2026年最新【30坪戸建て住宅の外壁塗装の費用相場と内訳】高くなる要因・安く抑える7つのコツも紹介

外壁塗装の工事には多くの費用がかかります。
「我が家の塗装費用はどれくらいなんだろう?」「できれば安く抑えたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、一般的な30坪戸建て住宅の外壁塗装費用の相場や内訳、高くなる要因、安く抑えるコツをご紹介します。
相場や内訳を知っておくことで、見積額が妥当かどうかを判断する材料にもなるでしょう。
これから外壁塗装を検討される方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
30坪の家の外壁塗装【費用相場】
30坪の家の外壁塗装費用は、60万~100万円が相場です。
ただし、この金額はあくまで目安です。実際の塗装費用は、外壁の状態や塗装面積、使用する塗料の種類などによって変動します。
正確な金額を知りたい場合は、塗装会社へ見積もりを依頼しましょう。
ご自宅の外壁面積を大まかに知りたい場合は、以下の計算式で算出できます。
延べ床面積 (坪数 × 3.3㎡) × 係数 (1.2~1.5)
係数を1.2とした場合、30坪の住宅の塗装面積は約120㎡となります。
(30坪×3.3㎡) ×1.2 = 118.8㎡
30坪2階建て住宅の外壁塗装費用【内訳】
外壁塗装には多くの工程があり、塗料代以外にもさまざまな費用がかかります。
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工事内容 |
単価 (㎡) |
30坪の費用目安 |
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足場設置 |
700〜900円 |
15万〜20万 |
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飛散防止ネット設置 |
100〜200円 |
2万〜4万円 |
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養生 |
200〜400円 |
3万〜6万円 |
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高圧洗浄 |
150〜300円 |
2万〜4万円 |
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(コーキング) |
増し打ち |
500〜1,000円/m |
8万〜15万円 |
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打ち替え |
900〜1,500円/m |
14万〜23万円 |
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下地補修 |
500〜1,000円 |
7万〜14万円 |
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下塗り |
600〜1,000円 |
7万〜12万円 |
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中・上塗り |
1,000〜5,500円 |
12万〜66万円 |
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(付帯部塗装) |
800〜1,200円 |
3万〜4万円 |
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諸経費 |
10〜30%程度 |
19万〜47万円 |
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合計 |
80万〜205万円 |
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各項目について詳しく見ていきましょう。
足場と飛散防止ネット
2階建て以上の住宅の外壁塗装には、足場が欠かせません。
足場を設置して周囲を飛散防止ネットで覆うことで、職人が安全に作業できるだけでなく、塗料が敷地内や隣家に飛び散って汚れることも防ぎます。
養生
養生とは、塗装しない部分や汚れると困るものを保護する作業です。
窓ガラスや玄関ドア、エアコンの室外機などを養生シートとテープでカバーします。
養生範囲が広くなるほど費用も高くなるため、植木鉢や自転車など、屋内へしまえるものは移動させておくとよいでしょう。
高圧洗浄
高圧洗浄機で外壁に付着した汚れやコケ、古い塗膜などを洗い落とす作業です。
表面をきれいにしておくことで塗料の密着性が高まり、仕上がりの美しさと耐久性が向上します。
コーキング補修
目地(外壁材同士のすき間)のコーキングが劣化している場合には、補修が必要です。
