【3階建て住宅の外壁塗装費用の相場と見積もり例】工事の流れ・安く抑えるコツも解説


3階建ての家だと、2階建てよりも外壁塗装の費用が高そう」「実際どれくらいになるんだろう?」「安く抑える方法はないのかな?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、3階建て住宅の外壁塗装費用の相場や見積もり例、高くなる要因などをご紹介します。

見積もりで注意するポイントや安く抑えるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


安く抑えるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

3階建て住宅の外壁塗装費用の相場


一般的な大きさの
3階建て住宅の外壁塗装費用は、100万~140万円が相場です。

2階建て住宅の相場が60100万円程度なので、40万円ほど高くなるでしょう。

坪数ごとの目安は、以下の表でご確認ください。

延べ坪数

塗装費用

20

70万~110万円

30

100万~140万円

40

130万~170万円

50

160万~200万円

60

190万~230万円


ただし実際の料金は、外壁の状態や使用する塗料の種類、施工会社などによって大きく変動する可能性があります。

正確な金額が知りたい場合は、リフォーム会社や塗装会社へ見積もりを依頼しましょう。

3階建て住宅の外壁塗装費用の見積もり例


30
3階建て住宅の外壁塗装で、シリコン塗料を使用した場合の見積もり例をご紹介します。

工事内容

費用目安

足場設置

1525

飛散防止ネット設置

24万円

養生

46万円

高圧洗浄

36万円

(コーキング)

増し打ち

1020万円

打ち替え

1830万円

下地補修

510万円

下塗り

1018万円

・上塗り

3263万円

諸経費

塗装費用の
20%程度

合計

97190万円


外壁の種類によっては目地コーキングの補修が必要です。

コーキングの補修方法には「増し打ち」と「打ち替え」の
2種類があり、工法によって金額が異なります。

諸経費には、現場までの交通費や出張費、現場管理費、廃材処理費、事務手数料、保険料、事業者の利益などが含まれます。

3階建て住宅の外壁塗装【岡山市の施工事例】

【before】

シーリングの硬化によるひび割れや、外壁全体の汚れが見られました。特にベランダ部分の外壁は黒ずんでいます。

【after】

【岡山市中区 M様邸 200万円】
・シーリング打ち替え
・外壁塗装
・雨どい塗装

汚れに強い「超低汚染リファイン1000Si-IR」を使用。ベランダや横のラインをダークブラウンで塗り分けることで、全体的に引き締まった印象に仕上がりました。

3階建て住宅の費用が変動する8つの要因


・外壁の面積
・付帯部塗装の有無
・外壁の劣化状態
・デザイン
・外壁の種類
・立地
・施工会社
・塗料の種類

外壁の面積


外壁塗装の費用は「塗装面積
×単価」で算出されるため、面積が広いほど費用が高くなります。

同じ
3階建ての住宅でも、延べ床面積や建物の形状によって外壁の面積は異なります。

例えば、出窓やバルコニー、凹凸などが多い建物は塗装面積が大きくなるでしょう。

一方で窓が大きい場合や数が多い場合には外壁面積が小さくなり、使用する塗料の量が減るため材料費を安く抑えられます。

付帯部塗装の有無


付帯部とは、雨どい・軒天・破風板といった外壁以外の部分を指します。

外壁塗装が必要な時期には付帯部の塗装も劣化している可能性が高いため、一緒に塗り替えておくことをおすすめします。

3階建て住宅は足場代が高いので、特に高所のメンテナンスはまとめて行った方が経済的です。

また、ベランダやバルコニーの塗装工事を単体で行うと、家の中を通って作業することになりますが、外壁塗装と一緒に行えば足場を組んでいるため屋外だけで作業が完結します。

