【外壁の汚れが目立たない色5選】汚れが目立つ色・後悔しない塗料選びのコツも紹介
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カテゴリー:外壁塗装コラム
「外壁の汚れが気になる」「掃除がめんどう」「せっかく塗装するなら次は汚れにくい色にしたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
実は色選びを工夫するだけでも、汚れの目立ちやすさはまったく異なります。
また、外壁の汚れは外観が悪くなるだけでなく、塗膜の劣化を早めることにもつながりかねません。
付着した汚れが目立ちにくいことはもちろん、汚れにくい塗料選びも大切です。
そこでこの記事では、汚れが目立たない色と目立ちやすい色、外壁が汚れにくい塗料選びのポイントなどをご紹介します。
外壁の汚れでお困りの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
外壁が汚れる原因
・土や砂ぼこり、花粉
・排気ガス
・鳥や虫のフン
・サビ
・雨
・カビやコケ、藻
土や砂ぼこり、花粉
外壁汚れの大半は、風で舞い上がった土や砂ぼこりです。
庭や周辺の未舗装道路などから巻き上げられた土や砂が外壁に付着し、堆積することでグレーや茶色の汚れが目立ちやすくなります。
また、春に多く飛散する花粉は水を含むと粘度が増し、乾燥すると落としにくくなるため要注意です。
排気ガス
交通量の多い道路沿いの立地では、排気ガス汚れが付着しやすいでしょう。
排気ガスにはススや油分が含まれており、外壁全体がグレーっぽくくすんでいきます。
毎日少しずつ汚れていくため、気づきにくいかもしれません。
鳥や虫のフン
鳥や虫が多い場所では、白や黒っぽいフン汚れが気になることもあるでしょう。
外観が汚くなるだけでなく、健康被害や外壁の腐食を引き起こす恐れもあります。
サビ
金属製の外壁にはサビが発生することもあります。
トタンに発生するのは赤サビ、アルミニウムや亜鉛に発生するのは白サビです。
赤サビは美観を損なうだけでなく、放置すると外壁を腐食してボロボロにしてしまいます。
雨
雨水には空気中のホコリや花粉、排気ガスなどが含まれており、外壁を流れる際に黒っぽい汚れが残ります。
塗装したての頃は撥水効果により弾かれていますが、経年劣化にともなって雨筋がつきやすくなります。
カビやコケ、藻
湿気の多い場所では、カビやコケ、藻などが繁殖しやすくなります。
日当たりが悪い場所の黒っぽい汚れはカビ、植物に近い所や雨どい周辺などの緑色の汚れはコケや藻の可能性が高いでしょう。
外壁の汚れが目立たない色5選
・淡いグレー
・ベージュ
・ブラウン
・アイボリー
・グリーン
淡いグレー
あらゆる種類の汚れがもっとも目立ちにくいとされているのは、淡いグレーの外壁です。
白と黒の中間色であるグレーは、鳥のフンなどの白っぽい汚れも、排気ガスなどの黒っぽい汚れも目立ちにくい特徴があります。
経年劣化による色あせが起こりにくいこともメリットです。
ただ、グレーの外壁は地味でありきたりな印象を与えることがあるため、色味を調整したり、ツートンカラーにしたりすることをおすすめします。
無彩色のため、他の色とも組み合わせやすいでしょう。
ベージュ
ベージュは黄味のある明るい色なので、同系色の花粉や砂ぼこりがほとんど目立ちません。
鳥のフンや排気ガス汚れ、経年劣化による色あせも目立ちにくい傾向があります。
ひと口にベージュと言っても、サンドベージュやアッシュベージュ、ライトベージュなどさまざまな色味があります。
汚れの種類やお好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
淡いブラウン
ブラウンは、赤土や砂ぼこり、排気ガスなどの汚れが目立ちにくい色です。
濃いブラウンにすると白っぽい汚れが目立つので、汚れにくさを重視するなら淡いブラウンを選びましょう。
色あせもしにくく、おしゃれで暖かみのある外観に仕上がります。
