【外壁コーキング補修の費用相場】増し打ち・打ち替えの違いやDIY、費用を抑えるコツも紹介

「外壁のコーキング補修費用はどれくらい?」「できれば安く抑えたい」「DIYできないかな?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外壁のコーキング補修は簡単そうに見えて意外と多くの知識や高い技術力が必要です。
失敗すると高額な補修費用がかかることもあるため、DIYは慎重に検討しましょう。
また、施工会社によって費用が大きく異なるため、業者選びも重要なポイントです。
そこでこの記事では、外壁コーキング補修の費用相場や、安く抑えるコツをご紹介します。
補修の工程やDIYについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
外壁コーキング補修の費用相場
一般的な30坪2階建て住宅の外壁コーキング補修の費用は、8万~23万円程度が相場です。
コーキング補修の方法には「増し打ち」と「打ち替え」の2つがあり、それぞれ費用や耐用年数が異なります。
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工法 |
費用相場 |
耐用年数 |
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増し打ち |
8万〜15万円 |
2〜5年 |
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打ち替え |
14万〜23万円 |
7〜10年 |
ただし、コーキング補修を単体で行う場合には足場代が別途かかります。
30坪2階建て住宅の足場代は15万~20万円程度が相場です。
各工法の特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
外壁コーキングの増し打ちとは?
増し打ちとは、劣化したコーキングの上からコーキング材を補充する工法です。
古いコーキングを撤去しないため費用を安く抑えられますが、寿命が短く数年で補修が必要になる可能性が高いでしょう。
外壁コーキングの打ち替えとは?
打ち替えとは、古いコーキングを撤去して新しいコーキング材を充填する工法です。
増し打ちよりも費用は高額ですが、2倍以上長持ちするため、長期的に見ればメンテナンスコストの節約につながる可能性があります。
特別な理由がなければ、打ち替えを選んだ方がよいでしょう。
外壁コーキングの見積もり時にチェックすべき10項目

・ていねいに点検を行っているか
・見積額が相場とかけ離れていないか
・見積書に内訳が記載されているか
・外壁コーキングの補修経験が豊富か
・クーリング・オフについて説明があったか
・見積書に打ち合わせの内容が正確に反映されているか
・追加料金の有無
・キャンセル料の有無
・極端な値引きをしていないか
・契約を急かさないか
ていねいに点検を行っているか
適正な見積もりを出すには、コーキングや外壁の状態、施工範囲などを正確に把握する必要があります。
数分間の目視だけで見積もりを出す業者や、そもそも現地調査を行わない業者は避けた方がよいでしょう。
工事が始まってから新たな劣化が見つかったり、施工範囲が増えたりすると、追加料金を請求される可能性があります。
見積額が相場とかけ離れていないか
相場と比較して、極端に高いまたは安い場合には注意が必要です。
高すぎる場合には、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。
逆に安すぎる場合には、手抜き工事や低品質な材料の使用、追加請求などのリスクが考えられます。
見積書に内訳が記載されているか
適正な見積書には、工法や使用するコーキング材の種類、単価、数量(m)などの詳細が記載されるはずです。
内訳が明確であれば、どこにどれだけの費用がかかっているかを把握でき、他社との比較もスムーズです。
「コーキング工事 一式」のようにあいまいな場合は、詳細を記載してもらうか別の業者へ依頼した方がよいでしょう。
外壁コーキングの補修経験が豊富か
外壁コーキングの補修は雨から建物を守るための重要な工事であり、適切な材料・工法を選ぶ専門知識や高度な施工技術が求められます。
