【外壁塗装の色見本の種類と使い方】チェックする際のポイントや色選びのコツも紹介


「外壁塗装の色をどうやって決めればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで役に立つのが「色見本」です。

たくさんの色を一度にチェックしたり、塗装後の外観をイメージしたりするのにとても便利です。

ただ、使い方を間違えると「思っていた色とまったく違った
」と後悔することになりかねません

この記事では、外壁塗装で使用する色見本の種類や使い方、入手方法などをご紹介します。

色をチェックする際の注意点や色選びのコツも解説しているので、外壁塗装を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

外壁塗装の色見本は「塗料の色を確認するサンプル」


色見本は、外壁塗装に使いたい色を見つけるためのサンプルです。

濃淡や色味が異なるたくさんの色を比較することで、理想の外観をイメージしやすいでしょう。

色見本にはさまざまな種類があり、それぞれ用途や使い方、入手方法などが異なります。

色選びの段階ごとに最適な色見本を使って、後悔のない色選びをしましょう。

外壁塗装で使用する色見本の種類と使い方


色見本には、大きく分けて
4つの種類があります。

・カタログ
・色見本帳
・色見本板
・カラーシミュレーション

まずはカタログや色見本帳である程度色を絞り込み、カラーシミュレーションで全体のイメージをチェックした上で、最終的に色見本板で確認して決めるのがおすすめです。

それぞれの色見本の特徴や、入手方法を見ていきましょう。

カタログ


塗料メーカーのカタログには、各メーカーが提供する塗料の色や特徴が掲載されています。

メーカーごとにたくさんの色をまとめて確認できるので、塗料の種類が決まっている場合や、色選びの初期段階で役立つでしょう。

メーカーによって塗料の色が異なるため、ある会社のカタログには希望の色がなくても、別の会社のカタログにはあるかもしれません。

色選びに強いこだわりがある場合には、複数社のカタログを確認するか、色見本帳で探すとよいでしょう。

カタログは、塗料メーカーのWebサイトや、塗装会社のショールームなどで確認できます。

色見本帳


日本塗料工業会の「色見本帳」には、日本の塗料用標準色が掲載されています。

色番号を塗装会社へ伝えることで、正確な色やトーンの指定が可能です。

どうしても使いたい色がある場合や、使用する塗料の種類が決まっていない場合に役立つでしょう。

塗料メーカーのカタログにはない色でも、色見本帳では見つかる可能性があります。

ただ、色見本帳で気に入った色をメーカーが用意できないこともあるため、ご注意ください。

色見本帳は日本塗料工業会の公式ページから申し込むか、ネットショップや画材店でも購入できます。価格は税込3,960円です。※2024年現在の価格

色見本板


色見本板は、色選びの最終段階で使用します。

外壁材に塗料を塗ったサンプルで、実際の色を確認できます。

外へ出て外壁にあててみたり、見る角度を変えてチェックしたりすることで、より正確に色味を把握できるでしょう。

色見本板は塗装会社で入手できますが、多くの場合は有料で、13色程度に限られます。

塗料の色がほぼ決まった段階で、最終チェックのために利用するとよいでしょう

カラーシミュレーション


カラーシミュレーションとは、塗装したい色をご自宅の写真にのせることで、仕上がりイメージを確認する方法です。

外壁の色だけでなく、屋根や玄関ドア、窓わくなどとの相性もチェックできるため、色選びに失敗しにくいでしょう。

カラーシミュレーションは塗料メーカーのサイトやアプリでもできますが、塗装会社へ依頼するのがおすすめです。

色選びの注意点や配色のポイントなど、アドバイスも受けられるでしょう。

ただ、すべての塗装会社がカラーシミュレーションに対応しているわけではないので、事前にご確認ください。

外壁塗装の色見本をチェックする際に注意するポイント


・面積の効果
・光の効果
・艶の有無
・画面や印刷の色

