外壁塗装をしないとどうなる?劣化を放置する6つのリスクと塗装費用を抑えるコツも紹介


「外壁塗装は絶対に必要なの?」「しないとどうなるんだろう?」「塗装費用って高いのかな
?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

塗装が必要な外壁を長年放置していると、建物の耐久性が低下し、最悪の場合は早々に建て替えが必要になってしまう恐れがあります。

外壁塗装なら
100万円前後で済みますが、大がかりな修繕には数百万~数千万円の費用がかかるでしょう。

家の寿命を長持ちさせ、余計なメンテナンス費用を節約するには、定期的な外壁の点検と塗装が欠かせません。

この記事では、外壁塗装をしないとどうなるか?や、塗装が必要な劣化症状などを紹介します。

塗装費用を抑えるコツも解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

外壁塗装をしないとどうなる?劣化を放置する6つのリスク


外壁塗装は外観を美しく保つだけでなく、家を雨や湿気から守るために重要な「防水工事」でもあります。

適切なタイミングで塗装しなかった場合、以下のようなリスクがあります。

外観が悪くなる
外壁自体が劣化する
雨もりが発生する
カビやシロアリが発生する
高額な修繕費用がかかる
家の寿命が短くなる 

外観が悪くなる


経年劣化により塗膜に色あせや汚れ、ひび割れ、はがれなどが起こると、見た目が悪くなってしまいます。

汚れは水洗いや高圧洗浄など落とせる可能性がありますが、色あせやひび割れは塗装でしか補修できません

定期的に塗り替えることで、新築のような美しい外観を維持できます。

外壁自体が劣化する


塗膜が劣化して防水機能が低下すると、雨の影響で外壁や下地が腐食してしまいます。

そうなると塗装では補修しきれなくなり、下地の補修や外壁の張り替え、カバー工法など大がかりな工事が必要になるでしょう。

雨もりが発生する


「雨もりは屋根から」というイメージが強いかもしれません。

しかし実際には、塗膜や外壁材の劣化により雨水の侵入を防げなくなったことで、外壁から雨もりが発生しているケースもよくあります。

内装がダメージを受けるだけでなく、湿気で建物全体が劣化する恐れもあります。

カビやシロアリが発生する


雨もりにより湿気が多くなると、カビやシロアリが発生しやすくなります。

カビはアレルギーや喘息などの健康被害を引き起こしかねないので、特に小さなお子さんや高齢者がいる場合には要注意です。

また、シロアリは壁や柱などの強度を低下させ、建物の倒壊につながる恐れもあります

高額な修繕費用がかかる


建物が雨水の被害を受けると、大がかりな修繕が必要になります。

・外壁材の交換
・外壁下地の補修
・雨もりの修繕
・クロスの張り替え
・カビの除去
・シロアリの駆除
・柱や梁の交換 など

下地の補修や外壁材の交換には、塗装の2~3倍の費用がかかるでしょう。

また、雨もりが発生している場合には、カビやシロアリの駆除、クロスの張り替え、柱や梁の交換など、複合的にメンテナンスが必要になるケースもあります。

家の寿命が短くなる


外壁からの雨もりは発見に時間がかかるため、気づいた時には柱や梁まで腐食しているケースもあります。

外壁や柱、梁など躯体部分の腐食は、建物の耐久性や耐震性の低下につながりかねません。

最悪の場合は建て替えが必要になることもあるでしょう。

家の寿命を長持ちさせるには、定期的な塗装で外壁の防水機能を維持することが重要です。

外壁塗装をしなくてもよいケース


・レンガ
・タイル
・樹脂系サイディング

などの外壁は非常に耐久性が高いため、基本的に塗装は不要です。

ただし、タイルの下地にモルタルが使用されている場合や、施工にコーキング材が使用されている場合には、定期的なメンテナンスが欠かせません

下地やコーキングのひび割れが起こると雨もりにつながる恐れがあるため、早急に補修が必要です。

また、外壁材自体に割れ・欠け・はがれなどが起こった場合には、部分的に補修や交換が必要になることもあります。

劣化症状は早く発見するほど補修費用が安く済むため、外壁塗装が必要ない場合でも定期的に点検を受けましょう。

