【屋根塗装の費用相場と内訳】費用に影響する10の要因・安く抑えるコツも解説

屋根塗装は人生で何度も経験することではないため、どのくらいの費用がかかるのかよくわかりませんよね。
相場を知らずに塗装会社を決めてしまうと、無用なトラブルに巻き込まれたり「実はもっと安くできたのに…」と後悔したりすることになりかねません。
この記事では、坪数ごとの屋根塗装の相場や費用に影響する要因、安く抑えるコツなどを解説します。
見積もり時にチェックすべきポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【坪数別】屋根塗装の費用相場
一般的な30坪戸建て住宅の場合、屋根塗装の費用は40万~60万円程度が相場です。
坪数ごとの費用は、以下の表を参考にしてみてください。
|
延べ坪数 |
塗装費用 |
|
20坪 |
約30万~40万円 |
|
30坪 |
約40万~60万円 |
|
40坪 |
約50万~80万円 |
|
50坪 |
約60万~100万円 |
|
60坪 |
約70万~120万円 |
上記の金額はあくまで目安です。実際の塗装費用は、面積や屋根の状態、塗料の種類などによっても変動します。
正確な金額を知りたい場合は、塗装会社へ無料点検・見積もりを依頼してみましょう。
相場価格とも比較することで、提示された金額が妥当かどうかを判断できます。
屋根塗装の費用の内訳と平米単価
屋根塗装の費用は大きく4つに分かれており、以下のような比率になっています。
・塗料代:約20%
・足場代:約20%
・工事費:約30%
・諸経費:約30%
さらに細かく見てみましょう。
【延べ坪数30坪の住宅の費用相場】
|
工程 |
単価 (㎡) |
費用相場 (30坪) |
|
|
足場設置 |
700〜900円 |
10万〜20万 |
|
|
飛散防止ネット設置 |
100〜200円 |
1万5,000〜3万円 |
|
|
養生 |
200〜400円 |
2万〜4万円 |
|
|
高圧洗浄 |
150〜 300円 |
1万〜2万円 |
|
|
下地補修 |
500〜1,000円 |
5万〜7万円 |
|
|
塗料 |
下塗り |
500〜900円 |
3万〜6万円 |
|
中・上塗り |
1,500〜5,500円 |
9万〜33万円 |
|
|
(縁切り/タスペーサー) |
400〜600円 |
3万〜4万円 |
|
|
(付帯部塗装) |
軒天 |
800〜1,200円 |
3万〜4万円 |
|
雨どい |
800〜1,200円/m |
3万〜5万円 |
|
|
破風板 |
650〜800円/m |
2万〜3万円 |
|
|
鼻隠し |
650〜800円/m |
2万〜3万円 |
|
|
諸経費 |
10〜30%程度 |
8万〜18万円 |
|
足場設置
屋根塗装では職人が安全かつ正確に作業できるよう、建物の周囲や屋根の上に足場を組みます。
足場代は全体の約20%を占めており、30坪の住宅では10万~20万円程度が相場です。
足場の面積は「( 家の外周+8m ) × 高さ」で算出できます。
例えば、以下のような条件で足場を組むケースを考えてみましょう。
・建物の外周:25m
・建物の高さ:6m
・足場単価:800円/㎡
足場代を計算すると、約16万円となります。
( 25m+8m ) × 6m = 198㎡
800円 × 198㎡ = 15万8,400円
飛散防止ネット設置
足場のまわりには飛散防止ネットを張り、塗料や高圧洗浄の水が周囲へ飛び散るのを防ぎます。
ご自宅の庭や車を守るだけでなく、汚れによる近隣トラブルを回避するためにも欠かせない工程です。
養生
養生とは、汚れると困るものや塗装しない部分を保護する作業です。
壁や玄関ドア、窓ガラス、エアコンの室外機などをビニールシートとテープでカバーします。
養生中は自由に窓を開けて換気したり、エアコンを使用したりできません。
希望がある場合は事前に塗装会社へ相談しておきましょう。
エアコンの室外機をメッシュシートでカバーする、窓の養生をはずして帰るなどの対応をしてもらえる可能性があります。
高圧洗浄
屋根の汚れや古い塗膜、コケなどを高圧洗浄機で洗い流す工程です。
ていねいに作業することで新しい塗料の密着性を高め、塗膜や屋根材を長もちさせられます。
下地補修
屋根材にひび割れやはがれ、サビなどがある場合は、塗装前に補修を行います。
