【屋根カバー工法に使える屋根材の種類と特徴】費用相場や安く抑えるコツも紹介

屋根のカバー工法を検討しているけど、「どの屋根材を選べばいいんだろう?」「費用はどれくらい?」と迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、カバー工法では選択できる屋根材の種類が限られます。
また、既存の屋根材の種類によってはカバー工法ができないケースもあるため、ご注意ください。
そこでこの記事では、屋根カバー工法で使用できる屋根材の種類と特徴、費用相場などをわかりやすく解説します。
費用を安く抑えるコツや、カバー工法が選択できないケースも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
屋根カバー工法とは?
カバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる施工方法です。
古い屋根材を撤去しないため、工期や費用を抑えられます。
カバー工法でリフォームできる屋根は、以下の3種類です。
・金属(ガルバリウム剛板など)
・スレート(カラーベスト・コロニアル)
・アスファルトシングル
これらの屋根材は平らな形状をしているため、上から新たな屋根材を設置しやすいことが特徴です。
一方で、瓦屋根のような凹凸のある屋根にはカバー工法ができません。
もともと重い瓦屋根に新たな屋根材を重ねると建物への負荷が大きすぎるため、安全性や耐震性の観点からも不向きです。
屋根カバー工法で使われる屋根材の種類
屋根材にはさまざまな種類がありますが、カバー工法で使用できるのは主に軽量で耐久性に優れた以下の4つに限定されます。
|
屋根材 |
耐用年数 |
単価 (㎡) |
重量 |
|
ガルバリウム |
25〜35年 |
6,000〜9,000円 |
約5kg |
|
ジンカリウム |
30〜50年 |
6,500〜1万2,000円 |
約6kg |
|
SGL |
30〜50年 |
8,500〜1万5,000円 |
約7kg |
|
アスファルト |
15〜25年 |
6,000〜8,000円 |
約10kg |
それぞれ価格や耐用年数、重量などが異なるため、予算やライフプランに合わせて最適なものを選択しましょう。
ガルバリウム剛板
ガルバリウム鋼板は、カバー工法でもっとも多く採用されている屋根材です。
アルミニウム・亜鉛・シリコンでコーティングされた鋼板で、軽くて腐食に強いことが特徴です。
価格と耐久性のバランスがよく、コストパフォーマンスにも優れています。
ただ、うすい鋼板のため衝撃に弱く、硬いボールなどがぶつかると凹む可能性があります。
また、金属製の屋根材は熱伝導率が高く雨音も響きやすいため、断熱材一体型の製品を選ぶことが重要です。
ジンカリウム剛板
ジンカリウム鋼板は、ガルバリウム鋼板と同じ素材に石粒コーティングを施したものです。
ガルバリウム鋼板よりも耐久性が高く、デザイン性にも優れています。
価格は高めですが、塗装を行う必要がないためトータルのメンテナンス費用を安く抑えられる可能性があります。
デメリットは、施工後しばらくは表面の石粒がはがれて雨どいに溜まることがあり、掃除が必要な点です。
SGL剛板
SGLは「Super Galvalume」の略で、ガルバリウム鋼板にマグネシウムを添加して耐食性を約3倍に向上させた素材です。
塩害に強くキズがついてもサビにくいため、長期間きれいな状態を保てるでしょう。
ただ、価格はガルバリウム剛板の1.5倍ほどと高めです。
アスファルトシングル
アスファルトシングルは、ガラス基材にアスファルトを染み込ませ、表面に石粒を付着させた屋根材です。
最大のメリットは価格の安さで、デザイン性が高くカラーバリエーションが豊富なことも魅力です。
デメリットは、金属製の屋根材と比べて耐久性がやや低いこと。
また、表面がザラザラしているためコケや汚れが付着しやすく、美観を保つには洗浄などの定期的なメンテナンスが欠かせません。
【屋根材の種類別】屋根カバー工法の費用相場

