、設置・撤去にも手間がかかります。
また、通常より頑丈な足場が必要となるケースもあり、1.3倍ほど費用が高くなるでしょう。
② 外壁の面積
塗装する外壁の面積が広くなるほど、塗料の使用量や作業時間が増え、費用が高くなります。
たとえば同じ坪数でも、シンプルな四角形の建物と凹凸の多い複雑な形状の建物では、後者の方が塗装面積は大きくなります。
塗装費用の総額に大きく影響するため、外壁の面積を正確に算出してもらうことが重要です。
③ 塗料の種類
塗料代は塗装費用の約20%を占めており、使用する塗料の種類によって大きく変動します。
耐用年数が長いほど価格も高くなりますが、そのぶん塗装回数を減らせるため、トータルのメンテナンス費用を抑えられる可能性があります。
|
塗料の種類 |
費用相場(㎡) |
耐用年数 |
|
アクリル |
1,000~1,800円 |
約3~8年 |
|
ウレタン |
1,500~2,500円 |
約5~10年 |
|
シリコン |
1,800~3,500円 |
約7~15年 |
|
フッ素 |
3,000~5,000円 |
約12~15年 |
|
無機 |
4,500〜5,500円 |
約15〜20年 |
今回の塗装費用だけでなく、「この先何年住む予定か」「次回の塗装をいつにするか」なども考慮し、最適な塗料を選びましょう。
④ 工事の範囲
外壁以外に、屋根や玄関ドア、窓わく、付帯部(軒天・破風板・雨どいなど)も一緒に塗装する場合は、追加料金がかかります。
ただ、別々に工事を行うとそのつど足場や養生の費用がかかるため、トータルのメンテナンスコストは高くなるでしょう。
今回の塗装費用だけでなく、長期的な視点でも検討することが重要です。
⑤ 外壁の劣化状態
外壁の劣化が進んでいるほど、補修作業に時間とコストがかかります。
色あせやチョーキング、軽微なひび割れ程度であれば塗装だけで補修できますが、外壁材自体に大きなひび割れや欠けが生じている場合には、コーキング材による下地補修が必要です。
また、雨もりが発生して防水シートや断熱材まで腐食している場合には、外壁の張り替えが必要になるケースもあります。
外壁の張り替えには塗装の2~3倍の費用がかかるため、適切なタイミングで塗り替えることが大切です。
⑥ デザイン
塗装のデザインによっても費用が変動します。
単色で塗りつぶす方法はもっとも簡単で安価です。
一方、レンガ調デザインを活かした2色塗りは手間がかかるため、費用が高くなる傾向があります。
また、多彩模様塗料などの特殊な塗料を使用する場合も、通常より高額になるでしょう。
⑦ 立地
狭小地や住宅密集地では足場の設置が難しく、特殊な工法や足場が必要になることがあります。
また、道幅が狭く大型車両が入れない場合は、材料の搬入・搬出を手作業で行うため、追加料金がかかる可能性があります。
離島や山間部、業者の拠点から離れた場所などでは、交通費や出張費などが上乗せされるケースもあるでしょう。
⑧ 施工会社
外壁塗装は、ハウスメーカーやリフォーム会社、塗装会社、工務店、家電量販店、ホームセンターなどさまざまな会社が請け負っています。
・地域密着の工務店やリフォーム会社は比較的安い
・家電量販店やホームセンターは気軽に相談しやすい
・ハウスメーカーは安心感があるが料金は高め
など、それぞれにメリット・デメリットがあるので、よく理解した上で選びましょう。
レンガ調外壁の塗装工程と工期

レンガ調外壁の塗装工事は、一般的な大きさの住宅で10日~2週間ほどかかります。工事の流れは以下のとおりです。
足場と飛散防止ネットの設置
↓
高圧洗浄
↓
下地補修
↓
コーキング補修
↓
養生
↓
下塗り
↓
中塗り・上塗り
↓
(付帯部塗装)
↓
養生の撤去・完了検査
↓
足場の撤去・清掃
各工程の詳細を見ていきましょう。
足場と飛散防止ネットの設置
建物の周囲に足場を設置し、まわりを飛散防止ネットで覆います。
2階建て以上の住宅の外壁塗装では、職人が安全に作業するための足場が欠かせません。
また、飛散防止ネットを設置することで、塗料や高圧洗浄の水が飛び散ってご自宅の庭や隣家が汚れるのを防ぎます。
高圧洗浄
高圧洗浄機で外壁の汚れやコケ、古い塗膜などを洗い落とします。
汚れや古い塗膜が残ったまま塗装すると、新しい塗料が密着せずすぐにはがれてしまうため、非常に重要な工程です。
レンガ調サイディングは凹凸部分に汚れが溜まりやすいので、特にていねいに洗浄する必要があります。
下地補修
下地補修は、外壁のひび割れや欠けを修復する作業です。
幅0.3mm未満の細かいひび割れは下塗り材で補修できますが、0.3mm以上のひび割れはコーキング材で埋める必要があります。
また、高圧洗浄で落としきれなかった汚れやサビなどは、手作業で削り落とします。
コーキング補修
レンガ調サイディングの外壁には、つぎ目(目地)にコーキングが施工されています。
経年劣化によりひび割れやはがれなどが発生すると、すき間から雨水が侵入する恐れがあるため、塗装とあわせてコーキング補修も行いましょう。
コーキングの寿命は7~10年程度が目安です。
養生
養生とは、塗装しない部分や汚れると困るものを保護する作業です。
窓ガラスやサッシ、玄関ドア、エアコンの室外機などをビニールシートとテープで覆います。
窓を開けての換気やエアコンの使用ができなくなることもあるため、ご注意ください。
工事期間中も窓を開けたい場合や、エアコンを使用したい場合には、事前に業者へ相談しておきましょう。
下塗り
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装が基本です。
下塗りは、外壁材が塗料を吸い込むのを防ぎ、上塗り塗料の密着性を高めるために重要な工程です。
塗装後はそれぞれ半日~1日ほど乾燥させてから次の工程へ進みます。
ただし、クリア塗装の場合は下塗りが不要なため2回塗装です。
中塗り・上塗り
中塗りと上塗りでは、基本的に同じ塗料を使用します。
2回塗り重ねることで塗膜の厚みを確保し、耐久性を高めます。
レンガ調サイディングの場合、凹凸部分にムラなく塗料を塗るためにローラーの毛の長さを調整したり、ハケで細部を仕上げたりするなど、職人の知識と技術力が必要です。
(付帯部塗装)
付帯部とは、雨どい・軒天・破風板・鼻隠しなど、外壁や屋根以外の部分を指します。
外壁塗装と一緒に付帯部塗装も行う場合は、工期が1~2日ほど延びる可能性があります。
別々に塗装するとそのつど足場代や養生代などの重複費用がかかるため、外壁塗装のタイミングで一緒に行うのがおすすめです。
養生の撤去・完了検査
塗装作業が完了したら養生を撤去し、施工業者と施主さまで仕上がりの確認を行います。
塗り残しや色ムラ、汚れなどがないか細部までチェックし、気なることがあれば遠慮なく伝えましょう。
足場を撤去した後では、すぐに対応してもらえない可能性があります。
足場の撤去・清掃
完了検査で問題がなければ、足場を撤去して清掃を行います。
工事完了後は必ず保証書を受け取り、大切に保管しておきましょう。
万が一施工不良が起こった場合でも、保証書があれば無償で対応してもらえる可能性があります。
レンガやタイルの外壁にもメンテナンスは必須

本物のレンガやレンガ風タイルは塗装不要ですが、完全にメンテナンスフリーではありません。
劣化症状に応じて適切な補修を行うことで、家や外壁の寿命を長持ちさせられます。
レンガやタイルにひび割れや破損、はがれが起こった場合には、部分的に補修したり、交換したりする必要があります。
また、タイルの継ぎ目にコーキング材を使用している場合は、7~10年程度でひび割れやはがれなどの劣化症状が起こります。
定期的にコーキング補修を行いましょう。
コーキングの補修方法には「増し打ち」と「打ち替え」の2つがあります。
|
工法 |
費用相場 |
耐用年数 |
|
増し打ち |
8万〜15万円 |
2〜5年 |
|
打ち替え |
14万〜23万円 |
7〜10年 |
増し打ちとは、古いコーキングの上からコーキング材を補充する方法です。
打ち替えとは、古いコーキングをはがして新しく充填し直す方法です。
増し打ちの方が費用を安く抑えられますが、応急処置にしかならないため寿命が短く、頻繁に補修する必要があります。
よほどの理由がない限りは、打ち替えをおすすめします。
レンガやタイルにも外壁塗装できる?
「レンガやタイルに艶を出したい」「外観の印象を変えたい」などの理由で、塗装することは可能です。
ただし、塗膜の寿命はタイルやレンガほど長くないため、10年程度で劣化して外観が悪くなってしまいます。
一度塗装すると今後も10~15年ごとに塗り替えが必要なため、よく検討した方がよいでしょう。
レンガの質感やデザインを活かして塗装するなら、クリア塗装がおすすめです。
レンガ調外壁の塗装費用を安く抑える方法

・相見積もりをする
・自社施工の会社を選ぶ
・地元の会社へ依頼する
・適切なタイミングで塗装を行う
・塗装工事をまとめて行う
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼してみましょう。
相場と比較して極端に高い場合や安い場合には、注意が必要です。
高すぎる場合は、不当な利益や高額な中間マージンが上乗せされている可能性があります。
逆に安すぎる場合には、手抜き工事や低品質な塗料の使用、追加請求などが考えられます。
自社施工の会社を選ぶ
大手のリフォーム会社やハスメーカーでは外壁塗装を外注しているケースが多く、10~30%程度の中間マージンが上乗せされます。
一方、自社で職人を抱えている会社へ依頼すれば、仕上がりに影響しない余計な費用がかかりません。
ホームページのスタッフ紹介などで、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認してみましょう。
見積もりの際に問い合わせる方法もあります。
地元の会社へ依頼する
地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。
また、地域の気候特性をよく理解しているため、適切な塗料や工法を提案してもらえる可能性が高いでしょう。
何かトラブルが発生した場合に、すぐに駆けつけてもらいやすい点もメリットです。
適切なタイミングで塗装を行う
劣化を放置するほどダメージが進行し、高額な塗料や大掛かりな補修工事が必要になります。
たとえば、色あせやチョーキングなどの劣化症状が出ている場合には、費用の安いクリア塗装ができません。
また、外壁材自体にひび割れが発生している場合には、コーキング材で埋める必要があります。
さらにひび割れ部分から雨水が侵入すると、下地の劣化や雨もりを引き起こして高額な補修費用がかかる恐れがあります。
定期的にプロの点検を受けて適切なタイミングで塗装を行い、トータルのメンテナンスコストを抑えましょう。
塗装工事をまとめて行う
外壁塗装が必要な時期には、屋根やベランダ、雨どい、玄関ドアなどの塗装も劣化している可能性が高いでしょう。
別々に塗装するとそのつど足場や養生などの重複費用がかかるため、まとめてメンテナンスを行った方が経済的です。
特に足場代は10万~30万円と高額なので、高所の塗装工事を一緒に行う節約効果は大きいでしょう。
補助金や助成金を利用する
地域によっては、外壁塗装に助成金や補助金が使える可能性があります。
対象となる工事内容や支給金額は自治体によって異なるので、役所の窓口かホームページでご確認ください。
申請期限は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が終了するケースが多いため、利用を検討している場合は早めに準備を始めましょう。
※残念ながら岡山市は対象外です
火災保険を利用する
台風や落雷、ひょうなどの自然災害が原因で外壁塗装が必要になった場合には、火災保険が使える可能性があります。
対象となる災害や工事内容、保険金額などは加入している保険によって異なるため、保険証券でご確認ください。
請求期限は被害発生から3年以内が一般的です。
ただ、時間が経つほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるので、被害を受けたら速やかに保険会社へ連絡しましょう。
レンガ調外壁の塗装で後悔しない!業者選びのチェックポイント

・時間をかけて外壁の点検をしているか
・見積書に「一式」が多用されていないか
・塗装回数は合っているか
・「坪」ではなく「平米」で記載されているか
・「諸経費」が多すぎないか
・打ち合わせの内容が見積書に反映されているか
・保証やアフターサービスがあるか
・追加料金の有無
・キャンセル料の有無
・大幅な値引きをしていないか
・契約を急かさないか
・クーリング・オフについて説明があったか
・レンガ調外壁の施工経験があるか
時間をかけて外壁の点検をしているか
正確な見積もりを出すには、ていねいな外壁診断が欠かせません。
5~10分程度の目視だけで見積書を作成する業者や、そもそも点検を行わない業者は避けた方が賢明です。
工事が始まってから「新たな劣化が見つかった」などの理由で追加料金を請求されたり、劣化症状を見逃して工事を行い、施工不良を起こしたりする恐れがあります。
見積書に「一式」が多用されていないか
通常、見積書には足場・養生・高圧洗浄・下地補修・下塗り・上塗りなどの工程ごとに、単価や施工面積、使用する材料の製品名が明記されます。
詳細の記載がなく、「一式」が多用されている場合には要注意です。
製品名がわかればご自身でも性能や相場を調べられますが、記載されていなければ確認しようがありません。
特に「外壁塗装 一式」とだけ記載されている場合には、詳細を問い合わせるか別の業者へ依頼した方がよいでしょう。
塗装回数は合っているか
外壁塗装は3回塗装が基本です。
下塗りと中塗り・上塗りでは使用する塗料も違うので、分けて明記されているか確認しましょう。
記載がない場合には、下塗りや中塗りを省くなどの手抜き工事をしている可能性があるためご注意ください。
なお、クリア塗装の場合は下塗りが不要のため2回塗装となります。
また、塗料の種類によっては稀に4回塗装のものもあります。
「坪」ではなく「平米」で記載されているか
外壁塗装の見積書では、施工面積が「平米」で記載されるのが一般的です。
同じ坪数の住宅でも、デザインや形状、窓の大きさなどによって外壁の面積が異なるためです。
坪数で記載されている場合には、業者が正確な施工面積を把握できておらず、工事の途中で塗料が不足する恐れがあります。
また、見積額がざっくりと計算され、実際より高い料金を請求されていることも考えられます。
坪数で記載されている場合には平米数で算出し直してもらうか、その業者を避けた方が無難です。
「諸経費」が多すぎないか
外壁塗装の見積書には「諸経費」という項目があり、現場までの交通費や出張費、現場管理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されています。
諸経費の相場は総額の10~30%程度です。
この金額が大きすぎる場合には、不当な利益が上乗せされている可能性があるためご注意ください。
また、依頼した業者が塗装工事や足場を外注している場合には、中間マージンが加算されて高額になっていることも考えられます。
打ち合わせの内容が見積書に反映されているか
見積書は工事内容を証明する重要な書類です。
打ち合わせの際に伝えた内容がきちんと反映されているか、必ず確認しておきましょう。
たとえば、一緒に雨どい塗装も頼んだのに施工されていなかった場合、見積書に記載があれば対応してもらえます。
しかし、記載がない場合には「工事内容に含まれていません」と言われてしまえばそれまでです。
重要な内容は口約束だけでなく、必ず書面に残してもらいましょう。
保証やアフターサービスがあるか
保証やアフターサービスがあるかどうかも重要なポイントです。
外壁塗装の保証は業者や使用する塗料のグレードによって異なりますが、3~10年程度が一般的です。
保証の有無だけでなく、保証期間や適用条件も確認しておきましょう。
また、無料点検のアフターサービスがついていれば、不具合や劣化症状を早期に発見して対処できるため、外壁を長持ちさせられます。
追加料金の有無
追加料金の有無も確認しておきましょう。
どのようなケースで発生する可能性があるのか、金額はどれくらいになるのかまで理解しておくことが大切です。
通常、しっかりと外壁診断を行なった上で見積もりを出していれば、追加料金が発生することはほとんどありません。
しかし、稀に隠れた劣化症状が見つかることがあります。
追加料金が発生する場合には必ず見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約しましょう。
キャンセル料の有無
契約後にやむを得ない事情で解約する場合に備えて、キャンセル料の有無や金額、発生するタイミングを事前に確認しておきましょう。
一般的に材料の発注後や職人の手配後には、キャンセル料が発生する可能性があります。
大幅な値引きをしていないか
「今なら半額」「足場代が無料」といった極端な値引きには要注意です。
適正価格で見積もりを出している業者は、数十万円もの値引きをする余裕はありません。
できても総額の10%程度が限度でしょう。
大幅な値引きができるということは、もともと不当に高い金額を提示していたか、工事や材料の質を下げることで値引き分を補おうとしている可能性があります。
契約を急かさないか
「この場で契約しないとこの金額にはならない」「すぐに工事をしないと危険」などと契約をせかす場合は、悪質業者の可能性が高いでしょう。
信頼できる業者なら、「よく検討して決めたい」と伝えても快く待ってくれるはずです。
外壁の状態が心配になった場合には、ご自身で業者を探して点検を依頼することをおすすめします。
クーリング・オフについて説明があったか
訪問営業の場合、契約から8日以内であれば無条件で解約できます。
しかし、中には故意にクーリング・オフの説明をしなかったり、「外壁塗装は対象外」と断ったりする悪質な業者も存在します。
説明がない場合には確認し、契約書にも記載されているかチェックしておきましょう。
ただし、ご自身で業者を呼び寄せたり、店舗へ出向いたりして契約した場合は対象外です。
レンガ調外壁の施工経験があるか
レンガ調外壁の塗装は、平坦な外壁と比べて高度な技術が必要です。
業者を選ぶ際には、レンガ調外壁の施工経験があるかどうかを確認しましょう。
施工事例はホームページやSNSでチェックできるはずです。
まとめ|岡山市でレンガ調外壁の塗装をするならベストホームへ!
今回は、レンガ外壁に塗装が必要なケースと不要なケース、メンテナンス方法、塗装費用などをご紹介しました。
本物のレンガとレンガ調タイルの外壁には塗装が不要ですが、レンガ調サイディングには不可欠です。
また、塗装が必要ない外壁にも、下地やコーキング補修などの定期的なメンテナンスは欠かせません。
劣化が気になっている場合はもちろん、新築から10年以上経過している場合にも、一度点検を受けてみましょう。
ベストホームでは、外壁のプロが無料で点検を行い、ご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
外壁塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
コンクリート外壁に塗装は必要?塗装するメリットや劣化を放置するリスク、塗装費用も解説
「コンクリートの外壁に塗装は必要なのかな?」「塗装するとせっかくの質感が損なわれそう…」「費用はどれくらいかかるんだろう?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装には100万円前後の費用がかかるため、できるだけ頻度は減らしたいですよね。
ただ、外壁だけでなく建物の耐久性にまで影響する劣化症状が出ている場合、点検や補修を行わずに放置しておくのは危険です。
この記事では、コンクリート外壁の最適な塗装時期や、見過ごせない劣化症状、塗装費用の目安などを解説します。
おすすめの塗料や塗装方法も紹介しているので、外壁塗装すべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
コンクリート外壁に塗装は必要?
結論からお伝えすると、コンクリートの外壁には塗装が不可欠です。
※コンクリートとよく似た素材にモルタルがあります。モルタル外壁については、「モルタル外壁の塗装費用とタイミング」の記事をご覧ください。
【コンクリート外壁に塗装が必要な3つの理由】
・きれいな外観を保つため
・外壁の防水機能を維持するため
・建物の耐久性を高めるため
きれいな外観を保つため
コンクリート外壁はデザインがシンプルなため、汚れや変色、ひび割れなどの経年劣化が目立ちます。
面積が広い外壁が汚れていると、建物全体の印象も悪くなってしまうでしょう。
外壁塗装を行うことで、新築のような美しい外観を取り戻せます。
外壁の防水機能を維持するため
コンクリート外壁は、そのままだとひび割れやすく水にも弱いため、塗膜で保護することで防水機能を維持しています。
しかし、塗装の効果が続くのは10年程度です。
経年劣化により塗膜の防水機能が失われると、コンクリートに水が染み込んだり、ひび割れができたりして、外壁がもろくなってしまう恐れがあります。
外壁の交換が必要になると塗装の2~3倍の費用がかかるため、定期的に塗り替えを行い、外壁の防水機能を維持することが大切です。
建物の耐久性を高めるため
塗膜の劣化は屋内での雨もりにもつながります。
外壁からの雨もりは気づきにくく、発見した時には柱や梁、鉄筋部分まで腐食しているケースもあるため、特に注意が必要です。
躯体部分がダメージを受けると建物の耐久性が低下し、最悪の場合には建て替えが必要になることもあります。
家の寿命を長持ちさせるためにも、定期的な外壁塗装が欠かせません。
コンクリート外壁の塗装費用
一般的な30坪戸建て住宅の場合、コンクリート外壁の塗装費用は60万~100万円が目安です。
坪数ごとの費用相場は、以下の表でご確認ください。
|
延べ坪数 |
塗装費用 |
|
20坪 |
約40万~70万円 |
|
30坪 |
約60万~100万円 |
|
40坪 |
約80万~130万円 |
|
50坪 |
約100万~160万円 |
|
60坪 |
約120万~190万円 |
|
70坪 |
約140万~230万円 |
ただし、実際の塗装料金は、依頼する会社や使用する塗料、外壁の状態によっても変動します。
正確な料金が知りたい場合には、塗装会社へ無料見積もりを依頼しましょう。
コンクリート外壁の塗装費用に影響する7つの要因