コーキングの補修方法には「増し打ち」と「打ち替え」2つの方法があります。
増し打ちは、古いコーキングの上からコーキング材を補充する方法です。
打ち替えよりも費用を安く抑えられますが、寿命が2~5年と短いためすぐに補修が必要になります。
一方、打ち替えは古いコーキングをはがして新しく充填しなおす方法です。
増し打ちに比べて費用は高くなりますが、完全に新しくなるため7~10年程度は補修を行う必要がありません。
特別な理由がなければ、増し打ちをおすすめします。
下地補修
軽微なひび割れであれば下塗りで補修できますが、幅0.3mm以上のひび割れはコーキング材やパテで埋める必要があります。
劣化症状が進行するほど高額な補修費用がかかるため、放置しないことが大切です。
また、高圧洗浄で落としきれなかった汚れや古い塗膜があれば、手作業で除去します。
外壁の表面を均一に整えておくことで、塗膜の密着性がより高まります。
下塗り
外壁塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。
下塗りには、外壁材と上塗り塗料を密着させる接着剤や塗料の吸い込み防止、サビ止めなどの役割があり、塗装を長持ちさせるために欠かせません。
シーラーやフィラー、プライマーといった種類があり、それぞれ機能や価格が異なります。
塗装を長持ちさせるには、外壁材の種類や状態に応じて適切なものを選ぶことが重要です。
中塗り・上塗り
中塗り・上塗りでは基本的に同じ塗料を使用します。
2回塗り重ねることで塗膜の厚みを確保し、耐久性を高めます。
ただし、塗料の種類によっては2回塗りや4回塗りになることもあります。
例えば透明な塗料を使用する「クリア塗装」では、下塗りが不要なため塗装回数は2回です。
付帯部塗装
付帯部とは、雨どいや軒天、破風板といった外壁・屋根以外の部分を指します。
外壁と一緒に塗装するのが一般的ですが、見積書に記載がない場合は工事範囲に含まれていない可能性が高いため、必ず確認しておきましょう。
諸経費
諸経費には、現場までの交通費や出張費、現場管理費、廃材処理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されます。
工事費全体の10~30%程度が目安ですが、大幅に超えている場合は内訳を確認した方がよいでしょう。
不当な利益や高額な中間マージンが含まれている可能性があります。
30坪戸建て住宅の外壁塗装費用に影響する9項目

・建物の階数
・外壁の面積
・工事の範囲
・外壁の劣化状態
・デザイン
・外壁の種類
・立地
・施工会社
・塗料の種類
建物の階数
建物の階数が高いほど足場の規模が大きくなるため、資材費や設置・撤去の手間が増えます。
また、3階建ての住宅では2階建てよりも丈夫な足場が必要になり、1.2~1.3倍ほど足場代が高くなる傾向があります。
外壁の面積
同じ30坪の住宅でも、建物の形状や窓の数、ベランダの大きさなどによって外壁の面積が異なります。
例えばベランダや凹凸が多い建物は、単純な四角形の建物に比べて外壁の面積が広くなります。
一方、窓が大きく数が多いと外壁の面積は小さくなるため、塗料代を安く抑えられるでしょう。
工事の範囲
外壁塗装のみを行うのか、屋根や付帯部の塗装も含めるのかによって、費用は大きく異なります。
まとめて塗装することで今回の費用は高くなりますが、足場代や養生代が1回分で済むため、トータルのメンテナンス費用を安く抑えられる可能性があります。
外壁の劣化状態
外壁の劣化が激しいほど、補修作業が増えて費用が高くなります。
軽微なひび割れ程度であれば高額な追加費用は発生しませんが、外壁材自体の劣化や下地の腐食がある場合には大規模なリフォーム工事が必要になる可能性が高いでしょう。
外壁のカバー工法や張り替えを行う場合には、塗装の2〜3倍の費用がかかります。
定期的に点検を受けて適切なタイミングでメンテナンスを行うことが、コスト削減につながります。
デザイン
色数が多くなったり複雑なデザインを取り入れたりすると、シンプルな単色の塗装に比べて材料費や施工費が高くなる可能性があります。
予算とのバランスを考慮して選びましょう。
外壁の種類
外壁材の種類によって、必要な材料や作業工程が変わります。
例えば、窯業系サイディングやALCパネルには、目地コーキングの補修が必要です。
モルタル外壁はひび割れが発生しやすいため、パテ埋めなどの補修範囲が広くなる可能性が高いでしょう。
また、外壁材ごとに適した下塗り塗料が異なるため、塗料代に差が出ることもあります。
立地
車が通れないほど狭い場所では資材の搬入・搬出が手作業になり、追加料金がかかる可能性があります。
また、隣家との距離が近すぎて通常の足場が設置できない場合には、特殊な足場や工法が必要になることがあります。
山間部や離島、業者の事業所から遠い場所などでは、出張費や交通費が通常より高くなるケースもあるでしょう。
都市部では地方より人件費の相場が高いケースもあります。