劣化が激しい場合は、部分的に屋根材の交換が必要になるケースもあります。
下塗り
屋根塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。
下塗り塗料にはシーラーやフィラー、プライマーなどの種類があります。
それぞれ塗料の吸い込み防止やひび割れ補修、サビ止め、密着性の向上といった異なる機能をもつため、屋根材の種類や状態によって最適なものを使用することが大切です。
中塗り・上塗り
中塗り・上塗りでは基本的に同じ塗料を使用します。
2度塗り重ねることで色ムラをなくし、塗膜の厚みを確保して耐久性を高めます。
さまざまなグレードや色、質感などがあるので、カラーシミュレーションも活用しながら最適な製品を選びましょう。
縁切り/タスペーサー設置
スレート(コロニアル)屋根の場合は、縁切り/タスペーサーの設置を行います。
屋根材が重なっている部分が塗料でふさがれると、雨水が排出されず雨もりを引き起こす恐れがあるため、すき間を確保する工程が必要です。
縁切りは上塗りの後に、タスペーサーの設置は下塗りの後に行います。
付帯部塗装
付帯部とは、軒天や雨どい、破風板、鼻かくしなど、屋根以外の部分を指します。
これらは屋根塗装に含まれないため、一緒に塗装したい場合は打ち合わせの際に伝えておきましょう。
同時施行することで建物全体の外観が新しくなり、統一感のある仕上がりになります。
また、屋根塗装で使う足場を共有できるため、トータルのメンテナンスコストも抑えられます。
諸経費
諸経費は総額の10~30%程度が相場で、以下のような費用が含まれます。
・現場までの交通費
・出張費
・駐車料金
・現場管理費
・廃材処理費
・事務手数料
・工具や機材のレンタル料
・保険料
・事業者の利益 など
また、依頼した業者が屋根塗装の工事を外注している場合には、中間マージンも上乗せされます。
屋根塗装の費用に影響を与える10の要因

・建物の階数
・屋根の面積
・屋根の勾配
・太陽光パネルの有無
・工事範囲
・屋根の劣化状態
・屋根材の種類
・立地
・施工会社
・塗料の種類
建物の階数
建物の階数が増えるほど足場の設置面積が大きくなり、材料費や施工費が高くなります。
また3階以上の高所作業になると、より頑丈な足場が必要となるケースもあります。
2階建てと3階建てを比べた場合、足場代だけで10万円程度の差が出ることも珍しくありません。
屋根の面積
同じ坪数の住宅でも、形状やデザインによって屋根の面積は異なります。
大きいほどより多くの塗料が必要になるため塗装費用が高額になります。
また屋根が1階と2階に分かれていたり、凹凸が多いなど複雑な造りになっていたりする場合も、通常より割高になる可能性があります。
屋根の勾配
勾配がきついほど塗装面積が大きくなり、塗料代がかさみます。
また、6寸(約31度)を超える急勾配の屋根では職人が滑って作業ができないため、屋根の上にも足場を設置することがあり、通常よりも足場代が高くなる可能性があります。
太陽光パネルの有無
屋根に太陽光パネルが設置されているかどうかで、費用が大きく変動します。
パネルを設置したまま周辺だけ塗装する場合は、塗装面積が大幅に減るため安く抑えられるでしょう。
一方、パネルを取り外して全体を塗装する場合は、脱着に別途20万~30万円の費用がかかります。
工事範囲
屋根だけ塗装するのか、外壁や付帯部も含めて建物全体を塗装するのかによって、当然ながら費用は大きく異なります。
一般的な30坪戸建て住宅の場合、屋根だけなら40万~60万円ですが、外壁も一緒に塗装すると80万~150万円程度になります。
ただ、外壁塗装の費用相場は60万~100万円なので、別々に塗装するよりも10万~20万円ほど安く抑えられるでしょう。
屋根の劣化状態
屋根の劣化状態に応じて、塗装の前に下地補修を行います。
ひび割れや欠けがある場合は、パテやコーキング材で埋めたり、部分的に屋根材を交換したりする工程が必要です。
また、金属製の屋根材にサビが発生している場合は、サンドペーパーや電動工具を使って削り落とします。
なお、全体的に屋根材の劣化が激しい場合や、雨もりが発生している場合には、塗装をしても意味がないためカバー工法や葺き替えが必要です。
30坪戸建て住宅の費用相場はそれぞれ以下のとおりです。
カバー工法:60万~150万円
葺き替え:70万~260万円
屋根材の種類
