【60坪住宅の外壁塗装の費用相場は120万〜190万円】高くなる要因・見積書のチェック項目も紹介


60坪の家だと外壁塗装の費用はどれくらい?」「安く抑える方法はないかな?」「どこへ依頼すればいいの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、60坪住宅の外壁塗装費用の相場と内訳、安く抑えるコツなどを解説します。

見積書でチェックすべき
19項目もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

60坪住宅の外壁塗装費用の相場


60
坪戸建て住宅の外壁塗装費用は、120万~190万円が相場です。

ただし、実際の料金は施工会社や塗料のグレード、外壁の劣化状態などによって大きく変動する可能性があります。

正確な金額が知りたい場合は、塗装会社などへ無料見積もりを依頼しましょう。

なお、ここでは60坪住宅の外壁面積を「240㎡」として塗装費用を算出しています。

【おおよその外壁面積の計算方法】
延べ坪数×3.3(1坪=3.3㎡)×1.2(係数)

60坪の場合、60×3.3×1.2237.6㎡となります。

60坪住宅の外壁塗装費用の内訳

 

工事内容

60坪の費用目安

足場設置

2040万円

飛散防止ネット設置

36万円

養生

612万円

高圧洗浄

47万円

(コーキング)

増し打ち

1836万円

打ち替え

3254万円

下地補修

1428万円

下塗り

1524万円

・上塗り

24132万円

(付帯部塗装)

軒天

68万円

雨どい

610万円

諸経費

塗装費用の1030%程度


各項目について見ていきましょう。

足場設置


足場は職人が安全かつ効率的に作業し、仕上がりの品質を確保するために欠かせません。

塗装費用の約
20%を占めており、単価は700900円/㎡が相場です。

外壁から少し離して建物の周囲に設置するため、足場の面積は外壁の面積よりも広くなります。

また、屋根塗装も一緒に行う場合は屋根の上にも足場を設置することがあり、表の目安よりも費用が高くなります。

飛散防止ネット設置


飛散防止ネットは、塗料や高圧洗浄の水しぶきが周囲へ飛び散るのを防ぐため、足場のまわりに設置するメッシュシートです。

ご自宅の庭や車を汚れから守るのはもちろん、近隣トラブルを避けるためにも欠かせません。

単価は
100200円/㎡程度が相場です。

養生


養生は、汚れると困るものや塗装しない部分を保護する作業です。

窓ガラスや玄関ドア、エアコンの室外機、車、植栽などをビニールシートとテープで保護します。

単価は
200400円/㎡程度が目安です。

高圧洗浄


高圧洗浄は、外壁に付着したカビやコケ、汚れ、古い塗膜などを洗い流す工程です。

この工程を省いたり手抜きしたりすると、塗料がうまく密着せず数年ではがれる恐れがあります。

単価の目安は
150300円/㎡ですが、カビや藻の繁殖が特にひどい場合は専用の薬剤を使うバイオ洗浄が必要となり、単価が200500円/㎡ほど高くなることがあります。

(コーキング補修)


外壁の種類によってはコーキング補修が必要です。

目地(外壁材同士のつぎ目)のコーキングにひび割れ・はがれ・肉やせなどの劣化症状が出ている場合には、「増し打ち」か「打ち替え」による補修を行います

増し打ちは、古いコーキングの上からコーキング材を補充する工法です。

費用は安く抑えられますが、寿命が
25年と短いため応急処置にしかならず、すぐに補修が必要となります。

一方打ち替えは、古いコーキングを撤去して新たに充填し直す工法です。

増し打ちよりも費用は高額ですが、完全に新しくなるため
710年程度はもつでしょう。

特別な理由がなければ打ち替えをおすすめします。

下地補修


外壁自体にひび割れや欠けなどがある場合には、塗装の前に補修を行います。

軽度なひび割れであれば下塗り塗料で対応できますが、
0.3mm以上の深いひび割れはパテやコーキング材で埋める必要があります。

単価は
5001,000円/㎡程度が目安です。

ただし、外壁材の反りや浮きが見られる場合は部分的に張り替えが必要となり、
3,0001万円/㎡ほどかかるケースもあります。

下塗り


外壁塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の
3回塗りが基本です。

下塗りは外壁材と中塗り・上塗り塗料の密着性を高めたり、細かいひび割れを埋めたりする役割をしています。

単価は
6001,000円/㎡程度が相場で、外壁材の種類や状態によって適した下塗り材が異なります。

中塗り・上塗り


中塗りと上塗りでは基本的に同じ塗料を使います。

2回塗り重ねることで色ムラをなくし、塗膜の厚みを確保して耐久性を高めます。

単価はグレードによって大きく異なり、
1,0005,500円/㎡程度が相場です。

(付帯部塗装)


