【外壁塗装の保証は3種類】保証期間や保証内容、適用されないケースも解説


外壁塗装ではまれに施工不良が起こることがあるため、多くの塗装会社では一定の保証期間を設けています。

また、塗料によっては製品に保証が付いているものもあります。

ただし、保証期間や内容は塗装会社や塗料の種類によって異なるため、契約する前にきちんと確認しておくことが大切です。

条件によっては保証期間内でも適用されないケースがあるため、ご注意ください。

この記事では、外壁塗装の保証の種類や保証期間、内容についてわかりやすく解説しています。

保証されないケースや注意点もご紹介しているので、これから外壁塗装をされる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

外壁塗装の保証は3種類


外壁塗装の保証には、大きく分けて以下の
3種類があります。

外壁塗装会社の保証
リフォーム瑕疵保険
塗料メーカーの保証

それぞれの内容を見ていきましょう。

外壁塗装会社の保証 


外壁塗装における「保証」とは、基本的に塗装会社の保証を指しています。

塗装会社が行った工事に対する保証で、施工に問題があってひび割れなどの不具合が生じた場合には、補修や再塗装が行われます。

保証期間や範囲、適用条件は業者によって異なるため、契約の際に必ず確認しておきましょう。

条件によっては、保証があっても意味がないケースもあります。

また、そもそも保証について説明がない塗装会社は避けた方が無難です。

リフォーム瑕疵保険


リフォーム瑕疵保険は国土交通省が推奨している保険で、すべてのリフォーム箇所が保証対象です。

工事に欠陥があれば、施工会社が倒産していても保険金を受け取れます。

ただし、保険料は家主が負担する必要があり、保証期間が1年間と短いことを理解しておきましょう

保険料の相場は310万円程度で、工事費用の13%が目安です。

工事費用100万円→13万円
工事費用200万円→26万円
工事費用300万円→39万円

また、施工会社が組合に加盟している場合にも、倒産しても保証が受けられる可能性があります。

なお、保証内容や期間は組合によって異なり、組合が解散した場合には保証されません。

塗料メーカーの保証


塗料によってはメーカー保証がつくこともあります。

保証期間は製品によって異なりますが、塗料メーカーの保証は会社の倒産や組合の解散といった心配が少なく、保証内容も明確なことがメリットです。

ただし、この保証は製品に対するものであり、施工ミスによる不具合は含まれません。

施工に問題がないことが前提条件のため、メーカーが認定した塗装業者でなければ保証が受けられないことがデメリットです。

また、お住まいの地域や塗料の種類も限定されているので、塗料メーカーの保証が適用されるケースはかなり稀です。

外壁塗装の保証期間


外壁塗装の保証期間は、保証の種類によって異なります。

保証の種類 

保証期間

外壁塗装会社の保証

310

塗料メーカーの保証

110

リフォーム瑕疵保険

1年間


塗料メーカーの保証期間は、
3年・5年・10年が一般的です。

また、塗装会社や塗料メーカーの保証は、塗料の種類によって期間が変動します。

塗料の種類

耐用年数

保証期間

ウレタン

510

13

シリコン

715

25

フッ素

1215

710

無機

1520

710


一部のグレードの高い塗料を使用した場合は、保証期間が
15年になるケースもあります。

ただし、保証期間は長いほどよいわけではありません。

塗料の耐用年数を超える20年以上の保証がつくことはまずないため、長すぎる保証期間には注意が必要です。

根拠を確認しましょう。

外壁塗装で保証が適用されるケース


保証期間内に施工不良が原因で塗膜の損傷が起こった場合には、保証が適用される可能性が高いでしょう。

保証対象となるのは、主に以下のような症状です。

・塗りムラ
・塗膜のふくれやはがれ
・著しい塗膜の色あせ
・外壁のひび割れが補修されていない
・コーキングの施工不良による雨もり など

施工不良による不具合は、数か月~1年以内に起こることがほとんどです。

塗装から数年後に現れた劣化症状は、保証対象にならない可能性が高いでしょう。

外壁塗装の保証期間内でも保証されないケース


経年劣化
・自然災害による損傷
・管理不足・故意の損傷
・仕上がりがイメージと違った
・施工会社が倒産した
・自分で補修をしてしまった

経年劣化


