「屋根の葺き替え費用300万円」は妥当?高くなる9つの要因・安く抑えるコツも解説


「屋根の葺き替え費用は
300万円くらい」って聞いたけど本当なの?と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

実際に、葺き替え工事の費用が300万円を超えることはありますが、中には悪質業者による高額請求というケースもあります。

騙されないためには、費用相場を理解しておくことが重要です。

そこでこの記事では、屋根葺き替え工事の費用相場や内訳、高くなる要因をわかりやすく解説します。

安く抑えるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「屋根の葺き替え費用300万円」は妥当?


結論からお伝えすると、
40~50坪程度の2階建て住宅であれば「屋根の葺き替え費用300万円」は妥当な金額と言えます。

坪数ごとの費用相場は、以下の表を参考にしてみてください。

延べ坪数

葺き替え費用

20坪

約80万~180万円

30坪

約100万~260万円

40坪

約120万~300万円

50坪

約150万~350万円

60坪

約180万~400万円


ただし、使用する屋根材の種類や屋根の劣化状況、立地条件などによって金額は変動します。

内訳までしっかりと確認した上で判断しましょう。

中には、最初に相場と近い見積額を提示して追加料金を請求したり、手抜き工事をしたりする悪質な業者も存在するためご注意ください。

屋根の葺き替え費用300万円の内訳


ここでは、
40坪2階建て住宅の葺き替え費用の内訳をご紹介します。

内容

費用目安 (40坪)

足場

15〜25万円

防水シート

3万〜9万円

下地補修

20万〜28万円

屋根の撤去

12万〜24万円

屋根の処分

12万〜24万円

新しい屋根材

32万〜96万円

棟板金

4万〜8万円

諸経費

20万〜64万円

合計

118万〜278万円


諸経費には、現場までの交通費や現場管理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などがまとめて記載されます。

また、依頼した会社が屋根の葺き替え工事を外注している場合には、仲介手数料も含まれます。

屋根の葺き替え費用が300万円を超える9つのケース


①
建物が3階建て以上
② 建物が40坪以上
③ 屋根が急勾配
④ 屋根の劣化が激しい
⑤ 屋根材にアスベストが含まれている
⑥ 家が狭小地に建っている
⑦ 屋根以外も補修を行う
⑧ 悪質業者
⑨ 新しい屋根材のグレードが高い