スレートやガルバリウム鋼板、セメント瓦など、屋根材の種類によっても塗装面積が異なります。
凹凸が大きいと1.5倍程度になることもあり、そのぶん多くの塗料が必要です。
また、スレート(コロニアル)屋根の場合は、縁切り/タスペーサーの設置を行うため、材料費や施工費が高くなります。
立地
住宅の立地条件も費用に影響を与える要因の一つです。
例えば、道幅が狭く車が通れない場合には、資材の搬入・搬出を手作業で行うことになるため、費用が高くなる傾向があります。
また、隣家との距離が近すぎて通常の足場が設置できない場合には、特殊な足場や工法が必要となることもあるでしょう。
山間部や離島など業者の拠点から離れた場所では、交通費や出張費などが上乗せされる可能性もあります。
施工会社
屋根塗装は以下のようにさまざまな会社が請け負っています。
・工務店
・塗装会社
・リフォーム会社
・ハウスメーカー
・大手の家電量販店 など
それぞれ料金体系が異なるため、比較して選ぶことが大切です。
金額だけでなく、担当者の対応や実績、信頼性なども含めて総合的に判断しましょう。
塗料の種類
塗料代は塗装費用の約20%を占めており、使用する塗料のグレードによって大きく変動します。
グレード別の価格と耐久性は以下のとおりです。
|
塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
|
ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
|
シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
|
フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
|
無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
例えば塗装面積が60㎡の場合、2,000円/㎡と5,000円/㎡の塗料では18万円ほどの差がつきます。
60㎡ × 2,000円 = 12万円
60㎡ × 5,000円 = 30万円
安い塗料を選べば今回の塗装費用を抑えられますが、耐用年数の長い塗料の方が塗装回数を減らせます。
塗装のたびに足場の設置や解体、養生などの費用がかかるため、長い目で見ると長もちする塗料を使用した方が節約になるでしょう。
屋根塗装で使われる塗料の種類と特徴

屋根塗装で使われる塗料には、4つのグレードの他に特殊な機能をもつものもあります。
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・フッ素塗料
・無機塗料
・遮熱塗料・断熱塗料
・防カビ・防藻塗料
・低汚染塗料
それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
ウレタン塗料
ウレタン塗料は密着性と柔軟性に優れており、特に金属製や凹凸のある屋根材に適しています。
ひび割れに強いことから、振動が多い幹線道路沿いや地震が起きやすい場所での屋根塗装にも向いています。
ただ、紫外線に弱く色あせや劣化が起こりやすいため、近年はより耐久性の高いシリコン塗料の方が主流です。
シリコン塗料
屋根塗装でもっとも多く選ばれているのが、価格と耐久性のバランスに優れているシリコン塗料です。
人気が高いため各メーカーからさまざまな製品が発売されており、機能性やカラーバリエーションも豊富です。
汚れや色あせに強い点も魅力ですが、シリコンの含有率によって性能が大きく左右される点に注意しましょう。
シリコン含有量の少ない塗料は安価ですが、耐久性も低い傾向があります。
フッ素塗料
フッ素塗料は非常に耐久性が高く、塗り替えの頻度が低いことが魅力です。
汚れや紫外線、塩害にも強く、さまざまな環境に対応できます。
屋根は建物の中でもっとも紫外線や風雨の影響を受けやすい部分なので、特にフッ素塗料の効果を実感しやすいでしょう。
無機塗料
無機塗料はもっとも耐久性・防汚性に優れた塗料です。
紫外線や風雨による劣化に強く、汚れも付着しにくいため、洗浄や塗り替えといったメンテナンスの手間を大幅に減らせます。
また、有機物をほとんど含まないので、それをエサとするカビやコケ、藻などが繁殖しにくい点もメリットです。
ただ、そのぶん価格も高く、塗膜が硬いためひび割れに弱いことが難点です。
遮熱塗料・断熱塗料
