【一部だけ外壁塗装するメリット・デメリット】費用やDIYの方法、安く抑えるコツも解説


部分的な外壁の劣化が気になっているけど、
「補修費用をできるだけ安く抑えたい」「部分塗装できないかな?」「一部だけならDIYでもできそう」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、一部だけの外壁塗装はデメリットが大きいためおすすめはできません。

特にDIYによる補修は失敗するリスクが高いので、どうしても部分塗装したい場合にはプロに任せた方がよいでしょう。

ただ、場合によっては部分塗装やDIYが可能なケースもあります。

この記事では、一部だけ外壁塗装するメリット・デメリットや費用、DIYの手順などをご紹介します。

予算が足りない場合の解決策も解説していますので、外壁の部分塗装やDIY塗装を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

一部だけ外壁塗装するメリット


一部だけ外壁塗装する唯一のメリットは、塗装費用が安いことです。

塗装面積がかなり少ない場合は、塗料代や人件費を抑えられるでしょう。

一部だけ外壁塗装するデメリット


・色ムラができる
・他の部分の劣化が進む
・トータルのコストが高くなることがある

色ムラができる


塗膜は経年劣化により色あせていくため、前回の塗装時と同じ塗料を使用しても同じ色にはなりません。

また、現在の塗膜に合わせて色を選んだとしても必ず色ムラが生じます。

技術力の高いベテランの職人でさえ、色や質感をまったく同じように仕上げることは難しいでしょう。

他の部分の劣化が進む


傷ではなく経年劣化によるひび割れやはがれが原因で部分補修が必要になった場合には、他の部分も劣化が進んでいる可能性が高いでしょう。

部分的に補修すると、それ以外の部分は劣化が進み続けます。

特に幅
0.3mm以上のひび割れからは雨水が侵入する恐れがあり、外壁材自体や建物の寿命を縮めることになりかねません

新築や前回の塗装から
10年以上経っている場合は、プロによる外壁全体の点検を受け、適切なメンテナンスを行うことが重要です。

トータルのコストが高くなることがある


塗装費用を節約するつもりが、逆にトータルのコストが高くなることがあります。

特に高所の場合は、部分的な塗装でも足場が必要になるケースがあるためご注意ください。

足場代には
10万~30万円程度の費用がかかります。

部分塗装のあと数年で外壁全体の塗装が必要になると、足場代がムダになってしまいます。

また、他の部分の劣化症状を見落としてダメージが進行し、外壁の交換が必要になった場合には、塗装の23倍の費用がかかります。

一般的な30坪戸建て住宅の場合、補修費用の目安は以下のとおりです。

・外壁塗装:60万~100万円
・外壁カバー工法:150万~240万円
・外壁張り替え:180万~ 300
万円

一部だけ外壁塗装してもよいケース


条件によっては、部分塗装が可能なケースもあります。

・未塗装の部分
・増築した家
・数年以内に家を処分する予定

未塗装の部分


給湯器やエアコン室外機を交換すると、塗装していない部分が露出することがあります。

未塗装のままにしておくと一部だけ劣化が進行するため、この機に塗装しておきましょう。

せまい範囲かつ目立たない部分であれば、DIY塗装も可能です。

裏側なら色の差があっても問題ありませんが、塗りムラは防水機能に影響するため、ていねいに塗装することが重要です。

増築した家


家を増築して既存の部分と塗装のタイミングが異なる場合には、古い部分だけ塗装しても問題ありません。

同じ面でなければ、色の差があってもそれほど気にならないでしょう。

あえてまったく違う色で塗装する方法もあります。

ただ、次回の塗装では一緒に塗装した方が補修費用の節約になるので、塗料の耐用年数を調整しておきましょう

塗装時期が毎回ズレると、そのつど足場代や養生代などの余計な費用がかかります。

数年以内に家を処分する予定


数年以内に家を解体する予定がある場合には、それまでの応急処置として部分塗装をするという選択肢もあります。

ただし売却を検討しているなら、外観の美しさや資産価値を維持するためにも全体塗装を行った方がよいでしょう。

色ムラなどができると、売値が大幅に下がる恐れがあります。

一部だけDIYで外壁塗装できる?


低い位置の部分的な塗装なら、
DIYが可能なケースがあります

職人さんの人件費がかからないため、節約効果は高いでしょう。

ただし、以下のようなデメリットがあります。

・失敗するリスクが高い
・近隣トラブルになる可能性がある
・高所作業には危険がともなう
・余計な補修費用がかかることがある

失敗するリスクが高い


外壁塗装には高度な知識や技術が必要です。

・外壁と相性の良い塗料を選ぶ
・ひび割れや目地コーキングを適切に補修する
・ムラなく均一に塗装する
・塗料メーカーが指定する時間内に塗り終える
・気温や湿度に合わせて適切な乾燥時間をおく