付帯部とは、雨どい・軒天・破風板・鼻隠しといった外壁や屋根以外の部分を指します。

外壁塗装の範囲には含まれないため、一緒に塗装する場合は
800~1,200円/㎡程度の追加料金がかかります。

諸経費


諸経費の相場は総額の
1030%程度で、交通費や出張費、現場管理費、廃材の処分費、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されています。

また、依頼した業者が塗装工事を外注している場合には、仲介手数料も含まれます。

60坪住宅の外壁塗装費用に影響を与える8つの要因


建物の階数
外壁の面積
塗装範囲
外壁の劣化状態
外壁の種類
立地
施工会社
塗料の種類

建物の階数


塗装費用の相場は、
2階建て住宅を想定して算出されています。

しかし、
3階建て以上の建物の外壁塗装では、より頑丈な足場が必要です。

また、足場の高さも増すため、材料費や設置・撤去の費用が高くなります。

外壁の面積


同じ
60坪の住宅でも、窓の数が多く大きい場合は外壁の面積が小さくなります。

一方で、ベランダや出窓などの凹凸が多い住宅では外壁の面積が大きくなるでしょう。

塗装面積が増えると材料費や作業量も増えるため、費用が高額になります。

③ 塗装範囲


屋根や付帯部は、外壁塗装の範囲に含まれません。

追加料金がかかるため、一緒に塗装したい場合は見積もりの際に伝えておきましょう。

まとめて塗装することで今回の塗装費用は高くなりますが、足場代や養生代などの重複費用が1回分で済むため、将来的なメンテナンスコストを抑えられる可能性があります。

特に60坪の住宅では足場代が2040万円と高額なので、高所の塗装はまとめて行なった方が経済的です。

④ 外壁の劣化状態


外壁の劣化症状によっては、補修費用が高くなる可能性があります。

例えば、軽度のひび割れは下塗り塗料で補修できますが、大きなひび割れはコーキング材による補修が必要です。

サイディングボードに欠けや反りなどがある場合には、交換しなければならないケースもあります。

また、雨もりが発生している場合には外壁をはがして防水シートや断熱材を交換し、新しい外壁材に張り替えるため、塗装の23倍の費用がかかります。

⑤ 外壁の種類


外壁の種類によっても塗装費用が変動します。

サイディングや
ALCパネルの外壁には目地にコーキングが施されており、劣化していれば補修が必要です。

一方、モルタルの外壁には目地がないためコーキング補修は不要ですが、ひび割れやすいため下地補修の費用がかさむ傾向があります。

⑥ 立地


隣家との距離が近すぎる場合は通常の足場を設置できず、特殊な足場や工法が必要になる可能性があります。

また、道幅がせまく大型車両が通れない場合は、資材を手作業で搬入・搬出する必要があるため、費用が高くなる傾向があります。

⑦ 施工会社


外壁塗装の工事は、以下のようにさまざまな会社が請け負っています。

・工務店
・塗装会社
・リフォーム会社
・ハウスメーカー
・大手リフォーム会社
・大手の家電量販店 など

それぞれ料金体系が異なるため、比較して選ぶことが大切です。

金額だけでなく、担当者の対応や施工実績、信頼性なども含めて総合的に判断しましょう。

⑧ 塗料の種類


塗料代は塗装費用の約
20%を占めており、種類によって金額が大きく異なります。

塗料の種類

耐用年数

費用相場(㎡)