・建物の階数
・外壁の面積
・工事範囲
・外壁の劣化状態
・立地
・施工会社
・塗料の種類
建物の階数
建物の階数が増えるほど、外壁の面積が大きくなるだけでなく、足場の高さも増します。
例えば、2階建てに比べて3階建て住宅では、使用する足場材や設置・撤去の手間が増えるため、足場代が数万~十数万円ほど高くなるでしょう。
職人が安全に作業を進めるために、より頑丈な足場が必要になるケースもあります。
外壁の面積
外壁の面積が広いほど、作業量や塗料の使用量が増え、費用が高くなります。
同じ坪数の住宅でも、建物のデザインによって外壁の面積は異なります。
例えば、出窓やベランダ、凹凸などが多い住宅では、シンプルな形状の住宅に比べて外壁の面積が広くなるため、塗装費用が高くなるでしょう。
一方、窓が多く大きい場合には、そのぶん外壁の面積が小さくなり、塗装費用が安くなる傾向があります。
工事範囲
外壁だけ塗装するのか、屋根や屋上、ベランダ、雨どいなども塗装するのかによって、費用は大きく変わってきます。
建物全体をまとめて塗装すると今回の工事費用は高くなりますが、足場代が1回分で済むため、長い目で見ると別々に依頼するよりも割安になる可能性が高いでしょう。
外壁塗装が必要な時期には、そのほかの部分も劣化しているケースが多いので、あわせて点検を受けてみることをおすすめします。
数年以内に他の部分も塗装が必要な状態であれば、まとめて塗装しておいた方が経済的です。
外壁の劣化状態
コンクリート外壁にひび割れや欠けが生じている場合には、塗装の前に補修を行います。
軽微なひび割れであれば下塗りで補修できますが、幅0.3mmを超える大きなひび割れはコーキング材やパテで埋める必要があります。
ひび割れの深さや大きさによっては、U字型やV字型にカットしてコーキング材をたっぷり充填する工法や、古いコンクリートを撤去して新たにモルタルで補修する工法が用いられるケースもあるでしょう。
ひび割れが大きくなるほど大掛かりな補修が必要となり、費用も高くなるため、劣化を放置しないことが大切です。
立地
立地によっても費用に差が出ることがあります。
例えば、道幅が狭く車が通れない場合には、資材の搬入·搬出を手作業で行うため、追加料金がかかる可能性があります。
また、隣家との距離が近すぎて通常の足場を設置できない場合には、特殊な足場や工法が必要となるケースもあるでしょう。
また離島や山間部などでは、交通費や出張費、宿泊費などが上乗せされる可能性があります。
施工会社
外壁塗装は、以下のようにさまざまな会社が請け負っています。
・工務店
・塗装会社
・リフォーム会社
・ハウスメーカー
・大手ホームセンター
・大手の家電量販店 など
それぞれ料金体系が異なるため、比較して選ぶことが重要です。
金額だけでなく、施工実績や技術力、信頼性なども含めて総合的に判断しましょう。
塗料の種類
塗料代は塗装費用の約20%を占めており、使用する塗料のグレードによって大きく変動します。
一般的に耐用年数が長い塗料ほど高価ですが、そのぶん塗装頻度を減らせるため、トータルの補修費用は安く抑えられる可能性があります。
今回の塗装費用だけでなく、今後のライフプランや将来的なメンテナンスコストも考慮して選択することが重要です。
コンクリート外壁におすすめの塗料・補修方法

コンクリート外壁には、以下のような塗料や塗装方法がおすすめです。
・撥水材
・クリア塗装
・弾性塗料
・コンクリート再現工法
撥水材
コンクリート特有の質感を活かしつつ外壁を保護したい場合には、撥水材がおすすめです。
ただし、耐久性はそれほど高くないため、撥水材だけでは5~7年程度しか持たないでしょう。
塗料価格の相場は1,500~2,000円/㎡程度です。
クリア塗装
撥水材の上から保護効果の高いクリア塗装を行うことで、より耐久性を高められます。
無色透明のクリア塗料を使用するため、コンクリートの質感を損なうことなく外壁の防水機能を高められます。
ただし、補修あとや色ムラ、汚れなどはカバーできないので、外壁が劣化する前に塗装することが重要です。
価格は塗料のグレードによって大きく異なります。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
|
アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
|
シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
|
無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
弾性塗料
硬いコンクリート外壁にはひび割れが起こりやすいため、弾性塗料も向いています。
塗膜がひび割れに追従することで補修効果が得られ、雨水の侵入を防ぎます。
伸縮性が高いことから、ひび割れ予防にも期待ができるでしょう。
ただし、弾性塗料で塗りつぶすとコンクリート特有の質感は失われます。
価格は2,800~4,000円/㎡程度が相場です。
コンクリート再現工法
コンクリート再現工法とは、スポンジや特殊ローラーを使って塗装することでコンクリートの質感は維持しながら、補修あとや色ムラなどをカバーする方法です。
高度な技術が必要なため施工業者が限られますが、新築時のような外観を取り戻せるでしょう。
価格はクリア塗装と同じく塗料のグレードによって異なり、1,000~5,500円/㎡程度が相場です。
塗装が必要なコンクリート外壁の劣化症状

コンクリート外壁の塗装目安は、10~15年に1回程度とされています。
しかし、実際に塗装が必要なタイミングは、塗料の種類や外壁の状態、お住まいの環境などによっても変動します。
塗料ごとの塗装時期の目安は、以下の表を参考にしてみてください。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
|
アクリル |
約3~8年 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
|
シリコン |
約7~15年 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
|
無機 |
約15〜20年 |
ただし、耐用年数はあくまで目安です。
以下のような劣化症状が出ている場合には、一度プロの点検を受けた方がよいでしょう。
・カビ・コケ・藻の発生
・水染み
・外壁のひび割れ
・爆裂・欠損
カビ・コケ・藻の発生
経年劣化により塗膜の防水機能が低下すると、カビ・コケ・藻などが発生しやすくなります。
外観が悪いだけでなく、外壁の劣化にもつながりかねないため、そろそろ塗装を検討した方がよいでしょう。
水染み
コンクリートは本来、水を吸収しやすい素材です。
そのため、塗膜の防水機能が低下している部分には、雨水が浸透してシミができることがあります。
水分や湿気は外壁を劣化させる原因になるので、早めに塗装を行いましょう。
外壁のひび割れ
幅0.3mm以上のひび割れには特に注意が必要です。
すき間から雨水が侵入して外壁内部の鉄筋がサビたり、室内で雨もりが発生したりする恐れがあるため、早急にひび割れ補修と塗装を行いましょう。
細いひび割れの場合、緊急性はそれほど高くありませんが、数年以内には塗装を検討することをおすすめします。
爆裂・欠損
雨水が外壁内部に侵入して鉄筋にサビが発生すると、膨張してコンクリートの爆裂や欠損を引き起こします。
放置しているとさらに外壁がもろくなり、建物の耐久性や耐震性にも影響を与える可能性があるため、すぐにでも補修が必要です。
コンクリート外壁塗装の工期と工程

一般的な住宅のコンクリート外壁の塗装には、1週間~10日ほどかかるでしょう。
工事の流れは以下のとおりです。
足場と飛散防止ネットの設置
↓
高圧洗浄
↓
下地補修
↓
養生
↓
下塗り
↓
中塗り・上塗り
↓
(付帯部塗装)
↓
養生の撤去・完了検査
↓
足場の撤去・清掃
それぞれの工程について、作業内容や注意点を詳しく見ていきましょう。
足場と飛散防止ネットの設置
工事の安全性と仕上がりの品質を確保するには、足場が欠かせません。
建物の周囲に足場を設置して周囲を飛散防止ネットで覆うことで、塗料や高圧洗浄の水がまわりに飛び散って汚れるのを防ぎます。
足場の設置・撤去の際には騒音が発生するため、近隣の方には事前にスケジュールを伝え、あいさつをしておくことが大切です。
高圧洗浄
業務用の高圧洗浄機を使って、外壁の汚れやコケ、古い塗膜などを落とします。
窓の鍵を閉め忘れると、水圧で開いて浸水することがあるためご注意ください。
洗浄後は外壁を十分に乾燥させてから次の工程へ進みます。
下地補修
塗装する前に、外壁のひび割れや欠けの補修を行います。
細かいひび割れは下塗り塗料やコーキング材で、大きなひび割れはカット工法で補修します。
下地補修が不十分だとせっかく塗装してもすぐに不具合が再発してしまうため、ていねいな作業が求められます。
養生
養生とは、塗装しない箇所や汚れると困るものを保護する作業です。
窓ガラスや玄関ドア、エアコンの室外機、庭木などをビニールシートとテープでカバーします。
室外機を覆ったままエアコンを使用すると故障する恐れがるため、塗装工事中も使用したい場合は事前に業者へ伝えておきましょう。
専用のメッシュシートでカバーすれば使用可能です。
下塗り
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装が基本です。
下塗りの役割は外壁の凹凸をなめらかに整え、下地と中塗り・上塗り塗料の密着性を高めることです。
コンクリートの吸い込みが激しい場合には「浸透性のシーラー」、ひび割れが多い場合には「微弾性フィラー」を使用するケースが多いでしょう。
ただし、クリア塗装は下塗りが不要なため、2回塗装となります。
中塗り・上塗り
中塗りと上塗りでは、同じ塗料を使用するのが一般的です。
2度塗り重ねることで塗膜の厚みを確保し、耐久性を高めます。
中塗り塗料が完全に乾燥してから、仕上げの上塗りを行います。
(付帯部塗装)
付帯部とは、雨どい・軒天・破風板・鼻隠しなど、外壁や屋根以外の部分を指します。
外壁とあわせて付帯部塗装も行う場合は、1~2日ほど工期が延びるでしょう。
ただ、別々に行うとそのつど足場や養生が必要となり、工事日数や費用負担が増えるため、まとめて塗装しておくことをおすすめします。
養生の撤去・完了検査
塗装作業が完了したら養生シートやテープを撤去し、業者と施主さまとで仕上がりの確認を行います。
塗り残しや色ムラ、汚れがないかなど、細部まで細かくチェックしておきましょう。
気になることがあれば遠慮なくその場で伝えることが重要です。
足場の撤去後では、すぐに対応してもらえない可能性があります。
足場の撤去・清掃
仕上がりに問題がなければ、足場を撤去します。
最後にもう一度、汚れやゴミがないかを確認しておきましょう。
工事後には保証書を発行してもらい、大切に保管しておいてください。
万が一施工不良が起こっても、保証書の期限内であれば無償で対応してもらえる可能性があります。
コンクリート外壁塗装の費用を安く抑えるコツ

・相見積もりをする
・自社施工の会社を選ぶ
・適切なタイミングで塗装を行う
・地元の会社へ依頼する
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や塗料、工法などが妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼してみるとよいでしょう。
他社や相場と比較して極端に高いまたは安い場合には要注意です。
高すぎる場合には、不当な利益や高額な中間マージンが上乗せされている可能性があります。
逆に安すぎる場合には、手抜き工事や低品質な塗料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。
自社施工の会社を選ぶ
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは外壁塗装を外注しているケースが多く、10~30%程度の中間マージンが上乗せされます。
一方、自社で職人を抱えている場合は、仕上がりに直接影響しない余計な費用がかかりません。
見積もりを依頼する前に、ホームページのスタッフ紹介で、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認しておきましょう。
適切なタイミングで塗装を行う
塗膜の劣化を放置していると、外壁自体のひび割れや欠け、雨もりといった深刻な症状へと発展し、大掛かりなリフォームが必要になります。
定期的に点検を受けて適切なタイミングで塗り替えを行うことで、外壁を長持ちさせ、トータルのメンテナンスコストを抑えましょう。
地元の会社へ依頼する
地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。
また、地域の気候や特性をよく理解しているため、最適な塗料や工法を提案してもらえる可能性が高いでしょう。
何かトラブルが起こった場合に、すぐ駆けつけてもらいやすい点もメリットです。
補助金や助成金を利用する
一部の地域では、外壁塗装に補助金や助成金制度が設けられています。
対象となる建物や工事内容、支給金額などは自治体によって異なるため、役所の窓口やホームページでご確認ください。
申請は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が終了するケースが多いため、利用したい場合は早めに準備を始めておきましょう。
※残念ながら岡山市は対象外です
火災保険を利用する
台風や落雷、ひょうなどの自然災害が原因で外壁塗装が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。
対象となる災害や工事内容、保険金額などは加入している保険によって異なるため、保険会社へ問い合わせるか保険証券でご確認ください。
請求期限は被害発生から3年以内が一般的です。
しかし、時間が経過するほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、被害を受けたら速やかに担当者へ連絡しましょう。
【Q&A】コンクリート外壁塗装の疑問を解消

ここでは、コンクリート外壁の塗装に関して、よくいただく質問にお答えします。
・打ちっぱなしコンクリートも塗装すべき?
・コンクリート外壁の塗装はDIYできる?
・点検や見積もりにはお金がかかる?
・点検を受けたら契約しないとダメ?
・コンクリートの外壁塗装に向いてる時期は?
・塗装工事中は普段通りに生活できる?
打ちっぱなしコンクリートも塗装すべき?
打ちっぱなしコンクリートにも塗装が必要です。
コンクリートは頑丈ですが、雨や紫外線には弱いため、無塗装や塗膜がはがれた状態にしておくとひび割れや雨もりが発生する恐れがあります。
独特の質感を保ちたい場合は、撥水材やクリア塗装、コンクリート再現工法を選ぶとよいでしょう。
コンクリート外壁の塗装はDIYできる?
低い場所の部分的な塗装であればDIYも可能です。
しかし、下地補修や塗料選びでミスが起こると、仕上がりが不均一になったり、すぐに不具合が再発したりする恐れがあります。
失敗してから専門業者へ依頼すると余分な費用がかかりますし、高所作業には転落のリスクもともなうため、最初から専門業者へ依頼した方が安心です。
点検や見積もりにはお金がかかる?
多くの業者は、外壁の点検や診断、見積もりを無料で行っています。
ただ、詳しい診断は有料となるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
点検を受けたら契約しないとダメ?
点検を受けただけで契約の義務が発生することはありません。
点検結果や見積額をもとに、他社と比較したうえで判断できます。
強引に契約をせまってくる場合は悪質業者の可能性が高いため、避けた方が賢明です。
コンクリートの外壁塗装に向いてる時期は?
塗料が乾きやすく雨の影響を受けにくい春や秋は、工期が延びる心配が少なく、外壁塗装に向いています。
ただし、夏や冬でも「気温5℃以上・湿度85%未満」であれば工事は可能です。
地域によっても最適な時期が異なるため、見積もりの際に相談してみるとよいでしょう。
塗装工事中は普段通りに生活できる?
工事期間中も基本的には普段通りの生活ができます。
ただし、足場や飛散防止ネットの設置により、窓が開けにくくなったり洗濯物を外に干せなかったりする時期があるため、工事のスケジュールを把握しておくことが大切です。
また、常に在宅している必要はありませんが、着工前や工事完了日には立ち合いを求められる可能性があります。
まとめ|岡山市でコンクリート外壁の塗装をするならベストホームへ!
今回は、コンクリート外壁の劣化症状や適切な塗装のタイミング、費用相場などを紹介しました。
コンクリート外壁は独特な質感がおしゃれですが、ひび割れやすく雨や湿気にも弱いため、長持ちさせるには定期的な塗装が欠かせません。
新築から10年以上が経過している場合や、ひび割れや水染みなどの劣化症状が気になっている場合には、一度点検を受けてみることをおすすめします。
ベストホームでは、外壁のプロが無料で点検を行い、ご自宅に最適な補修方法や塗料をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
外壁塗装の対応エリア
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【外壁塗装の保証は3種類】保証期間や保証内容、適用されないケースも解説

