【外壁塗装の飛び込み営業に注意】悪質な訪問販売を見極める9つのコツ
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カテゴリー:外壁塗装コラム
外壁塗装の飛び込み営業を受けて「このまま契約をしても大丈夫なのかな?」と不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
すべての飛び込み営業や訪問販売が悪質とは限りませんが、中には心ない業者も存在するため注意が必要です。
そこでこの記事では、避けた方がよい訪問販売業者の特徴を9つご紹介します。
勢いに負けて契約してしまった場合の対処法も解説しているので、参考にしてみてくださいね。
外壁塗装の飛び込み営業に注意!避けるべき訪問販売業者の特徴9つ
外壁塗装の飛び込み営業には注意が必要です。
詐欺や手抜き工事などのリスクを防ぐために、以下のような業者は避けた方がよいでしょう。
1. 不安をあおる
2. 契約を急かす
3. 全額を前払いで請求する
4. 見積額が相場より極端に高い/安い
5. 大幅な値引き提案をする
6. 外壁の点検をせずに見積書を出す
7. 見積書に「一式」や「その他」が多い
8. ホームページがない
9. 口コミや評価が悪い
1. 不安をあおる
許可なく外壁をチェックして「今すぐ塗装しないと雨もりする」など、不安をあおって契約を迫る業者には注意しましょう。
このような手口は「点検商法」と呼ばれており、実際には必要のない工事をすすめている可能性があります。
2. 契約を急かす
「今契約すれば割引する」「この価格になるのは今日限り」など、契約を急かす業者も危険です。
じっくり検討する前に契約させようとするのは、契約内容に問題がある可能性が高いためです。
優良業者であれば「少し考えたい」「他社とも比較したい」と伝えても、快く待ってくれるでしょう。
3. 全額を前払いで請求する
外壁塗装では「工事の前後で分割払い」か「後払い」が一般的です。
全額前払いを求められた場合には、詐欺の可能性が考えられます。
支払い後に連絡がつかなくなって工事が行われず、お金も取り戻せない恐れがあるため、そのような業者は避けた方がよいでしょう。
4. 見積額が相場より極端に高い/安い
見積額が相場より極端に高い場合はもちろん、安すぎる場合にも注意が必要です。
手抜き工事や追加請求、詐欺などのリスクがあります。
悪質業者にだまされないためには、外壁塗装の費用相場を知っておくことが大切です。
坪数ごとの目安は、以下の表を参考にしてみてください。
延べ坪数 |
塗装費用 |
20坪 |
約40万~70万円 |
30坪 |
約60万~100万円 |
40坪 |
約80万~130万円 |
50坪 |
約100万~160万円 |
60坪 |
約120万~190万円 |
70坪 |
約140万~230万円 |
屋根塗装も同時に行う場合は、外壁塗装の費用+20万~40万円程度になるでしょう。
5. 大幅な値引き提案をする
・足場代無料
・モニター価格
・キャンペーン価格
・オリジナル塗料
などを理由に、大幅な値引きを提案する業者にも注意しましょう。
最初に高い金額を提示し、値引きしているだけの場合があります。
最大10%程度の値引きは考えられますが「50万円値引き」や「半額」などは現実的ではありません。
6. 外壁の点検をせずに見積書を出す
正確な見積書を作成するには、ていねいに外壁診断を行い、必要な工事内容を把握する必要があります。
点検をしない業者や、数分見ただけで見積額を出してくる業者は避けた方がよいでしょう。
少しでも不安があればその場で契約せず、別の業者にも点検を依頼してみることをおすすめします。
7. 見積書に「一式」や「その他」が多い
適正な見積書には、工事内容や塗料の商品名、使用量、単価などが細かく記載されています。
しかし「外壁塗装一式」と記載されている場合には、必要な工事がすべて含まれているのか確認ができません。
施工会社から「この部分は見積もりに含まれていません」と言われてしまえばそれまでです。
追加請求や手抜き工事のリスクがあるため、打ち合わせの内容も含めて必ず書面に残してもらいましょう。
「その他」が多い場合も、内訳を確認しておくことが大切です。
もし断られた場合、その業者は避けた方が無難です。
8. ホームページがない
ほとんどの塗装会社は、ホームページで会社情報や施工事例を公開しています。
ホームページがなかったり、インターネットで検索しても情報が出てこなかったりする場合は注意しましょう。
悪質業者が意図的に情報を隠している可能性があります。
また、そもそも社名を名乗らない会社とは契約しないようにしましょう。
9. 口コミや評価が悪い
口コミや評価が悪い業者は避けた方が無難です。
すべてを鵜呑みにする必要はありませんが、施工不良や追加請求、解約トラブルなど深刻な内容が多い場合は、特に注意した方がよいでしょう。
外壁塗装の訪問販売で困った時の対処法
契約前であれば「必要ない」と、毅然とした態度で断りましょう。
あいまいな返事をすると、しつこく営業される可能性があります。
もし勢いに押されて契約して後悔している場合は、できるだけ早く解約することが重要です。
訪問販売で交わした契約は、8日以内であればクーリング・オフ制度により解約が可能です。
【クーリング・オフの条件】
・契約から8日以内
・訪問販売で契約した
・代金の総額が3,000円以上
上記の条件を満たせば無条件で全額が返金され、違約金を支払う必要もありません。
なお、以下のような場合には、契約から8日を過ぎてもクーリング・オフできる可能性があります。
・契約書を受け取っていない
・契約書の内容に不備がある
(クーリングオフについての記載がないなど)
・クーリング・オフを妨害された
(クーリング・オフ対象外と嘘の説明をされた)
すでに工事が始まっていても、クーリング・オフは可能です。
元どおりに戻す費用も業者が負担することとされています。
もし着工後であることを理由に断られた場合は、国民生活センター(消費者生活センター)へ相談しましょう。
ただし、クーリング・オフが適用されるのは訪問営業での契約に限られます。
ご自身で連絡して業者を呼び寄せた場合や、店舗を訪れて契約した場合は対象外です。
外壁塗装のクーリング・オフについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください(リンク)
信頼できる外壁塗装会社の探し方
・相見積もりをとる
・地域で長年営業している会社を選ぶ
・実績や口コミ、施工事例をチェックする
・近所で外壁塗装をされた方に聞いてみる
相見積もりをとる
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけでは提示された金額が妥当か判断が難しいので、2~3社へ依頼するとよいでしょう。
相見積もりをとることで、ご自宅の塗装費用の適正価格が見えてきます。
地域で長年営業している会社を選ぶ
悪い噂や口コミは広がりやすいため、悪質業者は同じ地域で長く営業を続けられません。
お住まいの地域で長年営業を続けている会社を選べば、悪質業者にだまされる可能性は低いでしょう。
実績や口コミ、施工事例をチェックする
Googleの口コミや、ホームページの施工事例をチェックするのも有効です。
実績が豊富で評価も高い会社なら、安心して任せられるでしょう。
近所で外壁塗装をされた方に聞いてみる
近所に外壁塗装をされた方がいれば、どこへ依頼したのか聞いてみるのもよいでしょう。
もっとも信頼できるのは、知人からの紹介ではないでしょうか。
もし不満や不安があれば、おすすめされることはないはずです。
まとめ
今回は、避けた方がよい業者の特徴や困った時の対処法、信頼できる業者の探し方をご紹介しました。
すべての訪問販売が悪質なわけではありませんが、基本的には避けた方が無難でしょう。
外壁塗装を検討されているなら、ご自身で地域の施工会社を探されることをおすすめします。
ベストホームでは、外壁塗装のプロが無料でていねいに診断を行い、見積書を作成しております。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。