アクリル

38

1,0001,800

ウレタン

510

1,5002,500

シリコン

715

1,8003,500

フッ素

1215

3,0005,000

無機

1520

4,5005,500


60
坪の住宅では、塗料代だけで100万円以上の差がつくこともあるでしょう。

ただ、耐用年数の長い塗料を使用することで塗り替えの頻度が減るため、トータルのメンテナンス費用を抑えられる可能性があります

予算やライフプランにあわせて、適切なグレードの塗料を選びましょう。


外壁塗装に使われる塗料の種類と選び方


外壁塗装に使われる塗料は、主に以下の
5つのグレードに分かれています。

・アクリル
・ウレタン
・シリコン
・フッ素
・無機

また、特殊な機能をもつ以下のような塗料もあります。

・低汚染塗料
・遮熱塗料・断熱塗料
・防カビ・防藻塗料

それぞれの特徴を見ていきましょう。

アクリル


アクリル塗料はもっとも安価で、発色がよくカラーバリエーションも豊富なことが特徴です。

ただ、耐用年数がかなり短く塗り替えの頻度が増えるため、長期的に見るとメンテナンスコストがかさみやすくなります

10年以内に売却や建て替えを検討している場合は選択肢のひとつになり得ますが、長く住む予定の家にはおすすめしません。

ウレタン


ウレタン塗料は密着性と柔軟性に優れた塗料です。

ひび割れに強く、複雑な形状の部分や木部、鉄部などの塗装にも向いています。

価格も比較的安価ですが、防汚性が低く紫外線に弱いため、最近ではよりコストパフォーマンスが良いシリコン塗料の方が主流になっています。

シリコン


外壁塗装でもっとも選ばれているのがシリコン塗料です。

価格と耐久性のバランスに優れており、汚れが付着しにくく紫外線にも強いことが特徴です。

人気が高いため多くのメーカーがさまざまな機能をもつ製品を発売しており、カラーバリエーションも豊富です。

ただ、同じシリコン塗料でもシリコンの含有率によって機能や耐久性が大きく異なります。

シリコン含有量の少ない塗料は安価ですが、そのぶん耐久性も低いためご注意ください。

フッ素


フッ素塗料は耐久性・耐候性が非常に高く、塗り替えサイクルを長くしたい場合に最適です。

紫外線や塩害にも強く汚れも付着しにくいため、幅広い環境に対応できます。

価格は高めですが、外壁洗浄や塗り替えなどの手間をかけなくても、長期にわたってきれいな状態を保てるでしょう。

無機


無機塗料は、もっとも汚れに強く耐候性にも優れた塗料です。

紫外線の影響を受けにくい無機物が主成分のため、色あせやチョーキングといった経年劣化がほとんど起こらず、有機物を栄養源とするカビやコケの繁殖も抑えられます。

そのぶん価格も高めですが、メンテナンスの手間をかけずにきれいな状態を長く保ちたい場合におすすめの塗料です。

低汚染塗料


低汚染塗料とは、表面に特殊な加工を施すことで雨水と一緒に汚れを洗い流す「セルフクリーニング機能」をもたせた塗料です。

排気ガスが付着しやすい幹線道路沿いや、砂ぼこりで汚れやすい未舗装の場所での外壁塗装に適しています。

価格や耐用年数は、シリコンやフッ素といった樹脂のグレードによって異なります。

遮熱塗料・断熱塗料


遮熱塗料は、太陽光を反射して外壁の温度上昇を防ぐ塗料です。

熱による塗膜の劣化や室温の上昇も抑えます。

室温が
1℃下がるとエアコンの消費電力が約10%減るとされており、電気代の節約にも期待ができるでしょう。

一方、断熱塗料には熱の伝わりを抑制する働きがあります。

夏場は外の熱が室内へ伝わりにくく、冬場は室内の熱が外へ逃げにくいため、一年を通して室温を快適に保ちやすくなります。

防カビ・防藻塗料


防カビ・防藻塗料には特殊な薬剤が配合されており、カビ・コケ・藻などの繁殖を抑える効果があります。

北側の日当たりが悪い外壁や、湿気がこもりやすい住宅の塗装に適した塗料です。

ただし、すべてのカビや藻に効果があるわけではありません。

60坪住宅の外壁塗装費用を安く抑えるコツ


・突然訪問してきた業者は避ける
・相見積もりをする
・自社施工の会社を選ぶ
・地元の会社へ依頼する
・適切なタイミングで塗装を行う
・まとめてメンテナンスを行う
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する