今回の塗装費用だけでなく、将来的な手間やコストコも考慮して判断しましょう。

外壁の劣化状態


外壁の劣化が進んでいるほど、塗装前に行う下地補修の工数が増え、費用も高くなります。

例えば、軽微なひび割れであれば下塗り塗料で補修できますが、大きなひび割れはコーキング材やパテで埋める必要があり、工費と材料費が加算されます。

また、下地や外壁自体の劣化が激しい場合には、カバー工法や張り替えといった大掛かりなリフォームが必要になるケースもあるでしょう。

そうなると塗装の
23倍の費用がかかります。

デザイン


複雑なデザインや異素材を取り入れる場合は、材料費や施工費が高くなる可能性があります。

単色仕上げよりも工数や使用する塗料の種類が多く、職人の技術力も必要となるためです。

塗装会社とよく相談し、予算とデザイン性のバランスを考慮して選びましょう。

外壁の種類


外壁の種類によって工程が異なり、費用にも差が出ます。

例えば、サイディングや
ALCパネルの外壁には目地(外壁材同士のつぎ目)にコーキングが施されており、はがれ・ひび割れ・肉やせなどの劣化症状が出ている場合には補修や交換が必要です。

一方、モルタル外壁はひび割れが発生しやすいため、下地補修の手間と費用が高くなる傾向があります。

立地


道幅が狭く車が通れない場合には、手作業で資材の搬入・搬出を行う必要があります。

また、隣家との距離が近すぎて通常の足場が設置できない場合には、特殊な足場や工法が必要となり、費用が割増になる可能性があります。

業者の事業所から遠い場所や山間部、離島などでは、高額な交通費や出張費、宿泊費などがかかるケースもあるでしょう。

施工会社


外壁塗装は以下のようにさまざまな業者が請け負っています。

・工務店
・塗装会社
・リフォーム会社
・ハウスメーカー
・大手ホームセンター
・大手の家電量販店 など

同じ工事内容でも依頼する業者によって費用が大きく変動するため、比較して選ぶことが大切です。

金額だけでなく、信頼性や得意とする工事の種類、施工実績なども考慮して判断しましょう。

塗料の種類


外壁塗装の費用にもっとも大きく影響するのが、使用する塗料の種類です。

塗料代は全体の約
20%を占めており、グレードや機能性によって3倍以上の差が出ることもあります。

ただ、高価な塗料は寿命も長いため、塗り替えの頻度を減らせる可能性があります。

今回の塗装費用だけでなく、将来的なメンテナンスコストも考慮して選ぶことが大切です。

【塗料の種類別】費用と特徴


外壁塗装に使われる塗料には、主に以下の
5種類があります。

塗料の種類

耐用年数

費用相場(㎡)