遮熱塗料には、太陽の光を反射して屋根や室内の温度上昇を抑える働きがあります。
室温が1℃下がるとエアコンの消費電力を10%削減できるとされており、電気代の節約にもつながります。
熱による塗膜の劣化を抑える効果にも期待ができるでしょう。
一方、断熱塗料は熱の伝わりを抑える塗料です。
夏場は外の熱が屋内へ伝わるのを防ぎ、冬場は室内の熱が外へ逃げるのを防ぐことで、室温を一年中快適に保てます。
防カビ・防藻塗料
屋根にカビやコケ、藻などが発生しやすい場合は、防カビ・防藻塗料がおすすめです。
カビや藻の繁殖を抑える成分を配合しており、日当たりの悪い北側の屋根や湿気がこもりやすい立地でも長期にわたって美観を維持できるでしょう。
ただし、すべてのカビや藻に効果があるわけではないため、見極めが重要です。
低汚染塗料
低汚染塗料とは、汚れが付着しにくく付着しても雨で洗い流される「セルフクリーニング機能」をもつ塗料のことです。
排気ガスや砂ぼこりなどで屋根が汚れやすい環境でも、手間をかけずにきれいな外観を維持しやすいでしょう。
汚れは塗膜の劣化を早めることにもつながるので、付着を防ぐことが大切です。
屋根塗装で後悔しない!見積もり時にチェックすべき18項目

1. ていねいに点検を行っている
2. 許可や資格がある
3. 見積額が相場からかけ離れていない
4. 具体的な製品名や単価が記載されている
5.「坪」ではなく「平米」で記載されている
6. 塗装回数が「3回」になっている
7. 打ち合わせの内容が正確に反映されている
8. 必要な工程が省略されていない
9. 屋根塗装の実績が豊富
10. 保証やアフターサービスがある
11. 長く営業を続けている
12. 口コミや評価が良い
13. 会社情報が確認できる
14. クーリング·オフについて説明があった
15. 追加料金の有無
16. キャンセル料の有無
17. 極端な値引きをしていない
18. 契約を急かさない
1. ていねいに点検を行っている
適正な見積もりを出すには、屋根の状態や面積を正確に把握する必要があります。
10分程度の目視だけで終わる業者や、そもそも現地調査を行わない業者は避けた方がよいでしょう。
着工後に劣化が見つかって追加料金を請求されたり、途中で塗料が不足して施行不良を起こしたりするリスクがあります。
2. 許可や資格がある
500万円未満の塗装工事は「建設業許可」の資格がなくても可能ですが、取得には一定の実績や技術力、誠実性などが求められるため、信頼性を判断する目安となります。
また、「一級塗装技能士」の資格をもつ職人が在籍しているかどうかも重要なポイントです。
取得には7年以上の実務経験が必要で、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があるため、高品質な工事をしてもらえる可能性が高いでしょう。
許可や資格の有無は、業者のホームページで確認できるはずです。
建設業許可については、国土交通省の「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」でも検索できます。
3. 見積額が相場からかけ離れていない
屋根塗装の費用相場と比較して、見積額が極端に高い場合はもちろん安い場合にも注意しましょう。
高すぎる場合は、不当な利益や高額な仲介手数料が上乗せされている可能性があります。
逆に安すぎる場合は、低品質な塗料の使用や手抜き工事、追加請求などのリスクが考えられます。
4. 具体的な製品名や単価が記載されている
適正な見積書には、使用する塗料のメーカー名や製品名、単価、施工面積などが明記されます。
製品名がわかればご自身でも価格の目安や機能をインターネットで検索できますが、「屋根塗装 一式 200万円」のように詳細がまったくわからない場合は調べようがありません。
他社の見積もりとも比較しにくいので、内訳の記載がない場合は遠慮せず業者へ尋ねましょう。
教えてもらえない場合や見積書に記載してもらえない場合は、別の業者を探した方が賢明です。
5.「坪」ではなく「平米」で記載されている
屋根塗装の面積は「坪」ではなく「平米」で記載されるのが一般的です。
同じ坪数の住宅でも、屋根の形状やデザインによって塗装面積が異なるためです。
「坪」で記載されている場合は業者が正確な面積を把握できておらず、ざっくりと割高な金額になっていたり、追加料金を請求されたりするリスクがあります。