なお、艶出しなどの目的で塗装している場合には、塗膜が劣化するため塗り替えが必要です。

外壁塗装が必要な劣化のサイン


以下のような劣化症状が出ている場合には、塗装を検討しましょう。

・カビ・コケ・藻の繁殖
・チョーキングの発生
・塗膜のはがれ
・幅0.3mm以上のひび割れ
・外壁の割れ・欠け・はがれ

カビ・コケ・藻の繁殖


塗膜の防水機能が低下すると、カビ・コケ・藻などが繁殖しやすくなります。

洗い流しても何度も発生する場合は、そろそろ外壁塗装を検討した方がよいでしょう。

チョーキングの発生


チョーキングとは、壁に触ると手に白い粉が付着する現象です。

白い粉は塗料中の顔料が粉状になって表面化したもので、初期の劣化症状のひとつです。

外壁塗装には最適なタイミングと言えるでしょう。

塗膜のはがれ


塗膜がはがれている部分には、防水機能が働いていません。

放置していると外壁材自体が雨水にさらされ、ダメージを受ける可能性があります。

外壁材の交換が必要になると高額な費用がかかるため、早めに外壁塗装が必要です。

0.3mm以上のひび割れ


幅が
0.3mm以上ある場合、塗膜だけでなく外壁材までひび割れている可能性が高いでしょう。

ひび割れ部分からは雨水が侵入し、外壁下地の劣化や屋内での雨もりにつながる恐れがあります。

早急にひび割れ補修と塗装を行いましょう。

外壁の割れ・欠け・はがれ


外壁自体に割れ・欠け・はがれがある場合は、外壁塗装だけでは補修しきれません。

破損か所の外壁材を交換した上で、全体を塗装する必要があります。

すき間から雨水が侵入すると、カビやシロアリの発生にもつながりかねません。

すぐにでも外壁の点検を受け、補修を行いましょう。

なお、軽度な色あせやひび割れ程度なら、緊急性はそれほど高くありません。

ただし、劣化症状が自然に回復することはないため、
10年に1回程度は点検を受けることをおすすめします。

外壁塗装の費用を安く抑えるコツ



・相見積もりをとる
・地域の塗装会社へ依頼する
・火災保険や助成金を利用する

相見積もりをとる


相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。

塗装会社によって数十万円の差が出ることもあるため、
2~3社へ見積もりを依頼してみましょう。

ただし、安ければ安いほどよいわけではありません

相場より極端に安い場合は、手抜き工事や追加料金の請求、悪質業者による詐欺などのリスクに注意が必要です。

見積額だけでなく、内訳までしっかりと確認しましょう。

地域の塗装会社へ依頼する


大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、外壁塗装を下請け会社へ外注しているケースが多く、
10~30%程度の手数料が上乗せされています

一方、地域の塗装会社は自社で職人を抱えている可能性が高いため、余計な費用がかかりません。

遠方からの交通費や出張旅費なども抑えられるでしょう。

火災保険や助成金を利用する


台風や落雷などの自然災害により外壁塗装が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。

適用条件や金額は加入している保険の内容によって異なるので、保険証券などでご確認ください。

また、自治体によっては外壁塗装に助成金が使えるところもあるため、ホームページなどをチェックしてみましょう。
残念ながら岡山市は対象外です

まとめ


今回は、外壁塗装をしないとどうなるのか?や、塗装が必要な劣化症状をご紹介しました。

外壁塗装は1015年に1回程度が目安とされています。

新築や前回の塗装から
10年以上が経過している場合には、一度プロの点検を受けてみた方がよいでしょう。

ベストホームでは、外壁のプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法をご提案いたします。

岡山市の住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

 

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