外壁塗装ではまれに施工不良が起こることがあるため、多くの塗装会社では一定の保証期間を設けています。
また、塗料によっては製品に保証が付いているものもあります。
ただし、保証期間や内容は塗装会社や塗料の種類によって異なるため、契約する前にきちんと確認しておくことが大切です。
条件によっては保証期間内でも適用されないケースがあるため、ご注意ください。
この記事では、外壁塗装の保証の種類や保証期間、内容についてわかりやすく解説しています。
保証されないケースや注意点もご紹介しているので、これから外壁塗装をされる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
外壁塗装の保証は3種類
外壁塗装の保証には、大きく分けて以下の3種類があります。
① 外壁塗装会社の保証
② リフォーム瑕疵保険
③ 塗料メーカーの保証
それぞれの内容を見ていきましょう。
① 外壁塗装会社の保証
外壁塗装における「保証」とは、基本的に塗装会社の保証を指しています。
塗装会社が行った工事に対する保証で、施工に問題があってひび割れなどの不具合が生じた場合には、補修や再塗装が行われます。
保証期間や範囲、適用条件は業者によって異なるため、契約の際に必ず確認しておきましょう。
条件によっては、保証があっても意味がないケースもあります。
また、そもそも保証について説明がない塗装会社は避けた方が無難です。
② リフォーム瑕疵保険
リフォーム瑕疵保険は国土交通省が推奨している保険で、すべてのリフォーム箇所が保証対象です。
工事に欠陥があれば、施工会社が倒産していても保険金を受け取れます。
ただし、保険料は家主が負担する必要があり、保証期間が1年間と短いことを理解しておきましょう。
保険料の相場は3万~10万円程度で、工事費用の1~3%が目安です。
工事費用100万円→1万~3万円
工事費用200万円→2万~6万円
工事費用300万円→3万~9万円
また、施工会社が組合に加盟している場合にも、倒産しても保証が受けられる可能性があります。
なお、保証内容や期間は組合によって異なり、組合が解散した場合には保証されません。
③ 塗料メーカーの保証
塗料によってはメーカー保証がつくこともあります。
保証期間は製品によって異なりますが、塗料メーカーの保証は会社の倒産や組合の解散といった心配が少なく、保証内容も明確なことがメリットです。
ただし、この保証は製品に対するものであり、施工ミスによる不具合は含まれません。
施工に問題がないことが前提条件のため、メーカーが認定した塗装業者でなければ保証が受けられないことがデメリットです。
また、お住まいの地域や塗料の種類も限定されているので、塗料メーカーの保証が適用されるケースはかなり稀です。
外壁塗装の保証期間
外壁塗装の保証期間は、保証の種類によって異なります。
|
保証の種類 |
保証期間 |
|
外壁塗装会社の保証 |
3〜10年 |
|
塗料メーカーの保証 |
1〜10年 |
|
リフォーム瑕疵保険 |
1年間 |
塗料メーカーの保証期間は、3年・5年・10年が一般的です。
また、塗装会社や塗料メーカーの保証は、塗料の種類によって期間が変動します。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
保証期間 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
1〜3年 |
|
シリコン |
約7~15年 |
2~5年 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
7~10年 |
|
無機 |
約15〜20年 |
7~10年 |
一部のグレードの高い塗料を使用した場合は、保証期間が15年になるケースもあります。
ただし、保証期間は長いほどよいわけではありません。
塗料の耐用年数を超える20年以上の保証がつくことはまずないため、長すぎる保証期間には注意が必要です。
根拠を確認しましょう。
外壁塗装で保証が適用されるケース

保証期間内に施工不良が原因で塗膜の損傷が起こった場合には、保証が適用される可能性が高いでしょう。
保証対象となるのは、主に以下のような症状です。
・塗りムラ
・塗膜のふくれやはがれ
・著しい塗膜の色あせ
・外壁のひび割れが補修されていない
・コーキングの施工不良による雨もり など
施工不良による不具合は、数か月~1年以内に起こることがほとんどです。
塗装から数年後に現れた劣化症状は、保証対象にならない可能性が高いでしょう。
外壁塗装の保証期間内でも保証されないケース
・経年劣化
・自然災害による損傷
・管理不足・故意の損傷
・仕上がりがイメージと違った
・施工会社が倒産した
・自分で補修をしてしまった
経年劣化
時間の経過とともに自然に進行する劣化は、保証の対象外です。
塗料には必ず耐用年数があり、紫外線や風雨にさらされることで徐々に見た目や性能が低下していくのは避けられません。
たとえば、塗装から5年以上経って発生した色あせやチョーキング(触ると手に白い粉がつく)現象は、経年劣化として扱われる可能性が高いでしょう。
保証はあくまで施工不良による早期の不具合を対象としており、塗料の寿命による劣化はカバーできません。
自然災害による損傷
地震や台風、落雷などの自然災害で外壁が損傷した場合、施工会社には責任がないため、保証は適用されません。
ただし、火災保険に加入している場合にはそちらの補償が適用される可能性があります。
保険証券などで確認してみましょう。
保証対象となる災害や補償内容は、加入している保険によって異なります。
詳しく知りたい方は「外壁塗装に火災保険は使える?適用条件・申請手順を解説」の記事をご覧ください。
管理不足・故意の損傷
「車をぶつけた」「ひび割れを放置した」など、故意の破損や管理不足による損傷は、保証の対象外となる可能性が高いでしょう。
あくまで塗装会社の施工ミスによる損傷が対象です。
万が一施工不良による塗膜のはがれやひび割れなどを見つけたら、放置せずすぐに施工会社へ連絡しましょう。
仕上がりがイメージと違った
「想像していた色より濃かった」「質感がイメージと違う」といった主観的な不満も、保証の対象外です。
施工自体に技術的な問題がなく、契約どおりの塗料を使用して適切に施工している場合、完成後のイメージの相違は保証範囲に含まれません。
このようなトラブルを防ぐには、色選びの段階で慎重に検討することが重要です。
カタログの小さな色見本だけで決めてしまうと、広範囲に塗装した際に色の濃さが違って見えることがあるので、最終確認はA4サイズ以上の色見本で行うことをおすすめします。
また、蛍光灯と太陽光の下では同じ色でも見え方が大きく異なるため、必ず屋外で確認しましょう。
業者に試し塗りを依頼して、実際の外壁で発色を確認するのも有効です。
施工会社が倒産した
保証期間内でも、施工会社が倒産した場合には保証を受けられません。
創業10年以内の会社は特に倒産するリスクが高いため、運営実績の長い塗装会社を選ぶことをおすすめします。
万が一施工会社が倒産してしまったら、リフォーム瑕疵保険が利用できないか確認してみましょう。
自分で補修をしてしまった
自分で補修をしてしまった場合も、保証されない可能性が高いでしょう。
補修に失敗したあとで施工会社へ連絡しても、元の状態や責任の所在がわからないため、対象外と言われても仕方がありません。
施工会社以外の業者が補修した場合も、保証の対象外となります。
施工不良を見つけたら絶対に触らず、状態がわかる写真を撮ってすみやかに塗装会社へ連絡しましょう。
必ず外壁塗装の「保証書」をもらおう

口約束の保証には意味がありません。必ず保証書を受け取ってください。
保証書がなければ保証範囲や期間を証明できないため、施工会社から「対象外です」と言われてしまえばそれまでです。
口頭で約束した内容も、きちんと保証書に記載されているか確認しておきましょう。
前回と同じ塗装会社や、知り合いの業者だったとしても、トラブルを避けるためには必ず保証書を受け取り、保管しておくことが大切です。
保証書を発行してくれない業者とは契約しないようにしましょう。
保証とあわせて、定期点検などのアフターフォローがあるかどうかも重要なポイントです。
外壁塗装の保証書で最低限チェックすべき7つの項目
保証書は内容までしっかりと確認しておくことが重要です。
以下の7つの項目をチェックすることで、いざという時に本当に役立つ保証なのかを見極められます。
① 工事内容
② 保証期間
③ 保証範囲
④ 保証内容
⑤ 免責事項
⑥ 無償と有償の条件
⑦ 定期点検の有無・頻度
① 工事内容
保証書に今回の工事範囲や具体的な工事内容が記載されているか、確認しておきましょう。
外壁塗装といっても、外壁だけなのか、付帯部(軒天、雨どい、破風板など)も含まれるのかによって保証範囲が変わります。
記載がないと「その部分は工事の範囲外だった」と言われるリスクがあるため、工事内容を証明できる見積書や契約書を保管しておくことも大切です。
② 保証期間
外壁と付帯部では保証期間が異なるケースが多いため、それぞれの期間を確認しましょう。
また、塗料の耐用年数を大幅に超える20年や30年といった非現実的な保証期間を提示する業者には注意が必要です。
一般的にウレタン塗料なら3~5年、シリコン塗料なら5~8年、フッ素塗料なら7~10年程度が適正な保証期間とされています。
極端に長い保証は条件が厳しく、実際にはほとんど適用されないケースも少なくありません。
③ 保証範囲
外壁、屋根、ベランダ、雨どいなど、具体的にどの部位が保証対象なのかが明確に記載されていることを確認しましょう。
「外壁塗装の保証」と聞くと外壁全体が対象と思われがちですが、実際には木部や鉄部は同じ工事で塗装していても対象外となるケースが多いのです。
素材の性質により特に塗膜の劣化が早いため仕方がないのですが、どこまでが保証範囲なのか、逆にどこが対象外なのかをしっかりと把握しておくことが大切です。
④ 保証内容
外壁塗装の保証では「塗膜のはがれ」のみが対象で、「ひび割れ」は対象外というケースがほとんどです。
ひび割れは構造的な問題や周辺環境、地震などの影響も考えられるため、一概に施工技術が原因とは判断しづらいためです。
施工会社によっても保証内容が異なるので、具体的にどのような症状が対象となるのか確認しておきましょう。
また「著しい」という表現もあいまいなため、どの程度なら保証されるのか、基準を確認しておくと安心です。
⑤ 免責事項
免責事項も必ず確認しておきましょう。
一般的には、経年劣化や自然災害、構造欠陥、不適切な使用などが挙げられます。
問題なのは、免責事項があまりにも多く、実質的にほとんど保証されないようなケースです。
免責事項が多いほど保証される可能性が低くなるため、他社の保証内容とも比較して妥当かどうかを判断しましょう。
⑥ 無償と有償の条件
保証があっても、補修工事の費用がすべて無償とは限りません。
たとえば、材料費は無料でも足場代が有料というケースもあります。
条件は業者によって異なるため、比較検討して納得した上で契約を結びましょう。
⑦ 定期点検の有無・頻度
定期点検などのアフターフォローが充実しているかどうかも重要なポイントです。
不具合を早期発見できれば、大きなトラブルを未然に防げます。
点検の頻度や、料金がかかるかどうかも確認しておきましょう。
多くの塗装会社が無料で定期点検を行っているはずです。
外壁塗装で不具合が生じた時の対処法

外壁塗装後に不具合が生じた場合には、以下の手順で速やかに保証を申請しましょう。
施工不良か所の写真を撮る
↓
保証書を確認する
↓
施工会社へ連絡する
↓
現地調査を受ける
↓
補修工事を依頼する
施工会社が外壁の状態を確認する前にご自身で補修を行うと、保証を受けられなくなる恐れがあるためご注意ください。
施工不良か所の写真を撮る
不具合を発見したら、真っ先に撮影しておくことが重要です。
ブルーシートで覆うなどの応急処置をする場合でも、必ず写真を撮ってから行ってください。
全体の様子がわかる引きの写真と、不具合部分の詳細がわかる寄りの写真の両方があると、範囲や程度がわかりやすいでしょう。
これらの写真は保証を請求する際に重要な証拠となります。
保証書を確認する
撮影が済んだら、手元の保証書を確認しましょう。
・発見した不具合が保証対象となっているか
・保証期間内であるか
・免責事項に該当していないか
などをチェックします。
保証書の内容が理解しにくい場合や、経年劣化との区別がつかない場合は、あとで業者に確認しやすいよう質問事項をメモしておきましょう。
保証書を紛失すると保証が受けられなくなる可能性があるため、大切に保管しておくことが重要です。
施工会社へ連絡する
保証書を確認したら、速やかに施工会社へ連絡しましょう。
いつごろ不具合に気づいたのか、どのような症状なのか、具体的に説明できるようにしておくとスムーズです。
連絡した日時や対応者の名前、会話の内容などは記録しておくことをおすすめします。
現地調査を受ける
業者と日程を調整して不具合を見に来てもらいましょう。
専門家の調査により、不具合の原因が施工不良なのか経年劣化なのかが判断されます。
点検時には撮影した写真も確認してもらい、原因について詳しく説明を受けることが大切です。
点検結果は必ずメモを取り、可能であれば報告書として書面で受け取りましょう。
補修工事を依頼する
調査の結果、保証対象であることが確認できたら補修工事を依頼します。
料金が発生するかどうかを確認し、有償の場合は必ず見積書を作成してもらいましょう。
口頭での約束だけでは、工事が始まってから追加料金を請求されるなどのトラブルが発生するリスクがあります。
外壁塗装の保証トラブルが起こったらどうする?
万が一、業者との間で保証をめぐるトラブルが発生した場合には、消費生活センターへ相談しましょう。
消費生活センターは、消費者と事業者の間のトラブル解決をサポートする公的機関です。
全国に窓口があり、電話番号「188」に電話すれば最寄りのセンターにつながります。
専門の相談員が状況を聞き取り、適切なアドバイスや解決方法を提案してくれるでしょう。
必要に応じて事業者への連絡や交渉も行ってくれるため、一人で悩まず早めに相談することが大切です。
後悔しない外壁塗装の業者選びのコツ

保証や費用面で後悔しないためには、業者選びがもっとも重要です。
以下の5つのポイントを押さえて、信頼できる業者を見つけましょう。
・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・外壁塗装の実績が豊富な会社を選ぶ
・地元で長く営業している会社へ依頼する
・口コミや評価をチェックする
相見積もりをする
相見積もりとは、複数の業者から見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。
相場と比較して極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。
外壁塗装の費用相場は、以下の表でご確認ください。
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延べ坪数 |
塗装費用 |
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20坪 |
約40万~70万円 |
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30坪 |
約60万~100万円 |
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40坪 |
約80万~130万円 |
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50坪 |
約100万~160万円 |
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60坪 |
約120万~190万円 |
高すぎる場合は、不当な利益や中間マージンが上乗せされている可能性があります。
一方、安すぎる場合は手抜き工事や低品質な塗料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。
適正価格で高品質な工事を行っている優良業者を探しましょう。
また、価格だけでなく、担当者の対応や保証期間、保証内容、アフターフォローの有無なども含めて総合的に判断することが重要です。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは外壁塗装を外注しているケースが多く、10~30%程度の中間マージンが上乗せされます。
一方、自社施工の会社なら仕上がりに直接影響しない余計な費用がかからないため、安く抑えられます。
責任の所在や連絡先が明確な点もメリットです。
施工不良やトラブルが起こった際にも、スムーズに対応してもらいやすいでしょう。
職人が在籍しているかどうかは、ホームページのスタッフ紹介などで確認できます。
外壁塗装の実績が豊富な会社を選ぶ
外壁塗装の工事は、リフォーム会社や工務店、塗装専門業者などさまざまな会社が請け負っています。
しかし、業者によって得意とする工事が異なるため、外壁塗装の実績が豊富な会社を選ぶことが重要です。
外壁塗装に慣れている会社は知識が豊富で技術力も高く、施工不良を起こしにくいでしょう。
施工実績はホームページやSNSなどで確認できるはずです。
地元で長く営業している会社へ依頼する
地元で長年営業している会社は、経験豊富で地域での信頼も厚い優良業者の可能性が高いでしょう。
一方、手抜き工事や高額請求をするような悪質業者は、同じ場所で長く営業を続けられません。
また、創業10年以上の会社は倒産リスクが低く、保証期間中に会社がなくなる心配も少ないでしょう。
さらに、地元の業者なら遠方からの交通費や出張費も抑えられます。
何かトラブルがあったときに、すぐ駆けつけてもらえる点もメリットです。
口コミや評価をチェックする
実際に工事を依頼した人の評価や口コミも参考になります。
インターネット上の口コミサイトや、Googleマップのレビューなどをチェックしてみましょう。
担当者や職人の対応、仕上がり、アフターフォローに関する口コミは、特に重要な判断材料となります。
総合評価だけでなくコメントまで目を通し、トラブルが起きた際にどのような対応をしているか確認しておくことが重要です。
近所で外壁塗装をした人がいれば、直接話を聞いてみるのもおすすめです。
身近な方からのリアルな体験談がもっとも信頼できるでしょう。
まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!
今回は、外壁塗装の保証の種類や保証期間、内容についてご紹介しました。
万が一施工不良が起こった場合にも、保証書があれば無償で修理してもらえる可能性があります。
契約時には保証内容や期間、アフターフォローなどを確認し、必ず保証書を発行してもらいましょう。
ベストホームでは、ひとつの塗装工事が終わるということは「お客さまとのお付き合いのはじまり」と考えています。
工事後も不具合がないか定期的に訪問させていただき、何かあれば対処いたします。
塗料の種類に応じて最長10年の長期保証をお付けしておりますので、安心してお任せください。
岡山市で外壁塗装をお考えの方は、お気軽にご相談くださいませ。
外壁塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
【屋根・外壁塗装に使われる断熱塗料の効果とは?】費用や遮熱塗料との違いも解説

断熱塗料は、一年を通して室内の温度を快適に保つ効果がある人気の塗料です。
断熱塗料で塗装したいけど「費用はどれくらいかかる?」「遮熱塗料とはどう違うの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、断熱塗料の費用やメリット・デメリット、遮熱塗料との違いなどをご紹介します。
断熱効果をさらに高めるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
屋根・外壁塗装に使われる断熱塗料とは?
断熱塗料とは「太陽光の反射」と「熱伝導の抑制」により、室内の温度を快適に保つ効果のある塗料です。
一般的な塗料とは異なり、塗膜内部に微細なセラミックや特殊な中空ビーズが含まれており、これが断熱層として機能します。
外壁の温度上昇を防ぐとともに、熱が室内へ伝わりにくくすることで、暑い夏でも涼しく過ごせるでしょう。
また、暖房で温まった室内の熱も外へ逃さないため、冬でも暖かく保てます。
特に築年数の古い住宅や、断熱材が不十分な建物では大きな効果を発揮するでしょう。
断熱塗料と遮熱塗料の違い
断熱塗料と遮熱塗料は混同されがちですが、機能には明確な違いがあります。
断熱塗料は、室内と室外の熱移動を抑制する働きにより、暑さと寒さ両方の対策ができます。
一方、遮熱塗料の効果は、太陽の光を反射して室内へ熱が伝わるのを防ぐことです。
夏場の室温上昇は抑えられますが、保温効果は期待できないため、冬の寒さ対策にはなりません。
夏の暑さだけを軽減したい場合には遮熱塗料で十分ですが、寒さ対策もしたい場合には断熱塗料がおすすめです。
断熱塗料を使って屋根・外壁塗装する費用
断熱塗料の価格は一般的な塗料と比べてやや高めに設定されており、3,000~6,000円/㎡程度が相場です
(遮熱塗料は2,000~4,000円/㎡)
延べ坪数30坪の2階建て住宅を断熱塗料で塗装する場合の費用相場は、以下のとおりです。
【外壁塗装のみ】
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延べ坪数 |
塗装費用 |
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20坪 |
約50万~110万円 |
|
30坪 |
約80万~160万円 |
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40坪 |
約100万~210万円 |
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50坪 |
約130万~260万円 |
|
60坪 |
約150万~300万円 |
【屋根塗装のみ】
|
延べ坪数 |
塗装費用 |
|
20坪 |
約40万~70万円 |
|
30坪 |
約50万~100万円 |
|
40坪 |
約65万~130万円 |
|
50坪 |
約80万~160万円 |
|
60坪 |
約90万~190万円 |
【外壁+屋根塗装】
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延べ坪数 |
塗装費用 |
|
20坪 |
約80万~170万円 |
|
30坪 |
約100万~240万円 |
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40坪 |
約130万~270万円 |
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50坪 |
約160万~300万円 |
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60坪 |
約180万~380万円 |
断熱塗料にもさまざまな種類があり、それぞれ価格や耐用年数が異なります。
予算や求める機能に応じて、最適な塗料を選ぶとよいでしょう。
また、外壁と屋根の断熱塗装を一緒に行うことで、足場代や養生代などの費用が1回分で済むため、トータルのメンテナンスコストを抑えられる可能性があります。
屋根・外壁塗装で人気の断熱塗料3選
屋根塗装・外壁塗装に使われる断熱塗料の中で、特に人気の高い製品を3つご紹介します。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
価格(1缶) |
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ガイナ |
約15〜20年 |
約6万円 |
|
キルコ |
約15年〜 |
約5万円 |
|
断熱コートEX |
約8〜10年 |
2万円 |
それぞれの塗料の特徴を見ていきましょう。
ガイナ
断熱塗料の中でもっとも人気が高いのが、日進産業のガイナ塗料です。
日本のロケット開発技術を応用してつくられた最先端の塗料で、塗膜内部に含まれる特殊なセラミックビーズが熱エネルギーを効率的に反射・放出し、室温を快適に保ちます。
断熱だけでなく、遮熱・防音・消臭などの効果も期待できます。
1缶あたりの価格は約6万円と高額ですが、耐久性が15~20年と長いため、長期的に見ればメンテナンス回数を減らしてコスト削減につながるでしょう。
キルコ(キルコート)
キルコは、断熱性能と高い伸縮性を兼ね備えた塗料です。
ガイナと同等レベルの断熱・遮熱性能をもち、夏の暑さ対策と冬の寒さ対策の両方に効果を発揮します。
また、伸縮性が高いことからモルタルやコンクリートといったひび割れしやすい外壁材にも適しており、塗膜が建物の動きに追従してひび割れの発生を抑えます。
密着性にも優れているため、長期にわたって塗膜の浮きやはがれも防げるでしょう。
断熱性だけでなく外壁のひび割れも気になる場合には、キルコがおすすめです。
断熱コートEX
断熱コートEXは、「断熱効果を得たいけれどコストも抑えたい」という方に適した塗料です。
1缶あたりの価格がガイナやキルコの半額以下で塗装回数も少ないため、塗料代を大幅に安く抑えられます。
(通常3回塗装のところ、断熱コートEXは2回塗装)
また、防汚効果に優れており、頻繁に洗浄しなくてもきれいな状態を保ちやすいことも特徴です。
ただ、ガイナやキルコと比べて耐用年数が短いため、次回の塗装時期が早まります。
頻繁に塗り替えを行うとトータルのメンテナンス費用が高くなる可能性があるため、注意が必要です。
屋根・外壁塗装に断熱塗料を使うメリット