① 建物が3階建て以上


3
階建て以上の建物では、職人の安全確保のためにより頑丈な足場を設置する必要があります。

また、
2階建てと比べて足場の高さが増すので、材料費や設置・解体費用が高くなります。

② 建物が40坪以上


40
坪以上の住宅では、葺き替え費用が300万円を超える可能性があります。

建物が大きくなるほど屋根の面積や足場の設置面積が増え、より多くの材料費や施工費、足場代がかかるためです。

30坪住宅の屋根面積は55~65㎡程度ですが、40坪では75~85㎡、50坪では100㎡を超えることもあります。

③ 屋根が急勾配


傾斜がきつくなるほど、屋根の面積が大きくなります。

また、急勾配の屋根では職人がすべって作業ができないため、屋根の上にも足場を設置する必要があり、足場代や材料費が高くなります。

④ 屋根の劣化が激しい


屋根の下地材である野地板や垂木が腐食している場合には、交換や補強工事を行う必要があります。

また、雨もりが長期間続いていた場合は、防水シートや断熱材の交換、壁や天井、柱などの補修が必要になるケースもあり、高額な費用がかかります。

⑤ 屋根材にアスベストが含まれている


2004
年以前に施工されたスレート屋根には、アスベストが含まれている可能性があります。

撤去する際には、飛散防止対策や処分に
20万~50万円程度の追加費用がかかります。

30坪の住宅でも葺き替え費用が300万円を超えるケースがあるでしょう。

なお、アスベストの処分費用は年々高騰しており、先延ばしにすると将来的にはさらに高くなる可能性があります。

⑥  家が狭小地に建っている


車が通れないほどの狭小地では、手作業で材料や廃材を搬入・搬出する必要があります。

通常よりも多くの手間と時間がかかるため、費用が高額になる可能性があります。

⑦ 屋根以外も補修を行う


屋根の葺き替えとあわせて破風板や雨どいなどの付帯部も補修する場合は、追加費用がかかるため
300万円を超えるケースも少なくありません。

ただ、今回のリフォーム費用は高くなりますが、まとめて行うことで足場代などが1回分で済みます。

トータルではメンテナンスコストの節約になるでしょう。

⑧ 悪質業者


とくに費用が高くなる要因がないのに、
20~30坪程度の住宅で300万円の見積額を提示された場合は要注意です。

相場を知らない消費者に対して、悪質業者が高額請求をしている可能性があります。

逆に、50坪を超える住宅なのに100万円台など、相場と比較して大幅に安い場合にも注意が必要です。

手抜き工事や追加請求、詐欺などのリスクが考えられます。

⑨ 新しい屋根材のグレードが高い


屋根の葺き替え費用にもっとも大きく影響するのは、新しい屋根材の種類やグレードです。

屋根材ごとの価格は、以下の表を参考にしてみてください。

屋根材

耐用年数

単価 (㎡)

日本瓦

50〜100年

9,000〜1万2,000円

軽量瓦

30〜50年

7,000〜1万2,000円

セメント瓦

30〜40年

5,000〜8,000円

ガルバリウム
(金属)

25〜35年

6,000〜9,000円

スレート

15〜25年

4,000〜8,000円

アスファルト
シングル

15〜25年

6,000〜8,000円

トタン

10〜20年

5,000〜6,000円


瓦やガルバリウム剛板は他の屋根材と比べて高めですが、耐用年数も長いためメンテナンス頻度を減らせる可能性があります。

今回のリフォーム費用だけでなく、トータルのコストも考慮して選びましょう。

なお、既存の屋根材の種類によっては、選べない素材もあります。


屋根の重量が増すことで建物への負荷が大きくなり、耐震性の低下につながる恐れがあります。

既存の屋根材と同程度か、軽い素材を選びましょう。

葺き替えの際に屋根を軽量化することで、建物の耐震性を高めることも可能です。

各屋根材の特徴を見ていきましょう。

日本瓦


日本瓦は耐用年数が非常に長いことが特徴です。

屋根塗装が不要なため、長期的なランニングコストも抑えられます。

ただ、重量が1㎡あたり50kgと重く建物への負荷が大きいこと、施工費用が高額なことが難点です。

もともと日本瓦だった場合は日本瓦を使った葺き替えが可能ですが、スレートやガルバリウム、アスファルトシングルなどの軽量な屋根材から日本瓦への葺き替えはできません。

なお、日本瓦の場合は既存の瓦を一度はずして下地補修を行い、同じ瓦を再利用する「葺き直し」も可能です。

新しい屋根材の購入費用がかからないため、葺き替え費用を大幅に抑えられます。

軽量瓦


軽量瓦は、日本瓦の風合いを残しながら重量を
3分の2~半分ほどに抑えた屋根材です。

瓦から軽量瓦へ葺き替えることで、建物への負荷を減らして耐震性を高められます。

また、日本瓦ほどではありませんが耐用年数も長く、リフォームの頻度が少ないでしょう。

デメリットとしては、施工費用が高額で、素材によっては定期的な塗装が必要なことが挙げられます。

和風の外観を維持しながら、屋根の軽量化や耐震性向上を図りたい方に適した屋根材です。

ガルバリウム剛板(金属)