アクリル

38

1,0001,800

ウレタン

510

1,5002,500

シリコン

715

1,8003,500

フッ素

1215

3,0005,000

無機

1520

4,5005,500


上記に加えて、低汚染・遮熱・防カビといった特殊な機能をもつ塗料もあるので、それぞれの特徴をよく理解した上で選びましょう。

アクリル塗料の特徴


アクリル塗料はもっとも安価で発色がよく、カラーバリエーションも豊富なことが特徴です。

しかし、耐用年数が
38年と非常に短く、色あせやひび割れなどの劣化症状が比較的早く起こり始めます。

頻繁に塗り替える必要があるため、長期的に見ると他の塗料よりもコストがかかる可能性が高いでしょう。

数年で建て替えや売却を検討している場合には選択肢となり得ますが、長く住み続ける予定の建物にはおすすめできません。

ウレタン塗料の特徴


ウレタン塗料は柔軟性と密着性に優れており、ひび割れに強いことが特徴です。

外壁自体にひび割れが起こっても、弾力のある塗膜が追従するため雨水の侵入を防げます。

ただ、紫外線に弱いので色あせが起こりやすく、防汚性が低いことが難点です。

耐用年数も比較的短いため、最近ではシリコン塗料が主流となっています。

シリコン塗料の特徴


外壁塗装においてもっとも多く使われているのが、シリコン塗料です。

耐久性・耐熱性・防汚性が高く幅広い環境に対応可能で、コストパフォーマンスにも優れています。

人気が高いため多くのメーカーからさまざまな機能をもつ塗料が発売されており、カラーバリエーションが豊富なことも魅力です。

ただし、シリコンの含有率によって機能性が大きく異なるためご注意ください

シリコン含有量が少ない塗料は安価ですが、耐久性も低い傾向があります。

フッ素塗料の特徴


フッ素塗料は汚れが付着しにくく、紫外線や塩害にも強いことが特徴です。

排気ガスが多い幹線道路沿いや日差しが強い地域、海沿いなどの過酷な環境下でも、長期にわたって美観を保てるでしょう。

今回の塗装費用はやや高くなりますが、塗り替えの頻度を減らせるため、トータルのメンテナンスコストを抑えられる可能性があります。

無機塗料の特徴


無機塗料はもっともグレードの高い塗料です。

汚れが付着しにくく、色あせやカビ・コケ・藻などの原因となる有機物もほとんど含まないため、塗装したての美しい外観を長く保てます。

価格は高いものの、外壁洗浄や塗り替えといった長期的なメンテナンスコストを大幅に抑えられるでしょう。

低汚染塗料の特徴


低汚染塗料は、外壁の汚れを防ぐ機能をもつ塗料です。

汚れが付着しにくく、もし付着しても雨水で洗い流されるため、手間をかけなくても美観を保ちやすいでしょう。

白・黒などの汚れが目立ちやすい色を使用する場合や、排気ガス・砂ぼこりなどが付着しやすい環境の住宅におすすめです。

遮熱塗料・断熱塗料の特徴


遮熱塗料は、太陽光を反射して外壁や室内の温度上昇を抑える効果のある塗料です。

室温が
1℃下がるとエアコンの消費電力を10%削減できるとされており、電気代を安く抑えられる可能性があります。

一方、断熱塗料には熱伝導を抑える働きがあるため、夏は屋外の熱が室内へ伝わりにくく、冬は室内の熱が外へ逃げにくくなります。

遮熱塗料の中には断熱機能を兼ね備えた製品もあり、
1年を通じて節電効果に期待ができるでしょう。

防カビ防藻塗料の特徴


湿気の多い環境や日当たりの悪い北側の外壁には、カビやコケ、藻などが発生しやすく、「何度落としてもすぐに再発する
」とお困りの方も多いのではないでしょうか。

放置していると外観が悪くなるだけでなく、塗膜の劣化を早める原因となります。

頻繁に掃除するのがめんどうな場合は、防カビ・防藻塗料が有効です。

抗菌成分や防藻成分が配合されており、カビや藻の発生を抑えられます。

3階建て住宅の外壁塗装の見積もりでチェックすべき14項目


1.
ていねいに点検を行っている
2. 許可や資格がある
3. 見積額が相場からかけ離れていない
4. 具体的な製品名や単価がわかる
5.「坪」ではなく「平米」で記載されている
6. 打ち合わせの内容が正確に反映されている
7. 外壁塗装の実績が豊富
8. 保証やアフターサービスがある
9. クーリング·オフについて説明があった
10.
評価や口コミが良い
11. 追加料金の有無
12. キャンセル料の有無
13. 極端な値引きをしていない
14. 契約を急かさない