・室温を快適に保てる
・電気代を節約できる
・結露を防げる
室温を快適に保てる
断熱塗料を使用することで外気温の影響を受けにくくなり、室温を一年中快適に保てます。
夏場は太陽の熱を反射して熱の伝導を防ぐことにより、外壁や屋根、室内の温度上昇を大幅に抑えられるでしょう。
実際に屋根をガイナ塗料で塗装した実験では、夏場の表面温度に20℃以上の差がありました。
また、冬場の実験では、塗装後に室温が7℃以上高くなったという結果が出ています。(参照:株式会社 日進産業 公式ホームページ)
これは暖房で温まった空気が外へ逃げにくくなるためです。
特に2階の部屋や屋根裏に近い空間では効果を実感しやすいでしょう。
電気代を節約できる
断熱塗装によって室内の温度変化が緩やかになると、冷暖房機器への依存度が下がり、電気代を大幅に節約できる可能性があります。
外気温の影響を受けにくくなるため冷暖房の効率がよくなり、エアコンを使用する時期も短くなるでしょう。
実際にガイナ塗料で外壁塗装をした実験では、日中のエアコン電力消費量が33%抑制されたという結果が出ています。(参照:株式会社 日進産業 公式ホームページ)
仮に1か月の電気代が15,000円の場合、5,000円ほど節約できる可能性があります。
年間では6万円、10年間では60万円もの削減効果となるため、塗料代を回収できるかもしれません。
また、冷暖房効率が上がることでエアコン本体の負担が軽減され、寿命が延びる効果も期待できます。
結露を防げる
結露は、室内の暖かい空気と冷たい外壁との温度差によって生じます。
断熱塗装によりこの温度差が小さくなることで、結露の予防効果が期待できるでしょう。
結露が発生すると、カビが繁殖したり内装や躯体がダメージを受けたりして、家の寿命を縮めることになりかねません。
そうなると余計な補修費用がかかるため、早めに対策を行って結露を防ぐことが大切です。
屋根・外壁塗装に断熱塗料を使うデメリット

・費用が高い
・効果が実感できないことがある
費用が高い
断熱塗料の最大のデメリットは、他の塗料と比べて費用が高いことです。
例えば、外壁塗装でもっともポピュラーなシリコン塗料とガイナ塗料を比較してみると、1.5~2倍程度の差があります。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
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アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
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シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
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無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
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ガイナ |
約15〜20年 |
3,800〜5,500円 |
30坪戸建て住宅の塗料代を比較した場合、20万円ほどの差になるでしょう。
シリコン塗料:22万~42万円
ガイナ塗料:46万~66万円
ただ、耐久性が高く塗装回数を減らせるため、トータルのメンテナンス費用を安く抑えられる可能性があります。
今の家に長く住み続ける予定なら、検討する価値は十分にあるでしょう。
効果が実感できないことがある
断熱塗料はすべての建物で同じように効果を発揮するわけではありません。
すでに十分な断熱対策をしている場合や、熱を吸収しにくい白系の屋根・外壁の建物では、それほど変化を感じられないかもしれません。
また逆に、気密性が低い家や大きな窓がある家では、外壁以外から熱の出入りが多く、断熱塗装の効果を実感できない可能性もあります。
事前に建物の構造を調査し、どの程度の効果が得られるかを確認した上で検討しましょう。
さらに断熱効果を高める塗料選びのコツ
塗料の色も断熱効果に大きく影響します。
以下のようなダークカラーは太陽の熱を吸収するため、屋根や外壁、室内が暑くなりやすい傾向があります。
・黒
・紺色
・濃いグレー など
一方で、以下のような淡い色は太陽光を反射するため、室温に影響を与えにくいでしょう。
・白
・ベージュ
・オフホワイト など
実際に白の太陽光反射率は90%以上、黒は30%以下となっており、色の効果はあなどれません。
塗料以外にも!断熱効果を高める4つの方法

・屋根や外壁に断熱材を入れる
・断熱性能の高い窓に変える
・断熱カーテンを使用する
・屋根裏の換気工事を行う
屋根や外壁に断熱材を入れる
断熱塗装よりもさらに効果が高いのは、屋根や外壁に断熱材を入れることです。
古い家では断熱材が入っていなかったり、劣化して十分に機能していなかったりすることがあります。
このようなケースでは、断熱塗装だけしても十分に効果を実感できない可能性があるので、事前に確認しておきましょう。
塗り替えのタイミングで屋根や外壁の断熱リフォームを一緒に行えば、余分に足場代などがかからないため経済的です。
断熱性能の高い窓に変える
窓は住宅の中でもっとも熱の出入りが多いため、窓の断熱性を高めることは非常に効果的です。
・二重窓にする
・断熱ガラスに交換する
・断熱性の高いサッシに交換する
などの対策をすることで、より建物全体の断熱性能を高められるでしょう。
断熱性能の高い窓やガラスへのリフォームには、補助金が使える可能性があります。
自治体のホームページで確認するか、見積もりの際に業者へ問い合わせてみましょう。
断熱カーテンを使用する
手軽に断熱対策をしたい場合は、断熱カーテンも効果的です。
通常のカーテンと比べて厚手や多層構造の生地になっており、窓からの熱の出入りを抑える働きがあります。
価格は一般的なカーテンの1.5~2倍程度ですが、大がかりな工事が不要ですぐに導入できる点が大きなメリットです。
冬場は窓ぎわの冷気を遮断して室温の低下を防ぎ、夏場は直射日光をさえぎって室温上昇を抑えてくれます。
外壁塗装や窓リフォームと組み合わせることで、さらに高い断熱効果を実感できるでしょう。
屋根裏の換気工事を行う
屋根裏の換気対策も、住宅全体の断熱性能を高めるうえで重要なポイントです。
屋根裏に熱がこもると、天井を通じて2階の室温が上昇し、冷房効率が大幅に低下します。
特に夏場の屋根裏は60℃以上にもなることがあるため、自然換気システムや換気扇を設置して屋根裏の熱気を外部へ排出することが重要です。
断熱塗装と組み合わせることで、屋根からの熱の侵入を防ぎつつこもった熱も逃がせるため、相乗効果が期待できるでしょう。
屋根裏の換気工事の費用は10万~30万円程度が目安です。
屋根・外壁の断熱塗装はDIYできる?
結論からお伝えすると、断熱塗装のDIYはおすすめできません。
一般的な塗装作業でも専門的な知識や技術が必要ですが、断熱塗料ではさらに高度な施工技術が求められます。
例えば、塗料を均一に塗布しなければ断熱効果にムラが生じ、期待した性能が得られない可能性が高いでしょう。
また、下地処理や乾燥時間が不十分だと、施工不良を起こして早々に塗膜の浮きやはがれが発生することも考えられます。
さらにDIYで失敗すると、補修や塗り直しには通常の塗装工事よりも多くの費用がかかります。
特に断熱塗料は高価なので、失敗のリスクを考えると最初からプロに依頼した方が経済的で安心です。
屋根・外壁の断熱塗装で後悔しない!業者選びのコツ

・断熱リフォームが得意な業者を選ぶ
・評価や口コミをチェックする
・保証やアフターサービスを確認する
・建物の調査をせずに見積もりを出す業者は避ける
・突然の訪問営業ですぐに契約しない
・大幅値引きを提案する業者は警戒する
・キャンセル料や追加料金を確認しておく
断熱リフォームが得意な業者を選ぶ
断熱塗装は、一般的な塗装と比べて専門性の高い作業です。
施工ミスや施工不良が起こると断熱効果が十分に発揮できない可能性があるため、断熱塗装の経験が豊富な業者を選びましょう。
また、屋根や外壁だけでなく建物全体の構造を見極めた上で、塗装による断熱効果が見込めるか判断することも重要です。
そのため、塗装だけに特化した業者ではなく、断熱リフォーム全般に詳しい会社へ依頼した方がよいでしょう。
評価や口コミをチェックする
実際に利用した人の評価や口コミを確認することも大切です。
特に注目したいのは、施工品質や職人の対応、見積もりの正確性、アフターフォローなどの項目です。
総合評価だけでなく口コミの内容にも目を通し、重大なトラブルが起こっていないかを確認しましょう。
また、近隣や親戚で外壁塗装をした方がいれば、直接話を聞いてみるのもおすすめです。
身近な方からの口コミがもっとも信頼できるでしょう。
保証やアフターサービスを確認する
施工後の保証について、対象となる不具合や期間、有償/無償などをしっかりと確認しておきましょう。
保証があれば、万が一施工不良が起こっても無償で直してもらえるでしょう。
一般的な保証期間は3~10年程度が目安です。
ただし、あくまで施工不良に対するものであり、断熱性能を保証するものではありません。
また、アフターサービスが充実しているかどうかも重要なポイントです。
施工後も定期的に無料点検をしてくれる業者であれば、小さな不具合を早期に発見して対処でき、建物を長持ちさせられます。
建物の調査をせずに見積もりを出す業者は避ける
正確な見積もりを出すには、外壁や屋根の劣化症状、面積、建物全体の断熱構造などをしっかりと調査する必要があります。
5~10分程度の点検で終わる業者や、そもそも建物の調査を行わない業者は避けた方がよいでしょう。
工事が始まってから新たな劣化が見つかって追加料金を請求されたり、塗料が不足して施工不良を起こしたりする恐れがあります。
突然の訪問営業ですぐに契約しない
すべての訪問営業が悪いわけではありませんが、突然訪問してきて「今すぐに工事をしないと危険です」と不安をあおり、強引に工事の契約をさせようとする業者には注意が必要です。
悪質業者だった場合、支払い後に連絡がつかなくなるケースもあるため、その場で契約や支払いをするのは絶対にやめましょう。
仮に屋根や外壁に問題があったとしても、数日で急激に劣化が進むことはほとんどありません。
建物の状態が気になる場合は、ご自身で信頼できる業者を探し、点検を依頼されることをおすすめします。
大幅値引きを提案する業者は警戒する
「今なら半額にできます」「足場代を無料にします」といった大幅な値引きを提示する業者には注意が必要です。
最初から適正価格で見積もりを出している誠実な業者は、このように極端な値引きをする余裕はありません。
できたとしても10%程度が限度でしょう。
数十万円単位の値引きを提案された場合、最初に高額な見積もりを提示しているか、手抜き工事や低品質な塗料の使用によって利益を確保しようとしている可能性があります。
断熱塗装の相場とも比較し、適正価格で高品質な工事をしてくれる業者を探しましょう。
キャンセル料や追加料金を確認しておく
契約前に必ず確認しておきたいのが、キャンセル料や追加料金の有無と金額です。
契約後にやむを得ない事情でキャンセルする場合、どのタイミングでどの程度の料金が発生するのかを確認しておきましょう。
通常、着工前であればキャンセル料がかからないか、発生しても少額で済むケースが多いのですが、業者によっては高額なキャンセル料を設定している場合があります。
また、もし着工後に追加工事が必要になった場合には、必ず見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約することが大切です。
見積もりの段階でしっかりと建物の状態を調査していても、ごく稀に追加工事が必要になるケースがあります。
屋根・外壁の断熱塗装の費用を安く抑えるポイント
・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・地元の会社へ依頼する
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された塗料や工法、金額などが妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。
相場と比較して極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。
高すぎる場合には不当な利益が上乗せされている可能性があります。
一方、安すぎる場合には追加請求や低品質な塗料の使用、手抜き工事などのリスクが考えられます。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは断熱塗装を外注しているケースが多く、10~30%程度の仲介手数料が発生します。
工事料金が100万円の場合、10万~30万円が上乗せされる計算です。
一方、自社で職人を抱えている会社では余計な費用がかからないため、安く抑えられます。
ホームページのスタッフ紹介ページなどで、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認してみましょう。
地元の会社へ依頼する
地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。
また、地域の気候を理解した上で塗料や工法を提案してもらえるため、施工不良が起こりにくく塗装が長持ちしやすいでしょう。
万が一トラブルが起こった場合に、すぐ駆けつけてもらえる点もメリットです。
補助金や助成金を利用する
自治体によっては、屋根や外壁の断熱リフォームに補助金や助成金が支給されるところがあります。
対象となる工事や補助金額は自治体ごとに異なりますが、工事費用の10~20%程度、上限10万~30万円程度が一般的です。
申請は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が終了することもあるためご注意ください。
自治体の窓口やホームページで確認するか、見積もりの際に業者へ問い合わせてみましょう。
火災保険を利用する
台風や落雷、ひょうなどの自然災害が原因で外壁や屋根が破損した場合には、火災保険を利用して修繕できる可能性があります。
対象となる災害や保険金額は加入している保険によって異なるため、担当者へ確認するか保険証券でご確認ください。
一般的な申請期限は被害発生から3年以内ですが、時間が経過するほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、早めに連絡しておきましょう。
まとめ|岡山市で外壁・屋根の断熱塗装をするならベストホームへ!
今回は、屋根や外壁の塗装に使われる断熱塗料の費用やメリット・デメリット、遮熱塗料との違いなどをご紹介しました。
断熱塗料は高価ですが、一年を通して快適な室温に保てるため、電気代や結露による建物へのダメージを抑えられます。
長期的に見れば、節約効果が期待できるでしょう。
ただ、建物の構造や劣化状態によってはあまり効果を実感できない可能性もあるため、塗装会社とよく相談して検討することをおすすめします。
ベストホームでは断熱塗装だけでなく、屋根や外壁、床下、窓、サッシなどの断熱リフォームも行っております。
補助金が使える工事もありますので、岡山市にお住まいの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根・外壁塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
【外壁塗装の回数を減らしたいなら無機塗料】特徴や価格、メリット・デメリットを解説

無機塗料は、外壁塗装に使われる塗料の中で最高級です。
耐用年数が長く機能性にも優れているため、メンテナンスの手間をかけなくても美しい外観を長期にわたって維持できるでしょう。
ただ、立地や外壁の状態によっては向かないケースもあるため、よく理解した上で後悔のない選択することが重要です。
この記事では、無機塗料の特徴や価格、メリット・デメリットなどをご紹介します。
外壁塗装に無機塗料を使用しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
外壁塗装に使われる無機塗料とは?
無機塗料はセラミックやケイ素などの無機物を主な原料とした塗料で、外壁塗装に使用される塗料の中でもっとも耐候性・防汚性に優れています。
一般的な塗料の多くは有機物で構成されており、紫外線や風雨の影響を受けて経年劣化しやすい性質があります。
一方、無機塗料は有機物の含有率が低いため劣化しにくく、長期にわたって塗膜の性能を維持できることが特徴です。
また、微生物の栄養源となる成分がほとんど含まれないので、カビやコケ、藻などの繁殖を抑える効果も期待できます。
メンテナンスの手間をかけずに長く美観を保ちたい場合には、最適な選択肢と言えるでしょう。
無機塗料で外壁塗装する費用
無機塗料の価格は、1㎡あたり4,500~5,500円が相場です。
外壁塗装用の塗料としてはもっとも高価ですが、耐用年数も長いため頻繁に塗り替える必要がありません。
各塗料の費用と耐用年数は、以下の表でご確認ください。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
|
アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
|
シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
|
無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
一般的な30坪程度の2階建て住宅の場合、外壁塗装の費用は100万~155万円程度になるでしょう。
ただし、実際の料金は外壁の劣化状態や塗装面積、立地条件などによって変動します。
正確な金額を知りたい場合は、塗装会社へ見積もりを依頼しましょう。
外壁塗装に無機塗料を使用するメリット