突然訪問してきた業者は避ける


「近所で工事をしていてお宅の外壁が気になった」「無料で点検します」などと、突然訪問してくる業者は避けた方がよいでしょう。

すべての訪問業者が悪いわけではありませんが、中には点検と称して故意に外壁を破損させ、本来は必要のなかった高額な工事契約を結ばせる悪質な事例も報告されています。

外壁の状態が不安になった場合は、ご自身で信頼できる別の業者を探し、点検を依頼することをおすすめします。

その場で契約や支払いをするのは危険です。

詐欺だった場合は支払い後に連絡がつかなくなり、支払ったお金は取り返せない可能性が高いでしょう。

相見積もりをする


1
社だけの見積もりでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、23社へ依頼して比較しましょう。

60坪の住宅の場合、数十万の差がつく可能性があります。

ただし、安ければ安いほどよいわけではありません。

他社や相場と比較して極端に安い場合は、手抜き工事や追加請求などのリスクがあるため、必ず理由を確認しましょう。


自社施工の会社を選ぶ


大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは外壁塗装を外注しているケースが多く、
10~30%程度の中間マージンが発生します

一方、自社施工の会社なら、仕上がりに直接影響しない余計な費用がかかりません。

ホームページのスタッフ紹介などで、職人が在籍しているか確認してみましょう。

地元の会社へ依頼する


地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費などを抑えられます。

また、地域の気候や特性を理解しているため、最適な塗料や工法も提案してもらいやすいでしょう。

災害やトラブルが起こった際に、すぐ対応してもらいやすい点もメリットです。

適切なタイミングで塗装を行う


外壁の劣化が進むほど、下地補修に多くの費用がかかります。

また、塗装で対処できなくなると張り替えが必要になるケースもあるため、定期的に点検を受けて適切なタイミングで塗り替えることが重要です

外壁の張り替えには、塗装の
23倍の費用がかかります。

まとめてメンテナンスを行う


外壁塗装が必要な時期には、屋根や雨どい、ベランダなども劣化している可能性が高いでしょう。

別々に塗装するとそのつど足場代や養生費がかかりますが、まとめて行えば
1回分で済みます。

また、屋根は外壁よりも紫外線や風雨の影響を受けやすく、劣化のスピードが早いため、外壁よりも耐用年数の長い塗料を選んで次回の塗装時期を合わせるのもおすすめです。

将来的なメンテナンスのことも含めて塗装会社へ相談してみましょう。

補助金や助成金を利用する


自治体によっては、外壁塗装に補助金や助成金が支給されるところがあります。

対象となる工事や支給額は地域によって異なるため、自治体のホームページや役所の窓口でご確認ください。

申請期限は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が終了するケースが多いため、利用を検討している場合は早めに準備しておきましょう。


火災保険を利用する


台風や落雷などの自然災害が原因で外壁塗装が必要となった場合には、火災保険が適用される可能性があります。

対象となる災害や保険金額は加入している保険によって異なるため、保険証券などでご確認ください。

申請期限は被害発生から
3年以内です。

ただし、時間が経過するほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、被害を受けたら速やかに保険会社へ連絡しておきましょう。

60坪住宅の外壁塗装費用で損しない!見積もり時にチェックすべき19項目


外壁塗装で高額請求や詐欺被害に遭わないよう、見積もり時には以下のポイントをチェックしておきましょう。

1. ていねいに点検を行なっているか
2. 許可や資格があるか
3. 外壁塗装の実績が豊富か
4. インターネットで会社情報が確認できるか
5. 金額は妥当か
6. 必要な工程が省かれていないか
7. 足場代が無料になっていないか
8.3回塗り」になっているか
9.「一式」が多すぎないか
10.「坪」ではなく「平米」で記載されているか
11. 打ち合わせの内容が見積書に反映されているか
12. 追加料金の有無
13. 保証やアフターサービスがあるか
14. 長く営業を続けているか
15. キャンセル料はかかるか
16. クーリング·オフについて説明があるか
17. 極端な値引きをしていないか
18. 悪い評価や口コミが多すぎないか
19. 契約を急かさないか

