【外壁塗装はDIYできる?】手順や塗り方、メリット・デメリットも解説


外壁塗装の費用は高額なので「
DIYできないかな?」と考える方も多いのではないでしょうか。

DIYと塗装会社に任せた場合とで、どれくらい金額に差が出るのかも気になりますよね。

この記事では、DIYで外壁塗装する費用や必要な道具、メリット・デメリットをお伝えします。

DIYしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

外壁塗装のDIYに必要な道具


DIY
で外壁塗装をする際には、以下のような道具が必要です。

・高圧洗浄機
・バケツ
・ブラシ
・中性洗剤
・養生シート・テープ
・コーキング材
・サンドペーパー
・ハケ・ローラー・スプレーガン
・塗料

塗料や道具などは、ホームセンターや通販で購入できます。

外壁塗装のDIYで使う塗料の種類・選び方


外壁塗装には
2種類の塗料を使用します。

・下塗り用塗料
・中塗り・上塗り用塗料

下塗り用塗料


下塗り用の塗料にはシーラーとフィラーがありますが、
DIYにはシーラーがおすすめです

【シーラー】
水のようにサラサラして扱いやすい塗料です。

水性シーラーは外壁に吸収されやすいため、劣化ががひどいと傷の中に入り込んでしまいます。傷やひび割れがある場合は、油性シーラーを選びましょう

油性シーラーの乾燥時間は
301時間、水性シーラーは数時間かかります。

【フィラー】
粘性があり、傷やひび割れのある外壁の表面をなめらかに整えます。

ひび割れを起こしやすいモルタル外壁に向いていますが、慣れないと扱いにくいため、
DIYにはおすすめできません

中・上塗り用塗料


中塗り・上塗り用の塗料には、主に以下の
5種類があります。

塗料の種類

耐用年数

費用相場(㎡)

アクリル

38

1,0001,800

ウレタン

510

1,5002,500

シリコン

715

1,8003,500

フッ素

1215

3,0005,000

無機

1520

4,5005,500


耐用年数が長いほど価格は高くなりますが、そのぶん塗り替えの頻度を減らせます

費用対効果を考慮して、最適な塗料を選びましょう。

このほかにも断熱塗料や防水塗料、防汚塗料など、機能性に特化した塗料があります。

各塗料の特徴やメリット・デメリットなど詳しく知りたい方は「外壁塗装の塗料の種類と選び方のコツ」をご覧ください。

DIYで外壁塗装をする手順7ステップ


DIY
で外壁塗装をする手順を、7ステップで解説していきます。

音やにおいなどで近隣の家へ迷惑をかける可能性があるため、事前に日程を伝え、あいさつもしておいた方がよいでしょう。

① 足場と飛散防止シートの設置
外壁塗装には、足場と飛散防止シートの設置が欠かせません。高所作業の安全を確保するだけでなく、高圧洗浄の水や塗料が周囲に飛び散るのを防ぐ効果もあります。足場の設置には国家資格が必要なため、必ず専門業者へ依頼しましょう

② 高圧洗浄
塗装する前に外壁の汚れやコケ、古い塗膜などを高圧洗浄機で洗い落とします。新しく塗る塗料をしっかりと密着させるための大切な工程です。

外壁の種類によっては高圧洗浄機が使えないこともあるので、ご注意ください。圧力が強すぎると外壁を破損させる恐れがあります。洗浄後はよく乾燥させてから次の工程へ移りましょう。

③ 下地処理
外壁にひび割れや欠けがある場合は、塗装前に補修します。コーキング材ですき間を埋め、表面の凹凸をサンドペーパーで整えましょう。

外壁目地のコーキングが劣化している場合は、上からコーキング材を補充するか、はがして新たに充填します。ただし、外壁の劣化が激しい場合には、外壁材自体の交換が必要なケースもあります