時間の経過とともに自然に進行する劣化は、保証の対象外です。

塗料には必ず耐用年数があり、紫外線や風雨にさらされることで徐々に見た目や性能が低下していくのは避けられません。

たとえば、塗装から
5年以上経って発生した色あせやチョーキング(触ると手に白い粉がつく)現象は、経年劣化として扱われる可能性が高いでしょう。

保証はあくまで施工不良による早期の不具合を対象としており、塗料の寿命による劣化はカバーできません。

自然災害による損傷


地震や台風、落雷などの自然災害で外壁が損傷した場合、施工会社には責任がないため、保証は適用されません

ただし、火災保険に加入している場合にはそちらの補償が適用される可能性があります。

保険証券などで確認してみましょう。

保証対象となる災害や補償内容は、加入している保険によって異なります。

詳しく知りたい方は「外壁塗装に火災保険は使える?適用条件・申請手順を解説」の記事をご覧ください。

管理不足・故意の損傷


「車をぶつけた」「ひび割れを放置した」など、故意の破損や管理不足による損傷は、保証の対象外となる可能性が高いでしょう。

あくまで塗装会社の施工ミスによる損傷が対象です。

万が一施工不良による塗膜のはがれやひび割れなどを見つけたら、放置せずすぐに施工会社へ連絡しましょう。

仕上がりがイメージと違った


「想像していた色より濃かった」「質感がイメージと違う」といった主観的な不満も、保証の対象外です。

施工自体に技術的な問題がなく、契約どおりの塗料を使用して適切に施工している場合、完成後のイメージの相違は保証範囲に含まれません。

このようなトラブルを防ぐには、色選びの段階で慎重に検討することが重要です。

カタログの小さな色見本だけで決めてしまうと、広範囲に塗装した際に色の濃さが違って見えることがあるので、最終確認はA4サイズ以上の色見本で行うことをおすすめします

また、蛍光灯と太陽光の下では同じ色でも見え方が大きく異なるため、必ず屋外で確認しましょう

業者に試し塗りを依頼して、実際の外壁で発色を確認するのも有効です。


施工会社が倒産した


保証期間内でも、施工会社が倒産した場合には保証を受けられません

創業10年以内の会社は特に倒産するリスクが高いため、運営実績の長い塗装会社を選ぶことをおすすめします。

万が一施工会社が倒産してしまったら、リフォーム瑕疵保険が利用できないか確認してみましょう。

自分で補修をしてしまった


自分で補修をしてしまった場合も、保証されない可能性が高いでしょう。

補修に失敗したあとで施工会社へ連絡しても、元の状態や責任の所在がわからないため、対象外と言われても仕方がありません

施工会社以外の業者が補修した場合も、保証の対象外となります。

施工不良を見つけたら絶対に触らず、状態がわかる写真を撮ってすみやかに塗装会社へ連絡しましょう。

必ず外壁塗装の「保証書」をもらおう


口約束の保証には意味がありません。必ず保証書を受け取ってください。

保証書がなければ保証範囲や期間を証明できないため、施工会社から「対象外です」と言われてしまえばそれまでです。

口頭で約束した内容も、きちんと保証書に記載されているか確認しておきましょう。

前回と同じ塗装会社や、知り合いの業者だったとしても、トラブルを避けるためには必ず保証書を受け取り、保管しておくことが大切です。

保証書を発行してくれない業者とは契約しないようにしましょう。

保証とあわせて、定期点検などのアフターフォローがあるかどうかも重要なポイントです。

外壁塗装の保証書で最低限チェックすべき7つの項目


保証書は内容までしっかりと確認しておくことが重要です。

以下の
7つの項目をチェックすることで、いざという時に本当に役立つ保証なのかを見極められます。

工事内容
保証期間
保証範囲
保証内容
免責事項
無償と有償の条件
定期点検の有無・頻度

工事内容


保証書に今回の工事範囲や具体的な工事内容が記載されているか、確認しておきましょう。

外壁塗装といっても、外壁だけなのか、付帯部(軒天、雨どい、破風板など)も含まれるのかによって保証範囲が変わります。

記載がないと「その部分は工事の範囲外だった」と言われるリスクがあるため、工事内容を証明できる見積書や契約書を保管しておくことも大切です。

保証期間


外壁と付帯部では保証期間が異なるケースが多いため、それぞれの期間を確認しましょう。

また、塗料の耐用年数を大幅に超える
20年や30年といった非現実的な保証期間を提示する業者には注意が必要です。

一般的にウレタン塗料なら