・汚れにくい
・色あせやチョーキングが発生しにくい
・塗り替えの回数が少ない
・藻やコケ、カビが発生しにくい
・燃えにくい
汚れにくい
無機塗料は、静電気が発生しにくく空気中の汚れやホコリを寄せつけないため、外壁が汚れにくいことが特徴です。
また水となじみやすい性質により、汚れが付着しても雨水で簡単に洗い流される(セルフクリーニング効果)ので、掃除やメンテナンスの手間をはぶけます。
排気ガスや黄砂が多い地域、工場や幹線道路の近くなど、汚れやすい環境にある住宅では特に効果を実感しやすいでしょう。
色あせやチョーキングが発生しにくい
無機塗料は紫外線の影響を受けにくいため、色あせやチョーキングといった劣化症状を抑えて塗装したての美しい外観を長く維持できる点がメリットです。
有機物を主成分とする塗料は、紫外線を受けると塗膜の色素が分解され、色あせが発生しやすい傾向があります。
さらに劣化が進行すると、塗膜表面が粉状になるチョーキング現象が起こります。
チョーキング現象とは外壁を手で触ったときに白い粉が付着する状態で、塗膜の寿命が近づいているサインです。
特に赤や黄色、紫といった鮮やかなカラーは色あせしやすく、ダークカラーは色あせやチョーキングが目立ちやすい傾向があります。
このような色を使用したい場合には、無機塗料を選ぶことで経年劣化の症状を最小限に抑えられるでしょう。
塗り替えの回数が少ない
無機塗料は耐用年数が15~20年と非常に長く、他の塗料よりも塗り替えの回数を減らせます。
塗装工事には1回あたり100万円前後の費用がかかるため、頻度を減らすことでトータルのメンテナンス費用を大幅に節約できる可能性が高いでしょう。
また、工事中には洗濯物が外に干せなかったり、窓を開けて換気ができなかったりといった生活上の制約も生じます。
業者選びや打ち合わせなどの手間もかかるため、できるだけ負担を減らしたい方にとっては大きなメリットです。
藻やコケ、カビが発生しにくい
藻やコケ、カビといった微生物は有機物を栄養源として繁殖します。
有機塗料は塗膜自体が微生物の栄養となるため、特に日当たりが悪く湿度の高い北側の外壁などではコケや藻が発生しやすい傾向があります。
一方、無機塗料は栄養分となる有機物をほとんど含まないので、微生物が繁殖しにくい環境をつくり出せるのです。
外壁にコケや藻が付着すると美観を損なうだけでなく、放置すると塗膜の劣化を早める原因にもなるため注意が必要です。
日当たりが悪く湿気の多い立地では、特に無機塗料の効果を実感しやすいでしょう。
燃えにくい
無機塗料の主成分であるガラスやセラミック、ケイ素といった鉱物は、不燃性の素材です。
そのため、万が一火災が発生した際にも有機塗料と比較して燃えにくく、延焼を遅らせる効果が期待できます。
ただし、無機塗料といっても塗膜の柔軟性を保つために少量の有機成分が配合されているため、完全に燃えないわけではありません。
外壁塗装に無機塗料を使用するデメリット

・価格が高い
・ひび割れすることがある
・艶消し塗料が選べない
価格が高い
無機塗料は機能性や耐久性が非常に優れており、そのぶん他の塗料と比べて価格も高くなっています。
もっともポピュラーなシリコン塗料と比較すると、1.5~2倍ほどの塗料代がかるでしょう。
一般的な30坪戸建住宅(塗装面積120㎡程度)の場合、塗料代だけで20万~30万円ほどの差が生じる計算です。
シリコン塗料:22万~42万円
無機塗料:54万~66万円
今回の塗装費用を抑えたい場合や、近い将来に建て替えや売却を予定している場合には、他の塗料を検討した方がよいかもしれません。
ただ、耐用年数が長いため、塗り替え頻度を考慮すると将来的な節約効果は高いでしょう。
今回の塗装費用だけでなく、長期的な視点でも検討することが重要です。
ひび割れすることがある
無機塗料の塗膜は硬くて強いことが特徴ですが、柔軟性が低いため外壁にひびが入ると塗膜も一緒に割れてしまうリスクがあります。
交通量の多い道路沿いや地震の多い地域など、震動が多くひび割れが起こりやすい場合には避けた方がよいケースもあります。
ただ、最近では弾性をもたせた無機塗料も開発されているため、施工会社に相談してみるとよいでしょう。
艶消し塗料が選べない
外壁塗装に使用される塗料の多くは「艶消し・3分艶・5分艶・7分艶・艶あり」の5種類から艶感を選べますが、無機塗料には艶消しタイプがありません。
艶消し材を混ぜることで艶感を調整することは可能ですが、耐久性が低下する可能性があります。
また、表面がザラザラとした仕上がりになるため、せっかくの防汚性能が低下してしまうこともあります。
防汚性を保ちながらマットな仕上がりを希望する場合には、艶消しタイプのある他の塗料を選んだ方がよいでしょう。
無機塗料で外壁塗装する際の注意点

・再塗装が難しいことがある
・仕上がりが職人の技術力に左右される
再塗装が難しいことがある
無機塗料は汚れが付着しにくい反面、塗り替えの際に塗料が密着しにくいというデメリットがあります。
塗装してから数年で色の変更や塗り直しを行うと、新しい塗料が密着せず、すぐにはがれてしまう可能性が高いでしょう。
たとえば「今回は外壁だけ塗装して、次回は屋根と一緒にまとめて塗り替えたい」といった場合、タイミングによっては塗料の密着不良が起こるリスクがあります。
再塗装時には、密着性を高める専用の下塗り塗料を使用したり、下地処理として目荒らし(研磨)を行い、塗料が密着しやすい状態に調整したりする必要があります。
将来的な塗装プランがある場合には、あらかじめ塗装会社へ伝えておきましょう。
仕上がりが職人の技術力に左右される
無機塗料は高性能ですが、施工が難しい塗料です。
古い塗膜や汚れの除去が不十分だと密着不良を起こしますし、塗膜の厚みが不足すると本来の耐久性や防汚性が十分に発揮されません。
また、無機塗料は硬化が早く塗りムラができやすいため、熟練した技術が求められます。
無機塗料での施工実績が豊富で、高い技術力をもつ職人を抱えている塗装会社を選ぶことが非常に重要です。
外壁塗装に無機塗料が向かないケース
・今回の塗装費用を安く抑えたい
・建て替えや売却の予定がある
・外壁自体が劣化している
今回の塗装費用を安く抑えたい
無機塗料は外壁塗装用の塗料の中でもっとも高価です。
まとまった予算を確保できない場合や、今回の塗装費用を安く抑えたい場合には向きません。
価格で選ぶならシリコン塗料がおすすめです。
耐久性は無機塗料と比べてやや劣りますが、高い防汚効果が魅力です。
ただ、無機塗料は塗り替えの頻度を減らせるため、トータルのメンテナンス費用を安く抑えられる可能性があります。
予算が足りない場合は、劣化しやすい南側や西側に無機塗料を使用し、他の面はシリコン塗料で塗装する方法もあります。
建て替えや売却の予定がある
無機塗料の耐用年数は15~20年です。
近いうちに建て替えや売却を検討している場合には、その時期に応じた耐用年数の塗料で十分でしょう。
ただし売却する場合には、資産価値を守るための耐久性や機能性は必要です。
外壁自体が劣化している
外壁そのものが劣化している場合、無機塗料で塗装しても20年もたない可能性があります。
反りやひび割れ、欠けが目立つなど、外壁の状態によっては張り替えやカバー工法も検討した方がよいでしょう。
カバー工法とは、劣化した外壁の上から新しい外壁材を重ねる方法です。
張り替えとは、古い外壁材を撤去して新しい外壁材に交換する方法です。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、詳しくは「外壁リフォームの種類と費用」の記事をご覧ください。
一般的な30坪戸建て住宅の場合、費用相場は以下のとおりです。
外壁カバー工法:150万~240万円
外壁張り替え:180万~300万円
外壁塗装に無機塗料がおすすめのケース

・日当たりが悪くコケなどが生えやすい
・手間をかけずにきれいな外観を維持したい
・外壁塗装の頻度を減らしたい
日当たりが悪くコケなどが生えやすい
日当たりの悪い立地では、外壁にカビやコケ、藻などが発生しやすい傾向があります。
これらの微生物は建物の美観を損なうだけでなく、塗膜の劣化を早める原因にもなるため、無機塗料で付着を防ぐことが重要です。
微生物の栄養分となる有機物を含まないため、効果的に繁殖を抑えられます。
手間をかけずに美しい外観を維持したい
無機塗料で塗装した外壁は汚れが付着しにくく、汚れても雨水で洗い流されるため、頻繁に掃除をする必要がありません。
色あせやチョーキング現象も起こりにくく、メンテナンスに手間をかけなくても塗装したての美しい外観を長く保てます。
忙しくて外壁の手入れに時間をかけられない方や、高齢でメンテナンス作業が負担になる方には特におすすめです。
外壁塗装の頻度を減らしたい
外壁塗装には高額な費用だけでなく、塗装会社との打ち合わせや庭の片づけなど、多くの手間もかかります。
塗装中には洗濯物干しや換気に制限もあるため、できるだけ回数を少なくしたい方も多いでしょう。
耐用年数の長い無機塗料を選ぶことで、塗装回数を大幅に減らせる可能性があります。
たとえば60年間の塗装回数を見てみると、無機塗料の場合は3~4回程度で済むでしょう。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
塗装回数 |
|
アクリル |
約3~8年 |
7〜20回 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
6〜12回 |
|
シリコン |
約7~15年 |
4〜8回 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
4〜5回 |
|
無機 |
約15〜20年 |
3〜4回 |
工事回数を減らせることは、費用面だけでなく暮らしやすさの面でも大きなメリットでしょう。
人気の無機塗料7選
無機塗料は多くのメーカーからさまざまな製品が発売されていますが、ここでは特に人気の高い7つをご紹介します。
|
製品名 |
耐用年数 |
|
グランセラトップ |
18〜20年 |
|
アレスダイナミック |
18〜20年 |
|
超低汚染リファイン |
20〜24年 |
|
エスケープレミアム無機 |
18〜20年 |
|
アプラウド |
20年 |
|
ウルトラMUKI |
15〜20年 |
|
パーフェクト |
20年以上 |
それぞれ機能性や価格、耐用年数などが異なるので、施工会社とも相談しながらご自宅に最適な商品を選びましょう。
無機塗料のほかにも!外壁塗装に使われる塗料4種類

外壁塗装に使われる塗料には、無機塗料以外にもさまざまな種類があります。
ここでは代表的な4種類の塗料について、特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・フッ素塗料
アクリル塗料
アクリル塗料は外壁塗装用の塗料の中でもっとも安価です。
発色の良さが魅力ですが、紫外線や雨風による劣化が早いため、頻繁に塗り替える必要があります。
今回の塗装費用をできるだけ安く抑えたい場合や、数年後に建て替えや住み替えを検討している場合には選択肢となり得ます。
長く住み続ける場合には、シリコンやフッ素、無機塗料などの耐用年数の長い塗料がおすすめです。
ウレタン塗料
ウレタン塗料の最大の特徴は、ひび割れに強いことです。
塗膜が柔らかく密着性が高いため、ひび割れやすいモルタル外壁や、複雑な形状の部分の塗装に適しています。
また、雨どいや軒天、破風板といった付帯部にもよく使用されます。
ただし紫外線に弱く変色しやすいため、日当たりの良い面には不向きです。
コストと性能のバランスを考えると、部分的な補修や付帯部の塗装はウレタン塗料、外壁本体はより耐久性の高い塗料で塗装するなどの使い分けが効果的でしょう。
シリコン塗料
外壁塗装においてもっとも多く使用されているのが、シリコン塗料です。
耐候性が高く汚れも付着しにくいため、美しい外観を長く維持できます。
また、人気があるため各メーカーからさまざまな製品が発売されており、色や艶の選択肢が豊富なこともメリットです。
業者が扱いに慣れているので、施工不良などのリスクも少ないでしょう。
シリコン塗料は価格と機能性のバランスに優れており、コストパフォーマンスを重視する方に適しています。
ただ、シリコンの含有量によって機能が大きく左右されるためご注意ください。
安すぎる塗料はシリコン含有量が少なく耐久性が低いので、避けた方がよいでしょう。
フッ素塗料
フッ素塗料は耐久性・耐候性が非常に高く、公共施設やなかなか塗り替えができない高層建築にも使用されています。
汚れが付着しにくく落としやすいため、塗装したての美しい状態を長く保てます。
紫外線や塩害にも強く、塗り替えサイクルを長くしたい場合におすすめの塗料です。
ただ、汚れを弾く性質のため塗り替えが難しく、専用の下地が必要になるケースがあります。
将来的なメンテナンスについても確認した上で選ぶことが大切です。
外壁塗装の費用を安く抑えるコツ
無機塗料は高価ですが、業者選びによって塗装費用を安く抑えられる可能性があります。
・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・地元の施工会社へ依頼する
・火災保険を利用する
・助成金や補助金を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。
他社や相場と比較して高すぎる場合はもちろん、安すぎる場合にも注意が必要です。
高すぎる場合には、不当な利益が上乗せされている可能性があります。
一方、安すぎる場合には追加請求や手抜き工事、低品質な材料の使用といったリスクが考えられます。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、外壁塗装を外注しているケースが多く、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社施工の会社なら仕上がりに直接影響しない余計な費用がかかりません。
ホームページのスタッフ紹介などで、塗装職人や足場職人が在籍しているか確認してみましょう。
見積もりの際に問い合わせる方法もあります。
地元の施工会社へ依頼する
地元の施工会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。
また、地域の気候特性を理解しているため、最適な塗料や工法を提案してもらえる点もメリットです。
特に同じ地域で長く営業している場合は、施工実績が豊富で高い技術力をもった信頼できる会社の可能性が高いでしょう。
一方で、手抜き工事をしたり頻繁に施工不良を起こしたりするような悪質業者は、同じ場所で営業を続けられません。
塗膜を長持ちさせることは将来的なメンテナンスコストの削減につながるため、地域の信頼できる業者へ依頼することが重要です。
火災保険を利用する
火災保険が使えるのは、火事による被害だけではありません。
台風や落雷、ひょうなどの自然災害が原因で外壁塗装が必要になった場合にも、火災保険が適用される可能性があります。
対象となる災害や工事内容、保険金額などは加入している保険によって異なるため、保険証券などでご確認ください。
請求期限は被害発生から3年以内が一般的ですが、時間が経過するほど災害との因果関係を証明するのが難しくなります。
被害を受けたら早急に保険会社へ連絡しましょう。
助成金や補助金を利用する
自治体によっては、外壁塗装に補助金や助成金制度を設けているところがあります。
対象となる工事や支給金額は地域によって異なるため、役所の窓口やホームページなどでご確認ください。
申請期限は着工前までです。
ただ、予算の上限に達すると受け付けが終了するケースが多いので、早めに申請しておきましょう。
まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!
今回は、無機塗料の特徴や塗装費用、メリット・デメリットなどをご紹介しました。
無機塗料は他の塗料と比べて高価ですが、耐久性が高く汚れにくいため、手間をかけなくても塗装したてのきれいな外壁を長く維持できます。
ただ、立地や外壁の状態によっては向かないケースもあるため、よく検討した上で選びましょう。
ベストホームでは、外壁塗装のプロが無料点検を行った上で、お客さまのご自宅に最適な塗料選びをサポートいたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
外壁塗装の対応エリア
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【外壁塗装でローンを組む方法と申請手順】メリット・デメリットや塗装費用を安く抑えるコツも解説

外壁塗装をしたいけど「お金がない」「ローンは組めるのかな?」「利息はどれくらいかかるんだろう?」と、迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外壁塗装には100万円前後の費用がかかるため、タイミングによっては一括で支払うのが厳しいこともあるでしょう。
ローンを組めば毎月の支払い額を数万円程度に抑えられ、まとまったお金が手元になくてもすぐに塗装工事を行えます。
この記事では、外壁塗装でローンを組む方法や申請手順、メリット・デメリットをご紹介します。
塗装費用を安く抑えるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
外壁塗装の費用相場
まずは外壁塗装の費用相場を把握しておきましょう。一般的な大きさの住宅では、60万~130万円程度が目安です。
坪数ごとの費用は以下の表を参考にしてみてください。
|
延べ坪数 |
塗装費用 |
|
20坪 |
約40万~70万円 |
|
30坪 |
約60万~100万円 |
|
40坪 |
約80万~130万円 |
|
50坪 |
約100万~160万円 |
|
60坪 |
約120万~190万円 |
|
70坪 |
約140万~230万円 |
実際の料金は外壁の種類や劣化状態、使用する塗料の種類などによって変動する可能性があります。
しかし、見積もり額が相場と比べて極端に高い場合は、ローンを検討する前に施工会社を見直した方がよいかもしれません。
外壁塗装でローンを組むメリット

・すぐに外壁塗装ができる
・トータルの補修費用を抑えられる
・貯金を残しておける
・グレードの高い塗料を選択できる
すぐに外壁塗装ができる
ローンを利用すれば、手元にまとまったお金がなくてもすぐに工事を依頼できます。
外壁塗装は外観を美しく保つだけでなく、建物を雨から守るために重要な防水工事でもあります。
特に外壁のひび割れや塗膜のはがれが起きている場合には、工事を先延ばしにすると建物への浸水リスクが高まります。
資金が貯まるまで待っている間にも劣化は進み続けるため、状態によってはローンを利用してでも早急に塗装したほうがよいでしょう。
トータルの修繕費用を抑えられる
雨水が建物内部へ侵入すると雨もりが発生し、外壁材や下地、躯体が腐食して大規模な修繕が必要になる恐れがあります。
例えば、下地の補修を含む外壁の張り替え工事には、塗装の3倍以上の費用がかかります。
また、家の土台となる躯体が腐食すると、最悪の場合には建て替えが必要になることもあるでしょう。
カビやシロアリが発生した場合には、除去や駆除の費用もかかります。
適切なタイミングで塗り替えることが、トータルの修繕費用を抑えることにつながります。
貯金を残しておける
ローンを利用することで、手元にお金を残しておけることもメリットです。
人生には予測できない出来事がつきものです。
突然のケガや病気、失業などでまとまった支出が必要になっても、貯金があれば何とかなります。
緊急事態に備えて、ある程度のお金を確保しておくことは大切です。
また、毎月の返済額が一定なので家計のやりくりもしやすいでしょう。
お子さんの教育費や結婚資金など、将来的に必要となる支出にも備えられます。
グレードの高い塗料を選択できる
ローンを活用することで、一括払いでは手が届かなかった高性能な塗料も選べます。
塗料にはさまざまな種類やグレードがあり、高品質な塗料ほど長持ちする傾向があります。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
|
アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
|
シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
|
無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
耐用年数の長い塗料を選ぶことで、今回の塗装費用は高くなっても、将来的な塗装回数を減らせればトータルでのメンテナンスコストは抑えられる可能性があります。
例えば、ウレタン塗料とシリコン塗料で比較すると、50年間の塗装回数の目安は以下のとおりです。
ウレタン:5回
シリコン:3回
外壁塗装には1回100万円前後の費用がかかるため、節約効果は大きいでしょう。
外壁塗装でローンを組むデメリット

・金利がかかる
・審査に通らないことがある
・計画的な返済が必要
金利がかかる
ローンを利用する最大のデメリットは、元本に加えて金利の支払いが発生することです。
例えば以下のような条件でローンを組んだ場合、金利総額は約7万8,000円となります。
・借入額:100万円
・金利:3%
・返済期間:5年
この金利負担を「もったいない」と感じるか、「早期対応で建物を長持ちさせるのためのコスト」と考えるかは、状況によって判断が分かれます。
金利負担と建物の劣化リスクを天秤にかけて、慎重に検討しましょう。
審査に通らないことがある
ローンを組む際には必ず審査があります。
収入状況や勤続年数、借入総額などが審査の対象となり、条件を満たさない場合は借入ができません。
特に年収が低い場合、すでに住宅ローンやカーローンなどの借入が多い場合などは、審査のハードルが高くなります。
また、完済時の年齢制限を設けている金融機関も多く、高齢の方は希望する返済期間で借りられないケースもあります。
計画的な返済が必要
ローンを組むことでまとまった支出は回避できますが、毎月の出費は増えます。
契約時点では無理なく返済できる金額でも、将来的に家計状況が変わる可能性を考慮しなければなりません。
例えば、収入の減少や家族構成の変化、大きな出費の発生などによって、返済が負担になることも考えられます。
返済が滞ると信用情報に傷がつき、将来的に他のローンが組めなくなるリスクもあるため、慎重に検討した上で申し込みましょう。
外壁塗装ローンの返済シミュレーション
ここでは、金利3%で80万円・100万円・120万円の借り入れをした場合の返済シミュレーションをご紹介します。
【80万円借りた場合】
|
返済期間 |
3年 |
5年 |
10年 |
|
月々の |
23,265円 |
14,375円 |
7,725円 |
|
返済総額 |
837,539円 |
862,479円 |
926,983円 |
|
金利総額 |
37,539円 |
62,479円 |
126,983円 |
【100万円借りた場合】
|
返済期間 |
3年 |
5年 |
10年 |
|
月々の |
29,081円 |
17,969円 |
9,656円 |
|
返済総額 |
1,046,924円 |
1,078,121円 |
1,158,729円 |
|
金利総額 |
46,924円 |
78,121円 |
158,729円 |
【120万円借りた場合】
|
返済期間 |
3年 |
5年 |
10年 |
|
月々の |
34,897円 |
21,562円 |
11,587円 |
|
返済総額 |
1,256,308円 |
1,293,746円 |
1,390,475円 |
|
金利総額 |
56,308円 |
93,746円 |
190,475円 |
借入額や返済期間によって、月々の返済額や金利総額が異なります。
シミュレーションを参考に、無理のない返済計画を立てましょう。
外壁塗装でローンを組む方法