施工会社
外壁塗装は、以下のようにさまざまな会社が請け負っています。
・工務店
・ハウスメーカー
・リフォーム会社
・塗装会社
・大手ホームセンター
・大手の家電量販店 など
それぞれ料金体系が異なるため、比較検討することが重要です。
価格だけでなく、実績や信頼性も考慮して選びましょう。
塗料の種類
外壁塗装の費用にもっとも大きく影響するのは、塗料の種類です。
一般的に耐用年数が長いほど価格も高くなり、最大で5倍以上の差がつくことがあります。
塗料の種類ごとの耐用年数と費用は、以下の表を参考にしてみてください。
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塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
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アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
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ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
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シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
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フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
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無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
例えば、塗装面積が120㎡で3,000円/㎡のシリコン塗料を使用した場合、塗料代の目安は36万円です。
一方、5,000円/㎡のフッ素塗料を使用した場合には60万円となり、塗料代だけでも24万円の差が出ます。
外壁塗装に使われる塗料の種類と特徴

ここではグレード別の5種類と、特別な機能をもつ3種類の塗料をご紹介します。
それぞれの特徴をよく理解した上で、ご自宅に最適な塗料を選択しましょう。
・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・フッ素塗料
・無機塗料
・遮熱・断熱塗料
・低汚染塗料
・防カビ・防藻塗料
アクリル塗料
アクリル塗料はもっとも低価格で、カラーバリエーションが豊富なことが特徴です。
耐用年数は3~8年程度と短めですが、今回の塗装費用をできるだけ安く抑えたい場合や、近々住み替えを予定している場合には選択肢になり得ます。
ただし、塗り替えサイクルが短いため、長期的なメンテナンスコストは他の塗料より高くなる傾向があります。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は柔軟性と密着性に優れており、木部や鉄部、雨どい、ベランダなど、凹凸の多い箇所や異素材の塗装に向いています。
また、外壁の動きに追従しやすいことから、ひび割れやすいモルタル外壁の塗装にも適しています。
ただ、紫外線に弱いため5~10年程度で塗り替えが必要になるでしょう。
最近ではより耐久性の高いシリコン塗料との価格差が縮まってきており、シェアが低くなってきています。
シリコン塗料
外壁塗装でもっとも多く選ばれているのがシリコン塗料です。
価格と耐久性のバランスに優れており、汚れが付着しにくいため長期にわたって美観を保てます。
また、多くのメーカーがさまざまな製品を発売しており、色や機能性の選択肢が豊富なことも魅力です。
迷ったらシリコン塗料を選べば間違い無いでしょう。
フッ素塗料
フッ素塗料は非常に耐久性が高く、汚れや色あせにも強いことが特徴です。
初期費用はシリコン塗料よりも高くなりますが、塗り替えの頻度を減らせるため将来的なコスト削減が見込めます。
長く住み続ける予定の方や、メンテナンスの手間を減らしたい方に向いています。
無機塗料
無機塗料は、汚れにくく色あせにも強いことが特徴です。
また、カビやコケ、藻などの栄養源となる有機物をほとんど含まないため、繁殖を抑えて塗装したてのきれいな外観を長く保てます。
費用はもっとも高額ですが、15~20年程度は塗り替えが不要なため、トータルのメンテナンスコストを抑えられる可能性が高いでしょう。
遮熱・断熱塗料
遮熱塗料には、太陽光を反射して外壁や室内の温度上昇を抑える効果があります。
夏場の室温が1℃下がることで、冷房代を10%削減できると言われています。
一方、断熱塗料の働きは熱を伝わりにくくすることです。