1. ていねいに点検を行なっているか


適正な見積もりを出すには、外壁の状態や面積を正確に把握する必要があります。

点検にかかる時間が
5~10分程度と極端に短い場合や、そもそも現地調査を行わない場合は、その業者を避けた方がよいでしょう。

工事が始まってから劣化が見つかり、追加料金を請求されるリスクがあります。

2. 許可や資格があるか


500
万円未満の外壁塗装工事は「建設業許可」がなくてもできますが、取得には一定の経験や技術、誠実性などが求められるため、業者の信頼性を判断する一つの材料になります。

また「外壁劣化診断士」や「一級塗装技能士」が点検や塗装を行なっているかも重要なポイントです。

業者のホームページで、資格をもつスタッフや職人が在籍しているか確認してみましょう。

3. 外壁塗装の実績が豊富か


施工実績が豊富な会社ほど、さまざまな劣化状況や外壁材に対応してきた経験があり、トラブルへの対処力も高い傾向にあります。

ホームページをチェックし、実際のビフォーアフター写真が多数掲載されているかを確認しましょう。

施工件数しか載っていない場合は信頼性に疑問が残ります。

4. インターネットで会社情報が確認できるか


会社名で検索した際にホームページが出てくるか、所在地・代表者名・連絡先などが確認できるかも重要なポイントです。

情報量が極端に少ない場合や、連絡先が携帯電話の番号だけになっている場合は注意しましょう。

創業したばかりでまだホームページを作成できていないことも考えられますが、故意に情報を隠している可能性もあります

悪質業者だった場合、支払い後や工事後に連絡がとれなくなるリスクがあります。

5. 金額は妥当か


見積額は各社で異なるのが当たり前ですが、同じ工事内容なのに他社や相場よりも極端に高いまたは安い場合には注意が必要です

高すぎる場合には、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。

逆に安すぎる場合には、手抜き工事や低品質な材料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。

6. 必要な工程が省かれていないか


高圧洗浄や下地補修、下塗り、コーキング補修など、本来必要な工程が省かれていないかチェックしておくことも重要です。

外壁の種類によっては不要な工程もありますが、手抜き工事の可能性もあるため、気になる点があれば必ず契約前に確認しておきましょう。

ずさんな工事で施工不良が起こると、数か月
~1年程度で再塗装が必要になる恐れがあります。

7. 足場代が無料になっていないか


足場代は塗装費用の約
20%を占めており、60坪の住宅では2040万円ほどかかります。

これを無料にはできませんし、
2階建て以上の住宅で足場を組まずに工事を行うこともできません。

中には「足場代0円」を売りにしている業者もいますが、別の項目に上乗せされて割高になっている可能性が高いでしょう。

8.3回塗り」になっているか


外壁塗装は
3回塗りが一般的で、下塗りと中塗り・上塗りでは使用する塗料も異なります。

見積書に「下塗り・中塗り・上塗り」の記載があるか、それぞれ塗料の種類や製品名が記載されているか、確認しておきましょう。

ただし、塗料の種類や外壁の状態によっては2回塗りや4回塗りになることがあります。

例えば、透明な塗料で塗装する「クリア塗装」は、下塗りが不要なため塗装回数は
2回です。

一方、外壁の劣化が激しく塗料の吸い込みが多い場合には、下塗りを
2回行うため合計で4回塗装となります。

9.「一式」が多すぎないか


適正な見積書には、使用する材料の種類やメーカー名、製品名、単価、塗装面積などの詳細が記載されます。

「足場
一式」「塗装 一式」など、一式が多すぎる場合は注意しましょう。

特に「外壁塗装
一式」だけで内訳がまったくわからない場合には、別の業者へ依頼することをおすすめします。

工程も使用する材料も不明だと、手抜き工事をされたり低品質な材料へ勝手に変更されたりしてもわからないためです。

塗料の製品名が記載されていれば、ご自身で価格や性能を調べることもできます。

10.「坪」ではなく「平米」で記載されているか


塗装面積は「坪」ではなく「平米」で記載されるのが一般的です。

同じ
60坪の住宅でも、デザインによって外壁の面積が異なるためです。

坪数で記載されている場合は業者が正確な塗装面積を把握しておらず、塗料が足りなくなって施工不良を起こす恐れがあります。