外壁塗装でローンを組む方法は、主に4つあります。
① 住宅ローンの借入先に相談する
② 銀行に相談する
③ その他の信販会社に相談する
④ 塗装会社のリフォームローンを利用する
① 住宅ローンの借入先に相談する
住宅ローンの借り入れをしている場合には、同じ借入先に相談するのがもっともスムーズです。
すでに審査に通っているため、追加の借入がしやすいでしょう。
場合によっては、優遇金利を受けられる可能性もあります。
② 銀行に相談する
銀行からの借入には「有担保ローン」と「無担保ローン」の2つがあります。
有担保ローンでは返済できなくなった時のために、土地や建物などを担保に設定します。
審査や手続きに時間はかかりますが、金利が低いことがメリットです。
一方、無担保ローンは審査や手続きが簡単ですが、金利は有担保ローンよりも高いことが多いでしょう。
返済期間を長めにとりたい場合は有担保ローン、少額で早く融資を受けたい場合は無担保ローンが向いています。
③ その他の信販会社に相談する
自分で信販会社を探してローンを組む方法もあります。
信販会社のローンは手続きが簡単で、審査結果もすぐにわかるため便利です。
ただ、他のローンに比べて金利が高いこともあるので、条件をよく確認しておきましょう。
④ 塗装会社のリフォームローンを利用する
塗装会社の中には、リフォームローンの取り扱いをしているところがあります。
塗装工事の打ち合わせの際に相談できるため便利ですが、必ずしも条件がよいとは限りません。
金利や契約内容をよく確認した上で申し込みましょう。
外壁塗装のローンの申請手順
外壁塗装でローンを組む際の申請手順をご紹介します。
・塗装会社へ見積もりを依頼する
・ローンを申請する
・仮審査
・正式に申し込みをする
・本審査
・融資
申請から融資決定までには1~2週間ほどかかります。
塗装工事にも2週間ほどかかるので「今年中に外壁をきれいにしておきたい」など予定が決まっている場合は、早めに申請しておきましょう。
外壁塗装でローンを組む際の注意点

・ローンの申請は着工前に行う
・年齢によっては返済期間が短くなる
ローンの申請は着工前に行う
ローンの申請は、外壁塗装の着工前に行う必要があります。
工事の途中や完了後に申請しても、融資は受けられません。
外壁塗装にローンを利用する予定がある場合には、事前に調べておきましょう。
年齢によっては返済期間が短くなる
ローンを組む際の年齢が高くなるほど、返済期間が短く設定される可能性があります。
一般的には、完済時に75歳から80歳までという条件が多いでしょう。
返済期間が短くなれば、そのぶん月々の返済負担は大きくなるため、より慎重に返済計画を立てることが重要です。
ローンを組む前に!外壁塗装の費用を安く抑える6つのコツ
ローンを申し込む前に、まずは外壁塗装の費用を少しでも安く抑える3つのコツを押さえておきましょう。
・相見積もりをとる
・自社施工の会社を探す
・地元で長く営業している会社へ依頼する
・塗料のグレードを調整する
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する
相見積もりをとる
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけでは提示された料金が妥当かどうか判断するのが難しいため、2~3社の見積書をチェックしてみましょう。
ただし、安ければよいわけではありません。相場より極端に安い/高い場合は要注意です。
内訳まで細かく確認し、納得した上で選ぶことが大切です。
自社施工の会社を探す
大手のハウスメーカーやリフォーム会社では、外壁塗装を下請け会社へ外注しているケースが多く、10~30%の中間マージンが発生します。
一方、自社施工の会社の場合は余計な費用がかからないため、安く抑えられます。
見積もりの際に確認するか、ホームページのスタッフ紹介ページなどで職人が紹介されているかチェックしてみましょう。
地元で長く営業している会社へ依頼する
地元の施工会社へ依頼することで、遠方からの出張費や交通費を抑えられます。
また、同じ場所で長く営業している業者は、適正価格で高品質な工事を行なっている優良業者の可能性が高く、詐欺や高額請求などのトラブル回避にもつながります。
地域の気候特性も理解しているため、適切な塗料や工法を提案してもらえるでしょう。
何か不具合があった際には、すぐに駆けつけてもらいやすい点もメリットです。
塗料のグレードを調整する
外壁塗装の費用にもっとも大きく影響するのは、塗料代です。
一般的に耐用年数が長い塗料ほど価格が高くなるため、耐用年数の短い塗料を選べば今回の塗装費用を安く抑えられます。
ただし、耐用年数の短い塗料は頻繁に塗り替えが必要となり、トータルの補修費用は高くなる可能性があります。
今の家にあと何年住む予定かによっても最適な塗料は異なるので、塗装会社と相談しながら、長期的な視点でも検討してみましょう。
補助金や助成金を利用する
一部の地域では、外壁塗装の工事に対して補助金や助成金が用意されています。
金額や対象となる工事は自治体によって異なるため、ホームページや役所の窓口などでご確認ください。
申請は着工前までに行う必要があります。
予算の上限に達すると期限内でも受付が終了するケースが多いため、利用を検討している場合は早めに調べておきましょう。
※残念ながら岡山市は対象外です
火災保険を利用する
意外と知られていませんが、台風や落雷などの自然災害が原因で外壁塗装が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。
申請期限は、被害を受けてから3年以内が一般的です。
ただし、時間が経過するほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、被害が発生したら速やかに保険会社へ連絡しましょう。
【Q&A】外壁塗装でローンを組む際の疑問を解決

・住宅ローン控除は適用される?
・ローン申請に必要な書類は?
・ローン審査に通りにくいのはどんな人?
住宅ローン控除は適用される?
一定の条件を満たせば、外壁塗装のためのローンも住宅ローン控除の対象となる可能性があります。
ただし、外壁塗装単体の場合は対象外で、以下の条件を満たした場合にのみ適用されます。
・耐震や省エネ改修と一緒に行う
・リフォーム費用が100万円以上
・ローン期間が10年以上
・本人が居住する住宅の工事
・床面積50㎡以上
・床面積の2分の1以上が居住用
・年間の所得額が2,000万円以下
・耐震基準を満たしている
・控除対象となる金融機関のローン など
控除金額は、年末の住宅ローン残高の0.7%です。
なお、住宅ローン減税を受けるには確定申告を行う必要があります。
会社員の方も、初年度はご自身で確定申告を行わなければなりません。
翌年からは会社の年末調整による手続きが可能です。
ローン申請に必要な書類は?
利用するローンによって必要書類は異なりますが、以下の3つは必須です。
・本人確認書類(免許証やマイナンバーカード)
・収入証明書(源泉徴収票や確定申告書)
・外壁塗装工事の見積書
借入金額が50万円を超える場合には、収入証明書の提出が必要です。
また、金融機関によっては、住民票や不動産登記事項証明書などの提出を求められることもあります。
事前に確認し、早めに準備しておきましょう。
ローン審査に通りにくいのはどんな人?
以下のようなケースでは「収入が不安定」「返済能力が低い」と判断されやすいため、ローン審査に通りにくいことがあります。
・勤続年数が短い
・正社員ではない
・自営業
・他の借入が多い
・借入時の年齢が高い
(完済時に80歳を超えるなど)
・クレジットカード支払いなどで滞納履歴がある
審査に不安がある場合は、カーローンや住宅ローンなど他の借入をできるだけ完済しておくことをおすすめします。
もし審査に落ちてしまった場合は、配偶者名義での申し込みや、借入額の減額といった方法を検討してみましょう。
まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!
今回は、外壁塗装でローンを組む方法や申請手順、メリット・デメリットなどをご紹介しました。
ローンには金利がかかりますが、塗装費用が高額な場合や貯金を崩したくない方は、ローンを組んだ方がよいケースもあります。
まずはご自宅の外壁塗装にいくらかかるのか、確認してみましょう。
ベストホームでは無料で外壁の点検を行い、見積もり書を作成しております。
金利0%の外壁塗装限定ローンの取り扱いもございますので、岡山市にお住まいの方はお気軽にご相談くださいませ。
外壁塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
2026年最新【30坪戸建て住宅の外壁塗装の費用相場と内訳】高くなる要因・安く抑える7つのコツも紹介

外壁塗装の工事には多くの費用がかかります。
「我が家の塗装費用はどれくらいなんだろう?」「できれば安く抑えたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、一般的な30坪戸建て住宅の外壁塗装費用の相場や内訳、高くなる要因、安く抑えるコツをご紹介します。
相場や内訳を知っておくことで、見積額が妥当かどうかを判断する材料にもなるでしょう。
これから外壁塗装を検討される方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
30坪の家の外壁塗装【費用相場】
30坪の家の外壁塗装費用は、60万~100万円が相場です。
ただし、この金額はあくまで目安です。実際の塗装費用は、外壁の状態や塗装面積、使用する塗料の種類などによって変動します。
正確な金額を知りたい場合は、塗装会社へ見積もりを依頼しましょう。
ご自宅の外壁面積を大まかに知りたい場合は、以下の計算式で算出できます。
延べ床面積 (坪数 × 3.3㎡) × 係数 (1.2~1.5)
係数を1.2とした場合、30坪の住宅の塗装面積は約120㎡となります。
(30坪×3.3㎡) ×1.2 = 118.8㎡
30坪2階建て住宅の外壁塗装費用【内訳】
外壁塗装には多くの工程があり、塗料代以外にもさまざまな費用がかかります。
|
工事内容 |
単価 (㎡) |
30坪の費用目安 |
|
|
足場設置 |
700〜900円 |
15万〜20万 |
|
|
飛散防止ネット設置 |
100〜200円 |
2万〜4万円 |
|
|
養生 |
200〜400円 |
3万〜6万円 |
|
|
高圧洗浄 |
150〜300円 |
2万〜4万円 |
|
|
(コーキング) |
増し打ち |
500〜1,000円/m |
8万〜15万円 |
|
打ち替え |
900〜1,500円/m |
14万〜23万円 |
|
|
下地補修 |
500〜1,000円 |
7万〜14万円 |
|
|
下塗り |
600〜1,000円 |
7万〜12万円 |
|
|
中・上塗り |
1,000〜5,500円 |
12万〜66万円 |
|
|
(付帯部塗装) |
800〜1,200円 |
3万〜4万円 |
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諸経費 |
10〜30%程度 |
19万〜47万円 |
|
|
合計 |
80万〜205万円 |
||
各項目について詳しく見ていきましょう。
足場と飛散防止ネット
2階建て以上の住宅の外壁塗装には、足場が欠かせません。
足場を設置して周囲を飛散防止ネットで覆うことで、職人が安全に作業できるだけでなく、塗料が敷地内や隣家に飛び散って汚れることも防ぎます。
養生
養生とは、塗装しない部分や汚れると困るものを保護する作業です。
窓ガラスや玄関ドア、エアコンの室外機などを養生シートとテープでカバーします。
養生範囲が広くなるほど費用も高くなるため、植木鉢や自転車など、屋内へしまえるものは移動させておくとよいでしょう。
高圧洗浄
高圧洗浄機で外壁に付着した汚れやコケ、古い塗膜などを洗い落とす作業です。
表面をきれいにしておくことで塗料の密着性が高まり、仕上がりの美しさと耐久性が向上します。
コーキング補修
目地(外壁材同士のすき間)のコーキングが劣化している場合には、補修が必要です。
コーキングの補修方法には「増し打ち」と「打ち替え」2つの方法があります。
増し打ちは、古いコーキングの上からコーキング材を補充する方法です。
打ち替えよりも費用を安く抑えられますが、寿命が2~5年と短いためすぐに補修が必要になります。
一方、打ち替えは古いコーキングをはがして新しく充填しなおす方法です。
増し打ちに比べて費用は高くなりますが、完全に新しくなるため7~10年程度は補修を行う必要がありません。
特別な理由がなければ、増し打ちをおすすめします。
下地補修
軽微なひび割れであれば下塗りで補修できますが、幅0.3mm以上のひび割れはコーキング材やパテで埋める必要があります。
劣化症状が進行するほど高額な補修費用がかかるため、放置しないことが大切です。
また、高圧洗浄で落としきれなかった汚れや古い塗膜があれば、手作業で除去します。
外壁の表面を均一に整えておくことで、塗膜の密着性がより高まります。
下塗り
外壁塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。
下塗りには、外壁材と上塗り塗料を密着させる接着剤や塗料の吸い込み防止、サビ止めなどの役割があり、塗装を長持ちさせるために欠かせません。
シーラーやフィラー、プライマーといった種類があり、それぞれ機能や価格が異なります。
塗装を長持ちさせるには、外壁材の種類や状態に応じて適切なものを選ぶことが重要です。
中塗り・上塗り
中塗り・上塗りでは基本的に同じ塗料を使用します。
2回塗り重ねることで塗膜の厚みを確保し、耐久性を高めます。
ただし、塗料の種類によっては2回塗りや4回塗りになることもあります。
例えば透明な塗料を使用する「クリア塗装」では、下塗りが不要なため塗装回数は2回です。
付帯部塗装
付帯部とは、雨どいや軒天、破風板といった外壁・屋根以外の部分を指します。
外壁と一緒に塗装するのが一般的ですが、見積書に記載がない場合は工事範囲に含まれていない可能性が高いため、必ず確認しておきましょう。
諸経費
諸経費には、現場までの交通費や出張費、現場管理費、廃材処理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されます。
工事費全体の10~30%程度が目安ですが、大幅に超えている場合は内訳を確認した方がよいでしょう。
不当な利益や高額な中間マージンが含まれている可能性があります。
30坪戸建て住宅の外壁塗装費用に影響する9項目

・建物の階数
・外壁の面積
・工事の範囲
・外壁の劣化状態
・デザイン
・外壁の種類
・立地
・施工会社
・塗料の種類
建物の階数
建物の階数が高いほど足場の規模が大きくなるため、資材費や設置・撤去の手間が増えます。
また、3階建ての住宅では2階建てよりも丈夫な足場が必要になり、1.2~1.3倍ほど足場代が高くなる傾向があります。
外壁の面積
同じ30坪の住宅でも、建物の形状や窓の数、ベランダの大きさなどによって外壁の面積が異なります。
例えばベランダや凹凸が多い建物は、単純な四角形の建物に比べて外壁の面積が広くなります。
一方、窓が大きく数が多いと外壁の面積は小さくなるため、塗料代を安く抑えられるでしょう。
工事の範囲
外壁塗装のみを行うのか、屋根や付帯部の塗装も含めるのかによって、費用は大きく異なります。
まとめて塗装することで今回の費用は高くなりますが、足場代や養生代が1回分で済むため、トータルのメンテナンス費用を安く抑えられる可能性があります。
外壁の劣化状態
外壁の劣化が激しいほど、補修作業が増えて費用が高くなります。
軽微なひび割れ程度であれば高額な追加費用は発生しませんが、外壁材自体の劣化や下地の腐食がある場合には大規模なリフォーム工事が必要になる可能性が高いでしょう。
外壁のカバー工法や張り替えを行う場合には、塗装の2〜3倍の費用がかかります。
定期的に点検を受けて適切なタイミングでメンテナンスを行うことが、コスト削減につながります。
デザイン
色数が多くなったり複雑なデザインを取り入れたりすると、シンプルな単色の塗装に比べて材料費や施工費が高くなる可能性があります。
予算とのバランスを考慮して選びましょう。
外壁の種類
外壁材の種類によって、必要な材料や作業工程が変わります。
例えば、窯業系サイディングやALCパネルには、目地コーキングの補修が必要です。
モルタル外壁はひび割れが発生しやすいため、パテ埋めなどの補修範囲が広くなる可能性が高いでしょう。
また、外壁材ごとに適した下塗り塗料が異なるため、塗料代に差が出ることもあります。
立地
車が通れないほど狭い場所では資材の搬入・搬出が手作業になり、追加料金がかかる可能性があります。
また、隣家との距離が近すぎて通常の足場が設置できない場合には、特殊な足場や工法が必要になることがあります。
山間部や離島、業者の事業所から遠い場所などでは、出張費や交通費が通常より高くなるケースもあるでしょう。
都市部では地方より人件費の相場が高いケースもあります。
施工会社
外壁塗装は、以下のようにさまざまな会社が請け負っています。
・工務店
・ハウスメーカー
・リフォーム会社
・塗装会社
・大手ホームセンター
・大手の家電量販店 など
それぞれ料金体系が異なるため、比較検討することが重要です。
価格だけでなく、実績や信頼性も考慮して選びましょう。
塗料の種類
外壁塗装の費用にもっとも大きく影響するのは、塗料の種類です。
一般的に耐用年数が長いほど価格も高くなり、最大で5倍以上の差がつくことがあります。
塗料の種類ごとの耐用年数と費用は、以下の表を参考にしてみてください。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
|
アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
|
ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
|
シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
|
無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
例えば、塗装面積が120㎡で3,000円/㎡のシリコン塗料を使用した場合、塗料代の目安は36万円です。
一方、5,000円/㎡のフッ素塗料を使用した場合には60万円となり、塗料代だけでも24万円の差が出ます。
外壁塗装に使われる塗料の種類と特徴