夏は外の熱が室内へ伝わりにくいため涼しく、冬は室内の暖気を外へ逃がさず暖かく保てるでしょう。
外壁表面の温度差が小さくなるため、結露の発生も防げます。
特に外壁に断熱材が入っていない建物や、室内の暑さ・寒さが気になる場合におすすめの塗料です。
低汚染塗料
低汚染塗料は、こまめな掃除は難しいけれど外壁をきれいに保ちたい方におすすめの塗料です。
外壁に汚れが付着しにくく、セルフクリーニング機能により排気ガスや砂ぼこりが付いても雨が降ると自然に洗い流されます。
汚れが目立ちやすい白や淡い色も、低汚染塗料にすれば塗装したてのきれいな外観を長く維持できるしょう。
防カビ・防藻塗料
防カビ・防藻塗料は、カビ・コケ・藻などを防ぐ成分が配合された塗料です。
湿気の多い立地や日当たりの悪い場所ではこれらが繁殖しやすいため、塗料で予防することにより掃除の手間が省けます。
30坪戸建て住宅の外壁塗装の見積もりでチェックすべき13のポイント

1. ていねいに点検を行っている
2. 許可や資格がある
3. 見積額が相場からかけ離れていない
4. 具体的な製品名や単価が記載されている
5.「坪」ではなく「平米」で記載されている
6.「3回塗り」になっている
7. 打ち合わせの内容が正確に反映されている
8. 保証やアフターサービスがある
9. クーリング・オフについて説明があった
10. 追加料金の有無
11. キャンセル料の有無
12. 極端な値引きをしていない
13. 契約を急かさない
1. ていねいに点検を行っている
適正な見積書を作成するには、外壁の状態を正確に把握する必要があります。
5~10分程度の目視だけで終わらせる業者や、そもそも点検を行わない業者は避けた方が無難です。
工事が始まってから劣化が見つかり、追加料金を請求される恐れがあります。
2. 許可や資格がある
500万円未満の外壁塗装工事は「建設業許可」がなくても施工可能です。
しかし、取得するには一定の施工実績や技術力、誠実性が求められるため、信頼性を判断する目安となります。
また「外壁劣化診断士」などの資格をもつプロの点検を受けることで、外壁の状態をより正確に把握できます。
3. 見積額が相場からかけ離れていない
30坪戸建て住宅の外壁塗装費用は60万~100万円程度が相場です。
見積額が50万円以上違う場合は注意しましょう。
高すぎる場合には、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。
逆に安すぎる場合には、手抜き工事や低品質な塗料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。
4. 具体的な製品名や単価が記載されている
信頼できる見積もりには、使用する塗料のメーカー名や製品名、単価、施工面積などが明記されます。
「外壁塗装 一式 200万円」のようにあいまいな場合は詳細を確認し、見積書に記載してもらいましょう。
メーカー・製品名が分かればご自身で性能や単価を確認し、見積もりが適正かどうかを判断できます。
5.「坪」ではなく「平米」で記載されている
塗装面積は「坪」ではなく「平米(㎡)」で記載されるのが一般的です。
坪で記載されている場合、正確な塗装面積や金額が算出されていない可能性が高いためご注意ください。
工事の途中で塗料が不足して施工不良を起こしたり、追加料金を請求されたりするリスクがあります。
ざっくりとした計算で料金が割高になっているケースもあるため、平米で算出してもらいましょう。
6.「3回塗り」になっている
外壁塗装は3回塗りが基本です。
下塗りや中塗りが省かれると、塗膜の耐久性が大きく低下する恐れがあるためご注意ください。
「下塗り」と「中塗り・上塗り」では使用する塗料が異なるので、それぞれ製品名が記載されているかも確認しておきましょう。
ただし、塗料の種類によっては2回塗りや4回塗りのものもあります。
例えばクリア塗装の場合は、下塗りが必要ないため2回塗りです。
7. 打ち合わせの内容が正確に反映されている
見積書は工事内容を証明する重要な書類です。
打ち合わせで伝えた塗料の種類や色、工事範囲などが正確に反映されているか確認しておきましょう。
口約束だけでは、もし間違いがあっても証明しようがありません。
「そこは工事範囲に含まれない」「打ち合わせの通りに工事をした」と言われてしまえばそれまでです。
8. 保証やアフターサービスがある
保証があれば、万が一施工不良が起こっても無償で対応してもらえる可能性があります。
外壁塗装の保証は使用する塗料や施工業者によって異なりますが、3~10年程度が一般的です。
保証期間や内容、免責事項なども確認しておきましょう。
塗料の耐用年数を超える「20年保証」などは、非現実的です。
また、定期点検などのアフターサービスがあれば、劣化症状を早期に発見し対処できるため、補修費用を最小限に抑えられます。
9. クーリング・オフについて説明があった
訪問販売や電話勧誘で契約した場合には、クーリング・オフ制度により契約から8日以内であれば無条件で解約できます。