1. ていねいに点検を行っている


適正な見積もりを出すには、外壁の状態を正確に把握する必要があります。

5~10分程度の目視だけで終わる業者や、そもそも現地調査を行わない業者は避けた方が賢明です。

工事後に劣化が見つかり、追加料金を請求されるリスクがあります。

2. 許可や資格がある


500
万円未満の塗装工事であれば「建設業許可」がなくても施工可能です。

しかし、取得には一定の実績や誠実性、財務的な安定性が求められるため、信頼できる業者か判断する目安となります

また、「一級塗装技能士」の資格をもつ職人や、「外壁劣化診断士」の資格をもつスタッフが在籍しているかどうかも重要なポイントです。

経験や知識が豊富な業者に依頼することで、施工不良や近隣トラブルなどを回避しやすくなります。

3. 見積額が相場からかけ離れていない


見積額が相場や他社と比較して極端に安い、または高い場合には要注意です。

高すぎる場合は、不当な利益や高額な中間マージンが上乗せされている可能性があります。

逆に安すぎる場合は、悪質業者による手抜き工事や低品質な塗料の使用、追加請求などのリスクが考えられます

適正価格で高品質な工事をしている業者を探しましょう。

4. 具体的な製品名や単価がわかる


「外壁塗装
一式 300万円」のような、あいまいな見積もりには注意が必要です。

適正な見積書には、工程ごとに使用する材料のメーカー名や製品名、単価、施工面積などが明記されています。

製品がわかればご自身で価格や機能性を調べることもできるので、必ず記載してもらいましょう。

5.「坪」ではなく「平米」で記載されている


外壁塗装の見積もりでは、「坪」ではなく「平米」で施工面積を記載するのが一般的です。

同じ延べ坪数の建物でも、形状や窓の大きさなどによって外壁の面積が異なるためです。

坪数で記載されている場合には、正確な外壁の面積が把握できていない可能性が高いでしょう。

ざっくりと割高な金額を請求されたり、途中で塗料が不足して施工不良を起こしたりするリスクがあります。

6. 打ち合わせの内容が正確に反映されている


見積書は、工事内容を証明する重要な書類です。

施工箇所や塗料の種類、色など、打ち合わせで伝えた内容が正確に反映されているか確認しておきましょう。

口約束だけでは、後々言った言わないのトラブルにつながる恐れがあります。

小さなことでも書面に残してもらうことが大切です。

7. 保証やアフターサービスがある


保証があれば、万が一施工不良が起こっても無償で補修してもらえる可能性があります。

外壁塗装の保証期間は使用する塗料の種類や施工会社によって異なりますが、
3~10年程度が一般的です。

また、定期点検などのアフターサービスがあるかどうかも重要なポイントです。

プロの点検を受けることで不具合や劣化を早期に発見して対処できれば、将来的なメンテナンスコストを抑えられます。

8. 外壁塗装の実績が豊富


外壁塗装の実績が豊富な業者は、さまざまな外壁の状態や素材に対処してきた経験があるため、施工不良のリスクが低い傾向があります。

また、創業年数も重要な判断材料のひとつです。

創業
10年未満の会社は倒産リスクが比較的高いとされており、施工会社が倒産すると保証やアフターサービスを受けられなくなってしまいます。

事前にホームページで創業年や施工件数、事例などを確認しておくとよいでしょう。

9. クーリング・オフについて説明があった


訪問販売や電話勧誘で契約した場合、契約から
8日以内であればクーリング・オフ制度により解約が可能です。

しかし、中には制度について故意に説明をしなかったり、「外壁塗装は対象外」と嘘をついたりする悪質業者がいるため注意しましょう

ただし、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、店舗へ出向いて契約した場合は対象外です。

10. 評価や口コミが良い


インターネットの口コミサイトや
Googleマップのレビューなども、業者選びの参考になります。

特に注目したいのは悪い評価の内容です。

「職人の態度が悪かった」「施工不良に対応してもらえなかった」「高額請求でトラブルになった」などのコメントが多すぎる場合は避けた方がよいでしょう。

ただし、口コミは操作されている可能性もゼロではないため、すべてを鵜呑みにするのは危険です。

11. 追加料金の有無


追加料金がかかる可能性や金額の目安を確認しておきましょう。

通常はしっかりと点検をした上で見積もりを出していれば、追加料金がかかることはほとんどありません。

しかし、まれに工事が始まってから予期せぬ劣化が見つかることがあります。

もし追加料金が発生した場合には、見積もりを別途作成してもらい、納得した上で契約しましょう。

12. キャンセル料の有無


キャンセル料が発生するタイミングや金額を確認しておくことも大切です。

一般的に、材料の発注後や職人の手配後にはキャンセル料がかかる可能性があります。

見積書や契約書に記載があるかどうかもチェックしておきましょう。

13. 極端な値引きをしていない


「今なら半額」「足場代を無料にする」など、過度な値引き提案をする業者には注意が必要です。

適正価格で見積もりを出している業者は、大幅な値引きをする余裕がありません。

できたとしても総額の
10%程度が限度でしょう。

極端な値引きを提案する業者は、最初に高額な見積額を提示しているか、手抜き工事や低品質な材料の使用により利益を確保しようとしている可能性があります

14. 契約を急かさない


「この金額になるのは今日だけ」「すぐに工事をしないと危険」など、契約をせかす業者にも要注意です。

外壁塗装は高額な工事のため、優良業者なら家族と相談したり他社と比較したりする時間を十分に与えてくれるでしょう。

冷静な判断を妨げて契約させるのは悪質業者の典型的な手口なので、そのような業者は避けた方が無難です。

3階建て住宅の外壁塗装のタイミング


外壁塗装は
1015年に1回程度が目安とされていますが、使用している塗料の種類によっても異なります。

塗料の種類

耐用年数

アクリル

38

ウレタン

510

シリコン

715

フッ素

1215

無機

1520


ただし上記は、一般的な環境下で定期的にメンテナンスを行なっていた場合の目安です。

外壁の汚れやコケを長期にわたって放置していたり、紫外線や潮風の影響が大きかったりすると、劣化が早まる可能性があります。

実際の外壁の状態を確認し、以下のような劣化症状が見られる場合には、耐用年数内でも塗り替えを検討した方がよいでしょう。

・激しい色あせ
・カビ・コケ・藻の発生
・チョーキング現象
・塗膜のひび割れやはがれ
・金属系外壁材のサビ
・目地コーキングの劣化
・外壁自体のひび割れ
・外壁の欠けや穴あき
・雨もり