平米で算出し直してもらうか、別の業者を探しましょう。
6. 塗装回数が「3回」になっている
屋根塗装は3回塗りが基本です。
また、下塗りと中塗り・上塗りでは使用する塗料が異なるため、見積書にはそれぞれ製品名や単価が記載されるはずです。
下塗り・中塗りが省かれている場合や、そもそも工程ごとに材料や単価が記載されていない場合は、業者へ確認しましょう。
本来必要な工程を省略すると、密着性が低下して早々にはがれたり、色ムラが生じたりするリスクがあります。
ただし、製品や屋根の状態によっては2回塗りや4回塗りになるケースもあります。
例えば、クリア塗装は下塗りが不要なため2回塗りに、屋根の劣化が進んでいる場合は下塗りを2回行うため合計で4回塗りになることがあります。
7. 打ち合わせの内容が正確に反映されている
見積書は工事内容を証明する重要な書類です。
塗装範囲や使用する塗料の種類、色など、打ち合わせの際に伝えた内容が正確に反映されているか確認しましょう。
口約束だけでは、後々「言った言わない」のトラブルに発展する恐れがあるため、書面に残しておくことが大切です。
8. 必要な工程が省略されていない
高圧洗浄や下塗り、タスペーサーの設置といった、目立たないけれど重要な工程が省略されていないかを確認しておきましょう。
これらの工程を省くと、一見きれいに仕上がっているようでも、工事後すぐにはがれや雨もりなどの不具合が起こる恐れがあります。
必要な工程が抜けている場合や、そもそも工程の記載がない場合は、業者へ確認するとともに見積書にも記載してもらいましょう。
9. 屋根塗装の実績が豊富
屋根塗装の施工実績が豊富な業者は、さまざまな屋根材や劣化状況に対応してきた経験があるため、施工不良を起こしにくいという安心感があります。
実績は業者のホームページで確認できるはずです。
施工件数だけでなく、実際のビフォーアフター写真が多数掲載されているかどうかが重要なポイントです。
10. 保証やアフターサービスがある
保証やアフターサービスがあるかも大切なポイントです。
万が一施工不良が起こっても、保証期間内であれば無償で補修してもらえる可能性があります。
屋根塗装の保証期間は使用する塗料の種類や施工業者によって異なりますが、10~15年程度が一般的です。
「20年保証」など、塗料の耐用年数を超える非現実的な保証には注意しましょう。
適用条件や免責事項により、ほとんど利用できないケースもあります。
また、定期点検などのアフターサービスがあれば、劣化症状を早期に発見して対処できるため、トータルのメンテナンス費用を抑えられます。
屋根の劣化は下から見ても気づきにくいので、プロの点検を受けることが重要です。
11. 長く営業を続けている
せっかく保証やアフターサービスがあっても、施工会社が倒産すると受けられなくなってしまいます。
創業間もないの社は特に倒産リスクが高いとされているため、10年以上営業を続けている会社を選ぶ方がより安心です。
業者のホームページで創業年を確認してみましょう。
12. 口コミや評価が良い
インターネット上の口コミや評価も参考になります。
すべてを鵜呑みにする必要はありませんが、極端に悪い口コミが多い場合は注意が必要です。
特に「工事後すぐに施工不良が起こったけれど対応してもらえなかった」「途中で連絡が取れなくなった」など、深刻な内容が複数見られる場合は別の業者を探した方がよいでしょう。
また、近所や親戚で屋根塗装をした方がいれば、どこへ依頼したのか聞いてみるのもおすすめです。
身近な方の口コミがもっとも信頼できるでしょう。
13. 会社情報が確認できる
インターネットで検索しても会社の所在地や電話番号、代表者名などの情報が確認できない場合や、ホームページが見つからない場合は要注意です。
創業したばかりでまだホームページが準備できていないケースもありますが、悪質業者が意図的に情報を隠している可能性もあります。
携帯電話の番号しかわからない場合、支払い後に連絡がつかなくなったり、トラブル時に対応してもらえなかったりする恐れもあります。
14. クーリング・オフについて説明があった
訪問販売や電話勧誘で契約した場合、クーリング・オフ制度により契約から8日以内であれば無条件で解約できます。
しかし、悪質業者は故意に説明しなかったり、「屋根塗装の工事は対象外です」と嘘の説明をしたりすることがあるためご注意ください。
