外壁塗装のカラーシミュレーションはどこでできる?活用方法や色選びのポイントも紹介
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カテゴリー:外壁塗装コラム
外壁の色は、建物全体の印象を左右する重要なポイントですよね。
外壁塗装で外観を一新したいけど、配色やデザインで迷っていてなかなか進まない…という方も多いのではないでしょうか。
そこで便利なのが「カラーシミュレーション」です。
ご自宅の写真や似ている建物の画像を使用して全体のバランスを確認できるため、より鮮明に仕上がりをイメージしやすいでしょう。
この記事では、カラーシミュレーションの利用方法や注意点、色選びのポイントなどをご紹介します。
外壁塗装の色選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
外壁塗装のカラーシミュレーションとは?
カラーシミュレーションは、パソコンにご自宅の写真を取り込み、希望の色をのせて仕上がりイメージを確認する方法です。
簡易的なシミュレーションでは、構造が似ている建物の写真を使用することもあります。
簡単に複数の色やデザインパターンを比較したり、全体の配色バランスをチェックしたりできるので便利ですよ。
特に大きくイメージを変えたい場合には、カラーシミュレーションを利用した方が失敗が少ないでしょう。
外壁塗装のカラーシミュレーションはどこでできる?
カラーシミュレーションは、以下のような場所で利用できます。
・塗料メーカーのWebサイト
・カラーシミュレーションアプリ
・塗装会社のホームページ
・塗装会社のショールーム
塗料メーカーのWebサイト
・エスケー化研
・関西ペイント
・日本ペイント など
大手塗料メーカーのWebサイトでは、簡易的なカラーシミュレーションができます。
日本ペイントではご自宅の写真を使ってカラーシミュレーションを行い、エスケー化研と関西ペイントでは似ている建物を選んで色をのせていきます。
カラーシミュレーションアプリ
カラーシミュレーションアプリには以下のようなものがあります。
・NURiiE(iPhone・Android)
・Nippon Paint Color Creations(iPhone・Android)
・ペイントプラン(iPhone)
・住宅塗り替えシミュレーション(Webアプリ)
「自宅塗り替えシミュレーション」以外のアプリでは、ご自宅の写真を使用してカラーシミュレーションを行います。
塗装会社のホームページ
塗装会社のホームページ上でも、カラーシミュレーションができるところがあります。
インターネットで「塗装会社・カラーシミュレーション」と検索すれば見つかるでしょう。
シミュレーションにはご自宅の写真ではなく、似た構造の建物を使用します。
塗装会社のショールーム
ご自宅の写真を使ってカラーシミュレーションをしたい場合には、塗装会社のショールームを訪ねるとよいでしょう。
色やデザインのアドバイスを受けたり、相談したりしながら進められるのもメリットです。
施工事例なども見られるので、どんな外観にしたいかイメージが定まっていない場合にもおすすめですよ。
カラーシミュレーションを使った外壁塗装の色選び
カラーシミュレーションを使用して、塗料の色を選ぶ際の流れをご紹介します。
① 外観の方向性を決める
② 塗装する範囲を決める
③ ある程度色を絞る
④ カラーシミュレーションを行う
① 外観の方向性を決める
和モダンや海外風、ナチュラル、シックなど、まずは大まかな方向性を決めましょう。
それによって選ぶ色や塗装する範囲が変わります。
② 塗装する範囲を決める
外壁だけなのか、屋根や付帯部、門扉なども塗装するのかを決めます。
外壁だけ塗装する場合は、屋根や付帯部などの色と相性の良い色の中から選びましょう。
③ ある程度色を絞る
使用する色は3色程度に絞りましょう。
① メインカラー
一番分量が多い、基本となる色。
② アソートカラー
メインカラーの次に分量が多い色。ツートンカラーで組み合わせる色や、ベランダ、屋根など部分的に使用する色を指します。
③ アクセントカラー
使用範囲が少なく、全体を引き締める色。幕板や雨どいなど、面積が小さい部分に使う色を指します。外壁全体には使いにくい鮮やかな色も、アクセントカラーなら取り入れやすいでしょう。
色選びの初期段階では、色見本帳や塗料メーカーのカタログを使えば、たくさんの色をまとめて比較できます。
施工事例の写真や、近隣の住宅を参考にするのもおすすめですよ。
④ カラーシミュレーションを行う
ある程度色を絞れたら、カラーシミュレーションで配色や全体のバランスを確認します。
いくつかのパターンを比較して選ぶとよいでしょう。
カラーシミュレーションの注意点
カラーシミュレーションは仕上がりをイメージするのに便利ですが、まったく同じ色にはならないことを理解しておくことが大切です。
同じ色でも、パソコンのモニターや印刷機によって見え方が異なります。
艶や質感も正確に再現するのは難しいでしょう。
最終的に色を決める際には、実際の外壁材に塗装した「色見本板」で、色の見え方や質感を確認することをおすすめします。
後悔しない外壁塗装の色選びのポイント
外壁塗装の色選びで後悔しないためには、好みだけでなく、色がもつ効果や特徴も理解しておくことが大切です。
・汚れにくい色を選ぶと掃除が楽
・色あせしにくい色はきれいが長持ち
・黒い外壁は室内が暑くなることがある
・奇抜な色は周囲から浮く可能性がある
汚れにくい色を選ぶと掃除が楽
黒や白の外壁は、それぞれ反対色の汚れが目立ちます。
一方、黒と白の中間色であるグレーは、どちらの色の汚れもあまり気になりません。
「排気ガスや砂ボコリ、鳥のフンなどの汚れを頻繁に洗い流すのがめんどう…」という方は、グレー系の色を選ぶとよいでしょう。
白や黄色っぽい汚れにはベージュやアイボリー、黒っぽい汚れには黒やネイビー、ダークブラウンもおすすめです。
色あせしにくい色はきれいが長持ち
赤や黄、紫など鮮やかな原色系の色は、色あせしやすい傾向があります。
ベージュやグレー、オフホワイトなどの淡い色を選ぶことで、塗装したての美しい外壁を長く維持できるでしょう。
鮮やかな色を使いたい場合はアクセントカラーとして使うか、色あせしにくい無機塗料を選ぶ方法もあります。
黒い外壁は室内が暑くなることがある
黒は熱を吸収しやすいため、外壁や室内の温度に影響を与える可能性があります。
特に古い家の外壁には、断熱材が使用されていないケースがあるので注意しましょう。
夏場のエアコン代に影響することもあるので、気になる場合は黒を避けるか、断熱塗料や遮熱塗料を選ぶ方法もあります。
奇抜な色は周囲から浮く可能性がある
奇抜な色やデザインの外壁にすると、周囲の家や環境から浮いてしまうことがあります。
ご近所トラブルにつながりかねないので、周辺との調和も考慮して選ぶことが大切です。
また、地域によっては景観条例により、外壁塗装に使用する色が制限されていることもあります。
事前に確認しておきましょう。
まとめ
今回は、カラーシミュレーションの流れや利用する際の注意点、色選びのコツなどをご紹介しました。
外壁の色は外観の印象を左右する重要なポイントです。
カラーシミュレーションを活用して、後悔のない色選びをしましょう。
ベストホームでは、外壁塗装のプロが色選びを全力でサポートいたします。
ご自宅の写真を使ったカラーシミュレーションも行っておりますので、岡山市にお住まいの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。