平米数で記載し直してもらうか、別の業者を探しましょう。

11. 打ち合わせの内容が見積書に反映されているか


見積書や契約書は、工事の内容を証明する重要な書類です。

打ち合わせの際に伝えた塗装範囲や塗料の希望などが、正確に反映されているか確認しておきましょう。

記載がない場合、塗装もれがあっても「工事内容に含まれません」と言われてしまえばそれまでです。

12. 追加料金の有無


追加料金が発生する可能性や、金額の目安も確認しておきましょう。

通常、外壁の状態をしっかりと確認した上で見積書を作成していれば、追加料金がかかることはほとんどありません。

しかし、稀に工事が始まってから劣化が見つかることがあります。

追加料金が発生した場合には必ず見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約しましょう。

13. 保証やアフターサービスがあるか


保証やアフターサービスが充実しているかどうかも重要なポイントです。

保証期間や適用条件、免責事項も確認しておきましょう。

外壁塗装の保証期間は
3~10年程度が一般的で、塗料の耐用年数を超える20年以上は現実的ではありません。

また、定期点検などのアフターサービスがあれば、外壁の劣化を早期に発見し対処できるため、外壁を長もちさせられます。

14. 長く営業を続けているか


どれほど手厚い保証やアフターサービスがあっても、施工会社が倒産すると受けられなくなってしまいます。

一般的に創業間もない会社は倒産リスクが高いとされているため、長く営業を続けている会社を選んだ方がより安心です。

業者のホームページなどで創業年を確認しておきましょう。

15. キャンセル料はかかるか


キャンセル料が発生するタイミングや、金額の目安も把握しておきましょう。

一般的に、材料の発注後や職人の手配後にはキャンセル料がかかる可能性があります。

口頭で説明を受けるだけでなく、契約書に明記されていることが重要です。

16. クーリング・オフについて説明があるか


訪問販売や電話勧誘で契約した場合、契約から
8日以内であればクーリング・オフ制度により無条件で解約できます。

中には故意に説明しなかったり、「外壁塗装は対象外」と嘘の説明をしたりする悪質業者がいるためご注意ください。

ただし、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、自主的に店舗へ出向いて契約した場合は対象外です。

17. 極端な値引きをしていないか


「今日契約すれば半額」「今だけ足場代無料」など、極端な値引き提案をする業者には注意が必要です。

もともと相場より高い金額を提示してお得に見せているか、手抜き工事で利益を確保しようとしている可能性が高いでしょう。

最初から適正価格で見積もりを出している業者は、大幅に値引きをする余裕がありません。

できても総額の
10%程度が限度でしょう。

適正価格で高品質な工事を行なっている優良業者を見極めることが重要です。

18. 悪い評価や口コミが多すぎないか


インターネット上の評価や口コミも参考になります。

すべてを鵜呑みにするのは危険ですが、悪い評価や口コミが多い業者は警戒しましょう。

特に「数か月で施工不良が起こったが対応してもらえなかった」「工事後に連絡が取れなくなった」といった深刻な内容が複数確認された場合は、その業者を避けた方が賢明です

近所や親戚で外壁塗装の工事をした方がいれば、どこへ依頼したか聞いてみるのもよいでしょう。

身近な方からの情報が一番信用できます。

19. 契約を急かさないか


「この金額でできるのは今日まで」「今すぐに塗装しないと雨もりする」などと、契約を急かす業者にも注意しましょう。

家族と相談したり他社と比較したりする時間を与えないのは、悪質業者の典型的な手口です。

外壁塗装は高額な工事なので、信頼できる業者であれば十分に検討する時間を与えてくれるはずです。

外壁塗装のタイミングと補修が必要な劣化症状


外壁塗装のタイミングは
10~15年に1回程度が目安です。

ただし、使用している塗料の耐用年数や立地環境、メンテナンス状況などによっても異なるため、実際の外壁の状態から判断することが重要です。

以下の劣化症状が見られる場合には、耐用年数内でも塗り替えを検討した方がよいでしょう。

・カビ・コケ・藻の発生
・激しい色あせやチョーキング
・塗膜のひび割れやはがれ
・金属系外壁材のサビ
・コーキングのひび割れやはがれ、肉やせ
・外壁自体のひび割れ
・外壁の欠けや穴あき
・雨もり