契約時にクーリング・オフについて説明があるか、契約書に記載があるかを必ず確認しておきましょう。
ただし、ご自身で業者を呼び寄せた場合や、自主的に店舗へ出向いて契約した場合は対象外です。
15. 追加料金の有無
通常、しっかりと屋根の点検をした上で見積もりを出していれば、追加料金が発生することはほとんどありません。
しかし、稀に工事が始まってから劣化が見つかることもあるため、追加料金がかかる可能性や金額の目安を契約前に確認しておきましょう。
もし追加料金が発生した場合には見積書を別途作成してもらい、納得した上で契約することが大切です。
16. キャンセル料の有無
キャンセル料が発生するタイミングや、金額の目安も確認しておきましょう。
一般的に材料の発注後や職人の手配後にはキャンセル料がかかる可能性があります。
契約書に明記されているかチェックしておくことも大切です。
17. 極端な値引きをしていない
「今なら半額」「足場代が無料」など、極端な値引き提案をする業者には注意しましょう。
初めに高額な見積額を提示してお得に見せているか、手抜き工事や低品質の使用により利益を確保しようとしている可能性があります。
最初から適正価格を提示している業者は、大幅な値引きをする余裕がありません。
できても総額の10%程度が限度です。
適正価格で高品質な工事をしている業者へ依頼しましょう。
18. 契約を急かさない
「この金額でできるのは今日まで」「すぐに屋根塗装をしないと雨もりする」などと契約を急かす業者にも注意しましょう。
家族と相談したり他社と比較したりする時間を与えないのは、悪質業者の典型的な手口です。
信頼できる業者であれば検討する時間を十分に設け、質問にもていねいに答えてくれるはずです。
屋根塗装はDIYできる?

「屋根だけならDIYできるのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、屋根塗装は単に外観をよくするだけではなく、家を水から守るために大切な防水工事です。
失敗すると雨もりや基礎の劣化など家の寿命に影響するため、おすすめはできません。
また、屋根塗装のDIYには意外と多くの費用がかかります。
・材料費:10万~20万円程度
・道具代:5万円程度
・足場代:10~20万円程度
※足場の設置には国家資格が必要なため、DIYの場合も専門業者へ依頼することになります。
合計で25万~45万円ほどかかるので、塗装会社へ依頼した場合と比べて節約効果は10万~20万円程度です。
高所作業のリスクや失敗する恐れもあるため、プロに任せた方がよいでしょう。
屋根塗装の費用を安く抑えるコツ
・突然訪問してきた業者は避ける
・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・塗装工事をまとめて行う
・適切なタイミングでメンテナンスをする
・補助金や助成金を利用する
・火災保険を利用する
突然訪問してきた業者は避ける
依頼してもいないのに突然訪問してきた業者は、避けた方がよいでしょう。
「近くで屋根塗装をしていて気になった」「無料で点検します」などと言って屋根に上がり、故意に破損させて本来は必要のなかった高額な工事の契約を結ばせる悪質な事例が報告されています。
すべての訪問業者が悪いわけではありませんが、もし屋根の状態が気になった場合は、ご自身で信頼できる業者を探して点検を依頼した方が安心です。
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけの見積もりでは提示された金額や塗料が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼するとよいでしょう。
金額だけでなく、担当者の対応や会社の実績、信頼性なども含めて総合的に判断することが大切です。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは、塗装作業を下請け会社へ外注しているケースが多く、10~30%程度の仲介手数料が発生します。
一方、自社で職人を抱えている会社の場合は余計な費用がかからないため、安く抑えられます。
ホームページのスタッフ紹介で、足場職人や塗装職人が在籍しているか確認しておきましょう。
塗装工事をまとめて行う
屋根塗装が必要な時期には、外壁やベランダ、雨どいなども劣化している可能性が高いでしょう。