ガルバリウム剛板は、近年もっとも人気の高い屋根材のひとつです。

最大の特徴は
1㎡あたり約5kgという軽さで、建物への負荷が非常に少なく、大幅な耐震性の向上に期待ができます。

耐用年数が長く、費用も日本瓦や軽量瓦に比べて安価です。

瓦屋根からガルバリウム剛板に葺き替えた場合、屋根の重さを10分の1程度にまで軽量化できます。

ただ、金属製の屋根材は雨音が響きやすく、夏場は熱をもちやすいため、断熱材一体型の製品を選びましょう。

また、塗装がはがれるとサビが発生する恐れがあるので、定期的な塗装が欠かせません。

スレート


スレート(カラーベスト/コロニアル)は、
1㎡あたり20kg程度と比較的軽量で、価格が安いことが特徴です。

カラーバリエーションが豊富で、施工しやすいため仕上がりが職人の技術力に左右されにくいこともメリットです。

デメリットとしては、ひび割れや欠けが発生しやすく、表面がざらざらしているためコケやカビが付着しやすいことが挙げられます。

また、定期的な塗装が必要なため、メンテナンスコストがかかります。

アスファルトシングル


アスファルトシングルは、
1㎡あたり10kgとガルバリウム剛板に次ぐ軽量な屋根材です。

防水性や防音性に優れており、柔軟性が高いため複雑な形状の屋根にも施工可能です。

費用も比較的安価ですが、デメリットとしては強風ではがれやすいこと、表面の石粒に汚れやコケが付着しやすいことが挙げられます。

汚れや石粒のはがれを防ぐには、定期的な塗装が欠かせません。

屋根の葺き替え費用を300万円以下に抑えるコツ


大きな住宅では、屋根の葺き替え費用が
300万円以上でも妥当なケースが多いでしょう。

しかし、場合によっては以下のような方法で安く抑えられる可能性があります。

・相見積もりをする
・自社施工の会社を選ぶ
・地元の会社へ依頼する
・火災保険や補助金を利用する
・補助金や助成金を利用する

相見積もりをする


相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。

1社だけでは提示された金額や工事内容が妥当か判断するのが難しいため、2~3社へ依頼してみましょう。

ご自宅の葺き替え費用の相場がわかってくるはずです。

ただ、安さにこだわりすぎるとトラブルに巻き込まれる可能性があるため、妥当な金額で施工品質が高い優良業者を選ぶことが重要です。

自社施工の会社を選ぶ


大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、屋根の葺き替え工事を外注しているケースが多く、
10~30%程度の仲介手数料がかかります。

一方、自社施工の会社なら、仕上がりに影響しない余計な費用がかかりません。

ホームページのスタッフ紹介などで、職人が在籍しているか確認してみましょう。

地元の会社へ依頼する


地元の会社へ依頼することで、遠方からの交通費や出張費を抑えられます。

また、地域の特性をよく理解しているため、最適な屋根材や工法を提案してもらえるでしょう。

何かトラブルが起こった際、すぐに駆けつけてもらいやすい点もメリットです。

火災保険や補助金を利用する


台風や落雷、ひょうなどの自然災害が原因で屋根の葺き替え工事が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。

対象となる災害や工事内容、保険金額は加入している保険によって異なるので、保険証券などでご確認ください。

請求期限は被害発生から3年以内が一般的です。

ただ、時間が経つほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、被害を受けたら速やかに保険会社へ連絡しましょう。

補助金や助成金を利用する


地域によっては、屋根の葺き替え工事に助成金や補助金が支給される可能性があります。

対象となる工事内容や支給金額は自治体によって異なるので、役所の窓口やホームページで確認してみましょう。

請求期限は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が終了するケースが多いため、早めに準備しておくことが大切です。
※残念ながら岡山市は対象外です