カビ・コケ・藻の発生


外壁の広範囲にカビやコケ、藻などが広がっている場合は、塗膜の防水機能が低下している可能性が高いでしょう。

見た目が悪いだけでなく、常に湿った状態になるため塗膜や外壁の劣化も早めます。

洗浄してもすぐに再発する場合は、そろそろ塗り替えを検討することをおすすめします。

激しい色あせやチョーキング


チョーキングとは、外壁の表面を触ると手に白い粉が付着する現象です。

この粉は経年劣化により塗料中の顔料が粉化して表面に浮き出てきたものです。

色あせやチョーキングは紫外線により塗膜の機能が失われているサインなので、塗り替えを検討した方がよいでしょう。

外壁自体はまだ傷んでいないケースが多く、塗装には最適なタイミングです。

塗膜のひび割れやはがれ


塗膜にひび割れやはがれが生じている部分は、防水機能が働いていない状態です。

そこから雨水が浸透すると外壁材自体がダメージを受ける恐れがあるため、早めに塗り替えを行いましょう。

放置して張り替えが必要になると、塗装の2~3倍の費用がかかります。

金属系外壁材のサビ


ガルバリウム鋼板などの金属系外壁材は、表面の塗装がはがれたり傷ついたりすると、金属が直接雨に触れてサビが発生します。

サビをそのままにしておくと外壁材に穴があき、雨もりに発展するリスクが高まります。

初期症状であればケレン(サビを削る)作業と塗装で対応できるので、ダメージが進行する前に補修しておいた方がよいでしょう。

コーキングのひび割れやはがれ、肉やせ


目地や窓サッシまわりのコーキングにひび割れやはがれ、肉やせなどの劣化症状が見られる場合には、補修が必要です。

コーキングの寿命は7~10年が目安で、外壁塗装よりも早く劣化が進んでいる可能性が高いでしょう。

放置しているとすき間から雨水が侵入して下地や外壁材が劣化したり、雨もりを引き起こしたりする恐れがあります。

外壁塗装を行う際に、あわせて補修しておきましょう。

外壁自体のひび割れ


外壁自体がひび割れている場合は、塗装だけでは対処できません。

パテやコーキング材で埋めた上で、塗装する必要があります。

ひび割れ部分から雨水が侵入すると、内部の防水シートや断熱材、外壁材自体の交換が必要になるため、早急に補修を行いましょう。

外壁の欠けや穴あき


欠けや穴あきが見られる場合には、外壁材だけでなく下地の腐食も進んでいる可能性が高いでしょう。

部分的な外壁材の交換で対処できるケースもありますが、浸水が疑われる場合は外壁をはがして内部の状態を確認し、必要に応じて補修や交換を行なった上で新しい外壁材に張り替える必要があります。

放置するほどダメージが広がって大規模な修繕が必要になるため、早急に点検を依頼しましょう。

雨もり


すでに雨もりが発生している場合は、外壁塗装をしても意味がありません。

外壁からの雨もりは気づきにくく、室内で雨染みを発見した時にはすでに外壁内部で浸水が広がっている可能性が高いでしょう。

カビやシロアリが発生したり、柱や梁が腐食したりしているケースもあります。

このような場合には外壁の張り替えだけでなく、カビの除去やシロアリの駆除、壁紙の交換、柱・梁の補修なども必要です。

最悪の場合には建て替えが必要になることもあるため、すぐにでも補修を行いましょう。

まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!


今回は、
60坪住宅の外壁塗装費用の相場と内訳、安く抑えるコツなどをご紹介しました。

60坪住宅の外壁塗装費用は120190万円が相場です。

しかし、
依頼する会社によっては中間マージンなどが上乗せされ、数十万円も高くなるケースがあります。

できるだけ安く抑えたい場合は、地元で自社施工している会社
23社の見積もりをとって比較検討しましょう。

仕上がりに直接影響しない余計な費用を節約できます。

ベストホームでは、外壁診断のプロが無料でしっかりと点検し、自社の職人が責任を持って塗装工事を行っております。

岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

外壁塗装の対応エリア


岡山市中区
・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区

 

施工事例

お客様の声

お役立ち情報

お問い合わせ

お役立ち情報

  • ショールーム来店 お客様の理想の外装をご提案
  • 外壁屋根診断
  • 雨漏り診断
  • おすすめの塗料
  • イベント・チラシ情報
  • LINE簡単相談
  • 受賞歴紹介