35年、シリコン塗料なら58年、フッ素塗料なら710年程度が適正な保証期間とされています。

極端に長い保証は条件が厳しく、実際にはほとんど適用されないケースも少なくありません。

保証範囲


外壁、屋根、ベランダ、雨どいなど、具体的にどの部位が保証対象なのかが明確に記載されていることを確認しましょう。

「外壁塗装の保証」と聞くと外壁全体が対象と思われがちですが、実際には木部や鉄部は同じ工事で塗装していても対象外となるケースが多いのです。

素材の性質により特に塗膜の劣化が早いため仕方がないのですが、どこまでが保証範囲なのか、逆にどこが対象外なのかをしっかりと把握しておくことが大切です。

保証内容


外壁塗装の保証では「塗膜のはがれ」のみが対象で、「ひび割れ」は対象外というケースがほとんどです。

ひび割れは構造的な問題や周辺環境、地震などの影響も考えられるため、一概に施工技術が原因とは判断しづらいためです。

施工会社によっても保証内容が異なるので、具体的にどのような症状が対象となるのか確認しておきましょう。

また「著しい」という表現もあいまいなため、どの程度なら保証されるのか、基準を確認しておくと安心です。

免責事項


免責事項も必ず確認しておきましょう。

一般的には、経年劣化や自然災害、構造欠陥、不適切な使用などが挙げられます。

問題なのは、免責事項があまりにも多く、実質的にほとんど保証されないようなケースです。

免責事項が多いほど保証される可能性が低くなるため、他社の保証内容とも比較して妥当かどうかを判断しましょう。

無償と有償の条件


保証があっても、補修工事の費用がすべて無償とは限りません

たとえば、材料費は無料でも足場代が有料というケースもあります。

条件は業者によって異なるため、比較検討して納得した上で契約を結びましょう。

定期点検の有無・頻度


定期点検などのアフターフォローが充実しているかどうかも重要なポイントです。

不具合を早期発見できれば、大きなトラブルを未然に防げます。

点検の頻度や、料金がかかるかどうかも確認しておきましょう。

多くの塗装会社が無料で定期点検を行っているはずです。

外壁塗装で不具合が生じた時の対処法


外壁塗装後に不具合が生じた場合には、以下の手順で速やかに保証を申請しましょう。

施工不良か所の写真を撮る

保証書を確認する

施工会社へ連絡する

現地調査を受ける

補修工事を依頼する

施工会社が外壁の状態を確認する前にご自身で補修を行うと、保証を受けられなくなる恐れがあるためご注意ください。

施工不良か所の写真を撮る


不具合を発見したら、真っ先に撮影しておくことが重要です。

ブルーシートで覆うなどの応急処置をする場合でも、必ず写真を撮ってから行ってください。

全体の様子がわかる引きの写真と、不具合部分の詳細がわかる寄りの写真の両方があると、範囲や程度がわかりやすいでしょう。

これらの写真は保証を請求する際に重要な証拠となります。

保証書を確認する


撮影が済んだら、手元の保証書を確認しましょう。

・発見した不具合が保証対象となっているか
・保証期間内であるか
・免責事項に該当していないか

などをチェックします。

保証書の内容が理解しにくい場合や、経年劣化との区別がつかない場合は、あとで業者に確認しやすいよう質問事項をメモしておきましょう。

保証書を紛失すると保証が受けられなくなる可能性があるため、大切に保管しておくことが重要です。

施工会社へ連絡する


保証書を確認したら、速やかに施工会社へ連絡しましょう。

いつごろ不具合に気づいたのか、どのような症状なのか、具体的に説明できるようにしておくとスムーズです。

連絡した日時や対応者の名前、会話の内容などは記録しておくことをおすすめします。

現地調査を受ける


業者と日程を調整して不具合を見に来てもらいましょう。

専門家の調査により、不具合の原因が施工不良なのか経年劣化なのかが判断されます。

点検時には撮影した写真も確認してもらい、原因について詳しく説明を受けることが大切です。

点検結果は必ずメモを取り、可能であれば報告書として書面で受け取りましょう。

補修工事を依頼する


調査の結果、保証対象であることが確認できたら補修工事を依頼します。

料金が発生するかどうかを確認し、有償の場合は必ず見積書を作成してもらいましょう。

口頭での約束だけでは、工事が始まってから追加料金を請求されるなどのトラブルが発生するリスクがあります。

外壁塗装の保証トラブルが起こったらどうする?