一般的な30坪戸建て住宅の場合、使用する屋根材別のカバー工法の費用相場は以下のとおりです。
|
新しい屋根材 |
費用相場 |
|
ガルバリウム剛板 |
100万〜135円 |
|
ジンカリウム剛板 |
110万〜160万円 |
|
SGL剛板 |
120万〜180円 |
|
アスファルト |
100万〜130万円 |
なお、実際の料金は、屋根の劣化状態や施工会社などによっても大きく変動します。
【注意】屋根カバー工法ができないケース
既存屋根の状態によっては、カバー工法が使えないケースがあります。
そのような場合には、葺き替え工事を検討しましょう。
葺き替え工事は、既存の屋根材をはがして内部まで点検・補修を行い、新しい屋根材に交換する方法です。
葺き替え工事について、詳しくは「屋根葺き替え工事の費用と適切なタイミング」の記事をご覧ください。
以下のような場合には、カバー工法よりも葺き替え工事が適しています。
・過去にカバー工法でリフォームしている
・雨もりしている(したことがある)
・屋根を軽量化して耐震性を高めたい
・火災保険を使いたい
過去にカバー工法でリフォームしている
すでにカバー工法でリフォームしている屋根に、再びカバー工法を施すことはできません。
屋根が三重になると重量が過度に増し、建物の構造に深刻な負担をかける危険性があるためです。
雨もりしている(したことがある)
雨もりしている(したことがある)場合は、下地や防水シートまで劣化している可能性が高いでしょう。
カバー工法は既存の屋根材の上に新しい屋根を重ねるだけなので、内部の腐食や劣化は修復できません。
一時的に雨もりが止まったように見えても再発する恐れがあるため、根本解決できる葺き替え工事をおすすめします。
屋根を軽量化して耐震性を高めたい
建物の耐震性を向上させたい場合には、葺き替え工事を行いましょう。
今よりも軽い屋根材を選ぶことで建物への負荷が減り、重心が低くなって地震の揺れも軽減されます。
例えば、日本瓦からガルバリウム剛板に葺き替えると、屋根材の重さを10分の1程度まで軽量化できます。
火災保険を使いたい
地震や落雷などの自然災害が原因で屋根リフォームが必要になった場合には、火災保険が利用できる可能性があります。
しかし、火災保険は「破損か所の原状回復」を原則としているため、上から新しい屋根材を重ねるカバー工法は対象外となるケースがほとんどです。
火災保険を使いたい場合には、葺き替え工事を選択した方がよいかもしれません。
最終的には保険会社が判断するので、施工会社と保険会社へ相談してみましょう。
屋根カバー工法で後悔しない!業者選びのコツ

・相見積もりをする
・自社施工の会社を探す
・屋根カバー工法の経験が豊富な会社を選ぶ
相見積もりをする
相見積もりとは、複数社の見積もりをとって比較することです。
1社だけでは提示された金額が妥当か判断が難しいため、2~3社へ依頼してみましょう。
ただし、安いほどよいわけではありません。
相場と比べて極端に安い場合には、手抜き工事や詐欺、施工不良などのリスクがあるため注意が必要です。
自社施工の会社を探す
大手のリフォーム会社やハウスメーカーでは屋根リフォームを外注しているケースが多く、10~30%程度の仲介手数料が上乗せされます。
一方、自社施工の会社では余計な費用がかかりません。
ホームページなどで、職人が在籍しているか確認してみましょう。
屋根カバー工法の経験が豊富な会社を選ぶ
屋根リフォームを請け負っている会社の中でも、得意分野がそれぞれ異なります。
カバー工法をするなら、カバー工法の経験が豊富な会社を選びましょう。
ホームページの施工事例などで確認できるはずです。
まとめ|岡山市で屋根カバー工法をするならベストホームへ!
今回は、屋根カバー工法で使用できる屋根材の種類や費用相場、安く抑えるコツなどをご紹介しました。
屋根の状態によってはカバー工法が選択できないケースもあるため、まずは点検を受けてみましょう。
ベストホームでは、屋根リフォームのプロが無料で点検を行い、お客さまのご自宅に最適なメンテナンス方法や屋根材をご提案いたします。
岡山市にお住まいの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。
屋根カバー工法の対応エリア
岡山市中区・岡山市東区・岡山市北区・岡山市南区
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