プロが教える!外壁塗装にふさわしくない月とは?失敗しない時期の選び方も解説


外壁塗装は、家の美観と耐久性を保つために重要な工事です。

しかし「何月に塗装するのがベストなんだろう?」「避けた方がよい月もあるのかな?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

以下の条件を満たせば、基本的にはいつでも塗装可能です。

・気温:5℃以上
・湿度:85%
以下

ただ、時期によっては仕上がりや工期、耐久性に影響する可能性があります。

そこでこの記事では、外壁塗装にふさわしくない月や最適な時期をご紹介します。

失敗しない時期選びのポイントも解説しているので、何月に塗装しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

外壁塗装にふさわしくない月


外壁塗装にふさわしくない月は、
6~912~2とされています。

それぞれの時期にどんなデメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

梅雨で湿気の多い6


梅雨の時期にあたる
6月には、湿気の多い日が続きます。

湿度が高すぎると塗料が乾燥しにくいため、仕上がりに悪影響を及ぼす可能性があります。

また、雨の日や外壁が濡れている場合には塗装作業ができません。

乾燥するまで待つことになるため、工期は予定より長くなるでしょう。

高温多湿の7月・8


気温が
5℃以上であれば塗装可能ですが、高すぎると塗料の乾燥が早まり、耐久性や仕上がりに問題が生じる可能性があります

夏の時期はゲリラ豪雨などの急な雨も多く、せっかく塗った塗料が流れてしまうと塗り直しが必要になるケースもあります。

天気が変わりやすい9


台風や突然の雨が多い
9月には、作業の中断を余儀なくされ、工期が長引く可能性が高くなります。

強風時の高所作業は危険ですし、風で砂やホコリが舞って外壁に付着すると仕上がりに影響する恐れもあります

寒さの影響が大きい122


冬場は気温が
5℃以下になる日が多く、塗料がなかなか乾きません。

また、
0℃以下になると塗料が凍結したり、変質したりする恐れもあります

雪の多い地域では、塗装作業ができない日も多いでしょう。

外壁塗装にふさわしくない時期に工事するとどうなる?


外壁塗装に向かない時期に施工すると、以下のようなリスクが考えられます。

・ムラのある仕上がり
・耐久性の低下
・工期が長引く

ムラのある仕上がり


気温や湿度の影響で塗料が適切に乾燥しなかった場合、ムラのある仕上がりになることがあります。

塗料が白くくすんだり、気泡が浮いたりすることもあるため、見た目が悪くなってしまうかもしれません。

耐久性の低下


湿度が高すぎたり気温が低すぎたりすると、塗膜が外壁に密着しにくくなり、塗料の耐用年数を下回る可能性があります。

例えば
20年もつとされるグレードの高い塗料でも、数年でふくれやはがれなどが起こり、塗り替えが必要になるかもしれません

工期が長引く


天候不良による工事の中断や、乾燥に時間がかかるなどの理由で、予定していた工期より大幅に遅れる可能性があります。

塗装工事中には生活が制限されることもあるため、ストレスを感じるかもしれません。

外壁塗装にふさわしい月


外壁塗装に最適な月は
10~11です。

この時期には、以下のような特徴があります。

・湿度が低い
・気温が安定している
・台風が少なく、天候が安定している

また、3~5も外壁塗装に適した時期と言えるでしょう。

春は天候が安定している日が多く、気温も上がってくる時期なので、良好な仕上がりが期待できます。

なお、北海道や東北地方では台風が少なく、秋以降になると雪が降る日が多くなるため、59月頃がベストなタイミングと言えます。

お住まいの地域の気候特性も考慮して、塗装時期を選ぶことが大切です。

10月・11月に塗装する際の注意点


10
11月に外壁塗装をしたい場合は、早めに行動を起こしましょう。

繁忙期のため、直前になると希望の日程で工事ができない可能性があります。

この時期は塗装に適した気候であることはもちろん、親戚などが集まる年末年始をきれいな外観で迎えたい方も多く、工事依頼が集中します。

着工までには塗装会社の選定や見積もり、色選びなど多くの工程があり、予想以上に時間がかかるので、
3~6か月前には動き始めるとよいでしょう

外壁塗装中の生活への影響も知っておこう


外壁塗装には
12週間かかります。

時期を決める際には、工事中の生活への影響を知っておくことも大切です。

・窓を開けられない日がある
・エアコンが使えない可能性がある
・洗濯物を外へ干せない日がある
・騒音が発生する
・車の移動が必要なケースがある
・防犯対策が必須
・在宅が必要な日がある

窓を開けられない日がある


塗装作業中は塗料で汚れないようシートで養生するため、自由に窓を開けられません。

また、日中は作業員が足場を移動するため、カーテンを閉めて生活することになるでしょう。

空気の入れ替えなどで窓を開けたい場合は事前に伝えておけば、作業後に養生をはずして帰ってもらえる可能性があります。

エアコンが使えない可能性がある


作業工程によっては、エアコンの使用が制限されることがあります。

特に夏の暑い時期には、作業中に外出したり、熱中症対策をしたりする必要があるでしょう。

事前に相談しておけば、使える状態で養生してもらえる可能性があります。

洗濯物を外へ干せない日がある


高圧洗浄中や塗装作業中には、水や塗料が飛び散ります。

また、足場が邪魔になったり作業員の目が気になったりして、洗濯物を外へ干せない日も多いでしょう。

1~2週間はコインランドリーを利用するか、浴室乾燥や室内干しをすることになります。

騒音が発生する


足場の設置や解体、高圧洗浄などの作業中には、騒音が発生します。

ご自宅はもちろん、近隣への影響にも配慮しましょう。

事前に日程を伝えてあいさつをしておくことで、トラブルを回避できます。

受験生がいるなどの場合、追い込みの時期は避けた方がよいかもしれません。

車の移動が必要なケースがある


基本的には養生用のカバーをかければ問題ないのですが、足場設置のために車の移動が必要なケースがあります。

敷地が狭い場合は、事前に移動先の目星をつけておくと安心です。

防犯対策が必須


工事中は家の周囲に足場を設置して養生シートで覆うため、外からの視線がさえぎられます。

また、足場をつたえば簡単に外から
2階へ上がれてしまうので、防犯対策の強化が欠かせません

センサーライトを設置したり、窓に補助錠をつけたりするなどの対策を検討しましょう。

在宅が必要な日がある


外壁塗装の期間中ずっと家にいる必要はありませんが、在宅が必要な日もあります。

足場設置前の現場確認と、工事完了後の検査時には立ち会いを求められるでしょう。

特に完了検査は、塗り残しや汚れがないかなどを確認する重要なタイミングです。

足場を解体してからでは対応に時間がかかるため、必ず立ち会いましょう。

まとめ


今回は、外壁塗装にふさわしくない月や向いている月、時期選びのポイントなどをご紹介しました。

以下の条件を満たせば、基本的には何月でも外壁塗装が可能です。

・気温:5℃以上
・湿度:85%以下

ただ、湿度が高く台風が多い夏や、気温が低い冬には、工期が延びたり仕上がりに影響したりする可能性があります。

外壁塗装に向いている時期は地域によっても異なりますが、多くの場所では気候が安定している
1011月が最適です。

35月もよいでしょう。

ベストホームでは、無料で外壁の点検を行い、地域の特性を踏まえてベストな塗装時期をご提案いたします。

岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

 

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