別々にメンテナンスをするとそのつど足場代や養生費がかかりますが、同時に行えば1回分で済みます。
特に足場代は高額なので、高所の塗装はまとめて行った方が経済的です。
適切なタイミングでメンテナンスをする
屋根の劣化が進むほど、下地補修に多くの費用がかかります。
また、雨もりが発生すると屋根だけでなく建物全体の補修が必要になることもあるため、定期的に点検を受けて適切なタイミングでメンテナンスを行うことが大切です。
劣化症状を早期に発見して対処することで、補修費用を大幅に抑えられます。
補助金や助成金を利用する
一部の地域では、屋根塗装に補助金や助成金制度を設けています。
対象となる工事や補助金額は自治体によって異なるため、役所の窓口かホームページでご確認ください。
申請期限は着工前までですが、予算が上限に達すると受付が終了するケースが多いため、利用を検討している場合は早めに準備を進めておきましょう。
火災保険を利用する
台風や落雷、ひょうなどが原因で屋根塗装が必要になった場合は、火災保険が適用される可能性があります。
対象となる災害や工事内容、保険金額は加入している保険によって異なるため、保険証券で確認するか担当者へ問い合わせてみてください。
請求期限は被害発生から3年以内が一般的ですが、時間が経つほど災害との因果関係を証明するのが難しくなるため、被害を受けたら速やかに保険会社へ連絡しましょう。
【Q&A】屋根塗装でよくある疑問を解説

・屋根塗装に向いている時期はある?
・屋根の点検や見積もりは有料?
・屋根の点検を受けたら契約しないとダメ?
・屋根塗装は何年ごとにすべき?
屋根塗装に向いている時期はある?
屋根塗装に適している環境は「気温5℃以上、湿度85%未満」です。
地域によっても異なりますが、気候が安定している春(3~5月)と秋(9~11月)は雨や強風による作業の中断が少なく、スケジュール通りに進みやすいでしょう。
一方、真夏や真冬、梅雨、台風シーズンなどは注意が必要です。
気温が高すぎると塗料が乾くスピードが早いため塗りムラが出やすく、逆に低すぎると乾燥時間が長くなったり、密着性が低下して施工不良を起こしたりする可能性があります。
また、雨や強風の日には塗装作業ができないため、工期が延びることもあるでしょう。
とは言え、塗装会社は天気を見て調整しながら作業を進めるため、基本的にはどの時期でも工事は可能です。
屋根の点検や見積もりは有料?
多くの塗装会社では、屋根の点検や見積もりを無料で行っています。
ただし、特殊な調査や屋根裏に入っての詳細な点検を行う場合は、別途費用が発生することもあります。
点検を依頼する前に「点検・見積もりは無料か」「追加料金がかかることはあるか」を確認しておくと安心です。
屋根の点検を受けたら契約しないとダメ?
点検を受けたからといって、必ず契約しなければならないという決まりはありません。
点検はあくまで屋根の状態や費用目安を確認するものです。
「点検してもらったのに断るのは申し訳ない」と感じる必要はなく、複数社の点検を受けて比較検討することが大切です。
しつこく契約を迫られた場合は、特にはっきりと断りましょう。
屋根塗装は何年ごとにすべき?
屋根塗装のタイミングは使用している塗料や周辺環境、メンテナンス状況などによって異なりますが、10~15年に1回程度が目安です。
海沿いや紫外線が強い地域では劣化が早まる傾向があるため、実際に屋根の状態を確認して判断することが重要です。
激しい色あせやカビ・コケの発生、塗膜のひび割れなどの劣化症状が見られたら、点検を受けることをおすすめします。
まとめ|岡山市で屋根塗装をするならベストホームへ!
今回は屋根塗装の費用相場や内訳、費用を抑えるコツについてお伝えしました。
家を長持ちさせるためには定期的な屋根塗装が欠かせません。費用を抑える工夫もしながら、適切なタイミングで塗装を行うことが大切です。
屋根塗装の目安は10~15年に1度とされています。「そろそろ塗装が必要かも?」と思い始めたら、まずは見積もりを依頼してみてくださいね。
ベストホームでは、無料で外壁の点検と見積もりを行なっております。岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
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