激しい色あせ


色あせは、紫外線や雨風によって塗膜が劣化してきているサインです。

特に南側や西側の外壁は日が当たる時間が長いため、色あせが早く進みやすいでしょう。

見た目の問題だけでなく、外壁を守る防水機能も低下している可能性があります。

全体的に白っぽくなっていたり、もともとの色味がわからなくなるほど変色していたりする場合は、そろそろ塗り替えが必要です。

カビ・コケ・藻の発生


外壁の広範囲にカビ・コケ・藻が発生している場合、塗膜の防水機能が低下している可能性が高いでしょう。

また、コケや藻は水分を含んでいるため外壁が常に湿った状態になり、塗膜の劣化をさらに早めます

洗浄してもすぐに再発する場合は、塗り替えを行いましょう。

カビや藻が繁殖しやすい環境では、防カビ・防藻塗料が有効です。

チョーキング現象


チョーキングとは、外壁を手で触ると白い粉が付着する現象です。

これは塗料に含まれる顔料が紫外線によって分解され、表面に浮き出てきた状態で、塗膜の劣化が進んでいることを示しています。

ただ、防水機能はまだ保たれている可能性が高いため、塗り替えには最適なタイミングと言えるでしょう。

この段階で塗り替えておくことで、補修費用を抑えながら外壁を長持ちさせられます。

塗膜のひび割れやはがれ


塗膜のひび割れやはがれが発生している部分は、防水機能が働いていません。

雨水により外壁材や下地がダメージを受けると、防水シートや断熱材、外壁材などの交換が必要になるケースもあるため、早めに塗り替えを行いましょう。

金属系外壁材のサビ


ガルバリウム鋼板などの金属系外壁材は、塗膜に傷がついたり剥がれたりするとサビが発生します。

早期に発見して対処できれば、サビの除去と再塗装で済むケースがほとんどですが、放置すると徐々に広がり、外壁材に穴が開いて雨もりに発展するリスクがあります。

そうなると塗装だけでは対処できず、外壁材や下地の交換が必要になるため、早めに専門業者へ相談しましょう。

目地コーキングの劣化


目地コーキングにひび割れやはがれ、肉やせなどの劣化症状が出ている場合、すき間から雨水が侵入して外壁材の劣化や雨もりにつながる恐れがあります。

コーキングの寿命は外壁塗装よりも短く、7~10年程度が目安です。

先延ばしにして単体で補修すると余分な足場代がかかるため、外壁塗装の際に一緒にメンテナンスしておきましょう。

外壁自体のひび割れ


外壁材自体のひび割れは緊急性の高い症状です。

特に幅0.3mm以上のひび割れは雨水が侵入するリスクが高く、構造材の腐食や建物の耐久性低下につながる恐れがあります。

早急に専門業者へ連絡し、外壁だけでなく建物全体の状態を確認してもらいましょう。

外壁の欠けや穴あき


外壁に欠けや穴あきが生じている場合、表面だけでなく内部も深刻なダメージを受けている可能性が高いでしょう。

点検で浸水が確認された場合は、防水シートや断熱材を交換し、新しい外壁材に張り替える必要があります。

放置すればするほどダメージが広がって補修費用が高くなるため、できるだけ早く補修を行いましょう。

雨もり


すでに雨もりが発生している場合、外壁塗装では根本的な解決になりません

外壁からの雨もりは非常に気づきにくく、室内の壁に雨シミを発見した時には広範囲に浸水や腐食が広がっている可能性が高いでしょう。

対処が遅れるとカビやシロアリが発生したり、柱や梁が腐食したりするリスクがあります。

最悪の場合には建て替えが必要になるケースもあるため、早急に補修を行いましょう。

3階建て住宅の外壁塗装の工期と流れ


3階建て住宅の外壁塗装には、2~3週間ほどかかります。

ただし、雨や強風の日にはできない作業もあるため、台風シーズンや梅雨の時期には工期が延びる可能性があります。

工事の流れは以下のとおりです。