ここではグレード別の5種類と、特別な機能をもつ3種類の塗料をご紹介します。
それぞれの特徴をよく理解した上で、ご自宅に最適な塗料を選択しましょう。
・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・フッ素塗料
・無機塗料
・遮熱・断熱塗料
・低汚染塗料
・防カビ・防藻塗料
アクリル塗料
アクリル塗料はもっとも低価格で、カラーバリエーションが豊富なことが特徴です。
耐用年数は3~8年程度と短めですが、今回の塗装費用をできるだけ安く抑えたい場合や、近々住み替えを予定している場合には選択肢になり得ます。
ただし、塗り替えサイクルが短いため、長期的なメンテナンスコストは他の塗料より高くなる傾向があります。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は柔軟性と密着性に優れており、木部や鉄部、雨どい、ベランダなど、凹凸の多い箇所や異素材の塗装に向いています。
また、外壁の動きに追従しやすいことから、ひび割れやすいモルタル外壁の塗装にも適しています。
ただ、紫外線に弱いため5~10年程度で塗り替えが必要になるでしょう。
最近ではより耐久性の高いシリコン塗料との価格差が縮まってきており、シェアが低くなってきています。
シリコン塗料
外壁塗装でもっとも多く選ばれているのがシリコン塗料です。
価格と耐久性のバランスに優れており、汚れが付着しにくいため長期にわたって美観を保てます。
また、多くのメーカーがさまざまな製品を発売しており、色や機能性の選択肢が豊富なことも魅力です。
迷ったらシリコン塗料を選べば間違い無いでしょう。
フッ素塗料
フッ素塗料は非常に耐久性が高く、汚れや色あせにも強いことが特徴です。
初期費用はシリコン塗料よりも高くなりますが、塗り替えの頻度を減らせるため将来的なコスト削減が見込めます。
長く住み続ける予定の方や、メンテナンスの手間を減らしたい方に向いています。
無機塗料
無機塗料は、汚れにくく色あせにも強いことが特徴です。
また、カビやコケ、藻などの栄養源となる有機物をほとんど含まないため、繁殖を抑えて塗装したてのきれいな外観を長く保てます。
費用はもっとも高額ですが、15~20年程度は塗り替えが不要なため、トータルのメンテナンスコストを抑えられる可能性が高いでしょう。
遮熱・断熱塗料
遮熱塗料には、太陽光を反射して外壁や室内の温度上昇を抑える効果があります。
夏場の室温が1℃下がることで、冷房代を10%削減できると言われています。
一方、断熱塗料の働きは熱を伝わりにくくすることです。
夏は外の熱が室内へ伝わりにくいため涼しく、冬は室内の暖気を外へ逃がさず暖かく保てるでしょう。
外壁表面の温度差が小さくなるため、結露の発生も防げます。
特に外壁に断熱材が入っていない建物や、室内の暑さ・寒さが気になる場合におすすめの塗料です。
低汚染塗料
低汚染塗料は、こまめな掃除は難しいけれど外壁をきれいに保ちたい方におすすめの塗料です。
外壁に汚れが付着しにくく、セルフクリーニング機能により排気ガスや砂ぼこりが付いても雨が降ると自然に洗い流されます。
汚れが目立ちやすい白や淡い色も、低汚染塗料にすれば塗装したてのきれいな外観を長く維持できるしょう。
防カビ・防藻塗料
防カビ・防藻塗料は、カビ・コケ・藻などを防ぐ成分が配合された塗料です。
湿気の多い立地や日当たりの悪い場所ではこれらが繁殖しやすいため、塗料で予防することにより掃除の手間が省けます。
30坪戸建て住宅の外壁塗装の見積もりでチェックすべき13のポイント

1. ていねいに点検を行っている
2. 許可や資格がある
3. 見積額が相場からかけ離れていない
4. 具体的な製品名や単価が記載されている
5.「坪」ではなく「平米」で記載されている
6.「3回塗り」になっている
7. 打ち合わせの内容が正確に反映されている
8. 保証やアフターサービスがある
9. クーリング・オフについて説明があった
10. 追加料金の有無
11. キャンセル料の有無
12. 極端な値引きをしていない
13. 契約を急かさない
1. ていねいに点検を行っている
適正な見積書を作成するには、外壁の状態を正確に把握する必要があります。
5~10分程度の目視だけで終わらせる業者や、そもそも点検を行わない業者は避けた方が無難です。
工事が始まってから劣化が見つかり、追加料金を請求される恐れがあります。
2. 許可や資格がある
500万円未満の外壁塗装工事は「建設業許可」がなくても施工可能です。
しかし、取得するには一定の施工実績や技術力、誠実性が求められるため、信頼性を判断する目安となります。
また「外壁劣化診断士」などの資格をもつプロの点検を受けることで、外壁の状態をより正確に把握できます。
3. 見積額が相場からかけ離れていない
30坪戸建て住宅の外壁塗装費用は60万~100万円程度が相場です。
見積額が50万円以上違う場合は注意しましょう。
高すぎる場合には、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。
逆に安すぎる場合には、手抜き工事や低品質な塗料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。
4. 具体的な製品名や単価が記載されている
信頼できる見積もりには、使用する塗料のメーカー名や製品名、単価、施工面積などが明記されます。
「外壁塗装 一式 200万円」のようにあいまいな場合は詳細を確認し、見積書に記載してもらいましょう。
メーカー・製品名が分かればご自身で性能や単価を確認し、見積もりが適正かどうかを判断できます。
5.「坪」ではなく「平米」で記載されている
塗装面積は「坪」ではなく「平米(㎡)」で記載されるのが一般的です。
坪で記載されている場合、正確な塗装面積や金額が算出されていない可能性が高いためご注意ください。
工事の途中で塗料が不足して施工不良を起こしたり、追加料金を請求されたりするリスクがあります。
ざっくりとした計算で料金が割高になっているケースもあるため、平米で算出してもらいましょう。
6.「3回塗り」になっている
外壁塗装は3回塗りが基本です。
下塗りや中塗りが省かれると、塗膜の耐久性が大きく低下する恐れがあるためご注意ください。
「下塗り」と「中塗り・上塗り」では使用する塗料が異なるので、それぞれ製品名が記載されているかも確認しておきましょう。
ただし、塗料の種類によっては2回塗りや4回塗りのものもあります。
例えばクリア塗装の場合は、下塗りが必要ないため2回塗りです。
7. 打ち合わせの内容が正確に反映されている
見積書は工事内容を証明する重要な書類です。
打ち合わせで伝えた塗料の種類や色、工事範囲などが正確に反映されているか確認しておきましょう。
口約束だけでは、もし間違いがあっても証明しようがありません。
「そこは工事範囲に含まれない」「打ち合わせの通りに工事をした」と言われてしまえばそれまでです。
8. 保証やアフターサービスがある
保証があれば、万が一施工不良が起こっても無償で対応してもらえる可能性があります。
外壁塗装の保証は使用する塗料や施工業者によって異なりますが、3~10年程度が一般的です。
保証期間や内容、免責事項なども確認しておきましょう。
塗料の耐用年数を超える「20年保証」などは、非現実的です。
また、定期点検などのアフターサービスがあれば、劣化症状を早期に発見し対処できるため、補修費用を最小限に抑えられます。
9. クーリング・オフについて説明があった
訪問販売や電話勧誘で契約した場合には、クーリング・オフ制度により契約から8日以内であれば無条件で解約できます。
故意に説明や契約書への記載をしなかったり、「外壁塗装は対象外」と嘘をついたりする業者は避けた方がよいでしょう。
ただし、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、店舗へ出向いて契約した場合は対象外です。
10. 追加料金の有無
通常、しっかりと点検を行った上で見積もりを出していれば、追加料金が発生することはほとんどありません。
しかし、稀に予期せぬ劣化が見つかることもあるため、契約前に追加料金が発生する可能性や金額の目安を確認しておきましょう。
もし追加料金がかかる場合には見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約することが大切です。
11. キャンセル料の有無
キャンセル料が発生するタイミングや金額を確認しておきましょう。
一般的に、材料の発注後や職人の手配後にはキャンセル料がかかる可能性があります。
口約束だけでなく、見積書や契約書に記載があるか確認しておくことが重要です。
12. 極端な値引きをしていない
「今なら半額」「足場代無料」など、極端な値引きを提案する業者に注意しましょう。
はじめに高額な料金を提示しているか、手抜き工事や安価な材料を使用することで利益を確保しようとしている可能性があります。
最初から適正な見積もりを出している誠実な業者は、大幅な値引きをする余裕がありません。
できても総額の10%程度が限度でしょう。
13. 契約を急かさない
「この価格になるのは今日まで」「すぐに塗装工事をしないと危険」など、契約を急かす業者に注意しましょう。
外壁塗装は100万円前後の費用がかかる高額な工事のため、優良業者であればしっかりと検討する時間を与えてくれるはずです。
もし外壁の状態が気になった場合には、ご自身で信頼できる業者を探して点検を依頼することをおすすめします。
30坪戸建て住宅の外壁塗装のタイミング・劣化のサイン

外壁塗装のタイミングは、10~15年に1回程度が目安です。
ただし、以下のような劣化症状が見られる場合には、耐用年数内でも塗り替えを検討した方がよいでしょう。
・カビ・コケ・藻の発生
・激しい色あせ
・チョーキング現象
・塗膜のひび割れやはがれ
・金属系外壁材のサビ
・コーキングのひび割れやはがれ、肉やせ
・外壁自体のひび割れ
・外壁の欠けや穴あき
・雨もり
カビ・コケ・藻の発生
外壁の広範囲にカビ・コケ・藻などが発生している場合には、塗膜の防水機能が低下している可能性があります。
放置すると塗膜の劣化や外壁材の腐食につながる恐れがあるため、外壁洗浄とあわせて塗装も検討した方がよいでしょう。
激しい色あせ
激しい色あせは塗膜が劣化しているサインです。
紫外線や雨風により塗料中の樹脂成分が分解されると色あせが起き、同時に防水性や耐久性も失われます。
多少の色あせであれば問題ありませんが、全体的に色が変わっている場合はそろそろ塗り替えが必要です。
チョーキング現象
チョーキングとは、外壁に触ると手に白い粉が付着する現象です。
この粉は紫外線により塗料中の顔料が分解されて浮き出てきたもので、塗膜の劣化が始まっていることを示しています。
ただし、まだ外壁自体へダメージは少ないため、塗り替えには最適なタイミングと言えるでしょう。
この時期に塗装しておくことで、外壁を長持ちさせられます。
塗膜のひび割れやはがれ
塗膜のひび割れやはがれが生じている部分は、防水機能がほぼ失われた状態です。
そこから雨水が侵入すると、外壁材や下地へのダメージが進行する恐れがあります。
放置するほど補修費用がかさむため、早めに対処しましょう。
金属系外壁材のサビ
ガルバリウム剛板やトタンといった金属系の外壁材は、塗膜の傷やはがれ部分にサビが発生することがあります。
軽度のサビは塗装で対処できますが、穴があくと外壁材の交換が必要です。
穴から雨水が侵入すると雨もりにつながるケースもあるため、早めにサビを除去して塗装で保護しましょう。
コーキングのひび割れやはがれ、肉やせ
目地や窓まわりのコーキングが劣化してひび割れやはがれ、肉やせ(縮み)が生じると、すき間から雨水が侵入するリスクが高まります。
コーキングの寿命は7~10年程度で、外壁塗装より先に劣化するケースも少なくありません。
外壁と一緒に点検を受け、必要に応じて補修を行いましょう。
外壁自体のひび割れ
外壁材自体がひび割れている場合には、塗装では補修できない可能性が高いでしょう。
すき間から侵入した雨水により防水シートや断熱材が腐食すると、外壁材をはがして交換する必要があります。
初期段階であればコーキング材による補修と塗装で対処できるケースもあるため、まずは早急に点検を受けましょう。
外壁の欠けや穴あき
外壁自体に欠け・穴あきが見られる場合、外壁材や下地の腐食が進行している可能性があります。
雨もりのリスクもあるため、塗装では解決できません。
すぐに専門家へ相談し、部分的な補修または全面的に張り替えを行う必要があります。
雨もり
すでに雨もりが発生している場合には、塗装をしても意味がありません。
外壁をはがして下地補修や防水シートの交換を行い、新しい外壁材に張り替える必要があります。
放置しているとカビやシロアリの発生、柱や梁の腐食など、建物の寿命を縮める深刻な問題につながる恐れがあります。
最悪の場合には建て替えが必要になるケースもあるため、すぐにでも補修を行いましょう。
後悔しない業者選びのポイント
・ホームページを確認する
・実績が豊富な会社へ依頼する
・同じ地域で長く営業している会社を探す
・訪問営業は避けた方が無難
・評価や口コミが良い会社を選ぶ
ホームページを確認する
ほとんどの業者はホームページを作成し、会社の所在地や代表者名、創業年、施工実績などを掲載しているはずです。
ホームページがない業者や、極端に情報量が少ない業者には注意しましょう。
創業後すぐでまだ作成できていない可能性もありますが、中には故意に情報を隠し、支払い後に連絡が取れなくなる悪質な業者も存在します。
一方、施工事例やスタッフの顔写真、お客さまの声などが多く掲載されている場合は、信頼できる業者の可能性が高いでしょう。
実績が豊富な会社へ依頼する
施工実績が豊富な会社は、それだけ多くの経験と知識、高い技術力をもっているはずです。
環境や外壁の状態に合った適切な提案を受けられ、施工不良や隣家からの苦情といったトラブルも起こしにくいでしょう。
ホームページでこれまでの実績や実際の施工写真を確認してみることをおすすめします。
同じ地域で長く営業している会社を探す
同じ地域で長く営業している会社は信頼できる可能性が高いでしょう。
一方、悪質業者は悪い噂や口コミが広がりやすく、同じ場所で長く営業を続けられません。
また、創業10年未満の会社は倒産リスクが高いとされているため、なるべく10年以上の会社を選んだ方が安心です。
施工会社が倒産すると、保証やアフターサービスが受けられなくなってしまいます。
訪問営業は避けた方が無難
すべての訪問業者が悪いわけではありませんが、突然訪ねてきて不安をあおり、契約を強くすすめる業者には注意しましょう。
高額請求や手抜き工事などのトラブル事例が多く報告されています。
外壁を破損させられるリスクがあるため、点検も断った方がよいでしょう。
ご自身で情報収集を行い、信頼できる業者へ依頼することが大切です。
評価や口コミが良い会社を選ぶ
Googleマップのレビューや口コミサイトの評価も、業者選びの参考になります。
すべてを鵜呑みにする必要はありませんが、実際に依頼した人の声は施工品質や業者の対応を知る上で貴重な情報です。
近所に外壁塗装をした方がいれば、どこへ依頼したか聞いてみるのもよいでしょう。
知人や親戚の声がもっとも信頼できます。
30坪の家の外壁塗装費用を安く抑える7つのコツ

① 相見積もりをする
② 自社施工の会社へ依頼する
③ 地元の会社へ依頼する
④ 火災保険を利用する
⑤ 補助金や助成金を利用する
⑥ 塗料のグレードを調整する
⑦ 屋根塗装も一緒にする
① 相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは、提示された金額が妥当かどうか判断するのが難しいため、2~3社の見積もりを比較して選ぶとよいでしょう。
内訳まで細かく確認し、相場とも比較して判断することが大切です。
② 自社施工の会社へ依頼する
大手のハウスメーカーやリフォーム会社では、外壁塗装を下請け会社へ外注していることが多く、仲介手数料が上乗せされています。
一方、自社施工の会社なら余計な費用がかかりません。
仲介手数料の相場は10~30%なので、塗装費用が80万円の場合、8万~24万円の節約になります。
ホームページのスタッフ紹介などで、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認してみましょう。
③ 地元の会社へ依頼する
地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。
また、地域の気候や特性をよく理解しているため、最適な塗料や工法を提案してもら得る可能性が高く、施工不良も起こしにくいでしょう。
何か起こった場合にすぐ駆けつけてもらいやすい点もメリットです。
④ 火災保険を利用する
台風や竜巻、ひょう、落雷などの自然災害が原因で外壁塗装が必要になった場合には、火災保険が使える可能性があります。
対象となる災害や保険金額は加入している保険によって異なるため、保険証券で確認するか、保険会社へ問い合わせてみましょう。
請求期限は被災から3年以内が一般的です。
ただし、時間が経つほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、被害を受けたら速やかに保険会社へ連絡することをおすすめします。
⑤ 補助金や助成金を利用する
一部の地域では、外壁塗装に助成金・補助金が支給されることがあります。
対象となる工事や支給金額は自治体によって異なるため、役所の窓口やホームページでご確認ください。
申請期限は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が終了するケースが多いため、利用を検討している場合は早めに準備を始めておきましょう。
※残念ながら、岡山市は対象外です
⑥ 塗料のグレードを調整する
近々住み替えを検討している場合や、頻繁に外壁を塗り替えたい場合には、耐用年数が短く安い塗料を使用する方法もあります。
一方、これから長く住み続ける場合には、耐用年数の長い塗料を使ってトータルのメンテナンス費用を抑えることも可能です。
1回の塗料代は高くなりますが、塗装回数や足場代を減らせるため、大きな節約効果があります。
塗料の耐用年数をもとに、60年間の塗料代+足場代を比較してみましょう。
(30坪の戸建て住宅・塗装面積140㎡の場合)
|
塗料の種類 |
塗装回数 |
足場+塗料代 |
|
シリコン |
4回 |
180万〜276万円 |
|
無機 |
3回 |
249万〜291万円 |
|
アクリル |
7回 |
238万〜316万円 |
|
ウレタン |
6回 |
246万〜330万円 |
|
フッ素 |
4回 |
248万〜360万円 |
もっとも単価が安いのはアクリル塗料ですが、60年間のメンテナンス費用が一番安いのはシリコン塗料です。
実際に外壁塗装では、シリコン塗料がもっとも多く選ばれています。
⑦ 屋根塗装も一緒にする
トータルのメンテナンス費用を抑えるなら、屋根塗装と外壁塗装を一緒に行うのもおすすめです。
それぞれ足場が必要なので、同時に塗装することで1回分の足場代を節約できます。
30坪の家の外壁塗装費用は60万~100万円、屋根塗装は40万~60万円が相場ですが、同時施工なら外壁塗装の費用+20万~40万円程度でできるでしょう。
どちらも塗装時期の目安は、10~15年に1回程度とされています。
同時にしておくことで、この先も同じタイミングで塗装が可能です。
【Q&A】30坪戸建て住宅の外壁塗装における疑問を解決!