故意に説明や契約書への記載をしなかったり、「外壁塗装は対象外」と嘘をついたりする業者は避けた方がよいでしょう。
ただし、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、店舗へ出向いて契約した場合は対象外です。
10. 追加料金の有無
通常、しっかりと点検を行った上で見積もりを出していれば、追加料金が発生することはほとんどありません。
しかし、稀に予期せぬ劣化が見つかることもあるため、契約前に追加料金が発生する可能性や金額の目安を確認しておきましょう。
もし追加料金がかかる場合には見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約することが大切です。
11. キャンセル料の有無
キャンセル料が発生するタイミングや金額を確認しておきましょう。
一般的に、材料の発注後や職人の手配後にはキャンセル料がかかる可能性があります。
口約束だけでなく、見積書や契約書に記載があるか確認しておくことが重要です。
12. 極端な値引きをしていない
「今なら半額」「足場代無料」など、極端な値引きを提案する業者に注意しましょう。
はじめに高額な料金を提示しているか、手抜き工事や安価な材料を使用することで利益を確保しようとしている可能性があります。
最初から適正な見積もりを出している誠実な業者は、大幅な値引きをする余裕がありません。
できても総額の10%程度が限度でしょう。
13. 契約を急かさない
「この価格になるのは今日まで」「すぐに塗装工事をしないと危険」など、契約を急かす業者に注意しましょう。
外壁塗装は100万円前後の費用がかかる高額な工事のため、優良業者であればしっかりと検討する時間を与えてくれるはずです。
もし外壁の状態が気になった場合には、ご自身で信頼できる業者を探して点検を依頼することをおすすめします。
30坪戸建て住宅の外壁塗装のタイミング・劣化のサイン

外壁塗装のタイミングは、10~15年に1回程度が目安です。
ただし、以下のような劣化症状が見られる場合には、耐用年数内でも塗り替えを検討した方がよいでしょう。
・カビ・コケ・藻の発生
・激しい色あせ
・チョーキング現象
・塗膜のひび割れやはがれ
・金属系外壁材のサビ
・コーキングのひび割れやはがれ、肉やせ
・外壁自体のひび割れ
・外壁の欠けや穴あき
・雨もり
カビ・コケ・藻の発生
外壁の広範囲にカビ・コケ・藻などが発生している場合には、塗膜の防水機能が低下している可能性があります。
放置すると塗膜の劣化や外壁材の腐食につながる恐れがあるため、外壁洗浄とあわせて塗装も検討した方がよいでしょう。
激しい色あせ
激しい色あせは塗膜が劣化しているサインです。
紫外線や雨風により塗料中の樹脂成分が分解されると色あせが起き、同時に防水性や耐久性も失われます。
多少の色あせであれば問題ありませんが、全体的に色が変わっている場合はそろそろ塗り替えが必要です。
チョーキング現象
チョーキングとは、外壁に触ると手に白い粉が付着する現象です。
この粉は紫外線により塗料中の顔料が分解されて浮き出てきたもので、塗膜の劣化が始まっていることを示しています。
ただし、まだ外壁自体へダメージは少ないため、塗り替えには最適なタイミングと言えるでしょう。
この時期に塗装しておくことで、外壁を長持ちさせられます。
塗膜のひび割れやはがれ
塗膜のひび割れやはがれが生じている部分は、防水機能がほぼ失われた状態です。
そこから雨水が侵入すると、外壁材や下地へのダメージが進行する恐れがあります。
放置するほど補修費用がかさむため、早めに対処しましょう。
金属系外壁材のサビ
ガルバリウム剛板やトタンといった金属系の外壁材は、塗膜の傷やはがれ部分にサビが発生することがあります。
軽度のサビは塗装で対処できますが、穴があくと外壁材の交換が必要です。
穴から雨水が侵入すると雨もりにつながるケースもあるため、早めにサビを除去して塗装で保護しましょう。
コーキングのひび割れやはがれ、肉やせ
目地や窓まわりのコーキングが劣化してひび割れやはがれ、肉やせ(縮み)が生じると、すき間から雨水が侵入するリスクが高まります。
コーキングの寿命は7~10年程度で、外壁塗装より先に劣化するケースも少なくありません。
外壁と一緒に点検を受け、必要に応じて補修を行いましょう。
外壁自体のひび割れ
外壁材自体がひび割れている場合には、塗装では補修できない可能性が高いでしょう。
すき間から侵入した雨水により防水シートや断熱材が腐食すると、外壁材をはがして交換する必要があります。
初期段階であればコーキング材による補修と塗装で対処できるケースもあるため、まずは早急に点検を受けましょう。
外壁の欠けや穴あき
外壁自体に欠け・穴あきが見られる場合、外壁材や下地の腐食が進行している可能性があります。
雨もりのリスクもあるため、塗装では解決できません。
すぐに専門家へ相談し、部分的な補修または全面的に張り替えを行う必要があります。
