建築時に出来た壁のヒビが出てきて気になってるんです…というお問い合わせをいただき南区のN様邸に伺いました。早速壁のチェックです!
壁、そしてコーキングにもヒビ割れが入っていました。
雨水などが内部に進入するのを防ぐ為の外壁の塗膜、コーキングに亀裂が入っていると、その役割が果たせず、内側から壁材が傷んで、腐ってしまったりする原因になるので注意が必要です。
屋根の状態もチェック。屋根材も雨や風などの影響により、塗膜が剥がれ、コケなどが多く見られました。
壁同様に、これからもお家を長く守っていけるように、塗装が必要です。今悪くなっているところをしっかりと補修して、塗装リフォームを行います!
外壁や屋根の塗装面にこびりついたカビや汚れを高圧の水流によって洗い落とし、塗料の接着を良くするために行います。
屋根の塗装の前にもう一仕事。屋根材の間に「タスペーサー」と呼ばれる部品を設置します。これにより、塗料で屋根材の間の隙間を保つことができ、内部に雨水が溜まることを防ぎます。
同様の効果をもたらす「縁切り」をいう工程もありますが、こちらは塗装後の作業になる為、せっかくきれいになった屋根に上がらなければならず、足跡を付けてしまったり、塗膜が剥がれてしまうこともあります。
ベストホームでは、こちらの「タスペーサー」での施工をおすすめしています。更に塗装を行わない玄関ドアや窓などに養生を施し、塗料も揃って準備万端!塗装工程に入ります。
弊社では、基本的にローラー手塗り(3回塗り)で施工します。
写真のように、亀裂の入ってしまった壁をコーキング剤で丁寧に埋め、しっかりとヒビを塞ぎます。
この上から、アステックペイントの「EC-2000F」を塗装します。「EC-2000F」は優れた耐久性、伸縮性を有しており、今後小さなヒビ割れがおきても塗膜が伸びてカバーし、防水します。
中には悪いところだけ直します、という業者も居ますが、割れる、痩せる、という症状が見られる場合、他の箇所のコーキングも寿命が近いというサインですので、基本的に外壁の塗装と共に工事をすることをオススメしています。
いよいよ壁の塗装。こちらも下塗り、中塗り、上塗りの3回塗装を行っていきます。お客様との打ち合わせの中で、お好みの色を決めていただきますが、この色のついた塗料は中塗りからの登場。
下塗りは外壁の色と塗料の色に合わせて、透明または、白の塗料で行います。
帯、玄関屋根、樋などの塗装も行えば、塗装工事終了!
ベストホームでは金曜にお客様宅の周辺の清掃活動を行っています。
今回はリフォーム事業部の石田が参加!もちろん職人さんも一緒に掃除します!