・外壁塗装の閑散期はいつ?安くなる?
・点検や見積もりにはお金がかかる?
・見積もりをしたら契約しないとダメ?
外壁塗装の閑散期はいつ?安くなる?
外壁塗装の閑散期は1~2月の真冬と、6~9月の梅雨・台風シーズンです。
業者によっては、閑散期に依頼することで費用が安くなる可能性があります。
ただし、この時期は気温が低すぎて塗料が乾燥しにくかったり、雨や強風で作業ができなかったりする日があるため、工期が延びる傾向があります。
一方、気温や天気が安定している春と秋は繁忙期です。
また、お盆や年末年始など親戚が集まる時期の前には外観をきれいにしておきたい方が増えるため、タイミングによっては予約が取りにくかったり、割引がなかったりすることが考えられます。
点検や見積もりにはお金がかかる?
多くの塗装会社では点検と見積もりを無料で行っていますが、事前に確認しておいた方が安心です。
ただ、中には無料点検と称して故意に外壁を破損させ、本来は必要のなかった工事を契約させようとする悪質業者も存在します。
突然訪問してきた業者に任せるのではなく、ご自身で信頼できる業者を探して点検を依頼することが重要です。
見積もりをしたら契約しないとダメ?
見積もりを依頼したからといって、必ず契約しなければならない義務はありません。
外壁塗装は高額な工事のため、複数社の見積もりをとって比較するのは当たり前です。
無料で点検・見積もりができる2~3社へ依頼し、納得のいく会社と契約を結びましょう。
それ以外の会社へは断りの連絡をすれば問題ありません。
まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!
今回は、30坪2階建て住宅の外壁塗装費用や内訳、安く抑えるコツをご紹介しました。
一般的な30坪の家の外壁塗装費用は、60万~100万円が相場です。
ただ、塗装費用は依頼する塗装会社によって大きく変動します。
安いほどよいわけではありませんが、仲介手数料など余計な費用が上乗せされていることもあるため、比較して納得した上で選ぶことが大切です。
外壁塗装を検討しているなら、まずは自社施工の塗装会社2~3社の見積もりをとってみましょう。
ベストホームでは無料で外壁の点検・見積もりを行っております。
岡山市にお住まいの方は、お気軽にご相談くださいませ。
外壁塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
外壁の目地コーキング(シーリング)のひび割れを放置するリスクとは?補修費用・寿命の目安も解説

外壁コーキングのひび割れやはがれを「大したことはないだろう」と放置していませんか?
目地のコーキングは面積こそ小さいですが、雨水の侵入を防いで家を守る重要な役割をしています。
劣化を放置していると、外壁だけでなく家自体の寿命を縮めることになりかねません。
築年数や症状によっては、早急に補修を行なった方がよいでしょう。
この記事では、外壁コーキングの寿命や補修費用、劣化を放置するリスクをご紹介します。
DIYの費用や方法も解説しているので、補修すべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
外壁の「コーキング」と「シーリング」どう違う?
外壁リフォームを検討されている方の中には、「コーキング」と「シーリング」の違いがよくわからない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、外壁補修において両者はほぼ同じ意味で使われています。
厳密に言うと、ひび割れや穴などを埋めることを「コーキング」、防水を目的としてつめ物をすることを「シーリング」と分けるケースもあるようです。
しかし、実際の工事現場では業者によって呼び方が異なるだけで、どちらも外壁材同士のつぎ目(目地)やすき間を埋める防水材料を指しています。
見積もりや打ち合わせの際にはどちらの言葉を使っても問題なく伝わりますので、特に気にしなくてもよいでしょう。
外壁コーキングの寿命と劣化のサイン
外壁コーキングの寿命は7~10年が目安ですが、立地環境やお手入れ状況によっては劣化が早まることがあります。
寿命を迎えていなくても次のような症状が起こっている場合には、プロの点検を受けることをおすすめします。
・ひび割れ
・肉やせ
・はがれ
ひび割れ

ひび割れは劣化の初期症状で、コーキングの柔軟性が低下しているサインです。
コーキング材には柔軟性を保つための「可塑剤」という成分が含まれていますが、紫外線を長期間あび続けることで徐々に気化し、弾力が失われていきます。
その結果、外壁材の伸縮や建物の動きに追従できなくなり、コーキングの表面に細いひび割れが発生します。
特にたて方向の亀裂が走っている場合は要注意です。
そのまま放置するとひび割れが広がり、破断につながる恐れがあるため、早めに点検を受けましょう。
肉やせ

肉やせとは、コーキング材がやせて細くなり、外壁材との間にすき間ができる現象です。
紫外線や熱の影響で可塑剤が揮発すると、コーキングが硬化・収縮して本来の厚みや幅を保てなくなるのです。
肉やせが進行すると外壁材同士のつぎ目にすき間ができ、そこから雨水が侵入するリスクが高まります。
早めに補修を行いましょう。
はがれ

はがれは、肉やせを放置した結果として生じる深刻な劣化症状です。
コーキング材が硬化・収縮し続けると、外壁材との接着面に負荷がかかり、最終的には外壁から完全にはがれてしまいます。
コーキングがはがれると外壁のつぎ目が大きく開いた状態になり、雨水が建物内部に直接侵入する危険性が非常に高くなります。
この段階まで劣化が進むと、コーキングだけでなく外壁材や下地にもダメージが及んでいる可能性が高いでしょう。
時間がたつほど補修範囲が広くなり高額な費用がかかるため、早急に専門業者へ相談することが重要です。
外壁コーキングにひび割れやはがれが起こる7つの原因

① 施工不良
② 経年劣化
③ 紫外線や熱
④ 温度変化
⑤ 湿気と乾燥
⑥ 地震や振動
⑦ 塩害
① 施工不良
施工から数か月~1年ほどでコーキングにひび割れ・はがれが生じた場合は、手抜き工事やミスによる施工不良が原因の可能性が高いでしょう。
以下のようなケースが考えられます。
・プライマー(接着剤)を使用しなかった
・充填するコーキング材の量が不足していた
・コーキング材とプライマーの相性が悪かった
・外壁材と相性の悪いコーキング材を使用した など
施工不良の場合、保証期間内であれば無償で直してもらえる可能性があります。
まずは施工会社へ相談してみましょう。
ただし、ご自身で補修されると保証の対象外となるため、ご注意ください。
② 経年劣化
施工から数年が経過してひび割れが生じた場合は、経年劣化が原因と考えられます。
コーキングは常に紫外線や風雨にさらされているため、時間とともに劣化することは避けられません。
コーキング材に含まれる可塑剤が徐々に揮発することで、弾力性や柔軟性が失われて硬化・収縮が進みます。
その結果、わずかな振動や温度変化による外壁の動きに耐えられなくなり、ひび割れや肉やせなどの劣化症状が生じるのです。
③ 紫外線や熱
日当たりが良すぎる立地や紫外線が強い地域では、コーキングの劣化スピードが早まる傾向にあります。
紫外線には可塑剤を分解・気化させる作用があり、長期間あび続けることでコーキングの柔軟性が急速に失われていくのです。
また、真夏の強い日差しで外壁表面の温度が上昇すると、コーキング材も高温にさらされ、熱による劣化が加速します。
特に南向きや西向きの外壁は、1日を通して長時間紫外線をあびやすいため、他の方角に比べて劣化が進みやすいでしょう。
④ 温度変化
日本では季節や朝夕で寒暖差が大きく、外壁材は常に膨張と収縮をくり返しています。
この動きにコーキングも追従しなければならないため、くり返し負荷がかかり続けるのです。
特に朝晩の気温差が激しい地域では、1日の中でも外壁材の伸縮が頻繁に起こるため、コーキングへの負担がより大きくなります。
新しいコーキングであれば柔軟性があるため問題ありませんが、経年劣化で硬化したコーキングは外壁材の動きに追従できず、ひび割れやはがれを起こしてしまう可能性が高いでしょう。
また、寒冷地では冬場の凍結・融解のくり返しによっても、コーキングにダメージが蓄積されます。
⑤ 湿気と乾燥
コーキング材は湿度の影響も受けやすい素材です。
湿気の多い環境では、コーキング材が水分を吸収して膨張したり、カビや藻が発生したりすることがあります。
逆に乾燥した環境では、コーキング材から水分が奪われて収縮しやすくなり、ひび割れや肉やせを引き起こす要因となります。
日本では梅雨や台風の時期に湿気が多く、冬場は乾燥するという極端な環境変化があるため、コーキングへの負担が特に大きいのです。
⑥ 地震や振動
地震の揺れや近くを通る大型車の振動なども、コーキングが劣化する原因となります。
コーキングは外壁材同士のつぎ目や、サッシと外壁の接合部などに施工されており、建物が揺れた際の緩衝材の役割をしています。
新しいコーキングであれば柔軟性があるため揺れを吸収できますが、経年劣化したコーキングは建物の動きに追従できず、ひび割れや破断を起こしやすくなるのです。
特に地震が頻発する地域や交通量の多い道路沿いの建物、工事現場が近くにある場所では、振動の影響を受けやすいでしょう。
⑦ 塩害
海に近い地域では、塩害によるコーキングの劣化も考えられます。
海からの風に乗って飛んでくる塩分が外壁に付着すると、コーキング材の成分を徐々に分解し、劣化を早める原因となるのです。
一般的に海から5km以内の地域は塩害の影響を受けやすいとされており、コーキングの寿命も内陸部に比べて短い傾向があります。
海沿いの地域にお住まいの方は、通常よりも頻繁に外壁の状態をチェックし、コーキングの劣化が見られたら早めに補修を行いましょう。
外壁コーキングの補修方法

外壁コーキングの補修方法には2つの工法があります。
・増し打ち
・打ち替え
それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
外壁コーキングの「増し打ち」とは
増し打ちは、既存のコーキングの上からコーキング材を補充する方法です。
古いコーキングの撤去費用がかからないため費用を安く抑えられますが、新しいコーキング材と完全にはなじまないため寿命が短く、2~5年程度で徐々にはがれてきてしまいます。
また、古いコーキングをはがして確認できないので、一見問題ないように見えてもコーキングの裏側や内部の劣化が進んでいる可能性があります。
増し打ちはあくまで応急処置的な対応であり、根本的な解決にはならないため、あまりおすすめはできません。
ただ、劣化症状が軽い場合や、数年以内に外壁をリフォームする予定がある場合には、増し打ちを選択するのも一つの方法です。
外壁コーキングの「打ち替え」とは
打ち替えは、古いコーキングをはがして新たに充填し直す方法です。
既存のコーキング材を撤去する必要があるため増し打ちよりも費用は高くなりますが、寿命は7~10年程度と長持ちします。
何度も補修が必要になるとそのつど足場や養生の費用がかかるため、特別な理由がなければ耐久性の高い打ち替えをおすすめします。
外壁の目地コーキングの補修費用
30坪2階建て住宅の外壁コーキングの補修費用は、25万~55万円が相場です。
コーキング施工費用の他に、足場代がかかります。
増し打ち:19万~38万円
|
項目 |
費用相場 |
|
|
施工費用 |
9万〜18万円 |
|
|
足場設置 |
10万〜20万円 |
|
|
合計 |
19万〜38万円 |
|
打ち替え:27万~50万円
|
項目 |
費用相場 |
|
|
施工費用 |
17万〜30万円 |
|
|
足場設置 |
10万〜20万円 |
|
|
合計 |
27万〜50万円 |
|
単体で工事を行う場合には、コーキング施工費用の他に10万~20万円程度の足場代がかかります。
外壁コーキング材の種類と特徴
外壁に使用されるコーキング材には、大きく分けて「一液型」と「二液型」2つのタイプがあります。
一液型はそのまま充填できるタイプのコーキング材で、ホームセンターや通販などで入手可能です。
手軽に使えて便利ですが、耐久性や密着性は二液型と比べてやや劣ります。
一方、二液型はコーキング材と硬化剤を混ぜて使用するタイプです。
一液型よりも耐久性が高い上に安価ですが、混ぜる割合や施工に専門知識と技術が必要なため、DIYには向きません。
また、コーキング材は主成分によっても分類されており、外壁には主に以下の3種類が使用されています。
・シリコン系
・ウレタン系
・変性シリコン系
それぞれの特徴やメリットデメリットを見ていきましょう。
シリコン系
シリコン系のコーキング材は耐水性・耐熱性・耐候性に優れており、雨や紫外線、温度変化による劣化が少ないことが特徴です。
柔軟性が高いため建物の微細な動きに追従し、ひび割れやはがれが起こりにくいこともメリットです。
ただ、可塑剤が多く含まれているため、ブリード現象が起こりやすいというデメリットがあります。
ブリード現象とは、時間の経過とともに可塑剤が表面ににじみ出し、変色やベタつきを発生させる現象です。
また、シリコン系のコーキング材は塗料との密着性が弱いので、上から塗装することができません。
外壁塗装と一緒に施工する場合は、ウレタン系や変性シリコン系のコーキング材をおすすめします。
ウレタン系
ウレタン系のコーキング材は、弾力性と密着性に優れており、外壁材の動きにしっかり追従します。
硬化後も適度な柔軟性を保つため、地震による建物の揺れや温度変化によって起こる伸縮に対応しやすく、ひび割れが起こりにくいことが特徴です。
また、耐久性が比較的高く、コストパフォーマンスにも優れています。
デメリットは紫外線に弱いことです。
日当たりが良すぎる立地や紫外線が強い地域では劣化が早まる可能性があります。
ウレタン系のコーキング材を使用する場合は、施工後に塗装を行い、紫外線から保護することが重要です。
現在では塗装の有無に関わらず使用できる変性シリコン系が主流ですが、外壁塗装と同時施工する場合にはウレタン系も選択肢の一つとなるでしょう。
変性シリコン系
外壁のコーキング補修でもっとも多く選ばれているのが、変性シリコン系のコーキング材です。
シリコン系の優れた耐久性・耐候性をもちながら、ブリード現象が起こらないよう改良されており、上から塗装を行っても塗料がしっかり密着します。
紫外線にも強いため単体で使用しても劣化しにくく、塗装をしない場合にも使用できます。
弾力性と追従性にも優れており、ひび割れやはがれが起こりにくいことも大きなメリットです。
また、さまざまな外壁材との相性が良く、サイディング・モルタル・ALCパネルなど、幅広い外壁に対応可能です。
価格は他のコーキング材と比べてやや高めですが、耐久性と汎用性の高さを考えれば、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
外壁コーキングの劣化を放置するリスク

コーキングは、外壁材同士のつなぎ目(目地)や窓と外壁との接合部などに使用され、すき間を埋めて雨水の侵入を防ぐ役割をしています。
コーキングが劣化すると外壁内部や室内に雨水が侵入し、さまざまなダメージを与える可能性があります。
・外壁が傷む
・雨もりが発生する
・シロアリが発生する可能性がある
外壁が傷む
雨水が染み込んで外壁材や下地が劣化すると、張り替え工事が必要になります。
張り替えの費用は、一般的な大きさの家で180万~300万円と高額です。
雨もりが発生する
「雨もりは屋根から」というイメージが強いかもしれませんが、外壁のすき間から侵入した水が壁や柱を伝って雨もりするケースもよくあります。
雨もりによる湿気で室内にカビが生えたり、壁紙にシミができたりすると、余計な補修費用がかります。
シロアリが発生する可能性がある
湿気がこもることで、シロアリが発生する可能性もあります。
シロアリは建物を支える柱や梁にダメージを与え、家全体の耐久性を低下させます。
シロアリ駆除には10万~数十万円、柱の補修や交換には数万~100万円以上の費用がかかることもあるため、大きな負担となるでしょう。
劣化したコーキングを放置するとダメージが進むだけなので、早めに補修することでトータルのメンテナンス費用を節約できます。
外壁コーキング補修はDIYできる?

足場なしで手が届く範囲や部分的な補修なら、DIYでも可能です。
しかし、足場が必要な高所や広範囲のコーキング補修はプロに依頼した方がよいでしょう。
高所作業には危険がともないますし、失敗するリスクもあります。
もし失敗すると余計な補修費用がかかるだけでなく、防水効果を発揮できず建物全体の寿命を縮めることにもなりかねません。
外壁コーキングの補修は雨水から家を守る重要な防水工事なので、プロに任せた方が安心です。
DIYによる外壁コーキング補修に必要な道具と材料
DIYでコーキング補修を行う場合には、以下のような道具や材料をそろえる必要があります。
・コーキングカッター
・ペンチ
・養生テープ
・ボンドブレーカー
・専用プライマー(接着剤)
・コーキング材
・コーキングガン
・ヘラ など
通販サイトやホームセンターで購入できます。
DIYによる外壁コーキング補修の費用
一般的な30坪戸建て住宅の場合、DIYでコーキング補修をする費用は11万円程度が目安です。
・材料費:10万5,000円程度
・道具代:5,000円程度
なお、2階建て住宅のコーキング補修には足場が必要です。
足場の設置には国家資格がいるため、専門業者に依頼しましょう。
足場代の相場は10万~20万円程度です。
DIYによる外壁コーキング補修の工程

コーキングの補修は簡単そうに見えるかもしれませんが、実は多くの工程があり、高度な知識と技術が必要です。
・足場設置
1階部分や部分的な補修の場合には足場が不要なケースもあります。
・古いコーキングの撤去
コーキングカッターとペンチを使ってはがします。
・清掃
はがし残しやゴミ、ホコリなどをハケで取り除きます。
・養生
外壁が汚れないよう、コーキング剤を充填する箇所の周りを養生テープでカバーします。
・ボンドブレーカーの設置
コーキングの伸縮性を保つためのボンドブレーカー(目地の底に貼るテープ)を設置します。
・プライマー(接着剤)の塗布
コーキング剤を外壁に密着させるためのプライマーを塗ります。外壁材やコーキング剤と相性のよいプライマーを選びが重要です。
・コーキング剤の充填
外壁材のすき間にていねいにコーキング材を充填します。
・ヘラで押さえる
表面が平らになるよう、コーキング材の上からヘラで押さえてならします。
・乾燥させる
コーキング材が乾く前に養生テープをはがし、乾燥させます。1時間~1時間ほどで表面が固まり、完全に乾くまでには1週間ほどかかります。
・足場撤去
コーキング補修が完了したら、足場を撤去します。
打ち替えの場合は、古いコーキングのはがし残しやプライマーの塗りムラがあると、新しいコーキング剤が密着せずすぐにはがれてくる可能性が高いため、ご注意ください。
外壁コーキングの補修費用を安く抑えるコツ

・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・地元の施工会社へ依頼する
・外壁塗装や屋根塗装と一緒に行う
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や工法が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼してみましょう。
相場と比較して極端に高い場合はもちろん、安すぎる場合にも注意が必要です。
手抜き工事や低品質な材料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。
自社施工の会社を探す
家を建てた時のハウスメーカーや大手のリフォーム会社などでは、コーキング補修を外注しているケースが多く、10~30%程度の中間マージンが発生します。
一方、自社施工の会社なら余計な費用がかからないため、同じ品質の工事をより安く行ってもらえる可能性が高いでしょう。
職人が在籍しているかどうかは、ホームページなどで確認できるはずです。
地元の施工会社へ依頼する
地元の施工会社なら、遠方からの交通費や出張費がかからないため費用を安く抑えられます。
地域での信頼を大切にしているため、手抜き工事や高額請求などのリスクも低いでしょう。
また、万が一施工不良やトラブルが発生した際に、すぐ対応してもらえる点もメリットです。
外壁塗装や屋根塗装と一緒に行う
トータルのメンテナンス費用を抑えるなら、コーキング補修は外壁や屋根塗装と一緒に行うとよいでしょう。
塗装工事にも足場が必要なため、同時施工することで1回分の足場代10万~30万円を節約できます。
屋根や外壁塗装の目安は10~15年ごと、コーキング補修は7~10年ごとなので、新築から10年以上経っている場合はどちらもメンテナンスが必要な時期です。
新しくなったコーキングの上から塗装で保護することで、より長持ちする効果も期待できるでしょう。
ただし、外壁塗装のタイミングを待って劣化したコーキングの補修を先のばしにしてしまうと、逆にメンテナンス費用が高くなる恐れがあるためご注意ください。
まとめ|岡山市で外壁のコーキング補修をするならベストホームへ!
今回は、外壁コーキングの寿命や劣化を放置するリスク、補修費用などをご紹介しました。
新築や前回の補修から7~10年経っている場合は、コーキングが寿命を迎えている可能性があります。
そろそろ点検・補修を検討した方がよいでしょう。
また、コーキングの劣化が気になり始める時期には、外壁塗装の効果も切れていること多いので、あわせて点検を受けることをおすすめします。
ベストホームでは無料で外壁の状態を点検し、最適なメンテナンス方法をご提案しております。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
外壁コーキング補修の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
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