万が一、業者との間で保証をめぐるトラブルが発生した場合には、消費生活センターへ相談しましょう。

消費生活センターは、消費者と事業者の間のトラブル解決をサポートする公的機関です。

全国に窓口があり、電話番号「
188」に電話すれば最寄りのセンターにつながります。

専門の相談員が状況を聞き取り、適切なアドバイスや解決方法を提案してくれるでしょう。

必要に応じて事業者への連絡や交渉も行ってくれるため、一人で悩まず早めに相談することが大切です。

後悔しない外壁塗装の業者選びのコツ


保証や費用面で後悔しないためには、業者選びがもっとも重要です。

以下の
5つのポイントを押さえて、信頼できる業者を見つけましょう。

・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・外壁塗装の実績が豊富な会社を選ぶ
・地元で長く営業している会社へ依頼する
・口コミや評価をチェックする

相見積もりをする


相見積もりとは、複数の業者から見積もりをとって比較することです。

1社だけの見積もりでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、23社へ依頼するとよいでしょう。

相場と比較して極端に高い場合はもちろん、安い場合にも注意が必要です。

外壁塗装の費用相場は、以下の表でご確認ください。

延べ坪数

塗装費用

20

40万~70万円

30

60万~100万円

40

80万~130万円

50

100万~160万円

60

120万~190万円


高すぎる場合は、不当な利益や中間マージンが上乗せされている可能性があります。

一方、安すぎる場合は手抜き工事や低品質な塗料の使用、追加請求などのリスクが考えられます

適正価格で高品質な工事を行っている優良業者を探しましょう。

また、価格だけでなく、担当者の対応や保証期間、保証内容、アフターフォローの有無なども含めて総合的に判断することが重要です。

自社施工の会社を探す


大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは外壁塗装を外注しているケースが多く、
10~30%程度の中間マージンが上乗せされます。

一方、自社施工の会社なら仕上がりに直接影響しない余計な費用がかからないため、安く抑えられます。

責任の所在や連絡先が明確な点もメリットです。

施工不良やトラブルが起こった際にも、スムーズに対応してもらいやすいでしょう。

職人が在籍しているかどうかは、ホームページのスタッフ紹介などで確認できます。

外壁塗装の実績が豊富な会社を選ぶ


外壁塗装の工事は、リフォーム会社や工務店、塗装専門業者などさまざまな会社が請け負っています。

しかし、業者によって得意とする工事が異なるため、外壁塗装の実績が豊富な会社を選ぶことが重要です。

外壁塗装に慣れている会社は知識が豊富で技術力も高く、施工不良を起こしにくいでしょう。

施工実績はホームページやSNSなどで確認できるはずです。

地元で長く営業している会社へ依頼する


地元で長年営業している会社は、経験豊富で地域での信頼も厚い優良業者の可能性が高いでしょう。

一方、手抜き工事や高額請求をするような悪質業者は、同じ場所で長く営業を続けられません。

また、創業
10年以上の会社は倒産リスクが低く、保証期間中に会社がなくなる心配も少ないでしょう。

さらに、地元の業者なら遠方からの交通費や出張費も抑えられます。

何かトラブルがあったときに、すぐ駆けつけてもらえる点もメリットです。

口コミや評価をチェックする


実際に工事を依頼した人の評価や口コミも参考になります。

インターネット上の口コミサイトや、
Googleマップのレビューなどをチェックしてみましょう。

担当者や職人の対応、仕上がり、アフターフォローに関する口コミは、特に重要な判断材料となります。

総合評価だけでなくコメントまで目を通し、トラブルが起きた際にどのような対応をしているか確認しておくことが重要です。

近所で外壁塗装をした人がいれば、直接話を聞いてみるのもおすすめです。

身近な方からのリアルな体験談がもっとも信頼できるでしょう。

まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!


今回は、外壁塗装の保証の種類や保証期間、内容についてご紹介しました。

万が一施工不良が起こった場合にも、保証書があれば無償で修理してもらえる可能性があります。

契約時には保証内容や期間、アフターフォローなどを確認し、必ず保証書を発行してもらいましょう。

ベストホームでは、ひとつの塗装工事が終わるということは「お客さまとのお付き合いのはじまり」と考えています。

工事後も不具合がないか定期的に訪問させていただき、何かあれば対処いたします。

塗料の種類に応じて最長10年の長期保証をお付けしておりますので、安心してお任せください。

岡山市で外壁塗装をお考えの方は、お気軽にご相談くださいませ。

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