④ 養生
窓や玄関など、塗装しない部分を養生シートとテープで保護します。エアコンの室外機や庭の植木、車など、汚れると困るものもにもカバーをかけておきましょう

⑤ 下塗り
外壁と中塗りの塗料を密着させるため、下塗りを行います。塗りムラがあると塗膜がはがれやすくなるため、ていねいに作業しましょう。広い面はローラーで、細かい部分はハケで塗装します。

⑥ 中塗り
下塗りが乾いたことを確認して、中塗りを行います。外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。

塗料代や手間を減らすために下塗りや中塗りをはぶくと、耐久性が低下してすぐに塗り替えが必要になるため、必ず塗料メーカーの規定を守りましょう
※2回塗りや4回塗りの塗料もあります

⑦ 上塗り
中塗りと同じ塗料を使って上塗りを行います。

DIYで外壁塗装する際の塗り方


中塗り・上塗りには、ローラーもしくはスプレーガンを使用します。

ローラーの方が仕上がりはきれいですが、塗装に時間がかかります。スプレーガンは広範囲の塗装を短時間で行える一方、塗料が飛散するためローラーで塗装するよりも多くの塗料が必要です。

塗装する際には以下の点に注意しましょう。

・塗布量を守る
必ずメーカーが指定する塗布量を守って塗装を行います。塗料をケチると本来の効果が発揮されず、耐用年数までもたない可能性があります

・乾燥時間を守る
乾燥時間は塗料ごとに異なり、気温や湿度によっても変動します。必ずメーカーが指定する乾燥時間を守りましょう。下塗り・中塗り・上塗りそれぞれで、最低でも1日ずつはかかります。

・修正は乾いてから
塗り残しがあった場合は、塗料が完全に乾いてから小さなハケなどで修正すると、比較的きれいに仕上がります。

外壁塗装をDIYするメリット


外壁塗装を
DIYするメリットは、費用を抑えられることです。

塗料の種類や塗装面積によって変動しますが、
10万~数十万円の節約になるでしょう。

・塗装会社に依頼した場合の費用相場:40万円
・DIYした場合の費用相場:30万円~

【DIY費用の内訳】
・足場代:10万円~
・塗料代:15万円
・道具代:5万円
・人件費:0

専門業者に依頼する足場代や、塗料代は、DIYでも同じくらいの料金がかかります

高圧洗浄機や道具がない場合には買いそろえる費用もかかりますが、職人さんの人件費を節約できます。

外壁塗装をDIYするデメリット


・手間がかかる
・危険がともなう
・失敗する可能性がある

手間がかかる


外壁塗装には、足場の設置や養生、洗浄、下地処理、塗装、乾燥など多くの工程があります。

塗装会社に依頼した場合の工期は1週間~10日程度ですが、DIYでは1~3か月ほどかかるでしょう。

危険がともなう


外壁塗装は高所作業のため、慣れていないと転落してやケガをする恐れがあります。

また、塗料にシンナーが含まれている場合、吸い込むと吐き気やめまいが起こることもあります。

失敗する可能性がある


外壁の下地処理や塗装が甘いと、塗りムラや塗膜のはがれ、ひび割れなどが起こる可能性があります。

外壁塗装は、プロでもまれに施工不良が起こることがあるほど難しい作業です

失敗すると補修に高額な費用がかかるため、慎重に検討しましょう。

まとめ


今回は、
DIYで外壁塗装をする手順や、メリット・デメリットをご紹介しました。

DIYすることで10~数十万円の節約にはなりますが、危険な高所作業や失敗するリスクをともないます。

外壁塗装は大切な家を守るための防水工事なので、プロに任せた方がよいでしょう

自社施工の塗装会社へ依頼することや、23社の見積もりを比較して選ぶことでも費用は抑えられます。

まずは見積もりをとって、
DIYの費用相場と比べてみましょう。

ベストホームでは、外壁のプロが無料で点検を行い、見積書を作成しております。

岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ

 

 

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