雨もり
すでに雨もりが発生している場合には、塗装をしても意味がありません。
外壁をはがして下地補修や防水シートの交換を行い、新しい外壁材に張り替える必要があります。
放置しているとカビやシロアリの発生、柱や梁の腐食など、建物の寿命を縮める深刻な問題につながる恐れがあります。
最悪の場合には建て替えが必要になるケースもあるため、すぐにでも補修を行いましょう。
後悔しない業者選びのポイント
・ホームページを確認する
・実績が豊富な会社へ依頼する
・同じ地域で長く営業している会社を探す
・訪問営業は避けた方が無難
・評価や口コミが良い会社を選ぶ
ホームページを確認する
ほとんどの業者はホームページを作成し、会社の所在地や代表者名、創業年、施工実績などを掲載しているはずです。
ホームページがない業者や、極端に情報量が少ない業者には注意しましょう。
創業後すぐでまだ作成できていない可能性もありますが、中には故意に情報を隠し、支払い後に連絡が取れなくなる悪質な業者も存在します。
一方、施工事例やスタッフの顔写真、お客さまの声などが多く掲載されている場合は、信頼できる業者の可能性が高いでしょう。
実績が豊富な会社へ依頼する
施工実績が豊富な会社は、それだけ多くの経験と知識、高い技術力をもっているはずです。
環境や外壁の状態に合った適切な提案を受けられ、施工不良や隣家からの苦情といったトラブルも起こしにくいでしょう。
ホームページでこれまでの実績や実際の施工写真を確認してみることをおすすめします。
同じ地域で長く営業している会社を探す
同じ地域で長く営業している会社は信頼できる可能性が高いでしょう。
一方、悪質業者は悪い噂や口コミが広がりやすく、同じ場所で長く営業を続けられません。
また、創業10年未満の会社は倒産リスクが高いとされているため、なるべく10年以上の会社を選んだ方が安心です。
施工会社が倒産すると、保証やアフターサービスが受けられなくなってしまいます。
訪問営業は避けた方が無難
すべての訪問業者が悪いわけではありませんが、突然訪ねてきて不安をあおり、契約を強くすすめる業者には注意しましょう。
高額請求や手抜き工事などのトラブル事例が多く報告されています。
外壁を破損させられるリスクがあるため、点検も断った方がよいでしょう。
ご自身で情報収集を行い、信頼できる業者へ依頼することが大切です。
評価や口コミが良い会社を選ぶ
Googleマップのレビューや口コミサイトの評価も、業者選びの参考になります。
すべてを鵜呑みにする必要はありませんが、実際に依頼した人の声は施工品質や業者の対応を知る上で貴重な情報です。
近所に外壁塗装をした方がいれば、どこへ依頼したか聞いてみるのもよいでしょう。
知人や親戚の声がもっとも信頼できます。
30坪の家の外壁塗装費用を安く抑える7つのコツ

① 相見積もりをする
② 自社施工の会社へ依頼する
③ 地元の会社へ依頼する
④ 火災保険を利用する
⑤ 補助金や助成金を利用する
⑥ 塗料のグレードを調整する
⑦ 屋根塗装も一緒にする
① 相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは、提示された金額が妥当かどうか判断するのが難しいため、2~3社の見積もりを比較して選ぶとよいでしょう。
内訳まで細かく確認し、相場とも比較して判断することが大切です。
② 自社施工の会社へ依頼する
大手のハウスメーカーやリフォーム会社では、外壁塗装を下請け会社へ外注していることが多く、仲介手数料が上乗せされています。
一方、自社施工の会社なら余計な費用がかかりません。
仲介手数料の相場は10~30%なので、塗装費用が80万円の場合、8万~24万円の節約になります。
ホームページのスタッフ紹介などで、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認してみましょう。
③ 地元の会社へ依頼する
地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。
また、地域の気候や特性をよく理解しているため、最適な塗料や工法を提案してもら得る可能性が高く、施工不良も起こしにくいでしょう。
何か起こった場合にすぐ駆けつけてもらいやすい点もメリットです。
④ 火災保険を利用する
台風や竜巻、ひょう、落雷などの自然災害が原因で外壁塗装が必要になった場合には、火災保険が使える可能性があります。
対象となる災害や保険金額は加入している保険によって異なるため、保険証券で確認するか、保険会社へ問い合わせてみましょう。
請求期限は被災から3年以内が一般的です。
ただし、時間が経つほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、被害を受けたら速やかに保険会社へ連絡することをおすすめします。
⑤ 補助金や助成金を利用する
一部の地域では、外壁塗装に助成金・補助金が支給されることがあります。