施工不良が起こると雨もりなどのトラブルにつながる恐れがあるため、経験豊富な業者を選ぶことが重要です。
長く営業を続けている業者を探し、ホームページで実際の施工事例を確認しましょう。
クーリング・オフについて説明があったか
訪問販売や電話勧誘で契約した場合、契約書を受け取ってから8日以内であればクーリング・オフ制度により無条件で解約できます。
しかし、中には故意に説明しなかったり「コーキング工事は対象外」と嘘の説明をしたりする悪質な業者も存在するため、注意しましょう。
ただし、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、自主的に店舗へ出向いて契約した場合は対象外です。
見積書に打ち合わせの内容が正確に反映されているか
見積書は工事内容を証明する重要な書類です。
打ち合わせの際に伝えた施工範囲や使用するコーキング材の種類などが正確に反映されているか、必ず確認しておきましょう。
口頭でのやり取りだけで済ませてしまうと、後々「言った言わない」のトラブルに発展することがあります。
追加料金の有無
追加料金が発生する可能性や金額の目安も確認しておきましょう。
通常、しっかりと点検を行った上で見積もりを出していれば、追加料金がかかることはありません。
しかし、まれに工事が始まってから新たな劣化が見つかることがあります。
もし追加料金が発生した場合は、見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約することが大切です。
キャンセル料の有無
キャンセル料がかかるタイミングや金額も把握しておきましょう。
一般的に、材料の発注後や職人の手配後にはキャンセル料がかかる可能性があります。
口頭で確認するだけでなく、見積書や契約書に明記されているかもチェックしておくことが重要です。
極端な値引きをしていないか
「今なら半額」「足場代が無料」など、極端な値引き提案をする業者には注意が必要です。
初めに高額な料金を提示し、値引きすることでお得に見せている可能性が高いでしょう。
手抜き工事や低品質な材料の使用により、利益を確保しようとしていることも考えられます。
信頼できる業者は、最初から適正価格を提示するため大幅に値引きする余地がありません。
できても端数や総額の5~10%程度が限度です。
値引き額の大きさよりも、最終的な金額が相場に見合っているかを冷静に判断することが大切です。
契約を急かさないか
「この金額でできるのは今日まで」「すぐにコーキング補修をしないと雨もりする」などと、契約を急かす業者に注意しましょう。
家族に相談したり他社と比較したりする時間を与えないのは、悪質業者の典型的な手口です。
その場で契約するのは避け、冷静に検討しましょう。
コーキングの状態が不安になった場合は、ご自身で信頼できる業者を探して点検を依頼することをおすすめします。
外壁コーキングの費用に影響する5つの要因

・建物の階数
・施工範囲
・劣化状況
・施工会社
・コーキング材の種類
建物の階数
低い平屋や手が届く範囲のコーキング補修であれば、足場がなくても可能です。
しかし2階建て以上の住宅では、部分的な補修でも職人の安全確保のために足場が必要になるケースが少なくありません。
また、建物の階数が増えるほど足場の規模が大きくなるため、材料費や設置・撤去の手間が増え、足場代が高くなる傾向があります。
施工範囲
コーキングの補修費用は、補修する部分の長さに応じてメートル単価で計算されます。
窓や玄関まわりの部分的な補修なのか、外壁材同士のつぎ目(目地)まで含めた全面補修なのかによって、施工範囲は大きく変わります。
例えば、窯業系サイディングやALCパネルなどの外壁では、目地コーキングの補修も必要です。
また、同じ坪数の住宅でも窓が大きい・数が多い・外壁の凹凸が多いなどの場合には、施工範囲が広くなるため費用が高くなります。
劣化状況
軽度であれば増し打ちで済みますが、劣化が激しい場合は打ち替えが必要となり、補修費用が高くなります。
またコーキングの劣化を長く放置していると、内部へ雨水が侵入して外壁材の劣化や下地の腐食、雨もりなどを引きおこし、大規模な修繕工事が必要になるケースもあります。