面積の効果


色見本の面積によって、色の見え方は変わります。

面積が大きくなるほど、明るい色はより鮮やかに、暗い色はより濃く感じられます

カタログの小さなサンプルだけで決めてしまうと、仕上がりを見て「明るすぎる」「暗すぎる」など後悔することになりかねません。

ある程度色を絞り込む時にはカタログが便利ですが、最終的に決める際にはA4サイズ以上の色見本で確認しましょう。

光の効果


色見本は室内で見ることが多いかもしれませんが、蛍光灯と太陽光では色の見え方が異なります。

当然ながら、外壁の色の見え方は太陽光の影響を受けるので、色見本をチェックする際にも必ず屋外で確認しましょう

時間帯や天候によっても変動するため、日中と夕方、くもりの日と晴れの日など、さまざまな条件下で見え方を比較してみることをおすすめします。

艶の有無


塗料には艶あり・艶消し・
3分艶・5分艶・7分艶5種類があります。

同じ色でも、艶の有無や程度によって見え方が異なるため、ご注意ください。

色見本板を作成する場合には、艶感についても確認しておきましょう。

モニターや印刷の色


カラーシミュレーションの場合は、モニターや印刷機によって色の見え方が異なります

特に艶や質感などは、正確に表現されない可能性が高いでしょう。

配色や全体のイメージをチェックするには便利ですが、最終的に色を決める際には、色見本板で実際の色を確認することをおすすめします。

外壁塗装の色選びで失敗しない3つのコツ


・外壁以外の部分との兼ね合いに注意する
・周囲との調和も考慮する
・メンテナンスが楽な色がおすすめ

外壁以外の部分との兼ね合いを考慮する


屋根や玄関ドア、窓わくなど、外壁以外の部分との兼ね合いも考慮して色を選びましょう。

相性が悪い場合は別の色にするか、他の部分も同時塗装することでより自由に色を選ぶこともできます。

特に屋根と外壁の同時塗装は、別々にするよりトータルのメンテナンス費用を節約する効果もあります。

周囲との調和も考慮する


ご自宅の外壁だけをイメージして色を決めると、近隣の家から浮いて悪目立ちする可能性があります

ご近所トラブルに発展するケースもあるため、周囲との調和も考慮して選ぶことをおすすめします。

また地域によっては、景観条例により外壁塗装に使用できない色もあるためご注意ください。

事前に自治体のホームページなどで確認するか、塗装会社と相談してみましょう。

メンテナンスが楽な色がおすすめ


色あせや汚れが目立ちにくい色を選ぶことで、メンテナンスの手間をかけずに美しい外観を維持できます

以下のような色は排気ガスの汚れや砂ぼこり、雨だれなどが目立ちにくい人気カラーです。

・クリーム
・オフホワイト
・ベージュ
・淡いグレー
・淡いブラウン など

また、日当たりが悪く藻やコケが発生しやすい立地では、グリーン系の色もおすすめです。

一方で、黒や白は汚れが目立ちやすく、赤や黄、紫などの原色系は色あせしやすい傾向があります。

どうしてもこれらの色にしたい場合には、汚れにくい防汚塗料や色あせしにくい無機塗料を選ぶとよいでしょう。

まとめ


今回は、外壁塗装の色見本の種類や入手方法、色選びのコツなどをご紹介しました。

外壁の色は外観のイメージを左右する重要なポイントですが、頻繁に色を変えるのは難しいですよね。

色見本を上手に活用して、後悔のない色を選びをすることが重要です。

ベストホームでは、外壁塗装のプロが豊富な知識と経験をもとに、ご自宅の外壁の色選びをお手伝いいたします

外壁の無料診断も行っておりますので、岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ

 

ベストホームについて

電話でお問い合わせ メールでのお問い合わせ

施工事例

お客様の声

お役立ち情報

お問い合わせ

お役立ち情報

  • ショールーム来店 お客様の理想の外装をご提案
  • 外壁屋根診断
  • 雨漏り診断
  • おすすめの塗料
  • イベント・チラシ情報
  • 塗装価格表
  • LINE簡単相談
  • 外壁塗装ローンについて
  • 受賞歴紹介