対象となる工事や支給金額は自治体によって異なるため、役所の窓口やホームページでご確認ください。
申請期限は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が終了するケースが多いため、利用を検討している場合は早めに準備を始めておきましょう。
※残念ながら、岡山市は対象外です
⑥ 塗料のグレードを調整する
近々住み替えを検討している場合や、頻繁に外壁を塗り替えたい場合には、耐用年数が短く安い塗料を使用する方法もあります。
一方、これから長く住み続ける場合には、耐用年数の長い塗料を使ってトータルのメンテナンス費用を抑えることも可能です。
1回の塗料代は高くなりますが、塗装回数や足場代を減らせるため、大きな節約効果があります。
塗料の耐用年数をもとに、60年間の塗料代+足場代を比較してみましょう。
(30坪の戸建て住宅・塗装面積140㎡の場合)
|
塗料の種類 |
塗装回数 |
足場+塗料代 |
|
シリコン |
4回 |
180万〜276万円 |
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無機 |
3回 |
249万〜291万円 |
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アクリル |
7回 |
238万〜316万円 |
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ウレタン |
6回 |
246万〜330万円 |
|
フッ素 |
4回 |
248万〜360万円 |
もっとも単価が安いのはアクリル塗料ですが、60年間のメンテナンス費用が一番安いのはシリコン塗料です。
実際に外壁塗装では、シリコン塗料がもっとも多く選ばれています。
⑦ 屋根塗装も一緒にする
トータルのメンテナンス費用を抑えるなら、屋根塗装と外壁塗装を一緒に行うのもおすすめです。
それぞれ足場が必要なので、同時に塗装することで1回分の足場代を節約できます。
30坪の家の外壁塗装費用は60万~100万円、屋根塗装は40万~60万円が相場ですが、同時施工なら外壁塗装の費用+20万~40万円程度でできるでしょう。
どちらも塗装時期の目安は、10~15年に1回程度とされています。
同時にしておくことで、この先も同じタイミングで塗装が可能です。
【Q&A】30坪戸建て住宅の外壁塗装における疑問を解決!

・外壁塗装の閑散期はいつ?安くなる?
・点検や見積もりにはお金がかかる?
・見積もりをしたら契約しないとダメ?
外壁塗装の閑散期はいつ?安くなる?
外壁塗装の閑散期は1~2月の真冬と、6~9月の梅雨・台風シーズンです。
業者によっては、閑散期に依頼することで費用が安くなる可能性があります。
ただし、この時期は気温が低すぎて塗料が乾燥しにくかったり、雨や強風で作業ができなかったりする日があるため、工期が延びる傾向があります。
一方、気温や天気が安定している春と秋は繁忙期です。
また、お盆や年末年始など親戚が集まる時期の前には外観をきれいにしておきたい方が増えるため、タイミングによっては予約が取りにくかったり、割引がなかったりすることが考えられます。
点検や見積もりにはお金がかかる?
多くの塗装会社では点検と見積もりを無料で行っていますが、事前に確認しておいた方が安心です。
ただ、中には無料点検と称して故意に外壁を破損させ、本来は必要のなかった工事を契約させようとする悪質業者も存在します。
突然訪問してきた業者に任せるのではなく、ご自身で信頼できる業者を探して点検を依頼することが重要です。
見積もりをしたら契約しないとダメ?
見積もりを依頼したからといって、必ず契約しなければならない義務はありません。
外壁塗装は高額な工事のため、複数社の見積もりをとって比較するのは当たり前です。
無料で点検・見積もりができる2~3社へ依頼し、納得のいく会社と契約を結びましょう。
それ以外の会社へは断りの連絡をすれば問題ありません。
まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!
今回は、30坪2階建て住宅の外壁塗装費用や内訳、安く抑えるコツをご紹介しました。
一般的な30坪の家の外壁塗装費用は、60万~100万円が相場です。
ただ、塗装費用は依頼する塗装会社によって大きく変動します。
安いほどよいわけではありませんが、仲介手数料など余計な費用が上乗せされていることもあるため、比較して納得した上で選ぶことが大切です。
外壁塗装を検討しているなら、まずは自社施工の塗装会社2~3社の見積もりをとってみましょう。
ベストホームでは無料で外壁の点検・見積もりを行っております。
岡山市にお住まいの方は、お気軽にご相談くださいませ。
外壁塗装の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
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