外壁の張り替えには200万円前後の費用がかかるため、早めに対処することが補修費用を安く抑えるコツです。
施工会社
外壁のコーキング補修は、ハウスメーカーやリフォーム会社、塗装会社など、さまざまな業者が請け負っています。
それぞれ料金体系が異なるため、比較して選ぶことが大切です。
工事を外注している場合は仲介手数料が上乗せされ、費用が高くなる傾向があります。
コーキング材の種類
使用するコーキング材の種類によっても費用が変動します。
グレードの高い材料を使うほど初期費用は上がるものの、そのぶんメンテナンスの頻度を減らせるため、長期的にはコストを抑えられる可能性があります。
見積もりを比較する際には、金額だけでなく材料の種類まで確認しましょう。
外壁コーキングの種類と特徴
外壁のコーキング補修に使われるコーキング材は、主に以下の3種類です。
・アクリル系
・ウレタン系
・変成シリコン系
それぞれの特徴をご紹介します。
アクリル系
アクリル系のコーキング材は水性のため扱いやすく、湿気に強い特徴があります。
また、他のコーキング材と比べて価格が安いこともメリットです。
ただ、紫外線に弱く耐久性がやや低いため、メンテナンス頻度が高いことが難点です。
ウレタン系
ウレタン系のコーキング材は、優れた弾力性と密着性が特徴です。
特にコンクリートや木材との相性がよく、硬化後もゴムのような柔軟性を保つため外壁の動きに追従してひび割れにくいことがメリットです。
費用が比較的リーズナブルなので、コストを抑えたい方にも向いています。
ただし、紫外線に弱くそのまま使用すると劣化が早く進むため、外壁に使用する場合は必ず上から塗装を行う必要があります。
塗装で保護することで耐久性が向上し、長期間性能を維持できます。
変成シリコン系
変成シリコン系のコーキング材は、外壁の目地補修でもっとも多く使用されています。
耐候性・耐久性に優れているのが特徴で、紫外線や風雨の影響を受けても劣化しにくく、温度変化による収縮にも柔軟に対応できます。
サイディングボードやALCパネル、コンクリートなどさまざまな外壁材に使用でき、上から塗装できるため外壁の塗り替えと一緒に行うことも可能です。
費用はやや高めですが、耐用年数が長く長期的なコストパフォーマンスに優れています。
外壁コーキング補修の工期と工程

一般的な30坪2階建て住宅の場合、工期は3~5日程度が目安です。
コーキング打ち替えの工程も見ていきましょう。
・足場設置
2階建て以上の住宅の外壁コーキング補修では、職人が安全に作業するために足場を設置する必要があります。
・古いコーキングの撤去
打ち替えの場合、まずは既存のコーキングをカッターとペンチを使って撤去します。
・清掃
コーキングを撤去したら、はがし残しやゴミ、ホコリなどを取り除きます。新しく施工するコーキング材の密着性を高めるために重要な作業です。
・養生
目地の両わきに養生テープを貼り、外壁が汚れないよう保護します。
・ボンドブレーカーの設置
ボンドブレーカーとは、コーキング材の伸縮性を保つための専用テープです。コーキング材が目地の底に付着すると、外壁の動きに追従できずひび割れやはがれが発生しやすくなるため、ボンドブレーカーを設置して防ぎます。
・プライマー(接着剤)の塗布
プライマーとは、コーキング材と外壁材の密着性を高めるための接着剤です。目地の両サイドにプライマーを塗布することでコーキング材がしっかりと外壁に接着し、はがれやひび割れを防ぎます。外壁材やコーキング材の種類によって相性の良いプライマーが異なるため、適切な製品を使用することが重要です。
・コーキング材の充填
プライマーが乾燥したら、目地にコーキング材を充填していきます。適切な厚みを確保し、均一に充填することが耐久性アップのポイントです。
・ヘラで整える
コーキングを充填したあとは、専用のヘラで表面を押さえながら平らに整えます。仕上がりは職人の技術力によって左右されます。
・乾燥させる
コーキング材を整えたら、すぐに養生テープをはがして乾燥させます。固まってからはがすと、コーキング材も一緒にはがれてしまうことがあるためです。30分~1時間ほどで表面が固まり、完全に乾くまでには1週間ほどかかるでしょう。
外壁のコーキング補修はDIYできる?