屋根カバー工法と葺き替えの違い


屋根のリフォーム方法には、「カバー工法」と「葺き替え」の
2つがあります。

カバー工法は、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねる工法です。

費用は葺き替えよりも安く抑えられますが、下地の確認や補修ができないため、劣化を見逃して屋根の寿命が短くなるリスクがあります。

また屋根の重量が増すため、建物全体の耐震性や耐久性が低下する恐れもあります。

一方、葺き替えは既存の屋根を撤去して下地の補修を行い、新しい屋根材に交換する工法です。

費用はカバー工法よりも高くなりますが、屋根が完全に新しくなるため長持ちします。

建物への負荷が少なく、既存の屋根材より軽いものに交換することで耐震性を高めることも可能です。

予算や屋根の状態によってはカバー工法で補修するケースもありますが、今の家に長く住む予定なら葺き替えがおすすめです。

屋根葺き替え工事のタイミングと劣化症状


屋根葺き替え工事のタイミングは、新築から
20~30年程度が目安です。

ガルバリウム剛板やスレートなど、多くの屋根材が
15~30年程度で寿命を迎えるためです。

ただ、屋根材の耐用年数は立地環境やメンテナンス状況などによっても変動します。

以下のような劣化症状が出ている場合には、耐用年数内でも葺き替え工事を検討した方がよいでしょう。

・屋根材のひび割れや欠け
・下地の劣化 
・雨もり

屋根材のひび割れや欠け


屋根材にひび割れや欠けが生じると、そこから屋根内部へ雨水が侵入する恐れがあります。

放置しているとダメージが広範囲に広がって補修費用が高額になるため、早めに点検を受けて適切なメンテナンスを行いましょう。

下地の劣化


屋根の下地である野地板や垂木が劣化すると、強度が低下して強風で屋根材が飛ばされるリスクが高まります。

また、屋根内部の防水シートが腐食すると、防水機能が失われて雨もりが発生する恐れがあります。

このような場合には屋根材の交換だけでなく、下地の補修や防水シートの交換も必要です。

雨もり


雨もりは非常に緊急性の高い劣化症状です。

発見したら早急に補修を依頼しましょう。

天井にシミができていたり、雨が降ると水が滴ってきたりする場合は、すでに屋根材や防水シート本来の機能が失われています。

湿気でカビやシロアリが発生したり、柱や梁が腐食したりする恐れがあるため、すぐにでも雨もりの補修と葺き替え工事が必要です。

屋根葺き替え工事の工期と流れ


一般的な住宅の屋根葺き替え工事の工期は、
1週間~10日程度が目安です。

工事の流れは以下のとおりです。

足場設置(1日)
↓
既存の屋根材を撤去(1日)
↓
下地補修(1~2日)
↓
防水シート設置(半日)
↓
新しい屋根材の設置(2~5日)
↓
棟板金・役物の設置(1日)
↓
完了検査(1時間程度)
↓
足場撤去・清掃(1
日)