足場と飛散防止ネットの設置

高圧洗浄

下地補修

(コーキング補修)

養生

下塗り

中塗り・上塗り

(付帯部塗装)

養生の撤去・完了検査

足場の撤去・清掃

各工程について、詳しく見ていきましょう。

足場と飛散防止ネットの設置


まず建物のまわりに足場を組み、飛散防止ネットで覆います。

これにより職人が安全に作業を進められるとともに、庭や近隣住宅へ塗料や高圧洗浄の水が飛び散って汚れるのを防ぎます。

足場の設置や撤去の際には騒音が発生するため、近隣住宅へは事前にスケジュールを伝えてあいさつをしておきましょう。

高圧洗浄


高圧洗浄機で外壁の汚れや古い塗膜、サビなどを洗い落とし、塗料の密着性を高めます。

カビやコケ、藻が落ちにくい場合は、専用の洗剤を用いたバイオ洗浄を行うこともあります。

高圧洗浄の際に窓の鍵をかけ忘れると、水圧で開いて浸水する恐れがあるため、必ず施錠しておきましょう。

下地補修


高圧洗浄で落としきれなかったサビや古い塗膜を、手作業で削り落とします。

また、ひび割れや欠けがある場合は、パテやコーキング材による補修が必要です。


(コーキング補修)


外壁材の種類によっては目地コーキングの補修が必要です。

コーキングの補修方法には「増し打ち」と「打ち替え」の2つがあります。

増し打ちとは、古いコーキングの上からコーキング材を補充する方法です。

費用は安く抑えられますが、寿命が
25年と短いためメンテナンスの頻度が高くなります。

一方、打ち替えは古いコーキングをはがして新たに充填し直す方法です。

増し打ちよりも費用は高めですが、寿命は
710年程度と長もちします。

コーキング補修だけ行う場合でも足場代がかかるため、特別な理由がなければ打ち替えがおすすめです。

養生


養生とは、塗装しない箇所や汚れると困るものを保護する作業です。

窓ガラスや玄関ドア、エアコンの室外機、車などを養生シートとテープでカバーします。

なお、養生シートをかけたままエアコンを使用すると、故障する恐れがあるためご注意ください

エアコンを使いたい場合は事前に業者へ相談しておきましょう。

専用のメッシュシートでカバーすれば、養生中も使用可能です。

下塗り


外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装が一般的です。

下塗りは外壁の表面をなめらかに整え、中塗り・上塗り塗料の密着性を高める重要な工程です。

中塗り・上塗り


中塗り・上塗りでは基本的に同じ塗料を使用します。

2度塗り重ねることで色ムラをなくし、塗膜の厚みを確保して耐久性を高めます。

(付帯部塗装)


外壁とあわせて雨どいや軒天、破風板などの付帯部も塗装する場合は、見積もりの際に伝えておきましょう。

まとめて塗装することで足場代や養生代が1回分で済むため、トータルのメンテナンスコストを抑えられます。

養生の撤去・完了検査


塗装作業が完了したら、職人と施主さまで仕上がりを確認します。

汚れや塗りムラ、塗り忘れなどがないか、しっかりとチェックすることが大切です。

足場の撤去後ではすぐに対応してもらえない可能性があるため、気になるところがあれば必ず伝えておきましょう

足場の撤去・清掃


問題がなければ足場の撤去と清掃を行い、工事完了です。

再度、汚れやゴミが残っていないか確認しておきましょう。


3階建て住宅の外壁塗装費用を安く抑えるコツ


3
階建て住宅の外壁塗装は2階建てよりも高額ですが、工夫次第で費用を抑えられる可能性があります。

・相見積もりをする
・自社施工の会社を選ぶ
・地元で長く営業している会社を探す
・塗装工事をまとめて行う
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する