アイボリー
アイボリーは象牙のような黄色がかった乳白色です。
特に砂やホコリなどの白っぽい汚れが目立ちにくいでしょう。
「白っぽい外壁にしたいけど汚れが気になる…」という方におすすめのカラーです。
グリーン
グリーン系の外壁は、コケや藻、カビなどの汚れが目立ちません。
湿気の多い立地でカビやコケが発生しやすい場合は、グリーン系の外壁もおすすめです。
淡いグリーンなら、経年劣化による色あせも目立ちにくいでしょう。
外壁の汚れが目立ちやすい色
・真っ白
・真っ黒
・原色
真っ白
真っ白な外壁は清潔感があって爽やかな印象ですが、排気ガスやカビ、コケ、砂ぼこり、雨だれなど、さまざまな汚れが目立ちやすい傾向があります。
きれいな外壁を維持するには、頻繁に水洗いをするなどメンテナンスの手間がかかるでしょう。
真っ白を避けて少し色味のあるオフホワイトやアイボリーにするだけでも効果的です。
どうしても白い外壁にしたい場合は、汚れにくい塗料を選ぶ方法もあります。
真っ黒
真っ黒な外壁はスタイリッシュでおしゃれですが、鳥のフンや砂ぼこり、花粉などの白っぽい汚れが目立ちます。
暗い色になるほど汚れが目立ちやすくなるため、真っ黒を避けてグレー系の色味にするか、汚れにくい塗料を選ぶとよいでしょう。
一方で、排気ガスや虫のフンなどの黒っぽい汚れはあまり目立ちません。
原色
はっきりした原色系の色も汚れが目立ちやすい特徴があります。
特に赤や黄、紫などは色あせもしやすい傾向があるため、手間をかけずにきれいな外壁を維持するのは難しいでしょう。
汚れの目立たない塗料選びのポイント
・低汚染塗料を選ぶ
・防カビ機能をもつ塗料を選ぶ
・耐久性の高い塗料を選ぶ
・艶あり塗料を選ぶ
低汚染塗料を選ぶ
低汚染塗料とは、静電気を防ぐことで汚れが付着しにくく、付着しても雨で簡単に洗い流される(セルフクリーニング機能)塗料です。
頻繁に外壁の掃除をしなくても、塗装したてのきれいな状態を長く保てます。
防カビ機能をもつ塗料を選ぶ
湿気が多くカビが発生しやすい場合には、防カビ塗料がおすすめです。
防カビ剤によりカビの発生を抑制できますが、すでに繁殖しているカビを消す効果はありません。
耐久性の高い塗料を選ぶ
耐久性の高い塗料は汚れの付着や色あせが起こりにくく、長期にわたって美しい外観を保てます。
塗料の種類によって耐用年数と費用が異なるため、外壁の状態や何年住む予定なのかによって最適なものを選ぶとよいでしょう。
塗料の種類 |
耐用年数 |
費用相場(㎡) |
アクリル |
約3~8年 |
1,000~1,800円 |
ウレタン |
約5~10年 |
1,500~2,500円 |
シリコン |
約7~15年 |
1,800~3,500円 |
フッ素 |
約12~15年 |
3,000~5,000円 |
無機 |
約15〜20年 |
4,500〜5,500円 |
艶あり塗料を選ぶ
艶感のある塗料は表面がつるつるしているため汚れが付着しにくく、掃除もしやすいことが特徴です。
一方、艶消し剤を混ぜている塗料はざらざらした仕上がりになるため、汚れが付着しやすい傾向があります。
汚れると外観が悪いだけでなく塗膜の劣化を早めることにもなるため、質感にこだわりがなければ艶あり塗料がおすすめです。
まとめ
今回は、外壁汚れが目立たない色と目立ちやすい色、汚れにくい塗料選びのポイントなどをご紹介しました。
外壁の色によって、同じ築年数の建物でも外観の印象がまったく違います。
白い外壁は排気ガスや雨だれ、コケなどの汚れが目立ちますが、淡いグレーの外壁ではほとんど気になりません。
どうしても汚れが目立ちやすい色にしたい場合は、低汚染塗料や艶のある塗料を選ぶとよいでしょう。
ベストホームでは外壁のプロが無料で点検を行い、お客さまのご要望にあわせて最適な塗料や色をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
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