ただし、屋根の状態や建物の規模、天候などによっては目安よりも工期が延びることがあります。

各工程の詳細を見ていきましょう。

足場設置


屋根の葺き替え工事には、足場が欠かせません。

金属製の部材を使用するため、設置時には騒音が発生します。

苦情やトラブルを避けるために、近隣住宅へ事前にスケジュールの伝達とあいさつをしておくことが大切です。

なお、3階建て以上の住宅では通常よりも頑丈な足場が必要です。

また、屋根の勾配がきつい場合には屋根の上にも足場が必要になるため、足場代が相場より高くなることがあります。

既存の屋根材を撤去


既存の屋根材を撤去し、廃材を搬出します。

アスベストを含むスレート屋根の場合は、特別な飛散防止対策が必要です。

処分費用もかかるため、
30万~50万円程度の追加料金がかかる可能性があります。

下地補修


屋根材を撤去したあとは、下地の状態をしっかりと確認します。

野地板や垂木が傷んでいる場合は補修や交換、補強が必要です。

劣化が激しい場合には全面補修を行うことがあり、工期が大幅に延びる可能性があります。

防水シート設置


下地補修が終わったら、防水シート(ルーフィング)を設置します。

防水シートは、屋根材のすき間から侵入した雨水が建物内部に浸み込まないようにする重要な役割を果たします。

新しい屋根材の設置


防水シートの設置が完了したら、新しい屋根材を施工します。

屋根材の種類によって施工方法やかかる日数が異なります。

ガルバリウム剛板は軽量で施工しやすいため
2~3で日で完了しますが、枚数が多く重い瓦屋根の場合は3~5日ほどかかるでしょう。

棟板金・役物の設置


屋根材を設置し終えたら、棟板金やケラバ、雨押えなどの役物を取り付けます。

棟板金や役物は雨もりを防ぐ上で重要な部材です。

完了検査


すべての工事が終わったら、業者と施主さまで完了検査を行います。

仕上がりをしっかりとチェックし、汚れや傷などがないかも確認しておきましょう。

気になる点があればその場で遠慮なく伝えてください。

足場を撤去してからでは、すぐに対応してもらえないことがあります。

足場撤去・清掃


仕上がりに問題がなければ、足場を撤去して清掃を行います。

工事完了後は必ず保証書を受け取り、大切に保管しておきましょう。

万が一施工不良が起こっても、保証書があれば無償で補修してもらえる可能性があります。

屋根を長持ちさせる方法


・屋根のリフォーム経験が豊富な業者へ依頼する
・定期的にプロの点検を受ける
・適切なタイミングでメンテナンスを行う

屋根のリフォーム経験が豊富な業者へ依頼する


屋根リフォームには高度な技術や知識が必要なため、施工経験が豊富な業者を選ぶことが重要です。

不慣れな業者や悪質業者に依頼してしまうと、技術不足や手抜き工事、低品質な材料の使用などで施工不良が起こる恐れがあります。

ホームページやSNSで、屋根葺き替え工事の施工事例を探してみましょう。

定期的にプロの点検を受ける


劣化症状を早めに発見することで、屋根のダメージや補修費用を最小限に抑えられます。

屋根の劣化はご自身では気づきにくいため、定期的にプロの点検を受けましょう。

屋根の上に登って状態を確認することで、軽微なうちに劣化症状を発見し、早期に対処できます。

適切なタイミングでメンテナンスを行う


屋根表面の塗装がはがれると、屋根材が風雨や紫外線の影響をダイレクトに受け、劣化が早まります。

屋根を長持ちさせるには、適切なタイミングで塗り替えを行い防水機能を維持することが重要です。

また、汚れやコケは塗膜の劣化を早める原因になるため、定期的に洗浄を行いましょう。

後悔しない屋根葺き替え業者選びのチェック項目


屋根の葺き替え工事では、業者選びを間違えると大きなトラブルにつながる可能性があります。

以下のポイントに注意して、優良業者を見極めましょう。

・ていねいに屋根の点検を行なっているか
・見積書が「一式」ばかりになっていないか
・施工面積が「平米」で記載されているか
・打ち合わせの内容が見積書に反映されているか
・保証やアフターフォローはあるか
・追加料金の有無
・キャンセル料の有無
・大幅な値引き提案がないか
・契約を急かさないか
・クーリング・オフについて説明があったか