相見積もりをする


相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。

1社だけの見積もりでは提示された金額や工事内容が妥当か判断が難しいため、23社へ依頼してみましょう。

総額だけでなく内訳までしっかりと確認し、担当者の対応や業者の信頼性、実績なども含めて総合的に判断することが大切です。


自社施工の会社を選ぶ


大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは外壁塗装の工事を外注しているケースが多く、
10~30%程度の中間マージンが発生します。

一方で、自社施工の会社なら余計な費用がかかりません。

ホームページのスタッフ紹介などで、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認してみましょう。

見積もりの際に聞いてみる方法もあります。

地元で長く営業している会社を探す


地元で長く営業している会社は、適正価格で高品質な工事を行う優良業者の可能性が高いでしょう。

一方で、高額請求や詐欺をするような悪質業者は、悪い噂や口コミが広がりやすいため、同じ場所で長く営業を続けられません。

また、距離が近ければ交通費や出張費などを抑えられる点もメリットです。

塗装工事をまとめて行う


外壁塗装が必要な時期には、屋根やベランダ、付帯部なども劣化している可能性が高いでしょう。

別々に塗装すると足場代や養生代などが毎回かかるため、トータルのメンテナンス費用が高くなります。

特に
3階建て住宅の足場代は15万~25万円と高額なので、高所の塗装作業はまとめて行った方が経済的です。

補助金や助成金を利用する


自治体によっては、外壁塗装に補助金や助成金が支給されるところがあります。

対象となる工事や支給額は地域によって異なるため、自治体のホームページや窓口でご確認ください。

申請期限は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が終了するケースが多いため、早めに準備しておきましょう。
残念ながら岡山市は対象外です

火災保険を利用する


自然災害が原因で外壁塗装が必要になった場合には、火災保険が適用される可能性があります。

条件や保険金額は加入している保険によって異なるため、保険証券などでご確認ください。

申請期限は被害発生から
3年以内が一般的です。

ただし、時間が経過するほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるので、被災した場合は速やかに担当者へ連絡しましょう。

Q&A3階建て住宅の外壁塗装の疑問を解決


・点検や見積もりにはお金がかかる?
・点検を受けたら契約しないとダメ?
・外壁塗装に向いている時期はある?

点検や見積もりにはお金がかかる?


ほとんどの施工会社では、外壁の点検や診断、見積書の作成を無料で行なっています。

有料の場合は事前に金額を提示されるのが一般的なので、問い合わせた際に確認しておくと安心です。

点検を受けたら契約しないとダメ?


無料点検を受けたからといって、契約の義務はありません。

点検や見積もりはあくまで業者を探す際の判断材料のひとつです。

点検時の対応や工事内容、見積額に納得できなければ、もちろん別の業者へ依頼することもできます。

ただ、見積書には有効期限が設定されているケースが多く、それを過ぎると金額が変わることがあるため、契約したい場合は期限に注意しましょう。

外壁塗装に向いている時期はある?


外壁塗装に適しているのは、気温
5℃以上・湿度85%以下の環境です。

スムーズに工事を進めたい場合は、気候が比較的安定している春と秋がおすすめです。

一方で、梅雨・台風シーズンは強風や雨などで作業ができない日が多く、工期が延びる可能性が高いでしょう。

また、お盆や年末年始などの親戚が集まる時期までに外観をきれいにしておきたい方が多いため、直前になると予約が取りにくくなることがあります。

まとめ|岡山市で外壁塗装をするならベストホームへ!


今回は、
3階建て住宅の外壁塗装費用の相場や見積もり例、安く抑えるコツなどをご紹介しました。

3階建て住宅の外壁塗装費用は100140万円が相場ですが、相見積もりや自社施工の会社を選ぶことで安く抑えられる可能性があります。

まずはお近くの
23社へ見積もりを依頼してみましょう。

ベストホームでは、外壁診断のプロが無料で点検し、自社の職人が責任をもって工事を行なっております。

岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区

 

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