『カルセラ』で外壁にアクセントを付けて、南欧風のおしゃれな外観に!
お客様のご要望 | 外壁東面の余白におしゃれに活用したい! |
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施工事例データ
住所 | 岡山市東区広谷 |
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施工箇所 | 外壁:138.37㎡ |
施工内容 | 外壁リフォーム |
費用 | 174万円 |
工期 | 塗装30日(2022/11/30施工) |
築年数 | 12年 |
使用商材 | 外壁(窯業系サイディング)超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR |
施工前はこちら
施工前の全景写真です。
触れると手に粉がつくチョーキング現象が発生しています。チョーキング現象の発生は、塗り替えのタイミングの目安になります。
外壁に0.75㎜のひび割れが発生しており防水性が低下しています。
外壁の目地部分のシーリング材が、経年劣化により硬化し、外壁材との接着が剥がれ隙間が発生しています。
施工中の様子
カルセラタイルを貼り付けるにあたって、外壁材の凹凸を削り、下地を平らにしていきます。
外壁材の表面を削ったことにより、基材の素地(グレー部分)が出てきている状態です。この状態の外壁材に接着剤を塗り、カルセラを貼り付けていきます。
玄関周りカルセラタイル貼り付け完了後
カルセラタイルを貼り付け完了後 (窓まわり一部)
目地部分は「打替え」となりますので、カッターで切れ目を入れ、既存シーリングを撤去していきます。
ペースト状のシーリング材を充填していき、ヘラで形を整えます。
窓まわりに関しては「増打ち」作業となりますので、既存シーリングは切り取らずに、既存シーリングに補充する形で新しいシーリング材を充填します。
高圧洗浄によって外壁や付帯部に付着した汚れや旧塗膜を洗い落としていきます。
先端の瓦の下に取り付けられている「軒先水切り板金」も弱溶剤塗料での重ね塗りを行っております。こちらは塗装1回目の様子です。
下塗り塗料を塗布することで、外壁材と上塗り塗料との密着力を高めていきます。「シーラー」というサラサラとした透明な下塗り塗料を塗布しておりますので、水に濡れたような仕上がりになります。
上塗り塗料1回目塗布のことを「中塗り」と言います。色がついてくるので、一気に印象が変わってきます。
中塗りだけでは塗膜の厚みがつきにくくなっておりますので、重ね塗りを行うことで塗膜厚を確保していきます。分かりにくいですが、同じ上塗り塗料を使用しております。
塗料は、主材と硬化剤の2つの液体を混ぜ合わせて使用する「2液型」というタイプです。塗料を使用する際には秤を使用して主材と硬化剤の割合を計測し、希釈量を遵守しております。
軒天には透湿性の高い塗料を使用し、湿気の排出を妨げないようにしております。
破風や鼻隠しは弱溶剤塗料で2回塗りの塗装を行っております。こちらは塗装1回目の様子です。
樋も弱溶剤塗料を使用して塗装を行っています。こちらは塗装2回目の様子です。重ね塗りを行うことで、部材を保護するために必要な塗膜の厚みをつけていきます。
庇は金属製のため、サンドペーパーで表面を擦り、あえて微小な凹凸をつける「ケレン」という作業をあらかじめ行い、塗料が密着しやすい下地の状態に整えた上で、弱溶剤塗料の塗装を行っております。
配管カバーは外壁から取り外し、弱溶剤塗料での塗装を行っております。こちらは塗装1回目の様子です。 2回塗りの塗装完了後に、元の状態に戻しております。
基礎は建物の湿気を逃がす箇所ですので、塗料も湿気を通しやすい透湿性の高いものを使用しております。 基礎も外壁と同じく下塗り1回、上塗り2回の3回塗りを行います。
こちらはベランダ防水工事の様子です。まずは既存の防水層の表面をヤスリで削り、あらかじめ脆弱な保護塗膜を除去していきます。
下地調整後、保護塗料の塗り直しを行っています。このトップコートも2回塗りしており、こちらは塗装1回目の様子です。
施工が完了しました
施工後、全景の写真です。
「オレンジホワイト」のすっきりとした色味とオレンジ系の屋根とカルセラがよく似合っています。
このお家では外壁塗装工事の後に外構もベストホームで施工させて頂きました!
外構もオレンジ系でまとめて、屋根・外壁とお庭合わせて統一感のある素敵な外観になりました!