結論からお伝えすると、外壁コーキング補修のDIYはおすすめできません。
材料はホームセンターなどで揃うため部分的な補修であれば可能ですが、失敗すると高額な補修費用がかかるリスクがあります。
コーキングは、外壁のすき間から雨水が侵入することを防ぐ重要な役割をしています。
簡単な工事に思えるかもしれませんが、材料選びには専門知識が、施工には高い技術力が必要です。
施工不良や材料の選定ミスが起こると、雨もりや外壁材の劣化につながる恐れがあります。
そうなると、外壁材の交換や雨もり修理が必要となり、高額な補修費用がかかるでしょう。
また、低い場所の補修であれば道具と材料費のみで済みますが、高所の作業には足場が必要です。
足場の設置は国家資格をもつ専門業者へ依頼する必要があるため、結局同じくらいのコストがかかってしまいます。
リスクに対して節約効果はそれほど大きくないので、最初からプロに任せた方が安心です。
外壁コーキングを補修するタイミングと劣化のサイン
外壁コーキングの寿命は7~10年程度が目安です。
ただし、使用しているコーキング材のグレードや立地環境、メンテナンス状況などによっては、劣化のスピードが早まることもあります。
以下のような症状が出ている場合は、耐用年数内でも補修を検討した方がよいでしょう。
・肉やせ
・ひび割れ
・はがれ
肉やせ
肉やせとは、経年劣化によりコーキングが収縮して厚みが減り、両端にすき間ができている状態です。
コーキングの寿命が近づいているので、そろそろ補修を行った方がよいでしょう。
この段階であれば、コーキング材を補充する「増し打ち」でも対処できる可能性があります。
ひび割れ
コーキングのひび割れは、紫外線による劣化で本来の伸縮性が失われているサインです。
硬くなったコーキングは建物のわずかな動きにも耐えられなくなり、車の振動や小さな地震の揺れでもひび割れを起こしてしまいます。
ひび割れが進行すると破断して、雨水の侵入リスクが高まるため、劣化症状が軽微なうちに補修を行いましょう。
はがれ
ひび割れが進行すると、コーキングの破断やはく離が起こります。
はがれなどが生じた部分にはすき間ができるため、雨水が直接内部に侵入しやすくなります。
放置すると外壁材の劣化や下地の腐食、雨もり、シロアリの発生など、建物の構造に関わる深刻なトラブルにつながる恐れがあるため、早急に補修を行いましょう。
外壁コーキング補修の費用を安く抑えるコツ

外壁コーキング補修の費用を安く抑えるコツを5つご紹介します。
・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・地元の施工会社へ依頼する
・外壁や屋根塗装と一緒に行う
・火災保険を利用する
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。
金額だけでなく、担当者の対応や業者の信頼性、施工経験なども含めて総合的に判断することが大切です。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、コーキング補修を外注しているケースが多く、10~30%程度の中間マージンが発生します。
一方、自社施工の会社なら仕上がりに影響しない余計な費用を削減できます。
ホームページのスタッフ紹介などで、職人が在籍しているか確認してみましょう。
地元の施工会社へ依頼する
地元の施工会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。
また、地域の気候や特性を理解しているため、適切な材料や工法を提案してもらえる点もメリットです。
外壁塗装や屋根塗装と一緒に行う
コーキング補修を単体で行うと、材料費や施工費のほかに10万~30万円程度の足場代がかかります。
屋根や外壁の塗装と一緒に行えば足場代が1回分で済むため、トータルのメンテナンス費用を安く抑えられます。
火災保険を利用する
台風や落雷などの自然災害が原因で外壁のコーキング補修が必要になった場合には、火災保険が使える可能性があります。
対象となる災害や工事内容、保険金額は加入している保険によって異なるため、保険証券でご確認ください。
申請期限は被害発生から3年以内が一般的ですが、時間が経つほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、早めに担当者へ連絡しておきましょう。
まとめ|岡山市で外壁コーキング補修をするならベストホームへ!
今回は、外壁コーキング補修の工法や費用相場、安く抑えるコツをご紹介しました。
コーキングは、外壁からの雨もりや外壁材の劣化を防ぐ重要な役割をしています。
施工不良が起こると高額な補修費用がかかるリスクがあるためDIYは避け、コーキング補修の経験が豊富な業者へ依頼しましょう。
ベストホームでは、外壁リフォームのプロが無料で点検し、ご自宅に最適な補修方法をご提案いたします。
工事も自社の職人が責任を持って行いますので、岡山市にお住まいの方はぜひお気軽にご相談くださいませ。
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