など、注意すべきことがたくさんあります。

プロでもまれに施工不良を起こすことがあるため、DIYでは尚更でしょう。

また、外壁塗装には外観をきれいにするだけでなく、建物を雨水から守る役割もあります。

失敗すると雨もりやカビが発生する恐れがあるため、プロに任せた方が安心です。

近隣トラブルになる可能性がある


慣れない塗装作業や養生不足により、近隣の住宅や車、庭などを汚してしまうと、ご近所トラブルにつながりかねません。

塗装会社に依頼した場合はご自身で対応する必要はありませんが、DIY塗装ではすべてが自己責任です。

謝罪だけでなく損害賠償を要求されるケースもあるため、十分に注意しましょう。

高所作業には危険がともなう


2
階部分など高所の塗装作業には、落下などの危険がともないます。

塗装費用を節約できても、ケガをして仕事に支障が出たり、治療費がかかったりしては元も子もありません。

余計な補修費用がかかることがある


DIY
に失敗して補修が必要になると、費用や手間がムダになります。

その上、失敗した部分の補修をプロに依頼すると、一度はがして塗り直す必要があるため、通常よりも高額な費用がかかる可能性が高いでしょう。

DIYで一部だけ外壁塗装するための道具・材料


DIY
で部分塗装するには、意外と多くの道具や材料が必要です。

・脚立(手が届く範囲の塗装には不要です)

・中性洗剤・スポンジ・ブラシなど
外壁の汚れや古い塗膜をはがすために使います。

・養生シート・テープ
汚れると困る部分を保護するために、ビニールシートやマスキングテープが必要です。

・コーキング材
外壁の継ぎ目(目地)やひび割れの補修には、コーキング材を使います。

・ハケ・ローラーなど
塗料を塗るために使用します。

・下塗り用塗料
外壁材や中塗り・上塗り塗料と相性が良い塗料を選ぶことが重要です。既存の塗料によっては特殊な下塗り塗料が必要なケースもあるため、ご注意ください。

・中塗り・上塗り用塗料
下塗り塗料との相性や機能性を考慮して選びましょう。断熱性や耐久性が高い、汚れに強い、色あせしにくいなど、さまざまな塗料があります。

外壁塗装に必要な道具や材料は、ホームセンターや通販で購入できます。

DIYで一部だけ外壁塗装する手順


DIY
で外壁塗装する手順は以下のとおりです。

① 塗装する部分を洗浄
新しく塗る塗料を密着させるために、塗装する部分の汚れや古い塗膜を洗い流します。洗浄後は十分に乾かしてから次の工程へ移りましょう。

② 下地補修
目地のコーキングが劣化している場合や、外壁にひび割れがある場合は、塗装する前にコーキング材で補修します。

③ 養生
車や自転車、植物など汚れると困る物や、塗装しない部分を養生シートとテープで保護します。近隣の住宅を汚さないための配慮も必要です。

④ 下塗り
外壁と中塗り・上塗り用塗料を密着させるために、下塗りを行います。塗りムラがあると塗膜がはがれやすくなるため、ていねいに塗装しましょう。

⑤ 中塗り・上塗り
中塗りと上塗りには、同じ塗料を使用します。外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。塗料代や手間を減らすために必要な工程をはぶくと、耐久性が低下してすぐに塗り替えが必要になる可能性があります。必ず塗料メーカーの規定を守りましょう。

一部だけ外壁塗装する費用


塗装会社へ依頼した場合、
1㎡あたり3,000~1万円程度が相場です。

内訳を見ていきましょう。

工事内容

費用相場 ()

養生

200400

コーキング増し打ち

5001,000/m

コーキング打ち替え

9001,500/m

下地補修

5001,000

下塗り

6001,000

中・上塗り

1,0005,500

諸経費

2030%程度


DIY
では職人さんの人件費や交通費などがかからないため、そのぶん節約になります。

なお、2階以上の高所作業には足場代15万~25万円が加算されます

足場の設置には資格が必要なため、DIYの場合も専門業者へ依頼しましょう。

予算が足りず外壁の一部塗装を検討している場合の解決策5


予算が足りず一部塗装を検討している場合には、
5つの解決策があります。

・自社施工の会社へ依頼する
・相見積もりをする
・地元の塗装会社へ依頼する
・助成金・補助金を利用する
・火災保険を利用する

自社施工の会社へ依頼する


大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは外壁塗装を外注しているケースが多く、
10~30%程度の仲介手数料がかかります。

一方、自社施工の会社なら仕上がりに影響しない余計な費用がかかりません。

ホームページのスタッフ紹介などで、職人が在籍しているか確認してみましょう。

相見積もりをする


相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。

1社だけの見積もりでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、23社へ依頼してみましょう。

ただし、相場と比較して極端に安い場合には注意が必要です。

悪質業者による詐欺や手抜き工事、追加請求などのリスクがあります。

地元の塗装会社へ依頼する


地元の会社へ依頼することで、現場までの交通費や出張費を抑えられるでしょう。

何かトラブルがあった際にすぐ対応してもらえる点もメリットです。

助成金・補助金を利用する


自治体によっては、外壁塗装に補助金や助成金が使える可能性があります。

着工前に申請が必要なため、自治体のホームページなどで確認しておきましょう。
残念ながら岡山市は対象外です

火災保険を利用する


台風や落雷などの自然災害が原因で外壁が損傷した場合は、火災保険が利用できる可能性があります

加入している保険によって保険金額や保証対象となる災害が異なるため、保険証券などでご確認ください。

まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!


今回は、一部だけ外壁塗装するメリット・デメリットや費用、
DIYの手順をご紹介しました。

部分塗装はデメリットが大きいためおすすめはできませんが、場合によっては可能です。

ただし、
DIY塗装は危険な劣化症状を見逃したり失敗したりするリスクが高いので、避けた方がよいでしょう。

新築から10年以上経っている場合には、プロの診断を受けた上で適切な補修を行うことをおすすめします。

ベストホームでは、無料で外壁の点検と見積もりを行なっております。

岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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