ていねいに屋根の点検を行なっているか


正確な見積もりを出すには、屋根の点検をていねいに行う必要があります。

5~10分程度の目視だけで見積もりを出す業者や、そもそも点検を行わない業者は、避けた方が賢明です。

工事が始まってから新たな劣化症状が見つかり、追加料金を請求されるリスクがあります。

見積書が「一式」ばかりになっていないか


優良業者の見積書には、工程ごとに使用する材料の製品名や単価、施工面積などが細かく記載されます。

製品名がわかればご自身でも屋根材の価格や性能を検索できますが、「一式」が多く詳細の記載がない場合は調べようがありません。

特に「屋根葺き替え工事
一式」となっている場合は、工事範囲や使用する材料さえわからないため、内訳や工程を記載し直してもらうか別の業者を探した方がよいでしょう。

施工面積が「平米」で記載されているか


屋根の葺き替え工事では、施工面積が「坪」ではなく「平米」で記載されるのが一般的です。

同じ坪数の住宅でも、屋根の形状によって施工面積が大きく異なるためです。

坪数で記載されている場合、業者が屋根の面積を正確に把握できておらず、途中で材料が不足する恐れがあります。

また、実際より面積が多く記載されている可能性もあるため、必ず「平米」で算出してもらいましょう。

打ち合わせの内容が見積書に反映されているか


見積書は、工事内容や使用する屋根材を証明するための重要な書類です。

打ち合わせで伝えた内容が見積書に反映されているか、必ず確認しておきましょう。

口約束だけでは後々トラブルに発展するリスクがあります。

たとえば、一緒に雨どいの交換も頼んだのに施工されなかった場合でも、見積書に記載がなければ「工事内容に含まれません」と言われてしまえばそれまでです。

保証やアフターフォローはあるか


保証やアフターフォローがあるかも確認しておきましょう。

屋根葺き替え工事の保証期間は、
5~10年程度が一般的です。

万が一不具合が発生しても、保証があれば無償で対応してもらえる可能性があります。

また、無料の定期点検などのアフターフォローは劣化症状の早期発見・早期対処につながり、屋根材を長持ちさせられます。

追加料金の有無


追加料金やキャンセル料の有無についても必ず確認しておきましょう。

通常、しっかりと屋根の点検をした上で見積もりを出していれば、追加料金が発生することはほとんどありません。

しかし、まれに工事が始まってから予期せぬ劣化症状が見つかることもあるので、どのようなケースでどの程度の追加料金が発生する可能性があるのか、確認しておくことが大切です。

もし追加料金が発生した場合には、見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約しましょう。

キャンセル料の有無


何らかの事情で契約後にキャンセルしなければならない場合に備えて、キャンセル料の有無や金額、発生するタイミングを事前に確認しておきましょう。

一般的に、材料の発注後や足場の手配後には、キャンセル料として実費を請求される可能性があります。

大幅な値引き提案がないか


「キャンペーンで半額になる」「今なら足場代が無料」など、極端な値引きを提案してくる業者には注意が必要です。

適正な価格で見積もりを出している業者は、大幅に値引きをする余地がありません。

できても総額の
10%程度が限度でしょう。

数十万円単位の値引きができるということは、最初に相場より高額な金額を提示しているか、手抜き工事や低品質な材料の使用により利益を確保しようとしている可能性があります。

契約を急かさないか


「すぐに工事をしないと危険」「今日中に契約しなければ値引きできない」などと契約をせかす業者は、悪質業者の可能性が高いため避けたほうが賢明です。

優良業者なら「他社と比較検討したい」と伝えても快く待ってくれるはずです。

屋根の状態が不安になった場合は、ご自身で信頼できる業者を探して点検を依頼しましょう。

クーリング・オフについて説明があったか


訪問営業の場合、契約から
8日以内であればクーリング・オフ制度により無条件で解約できます。

きちんと説明があるか、契約書に記載されているか、確認しておきましょう。

悪質な業者はクーリング・オフについて故意に説明しなかったり、「屋根の葺き替え工事は対象外」と嘘をついたりすることがあります。

ただし、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、店舗に出向いて契約した場合は対象外です。

まとめ|岡山市で屋根を葺き替えるならベストホームへ!


今回は、屋根葺き替え工事の費用相場や内訳、安く抑えるコツなどをご紹介しました。

40~50坪程度の2階建て住宅の場合、「屋根の葺き替え費用300万円」は妥当と言えるでしょう。

しかし、悪質業者による高額請求の可能性もあるため、相見積もりで適正価格を見極めることが大切です。

ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なリフォーム方法をご提案いたします。

岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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